定価:¥ 1,000(税込)
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発売日:2007-08-20
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Amazon人気商品ランキング/小津安二郎psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:106/総ページ数:11 最終更新日:2008/08/21 東京物語
特価:¥ 1,000(税込) 発売日:2007-08-20 売上ランキング:DVDで4017位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 昔の映画はスローだ。 でも、この映画は退屈しなかったと言うより むしろ、最初の風景からすぐ引きずり込まれる。 おずさんの風景の描写の美しさ、音楽の効果、原さんの天使の様な美が魅力的なのは言うまでもないが、私たちが忘れている心を思い出させてくれるのがこの映画だ。 地方の方言、そして昔の標準語これだけ美しかったかと思い知らされる。 人の死を前にしての切なさを温かく描いてある。 見ると海外で絶賛されている理由がわかる。 この映画を見て感じる感情は万国共通だという事。 そして、登場してくる俳優さん、全員がすごくいい。 この値段で損はない。 購入をお奨めします。 カスタマーレビューピックアップ 日本映画の誇る、世界の映画史に輝く大傑作。親子の関係、老夫婦の情愛と淡々と現実を受け入れる姿、まだ陰を落とす戦争の影響、地方から人を吸収する大都市での庶民の生活等、今も変らぬ人間関係の真実を見据える視点が本作を小津映画でも別格のものにしている。名場面だらけで一瞬たりとも目を離せないが、眠れぬ熱海の夜を過ごした夫婦が海岸の防波堤に佇んで朝日の中でお互いをいたわる場面、そして原節子演じる義理の娘・紀子(娘が生まれたらこの名前にしようと決めていたのですが、、)が感情を爆発させ泣きくずれる場面は邦画史上不滅と言っていいでしょう。ロウ・アングルでの撮影等の技術面は既に語り尽くされているので私が付け加えることは特にありませんが、主要場面の合間に煙突、看板等を何気なく映す小津節のリズムが何とも心地よい。映画が呼吸している。 1953年公開の映画は「ローマの休日」等傑作が多いが、著作権満了を目前にして映画の著作権を延ばそうとした政府が歴史的な立法ミスをし、そのために著作権が満了してしまった。本作をこの価格で入手できるのはその事情が大きく影響しているのだろう。複雑な気持ちだが、価格破壊は歓迎だ。松竹が出していたDVDを観たことがないのでそれとの比較はできないが、画質は昔銀座並木座等のスクリーンで観たものより遥かに良い。音もドルビー・デジタルだ。「晩春」よりもS/N比は良い。よって廉価版だからと敬遠する必要はないだろう。ただし、パッケージの中にはディスクが1枚入っているだけで、裏カバーに印刷されている数行の文章がこの映画に関する解説の全て。しかし、この映画についてはいくらでも本やネットで評や参考情報を入手できるから、不便さはないでしょう。この不朽の名画をじっくり味わって下さい。 カスタマーレビューピックアップ 戦後直ぐに撮られた映画であるが、親子の絆という普遍的なテーマを扱っている為に、ストーリー自体はいささかも古さを感じさせない映画だ。広島の尾道から子供たちの顔を見ようと当時としては一世一代の大旅行の果てにたどり着いた東京で子供達に受けた扱いは、決して歓迎されたものではなく、実の子供以上に長男の嫁や長女の婿など義理の子供が逆に気を使っている有様。その伏線の後に次男の嫁の未亡人の原節子が実の子供に代わって甲斐甲斐しく世話を焼く。厳しい現実と向き合いまじめに生きている長男と長女を単純に非難することは出来ないが、その対比の構造が最後まで貫かれているが、救いは笠智衆が同郷出身の東野栄二郎と飲みながら語る「欲を言ったら限がない。我々は幸せな方だ」と自分にも言い聞かせる様な台詞はなかなか説得力のある印象に残るシーンだった。 カスタマーレビューピックアップ 日本人で、映画好きであれば、はずせない映画です。小津映画で一本だけおすすめはと聞かれれば、この映画をおすすめします。 私自身、何回見ているかわかりませんが、家族というもの、老い・人生というものを深く考えさせられる映画です。終戦後の東京の様子もわかりますし、この値段でこの名作が手に入るのが信じられません。原節子も香川京子もとっても綺麗ですし、杉村春子もいい味出してます。 カスタマーレビューピックアップ
内容は知らないけれども題名だけは知っているという方が多いのではないでしょうか?、小津監督の代表的な作品です、田舎から東京で働く子供たちを尋ねた老夫婦、でも、子供など所詮は薄情なもので、たらいまわしにされる、そんな中、喜んで自分らの世話をしてくれたのは、戦死をした次男の嫁だけだった、一見、おっとりとしている様で総てを知り、そして、総てを受け入れようとしている様な彼女の演技が素晴らしい、私、もう、歳をとらない事にしたんです、私はずるい女なんです、など、心に残る名台詞も多い名作でしたね。 七人の侍(2枚組)<普及版>
特価:¥ 4,156(税込) 発売日:2007-11-09 売上ランキング:DVDで1863位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ アメリカの大学で映画を学ぶ時、「市民ケーン」と並んで必ずと言っていいほど教材として使われる作品である。優れた映画の共通点として、その内容の濃さがあげられるかと思うが、この作品は単に映像技術にとどまらず、物語の深さにおいて他の黒沢作品と比べても群を抜いている。黒沢作品の数少ない「欠点」として演出が舞台っぽいところが挙げられるかとも思うが、七人の侍にはそれがほとんどない。デルス・ウザーラと並んで、もっともリアルな作品に仕上がっている。その映像、演出の素晴らしさについては、ここに書く事もないだろう。長い映画ではあるが、じっくり腰を落ち着けて、何度も見てみたい映画である。 カスタマーレビューピックアップ 殺陣のかっこよさ、志村喬の侍は示唆に溢れていて秀逸。宮口精二の剣戟シーンは、素晴らしくかっこよい。ただ若侍の恋は入れる必要があったのか、いまは疑問。浮いてないか?作品は長すぎないか? 昔ビデオで見ていた時は感動だけだったが、今見返すとテンポがもうちょっと速ければと思う。しかし、侍探しのシーンでの、博打うちの、必死の言葉。菊千代の百姓の辛さを力説するシーンは深い。 買って損無し。 カスタマーレビューピックアップ 実は、日本版DVDは所蔵していません。アメリカのクライテリオン社発行の「SEVEN SAMURAI」を購入してみています。残念ながら、この日本版には以前からかなり不満がありました。それは10数年前にLDを購入した時から疑問に思っていたものです。HDマスターで可能な限り高品位の映像と謳っていましたが、その画質はいかにもビデオ映画の映像で、私が映画館で観た「七人の侍」とは明らかな別物に思えたからです。 以降、米国クライテリオン社製のLDのCAV版、DVD版、DVDリマスター版と購入してきましたが、現行で考えられる最高の画質でこの傑作を楽しめます。確かにオリジナルのネガの状態は良いとはいえませんが、それは日本版も同じ。しかし、そこに映し出される映像は紛れも無く映画「七人の侍」そのものです。 これからもし、Blu−ray版を出すのであれば、東宝さんはクライテリオン版のマスターを購入してください。ぜひお願いします。 カスタマーレビューピックアップ 映画史上 これだけ監督のバイタリティ、エネルギーが観る者に伝わってくる作品はない、と思う。 そしてスタッフ、キャストもそれに応え、一丸となって完成させた作品。 素晴らしい、を通り越した 信じられない傑作。 カスタマーレビューピックアップ
観てない人は無条件に観るべし!世界中の人々や、映画人に影響を与え、今でも変わらぬ影響力、感動を与える世界の傑作かつ名作。 その迫力、いくつものカメラをいろいろなところにセットして同時撮影したカメラワークと編集、人物設定、脚本、美術、たぶん、、こんな映画二度と撮れないでしょう。 この映画が古くならないのは、流行ではなく、本質的な人間の性質を捉えているからですね。 戦と勝った負けたが人生の分け目になる武士達、戦に翻弄されるが畑を耕し自然と闘い共存していく百姓。前者は強者かつ支配者で、後者は弱者かつ被支配者と思われているけれど、その実、前者がお国のために命をかけて戦って負けても勝っても、後者は関係なく畑を耕し、収穫を得て生きていく、、、いったい、、戦とは何なのか?。。。。百姓達のい願いを聞き、浪人達を集め、百姓達に戦術を教え、陣頭指揮を執り、そして大切な仲間を失った侍の大将の勘兵衛が、戦い終わって発した一言、、、「また負け戦だったな…、勝ったのはあの者たちだ、わし達ではない…。」、、、という言葉に、全てが詰まっている。 この台詞は、第二次世界大戦が終わって、神風特攻隊や学徒出陣、大勢の好む好まざるに関わらず「お国のため」に戦い死んで行った人々のことを忘れたかのごとく、有象無象の戦後大衆風俗が出現し、全ては忘却の彼方になってしまった現代日本の比喩でもあると言われています。 なるほど、弱者であった百姓を守るため、強者であった侍達の有志が集まり、侍同士が、そして百姓達とも心をひとつにして、ある一種、、歴史を変えていく、、それは、考えを広げれば、武士同士の覇権争いの戦いとは違い、人民を守るための意義ある戦いと思える、、しかし、、本当に違うのか??戦いとは己の信じる正義や思想や欲が絡まって行われることには変わりは無い。などと、、、、いろいろ考えてしまう。 同時に、命をかけ戦ってこその友情があるということも、改めて考えさせられる。だって、仕事でさえも物凄く困難があって、それを乗り越えたりすると、会社や立場が違っても他とは違う結びつきが生れるしね、スポーツなんかも一般的にはそうだし、、家庭だってそうだよね、、、だから、、、結局、、、、戦争なんてしないで、そういった擬似戦争でケンカしたり笑いあったりして友情や繁栄を育みましょうよ。とまあ、変なところに話題が行ってしまいましたが。 雨をモノクロフィルムに写すために、墨汁を混ぜて降らしたり、あの泥沼のような地面が迫力あるシーンを生んでいますが、これは積雪を溶かすために撒いた大量の水の偶然の産物だったとか、焼けるわら葺家の中で、島崎雪子はギリギリまで演技をし、火ぶくれで顔が腫上がった、とか、セットの周りにあった森も焼け果てちゃった、とか、、物凄くエピソードが多い映画なので、この映画に関する本も読むと面白いですよ。 もう一度言います、観てない人は、直ぐに見るべき! 晩春カスタマーレビューピックアップ 仲の良い父と年頃の娘が迎える縁談話を扱ったストーリー。ジェンダー批評の視点を取らずとも、ヒロインがあまりに父親思いの清楚な娘であるところが、限りなく男目線の映画ではある。(ただし、父離れできない娘に対する父親の優しさが、そのような薄っぺらな批評をかなりの割合で帳消しにしてくれるのが救い。) そして、この脚本を支えるべくその魅力が全面的にフィーチャーされている原節子は、モノクロ映画ながら輝くばかりに美しい。和装&洋装のギャップ、酒の相伴シーンでのオヤジ殺し、海辺の自転車デートでの爽やかな色気、等など、彼女の魅力に完全にオンブした構成になっている。が、それで良い(笑)。 なお、父娘の感情の機微を過剰に読み取ろうとしたポストモダン批評の象徴的事例として、終盤の京都旅行のシーンで現れる「壷のシルエット」を巡った論争がある。(詳細は日本版wikiを参照。)色いろな解釈が述べられてきたシーンだが、そこに精神的な性的関係を読み取ろうとする解釈も結構行われている。が、やはり普通に余情を盛り上げる1風景カットとしてみるのが自然だと思う。 80年代のポストモダン映画批評が無いと小津シネマの再発見など無かったことは確かだが、どうも偏愛の果てに妙ちきりんな議論にこの映画は晒されている気がする。大根スレスレな老け芝居を見せる笠智衆演じる父親のように、素直に原節子の魅力を愛でながらストーリーのやるせなさを味わえれば、それで十分良いと思うのだけど。。 星が1つ足りない理由は、僕が考える小津シネマの魅力は、ほのぼのしたヒューマニズムと冷徹な社会派リアリズムのバランスにあるのだが、この作品では後者の要素が無い。だから興業的に成功したということもあるのでしょうが、この点が個人的に減点対象でした。が、しみじみした良い映画だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 小津安二郎の最高傑作といえば東京物語を挙げる人が多いでしょう。私も異論はありませんが、小津安二郎が原節子を起用した作品で一番好きなのはどれかと問われれば私は本作を選びます。父から離れたくないと心情を吐露する娘に、父が幸せは夫となる人とこれから作っていくのだ、それが歴史の順序だと諭す場面がハイライトとなる、縁談を巡る父と娘の物語。様々な本等で解説されているので私のやぼなレビューは短く切り上げますが、最初1/3ほどの原節子の笑顔がほとんど途切れない場面の連続に惹かれます。それと戦後すぐの人の少ない鎌倉の風景(特にサイクリングの場面最高!)等、高度成長期に突入して変貌をとげる前の古きよき日本の描写が魅力的です。 それにしても、この名画のDVDをこの低価格で入手できるとは! 著作権が切れた影響が大きいのでしょう。松竹が出していたDVDを観たことはありませんが、本作の画質は悪くありません(少なくとも昔に銀座並木座等で繰り返し観た画面より遥かにきれい)。音質はさすがに昔の映画故S/N比の点で仕方ない面もありますが、一応ドルビー・デジタルです。パッケージを開けるとディスクが1枚入っているだけの素っ気なさですが、お得な1枚であることは間違いないでしょう。 カスタマーレビューピックアップ ハリウット女優のイングリット バーグマンを思わせるその清らかな美しさに驚きました、1949年公開作品との事ですが、貞淑であれといわれたかつての日本の理想の女性像そのままな彼女は本当に可憐です、早くに妻を亡くし、一人娘ももう28歳、そろそろ嫁にやらなければならない、、、でも、娘はやもめな父親が大好きで心配で心配で、とてもじゃないけど、父を残してお嫁になど行く事は出来ない、父の想い、娘の想いの純粋さにただただ、感動しました、古きよき時代の日本人の素晴らしさをどうぞ、お楽しみ下さいませ。 カスタマーレビューピックアップ
小津作品の系譜には、この「晩春」以前と「晩春」以後がある、と言っても過言ではない、昭和24年製作の金字塔。そしてこれ以降の小津作品の多くに「変奏曲」として奏でられるさまざまなパターンを確立する。 そのパターンとは、 1.鎌倉または東京山の手の「中の上」の人々が主人公になり、生活苦にあえぐ人々は主人公に はならなくなる。 2.適齢期を迎えても嫁に行かない娘をかかえる家族の悩みが重要なモチーフとなる。 3.東宝から原節子が初めて招かれ、以後小津組常連となる。 4.笠智衆の「上品なフケ役」が確立する。 5.文学座のエース杉村春子が初登場して円熟の演技をみせ、以後新劇系の芸達者たちが次々と 登場する(中村伸郎、東山千栄子、東野英治郎etc)。 6.それと同時にそれまで小津組の常連だった、吉川満子、飯田蝶子、坂本武といったひとたちは出演しなくなる。 といったところです。ちなみに小津監督が原節子を見初めたのが、山中貞雄の「河内山宗俊」(昭和11年)だそうですから、出演にこぎつけるまで戦争をはさんで10年余り。この作品での彼女の輝くばかりの美しさを見れば、待った甲斐はあるというものです。 麦秋カスタマーレビューピックアップ 小津の映画の中で 個人的に一番好きなのが本作だ。 婚期を逃しかけていた娘(原節子)が結婚し、秋田に引っ越すことを機に 大家族が離散し核家族に分かれていく様を いつもの通り 淡々と描いている。原節子の結婚相手は 子連れの男やもめであるというような 若干の「事件性」は有るものの 基本的には ごくありふれた家族ドラマだ。 そんなドラマなのだが 何べん見ても飽きない。 原節子が結婚を決意した際に 姑になる 杉村春子が「あんぱん食べる?」という名高いシーン、 一家離散が決まった後に行う家族の集合写真撮影の場面、 原節子が友人の淡島千景と結婚を決意した気持ちを伝える場面、 ありふれていながら妙に心に残る場面が忘れがたい。中でも 僕は最後に 麦畑の中を歩いていく婚礼の行列の美しさには 毎回惚れ惚れとしてしまう。 こういうホームドラマを 果たして今の僕らは作ることが出来るのだろうかと思ってしまう。そう おそらくとても難しいのだ。 カスタマーレビューピックアップ セーター姿の原節子の乳首のポチポチが妙に気になります。隠れたムフフ映画ですね。別の意味で男性ファンを引きつける小津作品です。 カスタマーレビューピックアップ
「晩春」、「東京物語」と並び称せられる小津の代表作。「晩春」の続編のようでいて、味わいは大いに異なる。すなわち原節子が嫁に行くことにより、一家が期せずして崩壊してゆくことを、ある種の諦念というより無常観をもってきわめて叙情的に描いている。そして小津作品における原節子の「嫁に行きそびれている」娘役はこれで終わり。 配役もひねりあり。笠智衆は原節子の兄の役で、その嫁に三宅邦子、父親役はなんと溝口組の常連の菅井一郎、母親に東山千栄子、原節子と最後に結婚するバツイチの医者に二本柳寛、その母に杉村春子、奈良から来る原のおじいさんに「七人の侍」の村長の高堂国典(好演です)。 心に残る名場面は、原がとなりの杉村を訪ねたときに、息子の二本柳が留守でいないのに、彼と結婚すると突然決意表明するところか。そのときの杉村の喜びをあらわす演技は素晴らしいし、最後に原に 「ねえ、あなたあんパン食べる?」 と尋ねるのがおかしくて絶妙です。これも今では絶対に作れない映画。必見。 西鶴一代女カスタマーレビューピックアップ 井原西鶴の好色一代女が原作で、ヴェネツィア国際映画祭国際賞、BBC「21世紀に残したい映画100本」に選出されています。黒澤監督が「羅生門」で賞を取ったのに触発され、製作したそうですが、完璧主義故に製作陣とも大変なバトルがあったそうで、そのかいあっての栄誉でしょうね。まるで江戸時代に撮ったのか!と思える映像がとにかく素敵です。凄いです。セットも美術もライティングもカメラワークも江戸時代です。ストーリーはこんな不幸なことがあっていいのか!というような悪循環ストーリーで、主人公のお春が可哀想すぎます。封権男性社会だからでしょうけれど、、。美しすぎて純愛に走ってしまったがために、どんどんと身を崩して行ってしまう、、そして、老いて行ってしまう切ない物語です。最後に殿様になった子供から一緒に暮らすことを提案されるけれど、身を持ち崩しすぎて、それもかなわぬものとなってしまう。。。ああ、可哀想。お春が花魁になって、越後から来た偽金持ちに、金を渡そうとしてお春に断られるシーン、金をばらまくシーンは、おそらく「千と千尋の神隠し」にも影響を与えていると思います。そして、余談ですがものすごく若く柔らかく癖のない三船敏郎が出てます。 カスタマーレビューピックアップ
個人的には溝口健二の戦後の最高作と位置づける、傑作中の傑作。この作品も他の溝口作品同様、生みの苦しみにのたうちまわったようで、おかげでさまざまなエピソードに事欠かない。まず、当時の新東宝のスタジオのあった場所が線路のすぐ近くで、音声を同時に録音している都合、昼間は仕事にならず、主に深夜に撮影を敢行した。それでも電車がたまに通ると撮影を中断しなければならなかった。 次に戦後しばらくスランプが続いた溝口はこの作品に賭ける意気込みにはもの凄いものがあったらしい。ところがコンテがなかなか決まらない。すなわち大変な手間をかけて建てさせたセットを見て当日になってあっちに動かせ、こっちに動かせと無理難題をいいたててばかりだから、ついにチーフ助監督がブチ切れて辞表を叩きつけた(ちなみにこの助監督はこのいきさつを文章にまとめて雑誌に発表した)。さらに一番の被害者の美術の水谷浩にも三行半を突きつけられる。そして水谷は54年の「噂の女」で復帰するまで溝口とは縁を切ってしまう。 と、すごいエピソードの連発でそれだけで伝説の映画にもなっている。これで愚作または凡作だったらシャレにならないのだが、とんでもない傑作にしあげているのがさすがは溝口監督である。とにかく田中絹代が素晴らしい。彼女から最高の演技を引き出している。ジャック・リヴェットがこのあとアンナ・カリーナ主演で本作のリメークともいえる「修道女」を作ったが、こちらの圧勝でしょう。いろんな意味で今じゃ絶対にこんな映画作れません。必見です。 人情紙風船カスタマーレビューピックアップ 志ん生の落語に出てくるような長屋の住人と、無鉄砲で権力に一泡吹かせるのが好きな髪結いと、亡父の伝手を頼りに権力に取り入って糊膏の道を探そうとする浪人の対比が巧みで、さらに心底分かり合えない夫と妻(男と女)の関係や狡賢く生きる輩も入り混じって、切なく哀しい心を打つ傑作になっていると思います。 監督の山中貞雄が若くして戦死してしまったのは何とも惜しいことですが、この作品を残しただけでも立派です。86分の短めの作品ですが脚本が良く練れていて演出も見事で見ごたえ充分です。 カスタマーレビューピックアップ
傑作です。暗い作品ですが、時代を反映した名作ですね。役者が素晴らしいのと、脚本がよく出来ているのと、演出が見事なのと三拍子揃っています。仕官しようとしている浪人の哀れさ、その奥さんの姿等、現代にも通ずるものがあると思います。時代劇でありながら現代劇のような感動を覚えました。江湖にお薦めします。 シヴィリゼーション 小津安二郎の愛した映画
特価:¥ 1,980(税込) 発売日:2008-06-20 売上ランキング:DVDで5128位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
先に同社(WHD)から発売されている『死神の谷』とはまた別の意味で映画史に残る傑作にして大作であります。 まず最初に現在の映画ファンが驚かされるのは登場するエキストラの『質』と『量』でしょう。 その他大勢…名も無き兵士や民衆がそれぞれきっちりと『意味』のある演技をしています。 何より印象的なのは小さな子供達の表情と演技でトーキー以降…現代の作品でもこれだけ細かい芝居をエキストラの子役にさせた映画はまず無いんじゃないでしょうか? 人間ばかりでなく死んでしまった主人を起こそうとする軍馬や飼い主の傍らを離れ様とはしない犬等、動物にも細かい演技をさせているのには驚かされます。 最後に…テーマとしての反戦をファンタジー…キリスト教的な奇跡劇として描かなけれは成らなかったところに監督の本当の苦悩が在った…と観るのはうがち過ぎでしょうか? おかあさんカスタマーレビューピックアップ この作品の発売を心待ちにしておりました。 とてもいい映画です。心温まる作品です。 「3丁目の夕日」を観て心を動かされた方は、 あの頃に作られた映画を楽しんでみるのもいかがでしょうか。 「3丁目の夕日」とはまた趣きの異なる、新たな感動に出会えると思います。 Diskをスタートさせるといきなり映画が始まります。トップメニューや チャプターメニュー等は一切ありませんので、Diskの構成等にこだわる方には 薦められないかもしれません。この点を考慮して星は4つにします。 画像も修正されていないのでクオリティは難ありですが、 そんなことを忘れてしまうほど映画に引き込まれて いきます。価格も低く抑えられていますし、おすすめです。 カスタマーレビューピックアップ
成瀬巳喜男監督の代表作といえば“浮雲”や“めし”−この作品はそういった系列からは少し外れたところにある小品と言えるかもしれません。 にもかかわらずこれは隠れた名作と呼んでいい映画だと思います。 日本の庶民の哀歓を細やかに描き上げた佳作に仕上がっていると思います。 なんと言ってもスター女優田中絹代の“普通のおかあさんぶり”が好ましいと思います。 我々日本人が抱く理想の母親像がまさにこれ。 また、娘役の香川京子さんが最高に光っています。 香川さんといえば、黒澤、小津、溝口といった巨匠作品にもれなく名演を残している人ですが、それにしては好きな女優ベスト100などの催しで名前が挙がってくることがほとんどありません。 私見ではそういった巨匠作品での彼女は、年齢の割には重い演技が目立っていて、生気に乏しいからではないかと思います。 この作品での香川さんは、すねたり甘えたり泣いたり笑ったり、若さがはじけていて最高に魅力的です。 私はこの作品で一気に香川さんのファンになってしまいました。 廉価版ということで、特にデジタル・リマスターなどはされていないようですが、なにしろ最近は東京の名画座などでも見る機会は少ない作品でしょうから、品切れになる前に是非ご購入をー。 さて、香川さんのもう一本の名作成瀬作品、“杏っ子”のDVD化がなされる日も近いのでは−? 今から楽しみです。 長屋紳士録カスタマーレビューピックアップ 人情が暖かいと書いてる方がおりますが、わたしはむしろ人々のあっけらかんとした「つめたさ」にグッときました(笑)。 小津作品の中ではそんなに高く評価されていないみたいですが私は大好きで何度も観てます。 土手で子供を追っかけるシ−ンの間の取り方は最高。爆笑。 カスタマーレビューピックアップ
戦後まもない人々の人情があたたかいのにびっくりです。子供を社会が育てるという理想が垣間見えます。今の給食費の未払いする親や、他人の迷惑をまったく顧みない自分第一の人々が増えた現在は、物質的にはめぐまれているが、精神はずいぶんすさんできたことがよく分かります。 あと、笠智衆の のぞきからくり ほととぎすが見事です。 雨月物語カスタマーレビューピックアップ この映画を見ていると 本当に溜息が出てくる。今の邦画はこんな映画を作ることはできないに違いないと思ってしまって。 とにかく美しい映画だ。その美しさは 単なる映像美には終わらず 原作を踏まえた不気味さに満ちている。 雨月物語という怪異譚を扱った いわばホラー映画であると乱暴に言いきってしまうことも出来るわけだが そんな分類分けの意味も感じさせないほどの格調である。 海外で溝口という名前が名高いのもよくわかる。実際 この頃のクロサワやミゾグチの映画は どの国の人が見ても 面白いに違いないと思う。それは単なる日本趣味にはとどまらない普遍性を獲得しているからだ。邦画にそんな時代があったことを誇りに思う一方 今の日本には かような人材がいないような気がしてならない。 映画というものは変わった。SFXに代表される 今の映画の撮影技術の進歩はすさまじい。但し 技術に溺れて 小手先で終わっている映画が実に多いと思う。これは邦画だけではなく 特にハリウッドの作品に強く感じる。 要は 脚本が練られておらず 弱い脚本を強い画面で補っているにすぎないと思うのだ。それに比べると 本作は 脚本も画面も本当に強い。この強靭さを愛でると共に 現代の映像作家にも 同様の才気を求めてしまうのだ。 カスタマーレビューピックアップ 物の怪が町を徘徊するような、文学的平安時代の雰囲気を見事に捉えた美しい作品。テーマはずばり、愛、です。この監督はフランスで人気があるが、フィルムノワールのジャポネズムがあり、文学的だからだろうと思う。最後のシーンは特に物悲しく、感動する。不倫をしている男には、やや堪えるのではないでしょうか。とにかく不思議で美しいので御覧あれ。傑作の1つです。 カスタマーレビューピックアップ 溝口健二の作品には独特の品格があるように思います。彼の性格によるのでしょうが、時代背景も影響しているのかもしれません。この映画も上品な芸術を観た後に感じる清涼感があります。現在もこれからも創れない映画のような気がします。 京マチ子の亡霊が後退りしながら消えてゆくシーンも流れるような美しさがあります。 こういう作品を観ると、名作というのは観客動員数(つまり興行収益)ばかりを気にする風潮の下では生まれないとつくづく感じます。 カスタマーレビューピックアップ
ヌーベルバーグの監督たちが評論家時代に、日本映画最高の監督は「ミゾグチ」である、と位置づけたのは、この映画を観てからである。エイゼンシュテインのモンタージュ理論の対極に位置する、溝口の「ワンシーン・ワンカット」の撮影技法の迫真性は言語や文化の壁を軽々と乗り越えて、トリュフォーやゴダールの心をわしづかみにしたのだろう。クレーンを使って登場人物を俯瞰で捉えて、移動しながら撮影するという溝口の普遍的なキャメラワークは、その後のゴダールやベルトリッチの作品に容易に見出すことが出来る。 田中絹代、森雅之そして小沢栄太郎らの名演技に加え、白黒のコントラストに絶妙の冴えをみせる宮川一夫のキャメラ等見所満載ですが、ワンシーンワンカットにいつもの冴えが見られないのは、おそらく美術が水谷浩でないのに原因があるのだろう。それでも何もかも失った森が最後に自分の家に帰ってからのシークエンスは映画史に残る名場面の一つですね。これも今では絶対に作れない映画です。必見。 |
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