定価:¥ 5,040(税込)
特価:¥ 4,311(税込)
発売日:2007-11-09
売上ランキング:DVDで1892位
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Amazon人気商品ランキング/溝口健二psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:53/総ページ数:6 最終更新日:2008/10/08 七人の侍(2枚組)<普及版>
特価:¥ 4,311(税込) 発売日:2007-11-09 売上ランキング:DVDで1892位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ この映画の持つリアリティと、黒澤明の映画に対する真摯な姿勢が、村を守るため冷静に戦術を練る七人の侍のリーダー(志村喬)の、この台詞に集結されている気がし、強烈なインパクトでした。自分が敵の立場なら、どこが自分の弱味で、どう考え、どう攻めてくるか。これは私のその後の考え方にも大きく影響を与えました。 野武士の襲来にただ怯え、死ぬほど憎み逃げまどうばかりで敵を知ろうとする事さえ出来なかった百姓らに、たった七人とは言え、大変な味方がついたのだと、一言で理解できる台詞で、その後の展開に、ただもう目を見張るばかりでした。 黒澤明の作品は、台詞にも動きにも全く隙も無駄もないのですが、それにしてもこれは凄い。 こんなの作られた日には、他の映画監督は、国内外を含めて、さぞやりにくかった事だろうなと思います。私の中でこれを越える作品は今までに一つも見たことないし、今後も出るとは考えられないです。 カスタマーレビューピックアップ 映画の全てが入ってます。 この作品だけで、ご飯何杯も食べられます。 カスタマーレビューピックアップ 今の日本映画事情を考えると、この映画が50年以上前に作られたということに驚く。見所が満載で一度見ただけでは消化しきれない。何度も見たい。個人的には久蔵の言動に理想的な男性像を見る。この作品をカラーで見たい。そういう意味でもこの映画の製作自体が早すぎたのではないだろうか。 カスタマーレビューピックアップ 今回見て判ったのはこの作品は映画館では6:4の スタンダードサイズで上映されシネマスコープでは なかったという事実だった。 高校生のころの再上映で見た記憶なので、てっきり ワイドなサイズの作品だと勘違いしていたようだ。 子供のころは壮大な戦闘場面の臨場感に圧倒され 日本人にもこんなに凄い映画が作れるんだなーと 後半部分に感動したのですが、今回再見して新たに 下記の七人を集めるまでの過程に驚きました。 勘兵衛を中心に誰も彼も魅力的で言わずもがな 菊千代の道化はこの映画をいっそう魅力的な可愛い 作品に昇華させている演出に感動してしまいました。 ご近所で、もし映画館で上映される際は、是非ご覧 下さい、やはり活劇では日本最高峰の映画でした。 「久蔵」・・・・・・(宮口 精二) 「平八」・・・・・・(千秋 実) 「七郎次」・・・・(加東 大介) 「勘兵衛」・・・・(志村 喬) 「五郎兵衛」・・(稲葉 義男) 「菊千代」・・・・(三船 敏郎) 「勝四郎」・・・・(木村 功) ちなみに黒澤明監督作品最初のシネマスコープは 「隠し砦の三悪人」からだそうです。 カスタマーレビューピックアップ
アメリカの大学で映画を学ぶ時、「市民ケーン」と並んで必ずと言っていいほど教材として使われる作品である。優れた映画の共通点として、その内容の濃さがあげられるかと思うが、この作品は単に映像技術にとどまらず、物語の深さにおいて他の黒沢作品と比べても群を抜いている。黒沢作品の数少ない「欠点」として演出が舞台っぽいところが挙げられるかとも思うが、七人の侍にはそれがほとんどない。デルス・ウザーラと並んで、もっともリアルな作品に仕上がっている。その映像、演出の素晴らしさについては、ここに書く事もないだろう。長い映画ではあるが、じっくり腰を落ち着けて、何度も見てみたい映画である。 東京物語カスタマーレビューピックアップ 海外での評価も高い小津安二郎の代表作『東京物語』をNHK・BSで再見した。いわゆるホームドラマのパターンを形作ったといわれるローアングルと、独特の空気感を産み出す切り返しショットは、小津作品と一目でわかるオリジナリティ。尾道の老親(笠智衆、東山千栄子)が東京に住んでいる子供たちの家を訪ね歩くといった一見平凡な風景の中に、核家族化に伴う親子関係の分断という現代にも通じるえぐいテーマが何気なく据えられている。 町医者(山村聡)の長男宅に泊まっても孫には避けられるし、長女(杉村春子)が営む美容室ではあからさまに邪魔者扱いされ、行きたくもない熱海へ追い出されてしまう。唯一2人に親切に接するのが、死んだ次男の嫁(原節子)という血のつながっていないあかの他人である。その原節子演じる紀子の存在によって、文句を一切口にしない老親に対する「親の心子知らず」な子供たちの冷たさがいっそう強調される演出は見事である。 映画は、とみ(東山千栄子)の急死という形で非常に後味の悪いエンディングを迎える。母の危篤で尾道の実家に久しぶりに集まった子供たちであるが、ここでもまた親の死よりも自分たちの仕事や家庭を優先させる血も涙もない姿が描かれる。近年『歩いても歩いても』や『トウキョウソナタ』など崩壊する家族関係をテーマにした作品を数多く目にするが、昭和28年(55年前)にその兆候をすでにかぎつけて映画化していた小津の慧眼には恐れ入る。 「孝行をしたい時には親はなし、さればとて墓に着物は着せられぬ」 カスタマーレビューピックアップ 昔の映画はスローだ。 でも、この映画は退屈しなかったと言うより むしろ、最初の風景からすぐ引きずり込まれる。 おずさんの風景の描写の美しさ、音楽の効果、原さんの天使の様な美が魅力的なのは言うまでもないが、私たちが忘れている心を思い出させてくれるのがこの映画だ。 地方の方言、そして昔の標準語これだけ美しかったかと思い知らされる。 人の死を前にしての切なさを温かく描いてある。 見ると海外で絶賛されている理由がわかる。 この映画を見て感じる感情は万国共通だという事。 そして、登場してくる俳優さん、全員がすごくいい。 この値段で損はない。 購入をお奨めします。 カスタマーレビューピックアップ 日本映画の誇る、世界の映画史に輝く大傑作。親子の関係、老夫婦の情愛と淡々と現実を受け入れる姿、まだ陰を落とす戦争の影響、地方から人を吸収する大都市での庶民の生活等、今も変らぬ人間関係の真実を見据える視点が本作を小津映画でも別格のものにしている。名場面だらけで一瞬たりとも目を離せないが、眠れぬ熱海の夜を過ごした夫婦が海岸の防波堤に佇んで朝日の中でお互いをいたわる場面、そして原節子演じる義理の娘・紀子(娘が生まれたらこの名前にしようと決めていたのですが、、)が感情を爆発させ泣きくずれる場面は邦画史上不滅と言っていいでしょう。ロウ・アングルでの撮影等の技術面は既に語り尽くされているので私が付け加えることは特にありませんが、主要場面の合間に煙突、看板等を何気なく映す小津節のリズムが何とも心地よい。映画が呼吸している。 1953年公開の映画は「ローマの休日」等傑作が多いが、著作権満了を目前にして映画の著作権を延ばそうとした政府が歴史的な立法ミスをし、そのために著作権が満了してしまった。本作をこの価格で入手できるのはその事情が大きく影響しているのだろう。複雑な気持ちだが、価格破壊は歓迎だ。松竹が出していたDVDを観たことがないのでそれとの比較はできないが、画質は昔銀座並木座等のスクリーンで観たものより遥かに良い。音もドルビー・デジタルだ。「晩春」よりもS/N比は良い。よって廉価版だからと敬遠する必要はないだろう。ただし、パッケージの中にはディスクが1枚入っているだけで、裏カバーに印刷されている数行の文章がこの映画に関する解説の全て。しかし、この映画についてはいくらでも本やネットで評や参考情報を入手できるから、不便さはないでしょう。この不朽の名画をじっくり味わって下さい。 カスタマーレビューピックアップ 戦後直ぐに撮られた映画であるが、親子の絆という普遍的なテーマを扱っている為に、ストーリー自体はいささかも古さを感じさせない映画だ。広島の尾道から子供たちの顔を見ようと当時としては一世一代の大旅行の果てにたどり着いた東京で子供達に受けた扱いは、決して歓迎されたものではなく、実の子供以上に長男の嫁や長女の婿など義理の子供が逆に気を使っている有様。その伏線の後に次男の嫁の未亡人の原節子が実の子供に代わって甲斐甲斐しく世話を焼く。厳しい現実と向き合いまじめに生きている長男と長女を単純に非難することは出来ないが、その対比の構造が最後まで貫かれているが、救いは笠智衆が同郷出身の東野栄二郎と飲みながら語る「欲を言ったら限がない。我々は幸せな方だ」と自分にも言い聞かせる様な台詞はなかなか説得力のある印象に残るシーンだった。 カスタマーレビューピックアップ
日本人で、映画好きであれば、はずせない映画です。小津映画で一本だけおすすめはと聞かれれば、この映画をおすすめします。 私自身、何回見ているかわかりませんが、家族というもの、老い・人生というものを深く考えさせられる映画です。終戦後の東京の様子もわかりますし、この値段でこの名作が手に入るのが信じられません。原節子も香川京子もとっても綺麗ですし、杉村春子もいい味出してます。 晩春カスタマーレビューピックアップ 仲の良い父と年頃の娘が迎える縁談話を扱ったストーリー。ジェンダー批評の視点を取らずとも、ヒロインがあまりに父親思いの清楚な娘であるところが、限りなく男目線の映画ではある。(ただし、父離れできない娘に対する父親の優しさが、そのような薄っぺらな批評をかなりの割合で帳消しにしてくれるのが救い。) そして、この脚本を支えるべくその魅力が全面的にフィーチャーされている原節子は、モノクロ映画ながら輝くばかりに美しい。和装&洋装のギャップ、酒の相伴シーンでのオヤジ殺し、海辺の自転車デートでの爽やかな色気、等など、彼女の魅力に完全にオンブした構成になっている。が、それで良い(笑)。 なお、父娘の感情の機微を過剰に読み取ろうとしたポストモダン批評の象徴的事例として、終盤の京都旅行のシーンで現れる「壷のシルエット」を巡った論争がある。(詳細は日本版wikiを参照。)色いろな解釈が述べられてきたシーンだが、そこに精神的な性的関係を読み取ろうとする解釈も結構行われている。が、やはり普通に余情を盛り上げる1風景カットとしてみるのが自然だと思う。 80年代のポストモダン映画批評が無いと小津シネマの再発見など無かったことは確かだが、どうも偏愛の果てに妙ちきりんな議論にこの映画は晒されている気がする。大根スレスレな老け芝居を見せる笠智衆演じる父親のように、素直に原節子の魅力を愛でながらストーリーのやるせなさを味わえれば、それで十分良いと思うのだけど。。 星が1つ足りない理由は、僕が考える小津シネマの魅力は、ほのぼのしたヒューマニズムと冷徹な社会派リアリズムのバランスにあるのだが、この作品では後者の要素が無い。だから興業的に成功したということもあるのでしょうが、この点が個人的に減点対象でした。が、しみじみした良い映画だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 小津安二郎の最高傑作といえば東京物語を挙げる人が多いでしょう。私も異論はありませんが、小津安二郎が原節子を起用した作品で一番好きなのはどれかと問われれば私は本作を選びます。父から離れたくないと心情を吐露する娘に、父が幸せは夫となる人とこれから作っていくのだ、それが歴史の順序だと諭す場面がハイライトとなる、縁談を巡る父と娘の物語。様々な本等で解説されているので私のやぼなレビューは短く切り上げますが、最初1/3ほどの原節子の笑顔がほとんど途切れない場面の連続に惹かれます。それと戦後すぐの人の少ない鎌倉の風景(特にサイクリングの場面最高!)等、高度成長期に突入して変貌をとげる前の古きよき日本の描写が魅力的です。 それにしても、この名画のDVDをこの低価格で入手できるとは! 著作権が切れた影響が大きいのでしょう。松竹が出していたDVDを観たことはありませんが、本作の画質は悪くありません(少なくとも昔に銀座並木座等で繰り返し観た画面より遥かにきれい)。音質はさすがに昔の映画故S/N比の点で仕方ない面もありますが、一応ドルビー・デジタルです。パッケージを開けるとディスクが1枚入っているだけの素っ気なさですが、お得な1枚であることは間違いないでしょう。 カスタマーレビューピックアップ
小津作品の系譜には、この「晩春」以前と「晩春」以後がある、と言っても過言ではない、昭和24年製作の金字塔。そしてこれ以降の小津作品の多くに「変奏曲」として奏でられるさまざまなパターンを確立する。 そのパターンとは、 1.鎌倉または東京山の手の「中の上」の人々が主人公になり、生活苦にあえぐ人々は主人公に はならなくなる。 2.適齢期を迎えても嫁に行かない娘をかかえる家族の悩みが重要なモチーフとなる。 3.東宝から原節子が初めて招かれ、以後小津組常連となる。 4.笠智衆の「上品なフケ役」が確立する。 5.文学座のエース杉村春子が初登場して円熟の演技をみせ、以後新劇系の芸達者たちが次々と 登場する(中村伸郎、東山千栄子、東野英治郎etc)。 6.それと同時にそれまで小津組の常連だった、吉川満子、飯田蝶子、坂本武といったひとたちは出演しなくなる。 といったところです。ちなみに小津監督が原節子を見初めたのが、山中貞雄の「河内山宗俊」(昭和11年)だそうですから、出演にこぎつけるまで戦争をはさんで10年余り。この作品での彼女の輝くばかりの美しさを見れば、待った甲斐はあるというものです。 麦秋カスタマーレビューピックアップ 小津の映画の中で 個人的に一番好きなのが本作だ。 婚期を逃しかけていた娘(原節子)が結婚し、秋田に引っ越すことを機に 大家族が離散し核家族に分かれていく様を いつもの通り 淡々と描いている。原節子の結婚相手は 子連れの男やもめであるというような 若干の「事件性」は有るものの 基本的には ごくありふれた家族ドラマだ。 そんなドラマなのだが 何べん見ても飽きない。 原節子が結婚を決意した際に 姑になる 杉村春子が「あんぱん食べる?」という名高いシーン、 一家離散が決まった後に行う家族の集合写真撮影の場面、 原節子が友人の淡島千景と結婚を決意した気持ちを伝える場面、 ありふれていながら妙に心に残る場面が忘れがたい。中でも 僕は最後に 麦畑の中を歩いていく婚礼の行列の美しさには 毎回惚れ惚れとしてしまう。 こういうホームドラマを 果たして今の僕らは作ることが出来るのだろうかと思ってしまう。そう おそらくとても難しいのだ。 カスタマーレビューピックアップ セーター姿の原節子の乳首のポチポチが妙に気になります。隠れたムフフ映画ですね。別の意味で男性ファンを引きつける小津作品です。 カスタマーレビューピックアップ
「晩春」、「東京物語」と並び称せられる小津の代表作。「晩春」の続編のようでいて、味わいは大いに異なる。すなわち原節子が嫁に行くことにより、一家が期せずして崩壊してゆくことを、ある種の諦念というより無常観をもってきわめて叙情的に描いている。そして小津作品における原節子の「嫁に行きそびれている」娘役はこれで終わり。 配役もひねりあり。笠智衆は原節子の兄の役で、その嫁に三宅邦子、父親役はなんと溝口組の常連の菅井一郎、母親に東山千栄子、原節子と最後に結婚するバツイチの医者に二本柳寛、その母に杉村春子、奈良から来る原のおじいさんに「七人の侍」の村長の高堂国典(好演です)。 心に残る名場面は、原がとなりの杉村を訪ねたときに、息子の二本柳が留守でいないのに、彼と結婚すると突然決意表明するところか。そのときの杉村の喜びをあらわす演技は素晴らしいし、最後に原に 「ねえ、あなたあんパン食べる?」 と尋ねるのがおかしくて絶妙です。これも今では絶対に作れない映画。必見。 西鶴一代女カスタマーレビューピックアップ 井原西鶴の好色一代女が原作で、ヴェネツィア国際映画祭国際賞、BBC「21世紀に残したい映画100本」に選出されています。黒澤監督が「羅生門」で賞を取ったのに触発され、製作したそうですが、完璧主義故に製作陣とも大変なバトルがあったそうで、そのかいあっての栄誉でしょうね。まるで江戸時代に撮ったのか!と思える映像がとにかく素敵です。凄いです。セットも美術もライティングもカメラワークも江戸時代です。ストーリーはこんな不幸なことがあっていいのか!というような悪循環ストーリーで、主人公のお春が可哀想すぎます。封権男性社会だからでしょうけれど、、。美しすぎて純愛に走ってしまったがために、どんどんと身を崩して行ってしまう、、そして、老いて行ってしまう切ない物語です。最後に殿様になった子供から一緒に暮らすことを提案されるけれど、身を持ち崩しすぎて、それもかなわぬものとなってしまう。。。ああ、可哀想。お春が花魁になって、越後から来た偽金持ちに、金を渡そうとしてお春に断られるシーン、金をばらまくシーンは、おそらく「千と千尋の神隠し」にも影響を与えていると思います。そして、余談ですがものすごく若く柔らかく癖のない三船敏郎が出てます。 カスタマーレビューピックアップ
個人的には溝口健二の戦後の最高作と位置づける、傑作中の傑作。この作品も他の溝口作品同様、生みの苦しみにのたうちまわったようで、おかげでさまざまなエピソードに事欠かない。まず、当時の新東宝のスタジオのあった場所が線路のすぐ近くで、音声を同時に録音している都合、昼間は仕事にならず、主に深夜に撮影を敢行した。それでも電車がたまに通ると撮影を中断しなければならなかった。 次に戦後しばらくスランプが続いた溝口はこの作品に賭ける意気込みにはもの凄いものがあったらしい。ところがコンテがなかなか決まらない。すなわち大変な手間をかけて建てさせたセットを見て当日になってあっちに動かせ、こっちに動かせと無理難題をいいたててばかりだから、ついにチーフ助監督がブチ切れて辞表を叩きつけた(ちなみにこの助監督はこのいきさつを文章にまとめて雑誌に発表した)。さらに一番の被害者の美術の水谷浩にも三行半を突きつけられる。そして水谷は54年の「噂の女」で復帰するまで溝口とは縁を切ってしまう。 と、すごいエピソードの連発でそれだけで伝説の映画にもなっている。これで愚作または凡作だったらシャレにならないのだが、とんでもない傑作にしあげているのがさすがは溝口監督である。とにかく田中絹代が素晴らしい。彼女から最高の演技を引き出している。ジャック・リヴェットがこのあとアンナ・カリーナ主演で本作のリメークともいえる「修道女」を作ったが、こちらの圧勝でしょう。いろんな意味で今じゃ絶対にこんな映画作れません。必見です。 ジャン=リュック・ゴダール フィルム・コレクション
特価:¥ 6,902(税込) 発売日:2008-06-12 売上ランキング:DVDで10024位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
偉大な映画監督ラングをまえに、はにかんだような表情のゴダールをはじめて見た。しかし、話題は“映画における検閲”におよび、ゴダールは「フランスでは、戦争映画は作れない。なぜなら軍人のミスを決して描けないからだ。ドキュメントの作品において、大統領や湾岸労働者も写しだすことができない」という。パリでの映画製作の窮屈さを語りながら、しかし彼はフランス語で喋っている。母国語をドイツ語とし英語で映画を作り続けた、希代の映画監督をまえにしてだ。そのことを腹立たしくおもいながら、BOX OFFICE(興行成績)の重要さを自身の映画が数多くの人に見られることのロマンとして語る老映画監督の若々しい真摯さに感動をおぼえた。そのうえ彼は、フランス語で自己紹介するために何度もテイクを重ねていたのだ。フリッツ・ラングは偉大な人間でもあった。必見! そして、『気狂いピエロ』のデジタル・リマスターぶりを部分的にチェックし、大いに満足して、眠った。 人情紙風船カスタマーレビューピックアップ あたしゃ 遊び人の新三(中村翫右衛門)兄ぃに惚れました。 あの心意気、面倒見のよさ、そして潔さ、 今の世の中、あんな男は、もういませんよ。 それにしても、お侍は、つれぇーだろうなぁー、 それに お侍のかみさんも つれぇーだろうなぁー。 カスタマーレビューピックアップ 志ん生の落語に出てくるような長屋の住人と、無鉄砲で権力に一泡吹かせるのが好きな髪結いと、亡父の伝手を頼りに権力に取り入って糊膏の道を探そうとする浪人の対比が巧みで、さらに心底分かり合えない夫と妻(男と女)の関係や狡賢く生きる輩も入り混じって、切なく哀しい心を打つ傑作になっていると思います。 監督の山中貞雄が若くして戦死してしまったのは何とも惜しいことですが、この作品を残しただけでも立派です。86分の短めの作品ですが脚本が良く練れていて演出も見事で見ごたえ充分です。 カスタマーレビューピックアップ
傑作です。暗い作品ですが、時代を反映した名作ですね。役者が素晴らしいのと、脚本がよく出来ているのと、演出が見事なのと三拍子揃っています。仕官しようとしている浪人の哀れさ、その奥さんの姿等、現代にも通ずるものがあると思います。時代劇でありながら現代劇のような感動を覚えました。江湖にお薦めします。 雨月物語カスタマーレビューピックアップ ゴダール監督が好きな監督を3人挙げよ、と問われて「ミゾグチ、ミゾグチ、ミゾグチ」と答えた有名なエピソードがある。本作はその巨匠溝口監督の最高作と私が考える1953年の作品。ベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞した、日本映画史に燦然と輝く大傑作。日本の白黒映画でこんなに美しい作品はない。俳優は大変だろうが、溝口流長回しが画面をひきしめ、視聴者を引き付ける効果は絶大。長回しの間のカメラの移動、フレームに出入りする俳優の場所を計算した均整のとれた構図、光の明滅と影の綾なす様、それらをパンフォーカスで一瞬のぶれもなく画面のすみずみまで捉えた、撮影・宮川一夫を初めとする溝口組の技量に目を見張る。源十郎(森雅之)が荒れた自宅に帰るも無人なので一旦外に出て再び家に入ったときに亡霊の妻・宮木(田中絹代)が囲炉裏で仕事をしているのを見つける1カットはマジックだ。朽木屋敷での幽玄の美も農村の庶民の苦しい生活も鮮やかに撮影され、かつ品格がある。録音状態もよく、字幕は不要。 本作は全九編の情緒ある怪異小説・雨月物語から蛇性の淫、浅茅の宿の二編を脚色している。戦の続く戦国時代の2組の夫婦の話で、どちらの夫も欲(金銭、立身出世)に迷い、源十郎にいたっては幽霊・若狭に誘惑される。正体を見破られた若狭の表情の変化は女の業の強さが印象付けられる名演技だ。残された妻子は、戦の中悲惨な運命をたどる。が、何れも目が覚めた夫を妻は受け入れる。特に宮木はあの世からさ迷い出て夫との再会を果たし、その後も夫を暖かく見守り続けるのだから何とも切ない。ばかな男と健気な女性(若狭を含めて)の話で、オープニング・タイトルで女性3人を配役の先頭に持ってきたのは監督の女性観の表れか? 最後に、本作も著作権切れの作品。廉価盤の登場はそのため。 カスタマーレビューピックアップ 人生とは、幸福とは、夫婦とは、教訓めいたものも感じられます。 それに関しては、時代、世代、その人の歩んだ人生、その人の今の状況で賛否があると思います。 しかし、朽木屋敷のたたずまい、そこに住む若狭(京マチ子)の表情、語り口、仕草、振る舞い、そして、源十郎(森雅之)が朽木屋敷から国の家へ戻り、囲炉裏端で鍋の用意をしている妻の宮木(田中絹代)と会話を交わすシーンは文句無しに凄いです。 雰囲気、たたずまいの映画だと思います。 カスタマーレビューピックアップ この映画を見ていると 本当に溜息が出てくる。今の邦画はこんな映画を作ることはできないに違いないと思ってしまって。 とにかく美しい映画だ。その美しさは 単なる映像美には終わらず 原作を踏まえた不気味さに満ちている。 雨月物語という怪異譚を扱った いわばホラー映画であると乱暴に言いきってしまうことも出来るわけだが そんな分類分けの意味も感じさせないほどの格調である。 海外で溝口という名前が名高いのもよくわかる。実際 この頃のクロサワやミゾグチの映画は どの国の人が見ても 面白いに違いないと思う。それは単なる日本趣味にはとどまらない普遍性を獲得しているからだ。邦画にそんな時代があったことを誇りに思う一方 今の日本には かような人材がいないような気がしてならない。 映画というものは変わった。SFXに代表される 今の映画の撮影技術の進歩はすさまじい。但し 技術に溺れて 小手先で終わっている映画が実に多いと思う。これは邦画だけではなく 特にハリウッドの作品に強く感じる。 要は 脚本が練られておらず 弱い脚本を強い画面で補っているにすぎないと思うのだ。それに比べると 本作は 脚本も画面も本当に強い。この強靭さを愛でると共に 現代の映像作家にも 同様の才気を求めてしまうのだ。 カスタマーレビューピックアップ 物の怪が町を徘徊するような、文学的平安時代の雰囲気を見事に捉えた美しい作品。テーマはずばり、愛、です。この監督はフランスで人気があるが、フィルムノワールのジャポネズムがあり、文学的だからだろうと思う。最後のシーンは特に物悲しく、感動する。不倫をしている男には、やや堪えるのではないでしょうか。とにかく不思議で美しいので御覧あれ。傑作の1つです。 カスタマーレビューピックアップ
溝口健二の作品には独特の品格があるように思います。彼の性格によるのでしょうが、時代背景も影響しているのかもしれません。この映画も上品な芸術を観た後に感じる清涼感があります。現在もこれからも創れない映画のような気がします。 京マチ子の亡霊が後退りしながら消えてゆくシーンも流れるような美しさがあります。 こういう作品を観ると、名作というのは観客動員数(つまり興行収益)ばかりを気にする風潮の下では生まれないとつくづく感じます。 丹下左膳餘話 百萬両の壺カスタマーレビューピックアップ ふた組のカップルが登場します。 矢場の女将とそこの居候で用心棒を務める丹下左膳。 その女将と左膳は、あることが原因で子供を預かることになります。 この三人の力関係が 何と 子供>女将>左膳 そして、もうひと組は婿養子に入った道場主とその妻。 この婿養子は、お金なんかに執着はなく、ただ自由になりたい、解放されたい一心の男。 このふた組のカップル、観る側からすれば、微笑ましいです。 現代の夫婦関係にも通じます。 このふた組のカップルを結び付けるものとして”百万両の壺”が登場。 意気込んで観ず、軽い気持ちで観て下さい。 おおらかな人情味溢れるホーム時代劇の傑作です。 カスタマーレビューピックアップ どんな映画紹介読んでも、常に高評価のこの作品、その理由を見て納得!!! 『面白い!!!!』 この一言です。 日本映画というと、どうも湿っぽかったり、重たかったりするものだけど、この映画のテンポ、ギャグ、軽妙さは何なんだ??『幕末太陽伝』を見た時にも、邦画とは異質の笑いに衝撃を受けたけど、この映画は戦前の作品だから、更に衝撃的!! 何と言っても、キャラクター創りが上手い!この映画の最大の魅力が主な登場人物のキャラクターで、 ●やたら怒りっぽいけど、情に厚い丹下左膳(大暴れしながら結局、この映画の中では人は一人しか斬ってない←しかもそのシーンがカッコいい♪) ●口は悪いけどやっぱり情に厚い矢場の女主人 ●妻は恐いけど浮気したい道場主 ・・・と、現代にもそのままいそうな小市民達が笑いと人情のドタバタを繰り広げます。見たらきっと好きになるはず。 ただ、これは怨念を秘めた妖怪的キャラの『丹下左膳』ではないよね。原作者の家族から文句が来るのも納得。『丹下左膳余話』というタイトル通り、パロディ映画の大傑作ってとこでしょうか? カスタマーレビューピックアップ 戦前に夭折した山中貞雄監督の現存する三つの作品のうち、とりわけ軽妙洒脱なタッチがきいていて、映画史上の評価も高い時代劇です。 林不忘の原作小説『丹下左膳』の設定を借りてつくりあげた天衣無縫なパロディとでもいうべき異色作。ユーモアの軽みと人情の機微の匙かげんが絶妙というほかはない。いま見ても微笑ましい普遍性が感じられる。白黒映画ファンなら必見の娯楽作でしょう。 パブリックドメインの廉価版DVDなので、きっと画質がひどいのではないかと覚悟していたのですが、実際には思いのほか良好で、安心して見ていられる状態なのがうれしかった。でも、画面の上下はすこし切れているかな。音声はあまりよろしくないけれど、まあ時代相応か。セリフは普通に聞き取れました。 特典も字幕も詳細な解説もチャプター画面もついていない格安の商品ですが、正規盤の五分の一の定価なので、これならばお買い得といえるのではないでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ
日中戦争で29歳の若さで戦死した伝説の監督・山中貞雄。隻腕・隻眼という異色キャラクターの丹下左膳。(中々、今のメディア事情では取扱い難いキャラになってしまっただけに、2004年のリメイクでは関係者も苦労したであろう。) 名前ばかりが有名で中々手軽に楽しむ機会が限られた山中・丹下左膳は、てっきり重厚な勧善懲悪時代劇かと思いきや、落語を題材にした人情ホームコメディーであったのに驚いた。原作者に抗議を受けた程、当時としても斬新な解釈だったらしい。ポップな作風なので、今の時代に見ても違和感が全くない。 この作品のように博物館にフィルムが入っているような貴重な作品が、著作権切れのため廉価版で手頃に楽しめるようになった。こういう企画のおかげで黄金時代の邦画作品へのアクセスが劇的に容易になったのは喜ばしい。映画ビジネスとして一つの新たな流れになってほしいと願います。 清水宏監督作品 第二集~子どもの四季~
特価:¥ 10,185(税込) 発売日:2008-06-27 売上ランキング:DVDで7854位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
堪らんのです。 子供を題材にした映画を数多く撮ったことでも有名な清水ですが、 昨今見られるような大人が喜ぶ子供映画ではないのです。 かと言って極端な悪童などではなく、 純粋な所も汚い所もわがままな所ももちろん良い所も無軌道に混ざり合って その全部をそれぞれの子供の性格に沿って、描かれています。 清水自身が大人になってもガキ大将だったんだろうなあと想像できるのです。 あざとさやわざとらしさは皆無。 だから決して泣かそうとはしてないのだけれど、泣けるのです。 なぜなら子供の孤独がいい塩梅に演出され(演出されてないように) そこに現出されるからです。 そういう天真爛漫さが清水の映画にはあるのです。 不覚にも映画で滅多に泣かない私も『風の中の子供』では二度泣かされてしまいました。 天真爛漫だから楽しい時には滅法楽しいので ふと孤独になった時、孤独から解放された時 その落差の大きいことと言ったら、一大スペクタルなってしまうのです。 最近の「泣ける映画」などとは一線も二線も画した 本当の意味で「笑えて泣ける」素晴らしさです。 |
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