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Amazon人気商品ランキング/Jeffrey SachspsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:69/総ページ数:7 最終更新日:2008/10/14 The End of Poverty: Economic Possibilities for Our Timeカスタマーレビューピックアップ 我々世代の全世界的な課題として貧困の撲滅を提起する。世銀、IMF等の国際機関に興味ある者にとっては、開発経済学や国際機関の現実、可能性、魅力をリアルに教えてくれる必読書。ボリビア、ポーランド、ロシア、中国、インドでの実践経験を通した方法論を臨床経済学として提示。その過程は開発経済学の醍醐味、魅力を存分に紹介してくれる。最貧国の構造問題「貧困の罠」を解決するには、最貧国の人的、ビジネス、インフラ、自然、社会制度、知識の6つの資本、全ての要素がバランス良く持続成長可能なレベルに達するまで、豊かな国からの支援が不可欠であること。支援を効率的行うためには国毎のニーズにあった処方箋が不可欠であることを力説。後半はアフリカの貧困について。アフリカ支援が、横行する不正、低いモラル、文化の違いから上手く行かないという俗説を否定。気候、農地や交易地としての適性、疫病、天然資源、生態系などの地理学的なハードルの高さから経済成長が遅れているが、先進国の立ち上げ支援があれば自立成長が可能と主張。MDGに織り込まれ先進国によって約束された国民総生産0.7%相当の寄付の実現を訴える。貧困の終焉を奴隷制廃止、植民地政策の転換、公民権運動と準え、現在不可能に思えても実現可能である課題であると訴える。経済学者らしく論理的な展開は説得力に富むが、著者も指摘するように経済問題は複雑。動的複雑系の問題の解決策として、著者の提案する施策は一歩前進とは言え、実現までの道のりは長いように思われる。地理学的に恵まれない地域で紛争、飢饉などから貧困に苦しむ人々への救済措置として有効と思われる移住政策、先進国の閉鎖的な移民政策への言及なく、個人的には著者の意見が聞きたいところ。日本人としては、住友化成が生産する防蚊ネット普及率がマラリア危険地域住民の1%に過ぎず、アフリカでの医療政策の失敗例として連発されることが悲しい。 カスタマーレビューピックアップ In a world of plenty, we tend to ignore those in extreme povery. Jeffrey D. Sachs, as Bono discribes him an energetic, greatest economist, however, diagnoses those who are spiraling in a povery trap through his comprehensive and crinical approach. Now, we have to exert our responsibilities to heal the world with hunger, disease,and extreme povery, and close the gap between the rich and the poor,says Professor Sachs. I'm very much moved by his and his sidekick, Bono's devoted activities. カスタマーレビューピックアップ 読後に残る清清しさはどこから来るのでしょうか。経験と実例を巧みに織り込んだ説明は読むものに感嘆を与えずにはおれません。とくにボリビア等の政権の経済アドバイザーとしての働きはドキメンタリーとしての価値もあります。また自国であるアメリカの貧困対策に対する直接投資の低さ、並びに自国民の意識の低さに対する批判も非常にフェアなものに感じられます。 ただエコノミストにありがちな数字を駆使してしまう点、つまり0.7%と少数点以下の割合を強調することは、わが国における防衛費GDP1%論と同じくそれ以下のレベルの現状並びにそこからの離脱という困難なプロセスへの議論に欠けてしまうという点が残念でした。 カスタマーレビューピックアップ Professor Sachs writes on poverty vs development in the poor nations. It is a good read, but somewhat weak in insights. Instead, he applies a fixed set of concepts to aim to understand things. For a far more insightful book: read: China's global reach: markets, multinationals, and globalization by Chinese journalist George Zhibin Gu, which offers sweeping views about current China and global affairs. カスタマーレビューピックアップ
たった一人のEconomist(もちろん彼一人だけの力ではないでしょうが)がこれほど世界の経済に影響を与えたとは信じがたいことです。国連の掲げる"The Millenium Development Goals"の実現に向けて先進国(もちろん日本も)が一丸とならなければならないといけません。発展途上国(特にアフリカ)の不幸に対して無関心でいることはそれ自体が私たちにとっては罪なのです。まずはこの本を読んで考えましょう。 Common Wealth: Economics for a Crowded Planetカスタマーレビューピックアップ
本書のタイトルCommon Wealthは、(人類)共有の富とでも言うのでしょうか。科学の発展は、確実に世界をせまいものにしつつあり、それだけに、僕たちが直面している課題というのは、以前よりもより世界的な(commonな)ものであると、Sachs氏は主張します。特に現在私たちが直面している課題は、 1環境の保護 2人口の安定 3格差の是正と極度の貧困の終焉 の3つで、これらはお互いに密接に絡み合っています。問題は一つの国家のアクションによっては解決できず、世界的な協力関係によってのみ解決できるものだと彼は主張します。 上の3つの問題の解決は、継続可能な発展(Sustainable Development)につながるものです。 Sustainable Developmentは、上の3つの問題が適切に解決されてこそ実現が可能になります。 Sachs氏は、正しい方法をとれば、Sustainable Developmentは達成可能であると説きます。 環境の保護 科学技術の発展と、人口増加、一人当たり生産量の増加にともない、人類が地球環境に与えうるインパクトは年々増大しています。 すべての人が、現状を永続させることは不可能であることを知っています。 この30年で、脊髄動物の種はなんと半減しています(ところで、映画Earthはとてもよいですね)。 砂漠化も多くの地域で進み、十分に水が供給されない地域が増え、他方では水面の上昇により水没の危機にある国も増えています。 気温の上昇は、天災を増加させ、同時に新たな類の病気が蔓延する原因ともなっています。 これらの解決のためには、市場システムをうまく活かした政策の導入、規制、技術革新、食糧流通システムの効率化などが強く求められています。 人口の安定 人類の人口は、指数的に増加しています。西暦0年から1700年ごろまで、地球の人口は常に10億以下でした。それが、今や60億人。そして、現状が続けば、人口は2050年までに90億になる事が予想されています。継続可能な発展を達成するためには、これは80億以下に抑える必要があります。 人口の増加は、貧困の罠(自力では貧困から抜け出せなくなる状況)と密接に関わっています。最貧国における高い出生率は、幼児の高い死亡率に一因があります。しかし、高い出生率は、家庭が貧困から抜け出すことをより困難にし、それはその国家の経済成長を低下させ、他の国家にも影響を与えることになります。 人口の安定のためには、出生率を下げるインセンティヴを導入する必要があります。現に、先進国で多少の個別差がありながらも出生率が低いのは、インセンティヴによるものが多いのです(低い死亡率、高い養育費など)。途上国において出生率を下げるためにとるべきアクションは、医療制度を発展させ子供の死亡率を下げること(これには援助が必要です)、女の子の進学率を上げ、同時に女性の社会発展を促進することなどにあります。 格差の是正と極度の貧困の終焉 いまだに、世界の人口の6分の1である10億人は極度の貧困の中に生きていて、そのうち数百万人が毎年貧困のために亡くなっています。アフリカでは、5歳以下の幼児の死亡率は17.9%になります。 世界における幼児の死者数は毎日26,000人ですが、このうち3分の1は、ほんの少しのお金があれば(例えば蚊帳一つあれば)防げるものです。 お金があれば幸せになれるわけではありませんが、ない状態で幸せになる事は難しい。また、貧困は、政治不安や紛争、テロの温床にもなりえます。 貧困を解決するための基本的な処方箋は、以下のものになります。 まずは、人口を適切な水準に保つこと。 そして、そのうえで農業生産性を向上させ、社会インフラを整備し、民間部門主導の発展を促進するための技術の支援などを行う事にあります。 これにも多くのお金が必要です。 Sachs氏は、援助の必要性を説いています。 Easterlyは、これまでの多くの援助がまったくの無駄だったと説き、その原因はインセンティヴを考慮しなかったことによると主張していますが、Sachs氏は援助が事実無駄に使われうる事に同意しながらも、その無駄な援助は多くの場合先進国による「援助のための援助」であったこと、正しい方法によって運営された援助は、大きな効果をもたらしてきたことを話します。 特に、日本の開発援助が東・南アジアの国々の発展に大きく寄与してきたことを高く評価しています。 貧困の撲滅は、先進国が自らの収入の2.4%を毎年援助することによって達成することができるとSachs氏は主張します。アメリカの軍事費二日分で、アフリカ全土のマラリア対策費1年分を賄う事が出来るそうです。(そんな簡単なものではないと思いますが)軍事費の見直しを少しばかりすれば、貧困の撲滅のための資金は十分に拠出することが可能です。 現在、いくつかの国でMillennium Village Projectが進められています。 これは、村単位で農業・医療保険・教育などを発展させることにより経済開発に成功したロールモデルを数多く生み出しています。この経験を国家単位に適切に活かすことができるのであれば、2025年前に極度の貧困(1日に1ドル以下で生活すること)を撲滅させるMillennium Promiseを達成することは可能になるでしょう。 アクションの必要性 最初にも書いたように、僕たちがいま直面している問題は、より世界的な問題であり、皆の協力によってのみ乗り越えられるものになっています。政府のみならず、企業、NGOなど,大学・研究機関らの組織の連携がうまくいってこそ、問題は解決に進めることができます。 また、個人レベルでも今すぐにできることがあると、Sachs氏は話します: ・まず、僕たちの世代が直面している問題を認識すること ・各地に旅行して、現実を見ること ・永続可能な発展の実現のためにアクションをしている組織に自分も入ること ・周りの人々を巻き込むこと ・インターネットを活用して、永続可能な発展について知らせること ・自分の属している企業や、政府に働きかけること ・Millennium Promiseのスタンダードに沿って生活を送るようにすること Jeffrey Sachsの地に足付いた楽観主義には本当に感じるところが多いです。僕も、いつまでもこうありたいと思います。まずは、自分ができるところから、少しずつでも着実にやっていこうと思います。 The End Of Poverty: Economic Possibilities for Our timeカスタマーレビューピックアップ 我々世代の全世界的な課題として貧困の撲滅を提起する。世銀、IMF等の国際機関に興味ある者にとっては、開発経済学や国際機関の現実、可能性、魅力をリアルに教えてくれる必読書。ボリビア、ポーランド、ロシア、中国、インドでの実践経験を通した方法論を臨床経済学として提示。その過程は開発経済学の醍醐味、魅力を存分に紹介してくれる。最貧国の構造問題「貧困の罠」を解決するには、最貧国の人的、ビジネス、インフラ、自然、社会制度、知識の6つの資本、全ての要素がバランス良く持続成長可能なレベルに達するまで、豊かな国からの支援が不可欠であること。支援を効率的行うためには国毎のニーズにあった処方箋が不可欠であることを力説。後半はアフリカの貧困について。アフリカ支援が、横行する不正、低いモラル、文化の違いから上手く行かないという俗説を否定。気候、農地や交易地としての適性、疫病、天然資源、生態系などの地理学的なハードルの高さから経済成長が遅れているが、先進国の立ち上げ支援があれば自立成長が可能と主張。MDGに織り込まれ先進国によって約束された国民総生産0.7%相当の寄付の実現を訴える。貧困の終焉を奴隷制廃止、植民地政策の転換、公民権運動と準え、現在不可能に思えても実現可能である課題であると訴える。経済学者らしく論理的な展開は説得力に富むが、著者も指摘するように経済問題は複雑。動的複雑系の問題の解決策として、著者の提案する施策は一歩前進とは言え、実現までの道のりは長いように思われる。地理学的に恵まれない地域で紛争、飢饉などから貧困に苦しむ人々への救済措置として有効と思われる移住政策、先進国の閉鎖的な移民政策への言及なく、個人的には著者の意見が聞きたいところ。日本人としては、住友化成が生産する防蚊ネット普及率がマラリア危険地域住民の1%に過ぎず、アフリカでの医療政策の失敗例として連発されることが悲しい。 カスタマーレビューピックアップ In a world of plenty, we tend to ignore those in extreme povery. Jeffrey D. Sachs, as Bono discribes him an energetic, greatest economist, however, diagnoses those who are spiraling in a povery trap through his comprehensive and crinical approach. Now, we have to exert our responsibilities to heal the world with hunger, disease,and extreme povery, and close the gap between the rich and the poor,says Professor Sachs. I'm very much moved by his and his sidekick, Bono's devoted activities. カスタマーレビューピックアップ 読後に残る清清しさはどこから来るのでしょうか。経験と実例を巧みに織り込んだ説明は読むものに感嘆を与えずにはおれません。とくにボリビア等の政権の経済アドバイザーとしての働きはドキメンタリーとしての価値もあります。また自国であるアメリカの貧困対策に対する直接投資の低さ、並びに自国民の意識の低さに対する批判も非常にフェアなものに感じられます。 ただエコノミストにありがちな数字を駆使してしまう点、つまり0.7%と少数点以下の割合を強調することは、わが国における防衛費GDP1%論と同じくそれ以下のレベルの現状並びにそこからの離脱という困難なプロセスへの議論に欠けてしまうという点が残念でした。 カスタマーレビューピックアップ Professor Sachs writes on poverty vs development in the poor nations. It is a good read, but somewhat weak in insights. Instead, he applies a fixed set of concepts to aim to understand things. For a far more insightful book: read: China's global reach: markets, multinationals, and globalization by Chinese journalist George Zhibin Gu, which offers sweeping views about current China and global affairs. カスタマーレビューピックアップ
たった一人のEconomist(もちろん彼一人だけの力ではないでしょうが)がこれほど世界の経済に影響を与えたとは信じがたいことです。国連の掲げる"The Millenium Development Goals"の実現に向けて先進国(もちろん日本も)が一丸とならなければならないといけません。発展途上国(特にアフリカ)の不幸に対して無関心でいることはそれ自体が私たちにとっては罪なのです。まずはこの本を読んで考えましょう。 The End of Poverty: Economic Possibilities for Our Timeカスタマーレビューピックアップ 我々世代の全世界的な課題として貧困の撲滅を提起する。世銀、IMF等の国際機関に興味ある者にとっては、開発経済学や国際機関の現実、可能性、魅力をリアルに教えてくれる必読書。ボリビア、ポーランド、ロシア、中国、インドでの実践経験を通した方法論を臨床経済学として提示。その過程は開発経済学の醍醐味、魅力を存分に紹介してくれる。最貧国の構造問題「貧困の罠」を解決するには、最貧国の人的、ビジネス、インフラ、自然、社会制度、知識の6つの資本、全ての要素がバランス良く持続成長可能なレベルに達するまで、豊かな国からの支援が不可欠であること。支援を効率的行うためには国毎のニーズにあった処方箋が不可欠であることを力説。後半はアフリカの貧困について。アフリカ支援が、横行する不正、低いモラル、文化の違いから上手く行かないという俗説を否定。気候、農地や交易地としての適性、疫病、天然資源、生態系などの地理学的なハードルの高さから経済成長が遅れているが、先進国の立ち上げ支援があれば自立成長が可能と主張。MDGに織り込まれ先進国によって約束された国民総生産0.7%相当の寄付の実現を訴える。貧困の終焉を奴隷制廃止、植民地政策の転換、公民権運動と準え、現在不可能に思えても実現可能である課題であると訴える。経済学者らしく論理的な展開は説得力に富むが、著者も指摘するように経済問題は複雑。動的複雑系の問題の解決策として、著者の提案する施策は一歩前進とは言え、実現までの道のりは長いように思われる。地理学的に恵まれない地域で紛争、飢饉などから貧困に苦しむ人々への救済措置として有効と思われる移住政策、先進国の閉鎖的な移民政策への言及なく、個人的には著者の意見が聞きたいところ。日本人としては、住友化成が生産する防蚊ネット普及率がマラリア危険地域住民の1%に過ぎず、アフリカでの医療政策の失敗例として連発されることが悲しい。 カスタマーレビューピックアップ In a world of plenty, we tend to ignore those in extreme povery. Jeffrey D. Sachs, as Bono discribes him an energetic, greatest economist, however, diagnoses those who are spiraling in a povery trap through his comprehensive and crinical approach. Now, we have to exert our responsibilities to heal the world with hunger, disease,and extreme povery, and close the gap between the rich and the poor,says Professor Sachs. I'm very much moved by his and his sidekick, Bono's devoted activities. カスタマーレビューピックアップ 読後に残る清清しさはどこから来るのでしょうか。経験と実例を巧みに織り込んだ説明は読むものに感嘆を与えずにはおれません。とくにボリビア等の政権の経済アドバイザーとしての働きはドキメンタリーとしての価値もあります。また自国であるアメリカの貧困対策に対する直接投資の低さ、並びに自国民の意識の低さに対する批判も非常にフェアなものに感じられます。 ただエコノミストにありがちな数字を駆使してしまう点、つまり0.7%と少数点以下の割合を強調することは、わが国における防衛費GDP1%論と同じくそれ以下のレベルの現状並びにそこからの離脱という困難なプロセスへの議論に欠けてしまうという点が残念でした。 カスタマーレビューピックアップ Professor Sachs writes on poverty vs development in the poor nations. It is a good read, but somewhat weak in insights. Instead, he applies a fixed set of concepts to aim to understand things. For a far more insightful book: read: China's global reach: markets, multinationals, and globalization by Chinese journalist George Zhibin Gu, which offers sweeping views about current China and global affairs. カスタマーレビューピックアップ
たった一人のEconomist(もちろん彼一人だけの力ではないでしょうが)がこれほど世界の経済に影響を与えたとは信じがたいことです。国連の掲げる"The Millenium Development Goals"の実現に向けて先進国(もちろん日本も)が一丸とならなければならないといけません。発展途上国(特にアフリカ)の不幸に対して無関心でいることはそれ自体が私たちにとっては罪なのです。まずはこの本を読んで考えましょう。 Commanding Heights (3pc)カスタマーレビューピックアップ 「市場対国家」というテーマを基軸に映像で振り返る20世紀から21世紀への経済政策史。DVDで3巻。素晴らしいコストパフォーマンスのプログラムである。(日本の放送局がこれほどの映像を集めて編集することができるとはちょっと考えられない。)なお、ウェブサイトにて本番組の解説や、本番組のために行われたインタビューの全文が載せられており、ディスカッションもできるようになっている。 次の3部構成。 ●第1巻:欧米における、大きな国家派(ケインズ派)と小さな国家派(ハイエク派)の、経済政策をめぐる覇権競争の歴史 ●第2巻:共産圏の崩壊と資本主義市場への組み込み ●第3巻:ITと金融が一体となったグローバル経済への驀進とそのリスク、生まれる格差 ケインズ、ハイエク、フリードマン・・・理論的な支柱を与えた経済学者達の映像とインタビュー。チャーチル、ネルー、レーガン、サッチャー、ゴルバチョフ、ワレサ、クリントン、・・・歴史の転換点でのリーダーの映像。そして、ロシアや、ボリビアや、チリや、メキシコや、ポーランドや、英米や、ドイツや、中国や、シンガポールや、日本の様々な映像。そしてそれらの映像を通して、記憶から薄れがちな、例えば次のようなこと、を振り返ることができる。 ●二次大戦後、英国で労働党が政権をとって基幹産業に対する国の支配を高めたのはどのような背景によるものであったか。 ●どのような背景で、レーガン、サッチャーが同時に登場したのか。 ●グローバリゼーションの是非に向けての議論の第一ラウンドが、米国の裏庭である中米を米国経済に組み込むかどうか、すなわちNAFTAを結成するかどうか、ということをめぐって行われたこと。その論戦が父ブッシュ、クリントン、ロス・ペローとの間で行われたこと。(ここでクリントンは中庸の論によって勝利を得ている。) 底本となるテキストがしっかりしているので、重要なテーマは押さえられているが(例えば、市場を支える所有権制度、といったことにも触れられている)、テレビ番組なので経済理論的には必ずしも突っ込まれていないが、映像自体が貴重である。 これからの企業や職場を考える時、グローバル資本主義に対する姿勢を明確にすることは欠かせないと思うが、そのための素晴らしい基礎情報になると思う。言葉は英語だけれども、映画のような口語英語ではない普通の英語だし、英語の字幕もついているからいざとなったら辞書引けるし、またたとえ言葉がよくわからないとしても、映像で見る意義は大きいと思われる。 カスタマーレビューピックアップ This is one of the best designs and clearest documentary on how economic reform came about. It is a must see for those that are too young or were too busy to see it happening. It is worth owning this set so one can use repeated reviewing and pick up on the nuances. This documentary far surpasses any written works on theories (there is a companion book available). You get to see all the economists in person or film. For my part the design is not a bunch of detached sound bites but a coherent and supported (informed) display of before and after. Not to distract from this 3 volume set there is a lesser know concept that you may find imbedded in these economic reforms. Read “The Capitalist Manifesto” by Louis O. Kelso, Mortimer Jerome Adler カスタマーレビューピックアップ
ダニエル・ヤーギンの「市場対国家」を下敷きにしたテレビ・ドキュメンタリーで、20世紀の経済学の流れと、それが国家政策に与えた影響を、実際に現場に関わった多くの人(あの榊原英資氏も登場する)からのインタビューをもとに再構成しており、世界恐慌、冷戦、レーガノミクス・サッチャーリズム、ロシア、インド、アジア、南米の経済危機などを「市場対国家」という大きな流れの一部として描き出しています。 ただ、作り手の軸足はどちらかというと「市場」の方にあるので、ハイエク、フリードマン、シカゴ学派、サッチャー、レーガンといったところが、かなり「おいしい」役回りに描かれていて、そういった意味では、ケインジアンやマルキストの方には多少違和感があるかも知れません。 映像も、テレビ・ドキュメンタリーにありがちな荒さもなく、全体に上品な映像で、また、サッチャーが連帯のワレサと会ったとき、みたいなお宝映像的なものも入っています。 価格が高いと思う方もいるかも知れませんが、1枚約2時間の DVD が 3 枚組みであることを考えれば、むしろ割安と言えるのではないでしょうか。 もちろん、全編英語ですが、とくに発音の聞き取りにくい人はほとんど出てきませんし、クローズド・キャプション(英語字幕の一種)も付いているので、聞き取りに難がある人でも安心です。 (もちろん、再生にはリージョン1対応の DVD プレーヤが必要です。為念。) Economic Development and the Division of LaborCommon Wealth
特価:¥ 1,758(税込) 発売日:2009-03-26 売上ランキング:Bookで66459位 Book / 近日発売 予約可 Common Wealth: Economics for a Crowded Planet, Library Editionカスタマーレビューピックアップ
本書のタイトルCommon Wealthは、(人類)共有の富とでも言うのでしょうか。科学の発展は、確実に世界をせまいものにしつつあり、それだけに、僕たちが直面している課題というのは、以前よりもより世界的な(commonな)ものであると、Sachs氏は主張します。特に現在私たちが直面している課題は、 1環境の保護 2人口の安定 3格差の是正と極度の貧困の終焉 の3つで、これらはお互いに密接に絡み合っています。問題は一つの国家のアクションによっては解決できず、世界的な協力関係によってのみ解決できるものだと彼は主張します。 上の3つの問題の解決は、継続可能な発展(Sustainable Development)につながるものです。 Sustainable Developmentは、上の3つの問題が適切に解決されてこそ実現が可能になります。 Sachs氏は、正しい方法をとれば、Sustainable Developmentは達成可能であると説きます。 環境の保護 科学技術の発展と、人口増加、一人当たり生産量の増加にともない、人類が地球環境に与えうるインパクトは年々増大しています。 すべての人が、現状を永続させることは不可能であることを知っています。 この30年で、脊髄動物の種はなんと半減しています(ところで、映画Earthはとてもよいですね)。 砂漠化も多くの地域で進み、十分に水が供給されない地域が増え、他方では水面の上昇により水没の危機にある国も増えています。 気温の上昇は、天災を増加させ、同時に新たな類の病気が蔓延する原因ともなっています。 これらの解決のためには、市場システムをうまく活かした政策の導入、規制、技術革新、食糧流通システムの効率化などが強く求められています。 人口の安定 人類の人口は、指数的に増加しています。西暦0年から1700年ごろまで、地球の人口は常に10億以下でした。それが、今や60億人。そして、現状が続けば、人口は2050年までに90億になる事が予想されています。継続可能な発展を達成するためには、これは80億以下に抑える必要があります。 人口の増加は、貧困の罠(自力では貧困から抜け出せなくなる状況)と密接に関わっています。最貧国における高い出生率は、幼児の高い死亡率に一因があります。しかし、高い出生率は、家庭が貧困から抜け出すことをより困難にし、それはその国家の経済成長を低下させ、他の国家にも影響を与えることになります。 人口の安定のためには、出生率を下げるインセンティヴを導入する必要があります。現に、先進国で多少の個別差がありながらも出生率が低いのは、インセンティヴによるものが多いのです(低い死亡率、高い養育費など)。途上国において出生率を下げるためにとるべきアクションは、医療制度を発展させ子供の死亡率を下げること(これには援助が必要です)、女の子の進学率を上げ、同時に女性の社会発展を促進することなどにあります。 格差の是正と極度の貧困の終焉 いまだに、世界の人口の6分の1である10億人は極度の貧困の中に生きていて、そのうち数百万人が毎年貧困のために亡くなっています。アフリカでは、5歳以下の幼児の死亡率は17.9%になります。 世界における幼児の死者数は毎日26,000人ですが、このうち3分の1は、ほんの少しのお金があれば(例えば蚊帳一つあれば)防げるものです。 お金があれば幸せになれるわけではありませんが、ない状態で幸せになる事は難しい。また、貧困は、政治不安や紛争、テロの温床にもなりえます。 貧困を解決するための基本的な処方箋は、以下のものになります。 まずは、人口を適切な水準に保つこと。 そして、そのうえで農業生産性を向上させ、社会インフラを整備し、民間部門主導の発展を促進するための技術の支援などを行う事にあります。 これにも多くのお金が必要です。 Sachs氏は、援助の必要性を説いています。 Easterlyは、これまでの多くの援助がまったくの無駄だったと説き、その原因はインセンティヴを考慮しなかったことによると主張していますが、Sachs氏は援助が事実無駄に使われうる事に同意しながらも、その無駄な援助は多くの場合先進国による「援助のための援助」であったこと、正しい方法によって運営された援助は、大きな効果をもたらしてきたことを話します。 特に、日本の開発援助が東・南アジアの国々の発展に大きく寄与してきたことを高く評価しています。 貧困の撲滅は、先進国が自らの収入の2.4%を毎年援助することによって達成することができるとSachs氏は主張します。アメリカの軍事費二日分で、アフリカ全土のマラリア対策費1年分を賄う事が出来るそうです。(そんな簡単なものではないと思いますが)軍事費の見直しを少しばかりすれば、貧困の撲滅のための資金は十分に拠出することが可能です。 現在、いくつかの国でMillennium Village Projectが進められています。 これは、村単位で農業・医療保険・教育などを発展させることにより経済開発に成功したロールモデルを数多く生み出しています。この経験を国家単位に適切に活かすことができるのであれば、2025年前に極度の貧困(1日に1ドル以下で生活すること)を撲滅させるMillennium Promiseを達成することは可能になるでしょう。 アクションの必要性 最初にも書いたように、僕たちがいま直面している問題は、より世界的な問題であり、皆の協力によってのみ乗り越えられるものになっています。政府のみならず、企業、NGOなど,大学・研究機関らの組織の連携がうまくいってこそ、問題は解決に進めることができます。 また、個人レベルでも今すぐにできることがあると、Sachs氏は話します: ・まず、僕たちの世代が直面している問題を認識すること ・各地に旅行して、現実を見ること ・永続可能な発展の実現のためにアクションをしている組織に自分も入ること ・周りの人々を巻き込むこと ・インターネットを活用して、永続可能な発展について知らせること ・自分の属している企業や、政府に働きかけること ・Millennium Promiseのスタンダードに沿って生活を送るようにすること Jeffrey Sachsの地に足付いた楽観主義には本当に感じるところが多いです。僕も、いつまでもこうありたいと思います。まずは、自分ができるところから、少しずつでも着実にやっていこうと思います。 Escaping the Resource Curse (Initiative for Policy Dialogue at Columbia)MacRoeconomics in the Global Economy |
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