定価:¥ 1,380(税込)
特価:¥ 1,430(税込)
中古品¥800 より
発売日:1997-03-27
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Amazon人気商品ランキング/マイルス・デイヴィスpsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:656/総ページ数:66 最終更新日:2008/08/30 Kind of Blueカスタマーレビューピックアップ JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、 JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。 数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、 例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。 それはさておき、Kind of Blueである。 マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。 タイトルどおりちょっとブルーな雰囲気。 十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムの中でも特に格好いいのだ。 マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中でリフレインする。 マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。 多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。 マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。 モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。 だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。 マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい、と思う。 そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、 この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてもらえたら嬉しい。 カスタマーレビューピックアップ steely danへのインタービューで 「これまでのアルバムの中で一番に気に入っているレコードは?」と D・フェイゲンとW・ベッカーが尋ねられ、 まぁ通常は、「プリッツェル・ロジック」とか何とか(つまり彼らのアルバム名を)言うところなんだけど 流石ね、かれらは 二人して声を揃えて 「kind of blue」って言ってたよ。 カスタマーレビューピックアップ ジョン・ゾーンやビル・ラズウェルから先祖帰りするという、変な道筋でジャズを聴き始めた私。なので、ハードバップまでのマイルスでは名盤といわれる演奏でさえも、正直古臭く感じつつ「古典」として頭でその価値を理解していたところがあった。 このアルバムも最初に聴いてからしばらく放ったらかしだったのだが、ハードバップ時代との断絶に気が付いた時に、この作品の革新性を追体験した気になった。コード(和音)ではなくモード(旋律)により曲を進行させるというジャズのスタイルの更新がこのアルバムでなされたことは有名だが、そういった理屈を超えて、侘びサビさえ感じさせるこの静けさで、モダン・ジャズのイメージがガラっと変わってしまった。この抽象的な静けさは確かに「モダン」だ。 僕と同じような初心者の方は、これより前のハードバップ時代のアルバムと聴き比べてみてください。でも、マイルス本人は何でこの作品を失敗作と捉えていたんだろう?こうやって、数世代に渡る熱狂的ファンによって色々な伝記的事実が語られ、また後から後から過去の録音作が今後も増殖すると思われるマイルス・デイビスという海に、僕もハマってしまったのでした。。 カスタマーレビューピックアップ モードだとか、名盤だとか歴史的役割だとか抜きにして、本当に何回聴いても飽きない アルバムです。 ウイントン・ケリーとエバンスの対比も面白いです。 カスタマーレビューピックアップ
さて、この名盤は、マイルスが失敗作としてとらえていることで、有名ですが…。人々の意見も別れていますけども、このアルバムの凄いところは、のちの音楽のヒントがちりばめられていることです。まずSO WHATのベースラインを早くすることで、ジェームスブラウンは、初のファンク曲を書き、ALL BLUEはEW&Fのヒントとなり、デュアンオールマンは、このアルバムを死ぬほどきき、マイルスとコルトレーンの対比を、ツインギターに置き換え、ジミヘンは、コルトレーンのシーツサウンドをギターに置き換えることで、ハードロックギターのもとをつくりました。SO WHATのように、ベースがソロを弾いて始まるなんて、それまでありませんでした。つまり、このアルバムは未来の可能性が詰まっていたアルバムだったのです。 'Round About Midnightカスタマーレビューピックアップ 限定で、2枚組のスペシャルディスクが輸入版で発売されています、問題は2枚目に納められているセッションです、1956年2月18日の西海岸「pasadena Civic Auditorium」における「Gene Norman Presents」のコンサートの模様が収録されています、そして、あのマイルスがモンクに文句!をつけた。Thelonious Monk本人が参加したRound Midnightが聞けるのです、実に面白い演奏で絶対のお勧め品です、CDのタイトルはRound About Midnight全く同じです、amazonの輸入盤の検索で私は購入しました。 カスタマーレビューピックアップ 1956年に発表したマイルスのアルバムです。 1曲目はセロニアス・モンクの曲を「マイルスの知恵袋」 とも呼ばれたギル・エヴァンスがアレンジしたものです。あとは チャーリー・パーカーの「アー・リュー・チャ」など 良質な楽曲が次々と飛び出してきて、これ以上ない満足感と 陶酔感を得られる作品です。ジャズ通の方から、ジャズを聴いてみようかなって 方まで誰にでもお勧めです^^ カスタマーレビューピックアップ ミュートを効かせたマイルス・デイヴィスの、いぶし銀の音色のトランペットがリーダー。彼の周りを、ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)の四人の仲間が遊星のようにめぐっている、そんな雰囲気のある一枚。はでな華やかさとか明るさとかはないけれど、聴くほどに味が出てくるマイルス・デイヴィス初期の作品集。 なかでも、ベースとドラムスが刻むリズムに乗って、トランペット、サックス、ピアノが順番にソロ・プレイを繰り広げる「All Of You」と「Bye Bye Blackbird」の二曲がよかった。ブルーズィな名演ですね。さらに、軽快な音楽がリズミカルに疾走していく「Ah-Leu-Cha」も素敵でした。 1955年〜56年にかけての録音。場所はニューヨーク、コロンビア・スタジオ・Dと、コロンビア・30th・ストリート・スタジオ。 カスタマーレビューピックアップ ●今から17年程前、私が初めて買ったマイルスのアルバムがこれです。当時、何となくジャズに興味を持ち始めて、「何かイイCDないかなぁ」と適当に選んだ1枚がこれでした。 その後、ジャズのCDをたくさん購入してきましたが、どういう訳かマイルス以外のアーティストは次第に飽きてきて、結局、大半のCDをディスクユニオン等の中古屋へ売ってしまいました。現在マイルスのCDだけが私の手元に残っています(公式盤・ブート盤合わせて200タイトル以上はあると思う)。 ●一昨年前の夏、このアルバムのLegacy Editionを購入しました。このアルバムの買い換えはこれが4度目でした。改めて聴きながら思ったことは、どの時代のマイルスも本当カッコいい、ということです。大袈裟な言い方ですが、ある種の美学をマイルスから教わった私であります。 カスタマーレビューピックアップ
「Kind of Blue」らと並び、必ず、ジャズ人気アルバムの上位に来るアルバムです。プレステッジを離れ、大手CBSに移籍しての第一弾アルバムでもあります。ジャケットが格段に格好良くなっているのも、そのせいでしょうか。 さて、サウンドですが、後年のモードを確立するまでのものですので、「Kind〜」のサウンドの特徴を「静謐さに潜む格好良さ」とするならば、こちらは、「熱さ」「ワイルドさ」でしょうか。ジャズスポットで、レコード針がアナログLPの音を拾いながらかかっているサウンドといえばわかりやすいでしょうか。それだけに、マイルスのプレイはもちろんですが、pのガーランド、bのチェンバースらも、熱気溢れる素晴らしいプレイを聞かせています。 夜中、どこかの酒場で、気のあったメンツと、お酒を飲む際、バックにかかっていてほしいアルバムです。 Birth of the Coolカスタマーレビューピックアップ アルバムの曲全てのクオリティーが高く、気付くと聞き終わってしまっているようなそんなアルバム。 確かに際立ったインパクトは無いがその分飽きない。名盤だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 確かにこの時代のアルバム(1940年代!)としてはクオリティーは高い方だととは思うし、ジャズ史的においては重要な意義があるということは認める。 ただしこれが本当にマイルスの代表作だとしたら、そりゃ第一にマイルスに悪いぜ!! もちろん興味がある人はためしに一度は聞いてみてもいいとは当然思うが、マイルスのアルバムで聞くべきアルバムは他にくさるほどあるので、決して最初の1枚として聞いてはいけないアルバムだということは強調しとく。 特にジャズ・マイルス初心者の方は、このアルバムは無視しても全く問題ないです! カスタマーレビューピックアップ 1950年3月9日ニューヨークで録音。 マイルス・デューイ・デイビス3世は1926年5月26日にイリノイ州アルトンに生まれた。父はアーカンサス・バプティスト大学、リンカーン大学、ノースウエスタン大学の歯学部を卒業した歯科医であり、裕福な家庭に育った。 そのマイルスがジャズ界において存在を示した最初のアルバムがこのブルーノートからの作品と言えるだろう。マイルスの創ったこのアルバムの音楽は多くのミュージシャンの模倣や追随を生み、それが1950年代前半のマイルス自身の仕事を侵食してしまったと自身自叙伝の中で語っている。 これは始まりであってここからの40年間はマイルスにとって疾走と変貌の連続だった。そのスタートを知る意味で大切なアルバムである。 マイルスは1991年9月28日午前10時46分、肺炎・呼吸困難の合併症で他界。享年65歳。自ら選んだ墓碑銘は『ひたすらプレイを愛した』であった。 カスタマーレビューピックアップ クール・ジャズの原点といえる作品だが、クールの意味が最初よくわからなかった。ホットに対するクールというと単に冷たいイメージだが、実際には「イケテル」とか「素敵」といった意味があるようだ。歴史的なマイルスの「クールの誕生」は9人のオーケストラによるアンサンブル・ジャズであり、40年代のビ・バップのもつジャム・セッションの延長から生まれた奔放なアドリブの競演とは一線を画している。マイルス自身もガレスピー的なバップの限界を感じ、やたら激しく早く音階を多用するアドリブから、抑制を効かせた独自のスタイルを模索していた時期なのであろう。ギル・エバンス、ジョン・ルイス、リー・コニッツ、ジェリー・マリガンといった知性派で作編曲の能力を持ったミュージシャンとの出会いが大きな要因である。単なる実験作というだけでなく、鑑賞に堪えるすばらしい内容である。古きよき時代のクール・ジャズで選曲も驚くほどいい。深く、かっこよく、心地よい演奏だ。マイルスのソロもさりげないが自信に満ちた新進ジャズマンの名目躍如といったところか。 カスタマーレビューピックアップ
他の批判レビュー同様、私も最初は固定観念からきっちりしすぎてつまらないと思っていたのです。しかし、なんとなく久々に聞いてみたのですが、じわじわと気持ちよさが出てきまして。3回連続で聞いてしまいました。 歴史的名盤はこの時期にピンと来なくともある時期に洪水のように心に響くものが多いと実感する今日この頃。 アンサンブル重視のJAZZも、しかもこれは決定的名盤ですので捨てたものではありません。 これだからマイルスはやめられません。 ストーリー・オン・ダイアル Vol.1
特価:¥ 1,608(税込) 中古品¥1580 より 発売日:1997-05-28 売上ランキング:Musicで10767位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 基本ジャズっていう音楽は単純なので(悪い意味ではなく)、完璧な調和、調律を求める クラシック音楽を追い求めて泥沼にはまるようなことは中々ないんですが、40〜60年代、 この時代は、とかくややこしく、ビバップ、クールorホット・ジャズ、ウエストコースト・ ジャズ、ファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズ、フリー・ジャズ、ハード・バップ、そして モードと、このモダン・ジャズ期ってのは、まさに創生の嵐だった訳で、色々聞いてけば 聞いてくほど、何をもって定義付けしてるのが甚だ曖昧になってくるんだよなあ。そして 本当の意味で何が純粋なジャズであるかがむしょうに気になる訳だが、そういう意味で この一枚は、バードは、純粋なジャズなんだ。 目玉は2曲目から6曲目、チャーリー・パーカー・セプテットの演奏だ。 当時、若干19歳のマイルス・デイヴィスをはじめ、も〜とにかく、いかにもジャズが好きな 若者達って感じで、小難しい理論じゃなく、ありあまるアイデア。小才を利かした技術なん かじゃなくて、好奇心に満ちた創意工夫。まさにこの純然たる思いで作られたから、飽きが こないんだよな。作り物とは違う。「チュニジアの夜」のマイルスとパーカーときたら、 快心の吹きっぷりだよ、録音悪いのなんてどっかに吹っ飛んじまうほどの。 そして、これは絶対に外せない名曲、8番の「Lover man」。 ジミー・バンのピアノイントロで、すでに目頭が熱くなるが、ここでのパーカーは本当に 歌ってる。サブ・トーンなんて技術じゃなくて、本当に情が滲み出る様に嗄れた音色が胸 を熱くするし、泣けます。 そして10「Bebop」はハワード・マギーのトランペットが、これでもかってぐらい火を噴く ごとくの吹き回しでノリノリです。 あとはラストCharlie Parker's New Starsでの4曲。これは録音も演奏の質もGOOD。そして ただ、おとなしくなってないのは若き日のバーニー・ケッセルが暴れてるから。 特に「カーヴィン・ザ・バード」・・・凄いね。ソリッドなギターイントロで、所々暴れ 回るバッキング、ソロパートのカッコいい事カッコいい事たまらんね。 とにかく挙げればキリがないな。僕、個人的には純粋なジャズはこの一枚だな。 オールドジャズより先に、フュージョンやスムースより先に、モダン・ジャズの中でトップ に聴いて欲しいのがこれ。そしたら何かね明確に基準ができると思うんだ。Jazzっていいと 心から思える一枚。 カスタマーレビューピックアップ わずかこれだけの人数しかレビューを書いておられないとは、ジャズ人気も墜ちたものだ。 端的にすべてのジャズ・アルバムの中の最高傑作。決してパーカーのファンではないわたくしですらそう思う。理由はきわめて簡単だ。ふつう、ジャズに興味がある、あるいはジャズが好き、と称する方は、「ジャズ風にアレンジされたメロディ」がイイナ、と感じられているだけなのである。つまりアドリブ=インプロヴィゼイションは却って原曲のイメージを損なう、邪魔なものとなる。マイルス・デイビスの、ジャズからアドリブを追放した「ネフェルティティ」がこの思想の延長上にあるアルバムである(そして当然彼はフュージョンに走ってゆく)。 ここでのパーカーは、まさにアドリブ一発に賭けている。パーカーと凡百のジャズメンとのアドリブの違いは、前者が「曲のイメージ」を全く念頭に置かず、コード進行のみを使って新しい音楽を想像してゆく、つまり原曲を「換骨奪胎」しているのに対し(その結果、しばしば原メロディの小節を飛び越えて吹くことが特徴だ)、後者は「原曲のイメージ」から脱し切れていない(だからフレーズが原曲の小節数から外れることが少ない)ことにある。 このパーカーの演奏に何ものも感じない方にはジャズは向いていないと思われます。逆に、ジャズを好きになりたい方はこの演奏から始めるのが近道と思われます。何といっても「教科書」ですから。 カスタマーレビューピックアップ チャーリーパーカーのアドリブはゾクゾクきます。僕が特にすきなのはチュニジアの夜のパーカーが一気に吹きまくる瞬間です。まさにその瞬間全身にすさまじい快楽が突き抜けてしばらく放心状態になってしまいます。曲数も多くディジーガレスピーやマイルスデイヴィスといったジャズジャイアンツも協演しているのでそこらへんも注目な一枚です。チュニジアの夜はほかにアートブレイキーやソニーロリンズなどが演奏しているのもあるので曲で聞き比べてもおもしろいかもしれません。 カスタマーレビューピックアップ
ノイズ交じりの劣悪な録音、古色蒼然たる音の響き、今では考えられない演奏フォーマットなど、Parkerのどこが凄いのかまったく理解できなかったのが最初の印象。その後、懐古趣味も手伝って数十回聴いているうちに、あんたの気のせいと言われそうだが、ある日突然「目からウロコ」状態。私にとってParkerは特別な存在になった。あらゆる角度から解釈され尽くした感のあるParkerだが、個人的な体験から彼の特異性を表明するなら、「Charlie Parkerはリアルだ」ということ。そもそも音楽を聴くという行為は、LPやCD、最近ではデータに定着された「過去」をトレースし直すという作業と言い換えることができる。しかしそれはあくまでも追体験であって、演奏するプレイヤーやライブ盤なら観客などその場にいる当事者ほどの臨場感を獲得することはどうしても不可能だ。 これは音楽に限ったことではなく、メディアに収録され得るすべての芸術に共通する宿命である。では、Parkerは? いつでも、私たちの目の前に「イマ」を現出する世界を展開してくれる。こう思う時がある、Charlie Parkerとは次元の高いJazzの演奏家ではなく位相の異なる文化の創造者ではないか、と。1940年代後半のDialとSavoyは彼の絶頂期を収めた2大レーベル。国内外のレコード会社からさまざまな形とボリュームで発売され続けている。決して押し売りはしないけれど、Parkerを聴くならBGMとしてでもいいから何度もできるだけ繰り返し聴いて欲しい。 サムシン・エルス+1カスタマーレビューピックアップ キャノンボールもそうだが、特に50年代をガムシャラに走ってきたマイルスにとって、この 一枚は実りの果実だったんじゃないかな。Kind Of Blueの定義付けは、ある種特別なのであれ だが、60年代以降、良くも悪くも貪欲に自らの道を開拓していった両者だが、ここではそんな ハングリーさとかストイックさとかとは別で、本当に悠然と心から音を楽しんでる感じが 伝わってくる。「Autumn Leaves」、「Somethin' Else」、「One For Daddy-O」では、音色、 フレージングともに見事なまでに安定したユニゾンを聴かせてくれる。ほんと艶然と微笑む ような気持ちになれる。 もう何度も聴いた一枚だが、昔は前述の両者とサム・ジョーンズの芯の強いベース音に感服 してたりしたが、年月たって聴いてみると、ハンク・ジョーンズのピアノ音は何とも温かい というか、心に沁みるというか、だんだん彼の凄さに気づいてくる。そう思って聞き返すと 以外に、この作品で彼は、おいしい所どりしてるのがよくわかる。彼の音を一音一音追って 聴くと何時までも飽きのこない贅沢さがあると思う。 あとキャノンボール名義じゃないともいわれてるが、何々ラストナンバー「Dancing in the Dark」の彼のアルトの、メロウにムード満点に歌い上げてるの聴いてロマンティックに 浸れば、あながち彼のその後の活躍を予感させる感がヒシヒシと伝わってきて、お膳立てでは あるが、間違いなく彼のリーダー作だよ。 カスタマーレビューピックアップ このアルバムは、ジャズ好きの方は知らない人がいないというほど有名なもののようです。 一曲目の枯葉は、はじめはアクが強い感じがしましたが、不思議に好きになっていく力があります。このアルバムの中では「DANCING IN THE DARK」が一番好きで、何度も聴いてしまいたくなります。キャノンボールが演奏すると、甘すぎるメロディも嫌味なく聴こえてくるのがすごいです。 カスタマーレビューピックアップ アルバムの幕を開ける一曲、「枯葉」。この演奏に、まず、ノックアウトされてしまう。 ミュートを効かせたマイルス・デイヴィスのトランペット・ソロが終わったところに、キャノンボール・アダレイのアルト・サックスが滑り込んできて、ソロが繰り広げられる。それが終わると、また、マイルス・デイヴィスのトランペット・ソロに戻るあたりの音楽。いいですねぇ。ふたりの連携プレイとセンスのよいソロに、ぞくぞくさせられました。 マイルス・デイヴィスとキャノンボール・アダレイ、ふたりの掛け合いがよかったってことでは、トラック3収録の表題曲「サムシン・エルス」もいいですね。夜を切り裂くトランペットのキレのある高音と、ブルージィーなアルト・サックスの音が溶け合う、聴き手にとってはこたえられない饗宴。 クールで知的、いぶし銀のきらめきを感じたマイルス・デイヴィスのトランペット。その醍醐味、旨味に唸ったのが、トラック2「ラヴ・フォア・セイル」と、トラック4「ワン・フォア・ダディ・オー」。即興的なひらめきを感じる弱音での演奏が、マイルス・デイヴィス、天才的で素晴らしいと思う。 さらに、オリジナル・アルバムにはないトラック6「バングーン」が楽しかった。軽やかに飛ばしていく、スピーディな演奏の快感。終盤、アート・ブレイキーのドラムス・ソロも快調で、ごきげんな気分で聴き終えることができた一枚。 1958年3月9日、ニュー・ジャージーの「ヴァン・ゲルダー・スタジオ」での録音。 カスタマーレビューピックアップ マイルスが若い頃、ブルーノートのプロデューサーであるアルフレッド・ライオンと年に1回のペースでアルバムを出していこうと約束する。 マイルスがドラッグ中毒であるにもこの約束は守られていく。 数年後、大手CBSに移籍したマイルス。 しかし、自分が最悪の状況でも助けてくれた恩人のことを忘れてはいなかった。 名義をアルト・サックスのキャノンボール・アダレイとして自分はメンバーとして参加。 だが実質的リーダはマイルスであることには変わりない。 1曲目の枯葉。マイルスのミュート・プレイ。 「枯葉よ〜」とマイルスのトランペットが歌いだす。 2曲目以降の他の曲なんかもうどうなってもいい。 この1曲だけでこのアルバムは成り立っているのだ。 まだ聴いていない人はぜひ購入していただきたい。 この録音セッションが終わった後、アルフレッド・ライオンはテープ・ボックスに「リーダー マイルス・デイビス」と記録した。 カスタマーレビューピックアップ
一般的には1曲目に有名な「枯葉」が収録されているということで人気があるようですが、むしろマイルス・デイビスがハンク・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、アート・ブレイキーという名手と共演した、ということがすごいことだと思います。 ジャケットはいたってシンプルでメンバーの名前が書かれているだけ。でもそれだけすごいメンバーがそろった、ということではないでしょうか。 聴き所はむしろ2曲目の「LOVE FOR SALE」です。ピアノのイントロにドラムがからんでいくところは何度聴いてもぞくぞくします。JAZZ最高のイントロです。全体にハンク・ジョーンズのピアノがこのアルバムのトーンにぴったりとはまっており、このアルバムのリーダーはキャノンボールでもマイルスでもなくハンク・ジョーンズである、といってもいいすぎではないのでは。 また最後の「DANCING IN THE DARK」も素晴らしいです。この曲にはマイルスは参加していないのですが、キャノンボールが素晴らしく知的で抑制のきいたSAXを聴かせてくれます。これはもうまぎれもないマイルス・デイビスのサウンドです。 ただボーナス・トラックの「BANGOON」という曲は明らかに出来が悪く余分なので、名曲の「DANCING IN THE DARK」で一度ディスクを止めて余韻を味わってください。 On the Corner
特価:¥ 1,263(税込) 中古品¥1110 より 発売日:2000-08-03 売上ランキング:Musicで2528位 ユーザー評価: Music / 通常7~10日以内に発送 カスタマーレビューピックアップ オルガンとギターとパーカッションの区別がつかないようなミックスが凄い。よおーく聞かなくてもリーブマンとマイルスがちゃんと吹いてる。マクラフリンも珍しく弾きまくる。Bitche's brewから3−4年でここまで行っちゃいました。でもこの先はもう無かったようです。あとはライブで再現しようとして悪戦苦闘。 カスタマーレビューピックアップ ファンク色が強く、マイルスのトランペットソロが 少ないこともあって発表当時は物議を醸し出した 作品です。だがのちにクラブ・ミュージックの盛り上がりと ともに再評価された作品で、現代に生きるものが聴く限り ポップでファンクで聴きやすくオススメです。あと レコーディングに参加したミュージシャンが豪華 ですよねー。ハービー・ハンコックに、チック・コリア、 そして70年代屈指のジャズ・ロックギタリストのジョン・マクラフリン とオールスターメンバーです。是非この饗宴を楽しんでみてください。 カスタマーレビューピックアップ 色と形の世界では20世紀の絵画の天才達が芸術表現の必然性として「キュビズム」を生み出したが、音とリズムの世界ではマイルスがOn The Cornerにより「キュビズム」の芸術表現にたどり着いた。 マイルスは、「コード」から「モード」へ、そして音の「カラー」を表現手段として会得したことによりポピュラー音楽の枠を超えた芸術表現を始め、このアルバムで「音楽」の枠をも乗り越えてしまった。当時、スライの音楽やマイルスがこだわった電子オルガンの音にも「カラー」を見たのではないか。Weather Reportが音の「カラー」を明確に示したことも影響しただろう。ジャズであるかどうかはあまり関係ない、20世紀音楽芸術の金字塔だ。 一度、このアルバムを聞きながら「キュビズム」の絵を集中して見ることを奨める。 カスタマーレビューピックアップ 70年代のマイルスはあえて傾聴せずにおいていました。まずはこのアルバムからです。liebmanのみだれ具合やリズムのポリフォニックで大変ここちよいです。うるさいと思って聴けない時もあります。クラブ系の好きな方は必聴盤ということ以上にすごいクラシックアルバムに変わりはありません。 カスタマーレビューピックアップ
とてもポップなジャケットに包まれた、マイルスのクラブ・ミュージック的側面の最も強い最高傑作。 ジャズとかファンクとかいろんなジャンルを含みつつ、そのどれでもない全くオリジナルで抽象的な音楽作品。 ゆえにとても美しい。 時代と共に古びることがない。 そして単純にかっちょいい!!!(これが大事) ジャズファン以外の人に特に聴いてもらいたい作品です。 Miles Smilesカスタマーレビューピックアップ 三曲目の名曲「フット・プリンツ」の冒頭、ロン・カーターのおごそかでかっこいいベースラインに導かれて、マイルスとショーターによる品があっておだやかで美しいテーマメロディーが流れはじめます。その刹那(0:25あたり)、右チャンネルから「ケホッ」というセキなのかクシャミなのかどっちともつかないもの(たぶん犯人はトニー・ウィリアムス)が聴こえてきます。普通だったら「コラッ!」と言いたくなる所ですが、この曲を最後まで聴き終えるころにはそのあまりの名演ぶりに文句なんて言えなくなってしまいます。本作は全曲一発オーケーのワン・テイクのみで録音されたと言われています。そしてそれら全てが名演ぞろいで、録り直しの必要なしの感を強く抱かせられます。 マイルス個人に目を向ければ、本作は彼の純粋なジャズ・トランペッターとしての最後期の演奏が聴けるものと位置づけることが出来るかもしれません。次作の「ソーサラー」以降、マイルスのソロは少しずついわゆるジャジーなスタイルから遠ざかっていくことになるのです。本作のマイルスは、前作「E.S.P.」よりさらに破壊力を増したトニーのドラムにプッシュされて、鋭く猛烈にジャジーに吹きまくっています。 カスタマーレビューピックアップ ウェイン・ショーター加入後のマイルスは、次第に弟子達に作曲を任せるようになり、その関係もあってか、サウンドのイメージが徐々に変わってきています。卑近な例を挙げれば夜更けのジャズ喫茶で鳴っているクールな響き。あるいは前衛と伝統の交差する響きです。とっつきにくい面もありますが、何度か聴き込むうちに打ちのめさせる傑作! カスタマーレビューピックアップ 60年代後半のマイルスはとにかくすごい。コルトレーンが聖者として神の国に近づきつつあった頃、悪魔と契約するかのごとく黒魔術の世界に突入し、神秘を漂わせていたのだから。ショーター、ハンコック、カーター、トニーを含む鉄壁のクインテットはフリー・ブローイングのエクササイズを十分すぎるほど積んだ後、ジャズ芸術の最高の高みにたどり着こうとしていた。そのサウンドは音を超え、リズムの限界を極め、インプロビゼーションの無限の可能性を示した。そこにあるのは抑揚のある音の遠近法を超越したフラットなそれでいて等価値に音が存在することのすばらしさを教えてくれる魔術の世界である。おそらくこの頃のマイルスはジャズにおけるアコースティック・サウンドの最高の表現を完成させたのではないだろうか。数あるマイルスの傑作の中でも5指に入る名作だと思う。 カスタマーレビューピックアップ 1966年10月24・25日ニューヨークで録音。 ウェイン・ショーターの参加は『イン・ベルリン』からであるが、サックス奏者としてだけでなく作編曲に素晴らしい才能を持っていたショーターの加入はマイルスが自身のアルバムで自身の曲を演奏するのではなく、メンバーの曲を演奏するという選択をさせるようになる。簡単にショーター加入後のアルバムを列記してみると、 1966年10月『マイルス・スマイルズ』 1967年5月『ソーサラー』 1967年6月・7月『ネフェルティティ』→ここで、ジョン・コルトレーン死去 1968年1月・5月『マイルス・イン・ザ・スカイ』 1968年1月・9月『キリマンジャロの娘』 1969年2月『イン・ア・サイレント・ウエイ』 と繋がっていく。 『E.S.P.』では4曲作曲していたマイルスは本作『マイルス・スマイルズ』では1曲になり、1967年5月『ソーサラー』と1967年6月・7月『ネフェルティティ』ではついに0となっている。メンバーの成長によりメンバーの曲を演奏しながら、実はマイルスの奥底には1967年に登場したジミ・ヘンドリックスに強いインパクトを受け、ファンクとエレクトリックへの止めようのない芽が目覚めていたと僕は見る。漆黒の闇のような完璧なこのクインテットのジャズも実はその時自身で作曲してしまえば、そのような気持ちを吐露してしまいそうだからではなかったのではないだろうか? 真のミュージシャンは心に目覚めた気持ちを隠し通すことは出来ない。ファンクとエレクトリックへの止めようのない芽はマイルスの中で急速に巨大化していく。そして全てを吐露したのはその3年後だった。 カスタマーレビューピックアップ
64年「Four & More」、65年「Live at the Plugged Nickel」といった超絶ライブを経て、満を持しての 66年スタジオ録音ですから、物凄いアルバムなのは聴く前から明らかです。遥かな高みに到達したクインテットの、緊張感・疾走感にみち、アブストラクトな魅力あふれ、オリジナリティの固まりみたいなこのアルバム、最も進化したアコーステック・ジャズの一形態を感じます。 個人的には特に前半3曲、聴いていると体に電流が走ります。Ron Cater のベース・ラインが印象的な Shorter 名曲「Footprints」など どうですか! 空間をねじ曲げる磁力を放つ Miles のトランペットに、テンションを自在に操る Shorter の神懸りテナー。Herbie Hancock の異次元から飛来してきたかのような恐るべきバッキング。Tony Williams のドラムがまた、この楽器が生命体であることを感じさせる驚愕の体験。金縛りです。あまりのカッコ良さに身動き出来ません。 1958マイルス+2
特価:¥ 1,796(税込) 中古品¥3509 より 発売日:2001-05-23 売上ランキング:Musicで15604位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 片面CBS吹き込みの”マイルス・セクステット”で残る片面がフィリップスの”死刑台のエレベータ”であった「ジャズトラック」から、 日本の企画でセクステットだけをまとめたのが本アルバム、ということで70年代に唐突に出てきた感があった。 池田満寿夫のイラストが素敵なジャケット(これは女性は100%「ステキ〜!」という)にも惹かれて買った記憶がある。 パーソネルの中で触れておかなければいけないのは、3人。 このアルバム収録の二ヶ月前に名盤"Something Else"を、 Milesを招いて作ったキャノンボール・アダレイ(実のところ、これはMilesがリーダーのアルバムになっている)。 Milesの師匠、チャーリー・パーカーを彷彿とさせるアルト・サックスである。 それから、ビル(ギルではない)・エアバンスのピアノ。 彼の”Explorations”を聞いてもらえばわかるが、独特のたる〜いサウンドを展開する。 そして、テナー・サックスをブロウするジョン・コルトレーン。 ・・・それにしても、なんて洗練されたお洒落なサウンドなんだろう。 約半世紀前の作品とは思えない。 聞いていてうっとりするMilesのベストプレイの1つである。 カスタマーレビューピックアップ マイルスのミュートで演奏されるバラッド中心の良く出来たアルバムです。 5曲目以外、マイルスはハーマン・ミュートを使用。大名盤「kind of Blue」とは違い、スタンダード中心の構成なのも聴きやすいポイントです。 お勧めは1曲目の「On Green Dolphin Street」、 ビル・エバンス(p)のロマンチックなピアノソロで始まり、ジミー・コブ(ds)の控えめなブラシをバックにマイルスのミュート・トランペットが入る構成などは素敵です。 またC.ポーター作曲の「Love For Sale」は、同時期に録音された「Somethin'Else / C.Adderley(Ble Note BST81595)」のバージョンと聴き比べるのてみるのも面白いですね。 今回は「マイルス・デイビス紙ジャケ復刻ベスト30」の1枚で、DSDマスタリング・マスター使用。銀蒸着CD。原盤ライナーノート訳を所収しております。 カスタマーレビューピックアップ 今回のDSDリマスタリングによって音質が格段に向上している。輸入盤CDのJazz Master Seriesではテープヒスが目立っていたが、本盤ではきれいに取り除かれている。それとステラ・バイ・スターライトのバージョンが上記の輸入盤とは違うらしい。詳しくは中山氏の「聴け」でご確認を。マイルスが引退していた1979年に日本のCBSソニーの企画で編集されたコンピレーションだが、マイスル不在の急場しのぎに作られたのもとは到底思えない程内容は素晴らしい。演奏メンバーはあの"Kind Of Blue"と同一だが、あれほど堅苦しい感じはなく、ぐっとリラックスした演奏内容となっていて聴きやすく初心者にもお薦めしやすい。実は私も本盤をジャズ初心者の頃聴いてマイルスとモダンジャズに傾倒していった経験がある。 マズは一曲目の"On Green Dolphin Street"が問題なしに良い。Bill Evansのリリカルなピアノのイントロが爽やかな風を運んでくる軽やかなアップナンバー。続くマイルスのミュートが卵の殻の上を歩き、トレーンが最初はやさしいが徐々に凶暴になるトーンで全部ぶっ壊し、キャノンボールが笑いながらきれいに後かたづけをする。二度目のソロではEvansがビーバップフレイズを叩き、最後にマイルスがメロディーを吹いて締める。二曲目の"Fran Dance"はマイルスお得意のバラード、キャノンボール美しいアルト、トレーン叙情的で力強いテナーを聴いているともうカインド・オブ・ブルーの世界の一歩手前まで確実に到着していることが判る。その後の"Stella"や"Love For Sale"も屈指の名演奏だと言える。やはりこのクイテットはマイルスにとって特別なものであり、腕達者なメンバー一人一人も充分にその上手さと個性を発揮できるスペースがあり、全体としても最上質のモダンジャズとなっている。PrestigeからCBSに移ってからのマイルスクインテットはどことなくぎこちなさがあり、その堅苦しさが少し聴きにくさに繋がっていた面があったが、本盤ではドライブの効いたライブのような演奏が聴けて好きだ。 カスタマーレビューピックアップ 希代の傑作「カインド・オブ・ブルー」を生み出した奇跡のセクステットの顔合わせセッション的なアルバムです。カインド・オブ・ブルーの深遠な世界とは違う、リラックスしたスタンダード演奏集。ビル・エヴァンスの個性が全体のトーンを規定しているのが聴き取れます。 カスタマーレビューピックアップ
印象的な赤のデザイン(池田満寿夫氏による版画)が僕には日の丸カラーを連想させ、日本が世界に発するマイルスの音源という誇りに感じられる。その音は膨大な作品がある中で黄金コンボがそろい始める1958年。ジョン・コルトレーン、キャノンボール・アダレイ、そして初参加のビル・エバンス(マイルスとの音源は少ない)という華やかさなのだ。 そして今作の演奏が「聞きやすい」とよく言われる理由は、マイルスの描く思想がわかりやすく纏められているからではないか。マイルス独特のシンプルなものに込める深み、そしてモードジャズ完成前夜の自由な展開力を秘めた知的さ。これらを難しくせず、旋律の幹がどっしりしたスタンダードらに秘めさせ、組まれている。 特に「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」だ。ビル・エバンスが初めに描く軌道の美しさがいきなり神聖で、空気がだんだん緊張し、ポール・チェンバースのベースも加わり流れが速くなるところへ、主人公マイルスが登場する。この最初の一吹目の思慮深さ、そして次々とソロが入れ替わる中でも次に何が起こるのかという興味で待つ空気がたまらない。構成がカッコイイというよりは繋いでゆく意思が非常にカッコイイ。旋律のバトンの中に内省的な恍惚がある。 「フラン・ダンス」は妻フランシスへのオリ曲。これがまた素晴らしく、コードの上でアンニュイに歌うようなマイルス。思えば控えめな表現がなせるエバンスの思想はマイルスにうってつけなのかもしれない。「星影のステラ」ではマイルスのメロウな表現技法がこれでもかとみせつけられる。ランデブするエバンスとコルトレーンの性格の違いも面白い。「ラヴ・フォー・セール」は跳ねる様なリズムセクションが印象的。代わりにに音を丁寧に作り出すマイルス。間やタッチが官能的だ。「リトル・メロネー」は実は55年の音。モノラルの音も空間を感じられてこれも結構いい。 Milestones
特価:¥ 1,304(税込) 中古品¥1173 より 発売日:2001-04-16 売上ランキング:Musicで30015位 ユーザー評価: Music / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 初めてマイルストーンを聞いたとき、これまでのコードチェンジを主体としてアドリブを展開するハード・バップとの違いに驚かされ、すごく新鮮に聞こえた。モードという言葉すら知らなかった高校時代のことだ。歯切れのいいテーマの後、ソロに入るとキャノンボールのうねるようなアルト・サックスの音色。マイルスの硬質な音色のトランペットのクールさ、コルトレーンのシーツ・オブ・サウンズの凄み。まさに最強のセクステットによる豪華な演奏である。この後のカインド・オブ・ブルーではドラマーがジミー・コブに変わり、ピアノもレッド・ガーランドからビル・エバンスに変わった。この二つのセクステットは別のメンバーだと考えてよいし、実際雰囲気がずいぶん違う。モード・ジャズの完成に向けて突き進んでいた50年代終わりのマイルスの貴重な記録であり、僕にジャズの新しさを体験させてくれた忘れられないアルバムだ。 カスタマーレビューピックアップ 不安な気持ちに駆られる第2曲『Sid’s Ahead』が効いています。好きな曲ではないのですが、赤信号が点滅しているみたいなこの曲が、当アルバムのポイントとなっている気がしました。 じらすようなテンポの第2曲から、次の『Two Bass Hit』で一転、演奏はトップ・ギアに入ります。この第3曲が実にスピーディーで心地よいテンポに聴こえるのも、じわじわと進んでいく『Sid’s Ahead』とのギャップ、落差が大きいせいもあるでしょう。そして、マイルス・デイヴィスのトランペットとジョン・コルトレーン(もしくは、キャノンボール・アダレイ)のサックスの競演にわくわくさせられる第4曲『Milestones』、レッド・ガーランドのピアノとフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムスのめりはりの効いたリズムにごきげんな気分になる第5曲『Billy Boy』と続きます。私にとってはこの二曲が、アルバム最高の聴きものでしたね。すべるように高速道路を走っていく車を運転している、そんな心地よさがあったなあ。わくわくと胸が弾みました。 1958年の2月4日&3月4日の録音。ニューヨークのコロンビア30番街スタジオにて。 今も色あせることのない名盤『カインド・オブ・ブルー』はこの翌年、1959年3月&4月の録音。 カスタマーレビューピックアップ マイルス・デイビスがモード手法を取り入れたアルバム、などという専門的な題目は別にどうでもよく、ただよい演奏のCDが聴きたい、という思いを100%満たしてくれるアルバムです。 今のロックのCDもよく聴いていますが、このCDに匹敵するだけのドラムやベースはほとんどないと思います。 もう50年以上も名盤として語り継がれているというのはそういうことなのだと思います。 録音も音に独特の質感があり、これが50年も前の音楽だなんてしんじられません。 みんななんでパンクとかヒップ・ホップとか聴くんですかね。この時のマイルス・デイビスのほうが100倍もヒップでカッコいいのに・・・ 一番のききものは「Two Bass Hit」。しのぎを削るとか、火花を散らすとかいう生半可なもんじゃないです。 マイルスとSAXのキャノンボール、ドラムのプィリージョーが斬れば血が飛ぶような演奏を繰り広げます。 ピアノのレッド・ガーランドが主役をはる「Billy Boy」も凄い。 音の最初から最後までぎりぎりの緊迫感があり、メンバーの最高の演奏を引き出しているのがマイルスのカリスマ性なのだと感じます。 カスタマーレビューピックアップ リズムセクションにレッド・ガーランドとフィリー・ジョーがいた時期のマイルス・グループの最高の演奏だと思う。とにかくバンド全体のまとまりが見事で、強烈にスイングしているのだ。新しく加入したキャノンボール・アダレイも驚くほど他のメンバーと結束できている。役者も環境もそろっているのだから、当然どの曲も出色の出来。勿論マイルスは『モード』に取りかかったりと更なる探求を進めているし、コルトレーンにしてもまだトレーニング中ではあるが、発展途上での演奏としても十分私たちを魅了する音楽をこの人達はやっていたんだなあ、と感心しきりである。 ちなみに「ビリー・ボーイ」は、管の抜けたピアノトリオによる演奏。なかなか乗っているが、これがガーランドとフィリー・ジョーの参加する最後の作品になる。特にガーランドのそれは、必然だったのかもしれないとも感じさせるほど、このバンドで出来ることは、やり尽くした感じのあるアルバムでもある。 カスタマーレビューピックアップ
この頃の典型的なハードバップ。タイトル曲の「Milestones」はテーマ、演奏ともに素晴らしく、既にジャズクラシックにもなっている。(マイルス自身も、長くライブで演奏し続けた。)もちろん、それ以外の「DR.JACKYL」 、「SID'S AHEAD」「Straight No Chaser」など、どの曲をとってもとても良い、駄曲駄演のない好盤である。後にモードジャズの推進という観点でマイルスに大きな影響を与えたビルエバンスはまだ参加していないが、その方がこの作品の雰囲気にはあっている。 Kind of Blueカスタマーレビューピックアップ JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、 JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。 数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、 例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。 それはさておき、Kind of Blueである。 マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。 タイトルどおりちょっとブルーな雰囲気。 十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムの中でも特に格好いいのだ。 マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中でリフレインする。 マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。 多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。 マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。 モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。 だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。 マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい、と思う。 そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、 この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてもらえたら嬉しい。 カスタマーレビューピックアップ steely danへのインタービューで 「これまでのアルバムの中で一番に気に入っているレコードは?」と D・フェイゲンとW・ベッカーが尋ねられ、 まぁ通常は、「プリッツェル・ロジック」とか何とか(つまり彼らのアルバム名を)言うところなんだけど 流石ね、かれらは 二人して声を揃えて 「kind of blue」って言ってたよ。 カスタマーレビューピックアップ ジョン・ゾーンやビル・ラズウェルから先祖帰りするという、変な道筋でジャズを聴き始めた私。なので、ハードバップまでのマイルスでは名盤といわれる演奏でさえも、正直古臭く感じつつ「古典」として頭でその価値を理解していたところがあった。 このアルバムも最初に聴いてからしばらく放ったらかしだったのだが、ハードバップ時代との断絶に気が付いた時に、この作品の革新性を追体験した気になった。コード(和音)ではなくモード(旋律)により曲を進行させるというジャズのスタイルの更新がこのアルバムでなされたことは有名だが、そういった理屈を超えて、侘びサビさえ感じさせるこの静けさで、モダン・ジャズのイメージがガラっと変わってしまった。この抽象的な静けさは確かに「モダン」だ。 僕と同じような初心者の方は、これより前のハードバップ時代のアルバムと聴き比べてみてください。でも、マイルス本人は何でこの作品を失敗作と捉えていたんだろう?こうやって、数世代に渡る熱狂的ファンによって色々な伝記的事実が語られ、また後から後から過去の録音作が今後も増殖すると思われるマイルス・デイビスという海に、僕もハマってしまったのでした。。 カスタマーレビューピックアップ モードだとか、名盤だとか歴史的役割だとか抜きにして、本当に何回聴いても飽きない アルバムです。 ウイントン・ケリーとエバンスの対比も面白いです。 カスタマーレビューピックアップ
さて、この名盤は、マイルスが失敗作としてとらえていることで、有名ですが…。人々の意見も別れていますけども、このアルバムの凄いところは、のちの音楽のヒントがちりばめられていることです。まずSO WHATのベースラインを早くすることで、ジェームスブラウンは、初のファンク曲を書き、ALL BLUEはEW&Fのヒントとなり、デュアンオールマンは、このアルバムを死ぬほどきき、マイルスとコルトレーンの対比を、ツインギターに置き換え、ジミヘンは、コルトレーンのシーツサウンドをギターに置き換えることで、ハードロックギターのもとをつくりました。SO WHATのように、ベースがソロを弾いて始まるなんて、それまでありませんでした。つまり、このアルバムは未来の可能性が詰まっていたアルバムだったのです。 |
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