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発売日:1997-03-27
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Amazon人気商品ランキング/Miles DavispsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:1669/総ページ数:167 最終更新日:2008/07/25 Kind of Blueカスタマーレビューピックアップ JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、 JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。 数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、 例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。 さて、Kind of Blueである。 マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。 十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムのなかでも特に格好いいのだ。 マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中で再生できるほどだ。 マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。 多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。 マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。 モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。 だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。 マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい。 そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、 この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてほしい。 カスタマーレビューピックアップ steely danへのインタービューで 「これまでのアルバムの中で一番に気に入っているレコードは?」と D・フェイゲンとW・ベッカーが尋ねられ、 まぁ通常は、「プリッツェル・ロジック」とか何とか(つまり彼らのアルバム名を)言うところなんだけど 流石ね、かれらは 二人して声を揃えて 「kind of blue」って言ってたよ。 カスタマーレビューピックアップ ジョン・ゾーンやビル・ラズウェルから先祖帰りするという、変な道筋でジャズを聴き始めた私。なので、ハードバップまでのマイルスでは名盤といわれる演奏でさえも、正直古臭く感じつつ「古典」として頭でその価値を理解していたところがあった。 このアルバムも最初に聴いてからしばらく放ったらかしだったのだが、ハードバップ時代との断絶に気が付いた時に、この作品の革新性を追体験した気になった。コード(和音)ではなくモード(旋律)により曲を進行させるというジャズのスタイルの更新がこのアルバムでなされたことは有名だが、そういった理屈を超えて、侘びサビさえ感じさせるこの静けさで、モダン・ジャズのイメージがガラっと変わってしまった。この抽象的な静けさは確かに「モダン」だ。 僕と同じような初心者の方は、これより前のハードバップ時代のアルバムと聴き比べてみてください。でも、マイルス本人は何でこの作品を失敗作と捉えていたんだろう?こうやって、数世代に渡る熱狂的ファンによって色々な伝記的事実が語られ、また後から後から過去の録音作が今後も増殖すると思われるマイルス・デイビスという海に、僕もハマってしまったのでした。。 カスタマーレビューピックアップ モードだとか、名盤だとか歴史的役割だとか抜きにして、本当に何回聴いても飽きない アルバムです。 ウイントン・ケリーとエバンスの対比も面白いです。 カスタマーレビューピックアップ
さて、この名盤は、マイルスが失敗作としてとらえていることで、有名ですが…。人々の意見も別れていますけども、このアルバムの凄いところは、のちの音楽のヒントがちりばめられていることです。まずSO WHATのベースラインを早くすることで、ジェームスブラウンは、初のファンク曲を書き、ALL BLUEはEW&Fのヒントとなり、デュアンオールマンは、このアルバムを死ぬほどきき、マイルスとコルトレーンの対比を、ツインギターに置き換え、ジミヘンは、コルトレーンのシーツサウンドをギターに置き換えることで、ハードロックギターのもとをつくりました。SO WHATのように、ベースがソロを弾いて始まるなんて、それまでありませんでした。つまり、このアルバムは未来の可能性が詰まっていたアルバムだったのです。 'Round About Midnightカスタマーレビューピックアップ 限定で、2枚組のスペシャルディスクが輸入版で発売されています、問題は2枚目に納められているセッションです、1956年2月18日の西海岸「pasadena Civic Auditorium」における「Gene Norman Presents」のコンサートの模様が収録されています、そして、あのマイルスがモンクに文句!をつけた。Thelonious Monk本人が参加したRound Midnightが聞けるのです、実に面白い演奏で絶対のお勧め品です、CDのタイトルはRound About Midnight全く同じです、amazonの輸入盤の検索で私は購入しました。 カスタマーレビューピックアップ 1956年に発表したマイルスのアルバムです。 1曲目はセロニアス・モンクの曲を「マイルスの知恵袋」 とも呼ばれたギル・エヴァンスがアレンジしたものです。あとは チャーリー・パーカーの「アー・リュー・チャ」など 良質な楽曲が次々と飛び出してきて、これ以上ない満足感と 陶酔感を得られる作品です。ジャズ通の方から、ジャズを聴いてみようかなって 方まで誰にでもお勧めです^^ カスタマーレビューピックアップ ミュートを効かせたマイルス・デイヴィスの、いぶし銀の音色のトランペットがリーダー。彼の周りを、ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)の四人の仲間が遊星のようにめぐっている、そんな雰囲気のある一枚。はでな華やかさとか明るさとかはないけれど、聴くほどに味が出てくるマイルス・デイヴィス初期の作品集。 なかでも、ベースとドラムスが刻むリズムに乗って、トランペット、サックス、ピアノが順番にソロ・プレイを繰り広げる「All Of You」と「Bye Bye Blackbird」の二曲がよかった。ブルーズィな名演ですね。さらに、軽快な音楽がリズミカルに疾走していく「Ah-Leu-Cha」も素敵でした。 1955年〜56年にかけての録音。場所はニューヨーク、コロンビア・スタジオ・Dと、コロンビア・30th・ストリート・スタジオ。 カスタマーレビューピックアップ ●今から17年程前、私が初めて買ったマイルスのアルバムがこれです。当時、何となくジャズに興味を持ち始めて、「何かイイCDないかなぁ」と適当に選んだ1枚がこれでした。 その後、ジャズのCDをたくさん購入してきましたが、どういう訳かマイルス以外のアーティストは次第に飽きてきて、結局、大半のCDをディスクユニオン等の中古屋へ売ってしまいました。現在マイルスのCDだけが私の手元に残っています(公式盤・ブート盤合わせて200タイトル以上はあると思う)。 ●一昨年前の夏、このアルバムのLegacy Editionを購入しました。このアルバムの買い換えはこれが4度目でした。改めて聴きながら思ったことは、どの時代のマイルスも本当カッコいい、ということです。大袈裟な言い方ですが、ある種の美学をマイルスから教わった私であります。 カスタマーレビューピックアップ
「Kind of Blue」らと並び、必ず、ジャズ人気アルバムの上位に来るアルバムです。プレステッジを離れ、大手CBSに移籍しての第一弾アルバムでもあります。ジャケットが格段に格好良くなっているのも、そのせいでしょうか。 さて、サウンドですが、後年のモードを確立するまでのものですので、「Kind〜」のサウンドの特徴を「静謐さに潜む格好良さ」とするならば、こちらは、「熱さ」「ワイルドさ」でしょうか。ジャズスポットで、レコード針がアナログLPの音を拾いながらかかっているサウンドといえばわかりやすいでしょうか。それだけに、マイルスのプレイはもちろんですが、pのガーランド、bのチェンバースらも、熱気溢れる素晴らしいプレイを聞かせています。 夜中、どこかの酒場で、気のあったメンツと、お酒を飲む際、バックにかかっていてほしいアルバムです。 Sorcerer
特価:¥ 991(税込) 発売日:2008-04-29 売上ランキング:Musicで3564位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
1967年5月16・17・24日ニューヨークで録音。ただし『Nothing like you』だけ1962年8月21日の録音でメンバーも当時のメンバーである。なぜ、1:55のこの曲をこのアルバムに入れたのか不可思議である。 特にウェイン・ショーターが加入後、マイルスは徐々に自らの曲を演奏するよりも、メンバーの曲を演奏することを好むようになっていく。これはメンバーの成長を如実に表している事象でもある。 メンバーの成長によりメンバーの曲を演奏しながら、実はマイルスの奥底には1967年(つまり本作の年)に登場したジミ・ヘンドリックスに強いインパクトを受け、ファンクとエレクトリックへの止めようのない芽が目覚めていたと僕は見る。漆黒の闇のような完璧なこのクインテットのジャズも実はその時作曲してしまえば、そのような気持ちを吐露してしまいそうだからではなかったのではないだろうか? Filles de Kilimanjaro
特価:¥ 873(税込) 発売日:2008-02-01 売上ランキング:Musicで15413位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
60年代後半のマイルスはジャズの新たな変革への旅であった。ESP以後ウエイン・ショーターのカラーを前面に出し、自らは作編曲から一歩引いた形でブラックマジック的なミステリアスなサウンドを追求していた。マイルス・スマイルズ、ネフェルティティ、ソーサラといった傑作はマイルスの輝かしい経歴の中でもひときわ重要な意味を持ったアルバムなのだと思う。そん中、キリマンジャロの娘を高校3年のときにジャケットとタイトルに引かれ購入し、当惑した思い出がある。ビッチェズ・ブリューやインザ・スカイのエレクトリック・サウンドに比べると中途半端だし、メロディも奇妙な感じで乗り切れない。しばらくは、失敗したレコードとして、ほったらかしていた。ビッチェズ・ブリュー以後のマイルスは毀誉褒貶かまびすしいが、改めて60年代後半のマイルスに注目し始めてからこのアルバムの重要さがわかってきた。チック・コリアやデイブ・ホランドが参加した過渡期のマイルスだが、実はトニー・ウイリアムスを中心としたアルバムなのである。60年代後半のマイルス・サウンドの凄さは音が聴こえる部分以外から聞こえる何かがあるところだ。トニーのドラミングはそんな神秘的なリズムをたたき出し、我々を幻覚に陥れる魔力を持っている。背後にあるとてつもない音の予感。そんなマイルスの凄さを最近思う。 カインド・オブ・ブルー+1カスタマーレビューピックアップ モード・ジャズを探求していたマイルス・デイビスがその完成と60年代のジャズに対して決定的な影響力を持った傑作アルバムとしてあまりにも有名。マイルスの抑制の効いたトランペットはモード奏法の自由で新鮮なメロディー・ラインを実現している。「ソー・ホワァット」の静謐な出だしは、ポール・チェンバースの良く響くベースとビル・エバンスのクリアーなリフから始まり、マイルス、J・コルトレーン、キャノンボールと緊張の中にも寛いだ雰囲気で続けられる。3曲目の「ブルー・イン・グリーン」はジャズにおける美の極致を感じさせるトラックである。モードはジャズに限らず現在のあらゆる音楽の幅を広げ、音楽の豊かさを切り開いた。このアルバムこそ、その原点になったといえるだろう。 カスタマーレビューピックアップ ジャズ史上の大名作。だが、意外と批判対象にもなる。例えば、本作登場以前のハード・バップのような明解なモノをジャズの神髄とするなら、本作は当てはまらない。だから、「つまらない」と好き嫌いと批評を履違える人も出てくる。ただ、現代において本作を評するには、当時の状況への理解が必要だろう。初心者にとっては、聞きやすいけれども、少し平坦さを感じさせる部分があるかもしれない。それは、明解だが”単細胞的”でもあるハード・バップに対する意図が大きく左右しているからで、"微妙さ”や"大胆さ"というモノに注意を払う必要があると思う。また、マイルスだけではなくコルトレーンやエヴァンスの役割が大きい。時代の才能が集まって作り出された作品である。ただし名義は一人称なので、安易な神格化を招いたかもしれない。そして、それはマイルスの思惑通りではなかろうか。自分を取り巻く状況が良くなれば、部下も含めてやりたい事(やるべき事)がより自由にできる。マイルスは偉そうにしているが、実際にそれに値する役目を果たしていたのだ。マイルス論にそれるので、まとめる。例えば、本作とそれとは別ベクトルの作品(例えば、モブレーやモーガンのブルーノート1500番台)を聞き比べてみるのが、モダン・ジャズの入り口としては良いのではなかろうか。ハッキリと嫌いでない限りは、聴き続けるうちに本作はとっておきの愛聴盤になるだろう。 カスタマーレビューピックアップ このアルバムはジャズと呼ばれる音楽の中でも一際輝きを放っている異次元のアルバムなのです。他のジャズとはまったく異なる音楽です。でも、ジャズの中で一番かっこいいアルバムは何か?と問われれば僕は間違いなくこのアルバムを挙げるでしょう。 カスタマーレビューピックアップ 1959年作品ということだが、これ以来音楽業界は一体何をしていたのだろうと思うほど、新鮮で、今日のどのアルバムより新しい。 So whatは、ピアノのイントロ、ベースのあと、これまで聴いたこともなかったような新鮮な和音が弾かれる。終始ピアノがリードする。トランペットに次いで入ってくるコルトレーンはどう猛さを隠して、急に洗練されて聴こえる。アルトサックスの澄んだ高音は純粋に生理的に気持ちがいい。Freddie freeloaderはエバンス抜きのおまけ。 Blue in greenは、ピアノの和音から入る。マイルスのソロもしびれる。意外にも、コルトレーンにまで寂寥感がひしひしと伝わる。asは抜いてシンプルにし、ピアノの和音 vs マイルスのバラードという対比を明確にしている。All bluesは作品中唯一リズムが強調された曲。やはりマイルスとエバンスの掛け合いが焦点になっている。コルトレーンは壮大な表現。そして総括するかのようなエバンスのソロ。これを聴くと、多々聴かれるライブでのこの曲は少々雑である。 Flamenco sketchesは静かなピアノの主題とベースで始まる。静寂なトランぺットの主題。後のソロの世界につながるかのようなコルトレーンのゆったり気を大きくもったバラード。asのソロを経て、まさに曲の主題である、水表面をゆらゆら漂うようなエバンスが出てきて、最後マイルスが短くまとめる カスタマーレビューピックアップ
そのとおり!ジャズって難しい音楽だと思っている方多いと思いますが、モードジャズは違います。多少のセンスとわずか演奏技術さえあれば簡単にチャレンジできるのです。1曲目のSO WHATは代表例です。CとD♭のメジャースケールをそれぞれDmとE♭mのキーに乗っけて(音階はドリアンになる)奏でるだけという、まさに単純明快。私はこれでジャズの幅を広げることができ、応用も利くようになりました。実際コードだらけの譜面で行き詰まりを感じていたマイルス自身が打開策として提唱したきわめてシンプルなジャズ。これを発見したマイルスはやっぱり偉い!(ただ、コルトレーンやキャノンボールは吹きまくってモードの本質から多少ずれていますが・・・)ジャズをはじめたい楽器演奏者にもお勧めの1枚! Miles Smilesカスタマーレビューピックアップ 三曲目の名曲「フット・プリンツ」の冒頭、ロン・カーターのおごそかでかっこいいベースラインに導かれて、マイルスとショーターによる品があっておだやかで美しいテーマメロディーが流れはじめます。その刹那(0:25あたり)、右チャンネルから「ケホッ」というセキなのかクシャミなのかどっちともつかないもの(たぶん犯人はトニー・ウィリアムス)が聴こえてきます。普通だったら「コラッ!」と言いたくなる所ですが、この曲を最後まで聴き終えるころにはそのあまりの名演ぶりに文句なんて言えなくなってしまいます。本作は全曲一発オーケーのワン・テイクのみで録音されたと言われています。そしてそれら全てが名演ぞろいで、録り直しの必要なしの感を強く抱かせられます。 マイルス個人に目を向ければ、本作は彼の純粋なジャズ・トランペッターとしての最後期の演奏が聴けるものと位置づけることが出来るかもしれません。次作の「ソーサラー」以降、マイルスのソロは少しずついわゆるジャジーなスタイルから遠ざかっていくことになるのです。本作のマイルスは、前作「E.S.P.」よりさらに破壊力を増したトニーのドラムにプッシュされて、鋭く猛烈にジャジーに吹きまくっています。 カスタマーレビューピックアップ ウェイン・ショーター加入後のマイルスは、次第に弟子達に作曲を任せるようになり、その関係もあってか、サウンドのイメージが徐々に変わってきています。卑近な例を挙げれば夜更けのジャズ喫茶で鳴っているクールな響き。あるいは前衛と伝統の交差する響きです。とっつきにくい面もありますが、何度か聴き込むうちに打ちのめさせる傑作! カスタマーレビューピックアップ 60年代後半のマイルスはとにかくすごい。コルトレーンが聖者として神の国に近づきつつあった頃、悪魔と契約するかのごとく黒魔術の世界に突入し、神秘を漂わせていたのだから。ショーター、ハンコック、カーター、トニーを含む鉄壁のクインテットはフリー・ブローイングのエクササイズを十分すぎるほど積んだ後、ジャズ芸術の最高の高みにたどり着こうとしていた。そのサウンドは音を超え、リズムの限界を極め、インプロビゼーションの無限の可能性を示した。そこにあるのは抑揚のある音の遠近法を超越したフラットなそれでいて等価値に音が存在することのすばらしさを教えてくれる魔術の世界である。おそらくこの頃のマイルスはジャズにおけるアコースティック・サウンドの最高の表現を完成させたのではないだろうか。数あるマイルスの傑作の中でも5指に入る名作だと思う。 カスタマーレビューピックアップ 1966年10月24・25日ニューヨークで録音。 ウェイン・ショーターの参加は『イン・ベルリン』からであるが、サックス奏者としてだけでなく作編曲に素晴らしい才能を持っていたショーターの加入はマイルスが自身のアルバムで自身の曲を演奏するのではなく、メンバーの曲を演奏するという選択をさせるようになる。簡単にショーター加入後のアルバムを列記してみると、 1966年10月『マイルス・スマイルズ』 1967年5月『ソーサラー』 1967年6月・7月『ネフェルティティ』→ここで、ジョン・コルトレーン死去 1968年1月・5月『マイルス・イン・ザ・スカイ』 1968年1月・9月『キリマンジャロの娘』 1969年2月『イン・ア・サイレント・ウエイ』 と繋がっていく。 『E.S.P.』では4曲作曲していたマイルスは本作『マイルス・スマイルズ』では1曲になり、1967年5月『ソーサラー』と1967年6月・7月『ネフェルティティ』ではついに0となっている。メンバーの成長によりメンバーの曲を演奏しながら、実はマイルスの奥底には1967年に登場したジミ・ヘンドリックスに強いインパクトを受け、ファンクとエレクトリックへの止めようのない芽が目覚めていたと僕は見る。漆黒の闇のような完璧なこのクインテットのジャズも実はその時自身で作曲してしまえば、そのような気持ちを吐露してしまいそうだからではなかったのではないだろうか? 真のミュージシャンは心に目覚めた気持ちを隠し通すことは出来ない。ファンクとエレクトリックへの止めようのない芽はマイルスの中で急速に巨大化していく。そして全てを吐露したのはその3年後だった。 カスタマーレビューピックアップ
64年「Four & More」、65年「Live at the Plugged Nickel」といった超絶ライブを経て、満を持しての 66年スタジオ録音ですから、物凄いアルバムなのは聴く前から明らかです。遥かな高みに到達したクインテットの、緊張感・疾走感にみち、アブストラクトな魅力あふれ、オリジナリティの固まりみたいなこのアルバム、最も進化したアコーステック・ジャズの一形態を感じます。 個人的には特に前半3曲、聴いていると体に電流が走ります。Ron Cater のベース・ラインが印象的な Shorter 名曲「Footprints」など どうですか! 空間をねじ曲げる磁力を放つ Miles のトランペットに、テンションを自在に操る Shorter の神懸りテナー。Herbie Hancock の異次元から飛来してきたかのような恐るべきバッキング。Tony Williams のドラムがまた、この楽器が生命体であることを感じさせる驚愕の体験。金縛りです。あまりのカッコ良さに身動き出来ません。 At Newport 1958
特価:¥ 862(税込) 発売日:2008-02-01 売上ランキング:Musicで5662位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
1958年の真夏の夜のジャズのドキュメント映画を見たのは確か80年代初め、別府で行われた国際ジャズフェスティバルの関連イベントでのことであったと記憶する。(余談だが、当時上映会場となった別府国際観光会館で同じエレベーターに油井正一氏、岩波洋三氏らと偶然乗り合わせたのには驚いた)この有名な映画こそジャズの魅力を存分に伝え、多くのファンを虜にした伝説的な映像である。アニタ・オデイ、モンク、サッチモなど数多くのスターが登場し人々はそのステージに酔った。そのときマイルスはモード・ジャズの追求の真っ盛りで、最も革新的なジャズの伝道者であり、同時に帝王マイルスという不動の地位を築き上げていた絶頂期でもあった。コルトレーン、キャノンボール・アダレイなど大物ホーン奏者を擁し、颯爽と登場したマイルスは火をはくような激しいテンポでアー・リュー・チャーやストレイト・ノー・チェイサーを演奏した。このときのドラムがジミー・コブであったというのが意外で、フィリー・ジョーを髣髴とさせる驚くほどアグレッシブなドラミングを展開している。しかし同時にフラン・ダンスやバイ・バイ・ブラックバードなどのリリカルなミュート・プレイも聴かせる当時のマイルスの奥行きの広さをライブでも感じさせる。セクステット時代はピアノ、ドラムスなどリズムセクションが定まらず、2年くらいの活動時期で、アルバム的にも必ずしも多く残していない。それだけにこのライブ盤の価値は、あの映像と併せ、大きくそして重要なアーカイブなのだといえよう。 Miles in the Sky
特価:¥ 862(税込) 発売日:2008-02-01 売上ランキング:Musicで12348位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
マイルスの前衛性は常に時代に先んじていたため、後を追いかける我々にとって評価のタイムラグを生じさせ、過去のマイルスを懐かしむという現象が起こる事を避けられない。60年代のマイルスについて言えば、モードジャズからフリー・ブローイング時代に、ようやく50年代のハードバップ時代への評価をしていた我々が、ESP以後のマイルスの斬新さに置いてけぼりを食らうはめになっていたのではないだろうか。マイルス・スマイルズ、ネフェルティティ、ソーサラと続くブラックマジック・サウンドはフリー・ブローイングからの本格的ニューサウンドへの取り組みであり、その創造性の高さは現在でも検証が不十分なのかもしれない。そんな折にリリースされたこのアルバムは、8ビートとエレクトリック・サウンドを導入したさらに新たなマイルスの試みであり、先進してやまない新境地を見せた問題作であった。アルバム・ジャケット自体がロックのアルバムのようなビジュアルで印象的なデザインである。リー・モーガンのジャズ・ロックが中途半端な存在に感じられるほど、マイルス・イン・ザ・スカイの新しさは時代の2歩くらい先に位置したアルバムだったのであろう。インナ・サイレント・ウェイ、ビチェズ・ブリューと続くマイルスの快進撃はここが原点であり、エレクトリック・サウンドの嚆矢にいまさらながら拍手を送りたい思いにかられる。 Nefertitiカスタマーレビューピックアップ 『ウェイン・ショーター自伝』という本がある。内容についてはもちろんウェインがメインで、しかも内容的にウェインの内部世界の内容が濃く、関心のない人には至極重い本なのでお薦めというほどではない。この本を読んでいて俄然面白いのはマイルスの肉声が出てくる部分だ。 当然、黄金5の時代から、そのヴェールに包まれた世界が明らかにされるのだが、一番読んでてのけぞるのは「サンクチュアリ」と称された章の、出だし4ページだ。アドリブに対するマイルスの凄過ぎる、鋭過ぎる語りがありそのあと、この『ネフェルティティ』の録音風景が描かれる。 まず、ウェインがこういう(タイトル)曲を書いてくること自体が既に異常事態だが、マイルスは冷静にリハを終えると提案する。「この曲いいメロだから、アドリブなしってのはどうだ?」当然、残りの4人は醒めた笑いを浮かべるだけだ。そんなことをするジャズ・ミュージシャンはいないからだ。そしてマイルスは言った。「そう、それだ。だからやるんだ」 本当に、マイルスの真に否定することなど一切できない、帝王としての威厳。大胆な解釈。その結果がコレだ。思わずトニーになったつもりでドラム叩くマネをしてしまう。思考回路がフッ飛ぶ。 そしてこの体験は貴重だ。よく『アガルタ』を大音量で聴き込めばエレキ・マイルスの真の姿が見えてくる、というが、私はまずこの『ネフェルティティ』を1度聴くことをお薦めしたい。意味さえ分かれば、『キリマンジャロの娘』以降、壮絶なラスト『ドゥー・バップ』まで、まるでジェット・コースターのような体験ができる。そして気が付くと竜宮城に滞在していたかのようにマイルスを聴くだけで1年くらいすぐ終わる。そのような稀有な体験ができる招待状である。必聴。 カスタマーレビューピックアップ あまたあるマイルスの作品の中でもあまり語られる事がない本作だが、アコースティック時代の最高傑作であろう。とにかくこの作品で、マイルスはジャズ・ビートの範疇で出来る事は完全に極めつくしてしまった。 それ故に次作「イン・ザ・スカイ」からは、8ビートとエレクトリックの導入に踏み切るのだ。 どこをとっても一部のスキもない完璧な作品だが、特にマイルスとショーターがノーアドリブで延々とテーマ・フェイクを繰り返すタイトル曲の「Nefertiti」は、マイルスが見てしまった「JAZZ」と云う音楽の臨界点を、凍りつく様な冷徹さで我々の前に提示する。 これ以降マイルスは、二度と「JAZZ」と云うフォルムに立ち戻る事はなかった。「JAZZ」に対するマイルスの最終回答とも云うべき作品だ。 カスタマーレビューピックアップ 「マイルス・スマイルズ」辺りまではまだマイルスのジャジーなソロが幅を利かせていたけど、このアルバムまでくると他のメンバーに合わせてホーンで色を表現するようなプレイに変わっています。またショーター色は4作中一番強いです。 1曲目、2曲目と続くショーター作の幻想的なバラードが、エジプト神話アスプの魔力のように眠れ眠れと夜に誘ってきます。他の曲もテーマメロディー自体はシンプルだけど、各メンバーがムードを保ち素晴らしいソロを聴かせるので心地よい緊張感があります。リズムの格好良いハンコックの「Riot」にも痺れます! またボーナストラックで「Hand Jive」が2連続で収録されていて、普通だったらこんな収録の仕方して馬鹿やろうですが、どちらもショーターのソロが素晴らしいので大満足です!別テイク「Pinocchio」はネフェルティティの2匹目のドジョウを狙ったようにテーマを繰り返すバージョンで面白いですが、アルバムの最後を絞める曲としては良いです。 トレーンも急逝し混沌としたシーン、この「NEFERTITI」をもってアコーステック・ジャズは一つの幕を迎えるのでした。 カスタマーレビューピックアップ 常にジャズの王道を歩いてきたマイルスにとって60年代後半は、自らのサウンドを決定付けるモメントであったと言えよう。ESP,マイルス・スマイルズ、などウエイン・ショーターとのコラボレーションが、いよいよ完成に向かっているころの録音である。Nefertitiではテーマだけを延々と吹き続けるマイルス。そこには、奇をてらった音楽はなく、限りない美とダンディズムが感じられる。Fallもどこかで聞いたような懐かしさと叙情性。ハンコック、カーター、ウイリアムスも絶好調。エレウトリック・サウンドもいいがやはりこの頃の演奏には格調と美意識が感じられる。 カスタマーレビューピックアップ
トニーウィリアムスとロンカーターが作り出すリズムのうねりが強烈で、聴き出すと催眠術のように体が動かなくなる感じ。"Nerfertiti"で、同じ旋律を繰り返してやって終わって行くのですが、途中でマイルスとウェインが同じ旋律を吹いていても故意にずれていくところがスリリングで聴いていると身悶えするほど。"Fall"のハーヴィーのソロがこのアルバムでは一番驚きました。空間を浮遊するようなセンスに驚きます。続くウェインもすさまじいのですが、彼のソロのバックでマイルスがミュートでメロディをずっと吹いているところが不気味。"Madness"のウェインショーターのソロも衝撃的で息をのむ凄さなのですが、バックでハービーがバッキングをしていない。それがウェインが宇宙空間を突き進むような感覚を作り出していますね。"RIOT"は、名曲ですね。美しい!"Pinocchio"は、ますますコクが出て来て、ウェインのソロを聴いていると口が開いてぼ~っとしてくる。ウェインの作曲した3つの曲が素晴らしい。ただ、トニーとハービーが作った曲もそれぞれクオリティが高く、トータルにまとまっているし、なによりも聴くとショックが大きい。こんな演奏を続けていたら心臓発作で倒れるんじゃないかと思えるほどの集中力と超人的な美意識の賜物。Alternate takeもそれぞれ素晴らしく、マイルスのソロも光っている。しかし、全部聴くと体がばらばらになりそう。 The Man with the Horn
特価:¥ 864(税込) 発売日:2008-03-01 売上ランキング:Musicで23958位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
1981年リリース。『新生マイルス』の6年ぶりの復帰作。 破綻をめざして突っ走り、『アガルタ』・『パンゲア』で通り越したマイルス。そこでミュージシャンとして終わってしまっても良かったのかもしれない。単なるジャズ・ミュージシャンの一人であれば、突っ走ったあげくの死というのもそれなりにカッコよかったろう。しかし、マイルスは創造をやめない現役にこだわり続けた。まったく後ろを省みず、自ら良しとするものは取り上げるという姿勢を貫き通した。これは真似ができない生き方である。それが6年間のブランクの後の復活ということになる。 CBSのこの復帰作はマーカス・ミラーの徹底的なサポートのもとに成立している。それ以外にもマイルス自体を大衆化というか時流に乗せて売り出そうという、スタイリストも演出家も全てがチームを組んだようなCBSの恣意も見え隠れする。しかし、マイルスの復活したトランペットはそういった幾多の恣意や意図をくぐり抜け、自らの意思を伝えてくれる。そこに僕はシビレル。 もはやジャンルでもなく、曲でもなく、フレーズでもない。僕は最後のスタートを踏み出したマイルスの『音』そのものにシビレル。それは恣意や意図といった雑なるものを超越した光だ。 |
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