定価:¥ 4,935(税込)
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発売日:2004-07-23
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Amazon人気商品ランキング/長谷部慶次psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:4/総ページ数:1 最終更新日:2008/07/26 神々の深き欲望
特価:¥ 4,935(税込) 発売日:2004-07-23 売上ランキング:DVDで32216位 ユーザー評価: DVD / 通常1~2週間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ わたしが映画青年になりたての60年代末には、今村昌平は既に 高名な映画作家でした。それは、『にっぽん昆虫記』、『人類学入 門』そして本作と、この時期連打された彼の作品群が、虚脱状態に なった60年安保以降の精神状況にある可能性を発信し続けていた からだと思います。つまり、それまで重視されてこなかった人間社 会での性や生理をリアリズムで描き切ることで、新しい歴史動因の 所在を暗示していると受け止められたのでしょう。ただ、これらの 作品群、映画としては重喜劇を志しており、映画としての面白さは、 それが達成されているかどうかに係ります。 その点では、主人公(左幸枝)が実の娘(吉村実子)に出し抜か れ、愛人を奪われる『にっぽん昆虫記』はともかく、主人公(小沢 昭一)と成人した愛人の息子(近藤正臣)達との関係が不鮮明な 『人類学入門』や、一度は島の娘と契った技師(北村和夫)が、そ のことを忘れたように忠実な会社人間として再登場する本作は、滑 稽さが足りず、わたしはいまひとつ興をそそられませんでした。少 なくともこの時点の今村は、師匠格の川島雄三を超えていなかった と思います。 なお、当時彼とフェリーニを対比した批評(倉橋由美子「映画対 文学 市民対庶民」)を目にしました。今思うとこれも的が外れて います。同じネオ・リアリズモの系譜で探すなら、イタリア人のエ ートスを掘り下げていたヴィスコンティこそ対比の相手として相応 しかったのではないでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ 沖縄の離島を舞台にした、一つの神話である。太陽と海の存在感が圧倒的である。そして、その海と太陽に、黛敏郎の音楽がマッチして居る事は、驚きである。と言ふより、『豚と軍艦』もそうであったが、黛敏郎の音楽が、今村昌平監督の映画にマッチして居る事は、黛敏郎と今村昌平監督が、政治的には近いとは思えないだけに、驚くべき事である。 物語は複雑で、正直言って、私には良く分からない所が有る。−−ちょっと、『砂の女』に似た所が有るかも知れない。−−そして、この映画で描かれる南方の離島が、言葉を含めて、沖縄の文化を正しく反映した世界であるかは、大いに疑問である。しかし、1960年代の日本の知識人が、沖縄にいかなるイメージを持って居たかを回顧する為には、興味深い作品と言えそうである。言い換えるなら、1960年代の一つの神話として観るなら、この映画は、それなりに興味有る作品だと、私は、思ふ。(だから、余り真剣に見ない事である)又、好き嫌いは有るだろうが、この映画の性描写は強烈な物で、1960年代の日本映画に、こんな性描写をする映画が有った事は、若い人には、驚きなのではないだろうか。 (西岡昌紀・内科医) カスタマーレビューピックアップ 泥臭く生臭い、高温多湿の南海の列島の一つで、神々の禁忌=近親相姦が犯される罪で、根吉(主人公)がアニミズムの象徴=巨岩に括り付けられる。ギリシャ神話シーシュポスさながらに、無意味な行為、巨岩を埋めるべく穴堀りを、村衆に命ぜられる。ここでは、本邦では、神の代わりに、衆議が物を言う。今も昔も! とうとう掘り終えたと思われた祭りのその晩に、不条理にも中止が下る。…島から脱出する彼の妹=ウマと根吉。が、実の息子を含む島民に…後は見てください!こんな泥臭く、汗まみれなのが日本の原点…私は別に恥じない。多神教を、アニミズムを、そこにも一神教に劣らない尊厳、崇高が存在する。当然その現われ=表象は違うが。 カスタマーレビューピックアップ
琉球と呼ばれていた時代の沖縄を舞台に島のおきてや伝統と現代社会の葛藤を今村監督独特の演出で描く。幻想的でありながら生々しいほど現実的。。。「楢山節考」が好きな人は絶対見るべき。昔の日本の「村」という場所での生命力、生き様は、かったるく生きる現代人に必要なショックなのかも。 忍ぶ川
特価:¥ 4,725(税込) 発売日:2004-10-29 売上ランキング:DVDで34116位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ これまでに見た熊井啓監督作品は『サンダカン八番娼館』『下山事件』『死刑囚』『海と毒薬』と、どれも面白かったので、この作品も監督名だけで見ようと思った。 確かに熊井監督独特の白黒画面の映像美は感じられた。が、文芸純愛映画だけに、どうもストーリーに社会的広がりが無い。なんか加藤剛演ずる主人公の27歳大学生がウジウジと自分の家系と惚れた女について悩んでるだけのような気がした。ラストでは無事田舎で結婚して結ばれるんだけど、就職とかどうすんだろ?農業でもやんのかな。 あと栗原小巻の表情は清純っぽくて良いんだけど、声がどうも甲高くハキハキし過ぎていて、なんだかアニメ声優のような明るさで、非常に場違いな感がした。 カスタマーレビューピックアップ 自分の家系を呪われた血筋と忌み嫌って恐れる青年と、極貧と死の中で育ちながらも清純な気品を持った仲居との出会いと幸せに結ばれるまでを、画面の構図ひとつひとつが印象深く、主人公たちの心模様のように美しく、清く、切ない白黒の映像世界に描ききった。 あまり好きではなかった加藤と栗原の共演なのだが、この作品では二人とも初々しく好感が持てた。加藤の凛々しい顔もよかったし、、栗原の細やかな表情と気品あふれる姿に女優としての魅力を再認識した。 寒い冬の中で初夜を迎えたとき、「雪国では裸で寝るんだよ」と、加藤が衣類をすべて脱ぎ、栗原にもそうしたらと勧める。そうしたほうが、かえって暖かいんだよ、と説明する。自分もそうしてみたことがあるが、何か違った。暖かくなかった・・思えば当たり前のことだった・・・そのときは一人だったから・・・。 カスタマーレビューピックアップ 美しい映画である。日本と言ふ国の美しさを、切ないまでに感じさせる映画である。中でも、雪の美しさは、言葉で言ひ表す事の出来無い物である。雪国の静けさと寒さを、そして、人々の暖かさが、心に伝わって来る作品である。今までに観た熊井啓監督の映画の中では、私は、この作品が、ダントツに好きである。熊井啓監督は、何故、こう言ふ美しい映画を、もっと作らなかったのだろうか。 (西岡昌紀/内科医) カスタマーレビューピックアップ 昔子供の頃観てとても感動し、さらに大人になってまた感動した映画ですが、このDVDを観てまた感動してしまいました。モノクロの映像がとても素晴らしく、栗原小巻さんがとてもきれいです。ラブシーンもいやらしくなくきれいで、東北の映像が胸にじーんときます。 カスタマーレビューピックアップ
丁寧な撮影で、熊井啓の映画にしては、テンポ、流れもスムーズ。 栗原小巻のヌードで公開当時は話題になりましたが、こちらはあまり期待しない方が……。 炎上カスタマーレビューピックアップ 戸狩(仲代達矢)のセリフが、原作者の 三島由紀夫の劣等感とだぶって聞こえた。 無理に虚勢を張って生きているようで、 女の前で脆く崩れる様が印象的だった。 吃音だったり、足が不自由だったり、 彼らのコンプレックスがとても痛い。 溝口の心の闇がジワジワと伝わってきて、 一時も目を離すことができませんてした。 劣等感があるからこそ、心の中の憧れを 微塵も汚したくなかったのかも・・。 絶対的な存在であった驟閣寺が炎上する 場面は、とても美しく心に残りました。 カスタマーレビューピックアップ あの陰湿な彫刻を至上の「文学的美」まで昇華させたような大長編をこの映画としては長いとは云えぬ枠の中でどのように料理するのか?と、原作及び原作者である三島由紀夫の大ファンであるこちらとしては、最初色眼鏡をかけて視聴しはじめましたが、絶句しました。長編小説を書くより短編を書くほうが難しいと、よく耳にしますが、あの「金閣寺」を文章で短編にするのは不可能です。否、あの素晴らしさを判る人ならば、無理だと判るでしょう。ですが、市川崑という鬼才は映画という分野でそれをやってのけたのです。 後で三島がもっとも気に入っている映画化作品と何処かで読みました。間髪入れずに納得します。 カスタマーレビューピックアップ 一度見た人に忘れることの出来ない印象を残す作品であることにどなたも異存はないはず。しかるにこの作品、文芸春秋社刊の“日本映画ベスト150”にも、その姉妹編“名画ベスト150中・上級篇”にもなぜか選出されず、監修の長部日出男氏が首をひねっていました。 思うに,この作品ほど観客の感情移入を許さない映画もまれだからでしょう。ここには愛すべきキャラクターが一人もいないのです。また、原作と違って主人公がなぜ驟閤を焼いたのかさえ、はっきりとは説明されていません。一応、驟閤の美しさを永遠に自分のものにしたいから、という見方も成り立つのですが、そのような紋切り型の解釈が本当に正解なのでしょうか? 謎だらけです。結局、人間とはどうにも納得しがたいことをする生き物なのだ、というある種サマーセット・モームの小説世界にも通じる不可解さに我々は包まれるだけです。 にもかかわらず、これはやはり傑作だと思います。人間の心の中には他人には決して窺い知ることの出来ない闇の部分があるのであり、それを変にこじつけて無理矢理説明しようとするたいていの映画の方が、むしろ“物欲しげ”に見えてしまいます。 モームの小説ならその主題をユーモアとアイロニーで装飾して読者を楽しませますが、市川監督の場合は、その華麗な映像美と、当代きっての役者たちの芝居で堪能させます。 それにしてもよくもまあ幾多の大俳優たちにあんなうすみっともないキャラを演じさせたものです。そういう意味で、こんな特殊な映画は文字通り二度と作られることはないでしょう。まだご覧になっていない方必見です。 カスタマーレビューピックアップ 雷蔵初の現代劇は、なんと三島の「金閣寺」。ただし当時の住職が金閣寺の実名で映画化をするのに難色を示したために、映画のなかでは「驟閣寺」と名前を変えてあります。 この映画の第一の見所は宮川一夫のキャメラ。モノクロの黒を強調した硬いトーンと、白とのコントラストは、まさしく宮川ワールド。このDVDの画質も素晴らしい。お寺に火をつける場面の夜間撮影の見事さは、あのグレッグ・トーランドを超えているかも。最後に雷蔵が小高い丘に上って寺が燃え落ちるところを見る場面では、火の粉を強調するために、なんと大量の金粉を燃やしているとか! 次の見所は巧すぎる役者さんたち。イヤらしい住職を絶妙に演じる先代中村鴈冶郎、俗物根性丸出しの信欣三、ひねくれた身障者の仲代達矢、チョイ役だがまるで本物の娼婦みたいな中村玉緒(まだ10代です)、そして雷蔵は内向的な吃音者を演じすぎることなく、これまた絶妙に演っています。 余談ですが、ある理由によりこの映画のテレビ放送は絶対に不可能と思われますので,観たい人はこのDVDが最適です。ただし、役者さんのプロフィールの検索欄に、なぜか信欣三がないのが不可解。 カスタマーレビューピックアップ
この作品を見るまで、なぜ市川監督が巨匠と呼ばれるのか?正直分かりませんでした。「犬神家の一族」「ビルマの竪琴(リメイク版)」「黒い十人の女」そして「東京オリンピック」を見てもなお分からなかった。唯一、好きな作品は「テレビドラマ木枯らし紋次郎」と「どら平太」のみ。だけど、ついに出会ってしまいました、巨匠と呼ばれるにふさわしいい作品に。大映に移り、撮影:宮川一夫、美術:西岡善信らのスタッフとの出会いが、市川昆のとてつもない才能を輝かせた!ワンカット、ワンカットがとてもすばらしい。クールな演出なのに、どんどん物語に引き込まれていくのを止められない。スキのない完璧な構成力。もう、作品のそこらじゅうから、才気がほとばしっていて隠しきれないといった状態。役者陣の演技も寸分の狂いもない。この後、「ぼんち」「破戒」と立て続けに見てしまいました。三島由紀夫の抽象的な世界を独自の解釈で見事に映画化。何度見ても惚れ惚れします。ピチカート小西さんオススメの「黒い十人の女」より1万倍すばらしい。市川昆の世界に触れるのならば、是非この作品から入るべきだ。 にっぽん昆虫記カスタマーレビューピックアップ 昔は今村昌平の人間臭さが嫌だった。川島雄三の絶妙な上手さに憧れていた。ところが、いつからだろうか?この人間臭さ、映画表現力に虜になってしまった。 映像、演出を通しても、ヌーヴェルヴァーグと言われた大島渚に負けず劣らずの面白さだ。日活にいながら、日活映画に染まらなかった監督は、鈴木清順と双璧だろう。今村昌平、大島渚、鈴木清順、吉田喜重は自分の中では、小津、溝口、黒澤以上なのだ。 カスタマーレビューピックアップ マーティン・スコセッシが大学時代にこの映画を観て、衝撃を受け、 作品の着想を得たほど影響を受けたと語ったのが今村昌平監督の 『にっぽん昆虫記』。以後、スコセッシは今村昌平さんのことを「師」 と仰ぐほど尊敬し、影響を受けてきたそうです。 スコセッシにとって、この映画は「今村昌平」という監督の存在を知っ た「ファースト・インパクト」だったわけです。 カスタマーレビューピックアップ 映画表現手法の一典型とでも申しましょうか。ファーブルの昆虫記をもじった題名(この題名が秀逸です)。昆虫を観察するように一人の女の生態を描きます。女が昆虫であるというよりも女を昆虫のように(みなして)観察した、というほうが分かりやすい。 たとえばどうして女が父親コンプレックスを抱き、近親相姦的欲望を秘めた設定にしなければならないか。必然があるわけではありません。たまたまこの女にそのような属性がまとわりついていただけのことです。「まとわりつかせてみた」という話に過ぎないように見えます。 女はそのような内的な病理を相対化するわけでもなく、その属性のままに生きてゆくだけです。昆虫のように目先の障害物を避けたり乗り越えたりしながら。 背景に写される様々な社会事象も昆虫には遠景にしかみえません。貧困、戦争、革命といった大状況は明らかに昆虫の行動を支配しているわけですが、「これにほんろうされつつもたくましく生きる女を描く」といったような形容は、この映画が目的としたところではないでしょう。ほんろうされていることや、たくましさは二次的なもので、昆虫の本能的な行動として突き放した観察をするところに映画の第一義があるように思えます。 特殊な属性を持つ女の生態を描きながらも、日本人の一般的な大衆の生き様が投影されているように受け取られます。そこがこの映画の素晴らしいところです。 日本という風土の中の一つの断面を冷徹に摘出しつつ、演出や演技は熱く濃厚です。このような科学者的な観察力を映画のリアリズムというならこの映画はその一典型と言えるでしょう。日本映画の代表作の一つには違いはありません。星ひとつ足りないのはあくまで「好みの問題」です。 カスタマーレビューピックアップ
大正生まれの女性の半生記。東北地方の貧しい小作人の家に生まれ、第二次大戦後、東京に出て来る。戦前・戦中・GHQ占領下で様々な経験や人間模様を見て、自分も成功しようと必死になる。貧しく教育も受けていない故にお金が唯一の武器、戦後ブームとなった新興宗教に入信し、愛人となり、売春宿を経営するが警察に逮捕され、足掻きながら生きつつ老いていく・・・。 あらすじはこうなのですが、「当時なら、こんな人生を送った人も多かっただろうなあ」「私ならどうなっていただろう」「老いの恐怖を感じる」等と、深刻に考えてしまいました。 最初の砂の坂を登る昆虫と、最後のシーンが一致していていいですね。 |
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