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Amazon人気商品ランキング/是枝裕和psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:14/総ページ数:2 最終更新日:2008/08/21 ゆれるカスタマーレビューピックアップ 東京という都会で成功した弟に嫉妬し、女にもてない自分に自己嫌悪している兄。対照的な兄弟が織りなすサスペンス。 兄を演じる香川照之さんの演技がとてもよかったです。弟に対する劣等感や自信欠如、地方で暮らす単調な毎日への不満などからだで表現していました。一方オダギリジョーはどうなんだろう。CMとかでも見るけどセリフ棒読みな感じで今回は成功した自信家を演じているけど彼にはこんなのしかできないような感じを受ける。結局興行収入を上げるには一番人気のある俳優を主演に置くって事ですかね。誰か別の人に演じてほしかった。映画の中で重要な役どころ。一番心が『ゆれる』のはオダギリジョー演じる弟なのだから。 カンヌ映画祭で正式出品されて日本の映画賞を数々受賞しているにも関わらずカンヌ映画祭での賞は何一つ受賞していない。これはやはり日本の映画のレベルの低さを表しているのではないだろうか。テーマはいいけど緊張感のない裁判シーンに意味のないベッドシーン。作りこみ方がいまいちな印象を受けます。 カスタマーレビューピックアップ 私はまったく凄いと思えませんでした。 登場人物の誰にも共感出来ない。 なんかだらだらした映画でした。 結局お兄ちゃんがかわいそうなだけですね。 カスタマーレビューピックアップ 寂れた地方の山村の、これまた寂れたガソスタの店長をしている兄と、都会に出て成功したカメラマンの弟。 ほとんどすべての重荷を背負い込まされてもなお、弟の成功を手放しで喜んでくれる人のいい兄と、その人のよさに心を痛める弟。 気まずいながらもそれまでは安定していた兄弟の関係が、一人の女の死をきっかけにゆれはじめて・・・。 取り残された地方と都会という対比もさることながら、家を守っていくことに人生を犠牲にした兄を演じる香川照之がすばらしい。 「人はいいんだけど何から何までうまくいかなかった人」を演じさせたら、彼の右に出るものはいないのではないだろうか。 男兄弟の家庭で育った者ならおそらく誰もが、身に詰まる思いをする作品。 不思議なのは、これほどまでに繊細な兄弟愛をなぜ女の監督が描ききることができたのかということ。 カスタマーレビューピックアップ この監督さんは、俳優の使い方(とくにベテラン俳優・・作品全体を引き立てる鍵となるような、たとえば前作の大谷直子、本作の蟹江敬三)がとても巧みだと思う。もしかすると脚本がよすぎるため、経験を積んだ俳優ほどイメージが湧いてきて自ずといい仕事ができてしまうのかもしれない。前作のややコミカルでブラック・ユーモアタッチの作風にくらべ、これはほろ苦くあつい涙をも誘う感動作。そしてこの映画でもみてとれる、この人の持って生まれたたぐいまれな映像センスと映画的洞察力の鋭さは、たとえば前作「蛇いちご」の出だしの食卓シーンでの、画面全体から溢れ出る映像的充実感および映画的真実性の高さ(この映画のすべてがここに凝縮されているような)からでも証明済み。このような才能は私の知るかぎり、少なくともアジアでは唯一無二の存在。それは個人的にはあの黒澤明作品の代表作にも匹敵するものではないかと思う。そのクロサワにも共通する強力な「磁場」のようなものを持った人なのではないか。願わくば、その持ってうまれた天才性に、自らが翻弄されることがないように。 カスタマーレビューピックアップ
映画としての方法論や役者たちの演技は素晴らしいのだろう。 しかしそれ以前に、主人公に感情移入することができなかった。 オダギリジョー演じるタケル君のワガママっぷりというか、 身勝手な愛情の持っていき方にどうしてもイライラさせられるのだ。 結局、タケル君が帰ってこさえしなければ、そして例の彼女を 気まぐれに抱くことさえしなければ、誰も何も傷つくことは なかったじゃん、という意味で香川照之演じる兄ちゃんが 可哀想すぎる。 もちろん、タケル君が清廉潔白である必要はないのだけれど、 最後に少年時代の八ミリを見て突然兄弟愛に目覚める(というか 気づかされる)場面が、実に芝居掛かったテンションで観る者を 白けさせるのである。 そういった、家族愛を超えた自己愛の醜さを表現した映画 といわれれば、素直に頷くしかないのだけれど。 誰も知らないカスタマーレビューピックアップ ある意味わかりやすい、そしてリアリティに溢れた映画。 淡々としているのに、引き込まれて見ずにはいれない。 子供独特の感性もうまく描けてる。 一生懸命に生きることや、人間らしさ…について改めて考えた。 わたしは、悲しい映画だとは思わなかった。 カスタマーレビューピックアップ 映画を見ている2時間、画面に引きずり込まれてしまった。 鑑賞後に出てくるのは母親への怒りと子供たちへの哀れみだけで、映画の出来についての感想がまったく出てこない。 それだけ人を引き込むというのはいい映画ともいえるのかもしれない。 でも、この映画を「いい映画」として評価するのは何かが違うような気がしてならない。 かといってもちろん駄作ではない。 語彙の貧困な私にはうまく表現できない映画である。 ただひとつわかっているのは、自分はもう二度とこの映画は見ないだろうということ。 あまりにも悲しすぎる・・・ カスタマーレビューピックアップ 小学校高学年までのこどもはとても強い。 それは疑うことを知らない強さ。 でも中学生になって、親を、世の中を疑うようになると とたんに弱くなってしまう。 アキラの友達が家に入り浸るようになったとき いやな予感がしたが、劇中では何も起こらずほっとした。 でも実際の事件を調べると 予感どおりの事が起こっていたようである。 残念だがこれが現実というものか。 カスタマーレビューピックアップ 本作がもしカンヌに出品されず、配給がシネカノンじゃなかったら、公開さえ危うかったのではないか。邦画メジャーは絶対に手を出さない脚本だし、事実是枝監督も製作まで10年以上の時間を要している。隣近所の付き合いがない東京都心での暮らしは、家族のつながりさえ怪しい。YOU演じる母親の情感は、TVでおなじみのコメディエンヌではなく、まさしく女優の風格がある。今回の役回りは悪役だが、ここで描かれている彼女のいいかげんさは、自分の日常生活にはね返る。「許せないけど、わかるなあ」という感じ。また、柳楽優弥は本作でカンヌの主演男優賞を得たが、この時点ではタランティーノのえこひいきに見えた。しかし近作の「包帯クラブ」などを観ると、先見の明だなあ、と恐れ入ってしまう。4人兄妹に割って入る韓英恵も抜群の存在感で、重要なラストシーンも柳楽とともに締める。暗いニュースの裏側を覗くような照度の低いカメラワークも絶品だ。日本映画を語る上では見逃せない秀作である。 カスタマーレビューピックアップ
ヴィトンを売れよ! あまりのやり切れなさから画面に向かって吐いてしまった。 よく映画の制作者がどんな「意味(というか意図もしくは主題)」を込めているかを議論したがる人達がいるが、この映画ほど良い題材はないだろう。 そう言う筆者も密かにその端くれと自認しているが、これほど悲痛な感情を抱いたのは「ホタルの墓」「それでも僕は・・・」以来である。 昔はこんなことはなかったと言ってしまえばそれまでだが、社会が多様化するなかであらゆる面からのしわ寄せがいま子ども(弱者)へめがけて押し寄せているようにおもう。 パチンコ店の駐車場で自動車に取り残された小さな子ども、ケータイをいじりながら会話する父親、コンビニの店主の過ちを取り繕う姿勢、イジメを受けている女子高生。これら全てがそうだがなんらかしわ寄せとして弱者に向けられている。 強い者の犠牲になる弱い者をあからさまに見せつけられ、それを周りも放置するような時代が忍び足で近付いている気がしてならない。 ワンダフルライフカスタマーレビューピックアップ この映画は、映画そのものを場に借りた寓話となっていて、死後のある中間の期間をドキュメンタリーのように語りはじめることから、そのアイデアにも身を乗り出してしまった。 登場する人は、役者さんも含めて、きっとほんとうにあった自分の過去を語っているように思えるような話が多い。 だから思い出を語り、探り、確かめるような、その表情が、聴いているぼくらにもナチュラルに楽しいのだ。 「あなたが、いちばん幸せだった瞬間を思い出して、決めて下さい」 そうすれば、その瞬間の感情に永遠に住むことができる。 ということだから、死んだ後の世界の入り口を話にしたとはいえ、ほのぼのと春の光の中でまどろむような雰囲気だ。まるで学芸会の準備をするような感じ。 テレビ出身の監督という話だったけれど、まるで映画という媒体の特殊さに、のめり込もうと意図したかのように、つよい映画への愛情も感じられる。 強引に我のテーマを押しつけようとはすることなく、ドキュメンタリー的な作りを感じるのも、日本映画の中では新鮮だった。 カスタマーレビューピックアップ 「貴方の人生の中から大切な思い出を一つだけ選んで下さい。」 3日間の期限内に、と担当者は言う。 しかもその思い出のシーンを映画として再現し、それを観た、死者である貴方の中にその記憶が鮮明によみがえった時、貴方はあちら側に旅立つことができる、と。 私は自分の人生を振り返ってみる。が、やはり一つを選ぶことは困難だ。でも、こんな風に思いを巡らせることが大切なのかも知れません。 映画『ワンダフル・ライフ』は重いテーマを扱いながらも、重すぎず、暗くもなく、説教臭くもなく、無理な押し付けもありません。 清流の如きドキュメンタリータッチ、抑制された演出の中、感情を露にする里中しおり(小田エリカ)が印象的。この映画は彼女の成長物語としての側面も併せ持つのです。後半、映画の会議、撮影シーン、そして映画スタッフ達の表情が実にいい。 この映画は映画に対するオマージュ的要素をも併せ持っているのかもしれません。そして、その週の23番目の死者が選んだ思い出に、胸を熱くせずにはいられません。 傑作です。いや、傑作という言葉より、「佳作」という言葉の方が似合ってしまう傑作です。 「貴方の人生の中から大切な映画を一つだけ選んで下さい。」 私は思いを巡らせながら、考え込む。でも最終的にこの映画を選ぶかもしれない。たぶん…。 まぁ、そんな素敵な問掛けをしてくれる人は、私の傍にはいないのだけれど…。 カスタマーレビューピックアップ 人は死ぬとまずある施設へ行く。そして、そこで働く職員にこう言われる。「あなたは昨日、お亡くなりになりました。あなたにとって一番大切な思い出を一つ選んで下さい」と。一番大切な思い出・・・。 映画を見ながら、考えてしまう一番大切な思い出。 映画は淡々と静かに進み、半分は役者さんで半分は一般人の死者たちが思い出を話し始める。 静かに心に入ってきて生きてるって素晴らしいどんな人生もと思わされる。 DVDの特典にはARATAのインタビューやおまけの映像も。 死者役の由利徹の芝居に心ほっと笑ってしまいました。 映画の後に本も読んでみました。 映像が時々、頭の中に浮かんできて忘れた頃にまたひっぱりだしては また読みたくなる大切な本になっています。 カスタマーレビューピックアップ 静かな冒頭の部分から夢のように始まり、思いがけない言葉で語られる死後の一週間。 それは夢のようでもあり、もしかしたら本当に『そうなのかもしれない』と思わせる奇妙な現実感がある時間です。 その「時間」を、生きていたときの思い出を語る様々な細かい、小さいシーンによって繋いでゆくのがとてもいい。素人と俳優が同じ位置で同じように自分の過去を語る場面がなんだかすごい不思議です。ドキュメンタリー出身の監督だけあって、映画なのに「本当?」と思わせるところがあるのです。 今週の22人のそれぞれが、「自分にとって最上の思い出」を語っている姿や、それを探している姿を見ながら、なんだかとてもゆっくりと、そしてしっかりと「自分が死んだ時には、何を持って上に行くのだろうか」ということを考えてしまいます。個性的でありながら静かな演技の俳優たちの中、とても巧みな演技をしているとは思えないARATAの、ただそこに立っているだけではっとする美しく品性溢れる佇まいが、ひときわ印象に残るのも素晴らしいですね。舞台になっている建物の古めかしさや、室内のしつらえもとても押付けるようなものではないだけに、見ているといろいろな記憶が呼びさまされるようです。画面も、人物も、背景も、なにもかもがうつくしく、まさに心が洗われるよう映画だと思いますよ。 時間をとって、ゆっくり見たい映画です。 カスタマーレビューピックアップ
自分が今死んで、もしひとつ選ぶとしたら… 楽しい時間じゃなく悲しかったこと、例えば好きな人と一度 ぎりぎりまでダメになりかけた夕方のこと、なんかを選ぶかもしれない。 幸福に満ち足りたシーンって、あまり印象に残らないものだ。 結局その後ほんとにだめになってしまったからかもしれないけれど、 二人で過ごした多くの満ち足りた時間よりも、 「この人とはもう本当にここが最後?」っていう途方にくれるような時間の方が圧倒的に強烈で、自分だったら一番愛する人との思い出として、そんなシーンを選ぶと思います。 花よりもなほ 通常版カスタマーレビューピックアップ 長屋に住む人々の小さな人情物語の進行に「主人公の敵討ち」というメインテーマが 絡んでくる、オムニバス形式の時代劇。 評価しづらい作品だと思いました。 大好きな一作とは言い難いが、嫌いでは無い。 深いかと言うと微妙。でも、決して浅くは無い。はっとさせられる一言もあり。 キム兄の「桜は・・」の一言が良かった。キム兄の役どころが美味しいですね。 ギャグはビミョーにすべってる。なのにたまにクスッとさせられる。 監督が一体何を見せたいのか、オムニバスという形式もあいまって印象がぼやけてわかりづらい。 終始淡々としてるんだよね。 その中でポツ、ポツ、といいもの探しをしてる感じ。 淡々としているからつまらないとは思わないけど、リアリティ溢れる時代劇や、テンポを 求める人には向いてないと思います。 和風ファンタジーだと思って力を抜いて、ゆるやかーに流れる時間やセットの 雰囲気を楽しむ作品という感じでした。 しかし正直・・・長いです。これで二時間はさすがに長いな。 のんびりしてるところが魅力なのだとわかりますが、途中から 時計を何度も見てしまいました。 あとは、画面が暗い。台詞が聞き取り辛い。目を凝らしていたので目が疲れました。 時代劇のレトロ感をわざと表現してるのかな・・?と思ったのですが、二時間の長丁場 なのですから、見やすくさせる配慮が大事なのでは。 全体的には、嫌いじゃないけど、二回は見ない映画だと思いました。 実は岡田君目当てで見たので、彼を眺められたという点には☆五つ(笑) 気弱で優しいヘタレ侍の岡田君は可愛かったです。ファンには強くお勧め。 カスタマーレビューピックアップ なかなかよかったです。 最初は長屋の薄汚れたシーンが続き、 あだ討ちできずにいる主人公や なんとか長屋生活を抜け出したい人たちのもんもんとした生活が続き、 どう展開していくのだろうと先が心配でした。 が、最後でみんな笑顔になれる結末でほんとによかったです。 いやー最後よくあんなこと思いつくなぁと、 それまでの伏線も見事です。 カスタマーレビューピックアップ 貧乏長屋の個性的な住人達がええじゃないか、とばかりに明るく生きていく人情映画です。 疲れてきたときこの映画を観るとつられて笑顔になれると思います。(考えさせられるシーンは多々ありますが) 青木を演じる岡田君の笑顔とメリハリのある表情の切り替えもとても素敵です! ご家族でも楽しめる作品だと思います☆ カスタマーレビューピックアップ 腕っ節が弱いのに仇討ちを課せられた主人公の侍が、長屋の人々とのふれあいの中で気づくものがあり、いかに自分なりの結果を出していくかという物語。 時代劇でしかも仇討ちというぱっと見、重い話ではあるけれども、 俳優陣がそれぞれにでしゃばり過ぎずにいい味を出していて、 物語の展開も下手に重くなったりせず、気軽に心地よく観られます。 人の心の暖かさを感じる作品なので、ちょっと気分がよくなりたいときに良いと思います♪ カスタマーレビューピックアップ
意外なお笑い芸人が出演していて面白かったです。 時代劇として「仇討ち」というよくあるテーマなんですが、それ以上に伝えたいことがあると思います。 これ以上は言ってしまうと、今後見る方が面白くないと思いますので。 岡田君の笑顔が輝いてました。 蛇イチゴカスタマーレビューピックアップ ありきたりの題材を使って、こんなに見たこともないような映像、 緊迫感のある映像を撮れるんだと驚愕しました。 す、すごい、西川監督。これが初監督作品とは。 商品の内容では、「コメディ」などと評されていますが、 もっとシュールで、笑いなんてなかったと思います。 あまりにリアルすぎて笑えない。 「蛇イチゴ」はラスト数分から登場します。 父、母、妹、兄のえぐい人間像があぶりだされていました。怖い! 「ゆれる」よりももっとえぐいように思います。 カスタマーレビューピックアップ 「ゆれる」が素晴らしかったので直ぐに本作を見ましたが、オモシロイ! 定年間近の父と、ボケたお爺ちゃんを介護する母、結婚間近の娘。 一見ありふれた家族だが、お爺ちゃんの死を境に父の秘密が明らかになり、家族は窮地に立たされる。 そんな家族の前にかつて勘当された兄が突然現れ、窮地を救う(かに見える)。彼の目的は家族の再生か崩壊かー? やがて本音をさらけ出しながら次第に思考停止に向かう両親と、あくまでも自分の正当性を信じる妹。 終盤、「ゆれる」でも描かれている兄妹(弟)の絆と冷酷さが巧妙な脚本と演出でリアルに描かれている。 ラスト、兄の性悪を見切って突き放す妹が最後に見るものは・・・ どこまでも悲惨なストーリーのようですが、役者陣のキャラクターとユーモラスな音楽使いが相まって不思議と暗さは感じません。 「ゆれる」と比べると「まじめな人が落ちていく悲惨さ」と「最低な人が見せる優しさの輝き」の差でしょうか。こちらのラストシーンは爽やかささえ感じます。 監督の力量、脚本力を十分に楽しめるお勧めの一本です。 カスタマーレビューピックアップ 映画が終わった瞬間、ラストシーンを噛みしめる。最後の最後の場面が、さまざまな意味を持っていて、さまざまな味わいを持っている。その味わいが、名人がつくった料理に匹敵する味わいであって、それほどこの映画は、美味しく、巧い。苦くもあり、旨味もあり、豊かでもあり、それに深い。 物語は地味。テーマ自体も、とくに目新しいというものでもない。いつか、どこかで、テレビのドラマで観たことがあるような内容。ところが、この映画は凡百の人間ドラマよりはるかに抜きんでている。歴史に残るような秀作。おおげさに聞こえるかもしれないが、それほどこの映画は、巧い。 まず人間が恐ろしいほどよく描かれている。まるで腑分けして見せるような、残酷なほどの観察力。しかし暖かみがあり、愛情がある。なにより脚本がずいぶん巧い。 つぎにキャスティングの妙。これがまた巧い。演出も素晴らしい。場違いなひとはまったく出てこないし、外れた場面も見当たらない印象。ここにも人間を見る確かさと、脚本の旨さが活きている。まったく、ケチをつけられるようなところがない。すでに巨匠の貫禄。 カスタマーレビューピックアップ 二作目の『ゆれる』で映画界のほぼTOPまでのぼりつめた若い女性監督 一言で言うと『人間単体で面白みを出す能力が半端ねぇ』 半端だねえじゃなくて半端じゃねーよのほう ほぼ人間を丸裸にして骨の髄までむしゃぼりたおして剥き出しの状態で見せる感じか 監督自身、私の映画は自分に対してサディスティックだ と言っていたが まさにそれだ かなり 音楽をあえて適当にはずして盛り上げる。そんな印象を受けた ゆれるとあわせて二部作でもいいような内容 解釈の予知を残す人間像もかなり魅力的 天才 カスタマーレビューピックアップ
映画は“ゆれる”と同等に完成度の高い、素晴らしい日本映画です。この監督(脚本も)の2作目にして大いに話題になった“ゆれる”を先に見て感服した人はこちらも是非見ましょう!というだけで紹介は済むのですが、“ゆれる”でも音楽を担当していて勿論こちらでも全篇にわたっていろんなジャンルの音楽をつけているカリフラワーズのライブ映像が1曲おまけでついてきてDVDはお得です。J・ブラウン調のというかパロディ?の長尺ファンクで映画のタイトルバックで流れている曲がまるまる1曲、いかにもソウルショーといった感じで盛り上がっているところが見れます。この手の音楽に興味ない人でも、この映画を見た後だと楽しめると思いますよ。 花よりもなほ 愛蔵版 (初回限定生産)カスタマーレビューピックアップ 是枝監督の映画を見るたび、たぶんこの人はほんとうにいい人なんだろうな、と思います。 主にドキュメンタリーを制作されていた時も、事件のほとぼりが冷めるまで悩みきって、それからおずおずと当事者に手紙を書くところから始めた、というはなしを聞きました。おそらく対象との距離の取り方やコミュニケーションをいっそう慎重に考えられていて、劇映画の場合でもその姿勢に変化はないのだと感じ受けました。 「生きるのが好きな侍だっていますよ。」のとおり、「こういうやり方だって、ありますよ。」というおはなし。 なんら後腐れない晴れ晴れした良い話で、観賞後は実にさらりとした気持ちで次にいくことが出来ます。しかしふと思い返したとき、「けれど、ほんとうに仇打ちしたい人には届かないのかも。」とも考えだしてしまいました。 これは、こうでない違う道もある、と内心気付きながら、まだそちらに行ききることが出来ない、そういう状況を肯定して、「それもありですよ。」と言ってくれる映画なのでないでしょうか。実はもう結論は出ている人のための映画なのだと思います。 ぼろ長屋のセットは素晴らしいし、豊満な夏川結衣も美しいです。首にたまった皺がなんともいえないのですね。 カスタマーレビューピックアップ ぜひ、山中貞雄監督の「人情紙風船」を見てください。 是枝監督も相当これを意識して作っていると思います。 どちらもぼろ長屋が舞台で、主人公は浪人。それに「花より・・・」で加瀬亮が演じている そで吉 風の髪結い新三というのがいたりして。 1937年の映画ですが大変面白いです。 カスタマーレビューピックアップ 涙あり笑いありのお話。単純にあだ討ちをするかしないかではなく、あだ討ちを上手く利用したのが後腐れもなくスッキリしてます。 お犬さまとか人情とかあだ討ちの芝居など面白いし、祭りの場面はにぎやかだけど穏やかな気分にもなれる。 でも主人公はいまいち共感できませんでした。彼なりに葛藤してるのは分かるのですが、 問題に対して進展も後退もせずに踏みとどまってるのが優柔不断で苦手。 最後の方では進展があり、そこのところは感情移入できました。 カスタマーレビューピックアップ 父の仇討ちのため、国を出て三年間長屋暮しをしている青木宗左衛門と個性豊かな長屋の人々との交流を描きつつ、並行して、主君の仇討ちを目論む赤穂藩士達の動きも描き、二つの仇討ちが遂に決行されていくストーリー。仇討ち、赤穂浪士、剣の苦手な武士、そんなことをネタにした時代劇は今までもあったと思います。しかし、このストーリーは新鮮でした。 いかに死ぬかに美学を見出だす武士にとっては花をパッと咲かせることこそが全て。実より形。まさに、武士は食わねど高楊枝の世界。そんな時代のなかで、宗左衛門が、花を一度きり咲かせるより、来年また咲かせることの大切さを長屋皆の姿から教えられていく過程が好きです。ただただ剣術が苦手で内心は震えているだけだった弱者の宗左が、新たな武士としての心構えをもち、奇策で仇討ちを行う。その一方で、旧来型の仇討ちである赤穂浪士の討ち入りも起きる。花よりも実を後世に残そうとする前者と、後世にまで語り継がれる花をパッと咲かせた後者。どちらが正しくて悪いという訳ではない。ただ、宗左のとった行動もありなんだと思う。また、仇討ちすら商売にしてしまう庶民の図太い神経には恐れ入りました。一番強かで、世渡りがうまいのはいつの時代も庶民だったのかもしれません。カリスマ性があり、自己を律し、強く、義に生きる武士のドラマも好きですが、こんな時代劇も観たかったと思える異色のストーリーだと感じました。 カスタマーレビューピックアップ
映画はもちろん良かったのですが、DVDのオーディオコメンタリーが爆笑でした。 全くおまけの部分なのですが。 この3人の楽しい会話を聞いて、元気をもらえた気がしたので。 映画自体も、DVDを手元に置いて何度も観たい映画です。 登場人物同士の、それぞれの人との関わり方が、観ていて凄く面白いです。 映画としては万人受けは難しかったのかもしれませんが、 こういう映画は貴重だし、存在していてもらいたいな、と思いました。 「誰も知らない」ができるまでカスタマーレビューピックアップ よく小学生の学芸会や運動会の思い出ビデオってありますよね。 私はこれを見てる時に、そんな気持ちになってほっこりしました。 子供達の成長や素顔、クランクアップ…そしてカンヌ映画祭。 この映画を見ただけで、柳楽くんはアルバムを捲るみたいに思い出を再確認できるんだろうな〜私もよその学校の子の思い出を見させてもらってるみたいで楽しかったです。 カスタマーレビューピックアップ 柳楽君は、オーディションの時からすでに目力を発揮していました。 撮影しながら彼の成長していく様が映し出され、クランクアップの日にしゃくりあげて泣く彼の姿、その後カンヌのスポットライトを浴びる彼の笑顔、映画と同様に感動がよみがえるメイキングビデオでした。 カスタマーレビューピックアップ
「誰も知らない」の子役オーディションの様子から撮影、 そしてカンヌ映画祭の様子までをつづったメイキング・ムービー。 形式ばったインタビューや評論は無く、装飾・演出された映像も無く、 すべての撮影を終えた後、柳楽君が泣きながら この映画のファンにとって興味深いのは勿論ですが、 岡田准一 改メ 青木宗左衛門 ~映画『花よりもなほ』入門DVD~カスタマーレビューピックアップ 映画を見る前に観て(予習)その時はあまりよくわからなかったんだけど、映画本編を観て、ああ、なるほどとよく理解できました これは予習の効果かな?それから家で再度観るとまたこれが楽しいんだな〜 出演者のキム兄のナレーションも楽しい(古田さんもね) 香川照之さんが現場が楽しくて、終わりたくないって泣いてたってこともなんだかわかる気がします 早く本編のDVDが観たいものです カスタマーレビューピックアップ 入門DVDというには見せすぎでしょう。ぜひとも本編鑑賞後にご覧になるべきです。また、本編を観たあとでは必見とも言えます。 メイキングとしては順当なところでしょうが、出演者によるナレーションがコメンタリー・スタイルで楽しい。 星は主に“サントラ”の収録に投じますが、全曲で18分程度と短いのが残念。これで本当にフルバージョン? そうなると、CD発売はないということなのでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ 是枝監督が次は時代劇を・・・と言っていたのを知り合いから聞いてはいたのですが、いままでの作品とこの作品との作り方の違いや、この映画が出演者の方達やスタッフさんたちの作り出す空間が、素晴らしい映画にできあがっていくとてもよい空気感があふれている、見ていて早く本作をより見たくなりました。視点もいろいろなところから楽しめるようになっているので、この映画を見たいと思っている方はぜひこれを見てからのほうが、より映画を楽しめると思います。 カスタマーレビューピックアップ
もともと、この映画に興味があってDVDを買ったのですが…岡田くんのインタビューもいっぱいあり、舞台裏の共演者の仲良さげな所や真剣な顔がみれて良かったです。サントラもたくさん聴けて嬉しかったです。 DISTANCE(ディスタンス)カスタマーレビューピックアップ この映画は決して万人受けはしません。かなり人は選ぶと思います。 他の方もおっしゃってましたが岩井俊二系の難解なアート系が好きな人ならいいと思います。ので合わない人には絶対合わない(笑) ただ、尺はちょっと長いかな??難解なお話だけにダレる可能性があります。入り込めれば全く気にならないですけど。 カスタマーレビューピックアップ いいですねえ。こういう大衆受けしなさそうなシュールな映画は大好きです。 淡々とした雰囲気の中で、淡々とストーリーが進行していきます。 一歩間違えれば退屈になってしまうかもしれないこの展開を、視聴者に興味深くみせているのは、役者と演出の力でしょう。 特に浅野忠信の自然な演技は際立っています。ほんとにこの人は、なんでこんなに自然なんでしょうね?どこまでも淡々としていて、掴みどころがなく、マジなのか冗談なのかもよくわからない。ヤバいですよ、この役者さんは。 いい役者と監督によって作られた、ちゃんと見る価値のある映画です。 この映画を見て、みんなそれぞれ何かを感じましょう。そして独自の感受性を養うのに役立てたりしてください。 カスタマーレビューピックアップ 朝の空気と霜がこの映画には詰まっています! 映像美!それも人工的な物ではなく自然の物を生かしてつくられた映像の美しさ! これはbjokです!yuiです! 岩井俊二が好きな人におすすめします! カスタマーレビューピックアップ 犯罪が起こった際明らかなのは加害者と被害者という立場。それでは加害者の家族とは被害者か加害者か? 無差別殺人した後心中したカルト集団。信者の家族たちは事件一年後に密かに墓参りに心中場所に向かう。その日以外は会うことはないのに距離感はない不思議さ。そこへ事件直前に逃げ出した信者の一人がおなじく墓参りに現れた。そこに生じる距離感。その距離感はカルト教団に入って離れた家族の様子を聞くことによって埋まっていくが、墓参りが終わると同時にみんながまた互いにそれぞれ距離感を持って解散していく。そんななか人言えぬ距離感を抱えて墓参りに向かう者が・・・この不思議なテーマをBGMもなくドキュメンタリータッチでさりげなく無機質に描くあたりが素晴らしい一本です。推理好きにオススメします!あと誰も知らないを観たあとに見ることを薦めます! カスタマーレビューピックアップ
「僕たちは、加害者なのか被害者なのか」 この映画を観た後、この言葉が頭から離れませんでした。 事件を起こした犯人の家族に、視点を置いたこの作品は、とても深く、いろいろ考ることの多い作品でした。ドキュメンタリーな感じが、映画の内容とも合っていました。静かな映画ですが、心に深く残る映画のひとつです。 幻の光カスタマーレビューピックアップ アップの少ない画面。画面のトーンも暗く、テレビモニター画面だと、さらに表情もよくは伺うことができない。 しかし、それがマイナスかと言うと、意外にそんなこともないのだ。 抽象的なドラマの雰囲気がより抽象的になって、妙に心に残ろうとでもするかの画面だ。 多くが遠目のシルエットで静かに語られるスタイル。 それがこの映画では印象的に網膜に残るようだ。 それは登場人物の心の中がそのまま風景になったような画面ということだ。 言葉による説明もほとんどされないので、彼らの行動の動機も想像力を要求する。 しかし、想像すること、じつはそれを空しく思う。 そんな心の情景を嫌と言うほど知っている人、馴染んでしまっている人にとっては、ということかもしれないが。 説明できない人の心の軌跡を描いていると思えば、ラストに近い主人公の言葉にされた「長い間の問い」も、もしかしたら必要なかったかもしれない。 カスタマーレビューピックアップ 江角マキコ初主演作であるが、僕は子供たちの自然な姿ばかりに目が行ってしまった。 「誰も知らない」でも感じたことだが、是枝監督というのは、自然体の子供の行動や会話を撮るのが異様にうまい。その無垢なイノセンスの潔さ、不可思議さというのものは、大人を時にハッとさせてしまう。自分が大人になってしまったという喪失感。それをこの映画から感じた。 なお、江角マキコの子供時代役で、吉野紗香がひっそりと出演していた。これも是枝監督の特徴だが、俳優の顔をしっかりとは決して映さない。特にチョイ役については、クレジットを見ないとなかなか分からないほどだ。吉野紗香もこれが映画初出演のはずだが、こんなにシリアスな映画でデビューしていたとは驚いた。 カスタマーレビューピックアップ 同じ浅野忠信出演作で例に出すと『珈琲時洸』や『ユメノ銀河』『地球で最後のふたり』『孔雀』『埋もれ木』などに近い空間を遊んだ作品だった 『アカルイミライ』で自殺した浅野忠信も『幻の光』で自殺した浅野忠信もどこかひとすじなわでは、いかない感じずらい見るものをひきよせる死に方・・ 個人的には退屈してしまったのが正直な意見です レールの彼方になにかを見たのか幸せさなか死んでしまったゆみ子の夫の死に対するなんらかの接触が欲しかった気がする 極力省き、それが逆にこの映画のよさなのは分かりますが、そのことに対してひたすらつっかかっていく映画なら退屈しなかっただろうと思う カスタマーレビューピックアップ この映画のロングショットはものすごい。 ビデオでは人間の姿が見えるか見えないかというところだ。 しかも画面が暗いから撮影に当たってはかなりの工夫が必要だったのではないか。 ロングショットは人間の運命の神秘を映し出す。 暗い風景の中で遥か遠くに捉えられた人間の姿に、非常に美しい音楽が かぶさって未曾有の傑作となっている。 カスタマーレビューピックアップ
深く密かに渦巻く感情を、静寂とも寂寥ともとれない白い静けさで ひっそりと撮り続けたような、是枝監督の最高傑作。 幼い頃、死に場所を求めて失踪した祖母。 幸せのさなか、線路の向こうに果てた夫。 自分が掬いきれなかった家族の死を抱えて生きる主人公を 感情のない眼でカメラが追います。 素晴らしい構図、長回し、音楽、演技も去ることながら 尼崎の濡れたような夜、輪島の乾いた厳しい冬の風景が この上なく美しく切り取られ、主人公の心象風景となっていることが この映画をここまで崇高にしているのだと思います。 特に後半で、粉雪の舞う海沿いの荒れ野をゆく短い葬列は、 叢にともる 乾いた黒い灯火のよう。 主人公がその後を誘われるようについてゆくシーンは圧巻。 冬の海で岩肌に焚かれた火の隣に佇む小さく黒い姿が 主人公の心の内を全て物語っており 恐ろしいまでに見事。 邦画は全く見なかったのですが、この映画だけは特別。 見えない大きな力と感情に突き動かされて、 最早 涙も出ず 歯を食いしばるばかりでした。 機会があったら、是非 ひとりで 部屋を暗くして 観てみて下さい。@ |
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