定価:¥ 5,040(税込)
特価:¥ 3,993(税込)
発売日:2007-11-09
売上ランキング:DVDで675位
ユーザー評価:![]()
DVD / 通常24時間以内に発送
MenuSpecial Links |
Amazon人気商品ランキング/黒澤明psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:169/総ページ数:17 最終更新日:2008/09/05 七人の侍(2枚組)<普及版>
特価:¥ 3,993(税込) 発売日:2007-11-09 売上ランキング:DVDで675位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ アメリカの大学で映画を学ぶ時、「市民ケーン」と並んで必ずと言っていいほど教材として使われる作品である。優れた映画の共通点として、その内容の濃さがあげられるかと思うが、この作品は単に映像技術にとどまらず、物語の深さにおいて他の黒沢作品と比べても群を抜いている。黒沢作品の数少ない「欠点」として演出が舞台っぽいところが挙げられるかとも思うが、七人の侍にはそれがほとんどない。デルス・ウザーラと並んで、もっともリアルな作品に仕上がっている。その映像、演出の素晴らしさについては、ここに書く事もないだろう。長い映画ではあるが、じっくり腰を落ち着けて、何度も見てみたい映画である。 カスタマーレビューピックアップ 殺陣のかっこよさ、志村喬の侍は示唆に溢れていて秀逸。宮口精二の剣戟シーンは、素晴らしくかっこよい。ただ若侍の恋は入れる必要があったのか、いまは疑問。浮いてないか?作品は長すぎないか? 昔ビデオで見ていた時は感動だけだったが、今見返すとテンポがもうちょっと速ければと思う。しかし、侍探しのシーンでの、博打うちの、必死の言葉。菊千代の百姓の辛さを力説するシーンは深い。 買って損無し。 カスタマーレビューピックアップ 実は、日本版DVDは所蔵していません。アメリカのクライテリオン社発行の「SEVEN SAMURAI」を購入してみています。残念ながら、この日本版には以前からかなり不満がありました。それは10数年前にLDを購入した時から疑問に思っていたものです。HDマスターで可能な限り高品位の映像と謳っていましたが、その画質はいかにもビデオ映画の映像で、私が映画館で観た「七人の侍」とは明らかな別物に思えたからです。 以降、米国クライテリオン社製のLDのCAV版、DVD版、DVDリマスター版と購入してきましたが、現行で考えられる最高の画質でこの傑作を楽しめます。確かにオリジナルのネガの状態は良いとはいえませんが、それは日本版も同じ。しかし、そこに映し出される映像は紛れも無く映画「七人の侍」そのものです。 これからもし、Blu−ray版を出すのであれば、東宝さんはクライテリオン版のマスターを購入してください。ぜひお願いします。 カスタマーレビューピックアップ 映画史上 これだけ監督のバイタリティ、エネルギーが観る者に伝わってくる作品はない、と思う。 そしてスタッフ、キャストもそれに応え、一丸となって完成させた作品。 素晴らしい、を通り越した 信じられない傑作。 カスタマーレビューピックアップ
観てない人は無条件に観るべし!世界中の人々や、映画人に影響を与え、今でも変わらぬ影響力、感動を与える世界の傑作かつ名作。 その迫力、いくつものカメラをいろいろなところにセットして同時撮影したカメラワークと編集、人物設定、脚本、美術、たぶん、、こんな映画二度と撮れないでしょう。 この映画が古くならないのは、流行ではなく、本質的な人間の性質を捉えているからですね。 戦と勝った負けたが人生の分け目になる武士達、戦に翻弄されるが畑を耕し自然と闘い共存していく百姓。前者は強者かつ支配者で、後者は弱者かつ被支配者と思われているけれど、その実、前者がお国のために命をかけて戦って負けても勝っても、後者は関係なく畑を耕し、収穫を得て生きていく、、、いったい、、戦とは何なのか?。。。。百姓達のい願いを聞き、浪人達を集め、百姓達に戦術を教え、陣頭指揮を執り、そして大切な仲間を失った侍の大将の勘兵衛が、戦い終わって発した一言、、、「また負け戦だったな…、勝ったのはあの者たちだ、わし達ではない…。」、、、という言葉に、全てが詰まっている。 この台詞は、第二次世界大戦が終わって、神風特攻隊や学徒出陣、大勢の好む好まざるに関わらず「お国のため」に戦い死んで行った人々のことを忘れたかのごとく、有象無象の戦後大衆風俗が出現し、全ては忘却の彼方になってしまった現代日本の比喩でもあると言われています。 なるほど、弱者であった百姓を守るため、強者であった侍達の有志が集まり、侍同士が、そして百姓達とも心をひとつにして、ある一種、、歴史を変えていく、、それは、考えを広げれば、武士同士の覇権争いの戦いとは違い、人民を守るための意義ある戦いと思える、、しかし、、本当に違うのか??戦いとは己の信じる正義や思想や欲が絡まって行われることには変わりは無い。などと、、、、いろいろ考えてしまう。 同時に、命をかけ戦ってこその友情があるということも、改めて考えさせられる。だって、仕事でさえも物凄く困難があって、それを乗り越えたりすると、会社や立場が違っても他とは違う結びつきが生れるしね、スポーツなんかも一般的にはそうだし、、家庭だってそうだよね、、、だから、、、結局、、、、戦争なんてしないで、そういった擬似戦争でケンカしたり笑いあったりして友情や繁栄を育みましょうよ。とまあ、変なところに話題が行ってしまいましたが。 雨をモノクロフィルムに写すために、墨汁を混ぜて降らしたり、あの泥沼のような地面が迫力あるシーンを生んでいますが、これは積雪を溶かすために撒いた大量の水の偶然の産物だったとか、焼けるわら葺家の中で、島崎雪子はギリギリまで演技をし、火ぶくれで顔が腫上がった、とか、セットの周りにあった森も焼け果てちゃった、とか、、物凄くエピソードが多い映画なので、この映画に関する本も読むと面白いですよ。 もう一度言います、観てない人は、直ぐに見るべき! 東京物語
特価:¥ 1,000(税込) 発売日:2007-08-20 売上ランキング:DVDで1578位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 昔の映画はスローだ。 でも、この映画は退屈しなかったと言うより むしろ、最初の風景からすぐ引きずり込まれる。 おずさんの風景の描写の美しさ、音楽の効果、原さんの天使の様な美が魅力的なのは言うまでもないが、私たちが忘れている心を思い出させてくれるのがこの映画だ。 地方の方言、そして昔の標準語これだけ美しかったかと思い知らされる。 人の死を前にしての切なさを温かく描いてある。 見ると海外で絶賛されている理由がわかる。 この映画を見て感じる感情は万国共通だという事。 そして、登場してくる俳優さん、全員がすごくいい。 この値段で損はない。 購入をお奨めします。 カスタマーレビューピックアップ 日本映画の誇る、世界の映画史に輝く大傑作。親子の関係、老夫婦の情愛と淡々と現実を受け入れる姿、まだ陰を落とす戦争の影響、地方から人を吸収する大都市での庶民の生活等、今も変らぬ人間関係の真実を見据える視点が本作を小津映画でも別格のものにしている。名場面だらけで一瞬たりとも目を離せないが、眠れぬ熱海の夜を過ごした夫婦が海岸の防波堤に佇んで朝日の中でお互いをいたわる場面、そして原節子演じる義理の娘・紀子(娘が生まれたらこの名前にしようと決めていたのですが、、)が感情を爆発させ泣きくずれる場面は邦画史上不滅と言っていいでしょう。ロウ・アングルでの撮影等の技術面は既に語り尽くされているので私が付け加えることは特にありませんが、主要場面の合間に煙突、看板等を何気なく映す小津節のリズムが何とも心地よい。映画が呼吸している。 1953年公開の映画は「ローマの休日」等傑作が多いが、著作権満了を目前にして映画の著作権を延ばそうとした政府が歴史的な立法ミスをし、そのために著作権が満了してしまった。本作をこの価格で入手できるのはその事情が大きく影響しているのだろう。複雑な気持ちだが、価格破壊は歓迎だ。松竹が出していたDVDを観たことがないのでそれとの比較はできないが、画質は昔銀座並木座等のスクリーンで観たものより遥かに良い。音もドルビー・デジタルだ。「晩春」よりもS/N比は良い。よって廉価版だからと敬遠する必要はないだろう。ただし、パッケージの中にはディスクが1枚入っているだけで、裏カバーに印刷されている数行の文章がこの映画に関する解説の全て。しかし、この映画についてはいくらでも本やネットで評や参考情報を入手できるから、不便さはないでしょう。この不朽の名画をじっくり味わって下さい。 カスタマーレビューピックアップ 戦後直ぐに撮られた映画であるが、親子の絆という普遍的なテーマを扱っている為に、ストーリー自体はいささかも古さを感じさせない映画だ。広島の尾道から子供たちの顔を見ようと当時としては一世一代の大旅行の果てにたどり着いた東京で子供達に受けた扱いは、決して歓迎されたものではなく、実の子供以上に長男の嫁や長女の婿など義理の子供が逆に気を使っている有様。その伏線の後に次男の嫁の未亡人の原節子が実の子供に代わって甲斐甲斐しく世話を焼く。厳しい現実と向き合いまじめに生きている長男と長女を単純に非難することは出来ないが、その対比の構造が最後まで貫かれているが、救いは笠智衆が同郷出身の東野栄二郎と飲みながら語る「欲を言ったら限がない。我々は幸せな方だ」と自分にも言い聞かせる様な台詞はなかなか説得力のある印象に残るシーンだった。 カスタマーレビューピックアップ 日本人で、映画好きであれば、はずせない映画です。小津映画で一本だけおすすめはと聞かれれば、この映画をおすすめします。 私自身、何回見ているかわかりませんが、家族というもの、老い・人生というものを深く考えさせられる映画です。終戦後の東京の様子もわかりますし、この値段でこの名作が手に入るのが信じられません。原節子も香川京子もとっても綺麗ですし、杉村春子もいい味出してます。 カスタマーレビューピックアップ
内容は知らないけれども題名だけは知っているという方が多いのではないでしょうか?、小津監督の代表的な作品です、田舎から東京で働く子供たちを尋ねた老夫婦、でも、子供など所詮は薄情なもので、たらいまわしにされる、そんな中、喜んで自分らの世話をしてくれたのは、戦死をした次男の嫁だけだった、一見、おっとりとしている様で総てを知り、そして、総てを受け入れようとしている様な彼女の演技が素晴らしい、私、もう、歳をとらない事にしたんです、私はずるい女なんです、など、心に残る名台詞も多い名作でしたね。 生きる<普及版>
特価:¥ 3,398(税込) 発売日:2007-12-07 売上ランキング:DVDで10519位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ これと“七人の侍”は言うまでもなく黒澤監督絶頂期の作品なわけですが、とりわけ私は“生きる”が好きです。 この作品にはまさに畏(おそ)るべき人間の真実が描かれていると思うからです。 確か立川誌らくさんがエッセイの中で書かれていたと思うのですが、主人公の渡辺さんは決して子供達のために公園を作ったわけではありません。 彼は死ぬ前に一度でいいから己の生を燃焼させてみたかっただけで、その媒体としては公園だろうがなんだろうがかまわなかったわけです。 結局、本当に“生”を実感したいのなら、人間は自分に正直な生き方をするしかない、というのがこの作品にこめられたメッセージだと思うのですが、このシンプルなメッセージ、捉えようによってはいくらでも歪曲可能なものです。 例えば、とにかくお金を儲けて豪勢なくらしをしたいーと、本気で願っている人も世の中にはたくさんいるでしょう。 また、私の友人(アメリカ人)の知り合いの中には、どうしても人を殺してみたかったからイラク戦争に志願した、というとんでもない人間もいます。 “真実”は道徳と同義語ではないので、使い方によってはこのようにいくらでも下賎なものに成り下がってしまう、と私は思います。 しかしこの作品において、創り手たちは、決してこの“真実”を茶化したり、下世話なものにしたりはしませんでした。 大抵の人間は自分に正直になろうとしても、家族や世間やその他もろもろのしがらみにがんじがらめにされていて、本当に納得のいく人生を生きている人というのは少数派でしょう。 そこに真実と現実の絶望的な隔たりがあります。 作り手たちはそういった大部分の普通人の視点を忘れることなく、この真実が最高に輝いて見えるような物語と映像を創ってくれたーそこに私は感嘆してしまいます。 真実を知っていることが偉いのではない、それをいかに使うかが大事―この作品の存在自体がそのことを体現してしまっています。 この作品を見るまで、私は映画というものがこんなことまでをも表現可能なメディアだとは夢にも思ってみませんでした。 日本人が人類に贈った宝物の一つだと思います。 カスタマーレビューピックアップ ヒューマニティーの頂点。無気力に事なかれ主義で生きてきた退職間近の小役人は癌であることを宣告され、尚且つ同僚の若い女性の活力に、突然、無意味に感じていた自分の職場で「生きる」という意味を探し始める。 市民の声をたらい回しにする役場において、突然、市民からの公園を創ってほしいという陳情書を上司や、他部署を回り、ヤクザにも負けず、通し、公園を創るために最後の命を賭けて奔走する。 人にとって、生きる意味とは?という普遍的なテーマと、官僚政治に対する強烈な皮肉、 これは、今でも年金や薬害エイズ問題など起こり続けていますから、常に新鮮に感じられるテーマですね。 黒澤作品の好きなところは、古くならない普遍的なテーマを選び、徹底的に脚本を、美術を、役者を追い詰めて、彼以外に創れない世界を構築しているからです。 無意味だと思っていた職場に価値を見出す、、つまり、、本人のメンタリティの変化によって、価値を見出すことが出来るんですよね。 後に、公園が出来て、彼の葬式に集まった役人達の自分勝手な手柄自慢や上司へのおべんちゃらは、どこにでもある、そしてどこにでもいる、普通の人達ですよね、、、くだらないけど、身の回りにはそんな人が溢れてませんか?役人だけじゃなくて会社には五万といますよね。 当たり前のことを、誠意をもってやるってことが、いかに組織の中に入って安楽とした生活では冒険かと、、、改めて、官僚や役人って何なんだ?と感じてしまいます。 陳情書を届けた市民達が、葬式に弔問に来て彼に感謝し、そして、公園で遊ぶ子ども達の顔を見て、政治家や役人はもっと人のために働きや!と怒りがこみ上げてきます。 何度も観た映画ですが、その度に、生きるとは、どういうことなのか?ということを考えさせられます。。。生きるって、、人のためになることをする?歴史に残る偉業を成し遂げる?、、、何かを成し遂げる?、、、いえいえ、それは単に結果であって、「生きてる!」って自分が実感できる、その連続が「生きる」ってことだと思います。 まあ、、、、旨いもの食って「生きてる!」っていう実感も大切ですけど(笑)、それはきっと動物でも、できることでしょうしね、、、、、恋をした、、コクった、なんてのも、生きてるって思えます、、、。なにかをやろうとしている、やった、なにかが分かった、何かを動かした、、など、生きるって事は、人にとって精神そのものだと思います。 PS:志村喬がブランコをこぐシーンは日本映画史上に残る名シーンで、脚本はトルストイの「イワン・イリイチの死」が元になっています、また、彼がブランコで口ずさむ「ゴンドラの唄」は吉井勇の作詞、中山晋平の作曲で1915年に芸術座の「その前夜」の劇で使われ流行歌となりました。 観てない人は観なくちゃだめですよ。 ついでに僕の好きな羅生門も観てください。人の崇高さや尊厳が、「生きる」の行き着く先だとしたら、羅生門はその逆、、人の心は藪の中です。 カスタマーレビューピックアップ この作品を観て感じたことです。 現実の世の中 人間誰しも理想の人生を生きていないです。 それは テレビCMで観る幸せを絵に描いたような 家庭や家族がないのと同じです。 生きる目的、価値、意義を考えると どうしていいか分からなくなります。 そして そんなことを考えると、 今の自分の生き方に対してただ凹むだけです。 どんな状況になっても平然と生きる それがホントに強い人間だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 余命僅かな男の物語、この映画非常に心温まる名作 志村喬は余命わずかな男 けど残された時間をどう使えば良いか解らない 苦しみはひにひに増すばかりの痛みに耐えながら淡々と毎日を過ごす そんな時、千秋実に出会って派手にはしゃぐけれど心の中では恐れている あの時志村喬の 歌った「恋せよ乙女」の曲が凄く清々しく聞こえて気持ち良かった 男は死んで何を残したの か唖然としますなんちゅう良い映画ラストの雪の日にブランコに乗り唄を歌うあのシーンがも の凄く哀愁に満ちてて良いシーンでした 橋のシーンも綺麗で泣けてきます。 カスタマーレビューピックアップ
何かを作ること、建設することは、大きな喜びである。特に、それが、人の役に立つものである、また、困難な作業であるほど、完成した時の喜びは大きい。 B.Russelも「幸福論」の中で述べています。「仕事をおもしろくする主な要素は、二つある。技術を行使すること、もうひとつは建設である。」と。 同じ映画を2度見ることはめったにしない僕が2回見た映画です。 用心棒<普及版>カスタマーレビューピックアップ 海外では“荒野の用心棒”や“ラスト・マン・スタンディング”と、二度もリメイクされている、“七人の侍”と並ぶ黒澤時代劇の最高峰。 “隠し砦の三悪人”や“椿三十郎”が国内で再映画化されているのにこの作品は何故―?と思っていたのですが、今回見直してみて、誰もやりたがらないのがわかるような気がしました。 すごすぎるのです。 まず開幕一秒目からの佐藤勝さんの音楽をどうするのか? これ以上この作品に合ったものがあるとは考えられないテーマ曲を外して、今風の別曲に差し替えることなど考えられませんし、かといってこの曲をそのまま使ってしまったのでは再映画化の意味がありません。 さらに三十朗が馬の目宿に入ってきた時の有名な“手首をくわえた犬”の場面―、最新のCG技術を駆使すればあれ以上のものが創れるーなどと考える人などもいるわけがありません。 いやはやもうすごい、の一言です。 度肝抜かれる三船の太刀技、パワー溢れる大出入りのシーン、個性豊かな脇役たち、大笑いしてしまうユーモアセンス、手に汗握る最後の対決―などなど、まさに娯楽映画の醍醐味を凝縮したような作品ですね。 再映画化などしなくともこれで充分です。 何度でも観ましょう。あんまり面白いのでくどくどコメントする気になれません。 カスタマーレビューピックアップ 主要登場人物からチョイ役、そして犬までそのキャラクター設定がユニーク。 みんな活き活きして 役を楽しんでるみたい。 カメラも良し、音楽も良し、言うことなし。 マカロニ・ウエスタンブームを産んだ「荒野の用心棒」や続編「椿三十郎」を作られたのもうなづける。 カスタマーレビューピックアップ 本作は理屈ぬきに楽しむべき傑作。本当に時間を忘れて楽しめる傑作です。黒澤映画だから色々な薀蓄もあると思いますが、そんなのを忘れて純粋に楽しみましょう。 出だしから、人間の手を咥えて出てくる犬にビックリさせられます。そしてその後は三船敏郎演じる桑畑三十郎の活躍に純粋にのめり込むことができます。 「痛快娯楽作品」これで本作はイイのではないのでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ この「用心棒」は「七人の侍」と並んで、もっとも人気のある黒澤映画であろう。「七人の侍」が百姓の生活や侍との関係を描くことに重点を置き、壮大な人間ドラマの面も持ち合わせているのに較べて、「用心棒」は純粋なアクション映画として黒澤作品のもうひとつの頂点ではないだろうか(もちろんドラマの部分もちゃんと描けているが) この映画の面白さは豪快なアクションや練りに練られた脚本もあるだろうが、登場人物のキャラクターが秀逸だった。三船の三十郎はもちろん、マフラーを巻いたニヒルな仲代達矢、三船に負けないぐらい猛烈にアクの強い山田五十鈴の女将、加東大介のとぼけたキャラクター、東野英治郎の人のいい酒屋の主人、見上げた顔がハッとするぐらい美しかった司葉子、さらには加藤武、藤原釜足、志村喬まで、この宿場の個性的な面々の人物像が明瞭であるゆえに、純粋にアクション映画として作られていても、観客はそこから様々な人間ドラマを見出せる。 最後の対決の仲代の「こっちへ来るんじゃねえ」というセリフに呼応する、三船のニヤッとした笑い、そしてその後の・・・・。ここからはご自分で見て確認してください。 カスタマーレビューピックアップ
一気に見終わってしまったくらい、おもしろかった。 スピード感、ストーリーテラーといい文句なし!! バックに流れている音楽も一層映像を引き立てさせている感じ。 しかし、三船敏郎はただならぬ存在感を示していますね。 また、脇役もキャラがよく描かれていて、飽きさせません。 久々に、素晴らしい映画見ました。 隠し砦の三悪人<普及版>カスタマーレビューピックアップ 百姓の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)は、偶然にも秋月領内で金を見つけます。 その後、彼らは秋月の侍大将・真壁六郎太(三船敏郎)、雪姫(上原美佐)と共に秋月の隠し砦から敵の山名領を通って、味方の早川領へ金二百貫を運び出すことになります。 秋月領から山名領へ入る時、4人は機転を効かせ、うまく関所を通り抜けます。その夜、木賃宿で、人買いに買われていた秋月領の女(樋口年子)を雪姫は六郎太に買い戻させます。 その女が連れの一人に加わった辺りからテンポもグッと上がり、スリルとアクションとヒューマンドラマの展開となります。 この途中から加わった女は、自分の命を顧みず雪姫を守ろうとします。 彼女が加わったおかげで、作品に深みも付きいたと思います。 人間、やはり”自己犠牲”の精神には感動します。 (この女優さんは、「椿三十郎」でも 一旦 逃げ出した城代家老の屋敷から、皆の為にまた敢えて戻った”侍”こいそ、です) そして、この作品を観た世界中の人が「オォォォーーーーーーー」と驚愕してしまうシーンがあります、 三船敏郎(敢えて真壁六郎太とは表記したくない!)が、馬にまたがり、手綱を持たず、抜いた刀を両手で構えて、敵の二人の雑兵を猛烈な勢いで追いかけるシーンは、本当に凄い、大迫力です。 終盤、敵の山名に捕らわれた雪姫が山名の侍大将、田所兵衛(藤田進)に向かってこんなセリフを言います、 「人の情けを生かすも殺すも、己の器量次第じゃ」、、、納得。 山名領からの脱出劇の最後は、「己の器量次第じゃ」と言われた田所兵衛が「裏切り 御免!」で締め括ってくれます。 山名領から味方の早川領へ4人が突破する時の音楽もまた見事で、観てる僕たちも駆け出したくなる様な、4人を応援したくなる様な素晴らしさです。 黒澤監督の白黒作品ですが、雄大な絵巻物の様な痛快冒険時代劇だと思います。 カスタマーレビューピックアップ シネスコ、モノクロを見事に表現した傑作だ。カラーとは当たり前の、目から入る情報量。それがモノクロになると、色が無いから人間の脳は想像を始める。モノクロこそ、脳にとって刺激なのだ。映画もモノクロから、カラーになって斜陽化した。カラーは非常に難しいのだ。それをカラー、CGでリメイクする無謀さ。黒澤が「天国と地獄」をカラーで撮り始めたが、色が出ないと言ってモノクロに切り替えた。その意味をリメイクする連中は解っているのか?なんでもアメリカの真似でCGこそが映画だと思っていると、また映画から客がいなくなる。 カスタマーレビューピックアップ 私はリメークの後に原作を見ました。 それは黒澤作品は見た事がなかったのですが、リメーク作品がとても面白く、是非とも原作も見てみたいと思ったからです。 今までのリメークがどんなにひどかったのかは知りませんが、だからと言ってこれから先のリメーク作品もひどいんだ! …と、見もしないで批判するのは如何なものかと思います。 リメークを見て、原作を見てみようと思う人が、リメークを見てもいない人の批判レビューを見ると酷く悲しいものです。 もしもリメークが酷い出来だったとしても、原作が傷つけられたと言う考えもおかしいでしょう。 それだけ原作の完成度が高く、何十年経っても超えられない名作だと誇りに思えばいいんですから! とにかく、リメーク版も原作も共に一見の価値ありです! カスタマーレビューピックアップ 姫様役の上原さんが長澤まさみに勝とも劣らぬ美形な方です。50年位も前の時代を考えるとむしろ長澤なんか眼じゃないかも。 世界のミフネ、段違いに格好いいですよ。 あらゆる意味で50年も前の作品とは思えない。黒澤明は凄いとしか言わざるを得ない。感嘆するしかない。 この名作を今の時代にリメイクしようとしただけでも賞賛したい。自分はリメイクには興味ないが。 カスタマーレビューピックアップ
この作品の面白さは、皆さんすでにお書きの通り。黒澤明の作品群の中で1・2を争う、”面白い”・”楽しい”アクション映画の傑作である。初めは太兵(千秋実)と又七(藤原釜足)の漫才さながらユーモアあふれるやりとりに笑い、次には真壁六郎太(三船敏郎)のカッコ良さに痺れる。そして回数を重ねるうちに、雪姫(上原美佐)の気高い美しさに心打たれる。 とかく”スターウォーズの原点”と言う表現はされるが、身分の高いお姫様がひょんなことから庶民のありのままの姿を見て自らも体験する、という観点から見ると、”黒澤版『ローマの休日』”とも言える作品である。貪欲な百姓コンビとの出会いから、宿場町で戯れる子供たちを見る優しい眼差しなざし、上田吉次郎演じる卑しい人買いに対する怒りを秘めた眼差し、火祭りでみんなと踊るときの楽しい表情、そして逃亡中に一息ついて鳥のさえずりをしみじみ聴いているときの何ともいえない美しさ(一瞬、三船演じる真壁六郎太が見とれてる?)、これらの体験が「たとえ打ち首になっても悔いはない」という台詞につながってくると思うと、これらの何気ないシーンが非常に心に響く。 そして人知れず涙を流しつつも、秋月家の後継ぎとして厳しい運命を背負う覚悟をしている凛々しい姿が心を打つ。主を守るために命を投げ出す家臣に対しては「命に何の代わりがあろうぞ!」と怒り、秋月家の領民が不幸な身分に身をやつし見過ごすことができない場面では「お主は姫の心まで唖(おし)にするつもりか!」と憤る。そして極めつけは、いよいよ敵に追い詰められ真壁六郎太から(秋月家ゆかりのものと思われる)小刀を受け取る瞬間の誇り高く凛とした表情である。上原美佐の演技のつたなさに対する批判をよく目にするが、男勝りでありながらも気品があふれ、誇り高くも優しい心を持つという、非常に難しいこの役柄を見事に演じることが出来るのは、古今を通じて彼女をおいて他にないだろう。また、まったくの素人であった彼女を抜擢した黒澤明の慧眼にも、ただただ感服するばかりである。 椿三十郎<普及版>
特価:¥ 3,402(税込) 発売日:2007-11-09 売上ランキング:DVDで4435位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 序盤からテンポ良く飽きさせない展開。昔、ビデオ版を購入してよく風邪で会社を休んでいるとき、眺める様に見ていたが、今でも侍姿の三船敏郎はカッコイイ。繰り返し見ても楽しめるので、DVDを購入。後悔しない傑作。 カスタマーレビューピックアップ 「三十郎」再び登場。今度は若侍達のために助太刀する。三十郎の読みの深さは相変わらず冴えていてオープニングからワクワクしました。そして室戸半兵衛を相手の頭脳戦も映画の世界にぐいぐい引きずり込みます。「用心棒」でもたくさん斬ったけど今回は更にたくさん斬りまくるバイオレンスも忘れいない反面斬った後に「余分な殺生させやがって」と若侍にビンタします。実際にこの撮影時に若侍役の俳優達がこっそりラーメンの出前を頼んでいたのが三船に見つかっていて2重の意味でこのシーンのビンタは意味があるのです。実際の三船はスタッフ達と同じものを食べ器材の片付けも一緒にやったと聞きます。 「用心棒」より短い上映時間にも関わらず複雑な頭脳戦と多くなった登場人物。でもすっきりまとめたのはやはり脚本と監督の手腕によるものが大きいと思います。 カスタマーレビューピックアップ 時代劇の楽しさが詰まった作品です。単純に「おもしろい」。いい映画です。若かりし頃の若大将や青大将が出ていますが、三船敏郎の凄みや色気、かっこよさには敵いません。三船敏郎の存在感は画面から溢れ出さんばかりです。男汁噴出しています。いい役者さんです。 また衝撃のラストシーン。仲代達矢も用心棒に引き続き、敵役として出てきますが、いい悪役です。目が悪です。そして三船VS仲代の衝撃のラスト。瞬きすらできません。 ほんといい映画です。難しいことは関係なく、おもしろさを感じることのできる痛快娯楽作品です。 カスタマーレビューピックアップ 黒澤作品はいつ見てもどの時代でも色褪せない最高のエンターテイメント!そして、リメイクの椿三十郎を見て、改めて脚本の素晴らしさを実感。誰が撮っても演じても面白くなる脚本なのだ。でも、オリジナルの素晴らしさは誰も越えられない。クロサワ、ミフネ、で初めて三十郎なんだもの。 カスタマーレビューピックアップ
今の映画(時代劇でも何でも)と比べてセリフが粋だ。そして、それを語る俳優陣の演技力が素晴らしい。三船は更にその上に君臨しているようだ。本当に現存したかのような圧倒的な存在感、威圧感が白黒画面にも関わらずビシビシと伝わってきた。ラストシーンが非常に有名ではあるが、TVで放映された以外観たことが無かった私にとっては初めてゆっくり観賞することができた。意外とコメディタッチだったんだなぁとは一時思ったが、人間性溢れるストーリーの展開に一気にのめり込んでしまった。導入部分からあっという間に物語りに引きずり込まれた。特典映像で日本語字幕を設定して観れることも、物語をしっかりと理解できる手助けになっている。 更に特典映像で撮影中の黒澤明が観られることも感激だ。別の角度から撮られた三船と仲代を見つめる黒澤明、これは意外な名場面で感動した。ベテランの共演陣に交じって当時「若大将」シリーズで人気を上げてきた面々が瑞々しい演技を見せているのも好感が持てた。加山雄三、田中邦衛、江原達治、etcまだまだ東宝の駆け出し中の若者である。嗚呼、時間が経ってしまったなぁ。 七人の侍カスタマーレビューピックアップ 映像の素晴らしさもさることながら、三時間半という長さを 全く感じさせないのは、きちんと練られた脚本の構成力に よるものだろう。冒頭から話運びがスムーズで、登場人物はひとりひとり 深く掘り下げられ、随所でユーモアやペーソスを挟みながら、 一気に決戦まで持っていく。各自の台詞やエピソードに 一切の無駄が無い完璧さ。面白過ぎて何度観ても飽きない。 観てない人は是非観て欲しい! カスタマーレビューピックアップ 褒めるべき所は皆さんおっしゃる通りです。敢えて、個人的に好きになれない箇所を一点。「おらたちは駄目だ」とかなんとか、野武士にやられ放題になっている百姓たちが自信なさそうに言いますが、あまりに卑屈すぎる気がする。最後の志村喬のせりふ「勝ったのは百姓だ」を生かすために、わざと必要以上に卑屈にしたのでしょうが、見ていて百姓の情けなさには胸がむかむかする。 カスタマーレビューピックアップ 観てない人は無条件に観るべし!世界中の人々や、映画人に影響を与え、今でも変わらぬ影響力、感動を与える世界の傑作かつ名作。 その迫力、いくつものカメラをいろいろなところにセットして同時撮影したカメラワークと編集、人物設定、脚本、美術、たぶん、、こんな映画二度と撮れないでしょう。 この映画が古くならないのは、流行ではなく、本質的な人間の性質を捉えているからですね。 戦と勝った負けたが人生の分け目になる武士達、戦に翻弄されるが畑を耕し自然と闘い共存していく百姓。前者は強者かつ支配者で、後者は弱者かつ被支配者と思われているけれど、その実、前者がお国のために命をかけて戦って負けても勝っても、後者は関係なく畑を耕し、収穫を得て生きていく、、、いったい、、戦とは何なのか?。。。。百姓達のい願いを聞き、浪人達を集め、百姓達に戦術を教え、陣頭指揮を執り、そして大切な仲間を失った侍の大将の勘兵衛が、戦い終わって発した一言、、、「また負け戦だったな…、勝ったのはあの者たちだ、わし達ではない…。」、、、という言葉に、全てが詰まっている。 この台詞は、第二次世界大戦が終わって、神風特攻隊や学徒出陣、大勢の好む好まざるに関わらず「お国のため」に戦い死んで行った人々のことを忘れたかのごとく、有象無象の戦後大衆風俗が出現し、全ては忘却の彼方になってしまった現代日本の比喩でもあると言われています。 なるほど、弱者であった百姓を守るため、強者であった侍達の有志が集まり、侍同士が、そして百姓達とも心をひとつにして、ある一種、、歴史を変えていく、、それは、考えを広げれば、武士同士の覇権争いの戦いとは違い、人民を守るための意義ある戦いと思える、、しかし、、本当に違うのか??戦いとは己の信じる正義や思想や欲が絡まって行われることには変わりは無い。などと、、、、いろいろ考えてしまう。 同時に、命をかけ戦ってこその友情があるということも、改めて考えさせられる。だって、仕事でさえも物凄く困難があって、それを乗り越えたりすると、会社や立場が違っても他とは違う結びつきが生れるしね、スポーツなんかも一般的にはそうだし、、家庭だってそうだよね、、、だから、、、結局、、、、戦争なんてしないで、そういった擬似戦争でケンカしたり笑いあったりして友情や繁栄を育みましょうよ。とまあ、変なところに話題が行ってしまいましたが。 雨をモノクロフィルムに写すために、墨汁を混ぜて降らしたり、あの泥沼のような地面が迫力あるシーンを生んでいますが、これは積雪を溶かすために撒いた大量の水の偶然の産物だったとか、焼けるわら葺家の中で、島崎雪子はギリギリまで演技をし、火ぶくれで顔が腫上がった、とか、セットの周りにあった森も焼け果てちゃった、とか、、物凄くエピソードが多い映画なので、この映画に関する本も読むと面白いですよ。 もう一度言います、観てない人は、直ぐに見るべき! カスタマーレビューピックアップ 今でも多くの人々に語り継がれ、年月を経るほどにこ黒澤監督の偉大さを痛感させられる。 細部の拘り、リアリティーの追求。 妥協を許さず、結果として膨大な制作費と年月が掛かった作品であるが、だからこそ本物の映画となったことを実感させられる。 印象的な野武士との決戦シーンは極寒の2月に撮影されたということだが、確かに俳優達の吐く息は白い。勘兵衛達はもとより野武士や農民たち脇役達も迫真の演技である。 また七人の侍の個性や用心棒になるまでの経緯やその後の農民たちとの交流なども丁寧に描かれており、ヒューマンドラマという点でも充分に見応えがある。 それから三船敏郎・志村喬はやはり黒澤映画にはなくてはならない存在であり、見る方も安心してしまう。 カスタマーレビューピックアップ
作品についてあれこれ述べることはやめておきます。唯一つ、何度も観るたびに募る疑問がありますので、何方か教えて下さい。最後の決戦で菊千代が撃たれた腹を押さえながら野武士の頭目を追い詰めるシーン、後退りする頭目の脇に手下の野武士(殆ど裸の)がいます。この野武士が頭目が菊千代に突き殺され倒れ落ちるカットでは消えているのです。リアルタイムではなくリバイバルで観た筈なのに思い出せず、VHSとDVDとで何回も観ての話です。この野武士の行方(?)をご存知の方は是非教えて下さい。ついでにクイズを一つ、野武士はすべて始末されたのではなく何人かが姿を消しています。はて何人でしょう(勿論画面からわかる範囲でです)。次に観る機会に正確に数えてみるのも一興かと思います。 蜘蛛巣城<普及版>
特価:¥ 3,416(税込) 発売日:2007-11-09 売上ランキング:DVDで4778位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 原作は、ご存じシェークスピアの「マクベス」。 シェークスピアの「マクベス」や「乱」のもとになった「リア王」は日本人からみると情が感じられない。 でも、その分、人間の持つ本質を鋭く突いています。 この作品のテーマは、人間の業(ごう)。 ヨーロッパでは、人間はどうしようもない存在、と考えてるんでしょう。 だから、あの「羅生門」もヨーロッパで評価が高いのでしょうね。 勧進帳をもとにした「虎の尾を踏む男達」と観比べると面白いと思います。 カスタマーレビューピックアップ 言わずと知れた、シェイクスピアのマクベスを見事に日本の下克上の時代に翻案した、黒澤明監督映画の中では私にとって五指に入る傑作中の傑作。シェイクスピア劇の映画化では「乱」(リア王)を凌ぐし、武将が主人公の映画では「影武者」より確実に上だ。ストーリーが面白いのは当然として、どの画面も隅々まで計算つくされた構成、霧や森の中の雨等を見事に捉えた撮影、物の怪の予言に呪縛された三船敏郎・山田五十鈴の夫婦が城主の座の簒奪を決意する夫婦だけの場面での心理劇の組み立て、何れも非の打ち所がないが出来栄えた。三船敏郎の演技にはいつものことながら魅了されるが、ここでは映画史上に残る、ラストのシーンの迫力を指摘しておく。半端な数ではない矢が次々に三船の身体すれすれに飛んできて板壁に突き刺さる。この仕掛けには脱帽だ。 そして、本作では画だけでなく、音の使い方の巧みさにも注目すべきだ。山田五十鈴が室内を歩く時の衣擦れの音、鳥の声、木を切る音等が緊張感をもたらす。さらに、他のレビュアーの方が指摘しているように、山田五十鈴の静かな所作は本作で見落とすことが出来ないポイントだ。三船敏郎演ずる主人公を悪事に誘う魔性がその所作に滲み出ていて圧倒される。その山田五十鈴が幻の血におびえ錯乱する場面の鬼気迫る演技。山田五十鈴なしでは本作がここまで完成度の高いものにはならなかったかもしれない、それくらい本作での彼女の果す役割は大きい。 カスタマーレビューピックアップ あまり最後がよくなかったような。 できればハッピーエンドで終わってもよかったのではないかと。 カスタマーレビューピックアップ 三船敏郎の野太い声。 山田五十鈴の地を這うような声。 この二人の声の対比がスゴイ。 そういえば浅葱(五十鈴)の声はどこか森の老婆に似ている。 独特の間もあいまって鷲津と奥方の会話は今聴いても怖いです。 白黒の所為か画面の闇は本当に暗く そして追いつめられていく鷲津の生の執着の生々しさ。 ラストの無常観もいい。 一人で見ているとその虚無感に圧倒されます。 落ち込んでいる時には絶対見ないください、これ本当!! カスタマーレビューピックアップ
−−私の印象では、『蜘蛛巣城』は、黒沢明の全作品中、彼が若き日に画家であったということを、もっとも興味ふかく思い出させるものであると思う。(佐藤忠男著『黒沢明の世界』(三一書房・1969年)206ページより)−− 黒澤明監督は、永い間、カラー作品を撮ろうとしなかった。それは、カラー映画と言っても、1960年代前半までのカラー・フィルムに黒澤監督が不満を抱いて居た事も一因だったろう。だが、それ以上に、黒澤監督は、白黒映画の美しさに魅せられて居たから、白黒映画を作り続けたのだろうと、私は思って居る。 この映画の始めの部分で、マクベスである鷲津武時(三船敏郎)と三木義明(千秋実)が、雨の中、森で迷ひ、物の怪の出会ふ場面の美しさは、言葉では表現出来無い物である。又、鷲津が、矢を浴びる最後の場面の鮮烈さも、一度見たら一生忘れる事の出来無い物である。 この映画は、完成間も無い頃、イギリスで、アン王女を招いた国立映画劇場のこけら落としに上映されたのを皮切りに、シェイクスピアの国イギリスを含めた欧米各国で絶賛され続けて来た。その理由は、単なるエキゾティシズムではなく、ヨーロッパの古典文化と日本の古典文化が持つ精神的な共通性が、多くのヨーロッパ人に、この映画から伝わって来る日本の自然と古典文化の深さへの共感を抱かせた結果であったと、私は思って居る。この映画は、日本の誇りである。 (西岡昌紀・内科医) 嵐の孤児 <全長版>
特価:¥ 1,980(税込) 発売日:2008-07-30 売上ランキング:DVDで1737位 DVD / 通常24時間以内に発送 羅生門カスタマーレビューピックアップ “羅生門”は今では日本文化・芸術を代表する作品の一つになってしまった、と言っても過言ではないと思います。 外国人のほうが日本人より鑑賞眼があるーなどど言う気は毛頭ありませんが、こと“羅生門”に関して言えば、“よく分からない映画”という評論が支配的だったという国内の状況より、国際映画祭の批評家たちの方が慧眼だったーと言えるのではないでしょうか。 世界人類が共通に抱えている問題を画期的な映像表現で描き出し、その世界的価値に日本人自身が気が付かなかったわけですから。 同じ事象でも、見る人によって感じ方、捉え方がまったく違うーという、言ってみれば20世紀後半のポストモダニズムを先取りしているわけですが、そんな小難しいことを言わずとも、人間の本質に切り込む先鋭的な内容をめくるめくような映像美でとらえたエンターテイメントとして現在でも通用すると思います。 実は私、アメリカの大学で“映画史”の授業を二度取った事があるのですが、いずれの場合も“羅生門”が上映された時の、学生たちの画面に食い入るような反応が忘れられません。 “国民の創生”とか、“戦艦ポチョムキン”や“市民ケーン”といった欧米の歴史的名作が上映された時とは、ディスカッションの場においてもみんなの熱の入りようがまるで違っていました。 それらの作品が映画史においては、技術的・理論的な革新をもたらしたのに過ぎないのに対して、“羅生門”のもつ、人間の心の闇に肉薄する答えのない問いかけーという内容は時代が変わっても古びることがないのだと思います。 基本的に、古いものーそれも昔の外国映画などにまったく興味の無いアメリカの一般の若者たちに引き起こしたあの反応は、この作品の持つ底知れぬ力を純粋に証明するに足るものではないでしょうか? カスタマーレビューピックアップ タイトルには「映画」としましたが、映画を超えた、さらに芸術をも超えた、何か崇高な「神」や「仏」のような、そのような作品です。 人間というものは、結局誰一人として、自分のことを真実として語れる者はいない。多かれ少なかれ、自分のことを語る場合には誤魔化し、偽りが含まれている。自分の都合の良いように解釈し、そのように自分に言い聞かせ、納得している。また自分を誤魔化して、それで他人に受け入れられれば、結果オーライである。人間社会というものは、そのように成り立っている。ある意味、人間というものは、そんな悲しい存在なのである。人間が、自分自身の存在を含めて、物事を解釈しようとすれば、絶対的なものは無くなる。全てが相対的評価なのである。しかし、必ず真実は一つなはずである。愚かな人間は、よって永遠に真実を知ることはできない。 おそらく、この作品が映画である以上、ビジュアルな面は客観的にいくらでも評価できるだろうが、その本質に流れる「人間の愚かさ」的なところを解釈できる人は少ないであろう。 何回も見返して、納得いくまでこの作品の本質に浸ると、「人間」という存在を客観視できるようになる。 カスタマーレビューピックアップ 人間の本質を分かり易く、見せつけてくれる作品です。 森の中で妻を連れた武士が盗賊に出逢います。 そして その後 その武士は死体で発見されます。 この事実に関して、 巫女の言葉も借りて当事者三人と目撃者がそれぞれ全く違う証言をします。 人間が持つ卑怯さ、ずるさ、見栄、身勝手さをヴィジュアル的に訴えてきます。 羅生門の下で下人(上田吉二郎)が辛口コメントをズッバ!と言います。 卑怯で身勝手でプライドだけは人一倍高い僕は、非常に共感でき、身につまされる作品です。 人間を買い被るな! 自分を見てみろ! 自分の周りにいる奴らを見てみろ! 「人間は地球の皮膚病なり」 ニーチェ カスタマーレビューピックアップ 朽ちかけた壮大な羅生門に 容赦無く降り付ける豪雨。 この映画を観る度 自分自身の汚れきった心の垢を この映画の豪雨が削ぎ落として行くような不思議な心地にとらわれる。 観る度に 心をニュートラルポジションに戻してくれる 強力な薬のような映画。 こんな素晴らしい映画を創られた黒澤明と同じ日本人として生まれて来た事を 誇りに思わせてくれる 荘厳かつ芳醇な 世界遺産のような映画。 地球人必見。 カスタマーレビューピックアップ
従来レンタルで借りることのできたもの(パイオニアLDC版?)は、音声が悪く、セリフが聞き取れない箇所が多い。古いフィルムなので仕方がないとも言われているが、現代の技術で修正することはできないのだろうか。 この新しいDVDが単に以前のものの廉価版ではなく、音声面で修正を施したものであればたいへんうれしいのであるが。 |
| Copyright © 2003-2008 psWorks.All rights reserved. | |