定価:¥ 1,000(税込)
特価:¥ 1,000(税込)
発売日:2006-11-08
売上ランキング:Musicで95位
ユーザー評価:![]()
Music / 通常24時間以内に発送
MenuSpecial Links |
Amazon人気商品ランキング/Franz SchubertpsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:7087/総ページ数:709 最終更新日:2008/08/30 シューベルト:交響曲第8番&第9番
特価:¥ 1,000(税込) 発売日:2006-11-08 売上ランキング:Musicで95位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ タイトルの通りです。 私はシューベルトの交響曲9番(グレート)が大好きで、あれこれ集めています。しかし、反復が多く冗長になりがちな曲をただ冗長にしているだけの「タルい」演奏がなんて多いこと… その意味では「駄盤率」が高いのかもしれません。 しかしカラヤンは違います。速いテンポで一気呵成に聴かせます。そのスピード感に、「カラヤン演奏」ということも含めて拒否反応を示す方もいるでしょうけど…もったいない話です。 後年のEMI盤もあり、華麗さではそちらが上ですが、アプローチが徹底している当盤のほうが私はより好きです。もちろん、カラヤンのファンならどちらも素晴らしいと思うはずです。 なお私が良く聴く「グレート」はカラヤンの他にはクレンペラー/フィルハーモニア。こちらは逆に、ブルックナーの世界を予見しているような極めて重厚な演奏。しかしアプローチは全く違っても「曲の魅力を伝える」という目的を果たした名演奏という点で一致しています。 カスタマーレビューピックアップ
この演奏、常に市場に出回ってる割には話題になることは少ないですね。右に出る者がないメロディーメーカーが描いた最高の美メロを音楽を美しく表現することにかけては右に出る者がない指揮者が振ったらどうなるか。。。考えなくてもわかりますよね。もう胸が締め付けられる位美しい演奏です。音楽は音を楽しむ事。綺麗な曲を美しい演奏で味わうには打ってつけですね。精神性を求めるあまり音楽を音に苦しむ事にしてしまってる方々には不評でしょうけどね。 ザ・ベスト・オブ・シューベルトカスタマーレビューピックアップ
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ。 子供の頃、音楽の授業で聞かされた“魔王”の声は間違いなくこの人だったと思います。 また、親が持っていた“冬の旅”のLPもこの人の独唱でした。 教科書やLPのジャケットに彼の顔写真などは載っていなかったので、シューベルトの肖像画を見て、(馬鹿な話ですが)この人があの歌を歌っているんだなあ、と、子供心に思っていたものでした。 このCDには昔懐かしいシューベルトの歌曲が年代順に網羅されています。 本当にシューベルトが似合う人ですね。 と、言うか、他の男性歌手によるシューベルトを聞いた記憶がありません。 一番最後に収録されているセレナーデ作品72−4なのですが、あまりにも有名な曲なのでもちろん知ってはいましたが、実はシューベルトの曲だとは知らずに、しかもフィッシャー=ディースカウの声で聴くことが出来て、もうけものでした。 シューベルト:交響曲第3番、第8番「未完成」カスタマーレビューピックアップ 「未完成」。正直この楽曲の曲想そのものが苦手である。 このクライバー盤を聴いて、それが更に助長されたという意味では凄い演奏と思う。 この曲をお好みでない方は特に、 体調の悪いとき、気分の落ち込みがちなとき、 夜に独りで聴くのはお奨めできない。あまりに壮絶で背筋が凍る。 益々落ち着かなくなり、眠れなくなること請け合いだ。 これは、天才の解釈と名演の成せる技だからなのである。 次から次へと美しい旋律が現れるのに、その度にそれを否定する、 あの狂おしい様は、この名演では特に鮮やかに浮き彫りにされている。 「3番」も、初めて聴くかのような気持ちにさせる、 クライバー一流のリズム感に驚かされた。 カスタマーレビューピックアップ 「未完成」は苦悩のあまり、死にたくなるような名演。 3番はクライバーのリズム感がすごい。 私はこの曲が好きで何枚か他の指揮者のものを持っているが、クライバーの場合は全く違う。 前に向かう推進力といい、各パートの畳み掛けるような応酬といい、天才の仕業である。 秀才と天才の違いを実感する、心臓に悪い凄演。 カスタマーレビューピックアップ カルロスの未完成が発売された当時、そのテンポの速さ!と明確な粒の揃っている音色!に驚嘆した覚えがあります‥。しかし、カルロスの名演奏にはそればかりが理由といえない部分も‥。カルロスがこの録音に「原典版」を用いた事!作曲家が長めにかく癖のあったディミィヌエンドがそのひとつ。(テンシュテットのグレートの最後の音の尻つぼみも‥!) カルロスが「原典版」を使用すると、独創的!とか言われてしまうのは天才指揮者の哀しさか‥?。(ハイティンクも使ってたのに、何にも言われない‥笑)でもカルロスの演奏が凄いのは、それを使用したからだけではないのはお聴きになった皆さんが良くおわかりのハズ! カルロスの未完成は、どう考えても天才指揮者の演奏としか言うしか無いインパクト!が歴然ですよ‥! ソリッドな音色!説得力のあるテンポの揺らぎ!‥誰にも真似なんか出来ない圧倒的な素晴らしい名演奏です! やはりカルロス・クライバーは、亡くなっても唯一無二の存在です!‥この演奏が証明してマス! カスタマーレビューピックアップ 華麗で、お洒落、スピーディな第3番を聴くたびに、クライバーのセンスの良さに感服してしまう。同じ名演でもカラヤンと違い、何度聴いても色あせない、クライバーの感性から紡ぎだされる音楽には驚くほかない。ウィーンフィルもよく応えている。 颯爽と駆ける未完成には正直言って、僕の耳がついていけなっかった。悲劇の英雄、という抒情のつけ入る余地の無い、勇ましい印象を受ける。ワルターに耳が馴れてしまっているようで、三拍子で貫かれた完璧な姿に感動できなかった。ワルター盤の未完成に恋してしまった者の定めであろう。 カスタマーレビューピックアップ
カルロスの指揮で聴きたかった曲はみなさんいくつかお持ちと思う.私の場合「エロイカ」と「ザ・グレート」がその筆頭だ.どちらもどのような演奏になるかだいたい想像がつくし,頭の中では音が鳴りだすのだが,なにか現実に聴ける手がかりはないかというときに引っ張りだすのがこの第3番の演奏だ(ちなみに「エロイカ」の場合は父エーリッヒとVPOの演奏).あまり話題にはのぼらないが,この第3番という曲はまさに「ザ・グレート」のミニチュア版だ.アメリカあたりでは第6番に「リトル」という愛称があるようだが,この愛称はそのまま第3番に献呈すべきだと思う.そう思ってこの曲を聴きだすと,モーツァルト寄りの古楽風の演奏はダメで,比較的大編成で思い切り鳴らした演奏が聴きたくなる.このCDはその点でも満足できるもので,もしカルロスがVPOを指揮して「ザ・グレート」を颯爽と演奏したら,という夢が少しだけ現実になるものなのだ. Pastoraleカスタマーレビューピックアップ きょうAuraのコンサートで洗礼を受けて帰って来ました。 オープニングはこのアルバムには入ってない「トルコ行進曲」で、ハンマーでがつんとやられたショックが脳天を走りました。一種のカルチャーショックです。 ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲や、ベートーヴェンのシンフォニーをどうアカペラの曲にアレンジするのか、最初から興味津々だった。「春」では、小鳥のさえずりを表すヴァイオリンのみならず、チェロやハープシコードのように、「田園」では教会で聴くパイプオルガンのように、彼女たちの美しい歌声が、楽器の役割を果たし、天上の音楽を奏でるのです。声こそ究極の楽器であることの証明です。鳥肌ものでした。 Bulgarian Voice のもつ神秘性がスラブ民族特有の、Celtic Woman のもつ精神性の高さがケルト民族特有のものであるとしたならば、 Aura のもつ透明感と幽玄性は日本民族特有のものと言わざるを得ない。 「ロンドンデリーの歌」「サリー・ガーデン」「庭の千草」の3曲は Celtic Woman も取り上げている、有名なアイルランド民謡だが、奥村愛の透明感に近い。 私がコンサートで一番気に入ったのが、「ガウデーテ」で、どこかで聴いたことのあるトラッド・ナンバーだなと思って、帰宅後調べてみると、なんと Steeleye Span でした。しかも、16世紀のクリスマス・キャロルと知り、むしろ彼らの奥の深さに感服させられた。 いや、勉強になりました。ありがとう。 ただし、一つ難は、このCDのデジタル録音は硬質すぎるよ。私のような、アナログ人間には、きょうのような生のコンサートがいいな。本当、素敵なコンサートでした。この場を借りて、ありがとうともう一度言わせてもらいます。 カスタマーレビューピックアップ 左右から音離れの悪い高い声域に攻められ、一種のハウリング状態の中央からおよそ女性とは信じ難い声でリードされます。 とても美しいバランスとは思えず(ロンドンデリーの歌、庭の千草 他)とても残念です。 一人ひとりの声質も「素晴らしい!」とは決して言えないものでした。 カスタマーレビューピックアップ
ある動画配信サイトで知った女性5人のア・カペラunit“Aura”さんのメジャーデビューCDです(インディーズ レーベルで2枚のアルバムがあります)。 今回は多くの方がご存知の有名なクラシック音楽に付けた詩と、外国の民謡などを中心に収録された楽曲集で、(詩の内容は別として)心の底にまで響き渡る上質なハーモニーにしばし心休まる一時を過ごす事ができると思います。 ただ、ちょっと残念に思ったことはSACDハイブリッド・ディスク(スーパーオーディオ音源と従来のCD音源が二層になっているCD)でのリリースでなかった事でしょうか… 確かにCDを製作する上でSACD規格の採用はコスト的な事とであるとか、また、SACD音源そのものがあまり普及しているとは思えないSACD対応プレーヤーでないと聞くことができないと言ったディメリットが有るのも事実です。 でも、彼女たちのpureで音域幅のある極上の歌声を伝えるのにはどうしてもSACD規格も採用して欲しいと思います。 Schubert: The Symphonies (Box Set)カスタマーレビューピックアップ
1997年録音、メニューイン指揮、ポーランドの楽団によるシューベルト交響曲全集、 収録内容は、 CD1 第1番&第4番 CD2 第2番&第6番 CD3 第3番、第5番&第8番 CD4 第9番 CD5 第4番、第8番、第9番のメニューイン自身による解説(ドイツ語)、演奏抜粋を含む、 以上通常のプラケース入りCD5枚を厚紙製外箱に収納、各ディスクに24ページの解説ブックレット付属(英独仏語)、 シューベルトの交響曲はどの曲も奏者を選ばない、つまり誰が演奏してもそれなりの面白さを感じさせる曲として「新世界より」と双璧と考えていますが、本全集は全曲がじつに爽快な演奏集、第8番と第9番はより重々しい演奏を好む人も多いとおもうが、これはこれで実に颯爽かつ明快な印象が魅力です、 第3・5・8番を一枚に収録し「未完成」が最終楽章の長大な1曲の交響曲のようにも聴けるディスク3は今後、愛聴盤のひとつになりそう、あまり重くない第8番が逆に3番5番と連作のような良い印象を受けてとても面白い、たくさん発売されている第8番・第9番の順のカップリング盤ではこの面白みは味わえません、 ちなみに、「未完成」第1楽章は13分13秒、第2楽章は9分58秒! 価格を考慮すればファースト・チョイスにも最適と推薦します、 憂愁のノクターン(K2HD)
特価:¥ 3,081(税込) 発売日:2005-12-16 売上ランキング:Musicで189位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 普段宗教アレルギーの強い私ですが,フジコ・ヘミングさんの曲を聴いていたら,思わず手を合わせずにはいられなくなります。 そして体中に稲妻が走り,息を飲むような美しい音色に酔いしれます。 ピアニストでありながら耳を患い,国籍もない彼女はどれ程の失意のどん底にいたかと思うと,自分の悲しみなんて本当にちっぽけなものに思えてきます。 人は悲しみや苦しみの数だけ深くなれる,そしてこの深さこそが人としての本当の魅力なんだと思います。 祈りは魂への救済になります。 美しく狂いたい時には,いつもフジコ・ヘミングさんの調べを聴いて祈っています。 注;憂愁:憂鬱と哀愁,憂いと悲しみ ノクターン:ラテン語の「夜の」という形容詞が語源。夜想曲 カスタマーレビューピックアップ 個人的にはドビュッシーのピアノ曲しか聞かない。何枚も集めたが、手元に残っているのは、サンソン・フランソワ、ミケランジェリ、モニク・アースという演奏家の弾いた3枚だ。サンソン・フランソワという人のCDに同じ曲目が含まれていたので、フジ子・ヘミングのドビュッシーと聞き較べてみた。聞き較べることは、まるで意味のないことだと思った。 フジ子・ヘミングのピアノは、とても想起的に聞こえる。一曲一曲の映像が浮かんではきえる。誰の映像なのか?時間軸を遡る記憶なのか?映画のように聞こえる。好きでないショパンもリストも抵抗なく聞ける。昔から知っている景色のように親密に感じる。そのCDを聞く流れの中ではドビュッシーではなく、ショパンやリストの部分を心待ちにしている。 カスタマーレビューピックアップ 私はこのCDを「美輪明宏のおしゃれ大図鑑」で紹介されていたので購入しました。私のレビューのタイトルはその本の中での美輪さんとフジ子さんの対談の冒頭部分です。 ふじ子さんの人生は波乱万丈だったそうです。若い頃からその才能は絶賛されていましたが、耳を不自由になさり耳が2年間も聞こえなかった時期があったとか。その頃絵を描くことで試練を乗り越えたそうです。この「憂愁のノクターン」の素敵な絵もその頃に描かれたものかもしれませんね。 このCDに入っている曲は皆さんがご存知(だって私が知っているくらいだもの)なものばかりです。でもきいてびっくり、 え、今まで聞いていた曲(同じ題名、作曲家)とあまりにも違う!!! 皆さんが言うように、音に深みがある。そうかもしれません。しかし、 私が感動したのは、まさにふじ子さんの奏でる演奏は{多面的}なのです。まるでセザンヌのように。 何気にとってもいい。けど、よく聴いたら、面白い革新的お茶目、くーlllっっ、やってくれる!! と夢中で本を読むようにCDに聞きほれました。 美輪さんの大推薦の「ラ・カンパネラ」ぜひ聴いてください。くーっと心にきます。 カスタマーレビューピックアップ
K2HDコーディングでCDを聴くと、音に奥行きがあるというか、 空気感があり、音がより優しく広がっていくように感じます。 そんなわけで、フジ子・ヘミングの特徴であるピアノの音色が、 より一層ノスタルジックでロマンティックに聴こえてきます。 個人的には、 このアルバムの”ラ・カンパネラ”が一番好きなこともあり、特に満足しています。 シューベルト:ピアノ・ソナタ第17,13番
特価:¥ 1,200(税込) 発売日:2007-06-20 売上ランキング:Musicで1619位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
アシュケナージの70歳を記念して、彼の旧録音が一斉にリリースされた。どれも私がLP時代に親しんだ録音であり、CDで所有していない音源については一通り購入させてもらった。聴いてみると、懐かしさとともに、いまなお魅力いっぱいの演奏にあらためて感じ入った。 アシュケナージは、シューベルトのピアノソナタに関しては若い頃に13番、14番、17番、18番の4曲を録音していて、あとデジタル期に20番、21番の後期の2曲を録音しているが、どれもふさわしい時期に録音されたと思う。 ソナタ第13番はシューベルトらしいメロディの甘美さと、細やかな情感の漂う曲だが、アシュケナージはそれを表現する上で最良の資質を持っているピアニストであると思われる。こまやかなニュアンスもほほえましく、心温まる演奏だ。 17番は冗長な面のある曲なだけに、ある程度の勢いを持って曲の方向性をある程度リードした演奏であるが、そこでも「弾き飛ばし」にならないような配慮が張り巡らされており、安心して最後まで聴くことができる。第2楽章の移行主題の美しい膨らみが、何と言っても印象的だ。 ハンガリアン・メロディーも愛すべき小品だが、相応しい優美さを持った演奏となっている。 ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル
特価:¥ 1,500(税込) 発売日:2007-10-24 売上ランキング:Musicで2669位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
どの世界にもずば抜けた才能を持ちながら夭折した者たちは数多くいる。西洋音楽の世界でも、指揮者のイシュトヴァン・ケルテス、フェレンツ・フリッチャイ、ヴァイオリニストのジネット・ヌヴー、チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレ、テノールのフリッツ・ヴンダーリヒなど錚々たる人物ばかりである。才能を持つものが早世するのは神が定めた宿命なのだろうか。それは私には計り知れない事だが、しかし、それゆえに偉大な芸術家として後世に語り継がれるのかもしれない。その一人で、今では伝説的とも言えるピアニストがディヌ・リパッティである。 ディヌ・リパッティはルーマニア、ブカレスト生まれの夭折した天才ピアニストである。かのコルトーにピアノを学んだ経歴を持ち、コルトーも彼が亡くなった時には大変な逸材を無くしたと悔やんだそうである。それほどの才能を持ちながら夭折してしまったのは私たちにとっても大変惜しい事であった。しかし、その短い人生の中で、後世に数としては少ないが、かけがえのない遺産を残したくれた。彼の常に凛として格調高く、音楽そのものに敬意を持って接する態度はこの数々の録音の中に窺い知れる。彼が単に抜きん出た才能の持ち主でなく、その与えられた才能を弛まず努力し、磨き上げ、妥協を許さずに音楽と向かい合ってきた事は彼を直接知らない聴き手の私たちにさえ、その音楽に耳を傾ければ理解できるだろう。その彼が生涯最後の演奏会として舞台に立ったものが、この「ブザンソン告別リサイタル」である。 この時期は彼の症状は悪化し、特効薬を投与する事も止め、もはや演奏ができるような状態であった彼は、医師からこの演奏会をキャンセルするよう勧められたにもかかわらず、それを振り切って「僕は約束した。僕は弾かねばならない」と言って、この演奏会に臨んだそうである。この不屈の意志と気高き精神にはただ心を打たれるのみである。演奏曲目は彼が得意としたレパートリーばかりで、シューベルトを除いては他に正規のスタジオ録音としても残されており、全体的な完成度としてはそちらの方が高いと言える。けれども、この録音にはライブ特有の起伏やテンポの揺れがあるだけでなく、この生涯最後の演奏会に臨む一芸術家としての使命感や鬼気迫るものが感じられる。決して演奏自体が深刻さを持っているわけではない。むしろ、リパッティの清澄で格調高い音楽に終始貫かれている。しかし、巨匠と言われる芸術家の最後にありがちな神秘性や抑えてきた自己の想いの告白さえも自制して、最後の最後まで芸術家として音楽を伝えようとする使命感にはただ私たち聴き手の心に深く迫る感動を呼び起こすのである。彼の唯一の録音であるシューベルトの即興曲での美しい流れと底から湧き上がってくる感情はそこらの澄ました演奏とは一線を画している。これだけでも貴重なものである。また得意とする、バッハ、モーツァルト、ショパンの演奏も輝きを放っている。ただ、唯一惜しむらくは、リパッティの十八番であるショパンのワルツ第二番が演奏できずに収められていない事である。最後にこの曲ですべてを終えて欲しかった。 近年、芸術が商業化され、コンサートでも演奏者と聴衆が二元化された構造の中、何ら深い感動なしに日々一種の習慣のように演奏行為が営まれているが、このような図式が果たして本当に良いのであろうか。芸術はただ耳で聴いて、その美しさに浸って、満足すれば良い、ただそれだけのものであろうか。戦前、戦争直後は芸術が生きる人間の魂に深く響き、人々に生きる勇気や励ましを与えていたのではないだろうか。むしろ、芸術が生きるのに不可欠なものではなかったのではないだろうか。そこには演奏者と聴衆との間には精神的な隔たりは存在せず、むしろ双方が一体となって音楽という芸術を作り上げていたのではないか。音楽は本来そのようなものであると私は思う。メディア業界が進歩した現在はそれがむしろ文明の進化に伴って、希薄化してしまった。これが良い事か悪い事かは人それぞれ思うところが異なるだろうが、ただ、音楽に命を賭けたリパッティのような芸術家の演奏を聴くと、音楽の意味を改めて考え直させるきっかけを与えてくれると同時に、音楽と人間との精神的結びつきを決して忘れてはならない事を学ぶのである。 シューベルト:ピアノ五重奏曲カスタマーレビューピックアップ いろいろなグループがこの演奏をしていますが、このCDはお互いを引き立てあい和気藹々と演奏して本当の調和の取れた演奏です。まさにハルモニアです。是非、聞きいてみてください、どこか違います。 カスタマーレビューピックアップ
ピアノ五重奏曲の方が圧倒的に名演。 発売当初は、ピアノ五重奏単品で発売されたが、 当時のレコードアカデミー賞の大賞を受賞した。 この演奏の凄さは、ブレンデルの音に触発されて弦楽が一体となって 演奏しているひたむきさにある。 特に「ます」の楽章が聴き応えがある。 まるで、ブレンデルの完璧にシューベルトを熟知した音を聴きながら、 他の弦がそれに追いつこうと必死に演奏しているようだ。 初版のLPの解説書にも書かれていたが、恐らくクリーヴランドSQ でもこんな凄いシューベルトのピアノを聴いたことがなかったのだろう。 そんな演奏だった。 確かに、室内楽という、1つ1つの楽器が各々の個性を発揮する ジャンルでは、ピアノVS一体化して食らいつく弦という構図は 少し変わっている。 事実、欧米の批評をみても、後に録音した室内楽のスタイルに より合致した演奏の方を高く評価している。 しかしここまでワクワクドキドキできる「ます」の演奏は、 めったにあるものではない。 是非、この名盤を一度は聴いてもらいたい。 多分、昔の自分がそうであったように、ブレンデルのシューベルトを 色々と聞きたくなるだろう。 シューベルト : アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
特価:¥ 1,901(税込) 発売日:1999-06-02 売上ランキング:Musicで2633位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ ロストロポーヴィッチのアルペジオーネ・ソナタは、他の演奏家のそれよりもテンポがゆっくりです。初めて聴いたときには、ブリテンの最初のピアノの部分から既に非常にゆったりしているため、「あれ?」と思うほどでした。が、チェロが入ると途端にそんなことは忘れて美しさに陶然と聴き惚れてしまいます。何かをしながら聴くのは無理、たとえ何かをしていても、この曲が始まると、手を止めてじっと聞き入る、そんな名演奏です。 私も少しチェロを弾くのですが、ロストロポーヴィッチは私にとって永遠の憧れの対象です。一緒に入っているシューマンの小曲集も大好きなので(特に2曲目)、このアルバムはとってもお得な買い物だったとホクホクしています。 カスタマーレビューピックアップ
アルペジオーネ・ソナタは、アルペジオーネという現在では廃れてしまった楽器のために書かれた曲だが、チェロで代用しうるという形で書かれていたため、現在も演奏されている。本当にこの曲自体が廃れてしまわなくてよかったと、つくづく思う。 この曲を知らない人は、絶対に聴くべき。一度聴いたら、忘れられないメロディが、あなたの宝物になるはず。ロストロポーヴィチは、とても遅いテンポで、一つ一つの音符を慈しむかのようにじっくり歌う。特に弱音がすばらしい。どうしてこんなに感情をこめることができるのだろう。この曲の演奏の中ではベスト。 シューマンの小曲も、ドビュッシーのソナタも名演である。 |
| Copyright © 2003-2008 psWorks.All rights reserved. | |