定価:¥ 5,040(税込)
特価:¥ 4,311(税込)
発売日:2007-11-09
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Amazon人気商品ランキング/黒沢明psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:24/総ページ数:3 最終更新日:2008/10/08 七人の侍(2枚組)<普及版>
特価:¥ 4,311(税込) 発売日:2007-11-09 売上ランキング:DVDで1538位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ この映画の持つリアリティと、黒澤明の映画に対する真摯な姿勢が、村を守るため冷静に戦術を練る七人の侍のリーダー(志村喬)の、この台詞に集結されている気がし、強烈なインパクトでした。自分が敵の立場なら、どこが自分の弱味で、どう考え、どう攻めてくるか。これは私のその後の考え方にも大きく影響を与えました。 野武士の襲来にただ怯え、死ぬほど憎み逃げまどうばかりで敵を知ろうとする事さえ出来なかった百姓らに、たった七人とは言え、大変な味方がついたのだと、一言で理解できる台詞で、その後の展開に、ただもう目を見張るばかりでした。 黒澤明の作品は、台詞にも動きにも全く隙も無駄もないのですが、それにしてもこれは凄い。 こんなの作られた日には、他の映画監督は、国内外を含めて、さぞやりにくかった事だろうなと思います。私の中でこれを越える作品は今までに一つも見たことないし、今後も出るとは考えられないです。 カスタマーレビューピックアップ 映画の全てが入ってます。 この作品だけで、ご飯何杯も食べられます。 カスタマーレビューピックアップ 今の日本映画事情を考えると、この映画が50年以上前に作られたということに驚く。見所が満載で一度見ただけでは消化しきれない。何度も見たい。個人的には久蔵の言動に理想的な男性像を見る。この作品をカラーで見たい。そういう意味でもこの映画の製作自体が早すぎたのではないだろうか。 カスタマーレビューピックアップ 今回見て判ったのはこの作品は映画館では6:4の スタンダードサイズで上映されシネマスコープでは なかったという事実だった。 高校生のころの再上映で見た記憶なので、てっきり ワイドなサイズの作品だと勘違いしていたようだ。 子供のころは壮大な戦闘場面の臨場感に圧倒され 日本人にもこんなに凄い映画が作れるんだなーと 後半部分に感動したのですが、今回再見して新たに 下記の七人を集めるまでの過程に驚きました。 勘兵衛を中心に誰も彼も魅力的で言わずもがな 菊千代の道化はこの映画をいっそう魅力的な可愛い 作品に昇華させている演出に感動してしまいました。 ご近所で、もし映画館で上映される際は、是非ご覧 下さい、やはり活劇では日本最高峰の映画でした。 「久蔵」・・・・・・(宮口 精二) 「平八」・・・・・・(千秋 実) 「七郎次」・・・・(加東 大介) 「勘兵衛」・・・・(志村 喬) 「五郎兵衛」・・(稲葉 義男) 「菊千代」・・・・(三船 敏郎) 「勝四郎」・・・・(木村 功) ちなみに黒澤明監督作品最初のシネマスコープは 「隠し砦の三悪人」からだそうです。 カスタマーレビューピックアップ
アメリカの大学で映画を学ぶ時、「市民ケーン」と並んで必ずと言っていいほど教材として使われる作品である。優れた映画の共通点として、その内容の濃さがあげられるかと思うが、この作品は単に映像技術にとどまらず、物語の深さにおいて他の黒沢作品と比べても群を抜いている。黒沢作品の数少ない「欠点」として演出が舞台っぽいところが挙げられるかとも思うが、七人の侍にはそれがほとんどない。デルス・ウザーラと並んで、もっともリアルな作品に仕上がっている。その映像、演出の素晴らしさについては、ここに書く事もないだろう。長い映画ではあるが、じっくり腰を落ち着けて、何度も見てみたい映画である。 隠し砦の三悪人<普及版>カスタマーレビューピックアップ すでに皆様方も書かれているように、 黒沢作品の中でもエンタメ感が強く、 展開もコミカルで、人物面々も個性があふれています。 割と黒澤さんの作品は、エンタメ的でも「うーん」 と考えさせられることが多いと思うのですが、 これは、こころから安心して、楽しんでみることが できると思います。 個人的には、やはり姫!の存在。 背筋がぴん!と伸びて、快活で豪放な姿は本当に麗しい。 特にラストシーンでは、まさに「お姫様」 な出で立ちで登場するのに、交わす言葉は 肝の据わった君主そのもの。 ちょっとした“ギャップ”がそこでは見られる わけですが、そうした相対するイメージこそが 姫君の猛々しくも高貴な美しさを際立たせている ようで、よっ、あっぱれ〜〜!です。 カスタマーレビューピックアップ 隠し砦の三悪人は狂言回しの太平と又七はC-3POとR2-D2の モデルになっているが、コミカルなボケと突っ込みの中に 人間の弱さや日本人が本来持っている忠誠心を挿み、主役の 三船敏郎演じる真壁六郎太の身分に相応しい正義感が随所に 散りばめられ作品を奥深いものに仕上げている、監督率いる 脚本陣に最大限の賛辞を送りたい。 六郎太は、太平と又七の欲に付け入って黄金を背負わせ 雪姫の身を守りながらも敵地を通って、友好国の早川領へ 抜ける作戦を決意し、何度も訪れる絶体絶命のピンチを 機転を利かせることで、すんでのところでかわし国境越えを 果たすまでの黒澤作品随一の冒険活劇に仕上がっています。 もうとにかく落城した城の埋蔵金探しのため、落ち武者に 穴を掘らせ逆に反逆に遭う場面の壮大さや三船敏郎の馬術の 見事さにも圧倒され堪能しました。 最後の太平と又七が雪姫から大判一枚を褒美に頂き「仲良う お分け、喧嘩はだめ」と釘を刺される場面で全てが救われ 肩を寄せ合い国に帰ってゆくところで 終 となります。 日本人が戦前まで持っていた大和魂ともいえる人間がこの 作品には確かに存在していました。 カスタマーレビューピックアップ 百姓の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)は、偶然にも秋月領内で金を見つけます。 その後、彼らは秋月の侍大将・真壁六郎太(三船敏郎)、雪姫(上原美佐)と共に秋月の隠し砦から敵の山名領を通って、味方の早川領へ金二百貫を運び出すことになります。 秋月領から山名領へ入る時、4人は機転を効かせ、うまく関所を通り抜けます。その夜、木賃宿で、人買いに買われていた秋月領の女(樋口年子)を雪姫は六郎太に買い戻させます。 その女が連れの一人に加わった辺りからテンポもグッと上がり、スリルとアクションとヒューマンドラマの展開となります。 この途中から加わった女は、自分の命を顧みず雪姫を守ろうとします。 彼女が加わったおかげで、作品に深みも付きいたと思います。 人間、やはり”自己犠牲”の精神には感動します。 (この女優さんは、「椿三十郎」でも 一旦 逃げ出した城代家老の屋敷から、皆の為にまた敢えて戻った”侍”こいそ、です) そして、この作品を観た世界中の人が「オォォォーーーーーーー」と驚愕してしまうシーンがあります、 三船敏郎(敢えて真壁六郎太とは表記したくない!)が、馬にまたがり、手綱を持たず、抜いた刀を両手で構えて、敵の二人の雑兵を猛烈な勢いで追いかけるシーンは、本当に凄い、大迫力です。 終盤、敵の山名に捕らわれた雪姫が山名の侍大将、田所兵衛(藤田進)に向かってこんなセリフを言います、 「人の情けを生かすも殺すも、己の器量次第じゃ」、、、納得。 山名領からの脱出劇の最後は、「己の器量次第じゃ」と言われた田所兵衛が「裏切り 御免!」で締め括ってくれます。 山名領から味方の早川領へ4人が突破する時の音楽もまた見事で、観てる僕たちも駆け出したくなる様な、4人を応援したくなる様な素晴らしさです。 黒澤監督の白黒作品ですが、雄大な絵巻物の様な痛快冒険時代劇だと思います。 カスタマーレビューピックアップ シネスコ、モノクロを見事に表現した傑作だ。カラーとは当たり前の、目から入る情報量。それがモノクロになると、色が無いから人間の脳は想像を始める。モノクロこそ、脳にとって刺激なのだ。映画もモノクロから、カラーになって斜陽化した。カラーは非常に難しいのだ。それをカラー、CGでリメイクする無謀さ。黒澤が「天国と地獄」をカラーで撮り始めたが、色が出ないと言ってモノクロに切り替えた。その意味をリメイクする連中は解っているのか?なんでもアメリカの真似でCGこそが映画だと思っていると、また映画から客がいなくなる。 カスタマーレビューピックアップ
私はリメークの後に原作を見ました。 それは黒澤作品は見た事がなかったのですが、リメーク作品がとても面白く、是非とも原作も見てみたいと思ったからです。 今までのリメークがどんなにひどかったのかは知りませんが、だからと言ってこれから先のリメーク作品もひどいんだ! …と、見もしないで批判するのは如何なものかと思います。 リメークを見て、原作を見てみようと思う人が、リメークを見てもいない人の批判レビューを見ると酷く悲しいものです。 もしもリメークが酷い出来だったとしても、原作が傷つけられたと言う考えもおかしいでしょう。 それだけ原作の完成度が高く、何十年経っても超えられない名作だと誇りに思えばいいんですから! とにかく、リメーク版も原作も共に一見の価値ありです! 嫌われ松子の一生 通常版カスタマーレビューピックアップ 中谷さんのエッセイによれば、この映画の撮影では本当に奮闘されたようです。 ただ映画そのものは場面の展開が早く、そんな苦労をしみじみと感じさせる場面が 長くは続かず。でもその、場面の多さが奮闘を意味するのかもと思ったり。 映画そのものは、非常に楽しめます。最初、コミカルだったのが、だんだんとリアルになっていきます。 こんな人生を自分がこの先、もしかしたら送ることがあるかもしれないと思わず想像してしまったり。 松子。53歳。 人生ってこんなもんかもと思えます。 「生れて、すみません」 でも、松子はそういいながら、最後、わたし、まだやれる!と目を輝かせ、 希望の名刺を手に握りしめてその生涯を終えます。 カスタマーレビューピックアップ わかる!こんな人生有ります! なんで!? なんでこうなるの!!!私だけ 運命なんでしょうか?男運がないんでしょうか。 次から次へと色んな事が有りますよねえ、人生とは。 嫌になります、人生は。 でも明日になればきっといい事有りますよね、自のままでいいんですよね。 素直で思いっきり人生を生きればいいんです。 頑張ります! そんな映画です この映画は中谷さんしかできないですよ、本当に表情といい身のこなしといい、良く演技されています。さすが中谷さんですよ。 女は変わりますねえ。 最初から最後までいい。 他の出演者も又いい。 この監督の表現力は本当に感動します 最後の階段を上がって行くシーンが無性に悲しかった。 若い時代っていうのは本当にいいですね、1日1日を大事になさって生きて下さい カスタマーレビューピックアップ 最初からコメディーがやりたいのかシリアスがやりたいのか全く不明で、中途半端なまま進んで行く駄作。 真剣なシーンで突然つまらないギャグを入れたり、ユーモラスなシーンで急に主人公の不幸一人語りが始まったり、何がなんだか分からない。 ミュージカル映画という設定も、言い訳にしか聞こえない。 こんな作品を世に送り出した製作陣は、恥ずかしいと思わないのだろうか? そもそも泣き所である、主人公を襲う不幸も、どれも陳腐で在り来たりなものであり、またその描写も深く掘り下げることがないため、安っぽさが全編に漂う。 最後に。自分は原作を読んだことはないが、映画を見る限り全く原作に手を出そうという気にはならなかった。 カスタマーレビューピックアップ ミュージカル嫌いな自分にとっては残念な鑑賞になりそうだと思ったけど、そんなこともなく。豪華なキャストと日本映画屈指の映像技術をテンポよく楽しむ、ちゃんとしたエンターテインメントだった。 ただミュージカル映画って、ちょっとダメだったりひもじかったりする女の子とかが、自分をシンデレラ的に見立てて現実逃避したり、生きる活力を得たりして成長していく様を見るのが楽しいんじゃないんですか? にしてはちょっとこの物語は悲惨過ぎ。笑い飛ばそうにも、後半の畳み掛けるような不幸がいちいち重たいし、松子は松子のままで、KY道をひた走る。「愛されたいがゆえの“愛”」を押し付け、失敗しても、それを繰り返す……これは男のせいじゃないだろ、これを○の愛とか呼ぶなよ、そして、トラウマのせいでもないよ――とこのポップな映像を見てると思えてしまうから皮肉。 あと、ラストも勘弁してくれって感じにくどい。公開時からずっと懸念してたことなんだけど、やっぱりPV出身の監督は「やりたい画」が先行してしまうものなのかねぇ……。スパイク・ジョーンズだってミシェル・ゴンドリーだって、チャーリー・カウフマンが脚本書いてくれなかったら、とは思うし。 主演の中谷美紀の演技も凄い気合入ってたし、てか役者の演技は押し並べて良かったけれど、言い換えればこれは、中谷美紀だったから我慢できたのもある、絶対。これで主演が柴咲コウとかだったら絶対見なかったと思います。 カスタマーレビューピックアップ
観客を飽きさせない緩急ある作品であったように思いました。実際、子供の時に釘付けになって観たゴジラ映画以来、久しぶりに映画鑑賞中に時計を一切みませんでした(笑) この監督には下妻物語しかり、笑いのセンスをものすごく感じます。観ていて次はどんな仕掛けがあるのだろう?と、ミュージカル系で重要なミュージックも、その仕掛けも素晴らしかったです。近年で一番の映画です。 七人の侍カスタマーレビューピックアップ 映像の素晴らしさもさることながら、三時間半という長さを 全く感じさせないのは、きちんと練られた脚本の構成力に よるものだろう。冒頭から話運びがスムーズで、登場人物はひとりひとり 深く掘り下げられ、随所でユーモアやペーソスを挟みながら、 一気に決戦まで持っていく。各自の台詞やエピソードに 一切の無駄が無い完璧さ。面白過ぎて何度観ても飽きない。 観てない人は是非観て欲しい! カスタマーレビューピックアップ 褒めるべき所は皆さんおっしゃる通りです。敢えて、個人的に好きになれない箇所を一点。「おらたちは駄目だ」とかなんとか、野武士にやられ放題になっている百姓たちが自信なさそうに言いますが、あまりに卑屈すぎる気がする。最後の志村喬のせりふ「勝ったのは百姓だ」を生かすために、わざと必要以上に卑屈にしたのでしょうが、見ていて百姓の情けなさには胸がむかむかする。 カスタマーレビューピックアップ 観てない人は無条件に観るべし!世界中の人々や、映画人に影響を与え、今でも変わらぬ影響力、感動を与える世界の傑作かつ名作。 その迫力、いくつものカメラをいろいろなところにセットして同時撮影したカメラワークと編集、人物設定、脚本、美術、たぶん、、こんな映画二度と撮れないでしょう。 この映画が古くならないのは、流行ではなく、本質的な人間の性質を捉えているからですね。 戦と勝った負けたが人生の分け目になる武士達、戦に翻弄されるが畑を耕し自然と闘い共存していく百姓。前者は強者かつ支配者で、後者は弱者かつ被支配者と思われているけれど、その実、前者がお国のために命をかけて戦って負けても勝っても、後者は関係なく畑を耕し、収穫を得て生きていく、、、いったい、、戦とは何なのか?。。。。百姓達のい願いを聞き、浪人達を集め、百姓達に戦術を教え、陣頭指揮を執り、そして大切な仲間を失った侍の大将の勘兵衛が、戦い終わって発した一言、、、「また負け戦だったな…、勝ったのはあの者たちだ、わし達ではない…。」、、、という言葉に、全てが詰まっている。 この台詞は、第二次世界大戦が終わって、神風特攻隊や学徒出陣、大勢の好む好まざるに関わらず「お国のため」に戦い死んで行った人々のことを忘れたかのごとく、有象無象の戦後大衆風俗が出現し、全ては忘却の彼方になってしまった現代日本の比喩でもあると言われています。 なるほど、弱者であった百姓を守るため、強者であった侍達の有志が集まり、侍同士が、そして百姓達とも心をひとつにして、ある一種、、歴史を変えていく、、それは、考えを広げれば、武士同士の覇権争いの戦いとは違い、人民を守るための意義ある戦いと思える、、しかし、、本当に違うのか??戦いとは己の信じる正義や思想や欲が絡まって行われることには変わりは無い。などと、、、、いろいろ考えてしまう。 同時に、命をかけ戦ってこその友情があるということも、改めて考えさせられる。だって、仕事でさえも物凄く困難があって、それを乗り越えたりすると、会社や立場が違っても他とは違う結びつきが生れるしね、スポーツなんかも一般的にはそうだし、、家庭だってそうだよね、、、だから、、、結局、、、、戦争なんてしないで、そういった擬似戦争でケンカしたり笑いあったりして友情や繁栄を育みましょうよ。とまあ、変なところに話題が行ってしまいましたが。 雨をモノクロフィルムに写すために、墨汁を混ぜて降らしたり、あの泥沼のような地面が迫力あるシーンを生んでいますが、これは積雪を溶かすために撒いた大量の水の偶然の産物だったとか、焼けるわら葺家の中で、島崎雪子はギリギリまで演技をし、火ぶくれで顔が腫上がった、とか、セットの周りにあった森も焼け果てちゃった、とか、、物凄くエピソードが多い映画なので、この映画に関する本も読むと面白いですよ。 もう一度言います、観てない人は、直ぐに見るべき! カスタマーレビューピックアップ 今でも多くの人々に語り継がれ、年月を経るほどにこ黒澤監督の偉大さを痛感させられる。 細部の拘り、リアリティーの追求。 妥協を許さず、結果として膨大な制作費と年月が掛かった作品であるが、だからこそ本物の映画となったことを実感させられる。 印象的な野武士との決戦シーンは極寒の2月に撮影されたということだが、確かに俳優達の吐く息は白い。勘兵衛達はもとより野武士や農民たち脇役達も迫真の演技である。 また七人の侍の個性や用心棒になるまでの経緯やその後の農民たちとの交流なども丁寧に描かれており、ヒューマンドラマという点でも充分に見応えがある。 それから三船敏郎・志村喬はやはり黒澤映画にはなくてはならない存在であり、見る方も安心してしまう。 カスタマーレビューピックアップ
作品についてあれこれ述べることはやめておきます。唯一つ、何度も観るたびに募る疑問がありますので、何方か教えて下さい。最後の決戦で菊千代が撃たれた腹を押さえながら野武士の頭目を追い詰めるシーン、後退りする頭目の脇に手下の野武士(殆ど裸の)がいます。この野武士が頭目が菊千代に突き殺され倒れ落ちるカットでは消えているのです。リアルタイムではなくリバイバルで観た筈なのに思い出せず、VHSとDVDとで何回も観ての話です。この野武士の行方(?)をご存知の方は是非教えて下さい。ついでにクイズを一つ、野武士はすべて始末されたのではなく何人かが姿を消しています。はて何人でしょう(勿論画面からわかる範囲でです)。次に観る機会に正確に数えてみるのも一興かと思います。 用心棒<普及版>カスタマーレビューピックアップ 海外では“荒野の用心棒”や“ラスト・マン・スタンディング”と、二度もリメイクされている、“七人の侍”と並ぶ黒澤時代劇の最高峰。 “隠し砦の三悪人”や“椿三十郎”が国内で再映画化されているのにこの作品は何故―?と思っていたのですが、今回見直してみて、誰もやりたがらないのがわかるような気がしました。 すごすぎるのです。 まず開幕一秒目からの佐藤勝さんの音楽をどうするのか? あの超ユニークかつ“三十朗そのもの”といった感じのテーマ曲を外して、今風の別曲に差し替えることなど考えられませんし、かといってこの曲をそのまま使ってしまったのでは再映画化の意味がありません。 さらに三十朗が馬の目宿に入ってきた時の有名な“手首をくわえた犬”の場面―、最新のCG技術を駆使すればあれ以上のものが創れるーなどという愚かなことを考える人がこの世にいるでしょうか? この様に最初の5分から、小細工を使ったリメイクを許さないような造りになっているのだからいやはやすごい、の一言です。 度肝抜かれる三船の太刀技、パワー溢れる大出入りのシーン、個性豊かな脇役たち、大笑いしてしまうユーモアセンス、手に汗握る最後の対決―などなど、まさに娯楽映画の醍醐味を凝縮したような作品ですね。 再映画化などしなくともこれで充分です。 何度でも観ましょう。あんまり面白いのでくどくどコメントする気になれません。 カスタマーレビューピックアップ 主要登場人物からチョイ役、そして犬までそのキャラクター設定がユニーク。 みんな活き活きして 役を楽しんでるみたい。 カメラも良し、音楽も良し、言うことなし。 マカロニ・ウエスタンブームを産んだ「荒野の用心棒」や続編「椿三十郎」を作られたのもうなづける。 カスタマーレビューピックアップ 本作は理屈ぬきに楽しむべき傑作。本当に時間を忘れて楽しめる傑作です。黒澤映画だから色々な薀蓄もあると思いますが、そんなのを忘れて純粋に楽しみましょう。 出だしから、人間の手を咥えて出てくる犬にビックリさせられます。そしてその後は三船敏郎演じる桑畑三十郎の活躍に純粋にのめり込むことができます。 「痛快娯楽作品」これで本作はイイのではないのでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ この「用心棒」は「七人の侍」と並んで、もっとも人気のある黒澤映画であろう。「七人の侍」が百姓の生活や侍との関係を描くことに重点を置き、壮大な人間ドラマの面も持ち合わせているのに較べて、「用心棒」は純粋なアクション映画として黒澤作品のもうひとつの頂点ではないだろうか(もちろんドラマの部分もちゃんと描けているが) この映画の面白さは豪快なアクションや練りに練られた脚本もあるだろうが、登場人物のキャラクターが秀逸だった。三船の三十郎はもちろん、マフラーを巻いたニヒルな仲代達矢、三船に負けないぐらい猛烈にアクの強い山田五十鈴の女将、加東大介のとぼけたキャラクター、東野英治郎の人のいい酒屋の主人、見上げた顔がハッとするぐらい美しかった司葉子、さらには加藤武、藤原釜足、志村喬まで、この宿場の個性的な面々の人物像が明瞭であるゆえに、純粋にアクション映画として作られていても、観客はそこから様々な人間ドラマを見出せる。 最後の対決の仲代の「こっちへ来るんじゃねえ」というセリフに呼応する、三船のニヤッとした笑い、そしてその後の・・・・。ここからはご自分で見て確認してください。 カスタマーレビューピックアップ
一気に見終わってしまったくらい、おもしろかった。 スピード感、ストーリーテラーといい文句なし!! バックに流れている音楽も一層映像を引き立てさせている感じ。 しかし、三船敏郎はただならぬ存在感を示していますね。 また、脇役もキャラがよく描かれていて、飽きさせません。 久々に、素晴らしい映画見ました。 嫌われ松子の一生 愛蔵版カスタマーレビューピックアップ CMがおもしろかった。下妻のノリと似てるんだろう。そんな簡単な気持ちで観たこの映画。いい意味で裏切られました。映画館でぼろぼろ泣いてしまいました(笑)何かを得そうなのにどこかで歯車がずれてしまい、転落人生を歩んだ松子。とんでもなく暗い話ですが音楽や映像でうまくカバーしています。でもラストシーンは何度観ても涙、涙、涙。そしてまた観たくなります。万人にお薦めできる作品ではありませんが少なくとも私には生涯の一本と思えるくらいすばらしい映画でした。 カスタマーレビューピックアップ 中島監督と中谷美紀の場外バトルも大いに話題となった作品。タイトルバックがまんま「風と共に去りぬ」で、ミュージカルの場面は「オズの魔法使」。映画としての完成度は満点とは言い難いが、少なくとも映像力の持つパワフルさは言うことなしである。これはやはり広告的なカット割りが原点にあるので、観ている我々もその映像感覚に慣れていることが大きい。松子の人生はある意味とてもマンガチックであり、父親や妹への思いも深く語られず、みなミュージカルシーンのなかで「理解」しなければならないので、全体的に「軽い」感じになった。そもそも本作はお涙頂戴でも深刻でもなく、ノリで見せる映画である。中谷美紀も決してまっとうではない脚本を相手に大変だったろうと思うが、さすがの演技であり、また伊勢谷友介のみ一貫してシリアスさで場面をさらっていた。「感動大作」の類ではないが、パワフルさでは近年まれに見る良作といえる。 カスタマーレビューピックアップ 松子の人生は『父親に愛されたい』その一心で動いている 教師から風俗嬢に転落しても男性に対する愛情は一途でまっすぐでもどんな人といても松子の空虚感が増すばかり映画自体が華やかだか切ない 同じ兄弟の弟にも見離されても自分の道を生きてゆくしかない 父親の愛情が欲しい まっすぐで華やかで一途でせつないそして不器用な 涙が出る至極の映画です カスタマーレビューピックアップ 原作を超える映画は存在しない。そんな常識をぶち破って見せたのがこの一本。 この映画、本質的に登場人物は三人だけ。 すなわち、松子と妹と父。 なりたい存在、なれない存在としての病弱な妹。 世界を象徴する抑圧主体としての父。 聖職者から性職者へ、はたまた犯罪者へ。 愛を欲してさまざまな男とめぐり合う松子、だが、それはみな、父が別の仮面を被って 現れた姿でしかない。その父に愛されたくて、しかし、その愛は得られない、父の愛はすべて 妹へと注がれる。愛なきゆえの人格的機能不全を表現する、カメラを前にした奇怪な表情。 流転の末、帰郷した松子は父と妹が既に死に伏したことを知らされる。そしてもうひとつ、 彼らの松子への思いも。二人を喪失した瞬間に彼女の時間は止まる。 人格はすべて抑圧と引き換えに与えられる。郷里の風景とよく似た川辺のアパートで、 世間から遮断された空白の時を過ごし、その果てに死するべくして死す。 クライマックス、「おかえり」のひとことは必然にして圧巻。 どうしようもない原作本からここまでの名作を仕立てた中島監督の技量がとにかくお見事。 カスタマーレビューピックアップ
ロックオペラの金字塔的作品、『Tommy』を観たときの衝撃再び。 隙が全くない。異常なまで緻密に畳み掛ける。 監督に罵声を浴びせられまくったという、 日本最高の女優、中谷美紀に惜しみない拍手を。 生きる<普及版>
特価:¥ 3,403(税込) 発売日:2007-12-07 売上ランキング:DVDで5604位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ これと“七人の侍”は言うまでもなく黒澤監督絶頂期の作品なわけですが、とりわけ私は“生きる”が好きです。 この作品にはまさに畏(おそ)るべき人間の真実が描かれていると思うからです。 確か立川誌らくさんがエッセイの中で書かれていたと思うのですが、主人公の渡辺さんは決して子供達のために公園を作ったわけではありません。 彼は死ぬ前に一度でいいから己の生を燃焼させてみたかっただけで、その媒体としては公園だろうがなんだろうがかまわなかったわけです。 結局、本当に“生”を実感したいのなら、人間は自分に正直な生き方をするしかない、というのがこの作品にこめられたメッセージだと思うのですが、このシンプルなメッセージ、捉えようによってはいくらでも歪曲可能なものです。 例えば、とにかくお金を儲けて豪勢なくらしをしたいーと、本気で願っている人も世の中にはたくさんいるでしょう。 また、私の友人(アメリカ人)の知り合いの中には、どうしても人を殺してみたかったからイラク戦争に志願した、というとんでもない人間もいます。 “真実”は道徳と同義語ではないので、使い方によってはこのようにいくらでも下賎なものに成り下がってしまう、と私は思います。 しかしこの作品において、創り手たちは、決してこの“真実”を茶化したり、下世話なものにしたりはしませんでした。 大抵の人間は自分に正直になろうとしても、家族や世間やその他もろもろのしがらみにがんじがらめにされていて、本当に納得のいく人生を生きている人というのは少数派でしょう。 そこに真実と現実の絶望的な隔たりがあります。 作り手たちはそういった大部分の普通人の視点を忘れることなく、この真実が最高に輝いて見えるような物語と映像を創ってくれたーそこに私は感嘆してしまいます。 真実を知っていることが偉いのではない、それをいかに使うかが大事―この作品の存在自体がそのことを体現してしまっています。 この作品を見るまで、私は映画というものがこんなことまでをも表現可能なメディアだとは夢にも思ってみませんでした。 日本人が人類に贈った宝物の一つだと思います。 カスタマーレビューピックアップ ヒューマニティーの頂点。無気力に事なかれ主義で生きてきた退職間近の小役人は癌であることを宣告され、尚且つ同僚の若い女性の活力に、突然、無意味に感じていた自分の職場で「生きる」という意味を探し始める。 市民の声をたらい回しにする役場において、突然、市民からの公園を創ってほしいという陳情書を上司や、他部署を回り、ヤクザにも負けず、通し、公園を創るために最後の命を賭けて奔走する。 人にとって、生きる意味とは?という普遍的なテーマと、官僚政治に対する強烈な皮肉、 これは、今でも年金や薬害エイズ問題など起こり続けていますから、常に新鮮に感じられるテーマですね。 黒澤作品の好きなところは、古くならない普遍的なテーマを選び、徹底的に脚本を、美術を、役者を追い詰めて、彼以外に創れない世界を構築しているからです。 無意味だと思っていた職場に価値を見出す、、つまり、、本人のメンタリティの変化によって、価値を見出すことが出来るんですよね。 後に、公園が出来て、彼の葬式に集まった役人達の自分勝手な手柄自慢や上司へのおべんちゃらは、どこにでもある、そしてどこにでもいる、普通の人達ですよね、、、くだらないけど、身の回りにはそんな人が溢れてませんか?役人だけじゃなくて会社には五万といますよね。 当たり前のことを、誠意をもってやるってことが、いかに組織の中に入って安楽とした生活では冒険かと、、、改めて、官僚や役人って何なんだ?と感じてしまいます。 陳情書を届けた市民達が、葬式に弔問に来て彼に感謝し、そして、公園で遊ぶ子ども達の顔を見て、政治家や役人はもっと人のために働きや!と怒りがこみ上げてきます。 何度も観た映画ですが、その度に、生きるとは、どういうことなのか?ということを考えさせられます。。。生きるって、、人のためになることをする?歴史に残る偉業を成し遂げる?、、、何かを成し遂げる?、、、いえいえ、それは単に結果であって、「生きてる!」って自分が実感できる、その連続が「生きる」ってことだと思います。 まあ、、、、旨いもの食って「生きてる!」っていう実感も大切ですけど(笑)、それはきっと動物でも、できることでしょうしね、、、、、恋をした、、コクった、なんてのも、生きてるって思えます、、、。なにかをやろうとしている、やった、なにかが分かった、何かを動かした、、など、生きるって事は、人にとって精神そのものだと思います。 PS:志村喬がブランコをこぐシーンは日本映画史上に残る名シーンで、脚本はトルストイの「イワン・イリイチの死」が元になっています、また、彼がブランコで口ずさむ「ゴンドラの唄」は吉井勇の作詞、中山晋平の作曲で1915年に芸術座の「その前夜」の劇で使われ流行歌となりました。 観てない人は観なくちゃだめですよ。 ついでに僕の好きな羅生門も観てください。人の崇高さや尊厳が、「生きる」の行き着く先だとしたら、羅生門はその逆、、人の心は藪の中です。 カスタマーレビューピックアップ この作品を観て感じたことです。 現実の世の中 人間誰しも理想の人生を生きていないです。 それは テレビCMで観る幸せを絵に描いたような 家庭や家族がないのと同じです。 生きる目的、価値、意義を考えると どうしていいか分からなくなります。 そして そんなことを考えると、 今の自分の生き方に対してただ凹むだけです。 どんな状況になっても平然と生きる それがホントに強い人間だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 余命僅かな男の物語、この映画非常に心温まる名作 志村喬は余命わずかな男 けど残された時間をどう使えば良いか解らない 苦しみはひにひに増すばかりの痛みに耐えながら淡々と毎日を過ごす そんな時、千秋実に出会って派手にはしゃぐけれど心の中では恐れている あの時志村喬の 歌った「恋せよ乙女」の曲が凄く清々しく聞こえて気持ち良かった 男は死んで何を残したの か唖然としますなんちゅう良い映画ラストの雪の日にブランコに乗り唄を歌うあのシーンがも の凄く哀愁に満ちてて良いシーンでした 橋のシーンも綺麗で泣けてきます。 カスタマーレビューピックアップ
何かを作ること、建設することは、大きな喜びである。特に、それが、人の役に立つものである、また、困難な作業であるほど、完成した時の喜びは大きい。 B.Russelも「幸福論」の中で述べています。「仕事をおもしろくする主な要素は、二つある。技術を行使すること、もうひとつは建設である。」と。 同じ映画を2度見ることはめったにしない僕が2回見た映画です。 椿三十郎<普及版>カスタマーレビューピックアップ 黒澤監督が娯楽に徹して作った痛快無比なチャンバラ時代劇。96分に凝縮された映画のどのカットからも目が離せない。若侍達を助けることになった三船敏郎演じる椿三十郎の腰の座った殺陣は見事。腕だけでなく頭のきれる、口は悪いが人はいい善を助けるヒーローだが、お城勤めなんぞ面倒くさくてできない一匹狼であり続け、城代家老の奥方から、鞘に入っていない抜き身の刀であり、本当によい刀は鞘に入っているもんですよ、とズバリ評される。桁外れの切れ者だが世をすねた本作のヒーローを演じられるのは油ののりきったこの時期の三船敏郎以外には考えられない。 他の俳優では敵役の室戸半兵衛を演じた若き日の仲代達矢が圧倒的にいい。三十郎と同じ抜き身の刀のような存在。ギラギラした悪の切れ者ぶりがかっこよい。黒澤映画における仲代達矢は、「影武者」や「乱」の大仰な演技よりも、本作や「用心棒」の悪役の方が断然いいと思うのは私だけだろうか。この二人が室内で対峙する場面、夜道を並んで歩く場面、そしてラストの雌雄を決する超リアルで超有名な決闘場面の緊張感は並々ならない。 脚本も息つく暇を与えぬ展開でサスペンスフル。1点指摘したいのは、緊張だけでなく緩和も用意されていること。代表的なのは、城代家老の奥方の、三十郎のペースを狂わすが憎めないのんびりぶり。そして小林桂樹演じる敵方の見張りが若侍に捕まって押入れに閉じ込められた後、いつの間にか若侍側の味方をするようになり、貴重な意見を言う時には押入れから勝手に出て、言い終わると自発的に押入れに引っ込む様子。そして城代家老の馬面。ユーモラスこの上ない。黒澤映画に欠かせない花は本作では当然椿だが、白黒映画での見事な使い方は見てのお楽しみ。迫力、サスペンス、ユーモアが融合した超一級の娯楽作品である本作は貴方の期待を決して裏切らないでしょう。 カスタマーレビューピックアップ 初めて観た時、湿潤温暖そして穏和な気候の日本でこれ程強烈な構図の映画が撮れた事に唖然となった。 ダリの「内乱の予感」を生んだ乾燥したスペインなら納得行くが、川合玉堂や横山大観の穏やかこの上ない風景画が生まれた日本でこれ程「激しい」画面構成を本当に作ったのか? そう、画面にある物は全て日本にある杉木立ちや柱等だ。こういう極ありふれた物を使って垂直線を基本にした強烈な構図を作り出した。 そして垂直線の構図の強烈さを強調するのが白黒の対比で、白壁と黒塗りの柱と梁、白と黒の椿等々。 ここに黒澤明の映像芸術家としての実力がある。川合玉堂の様に日本の穏やかさを絵画に漂わせるのは勿論素晴らしいが、穏やかさの対極にある激しさの存在に気付き表現出来る黒澤明の実力、これが素晴らしい。画家を志し伊達に二科展に2回入賞したのではないのが分かる。 この強烈な背景の前で繰り広げられるのは難解な哲学的話ではなく、万人受けするお気楽娯楽時代劇で、その話の面白さにも驚く。 『椿三十郎』を観れば、黒澤明が娯楽映画監督としての才能だけでなく、芸術家としての才能も持った稀有な人物なのがよく分かり、世界中の映画人に影響を与えない方がおかしい。 カスタマーレビューピックアップ 序盤からテンポ良く飽きさせない展開。昔、ビデオ版を購入してよく風邪で会社を休んでいるとき、眺める様に見ていたが、今でも侍姿の三船敏郎はカッコイイ。繰り返し見ても楽しめるので、DVDを購入。後悔しない傑作。 カスタマーレビューピックアップ 「三十郎」再び登場。今度は若侍達のために助太刀する。三十郎の読みの深さは相変わらず冴えていてオープニングからワクワクしました。そして室戸半兵衛を相手の頭脳戦も映画の世界にぐいぐい引きずり込みます。「用心棒」でもたくさん斬ったけど今回は更にたくさん斬りまくるバイオレンスも忘れいない反面斬った後に「余分な殺生させやがって」と若侍にビンタします。実際にこの撮影時に若侍役の俳優達がこっそりラーメンの出前を頼んでいたのが三船に見つかっていて2重の意味でこのシーンのビンタは意味があるのです。実際の三船はスタッフ達と同じものを食べ器材の片付けも一緒にやったと聞きます。 「用心棒」より短い上映時間にも関わらず複雑な頭脳戦と多くなった登場人物。でもすっきりまとめたのはやはり脚本と監督の手腕によるものが大きいと思います。 カスタマーレビューピックアップ
時代劇の楽しさが詰まった作品です。単純に「おもしろい」。いい映画です。若かりし頃の若大将や青大将が出ていますが、三船敏郎の凄みや色気、かっこよさには敵いません。三船敏郎の存在感は画面から溢れ出さんばかりです。男汁噴出しています。いい役者さんです。 また衝撃のラストシーン。仲代達矢も用心棒に引き続き、敵役として出てきますが、いい悪役です。目が悪です。そして三船VS仲代の衝撃のラスト。瞬きすらできません。 ほんといい映画です。難しいことは関係なく、おもしろさを感じることのできる痛快娯楽作品です。 蜘蛛巣城<普及版>カスタマーレビューピックアップ 原作は、ご存じシェークスピアの「マクベス」。 シェークスピアの「マクベス」や「乱」のもとになった「リア王」は日本人からみると情が感じられない。 でも、その分、人間の持つ本質を鋭く突いています。 この作品のテーマは、人間の業(ごう)。 ヨーロッパでは、人間はどうしようもない存在、と考えてるんでしょう。 だから、あの「羅生門」もヨーロッパで評価が高いのでしょうね。 勧進帳をもとにした「虎の尾を踏む男達」と観比べると面白いと思います。 カスタマーレビューピックアップ 言わずと知れた、シェイクスピアのマクベスを見事に日本の下克上の時代に翻案した、黒澤明監督映画の中では私にとって五指に入る傑作中の傑作。シェイクスピア劇の映画化では「乱」(リア王)を凌ぐし、武将が主人公の映画では「影武者」より確実に上だ。ストーリーが面白いのは当然として、どの画面も隅々まで計算つくされた構成、霧や森の中の雨等を見事に捉えた撮影、物の怪の予言に呪縛された三船敏郎・山田五十鈴の夫婦が城主の座の簒奪を決意する夫婦だけの場面での心理劇の組み立て、何れも非の打ち所がないが出来栄えた。三船敏郎の演技にはいつものことながら魅了されるが、ここでは映画史上に残る、ラストのシーンの迫力を指摘しておく。半端な数ではない矢が次々に三船の身体すれすれに飛んできて板壁に突き刺さる。この仕掛けには脱帽だ。 そして、本作では画だけでなく、音の使い方の巧みさにも注目すべきだ。山田五十鈴が室内を歩く時の衣擦れの音、鳥の声、木を切る音等が緊張感をもたらす。さらに、他のレビュアーの方が指摘しているように、山田五十鈴の静かな所作は本作で見落とすことが出来ないポイントだ。三船敏郎演ずる主人公を悪事に誘う魔性がその所作に滲み出ていて圧倒される。その山田五十鈴が幻の血におびえ錯乱する場面の鬼気迫る演技。山田五十鈴なしでは本作がここまで完成度の高いものにはならなかったかもしれない、それくらい本作での彼女の果す役割は大きい。 カスタマーレビューピックアップ あまり最後がよくなかったような。 できればハッピーエンドで終わってもよかったのではないかと。 カスタマーレビューピックアップ 三船敏郎の野太い声。 山田五十鈴の地を這うような声。 この二人の声の対比がスゴイ。 そういえば浅葱(五十鈴)の声はどこか森の老婆に似ている。 独特の間もあいまって鷲津と奥方の会話は今聴いても怖いです。 白黒の所為か画面の闇は本当に暗く そして追いつめられていく鷲津の生の執着の生々しさ。 ラストの無常観もいい。 一人で見ているとその虚無感に圧倒されます。 落ち込んでいる時には絶対見ないください、これ本当!! カスタマーレビューピックアップ
−−私の印象では、『蜘蛛巣城』は、黒沢明の全作品中、彼が若き日に画家であったということを、もっとも興味ふかく思い出させるものであると思う。(佐藤忠男著『黒沢明の世界』(三一書房・1969年)206ページより)−− 黒澤明監督は、永い間、カラー作品を撮ろうとしなかった。それは、カラー映画と言っても、1960年代前半までのカラー・フィルムに黒澤監督が不満を抱いて居た事も一因だったろう。だが、それ以上に、黒澤監督は、白黒映画の美しさに魅せられて居たから、白黒映画を作り続けたのだろうと、私は思って居る。 この映画の始めの部分で、マクベスである鷲津武時(三船敏郎)と三木義明(千秋実)が、雨の中、森で迷ひ、物の怪の出会ふ場面の美しさは、言葉では表現出来無い物である。又、鷲津が、矢を浴びる最後の場面の鮮烈さも、一度見たら一生忘れる事の出来無い物である。 この映画は、完成間も無い頃、イギリスで、アン王女を招いた国立映画劇場のこけら落としに上映されたのを皮切りに、シェイクスピアの国イギリスを含めた欧米各国で絶賛され続けて来た。その理由は、単なるエキゾティシズムではなく、ヨーロッパの古典文化と日本の古典文化が持つ精神的な共通性が、多くのヨーロッパ人に、この映画から伝わって来る日本の自然と古典文化の深さへの共感を抱かせた結果であったと、私は思って居る。この映画は、日本の誇りである。 (西岡昌紀・内科医) 天国と地獄<普及版>
特価:¥ 3,416(税込) 発売日:2007-12-07 売上ランキング:DVDで13310位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 出だしで、あれだけもめておいて誘拐犯は全く関係ない人がたまたまその日にやったことなんだ・・・。3000万なんてちょうど良い額を要求するから絶対関係あると思ってたのに。偶然多いなぁ。 けど、それだと犯人あからさまだし、しょうがないか。 ・・・その分の星一つ 後半のどんどん犯人を追いつめて行く様子は面白かったです。刑事ものとして。 最期のシーンは好きです。迫力がある。 ただ、どうしても引っかかるのが一つ。 「ボースン」って何?意味が良くわからない・・・。 カスタマーレビューピックアップ 多くの方々の大変参考になるレビューを読んで本作を購入しました。前半の権藤邸での長回しの撮影、後半の目まぐるしく激しいカメラワークに驚きました。とくに黄金町でのダンスバーの映像は、あまりの素晴らしさに思わず声が出てしまった。その後、犯人が権藤に街中で煙草の火を借りるシーンの意味が判らなかったのでもう少し詳しくあっても良かったのになぁと思いました、まぁ私の見かたが未熟なのですけれど・・・。 それよりも最も言いたい事は、驚くことに三船は43歳、仲代は31歳のときの作品であること。この年齢でこんな凄い俳優は今何処にいる?自分自身にも置き換えてみても頭を抱えてしまうほど、僕はまだまだ未熟だと思ってしまう。残りの人生を有意義に暮さなくっちゃいけないと強烈に感じた。 カスタマーレビューピックアップ 07年にTVドラマとしてリメイクしていたのを見て早くオリジナルを見たいと思いました。そしてやっとオリジナルを見ましたが重厚な出来でした。 始まって約1時間はほとんどカメラは権藤邸を出ることがない。演出と脚本の巧みさだろう。観ている者に嫌でも押し潰されそうな緊張感を与える。ワイドスクリーンという利点を活かした人物配置は前半だけでなく警察が出て行くのと入れ替わりに債権者達がやって来て債務の履行を求めているシーンにも活かされている。また犯人も電話の声だけでなかなか姿を現さない。現しても今度は無言で新聞を見る表情などでセリフを極力抑えて権藤側と対照的なのが良い。 そして今までの黒澤作品の常連やその後大俳優になる人達を見れるのもこの作品のもうひとつの楽しみでしょう。 あらゆることに「天国と地獄」という形容が当てはめれそうな映画です。権藤の社内での立場、秘書と重役達の欲深い計算、犯人の貧と権藤の富。この頃の日本でも既に貧富の差というものが結構歴然としてたのだと知りました。この作品こそがリメイクに値する映画だと思います。しかしかなり勇気が要るでしょうね。 「夏は暑くて眠れない。冬は寒くて眠れない。」という犯人のセリフが頭に残りました。 カスタマーレビューピックアップ ジョエル&イーサン・コーエン兄弟 ジョエル : 異なるキャラクターを物語の中でクラッシュさせ、それによって起きる何かを見る。このような目的で私たちは“誘拐”をよくモチーフに選びます。 イーサン : そして、それは、同様なコンテクストで考えられたクロサワの『天国と地獄』から影響を受けています。 ジョエル : クロサワは映画にとって素晴らしい監督でした。私たちの大好きな監督。オフィスにもクロサワの写真が飾ってあります。最初に来日したときに手に入れました。私たちがクロサワにどのように影響されているかは厳密にはわかりません。大体憧れている人間と自分のやることは、似ていそうで全く別なものだったりするわけですから。でも本当に尊敬しています。なかでも『天国と地獄』が一番好きな作品です。ミフネも凄かったし。 イーサン : あの子供も素晴らしかった。 ジョエル : エンディングも。あのガラスが落ちてくる・・・・・・。美しいエンディングでした。クロサワ以上の人はいないと思ってます。 アラン・コルノー 黒澤の逝去に、胸を揺さぶられた。私と同世代の監督はみな、彼を心の師と仰いでいたのだから。偉大な存在であり、権威であり、同時に反逆者でもあった。(略) 初めて見た彼の作品は『蜘蛛巣城』か、それとも『七人の侍』だったか。その芸術性に打ちのめされたことは、はっきり覚えている。壮麗な神話のようでいて、すべてが完璧に構築されていた。スペクタクル、きわめて西洋的な音楽、そしてなんといってもあの映像・・・・・。 フランスでは同時期に、小津や溝口、成瀬も評判になった。だが、黒澤は特別だった。彼の映画は極めて演劇的で、他の人々も言っているように、非常にシェイクスピア的でもあった。 私が本当に感動したのは、『天国と地獄』だ。なんと素晴らしい映画だろう。重いテーマだったから、監督としては大きな挑戦でもあったはずだ。あの映画を見て初めて、黒澤の心の葛藤が理解できた気がした。日本人らしさに染まりたいと思っているのに、日本文化のある側面をどうしても受け入れられない彼の心の暗部が。(略) 黒澤の芸術性に私たちは魅了され、夢中になった。作品があまりに強烈で、圧倒されるほどだった。成瀬のような精緻な描写や溝口のような繊細な感性はなかったかもしれない。だが、黒澤の映像は強烈な印象を残す。しかも、彼には物語を万人に理解させる能力があった。たとえば、『影武者』。あれはシンプルで美しい作品であり、日本の社会についても多くを語っている。 それが黒澤なのだ。彼は日本を愛し、世界を愛していたからこそ、私たちが日本の文化を理解することを望んでいたのだと思う。(略) 映画史上に君臨する巨匠にして、世界有数の経済大国の市民である彼が、製作資金を集められずにいる姿――それは悲壮な、そして世紀末を象徴するイメージだ。 カスタマーレビューピックアップ
作品の評価は 名作 としか形容の仕様がない 名作中の名作 黒澤作品だから という理由で全ての作品を手放し褒め称えるつもりは毛頭ないが この作品に関してだけは あーだこーだと論ずるよりも ただただ観ることをオススメする もしこの作品にどうこう難くせ付けたい無粋な輩は 日本映画観ないことをオススメする それよりもなによりも 通常版やボックスセットに手を出しあぐねていた日本映画ファンにとって この廉価版の発売は何よりの朗報だよ ありがとう東宝! |
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