定価:¥ 4,179(税込)
特価:¥ 4,179(税込)
中古品¥5450 より
発売日:2002-05-24
売上ランキング:DVDで20794位
ユーザー評価:![]()
DVD / 在庫切れ
MenuSpecial Links |
Amazon人気商品ランキング/リィウ・イエpsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:4/総ページ数:1 最終更新日:2008/07/07 山の郵便配達カスタマーレビューピックアップ ずいぶん前に映画館で上映していましたが、見ることが出来ませんでした。 DVDが発売されたとのことでしたので、やっとめぐりあうことが出来ました。 オリジナルのタイトルは”あの人、あの山、あの犬”です。 ”緑色”を基調とした情景描写で、父親役(矢沢永吉似の?)の俳優の素晴らしい 演技とキャラクターが全体的な印象です。寒村の老婆に郵便物を届ける シーンは、人の心の優しさを感じました(具体的には、映像をご覧になる まで言わないほうが良いかな?)。また、水車のほとりで親子がタバコを 一服するシーンでは、息子がタバコを吸うようになったことを父は驚き ながらも、叱ることも無く(中国ではあまり禁煙の社会的流れがないのかな?) 一緒に吸う情景は言葉ではない、親子の心の交流を感じました。 息子が村の娘に恋心を抱くシーンは父親の過去とダブらせていましたが、 全体の流れから少し違和感を覚えました。 中国映画はアクションもの(多分香港作品?)といった私のイメージを一掃 しました。ちょっと評価しすぎかもしれませんが、人の心の琴線に触れる 作品でした。機会があればチェンカイコーの作品も観たいと思っております。 中国映画よ”加油”!! 昨今、中国は政治的に色々話題になっていますが、映画のほうが人間的なのかな? カスタマーレビューピックアップ 実はこの作品、レンタルでたまたま見たのですが豊かな映画ですね。 中国湖南省で長い間郵便配達人として働いてきた父親が、息子に代替わりする初日の道程を描いた牧歌的な作品です。 道すがら、父親と母親の馴れ初めや、主人公のさびしかった少年時代の回想が入ります。 正直言うと、たかだか郵便配達の道すがら、このような人生の情景が走馬灯のように浮かんでくると言うのは、今時随分大仰な気もしますが、それを我々に受け入れさせてしまうのが中国の圧倒的な大自然の映像の数々―。 壮麗な山々、夕焼け、透き通った河の水、あふれんばかりの緑、いやはや美しいーの一言。 町の中も、別にセットではなく、本物をそのまま撮っているだけなのでしょうが、はたして何十年建っているのだろうー?と、思わせる家屋、何百年ここに敷かれていたのだろうー?と、思わせる舗道の敷石。 もはや日本映画の中からは消え去ってしまった情景がここにあります。 我々日本人は、近代まで中国を文明の範として学んできました。 そして西洋化された今、失われてしまったかつての日本の風景を現代の中国映画の中に見出だします。 そこに不思議なノスタルジーを感じてしまうのです。 願わくば、デジタル・リマスター廉価版でもう一度見てみたい作品ですね。 カスタマーレビューピックアップ 中国山間部での郵便配達業務の引継を行う父親とその息子。道すがら、今まで家を留守にすることが多かった父親が、息子との間に空いた心の溝をゆっくりと埋めていく。田園が広がる緑豊かな風景は美しく、そこで暮らす村人は郵便配達親子をあたたかく出迎える。そのふれあい方はあくまでも自然で、何の誇張もない。 父は、郵便配達の旅に出ている間母親が寂しい思いをしていたことを息子から聞かされ、息子は、ほとんど家にいなかった父の本当の気持ちを知る。断絶した親子の再生物語の中に、腐敗した地方官僚制度への批判、避けがたい文明社会移行に対する諦念などのテーマがさらりと織り交ぜられているが、ヨーロッパ映画のような重たさは感じない。 なぜか郵便配達親子から次男坊と呼ばれている、シェパードの雑種犬が渋い演技(?)を見せている。ハリウッド映画によく登場するCGで無理やり合成させられたアニマルスターとは異なり、とってもお利口な次男坊のスーパーナチュラルな演技が、この映画にもう一つの魅力を付け加えている。 カスタマーレビューピックアップ 淡々としてストーリーであるが美しい映像と出演者達の心の沁みる演技。しかし、こうした表現では、この映画の素晴らしさを表現できない。「本作の見所は?」‥わからない、それは観る人によって変わるような気がする。本作がもっと「こうであって欲しいと願う点は?」‥、これもわからない。それを分析するには、みた映画があまりに少ない気がするのである。 友人に勧めたい一本である。 カスタマーレビューピックアップ
僕は最近あまり中国が好きではないのですが、好きな映画はといわれると中国映画ばかりが思い浮かんでしまいます。この映画は疎遠だった父子が父親の仕事を通じての再び絆を確認しあうという、心に染み入る本当にいい映画です。こういうしっかりした構成のドラマが何故日本映画で観れないのかとても残念です。日本でこれをやりたいといっても、まあ、企画は通らないでしょうね。大当たりするはずないですし。中国が好きでないというのは中国に対する嫉妬なのかな。良質な作品ばかりが目に付きます。国の勢いの差なのかな。 こんな地味な映画にたくさんのレビューが書き込まれているのを観て驚きました。しかも良い文章のレビューばかりで。ファン層の水準の高さにまた、驚きました。これもこの映画の力なのか。良いレビューを書かせてしまうのかな。 情熱の嵐 ~LAN YU~カスタマーレビューピックアップ 本編だけ見せられてもよくわからない作品です。メイキングとあわせて初めて全体像がつかめる作品です。本編だけみると、各チャプターごとに話がかなり飛躍していますが、メイキングを見るとその間をよく埋めてくれます。全体をすべて一貫してできないのは政治的意図が感じられるのは気のせいでしょうか。今でも中国本土では公には批評することができない天安門事件をとりあげた作品です。主演の二人は北京の芸術学校出身ですが、作品の賞は台湾、香港であるのも納得がいきます。 追加です。台湾で書籍になったものが邦語訳されて講談社から出版されています。新刊本での入手は困難ですが、古書では可能です。DVDと一緒にすると、今まで見えなかった部分もよりすっきりしてきます。なお、当然のことですが、DVDバージョンは、もともとの本の内容をかなりはしょっています。でも、2人の主人公がそれを補って余りある演出をしています。 カスタマーレビューピックアップ 藍宇最高です!!捨て犬みたいな目…可愛過ぎる!!切ないラブストーリーで泣けました。本編を観てる時はわかりにくい部分もあったけど、メイキングで理解出来、更に泣けました。メイキングで泣ける映画って初めて…もう一度本編を観ると更に映画に浸れると思います。 カスタマーレビューピックアップ かなり後半ぶっちぎってます。 下着姿が多いですが、最初だけガチンコで無意味に全裸になっているのは何の意図があるのか? 当然画面全体にぼかしで、体当たりの意味は既に無し。 全体的にソフトな内容です。 カスタマーレビューピックアップ 主演二人の演技が素晴らしく、彼らの表情だけでも一見に価する映画。 しかし、それだけに脚本の不完全さが目に付いた。 先で何人もの方が指摘しているように メイキングが補完する役割を負っているようだが、 映画本編は明らかに説明不足で大事な部分の省略が目立つ。 本編は飽くまで胡軍演じる捍東の視点からリウ・イエ扮する藍宇との関係を描く点に 収斂した構成にしたのかもしれない。 だが、他の人物との関わりや主人公二人が従事する仕事の具体的な描写が 決定的に省略されているので物語としての膨らみを欠いており、 更にはその省略が二人の関係変化に説得力を持たせる効果をも損なっている。 特に捍東と知的で美しい女性通訳との結婚生活及びその破綻は ナレーションで片付けず場面としてきちんと描いて欲しかった。 冒頭の会話からして捍東は 純粋な同性愛者ではなくバイセクシュアル的な遊び人だと示されており、 くだんの女性通訳に対しても単なる対世間的な打算からではなく 彼女自身に少なからず惹かれていると解釈出来る様に描写されている。 その彼女との結婚生活がどのような過程を経て破綻し、 そしてその中で捍東が藍宇への変わらぬ愛情を再確認していくに至ったのか 具体的な説明を全く欠いているため 再会時の感動が今一つ観客に共感を持って迫ってこない。 同じ理由で時間の経過が分かりづらく、 「もうすぐ28歳だ。」と藍宇が語る場面でも唐突な印象を与える上に 離れて重ねてきた年月の重みを伝える効果を殺いでいる。 また、主人公二人の恋を手助けする捍東の部下が 捍東との会話において繰り返し自分の妻の名前を出して語り合うにも拘らず 一度もその妻が画面に登場しない点も気になった。 更に言えば1980年代後半から1990年代まで中国では同性愛は犯罪であり、 原作小説ではそれが重要な要素の一つになっているが、 映画の同性愛者たちからそうした意識があまり感じられないのは 手落ちではなかろうか。 カスタマーレビューピックアップ
なんでここまで純真なんだろう。 どうしてこんなに綺麗な作品なんだろう。 というのが初めて感想です。 ラストで涙腺にわっとくる展開もとても見ものですが、 藍宇の純粋さが本当に心に残る作品だと私は思います。 小さな中国のお針子カスタマーレビューピックアップ 要は、文革下、再教育のため山村に下放された、二人の都会青年の恋物語である。 ヒロインを中国若手四大女優(チャン・ツイィー、シュー・ジンレイ、ヴィッキー・チャオ、ジョウ・シュン)の1人、ジョウ・シュンが演じている。 フランス人監督の作品だからか映像が全体に洗練されていて美しい。 人を寄せ付けないかの如く、天空に屹立する山々。 断崖に阻まれた、はるか彼方に伸びる農村への細い道。 二人の都会青年の「知」への渇望。 バルザック、A・デュマ、モーツァルト・・・。 禁じられるほどに、それらは愛おしいばかりの美しさを放つ・・・。 二人の青年の対照的なお針子への恋。 一人は溢れる情動の迸るまま奔放に彼女を求め、 一人は内省することにより彼女への想いを結晶化させる。 文字を知らないお針子は、二人の青年から字を習い、バルザックの朗読を聴くことによって、世界の美しさ、人生の可能性、すなわち「自由」に目覚めていく。 彼女にとって自由はこの上なく甘美であった。 知を手に入れることによって開けた新たな世界への扉。 しかしあの時代、扉の向こうに行くことの代償はあまりにも大きい。 自由を知った彼女がとった行動は・・・ 美しくほろ苦い青春。 時代が厳しければ厳しいほどに、「知」は宝石のような輝きを放ち、「恋」はせつなく愛おしい。 そこに生々しい「生」がある。 私たちが物質的豊かさと引き換えに失ったものは何か…を、この作品は暗に示唆しているように思えた。 都会青年を演じた二人の俳優の演技が秀逸。 ジョウ・シュンは個性的でエキセントリックな風貌だが、慣れると嵌りそうなコケティッシュな魅力を放つ。 しかし中国映画はあなどれない。。。 カスタマーレビューピックアップ 文化大革命下でチベット国境近くに「再教育」のために下放された若者たちのいぶし銀の物語。「バルザック」などの文革下での発禁小説が、下放下の農村の若者たちの知と自由を開くというテーマ。 とはいっても、外から文革を描いた多くの映画とは異なり、自由主義を標榜して体制批判をしているわけではない。むしろ、当時の文革の理不尽さを描きつつも、中国山村の人々の独特の暖かさも伝わってくるのだ。 2人の若者が下放された先で指導に立つ党員の村長は、本来彼らの知識や自由への渇望を制約すべき存在ではあるが、この作品では村長が彼らの活動を大目に見逃したり、若者らが巧みにごまかしたりして、村長の人間性さえ浮き立たせている。 モーツアルトの作品を「毛沢東同志にささげる歌」、デュマ「モンテ・クリスト伯」を「レーニンの航海」などとして弁解するあたり、文革の運動への冷ややかな視線と、飽くなき知識への渇望を象徴するようなシーンが多い。村長もそれがわからないがゆえに、下放下の農村にモーツアルトが響くのだ。 「お針子」はそのような中で、知識と自由への渇望とを徐々に獲得していく。また若者たちは、洞窟の中で本を読んだり、恋を芽生えさせたりする。文革の吹き荒れるなか、山村では静かに流れる物語があった。考えてみれば当然である。が、そうした風景に思いをいたすことは少ない。 本作品は残念ながら中国では公開が認められなかった模様である。静かな美しい作品ではあるが、そこで文革を地方で過ごした若者たちが振り返っている風景は、相当のエネルギーをもっているのだ。 カスタマーレビューピックアップ 時は、文化大革命、社会主義という力の元に「金」と「知識」が国を乱す大敵とされていた時代を舞台に、1人の村の少女と、彼女に想いを寄せる2人の都会からやってきた青年たちを中心にして繰り広げられる青春ストーリー。 再教育が必要であるということから、貧しい農村に強制的に送られた2人の青年、マーとルオ。彼らは、素行の悪い不良という訳ではなく、単に、両親がブルジョワの知識人であったがために、全てを奪われたのです。彼らは、自分が何も知らないということに気付いている村の少女とともに、禁止されていた外国の文学を手に入れ、村人の目を盗んでは読み続け、新たな自分を見つけていきます。 力で抑制されても、なお、抑えることの出来ない、若者の「知識への欲求」と「将来への夢」が、電気すら通っていない農村でたくましく生き残る様を、周りの自然と共に美しく映像化した秀作です。 映画を見ながら、なぜか、洗練されたフランス映画を見ているような感じがしてなりませんでした。物語の原作者(監督)は、文革後にフランスへ渡った方だったのですね。ベストセラーだというのに、本の存在すら知りませんでした。勉強不足…。映画がこれだけすばらしいのですから、原作はどれだけすばらしいのでしょう。原作も読んでみたくなる作品でした。 カスタマーレビューピックアップ 原作はダイ・シージエの『バルザックと小さな中国のお針子』。 この映画の監督も努めるシージエ自身の実体験をもとにした青春恋愛物語。 原作は彼が初めてフランス語で書き世界30カ国で翻訳されるベストセラーになった。 1971年、17歳の主人公マー(馬)とルオ(羅)は、「再教育」を受けるために“鳳凰山"という山の一村落にやってくる。 「再教育」とは、両親がブルジョワだったり反革命的であると見なされた都会の知識青年が、農村に強制的に送られ「貧農下層中農」の暮らしと社会主義の思想を学ぶというもの。 ただでさえ自由な思想や自己表現が禁じられている時代に、電気や水道はおろか、時計すら存在しない文明の僻地に閉じ込められて肥溜め汲みをする日々…。二人の青春は終わったかに思えた。 しかし、西洋の小説と隣り村の美しい娘(小さなお針子)という二つの出会いが全てを変える。 原作に比べると西洋の小説へのオマージュという側面は薄れているが、映画ならではの良さがあちこちに見られるので原作ファンにもお勧めできる。 例えば、山峡に響くモーツァルトの美しさとか、水に戯れるお針子の肢体とか、マーとルオが口頭で映画を再現する様子とか。 傑作だったのが、村長の虫歯を即席ドリルで治療する場面。 原作でも一つのクライマックスではあったが、実際ミシンの回転するのを見ると痛さが倍増した。 残念なことは、原作の魅力的な脇役たちのインパクトが薄くなってしまったこと。メガネやお針子の父(映画では祖父だった)、粉轢きの歌い手に産婦人科の医師。もっと丁寧に描いて欲しかった。 とはいえ、映画だけでも素晴らしい作品なので見る価値は十分あり。 好きになった人は原作も読むと、『お針子』の世界が何倍にも広がる。 カスタマーレビューピックアップ
文革時代に山村に送られた2人の知識青年と美しい村の少女の間に生まれる友情と恋愛物語。 文明から隔離された世界に住む村民たちが、青年達の持ち込んだヴァイオリンや目覚まし時計に対して取る反応が面白い。ヴァイオリンを壊されないようにクラシックを『毛沢東を讃える歌』なんてごまかして演奏し、何も知らず『いい曲だ』と満足気に聞き入る村長。文革の暗さや恐怖だけでなく、その時代を都会っ子らしく知恵を使って切り抜けていく明るさが他の中国作品とは違った味を出している。 2人に愛される少女が禁止された西洋文明に触れ、美しい大輪の花を咲かせるがごとく成長する様もフランス映画っぽくて素敵です。 代表で映画を見に行き娯楽の無い村民のために内容を話し聞かせる、というエピソードにはびっくりして貧しさ不便さここに極まれり!と思うと同時に貧しくても何かしら人生の楽しみを見つけようとする逞しさにほほえましい気持ちになりました。 文学的気分で見るもよし、おちゃめなエピソードを楽しむもよし。 パープル・バタフライカスタマーレビューピックアップ ずっと公開を待ち遠しくしていたが、寒い雨の中劇場まで足を運んだががっかりだった。話がスローテンポで退屈。観ていて目が疲れる撮影テク。仲村トオルとチャン・ツィイーがどうやって出会って仲良くなったかも分からない。それでいて上映時間が2時間を超える。退屈だった。 最後に話とは関係ない虐殺写真は「小日本」と叫ぶ本国の若者向け!?それともわざわざ世界に知らせたくてストーリーとは関係なく付け加えたのか? カスタマーレビューピックアップ 戦乱の時代の無常観。 オープニングのチャン・ツィイーの憔悴した表情に唖然。 初恋のきた道、とはまるで別人。 兄の当然の悲劇。 上海での銃撃戦。 仲村トオルの誘いに涙する瞬間。 ラストの混迷の歴史に苦悩する表情。 戦乱の非情がひしひし伝わる。 青色の古色然とした画から醸し出されるリアりティ。 延々と回るカメラワーク。 最初は戸惑うが、次第に引き込まれる展開。 小さな中国のお針子のリィウ・イエも、 狂気の時代を怪演。 戦乱の無常観がひしひし伝わる革新作。 カスタマーレビューピックアップ 「パープルバタフライ」すなわち「紫胡蝶」が 単なるヒロインが所属する抗日組織の名称に過ぎず、 タイトルから連想される妖艶さやきらびやかさといった魅力が ヒロインのツィイーからあまり感じられなかったのが残念。 相手役の仲村トオルとの関係性にしても 高級将校の息子で大学卒の学歴も持つ当時としてはエリート青年の彼と 満州の貧しい中国人娘でしかも肉親が抗日運動に身を投じているツィイーが いかにして知り合い愛し合うに至ったのかその辺りの経緯がよく説明されておらず 再会後の二人の心情の移り変わりも説得力を持った形で見えてこない。 また、中国語学習者の観点からすると仲村トオルの中国語がかなりひどく 台詞が高度な中国語であるのに対し発音が初歩レベルをクリアしていないため この時点で役としてのリアリティを大きく損なっている。 この映画で胡蝶に相応しい女性はむしろ脇役のリー・ビンビンで 大きな瞳に髪をおかっぱに切り揃えた清純な容姿はもちろん、 恋人のリウ・イエとつがいのアゲハ蝶をガラス瓶に入れて持ち合うエピソード (離れて暮らす内に互いの瓶の中で蝶は生気を失い羽はボロボロになっていく)、 テロに巻き込まれて落命する儚さも含めて可憐な胡蝶を思わせる。 平凡な市民だった二人の平和な日々の描写として 一緒に映画館に行ったり部屋で蓄音機をかけて踊ったりする場面にも ありがちだが当時の上海らしさが出ていて良い。 抗日組織のリーダーを演じたフェン・ヤンチェンが 組織を裏切った仲間を問い詰める場面の緊張感や ツィイーとの会話で先の見えない虚無感を滲ませる様子にも 地味ながら確かな演技力を感じた。 また、上海で料亭を経営していた日本人女性が 「日本に返して。」と呟いて絶命するくだりにも戦争の残酷さが よく現れている。 部分的には評価できる箇所が少なからずあるにも関わらず 全体としては消化不足で退屈な作品になってしまったのが惜しい。 カスタマーレビューピックアップ 全部見終わっても結局何を伝えたくて何をしたのかイマイチわかりにくい。 一場面一場面でいちいちカメラワークが冗長で飽きてしまう。わざとピンボケさせているのかは知らないが、見通しが悪くてイライラする時がある。こう感じてしまえばストーリー云々以前の問題で、結果的にこの映画は論外と言える。 最後に、本編とは全く関係のない中国での(上海や南京)爆撃・虐殺シーンがあり、強烈な日本に対する感情的なアンチテーゼとしか受け取れず、非常に不愉快だった。 何がしたいのか全く意味不明な映画だった。 カスタマーレビューピックアップ
SAYURIを観てチャン・ツィイーのファンになった私であるが、残念ながらこの映画にはがっかりした。 まず、映画のストーリーがよく分からない。物語のテンポがのろい。雨のシーンが多く、重苦しい雰囲気を感じる。もちろん、観る人のよってはこれらは特長ある映像表現だと捉えることもできようが、私には独りよがりな映像としか思えなかった。 なにより、チャン・ツィイーが魅力的でなかった。 ラストには、物語とは関係のない虐殺場面の記録映像が流れる。映画自体の評価とは別であるが、こういう映画作りは日本人として悲しくなる。 |
| Copyright © 2003-2008 psWorks.All rights reserved. | |