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発売日:2002-03-27
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Amazon人気商品ランキング/George SzellpsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:597/総ページ数:60 最終更新日:2008/11/19 ヘンデル:水上の音楽カスタマーレビューピックアップ 音楽を聴く楽しみは、何といってもその演奏を聴いて、自分が心も身体もウキウキとするところにあるだろう。それはその音楽の流れと自分とが一つになる経験をするということだ。音楽の様式がどうのこうの、時代考証がああだこうだというのはその次に来るべき問題である。 このセルのヘンデルを様式や時代考証の点から否定するのは簡単である。しかし、だからといって多くの人から支持されてきたこの名演に対してダメだしすることは短慮である。専門の音楽学者でもない素人が、しかし本当に心からクラシック音楽を愛する者が、いい音楽だという演奏はやはりすばらしいものがあるのだろうし、私も実際聴いてみて引き込まれた。これは、偉大な表現であることに間違いはない。録音もオリジナルテープからの復刻で鮮明。表現もかえって斬新。 ただ、バロックを愛する者としては、ガーディナーやピノックなどの古楽器による(パイヤールやマリナーによる現代楽器によるものでもいいが)名演を聴いて、なおかつ余裕があればこういう演奏も聴いてほしいと思う。だから四つ星である(演奏そのものは五つ星)。そうするほうが、この厳格さの中に人間くささを漂わせた大指揮者のヘンデルの良さもよりはっきりとわかると思う。 カスタマーレビューピックアップ ジョージ・セルと言えばクリーブランド管弦楽団ですが、他のオーケストラでもいくつか名盤と言われるものを残しています。その一つがこれです。 弦楽器なんて何プルトあるんだと言いたくなるぐらい厚い音。古楽器全盛の現代では考えられない録音です。時代考証的には絶対に間違った演奏でしょう。でもたとえば、《王宮の花火の音楽》の「序曲」後半における躍動感。この心弾むような気分こそ、ヘンデルが表現したかったものではないでしょうか。 普段は古楽器演奏を好む私でも、ここまでやってくれれば完全にノックアウトです。 カスタマーレビューピックアップ 演奏芸術の世界は、表現の手法も含めて古楽器というジャンルと、現代楽器(普通の楽器)というジャンルと二手に分かれてしまった感がある「今」だが、古楽器の時代の音楽を現代の編曲術を駆使し普通の楽器で演奏する、と言うことの重大な意味を思い知らされた一枚。こんなに雄大で真剣な(古楽器の頃はもっと遊びの精神があったかもしれないが)表現を聴くと、古楽器に「偏って」音楽を論じていた自分が哀れで情けなくなった。それにしてもこのセルのような人が実在したことが今の音楽界(古楽も含めて)を見ていると嘘のようだ。 カスタマーレビューピックアップ
ヘンデルの曲の華やかな感じを、セルがとってもうまく表現していると思います。堂々としていて、華やかで、聴いているだけで幸せな気分になれると思います。元気になりたい時、気分がのらない時にぜひお奨めです。 ドヴォルザーク:交響曲第8番カスタマーレビューピックアップ ジョージ・セルという人は、指揮棒を持った冷血漢として、オケの団員には毛虫のように 嫌われていたという。 辛気臭く、かつ厳しさそのもののリハーサル。情け容赦ない団員の雇用解除。etc… しかし、その指先からは正確無比で完璧なアンサンブルがつむぎ出される。 セル&クリーブランドは、ライナー&シカゴ、オーマンディ&フィラデルフィアなどと 競り合いながら、全米の、そして世界のオーケストラの演奏水準を飛躍的に高めた。 その功績は非常に大きい。 ただ、セルの指揮は完璧さを追求するがゆえにやはり「冷たい」と評されることも多い。 実際ドイツ物など、ここまで堅苦しくオケをコントロールしなくても… と思うこともある。 だがその完璧主義者も「おくにもの」である東欧の作曲家の曲を振るときには、一種独特の あたたかみというか、血の通ったものが不思議と演奏にあふれてくる。 ヤナーチェクしかり、コダーイしかり、そしてドヴォルザークしかり。 この「ドボ8」も、本当にあたたかな、素朴な情趣をいっぱいに湛えた、それでいて完璧な 演奏で、内容の充実感ではソニー・クラシカルから出ている同演奏者・同一曲の録音を はるかに凌駕する。 特に2楽章の、のどかな田園に突如暗雲が垂れ込めたかのような激変! そしてその後、また静けさを取り戻す風景の、なんとやさしげなことか… 冷血漢が一瞬だけ垣間見せる天使のように柔和な表情に、あえなくノックアウト。 ああ、これぞ究極のツンデレ演奏だ。 カスタマーレビューピックアップ セルの名盤は幾らでもあるでしようが、最後の、しかも最高の演奏と名高いものです。日本での演奏旅行の後、間も無く癌で亡くなった。日本ではセルのレコードはCBSからのものが多くEMIは珍しいので特に記憶に残るもの。初めて聴いた曲が「田園」だったが第一印象はガッチリと強固な演奏なので硬いと思った。何処かトスカニーニに似ているなとも感じた。後で知ったことであるが矢張りトスカニーニ/NBC交響楽団と深い関係があったと聞いて何か納得出来た様な気になった。セルはラインスドルフの後継としてクリーブランド管弦楽団を鍛え上げアメリカ屈指のオーケストラに成長させた。最近、ヨーロッパ時代の録音が掘り起こされているが基本的には変化は無く、恰も一つの強靭な塊みたいな演奏と表現できる。セルは完全主義者だと言われて一部には演奏が硬くて冷たいとか評価があったらしいが、一度聴くと忘れられないのは洗練された深い裏付けが聴く者の心を捉えて離さないからであろう。ドボ8の郷愁に満ちた心休まる名曲を白鳥の歌となったセルの名演で‥‥。 カスタマーレビューピックアップ
ジョージ・セルはハンガリー出身の偉大な指揮者で、クリーヴランド管弦楽団と多くの名録音を残した。この録音と同じ年に日本にも訪れて、大変な名演を残している。それはソニーから発売されているからそちらも聴かれる事をお勧めする。彼の音楽はスコアの透徹した読みと徹底的なオーケストラの練磨によって作り上げられた芸術で、整然としたアンサンブル、洗練された響き、緊張の糸がピンと張った全体の構成感などまさに完全に磨き上げられたガラス細工のようなものである。それはモーツァルトに特に顕著に現れている。この事は逸話としてウィーンフィルに客演した時に「クリーヴランド管弦楽団はこのレベルから始まる」といったという事からも理解できるだろう。このような大指揮者なのにも関わらず来日するまでは日本ではあまり知られず、人気もなかった。今でも知らない方がいらっしゃるかもしれない。確かに彼の演奏は我々聴き手に媚びないため、好き嫌いがはっきり分かれるだろう。そのため、多くは初めてその曲を聴く方にはセルの演奏はお勧めできない。しかし、ここに収められたドヴォルザークは彼の最後のレコーディングで彼の総決算であり、私は第一にこれをお勧めしたい。それは、上に述べた彼の個性がそれほど前面に出ていないからである。 交響曲では第一楽章の冒頭の弦や第三楽章の主題など洗練されてはいるが、それが大変ロマン的な美しさと温かさに満ちている。これはハンガリー出身の彼の望郷の念から出たものかもしれない。他の楽章でも整然としたアンサンブルで見事な演奏がされているが、そこから木漏れ日の如く温かさと優しさが滲み出ている。これが彼が到達した偉大な芸術である事がわかるが、それにひれ伏すような感じではなく妙に楽しさと親しみを覚えるのである。そのため聴いた後には何か後味が良いのである。 一方、余白のスラヴ舞曲は彼の癖が出た演奏である。テンポやダイナミズムなどが独特であるから、好き嫌いが分かれるかもしれない。しかし、整然としたアンサンブルである事に変わりない。 私はこの録音を聴いて芸術というものを改めて考えさせられた。昨今、耳あたりの良い音楽やクラシック音楽を勝手に編曲してコマーシャルなどに用いる甘ったるい感傷的ロマンがもてはやされているが、セルの演奏を聴くと厳しく音楽と対峙し、その本質を聴衆に伝えようとする音楽的使徒の精神にただただ感服するのである。このような人が少なくなった現在、この録音は大変貴重である。ぜひ、この演奏を聴いて考えて頂きたい。 Tutti!, Orchestral Sampler
特価:¥ 1,717(税込) 中古品¥1179 より 発売日:1998-02-24 売上ランキング:Musicで55525位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
ここまでグランカッサの響きが明確に録音されているCDは珍しい! 特に5曲目、11曲目などは、ホールで聴いているときに匹敵する「地響き」の感動が、自分の部屋でも味わえます。オーディオマニアにとっては低音のリファレンスCDになること必死。大音量で聴いても苦情が来ないお昼間に、ボリュームを出来る限りあげて聴きましょう。 R.シュトラウス:歌曲集カスタマーレビューピックアップ
リヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」は彼の最後の歌曲であると同時に、彼の最後の完成された作品である。彼は20世紀の無調や十二音技法といった抽象的な音楽に傾いていた時代にあっても最後まで調整感とロマン的抒情から逸脱しない作品を残した。いや、むしろ最高度に洗練された抒情と言う事ができるかもしれない。この最後の告別の作品はそうである。始めの3曲はヘルマン・ヘッセ作、第四曲はアイヒェンドルフ作の詩に基づいており、それらの詩の内容と相まって、老境の諦念や死への予感、自然賛歌が後期ロマン派特有の大管弦楽と無調に接近する調性感を用いて大変甘美な色調と清澄な響きをもって表現されている。その感動的な美しさは我々を隔絶した世界へと誘ってくれる。あたかも太陽の光が崇高な輝きを放って夜の世界へと沈んでいくかの如くである。 この曲の表現に当たって最高の指針であるのはこのシュワルツコップとセルによる不滅の演奏だろう。シュワルツコップの清澄な歌唱とセルの精緻でおおらかな指揮はこの曲の美しさをすべて表現し尽くしている。何と清らかで同時に甘美な趣に満ちていることか。私はこれまで聴いてきた曲の中でこれほど美しい響きを持った曲は聴いたことがない。まさにここには黄昏を迎えた作曲者の想いと演奏家の厳しく、気高くも心の底からの共感が無上の形で結実していると言う事ができよう。まさに天上の歌唱と言えよう。なお、作曲者はヘッセの詩をもう一つ加えて全5曲にしようと当初は考えていたらしく、彼の死後、彼の机の上には第四番となるはずだった作品の数小節が置かれてあったという事である。そして、作曲者はこの曲の初演を聴く事無くこの世を去ってしまった。もし彼がこの演奏を聴いたらどのように思ったであろうか。 また、このディスクに収められた他の歌曲もすべてソプラノと管弦楽で演奏されているが、どれも素晴らしい演奏である。その中でも作品27-4の「明日」の崇高で敬虔な美しさは涙が出るほど素晴らしい。愛し合う二人が互いの苦しみを慰め合い、生きていこうとする姿がありありと浮かんでくる。前奏の独奏ヴァイオリンはその二人の愛の祈りが天上に飛翔していくかの如くである。これは作曲者が失敗作を出してしまった後の苦しい時期の作品であるが、その苦しみと祈りがここに表現されているのかもしれない。それと同時に、この曲を心の底から偽りなく感じ取れる事ができるのは同じ生きる事の苦しみを体験した者だけであろう。芸術はそれを聴く者によって大きく異なるというのはこの意味ではないだろうか。それだからこそ芸術が人間にとって生きる勇気、慰めとなり得る大きな力を持っているのである。 メンデルスゾーン : 交響曲第4番「イタリア」&劇音楽「夏の夜の夢」 他カスタマーレビューピックアップ セルは、数年前まではすごく苦手な指揮者だった。曲を始めて聴くには、難しすぎた。しかし、この1年セルを聞けるようになってきた。イタリアは、トスカニーニの名盤がある。あの引き締まった、前へ前へ駆け抜けるあのトスカニー二の演奏はベストのひとつと思う。このセルの演奏も1楽章から何とすがすがしく緻密な演奏だろう!こういうアンサンブルで、こういう響きを出せる指揮者がいた時代があるんだなと感激した。カラヤンのベルリンフィルではでない。(聞き比べると非常に面白い)オケをきたえ、精鋭部隊にしたセルの手腕はすごい。ただし、セルの演奏はセル独特の癖(言い回し)があるので、1度聞いてあわないだめと判断せず、数回繰り返し聞くと理解できてくる。自分の仕事に没頭している人には、セルの演奏がスムーズに入ってくると思う。セルの音楽作りは甘くない。そんな感じがする! 結婚行進曲、名盤といわれているクレンペラーのものと比べると面白い。すごくセルの演奏が心を躍らせる。これ1曲でもこのCDは買う価値アリ。 カスタマーレビューピックアップ 『夏の夜の夢』の録音を1957年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮してフィリップスに遺しているセルですが、それから10年を経て1967年に録音された、「自分の楽器」であるクリーヴランド管弦楽団を指揮してのこの『夏の夜の夢』は、コンセルトヘボウとの演奏とは比較にならないくらいに優れています。しばしば音質が悪いなどと評され、バーンスタインの陰に隠されて……と言われがちなセルのCBSへの録音ですが、少なくともこの盤に関しては、演奏は云わずもがな音質の点でも文句の付け所が無いように思われます。試しにこの曲の「序曲」をお聞き下さい。管楽器による導入に続くヴァイオリンの微音による合奏を耳にするだけで、この演奏が並々ならぬものであることがお分かり頂けるものと思います。 精緻であるばかりでなく、溌剌としまた愉楽に満ちたこの弦楽合奏を耳にしたら、どうしてその後に続く演奏もまたきっと素晴らしいものであるに違いない、と期待せずにいられるでしょう? 蛇足ですが、『フィンガルの洞窟』も文句無しの名演です。 カスタマーレビューピックアップ
いわずと知れた「イタリア」のベスト盤。セル時代のクリーブランド管の一糸乱れぬ恐るべきアンサンブル能力が堪能できます。セルは、ベートーヴェンを演奏するときには楽器間のバランスがいまいちの時が多いですが、メンデルスゾーンのようなオーケストレーションの薄い曲の時には、バランス、音色共に計算されつくされていて最高です。昔のアメリカのオケ特有のメロウで落ち着いた音色もいいです。 チャイコフスキー : 交響曲第5番ホ短調
特価:¥ 1,646(税込) 発売日:1995-08-21 売上ランキング:Musicで54140位 ユーザー評価: Music / 通常3~4日以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 手持ちのLPがへたれて来たので購入しました。 なんか違和感があったので聞き比べてみると、明らかにこのCDでは 過剰な残響が追加されててセル/クリーヴランド菅の硬質な響きが台無しです。 早急なるリマスタリング or SACD化を期待します。 (LP再発売でもいいけど…さすがに無理か) カスタマーレビューピックアップ 素晴らしいレコードだ。 この演奏に比肩するのは、私に言わせればカラヤン・ショルティ、ムラヴィンスキーのレコードくらいだろう。 しかし、最近、セルのSACDを聴く様になってわかったのだが、CD音質では、セル&クリーブランド管の当時の凄さは伝えきれていないっ!セル&クリーブランドの演奏水準はこんなものではないっ!!このレコードもいち早くSACD化をしてほしい。既発売のセル&クリーブランドのSACDから推測するに、おそらく、木管陣ももっと輝かしい音色であっただろうし、当時最強と言って良い、弦セクションももっと厚く響いているだろう。 SACD化されれば、このレコードがもっと素晴らしい、腰を抜かすほどのものである事が再確認できると思う。SACD化されたら星5つ満点にします!SONYさん、頼んまっせっ!!! カスタマーレビューピックアップ チャイコフスキーというと、お涙頂戴の演奏が、圧倒的に多い。そんなCD、一回聴くと飽きちゃうんだよね。ムラビンスキーの演奏がいつまでも支持されるのは、冷血で突き放した彼の性格がオーケストラの楽員に十分浸透していて、楽員全員が美しいメロディーに酔いしれるゆとりが無いからだ、と思うのは間違いかしら。セルの5番。曲に対するイメージが変わるね。第2楽章の、アンダンテ・カンタービレ。暗い弦の序奏の後のホルンが出るところ。なんとすばらしい、テンポと曲想。ここを聴くだけでも、価値のある演奏ですね。チャイコフスキーが苦手だった私の、いつまでも大切にしたいCD。 カスタマーレビューピックアップ
この5番は、過度な感傷を避け、この曲特有の重たいイメージをあまり感じさせず、それでいて決して無機質ではない。 セルにより鍛えぬかれたオーケストラは、第2楽章で美しい旋律を豊かに奏でたかと思うと、一転、終楽章では一糸乱れぬ超人的なアンサンブルで聞き手を圧倒する。 イタリア奇想曲でも完璧なアンサンブルと超絶技巧が堪能でき、しかも楽しい。こんな演奏は他に類がない。 ライヴ・イン・東京 1970
特価:¥ 2,520(税込) 中古品¥2251 より 発売日:2004-11-17 売上ランキング:Musicで65339位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ これだけ大絶賛のレビューが並ぶと書きづらいなぁ(苦笑)…当時としてはセルの来日自体がセンセーショナルな事件だったことも分かります。演奏もライヴならではの気合いが感じられる凄まじい演奏だということも伝わってきます。でも、当時のセルのカリスマ性を知らず、最近ようやくセル&クリーヴランドを聴き始めた私が、この「歴史的名盤」を聴いて率直に感じた感想を一言。…ちょっと荒い。そして少し表現がクドイなぁ。気合い入り過ぎ。特に弦。メンバーの3分の2を入れ替えたと言うセル手腕のオケはよほどのヴィルトゥオーゾ集団と見えるが、あまりにも弦がガリガリ弾き過ぎ、1つのパートが1つの音に聴こえない。スタジオ録音のCDで聴くクリーヴランドは、ドライだが音に艶があり、こんなに荒くはない。残響に乏しい会場やダイレクトな録音の音質のせいもあるのか、今一つ音が溶け合って響いてこないなぁ…そしてもう一つ言えば、なぜこの選曲だったのだろうか。モーツァルトは特に弦の荒さが目立つ。出だしの「タララ-タララ-タララ-ラー」を聴いて私は何か違う、と感じた。荒いだけじゃなく何か押し付けがましく聴こえる。もっと自然にサラリと弾いてほしい。そしてシベリウス。このコンビでは北欧の雰囲気は出せない。渡邉暁雄&日フィルのシベリウスを聴いて育った私には、このスピードと雰囲気は今一つ馴染めない。ベートーヴェンかチャイコフスキー、「ザ・グレイト」あるいは得意の「オケ・コン」あたりのライヴなら聴いてみたいが…あくまで個人的な趣味による私見です。最近はこういう個性的なコンビはないので、そんな風に聴こえたのかも。多くのセルファンの方に嫌な思い(と嘲笑)をさせたかも知れません。でも、これからこの「歴史的名盤」をレビューを見て購入する若きクラシックファンもいるでしょうから、こういう風に聴こえた人もいるんだ、ということだけは情報として伝えておきます。 カスタマーレビューピックアップ このCDを聴くことが出来る幸運に感謝したい。 私が生まれる前のライヴ演奏で、ここまでも圧倒的な感銘を与えてくれた。 その場にいなかった悔しさも、次第にどうでもよくなってきた。 ささいな感情などを浄化する名演。 シベリウスの交響曲第2番の凄まじさは、ライヴ・録音ともに、 今だにこれ以上のものには出会っていない。 序曲やモーツァルトも絶品。クリーヴランド管との20年以上にわたる 「共闘」の総決算と捉えてよいのかもしれない。 吉田秀和氏が「青磁」にたとえた音色の艶と造詣の確かさは、 今もなお色あせない。 カスタマーレビューピックアップ 聴き終わった後、あまりの素晴らしさに言葉を失ってしまった。ここに記録されているのはまさしく史上最高峰の演奏会の記録である。セルが達成したこれほどの高みの音楽を聴かせてくれる楽団が、今いかほどあるだろうか?やれ、古楽器の演奏がどうだの、あーだの言っている自分が恥ずかしくなった。セルの凄まじさに改めて畏怖した。 CD盤の方ははやくも廉価で再発売されたのも評価したい。(当方はSACDでの視聴。このレビューはSACD用に書いたものを再編集しました。) カスタマーレビューピックアップ お恥ずかしながら、と言うべきか、この音盤以上の音楽体験をしたことは、短くない人生の中で1度もない。1970年当時、仮に現場に居たとしても、この音楽を理解できる年齢でなかったことが、返す返すも悔やまれる。 何が素晴らしいのか、何が凄いのかと問われれば「すべて」と答える他ないような、圧倒的な演奏水準とテンションが、終始保たれている。 特にシベリウスの交響曲第2番は、空前絶後の演奏と言って良いのではないだろうか。フィンランドというよりは、ドイツの深い森を連想させる音表現ではあるが、この音楽が持っている意味であるとか、心持ちであるとかを、表現し尽くしているように思える。 第1楽章から見事というほかない演奏が展開され、第2楽章の荒涼とした風景、第3楽章の凄まじさと、それとは対照的な中間部の優しさ、さらには輝かしい終楽章。コーダでは、一糸乱れぬトレモロを奏する弦の一本一本から、まばゆい光が放射されているようで、多くのレビュワーの方々と同様に、いつまでも、いつまでも終わってほしくないと思えてくる。 余韻が終わらないうちに登場する無粋な「ブラボー」はいつ聞いても腹立たしいが、それは演奏者の責任ではない。 音楽を聴く喜びを与えてくれる得難いディスク。 カスタマーレビューピックアップ
34年前、来日時の東京文化会館での録音です。1970年は大阪で万国博覧会が開催されましたが、多数のオーケストラが来日しました。そのために、ほとんどのオーケストラが大阪が日本初日となり、恒例の両国国歌が演奏されました。場所は大阪国際フェスティバルホール。サントリーホール、シンフォニーホールと比べて勝るとも劣らない音響の優れた会場です。このCDと同じ内容が大阪=日本初日の演奏会でした。今でも耳の奥であの一糸乱れぬ圧倒的なアンサンブル、ジョージセル氏の指揮の姿は忘れることはできません。後日、放送されましたFM放送は今でも保存しています。また、モーツァルト40番のリハーサル風景も放送されました。なんと奇跡的に去る11月26日に34年ぶりの再放送がFM放送されました。涙なしでは語れない名演中の名演です。ジョージセル氏の生演奏を聴けた事は私の財産です。合掌。 Beethoven: The Nine Symphonies
特価:¥ 6,395(税込) 中古品¥9351 より 発売日:2004-07-06 売上ランキング:Musicで10507位 ユーザー評価: Music / 通常3~5週間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 巨匠というと、年を取るごとに音楽が遅くなりアゴーギグが目立ち、リズム感が曖昧になる (筆者の偏見だが)ことが見受けられる。ベートーベンのような音楽の推進力が重要な曲は、 やはりある種の若さが必要と思われる。 しかしながら、セルだけはそのような状況を逃れている、希有の方でしょう。かつて吉田秀 和氏が、セルの演奏を中国の青磁にたとえておりましたが、意匠の美ではなく(演奏効果で はなく)、内面の美(ベートーベンの本質)を表出すると言うことをこの巨匠はしていたの ではないかと思わせます。 第9がそれを示す白眉の演奏であり、第4楽章のソリストは何とも禁欲的に聞こえ、祭りの ような性格の演奏とは一線を画します。第1楽章の冒頭の弦の細かいリズムもセルの演奏で ははっきり聞こえます。時間も全曲で66分強で、早いと言われる古楽の演奏と比べてもほと んど変わらない演奏時間です。 全ての演奏にわたって、不必要なルバート、レガート、Dレンジの過剰な差等は廃されてお ります。にもかかわらず、音自体の美しさ(オケの音色)は保たれており、ペダンチックに なっておらず、粗野にもなっていないところは絶妙というしかありません。 それも、クリーブランド管を完全に掌握(支配)していることの表れとも思えます。 ブーレーズ指揮、クリーブランド管の春の祭典(もちろん旧盤)をこよなく愛する筆者とし ては、セルに足を向けて寝てはいけないですね。 値段が手頃なベートーベンの交響曲全集を購入したいというのであれば、断然、これを推薦 します。特にクラシックにはそんなに縁がないが、ちょっと本腰を入れて聞きたいと思う方 は、新聞の折り込み広告などの全集や駅コンコースなどで売っているようなものでなく、こ の盤をお買い求め下さい。ただし、このような潔癖な演奏は豊穣な音楽を求めている方には 不向きであるということもご了承下さい。 カスタマーレビューピックアップ 今となっては過去の名演奏ではあるが、貴重な遺産。 絶賛または拒絶した意見を知りたければ、1980年代までの古いレコードガイドを読むべし。 ☆テヌートを連続して掛けている箇所はあっても、大きなレガートを掛ける箇所は皆無。 ☆長音符やフェルマータや、パウゼですら、キッチリ拍が刻まれている。 ☆常に木管がしっかり聴こえるのに、クレンペラーのように木管が浮いたバランスになっていない。 ↑この当たりが、潔癖症な印象を与える。 こういう堅物な表現が嫌いな人は、最初からセルの音楽は聴かない方が良い。 時間の無駄だ。 辛抱強く聴き続けてある日突然、その良さが分かるような代物では絶対にない。 各楽章間が完全な無音にならず、テープヒスが聞こえているのが、大変に好ましい。 アナログ録音のCD復刻はこうあるべきだ。演奏の連続性が保たれるから。 今日、このことを分かってない制作者が多すぎる。 ☆ベートーヴェンの交響曲全集&序曲集とはいえ、初出時の分売オリジナルレコードの仕様を再現しているため、第5はモツの41番との組み合わせ。 ☆レコジャケを再現した紙ジャケ仕様の10枚組のうち、第9と第8は見開き解説方式の2枚組のジャケットを再現している。 この2枚は横から裸のCDが飛び出して落下し易いので、要注意! カスタマーレビューピックアップ
このBOXセットは,「Original Jacket Collection」と名打って,SONYが 限定版(Limited Editionの表記あり)として,発売しているものである. セル指揮のベートーヴェン交響曲全集,序曲集,モーツァルトの交響曲41番「ジュピター」, ボーナスディスクとして,セルの指揮ではないが「プロメテウスの創造物」全曲が収録されている, オーケストラはもちろん全て,1960年代の世界最強のオーケストラ=クリーブランドオーケストラだ. 吉田秀和氏が「ため息がでるほどの名演」と絶賛した「レオノーレ序曲第3番」も収録されている. しかしだ. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調カスタマーレビューピックアップ
曲そのものの魅力、演奏の魅力、どちらをとっても圧倒的にドヴォルザークの『チェロ協奏曲』が素晴らしかった。ハイドンの曲は、悪い言い方になっちゃうけれども、何か添え物的な気がしたな。ドヴォルザークの音楽を聴いたあとでは、曲の輝きが段違いに劣る感じがして、これならいっそ、ドヴォルザーク一本だけ収めて発売したほうがいい印象になったんじゃないかなあ、なんて思いました。 てことで、1962年6月録音のドヴォルザークのコンチェルトが素晴らしかった。独奏のチェロとオケとががっぷり四つに組んでぶつかり合う感じではなく、オケとチェロとが室内楽みたいに掛け合いながら、のびのびと旋律を奏で、歌い上げていく雰囲気がありましたね。フルニエのチェロのカンタービレな歌いぶりもいいし、ベルリン・フィルの管楽器群、殊にフルートやクラリネット、オーボエといった木管楽器の演奏が素敵だったなあ。歌わせるところではゆったりとメロディーを歌わせ、締めるべきところではぴしっと締めてアンサンブルを整えるマエストロ・セルの熟練の棒さばきの、うーん、見事だったこと。これは、セルの下、フルニエとベルリン・フィルがドヴォルザークの歌をのびやかに歌い上げてゆく、そこに一番の趣と味わいがある演奏ではないかなと。いやあ、よかったですよ、このドヴォルザークは! ドヴォルザークには、問答無用の五つ星を。ハイドンの『チェロ協奏曲第2番』は、音楽の魅力が格段に落ちると感じたので星二つ。で、このCDは言うまでもなくドヴォルザークの曲がメインなので、そちらを優先して五つ星を付けました。 Brahms: Symphony No. 1; Haydn Variations; Hungarian Dancesカスタマーレビューピックアップ
セルは、ロマン派より古典派が向いている。モーツァルトの厳しいまでの踏み込んだ演奏。ベートーヴェンの締まった無駄のない、クールだが明確な主張を示した演奏など、どれも好ましい。一方、ブラームスの曲自体、持ったりして野暮ったいため、あまりドラマがないと拍子抜けしてしまう。贅肉をそぎ落としすぎて、かえっていまいちと感じさせたような気がする。一方、メンデルスゾーンは、すごく良い。マーラーの4番も異質だが、良い。ブラームスのシンフォニーは、数回聴いただけでは理解できない。しかし、オケの統率は、いつもの事ながらすごく、現役の指揮者のものをきくくらいなら、こちらがずっと良い。 |
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