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Amazon人気商品ランキング/佐分利信psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:51/総ページ数:6 最終更新日:2008/07/26 お茶漬の味父ありきカスタマーレビューピックアップ 1943年、太平洋戦争中の作品。「一人息子」が母と息子を描いた映画なら、この映画は父と息子を描いた話である。仕事のため全く一緒に暮らせない父子関係と対比的なタイトルも意味深長だ。東京と地方の対比、学歴信仰、親子のすれ違いと愛情、サラリーマン人生など、他の小津作品と同じエッセンスが見事に凝縮された作品世界は相変わらず見事だ。「職業人≒男」だった時代柄か、徹底して男しか出てこない珍しい映画でもある。 川のように静かにストーリーが流れる他の小津映画に比べ、時間と舞台がテンポ良く進む本作品の編集は、目まぐるしく転がっていくしかない現代職業人の生き方を表してるようだ。(節目に出てくる川釣りのシーンの象徴的なこと!)60年以上前の作品とは到底信じ難いこのリアリティから、小津の卓越した才能はもちろん、日本の産業社会化は高度成長期の遥か昔から始まっていたということも確認できよう。 脅迫観念に駆られたように父子の葛藤や家庭の崩壊を描くことが「ステレオタイプ」になったここ20年程の映像作品に比べ、仲の良い父子の愛情を素直に描いた本作品は逆に新鮮だ。(教師と生徒の触合いにも同様の新鮮さを感じる。) ほのぼのとしたストーリーと並行して現実の重さを描ききるのが小津映画の特徴だが、本作品では比較的リアリズムとヒューマニズムのブレンド具合が後者に偏っている。このブレンド具合は、仕事に疲れた現代人にオススメの一本といえよう。しみじみ味わえますよ。 <余談> この映画の細部を読解していくと、「仕事と家庭」に「戦争」というテーマが巧妙に重なっていることが分かる。(詳しくは1度通して見た後にネットで検索してみてください。)厳しい検閲を綿密な計算で通した構成から、小津映画の最高傑作としばしば評されるのも頷ける。 仕事人間のための家庭映画としてほのぼの楽しんだ後、反戦映画としてもう一度見ることができるという、驚愕の映画。 カスタマーレビューピックアップ
本作は昭和17年製作、つまりは戦時中の作品でありながら、それを示唆するものは一切出てこない。軍服を着た通行人すらも。それだけでもある意味驚異の映画であると思う。それでは何故これで当時の検閲を通過したかというと、メインテーマの「父親の権威」を隠れ蓑にしているからと伝え聞いた。もう少しあとの黒澤の「一番美しく」や木下の「陸軍」などが、軍のプロパガンダに安易に迎合した(させられた?)ために、芸術としての価値をいかに貶めているかを考えると、本作の孤高の地位は際立っていて、やっぱり驚異の映画としか言いようがない。 もちろん映画としての出来も超一流。本人同士の意志に反して離れ離れになって暮らさなければならない笠智衆と佐野周二父子の愛情を極め細やかに、かつ叙情的に描いている。笠智衆は本作が初の老け役。それと当時の日本人がいかに礼儀正しいひとたちであったかが、本作を観るとよくわかります。それは検閲のせいであると反論するひともあるだろう。しかし昨今のTVや映画における不快で下品な言葉遣いにもはや吐き気が出るほどウンザリしている私にとって、本作には文化のオアシスのようなものを感じることができるなんて言ったら言い過ぎか? 戦前戦中を左翼的歴史観の影響で「暗黒の時代」と一方的に決め付けているひとたちはもちろん、すべての映画ファンは必見。小津自身はそんなことを全然意識していなかったのだろうけれど、今観ると日本及び日本人っていったい何なんだろうと、不意に考えさせられる映画です。 戸田家の兄妹カスタマーレビューピックアップ 1941年、戦争前の作品なのに、そんな感じがまったくうかがえません。裕福な家族が、家長の死をきっかけにばらばらになっていくという作品です。 佐分利信、高峰峰子の若いのにはびっくりです。 話の筋は別としても、戦前のお金持ちの生活、 着物が主流の生活、生活の日常がわかります。 女姉妹は4人ですし、「細雪」のイメージとダブリます。ちょうど、谷崎潤一郎が「細雪」をかきだしたのもこのころですので、妙にダブって見ていました。作品がカラーだったら、よかったのにとおもいました。 カスタマーレビューピックアップ
笠智衆は、後期小津作品にあっては、『父ありき』以来、『お早う』や『麦秋』 といった作品を除けば『晩春』で代表されるように、一貫して、妻を亡くした男や もめの役をやっています。『東京物語』でもこの役柄に忠実に最後に東山千栄子と 死に別れることになります。 一方、佐分利信は、『父ありき』、『お茶漬けの味』、『彼岸花』、『秋日和』 といった出演作品を思い出してみれば、小津作品では、結婚して妻がいることが はっきりとわかる存在です(ただし『父ありき』では、同窓会のシーンで間接的に そうとわかるだけです)。このことは、『秋日和』で例の三人組を構成する北竜二 が、男やもめであることや、中村伸朗は『東京暮色』では山田五十鈴とどうみても 正式に結婚している風ではないことから比較しても徹底しています。 この『戸田家の兄妹』の佐分利信は独身ですが、物語の最後に、妹の高峰三枝 子から結婚を迫られ、相手が唐突としか思われない現れれ方をするあたりなど、 『東京物語』の笠智衆の設定と深い関係があることがわかります。映画の最 後で、一人で海辺に出かけるあたりも徹底しています。 尚、映画の中で、佐分利信は、遅刻の常習犯として描かれ、父の一周忌にも、 遅れてやってくるところは、再び『秋日和』の冒頭、旧友の七回忌の場面でも 使われています。 小津映画では、戦争が終わって海外から戻ってくる人物はいますが、佐分利 信が『お茶漬けの味』とこの作品で海外に出かける準備をしているシーンを見 るのは、小津作品ではきわめて異例です。 佐分利信のことばかり触れましたが、戦前の小津映画であり、小津のスタイルを 戦前と戦後に安易に分けることが間違いであることを納得させる不思議な作品です。 氾濫
特価:¥ 3,308(税込) 発売日:2006-10-27 売上ランキング:DVDで20160位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
名匠増村保造監督と若尾文子のゴールデンコンビの作品だが,主役はあくまで佐分利信であり,この群像劇を彩る大映の名優たちである。 人間の欲というのは,こうも汚く際限ないものかというのを,増村監督一流のエネルギッシュでどぎつい演出でグイグイ観るものを物語のなかに引っ張って行く。主人公佐分利信を狂言廻しに,出てくる人間殆ど全てが欲望丸出しの汚い人間ばかりで,まともな人間は若い科学者(川崎敬三)の元恋人ぐらいである。 また,この若い科学者役の川崎敬三が金銭欲,出世欲,色欲とあらゆる欲に忠実に自分を変えてゆく様は,この役にぴったりで,裏主人公とうい感じで良くできている。 重厚な演技の佐分利信,不安定な妻を見事演じる沢村貞子,若く魅力的な若尾文子,変幻自在な船越英二,妖艶な左幸子とこの群像劇を支えているのは,この出演者があってこそであるのが強く分かる。 そのほかにも,佐分利信の科学者仲間の多々良純のとぼけた味わいや,お花の先生の伊藤雄之助の芸達者ぶりも楽しませてくれる。 物語の内容は,色と欲と名誉に翻弄された人間の愚かさを描いているが,何十年前から本質的に何も変わっていないのが,この映画を観ると良く分かる。映画のなかに出てくる日常の風俗は変わっても,人間の欲は際限なく氾濫していることは,増村監督はこの映画の普遍性で証明して見せている。 按摩と女
特価:¥ 3,990(税込) 発売日:2008-04-25 売上ランキング:DVDで23321位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 映画「山のあなた」を観て、原作も観てみたくなり購入したのですが、本当にそっくりなんです!70年も前にこんなコメディ映画があったなんて!2作品を並べて見てみたい。面白さが倍増すると思います。 カスタマーレビューピックアップ
見て驚きました。草g剛さんの新作としてリメイクされていますが、この映画も、決して、古くないのです。 構図が、安定しているし、ストーリーと映像が、渾然としていて、見ていて、幸福感を感じます。また、間の取り方が絶妙なので、話に乗せられてしまいました。ストーリーにはちょっとしたサスペンスもあるのですが、それにしっかり落ちを付けるわけではなく、ちょっと粋です。映画の中ある風というか、雰囲気を感じて、いいなと思える映画です。私は、時折、見たいので、DVDを買った次第です。 古くて新しい、平凡な名前を持つ非凡な映画作家、清水宏、これから私は注目します。 阿修羅のごとく-全集-カスタマーレビューピックアップ 向田邦子の「阿修羅のごとく」。姉妹四人の配役も重厚。このドラマの最初の放映は20年以上前のことだろう。 今観れば向田ドラマに適材適所に登場する加藤治子さんが48才という設定なのが新鮮だ。 この人のセリフ回しの天才的なところは、ここでも充分すぎるほど感嘆させられる。ほかのみんなもみごとはまり役でした。 八千草薫さんは、よく知っている時期の可愛いあこがれのおかあさんだし、普通の奥さんの怖さもじわじわ沁み出ていてドラマでも中心的な人だ。 石田あゆみさんも年代的にもあらゆる点で適役。 わが青春時代、デビッドハミルトン、そのヌード写真のデビューの頃の絶世のタヌキ顔の魅力の風吹ジュンさんも、ほかの姉妹の演技のうまさにもうのせられたようにすばらしかった。 演出者の熱意が伝わる贅沢なドラマだ。演出者、顔もあっツいけれど・・。 向田邦子さんのうなる繊細な心理描写の巧みな表現で浮き出てくる、ちよっとした人の内面のエロスや怖さが堪能できる贅沢なドラマ。 カスタマーレビューピックアップ 宇崎竜堂が、驚くべき存在感を示している。そうそうたる女優陣の中で、四姉妹を引き立てている。いい味を出している。彼の存在なくしては、この作品の畳み掛けるようなリズム感は描けなかったに違いない。配役の妙である。 カスタマーレビューピックアップ たしか中学の正月明け、コタツで母親と一緒にみて 面白さにグイグイひきこまれ、はまったのを覚えています。 以来、向田邦子は私のなかでお気に入り脚本家になりました。 ドラマとしてもあの緊張感を凌駕するものはいまだ無し。 しいて言うなら、同じNHKでやっていた佐々木昭一郎氏 の映像詩「ユートピアノ」(だったかな?)ぐらいです。 当時NHKがいかに高レベルだったかがわかります。 なんとかスガコなんかと同列にできない、まさに日本ドラマ界 の金字塔といっていいと思います。 カスタマーレビューピックアップ テレビドラマの史上ランキングがあれば、おそらく10本の内の1本には入る傑作である。おもしろくて、おかしくて、おそろしくて、かなしくて、あったかくて・・・。人間の持つ喜怒哀楽をすべて凝縮したようなドラマだ。今、これだけすごいドラマ書ける人は見当たらない。何度見ても飽きないおもしろさ。最近映画化された森田版を見て、つまらなかったと言う人がいたら、ぜひこのオリジナル版を見て欲しい。お勧めです。 カスタマーレビューピックアップ
適齢期から熟年にわたる4人姉妹と彼女らの両親および姉妹の恋人・配偶者・不倫相手などが登場する向田邦子の作品である。1979年に NHKTV で放映されたドラマで、好評のためのちに森田敏光監督によって全く別のキャストで映画化もされた。 ストーリーは、一口では言い尽くせないような複雑なものであるが、決して珍しい話ではなく、説明しても余り意味がない。ケース裏の解説の一部を引用すると「一見、平穏そうな家族関係のかげに密かに渦巻く嫉妬や猜疑心を、辛辣に、繊細に描き出した」作品である。 このドラマの真価は、作者特有のディテール描写のリアルさにあると思う。例えば、母親が娘と白菜を漬けながらさりげなく自分の心境を語る場面、次女が長女を訪ねるとたまたま長女の不倫相手がおり、彼が早々に退散したすぐあとに出前の鰻重が届き、長女がそれを何食わぬ顔をして次女の前に出すと、普段穏やかな次女が激しい気合いでちゃぶ台から払い落とす場面。 阿修羅は「インド民間信仰の魔賊」で、外面はよいが、内は猜疑心が強く、他人の悪口を言い合うものたちだという。このドラマに出てくる女性は、「悪口」はともかくとして、猜疑心や嫉妬心のすさまじさで見るものをたじろがせる。テーマ音楽のトルコ軍楽も、心が持ち主の意思とは無関係に動くことを示す点で不思議な効果を示したと言えるだろう。 因みに、映画版と比べると、TV版は主要登場人物の抱える問題をそれぞれ丁寧に描いているが、映画は短縮した分ややもの足りず、またキャストもTV版が優れている。とくに、男性恐怖症の三女を演じた「いしだあゆみ」とその相手役の宇崎竜童は、ともに不器用に生きる人物を誠実に演じて好感が持てた。 小津安二郎 DVD-BOX 第一集カスタマーレビューピックアップ 丸の内のオフィスで、岡田茉莉子と司葉子が並んで仕事をしています。 司葉子が腕時計をのぞきこみ、隣の岡田茉莉子に、「ねえ、そろそろよ」 と声をかけます。それは、ささやくような、とても魅力的な声です。 この後二人は、秋日和の屋上にのぼり、同僚の女友達が新婚旅行に出 かける列車を待ち合わせ、走ってきた列車に手を振りますが、女友達が 約束通り花束を振ってくれないので、「女の友情ってこんなものかしら」 と二人で寂しそうに職場に戻ります。 この挿話を含め、屋上のシーンは全部で三つあります。最初のシーン では、司葉子と岡田茉莉子の動作が不自然なまでにシンクロナイズして います。屋上の手前にはベンチが二つ向いあわせに置かれています。空 には赤いアドバルーンが二つ浮かんでいます。列車と都電が並行に走っ ていきます。 二番目のシーンでは、人はたくさんいますが、司葉子は一人で孤独に 立っています。列車の走行は、同じように画面に示され、アドバルーン も相変わらず、二つあがっています。手前の椅子には左に女二人、右側 に女二人が座っています。このシーンでは、司葉子は一人で立っている のですが、外界の表情はそれほど変化しているとは言えません。 最後のシーンでは、岡田茉莉子が渡辺文雄と並んで立っています。こ のとき、列車の走行は示されませんし、アドバルーンも一つしか浮かん でいません。手前の向かい合ったベンチにも、左に男が二人、右に男が 一人です。渡辺文雄がまずバトミントンのシャトルを投げ返し、次に岡 田茉莉子がボールを投げ返すという交互の動作は、最初のシーンのそれ とは明らかに違います。 このことから、「司葉子は周囲をシンクロナイズさせる存在である」と 考えることができます。それは、宿屋のシーンで、背景に見えている部屋 のあかりが消えて、障子が閉まるタイミングと、司葉子の修学旅行発言が、 嘘でしょうといいたくなるくらいシンクロしていることからも、ほぼ確実 です。 二番目のシーンで、司葉子は屋上に一人で立っていますが、この直後、 ラーメン屋の狭いカウンターで、司葉子が、佐田啓二と一緒に並んで、 ラーメンを食べるアクションは、第一のアクションと同じ質です。 こうして、屋上のシーンとラーメンを食べるシーンの結びつきがわか ると、『秋日和』後半の原節子と司葉子が「ゆで小豆」を食べて、窓か ら山の方を母娘で一緒に見つめるシーンが少しわかってきます。司葉子 が窓の方を振り向いたとき、彼女は何をシンクロさせたのでしょうか。 そう、それは、あの列車の走行と船の滑走です。 カスタマーレビューピックアップ 小津映画というと、世界的に割りと「難し系」の監督や批評家から絶賛されているので、敷居が高く感じている人もいるのでは。 しかし、基本的に彼の作品はどれも娯楽映画としても第一級品、(公開当時は人気スターの娯楽映画としても大ヒット)特にこのBOXの晩年のカラー作品などは軽妙な味が加わっていて気軽に楽しめる。 それでいて何度観ても飽きないのは、(記号化という言い方すらしたくなる)演技や演出が、実に生々しくこちらの感情に訴えてくることの驚きと、洗練されたユーモアを同時に楽しめるからであると思う。 本当に、どんなに声高に叫ぶ映画よりも、遥かに生々しく「人生の、人間の真理のようなもの」がこちらの胸に迫ってくる。 未見の人もまず、何も言わず『東京物語』を見てみよう。そこに必ず発見があるはずである。 それとこの5作の中ではある意味異色作といえる『お早う』は、ジャックタチのファンの人にも超オススメ。 カスタマーレビューピックアップ 小津映画のすばらしさは、いろんなところで話題に なってたけど、なかなか見る機会がなく、このDVD-BOXも 高いよなぁ…と躊躇してたんだけど、先日、ついに購入。 買ってよかった。出会えてよかった。 別に宇宙人が登場するわけでも、殺人鬼が登場するわけでも ないけど、これほど人間の感情というものをリアルに描いた 映画には初めて出会いました。ありふれた日常のなかで、ふと 見落としがちなことに目をむけ、それをすばらしい映像で 再現しているところは、さすが小津監督。 何十年も前の映画だけど、今にも通じるものがあります。 カスタマーレビューピックアップ ~いち作品毎バラ売りするのが本来はいいんだけど、この際そういってもしょうがない。 小津作品はまずこのDVDBOXから、是非観始めて下さい。 最高傑作といわれている「東京物語」と初カラー作品「彼岸花」以降の晩年の作品が入ってます。 小津作品は、観る回数と観る人の経験と年齢により印象が変わるとは思います。だからこそ手許において気軽に観るこ~~とをおすすめします。 決して外国で評価が高いから良いのではなく、逆に日本人社会と習慣が強いと思わせるけど、底に流れている人間社会に不滅の何かがあるからこそ、時代や国や宗教や民族や習慣や年齢とかに関係なく圧倒的支持を得ていると思います。 余計な力や気迫のない状態だからこそ、いい作品ができるんだろうなと思う。 小津氏の墓石にはこ~~う刻まれている。 「無」~ カスタマーレビューピックアップ
このBOXはどうせ東京物語が親分なのだろうが 小生は秋日和のユーモアを高く買う次第である。この映画では 会話の妙が実に楽しく あちこちで素直に笑える「徳」があると思っている。小津も なんとなくリラックスして撮っている感じすら窺える。それでも隠し様がないのは 原節子の老け込みか。誤解なきように言いたいが この映画の原節子も実に綺麗で それはそれでさすがなのだが それでも晩春だの麦秋あたりの彼女に比べると年はしょうがないかと思う次第である。この映画のユーモアに満ちた明るさは 実はその裏にはべっとり 衰えへの予感に満ちている感じもあるし 事実 この頃から 小津の映画の最終章が始まっている感じもある。とにかく これはいいたいが 非常に洒落た映画です。是非ごらんになってください。 阿修羅のごとく パートII-全集-カスタマーレビューピックアップ 私は、個人的に、露口茂の思わせ振りな、芝居はなかなか良いと思う。 カスタマーレビューピックアップ
前作を見たら、続けて見ずにはいられないこのシリーズ。出来ればパートⅠと一緒にしてひとつのボックスで欲しいところだ。このドラマの惜しいなと思う数少ない点のひとつは、パートⅠの緒方拳が、パートⅡで降板してしまったことだ。交代した露口茂では、緒方の持つ生臭さがなくて、物足りない。パートⅡの見所は、三女のいしだあゆみと四女の風吹ジュンの、姉妹の確執が意外な顛末を迎えるところ。肉親の愛憎がよく描かれている。 華麗なる一族カスタマーレビューピックアップ どんなことをしても自らの野望を遂げようとする銀行家の姿は同じ山本薩夫監督の「傷だらけの山河」によく似ている。山崎豊子は女・石川達三とまで言われた小説家。「傷だらけの山河」はその石川の原作である。この映画の最後は誠に後味の悪い幕切れである。あれだけ権謀術策に長けた大介もさすがに気づかない謀略が進行するのが示唆されて終わるのである。これがまたパワーゲイムのえげつなさというか、黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」のタイトルを想起させる。 なお、星4つとしたのはやや語りが過剰で説明的なのが気になったからである。 カスタマーレビューピックアップ つい最近、冗談のような軽いお子様向きのキャストでドラマ化されました。あの最悪のドラマでさえ豪華キャストという触れ込みでしたが、映画版のキャストをみれば重みが違います。ドラマに出てくるような髪形の万俵鉄平があの時代に存在するわけがない。(おしゃれな髪型がやめられないならトレンディ・ドラマやラブ・ロマンス以外のドラマは断ればいいのに。) 今の若い人がこの映画に出てくる佐分利信、滝沢修、西村晃、小沢栄太郎、神山繁、金田龍之介、平田昭彦、中村伸郎といった名優の名前を知らないのはしょうがないと思いますが、この映画を見て頂ければ、彼らの演技や仕草がいかにも喰えない政治家や財界人らしいことが判っていただけると思います。 かなり長時間の映画ですが、間延びせずに最後までスリリングな展開です。山崎豊子原作・山本薩夫監督のコンビでは「白い巨塔」「不毛地帯」も傑作ですし、山本薩夫は「金環蝕」「戦争と人間」「皇帝のいない八月」なども大人のオールスター映画で見ごたえがあります。 カスタマーレビューピックアップ 個々の俳優人の重厚さは、一見の価値がある。ストリー展開の因果関係は、必ずしもわかりやすくはない。原作に忠実に、描いており、想像力や因果関係を考えねばならぬ。あの時代の人々は、この程度の説明の量で、後は、類推をしたり解釈をするなどして、楽しんだに違いない。ラスト・シーンの田宮二郎の存在感たるや圧巻だ。続編を期待させる終わり方であった。 カスタマーレビューピックアップ テレビのドラマが終わり、あえてこのDVDを見てみました。昔の映画ですが、テレビとは比較できないような迫力があり、真の演技が光りました。やはり、山崎豊子さんの作品は金融業界を鋭く描いていて素晴らしい代表作だなと思いました。白い巨塔同様におすすめです。 カスタマーレビューピックアップ
小説「華麗なる一族」がTBSで放映され、最終話は30%を超える視聴率となった。 阪神銀行が阪神特殊鋼への融資をトリックに使い、大同銀行(太陽銀行がモデル)を吸収合併しようとする物語だ。 政治的な駆け引き、また家族問題など複雑な問題が絡む。全くあきずに最後までみることができます。 今回の木村さん主演のドラマも夏頃にはDVD化されるでしょうけど。それまで待てないという方は30年ほど前に東宝から映画化されてます。是非DVDでご覧下さい。 獄門島カスタマーレビューピックアップ 名作、金田一耕助シリーズの中の1本、1977年公開作品、主演の金田一を演じた俳優の石坂浩二は本当に2枚目ですね、癒し系でそのとぼけた演技も面白い、興味深いのは島の財閥の令嬢を若き女優の大原麗子が演じている事、石坂浩二と大原麗子は後に結婚、話題となりました、わずか一代で莫大な財を成した男の恐ろしい遺言が世にも恐ろしい連続殺人を引き起こす、人間の業の深さを痛切に描いた作品でしたね、多少、無理も感じられましたが、それでも十分に引き込まれました、鑑賞する価値はありますよ。 カスタマーレビューピックアップ 名匠市川昆監督の作品ですが、何十回観ても飽きない構成は秀逸です。横溝正史氏の原作もさることながら、各々の個性溢れる役者の演技には目を見張るものがあります。叙情豊かな感慨深い映画です。 昨日、惜しくも市川監督が他界されました。謹んで故人の御冥福をお祈りすると共に、監督の残した作品群を後世の方々に語り継いでいきたい思いで一杯です。 カスタマーレビューピックアップ 映画としては他の石坂=金田一シリーズと同様良くできていると思います。 お約束のメンバーも良い感じですし、映像もきれいです。 戦争終了後の混乱期という時代背景を巧みに利用したストーリーはさすがだと思います。 ただ個人的にはトリックが大袈裟すぎてこのあとの女王蜂の方が好きです。(といっても大きな差があるわけではないですが・・・) 余談ですがシャア・アズナブル(の声の人)が出演されています。仮面はかぶっていませんが。 カスタマーレビューピックアップ 市川崑&石坂浩二、組みMAX!で作った傑作っす!横溝さんの原作もなかなかのモンっしたが、本作は原作軽くK点越えしてサイコッ!な娯楽映画に仕上がっとりまっす!原作では超微弱にしか扱われてねぇ〜ぇぇぃ…勝乃を、うまぁ〜くフル活用って「犬上家の一族」に負けねぇ〜ぇぇぃ…「親子間の悲劇」、巧みに挿入って原作にない深み加えとりまっす!にしても石坂さんの金田一はやっぱサイコッ!しょ!石坂さんの天性の品性&飄飄感が、市川監督に、陰惨な殺人事件&恨みつらみ悲しみ憎しみぇ〜渦巻きMAX!な人間模様を描いている本作を、ある種の格調の高さキィ〜プったまま描ききらせることをOKey!にさせた最大の要因っしょ!島の駐在さんとのやりとりや、お馴染み加藤武や坂口良子のコミカルゥ〜な演技等、緩急のつけ具合も、市川監督のサイコッ!なアルチザァ〜ンっぷり見せ付けてくれとりまっす!個人的に無駄のない伏線の張り方は「ゴッドファーザー」にも負けてねぇ〜ぇぇぃ…もんだと思とりまっす!何度も見て、その伏線の張り具合チェックる観かたも御薦めっす!本格娯楽映画の金字塔建立った市崑&石浩、それに横正にも脱帽×1000000000…っしょ!やっぱ金田一、サイコサイコサイコッ!YEAH!! カスタマーレビューピックアップ
「市川・金田一」シリーズ第三弾‥。前作「悪魔の手毬唄」が岸恵子・若山富三郎の名演、哀しいシナリオ、忘れ難いラストシーンにより「市川・金田一の最高傑作!」と評価が高いが、この「獄門島」も前作に劣らず完成度が高い作品だ! 女優陣の充実振りはシリーズ一だろう。その中でも大原、司、惜しくも亡くなった太地の全く違う個性のぶつかり合いは必見だ!作品の内容も「見立て殺人」では横溝作品の内最も見事なものでしょう。殺害のトリックも一捻りしてあり素晴らしい!(遺体を背負って階段を登ってるなんてスゴい大胆‥!)俳句に見立てた殺害方法も美しくお見事!(生首飛ぶのは怖かった!)人間関係がかなり入り組んでおり、前作より理解するのに時間がかかり作品の完成度では若干前作の方が上だが、作品の娯楽性では本作に軍配があがるし、展開もテンポが良く「石坂・金田一」も元気がイイ!(相変わらず殺害防御率は低いけどね‥笑)シリーズ全てに言えるが、「戦争の影響は人間を変えてしまう‥」本当にやりきれない。戦争さえ無かったら本作の悲劇は起きなかったのに‥。時代が生んだ「惨劇」‥そんなことを観て感じた。 「市川・金田一」の傑作!是非ともご覧あれ! |
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