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Amazon人気商品ランキング/鬼澤忍psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:12/総ページ数:2 最終更新日:2008/10/14 人類が消えた世界カスタマーレビューピックアップ 人類が忽然と消えてなくたった後の地球を考察する本です。 私達が今目にするアスファルトや建造物が瞬く間に自然に侵食され、 文字通り灰塵に帰して、緑豊かな環境になる様子は、 想像以上の自然のたくましさを教えてくれます。 一方、私達が残した一部の化学物質は消滅することなく影響を与え続けます。 特に、印象的だったのは、土地や海に廃棄されたプラスチックの変遷。 細かく粉砕され、後々は微粒子となって海や空に蔓延します。 企業でも、プラスチックの微粒子は、人が吸い込まないようにきちんとした設備環境下で 取り扱っています。 かと思えば、女性の化粧品にもこのプラスチック微粒子は多数使用されています。 はたして、それを吸い込んだ人や生物には、どんな影響があるのでしょうか。 大気や海を微粒子が巡っている姿は想像したくありません。 これは未来の問題ではなく、近々の問題なのかもしれません。 カスタマーレビューピックアップ 週刊誌の書評で「この夏読んでみたい一冊」の1位だったので手に取って見た。 地球環境に大きな負荷をかけている人類が、ある日突然消えていなくなったら、環境問題はどの程度解決するだろうか、というのが本書のテーマである。 が、残念ながら表題ほどには内容にはインパクトはない。 単なる思考実験ではなく、現地に足を運んで取材して書いているため、一つひとつのエピソードはリアルで興味深い。この線で押せばノンフィクションとしてもっとすっきりしたものになったと思うが、人類対地球、という対決の構図が観念的でリアリティに欠ける。 産児制限をして100年後に人間の数が産業革命以前に戻れば環境問題は解決する、という。解決すると誰がうれしいのか。森の木や山や川が喜ぶわけではなく、喜ぶのは「人間」であろう。環境問題は人間にとっての問題である。人間が存在しなければ環境問題はそもそも存在しない。そこがいちばん、しっくりこなかった。 カスタマーレビューピックアップ いま、忽然と人類が誰もいなくなったらどうなるなか。 という魅力的なSFテーマを現実のものとして探求したノンフィクション。 SF映画だと「人類最後の男 オメガマン」、 そのリメイクの「I Am Legend」が見せてくれた、人っ子一人いない世界。 他にもいろいろあると、 人類がいなくなった世界を描いた話は多いと思いますが、 そんな世界がどうなるのだろうと、一度でも思ったことがある人には 楽しい(?)一冊だと思います。 ただ、話はかなり多岐にわたるので、少々広げすぎにも思いました。 ということで、評価は☆三つ。 カスタマーレビューピックアップ 今、人類が消えたら世界がどうなるか?そして人類がいることで、どれだけ 地球に対して害を与えているか?(プラスチックは還元されない。細かく溶けて いったそれを魚等から人は摂取している。ウラン238は還元されるのに28万年 かかる等々)といったトピックを通じて、環境問題を考えています。 各トピックも、一つあたり20〜30pの分量になってますので、寝る前とか 昼食後の休憩時を使って読み進めることが可能です。 環境問題を論ずる前に、先祖も含め人間が行ってきた事柄とその影響を一気に 俯瞰するに役立つ一冊です。 カスタマーレビューピックアップ
この本は「人類が消えたら世界はどうなるのか」という思考実験を試みることにより、人類が地球環境に与えている数々の影響について深く考察することに成功した面白い本である。 昨今、環境問題が政治経済上の大きな議題となっているが、問題が複雑すぎてとらえようがないと思っている人も多いだろう(私もそうだった)。本書はこの問題を「人類が明日、全員消滅する」と仮定することにより(全員消滅する理由については深く追求していない)、単純化することに成功している。 題名からも分かるように直接環境問題に焦点を当てているわけではなく、あくまで「明日人類が消えた」場合に世界がどう変わっていき、最終的に人類の痕跡がいつ頃消えるかについて考察している。「どうすべきか」について語ってないところが、逆に多くの読者の支持を集めている理由になっているのではないかと思う。 筆者はミネソタ生まれのアメリカ人である。アメリカ人にありがちな価値観の押しつけやキリスト教至上主義的なところも見られず客観的に事象をとらえていることにも好感を持てた。 環境問題に関心がある人にはこの本を特にお薦めしたい。 シンプリシティの法則カスタマーレビューピックアップ 同じようなモノがあふれる現代では、シンプルさを保つのはとても難しい。 本書では、これをiPodやGoogleを例にわかりやすく説明しているが、 その“考え方”は製品やWebだけでなく、毎日の生活や、仕事にも生かせるものだ。 横書きだからか、訳のせいか、少々文章が読みにくい気がしたが、 それを差し引いても、何度も読み返したくなる本だ。 カスタマーレビューピックアップ シンプリシティ(シンプルな製品)は市場から高く支持されている。筆者は、アップルのiPodやグーグルの検索を挙げている。これらは、複雑な機能をシンプルなデザインに収めることに成功した。考えてみれば、これまでの日本のモノづくりは、機能追加を一途に追及してきた傾向があった。あたらしい機能が競争力の源泉であったからだ。しかし、我々は機能が欲しいのでなく、そこから得られる価値を欲しているのだ。ここにギャップがあったのだ。複雑(な機能)とシンプル(なデザイン)の二律背反するバランスを実現することは容易ではない。筆者は、この書でこのようなシンプリシティ実現を「10の法則と3つの鍵」で示している。デザインの視点から書かれているが、マーケティングにも有用な書である。 カスタマーレビューピックアップ 100頁の短く読みやすい内容の本です。この本の読みやすさと理解しやすい展開、それ自体が著者のシンプリシティの法則に乗っ取って書かれているということは本を読み進むにつれて感じられたことでした。 情報デザイナーに限らず何かを作る仕事をしている人には共通して持っている「シンプルさを保つこと」との駆け引きを明確化した一冊。面白かったです。 カスタマーレビューピックアップ
この本を読んでも、書いてあることに対してそれほど驚くことはない。 しかし、全て読み終わり内容を思い返してみると、その内容の深遠さと著者が目指すべき方向性とこの本の目的が見事に構造化されているが故に、読み手側が素直に内容を受け入れることができているだけにすぎないことがわかる。 "Simplicity"という深遠なるテーマを自らの生活と知的生産手段にそのエッセンスを活用することで有益な価値がもたらされるのではないだろうか? レクサス~完璧主義者たちがつくったプレミアムブランドカスタマーレビューピックアップ レクサスのことが知りたくて何冊か読んでみました.その中で本書は,アメリカでのレクサスのサクセスストーリを詳細に描いたものです. 日本ではトヨタの高級車はそれなりに高級車として認知されていますが,北米ではほとんどネームバリューがありませんでした.そのような中でトヨタがどのようにレクサスブランドを構築していったかということには非常に興味があります.さすがのトヨタも,新しい高級車ブランドを立ち上げるのには大変な苦労があったようです.しかしながら,緻密な戦略とアメリカの販売会社との連携で成功に導いたというのはやはりトヨタの底力でしょう. 著者は「ビジネスウィーク」の編集者ですが,文章が非常にうまい.ドラマチックな展開でドキュメンタリーながら思わず引き込まれてしまいます.翻訳のうまさも見逃せません.綿密な取材に基づいて書かれており,非常に読み応えがあります. カスタマーレビューピックアップ レクサス本は、ほかにも出版されていますが、 外人さんの冷静な観点で書かれたのがいいんじゃないかな、 なんて思って本書を読んでみました。 はじめに思っていた以上の期待以上の内容で、読んでよかった 表面的な解釈でなく、膨大な資料とインタビューを丹念に 泣けるのは、鈴木一郎氏以下、トヨタの技術者の決して 著者の努力に脱帽するとともに、翻訳であることを忘れてしまうほど カスタマーレビューピックアップ 今年の8月末に日本でも導入されるLEXUSブランドの北米でのサクセスストーリーが語られています。 ドイツ車に占められていた高級車市場において、LS400(日本ではセルシオ)を始めとした高品質な製品と顧客満足度の高いサービス、そして在庫を最小限にすることによってディーラーに負担をかけないことを徹底することで、北米の高級車市場で成功していく様は読んでいて小気味よく感じました。 一方で、日本への導入は、今まで日本にはなかった高級車販売、カスタマーサービスを持ち込むといわれています。 全体は読みやすい構成になっています。日本人としても誇らしく思いながら読み進めることが出来ます。 カスタマーレビューピックアップ 小生は1996年から1999年の間、ニューヨークに駐在し、その際、LS400(Coachバージョン)のユーザーでした。従って、大変興味深くこの本を読みました。 もちろん日本人ですからレクサスがトヨタの車であることは承知していましたが、私の直感ではほとんどのアメリカ人はレクサスがトヨタの車であるとは認識していなかったのではないかと思います。滞在中、定期点検、バックミラーの破損、リコールなどで近くのディーラーに車を持ち込むことが何回かありましたが、そこでの応対は本書に書いてある通りで、とにかくサービスがしっかりしているという印象でした。ディーラーにはもちろん日本人の従業員などはいませんし、まったくアメリカの会社で日本を意識させる要素などありません。しかし本書を読むとトヨタのポリシーが隅々まで行き届いていたなと、いまさらながらトヨタのマネジメントに関心してしまいます。もともと住んでいたエリアが全米でも有数の富裕層が住んでいるコネチカット州のグリニッチという街で、客筋も最高の部類のエリアだと思いますが、朝、息子を中学校に送ると、「親父の車を誉められた」といって息子が自慢をしていました。富裕層にふさわしい存在感、ステータスをレクサスは持っていたことが、表立って「日本」を強調していない分、よけいに日本人として誇らしく感じていたものです。(私自身は富裕層とはかけ離れた存在でした、念のため) いよいよ日本でも「レクサス」ブランドがスターとするとのことですが、富裕層を対象としたマーケティングの先行事例として注目したいと思います。 カスタマーレビューピックアップ
今年8月から日本にも導入される「レクサス」ブランド。その立ち上げから現在の成功までの軌跡を克明に追ったのが本書です。 ビジネスウィーク誌記者の著作だけあって、ノンフィクションとしての完成度は高い書です。レクサスがなぜアメリカでこれほどの成功 先行するドイツ高級車ブランドに対し、レクサスブランドを高める為の「完全への飽くなき追求」には本当に頭が下がります。「プレミ 日本が世界市場で弱かったプレミアムブランドの構築に希望が持てる内容に、日本人として誇りを感じる一冊でした。 トヨタがGMを越える日 ―なぜアメリカ自動車産業は没落したのか THE END OF DETOROITカスタマーレビューピックアップ 原題は「the end of detroit」。 米ビッグ3の凋落の原因をさぐる書であり、述べられているのは彼らの自滅の過程。 原書のレビューでも書きましたが、現在の米自動車業界絵図の概説書として普通の出来。 邦訳版がこういうタイトルで出ているのを最近知りましたが、いかにもトヨタを中心に据えているかのようなタイトルは如何なものでしょうか? カスタマーレビューピックアップ いろいろな角度から段階的に描写されてい面白かった。 発売から半年たってやっと読み終えたが今の時点だったら ギリギリでまたタイムリーに読める。 現作は1年半前に発売されていたはずからもうそろそろ 賞味期限も切れる頃だろう。 残念なのは翻訳である。 誤字もあれば文章にもなっていない部分もある。 中盤過ぎから数章が急に読みやすくなったのは 翻訳者がかわっているからか。 序盤と終盤の不自然さは読みにくさを増幅している。 余力があれば現作を読む。 カスタマーレビューピックアップ 北米自動車業界の現在を知る最適な書。 幅広いインタビューで日米欧のカーメーカーの北米市場へのアプローチを比較している。 Big3の戦略やアプローチの悪さを日欧メーカーとの比較から分析・指摘し、もっとうまくやるべきだし、やれるはずだと論じている。 UAWの抱える問題への指摘や、日系自動車メーカー(訳者は移植工場と言っているが)は北米で多くの雇用を生み出し、アメリカ人にも高品質で魅力的商品を作れることを証明している点に言及している点など、勇気をもって業界に提言している。 現場の軽視や、CEOが頻繁に変わる経営スタイルなど、日米自動車産業比較から多くの提案がある。 日本が欧米メーカーの真似事をして多くの問題を抱えている現在、ここで主張されている視点はもっともで、日本企業にも役立つ示唆に溢れていると思う。 残念なのは翻訳である。全般的に万人向きに読みやすくしようと努めているのだろうが、業界で一般的な専門用語を独自に創作して翻訳にするのはやめて欲しい。 カスタマーレビューピックアップ ニューヨークタイムスのデトロイト詰め記者、ミシェリン・メイナード女史は、「THE END OF DETROIT(邦題:トヨタがGMを越える日)」との本を書き、その日本語版が早川書房より今年9月に刊行された。 メイナードは、この本の中で、デトロイトを中心としたアメリカの自動車会社が外国メーカーとの競争に敗れ、次第に衰退していく様を描いている。そして、2010年には、その象徴的な出来事として、トヨタがGMを抜いてナンバーワン・カンパニーになるであろうことを予言している。 彼女は、デトロイト没落の原因は自信過剰からきた「思い上がり」を指摘し、これに対して、トヨタ・ホンダ・日産・BMW・ヒュンダイなどの外国メーカーは、製造現場を重視し、販売現場の声を開発部門に素早く反映させる地道な努力の積み重ねの故に、強い競争力をもっていると結論付けている。 アメリカ自動車産業に関するこうした論評は、必ずしも目新しいものではない。80年代はじめに書かれた名著「覇者の驕り(THE RECKONING)」(D.ハルバースタム、1986年9月、日本では1987年)においても同様の結論を引き出している。ただし、ハルバースタムは必ずしも日本車=その代表メーカーとして取り上げた日産=が必ずしも覇者になるであろうとは結論付けていない。むしろ、日本車の後を追う韓国メーカーが、同じようなやり方で米国市場、世界市場を狙うであろうことを示唆している。 一方、1994年に米国でベストセラーになった「激突(COLLISION)」(M.ケラー著)によれば、世界の自動車業界は、トヨタ・GM・VWの激烈な競争の結果、GMが覇を唱えるであろうことを予測している。このなかで、ケラーは、経営管理の面でトヨタが大きく遅れをとり、労務管理の面で困難さを持つVWに比べ、経営全般にわたって改善の著しいGMに軍盃を上げている。 80年代のハルバースタム、90年代のマリアン・ケラーに続いてデトロイトと日本メーカーの帰趨を著した2000年代のメイナードの結論に対し、市場はどのような評価を下すだろうか? カスタマーレビューピックアップ
デトロイトが失ったシェアの多くはトヨタ、ホンダに行ってるのですから、本書も必然的に2社がいかに米市場に定着していったか、に多くの紙幅をあてています。詳らかに解説されているトヨタやホンダの企業文化や最近の人事トピックは米国の一般読者には興味深いかもしれませんが、日本人には目新しいものはあまりありません。 ビッグ3のシェアが落ちているのは「商品の競争力のなさ」その一言につきるわけで、マーケット把握・予測の甘さにはじまりクオリティの低さや、販売数かせぎのレンタカー屋への乱売など近視眼的セールス施策でリセールバリューを更に落とすなど、本書はビッグ3の「罪」が詳述されます。 今のビッグ3ラインナップ、商法からして、シェア低落はいわば必然の結果。何の不思議もない。だから本書の内容はある意味当たり前の事実の再確認を繰り返し繰り返し行っているだけなのでジャーナリスティックな意味で「非常に面白い」「興味深い」内容ではないと思います。もちろんトヨタの「カムリ」商法、ホンダの「オデッセイ」手法、ヒュンダイ、BMWの米マーケティグの実際などきちんとした調査・取材に基づいて書かれているので「米自動車マーケットの最新事情」を知りたい向きにはおすすめできます。 訴えてやる!大賞―本当にあった仰天裁判73 (ハヤカワ文庫NF)カスタマーレビューピックアップ 原題は"THE TRUE STELLA AWARDS"…邦題はちょっとした雑学系娯楽本のそれだが、中身は「訴訟社会アメリカ」の歪を検証し、正常な司法の場を取り返すための運動を訴えている実に真面目な本。 著者は、StellaAwards.comというサイトの運営者で、ステラとは米国で最も馬鹿げた民事訴訟として有名になった「マクドナルドのコーヒーを(自分で)こぼして火傷してマクドナルドを訴え、陪審が290万ドルもの損害賠償を認めた」という事件の主人公のおばあさんの名前だ。 米国にはこの手の噂がたくさんあるけれど、「本当の話」だけを厳選し、読者が告訴・判決の妥当性を検討できるように資料を整理しているのがこのサイトだとのこと。 とにかく、米国の訴訟コストがGDPに占める割合は、1980年の1.54%から現在2.33% 膨らんでいるという。GDPの2.33%が訴訟に消えるとは物凄いことで、通常の損害賠償(根拠を持って計算できる)の他に、精神的苦痛とか、懲罰的賠償金とか、根拠を示せ無いような数字を大企業にたたきつけて、一生楽して暮らせる大金をせしめようという輩が後を絶たない。 陪審員は、「大企業は余った金を持っているから」「自分のお金ではない」「もしかすると、自分ももらう側になる日が来るかもしれない」という理由で、これらの賠償金を簡単に認めてしまう、という害を抱えている。 しかし、社会的責任を名目にした「懲罰的賠償金」が訴えた個人の懐に入ることはおかしいし、数千人規模の集団訴訟などでは、弁護士だけが大金の弁護料を手にして原告一人一人には商品券程度しか渡らないなどの現実も有る。 そればかりか、「宝くじ」でも買うような気持ちで、(診断書の偽造などの) 嘘を付いても原告団に加わろうとする一般人もかなりの数に登る。 例えば「アスベスト集団訴訟」では、便乗した健康な人々までが保証金目当てに群がった為に被告企業が倒産してしまい、発病した人が本来の補償を受けられなくなってしまったなど。 そして、こうした過大な訴訟のコストが回りまわって、保険料の値上げや、商品価格の値上げ、医師の不足、企業の海外流出、本来迅速に取り上げられなければならないマトモな裁判の遅延など、米国に様々な損失を与えている。 ただで一生楽しようという一般人と、訴訟費用でボロ儲けしようという悪徳弁護士は増え続けているというわけだ。 注目しておきたいのは、陪審制度が悪用されていること。 「どうせ企業の金だ」「自分が貰える番が来るかも」と思っている陪審員が安易な判決を出しているのも問題だが、弁護士は、取り上げる問題に一番良い結果を出してくれる陪審員がいそうな州で訴訟を起こす、という自由まで持っている。 たとえば、日本企業トップのセクハラ事件なら、もっとも日本企業が嫌われている州に訴える。とか。 日本はチマチマした法律がたくさんあるので、米国ほど酷いことは起きにくい法体系だと思うが、陪審制度が正しく機能しない事がかなりの場合で起こることをこの本は報告しているわけで見過ごせない。 また、日本で小児科と産婦人科の医師が不足している原因に「訴訟リスクが高まっているから」という現実があるらしい。 重症の患者ほど死亡しやすいのは当たり前だが、患者の重症度と医師の「訴訟リスク」が連動するなら、緊急医療の現場で「たらいまわし」が起きるリスクもまた高まる。そして助かるものも助からないリスクが上がる。 避けたい悪循環だ。どうすればいい? カスタマーレビューピックアップ 1992年,当時79歳のステラ・リーベックは,マクドナルドで買ったコーヒーを自分の膝にこぼして,完治に2年を要する火傷を負った。ステラは,マクドナルドが「不当に危険」な商品を売ったとして損害賠償を求める訴えを提起した。陪審員は,ステラ自身の過失を20パーセント認めたが,懲罰的損害賠償も含め,290万ドルの支払をマクドナルドに命じた。 上記のマクドナルド訴訟は有名であるが,本質的に同じような馬鹿げた訴訟が数多くある。 例えば,シーザー・バーバー(56歳)。身長175センチ,体重122キロの彼がここまで太ったのは,週に4・5回,様々な全国チェーンのレストランでファストフードを食べた結果だという。バーバーは2回の心臓発作を起こし,糖尿病にかかりながらも,ファストフードの危険性に気付かなかった。レストランがバーバーにその危険性を説明しなかったのがいけないのだというのである。 アメリカでは商品の警告表示が不十分だったという理由で訴訟が提起されるので,馬鹿げた警告表示が少なくないという。 例えば,「注意:燃える恐れがあります」――暖炉用の薪 こうした馬鹿げた訴訟は,単に関係者の失笑を買うだけの罪のないものではない。 大企業が「被害者」に支払う賠償金は,その分だけ商品の価格に跳ね返る。保険から賠償金が支払われるとしても,馬鹿な訴訟の頻発(及び非常識な金額の支払命令)は保険料の高騰を招き,それは結局価格転嫁によって各消費者の負担となるのである。 一笑いした後は,損害賠償訴訟の持つ本質的な問題点(馬鹿も馬鹿げた訴えを提起できるということ)について真剣に考えさせられる,優れた本である。 カスタマーレビューピックアップ 熱いコーヒーを(どう考えても自己責任で)膝にこぼし、大やけどを負ったとしてマクドナルドを訴えたステラおばあちゃんにちなんで、本当にあった仰天裁判を紹介している。なんともはちゃめちゃな屁理屈で、数多くの人々が簡単に訴訟を起こしていることがわかる。 そこに群がるのは弁護士であり、一攫千金を狙う被害者集団でもある。一見まるで無関係と思われる人や企業を相手どって民事訴訟を起こす人々の心の中には「むしれるところからむしり取ろう。ダメもとなんだし」という意識が見え見えだ。 もちろん本書は仰天裁判をあげつらって笑っておしまい、という意図のもとに書かれたわけではない。こんな下らない、バカげた裁判に費やされる時間と公金、判決が下ったあとに原告に支払われる賠償金はまわりまわって普通の国民にはね返ってくる。医師は訴えられたときのために不必要な検査や治療をし、企業は訴訟にそなえて保険をかけて商品を値上げする。そして本当に裁判が必要とされる事例を滞らせて混乱させていることも大きな問題だ。 アメリカに「自己責任」という言葉はないのか?被害者意識を正義にすりかえてふりかざすことに何も感じないのか?誰もが簡単に訴訟を起こせるということは、ひるがえればいつどこで自分が訴えられるかわからないということなのだ。 嘘でしょう?と訴訟例を笑いつつもアメリカが抱える大きな問題を考えることができる。 カスタマーレビューピックアップ
【飛行機に乗ったときに隣の席が大男で非常に窮屈な目にあった】 【ファーストフードを食べ過ぎて肥満と病気になってしまった】 【健康の為にアドバイスに従うように医者に“やさしく”言われたがそれを守らず病気になってしまった】 【自分の服用している薬に副作用があることが明らかになり死亡例も報告されたのだが、自分自身に副作用はなかった】 【車を運転していると、道路を横断しようとする人がいたので停止して道を譲ったところ、自分の車が死角になりその歩行者は他の車に轢かれてしまった】 普通の日本人の感覚なら訴訟を起こすなんていうことは考えないだろう。しかし、アメリカ人は訴える。航空会社を、ファーストフード店を、アドバイスを“強制”しなかった医師を、薬を処方した医師を、親切な運転手を。さすが、訴訟大国アメリカである。中にはその影響を考えると笑えない事例もあるが、おバカな訴訟が満載である。しかも裁判所に受理されて裁判にまで至っている。訴えられた方はたまらない。 著者はアメリカにおいて「訴訟」は一つの産業だと述べているが、73の事例を読めば頷くしかない。訴訟自体が、ある人やある団体のある目的(金銭や売名)のためのビジネスになっているのは明らかである。国民性の違いもあるためか日本はここまでなっていないので、対岸の火事ということで笑っていられるが、いつか日本もこんな風になってしまうのかと考えると若干不安になる。 それにしても、こういうおバカな訴訟を調べて賞を与えてしまうユーモアはさすがアメリカ人である。 笑える本だが、問題の抱える深刻さと著者のかなり真面目な姿勢を考えると笑って申し訳なくも思ってしまう。 脱・市場シェア主義 (HBSP)カスタマーレビューピックアップ
脱・市場シェア主義は、成熟市場と呼ばれる業界に身を置く者の視点からは非常にためになった。一方で、コンセプトを学ぶには十分な内容ではあるものの、市場シェアを追うべき局面、逆に本書の通り市場シェアを追うのをやめて高利益を保つべき局面を判断する材料・ツールについてのアドバイスがもうちょっとあれば良いかと思った。 多くの場合、市場は目に見えているようで、実は目に見えていないところに存在することも多い。また細分化すればいくらでも「市場」は見つかるだろうし、大きな意味では現代において成熟していない市場を攻めるには、ある程度の規模の企業には無理なのかもしれない。(イノベーションのジレンマ) そもそも著者はそういうことを分かった上で、指標を市場シェアから来る数字ではなく、利益(マージン)で考えるべき、その為にはシェアを落とすことも許容できるべき、という主張をしているのかもしれない。 最強企業が最強であり続けるための組織デザインカスタマーレビューピックアップ
ベンチャー企業から、伝統的大企業まで、好業績を上げられるよう組織を刷新するための実践的なやり方を学ぶことのできる実践的な書物である。 CEO、CFO、エグゼクティブ、マネジャー。企業組織の在り方が自分の業績の責任に影響を及ぼされる、あるいは、組織のぱ成果に責任のある人には、一読の価値がある。心ある人は、ここに記されている方法を自らの組織にも適用したいと感じるはずだ。 ここに解説されている診断のための問いかけに答えることで、自らの組織が、どの類型に属するのかを知る。それが不健全な組織類型であれば、同じタイプの不健全な組織がどのように刷新を図ったかという先達の事例を読む。 読む人を惑わせることなく、刷新の成果が得られると思う。すぐに実行に移せることが記されている。これまでの上意下達的な、組織論本とは一線を画する。 実践に有用な構成、明快な表現、的確な事例に富む有用な書物だと思う。 お金を働かせる10の法則カスタマーレビューピックアップ 『ウオール街のランダムウオーカー』を読んだことがなかったので、 とても勉強になりました。 初心者向けなのかも知れませんが、 それでも少し難しく感じる人はいるでしょう。 アメリカ用の内容であるため、 日本用にアレンジしていれば、 もっと高評価につながったような気がします。 ランダムウオーク理論を知らないまま株式投資をしている人は、 考え方が変わるかもしれません。 p150「現実に確立の法則が働いており、 驚くべきサクセス・ストーリーはそれによって説明できる」 と書かれている部分は、特に興味深く読ませていただきました。 「専門家を信じてはいけない」と著者は言っていますが、 では、著者自身の主張については・・・ その辺のことも含め、投資は自己判断ですね!! カスタマーレビューピックアップ 「ウオール街のランダム・ウォーカー」を読む前に本書を 読みましたが、結果的には基本や本質を押さえるにはこれで 十分ではと思わせてくれるものでした。一般的に考えると、 エッセンス本を読み、それから興味を持ってさらに関連本を 読むと本質の理解が深まりそうな錯覚に捕らわれますが、投 資に関しては、必ずしもその考え方が当てはまらないことに 気が付かせてくれるのも、本書の大きな特徴です。 書かれている内容は、ごく一般的で投資の王道のようなこ とので、(読みやすいために)うっかりすると「こんなの全て 知ってるよ」ということになるかもしれませんが、本当に自 分の投資スタイルが、効率的であるかどうかを改めてチェッ クする良い機会として利用することも可能です。 残念な点は、もっぱらアメリカの税制を利用する方法しか、 紹介されていないことですが、それを個人型401Kに読み替え て対応することは十分に利用可能なはずです。加えて、投資 というものをただ単にハッピーリタイアメントを迎える為の 資産形成としてしか紹介されていない点です。企業や地域を 応援するという、投資の考えなどは、別のことろで学ぶ必要 があるという点です。 それにしても本書は、何度も「ドキッ」とさせてくれる価 値のある良い本だと思います。なかなかのおすすめです。 カスタマーレビューピックアップ 「ウオール街のランダムウオーカー」はぶ厚い本で,完読されていない方がほとんどと思います. 同じ著者が,初心者向けにコンパクトに投資の原則ををまとめた本で,いわゆるアンチョコ本でお勧めです. カスタマーレビューピックアップ 「ランダム・ウォーカー」を読んだ人は読む必要なし。 教授の基本的な持論、効率的市場仮説論が炸裂。 現金、債券、不動産投信、株式の比率を考えつつ、株式はインデックスファンドを買っておけばそれでよろしいとなると、「中長期なら、それはそうでしょうね」という感想になります。 楽しみとしての株式投資ではなくて、中長期的な資産運用ということであれば、これで大きな誤りはないでしょう。 しかし、個別銘柄への投資(当然、銘柄の分散やポジジョン管理はしつかり行うとして)についてまったくふれていないので面白みは薄く、「あー、そうですか」状態・・・。 無論、悪い本、おかしな本ではありませんけど。 アメリカの税制云々の内容は日本ではほとんど意味がないですが、わざわざ税金を取られるようなことはしない方が有利であるというのは、そうだとは思います。 カスタマーレビューピックアップ
「ウォール街のランダム・ウォーカー・・・」と同じ著者による要約・簡易版です。 本も薄く読み やすいので初心者の方にお奨めです。 会議なんてやめちまえ!-ひとつの会議も開かずに仕事を進める方法カスタマーレビューピックアップ 私は会議を如何に効率良く実行するかについてビジネス書で勉強中です.会議の否定的な書籍にも興味があって,なぜ会議なしで仕事ができるのか?本書で学ぼうと考えました.でも内容を読んで,落胆しました.一応最後まで読みましたが,かなり内容を理解するのが苦痛でした.(否定的な先入観を持っていたからかもしれません) マンツーマンでの情報共有,指示が有効であることは十分理解できます.しかし,本書で取り上げている会議はまったく生産性のない,リーダーシップを取るひとが存在しない失敗する会議ばかりを取り上げて、会議をやるべきでないと説いています。そういうたぐいの会議は当然排除すべきですが、それはやらないんではなく、生産性をいかにあげるかに力を注ぐべきと思います。 さらに、例外として、有効な会議の種類をいくつか延べ、最後にどうしても避けられない場合の会議の効率の良いやり方を説く。正直に言って、本書のフレームワークが全く理解できませんでした。目次を読むと、およその言いたい内容がつかめますが、本書では最終的に何をメインに言いたかったのか理解しがたいです。というわけで初めてレビューに星ひとつとしました。普段の生産性のない会議に嫌気がしている方は、大橋さんの「すごい会議」を読んで欲しいです。効率の良い会議とは何なのかを教えてくれます。 カスタマーレビューピックアップ 出版から6年。全然、話題にもベストセラーにもなったようすはないが、これはリーダーシップ本の名著。 一時期、会議本を読み漁ったが、その中では「会議が絶対うまくいく方」、「すごい会議」がよかった。 この本はタイトルだけ見ると会議本だと勘違いされると思うが、中身はリーダシップの本である。しかも上質なリーダーシップ論だ。 著者は不毛な会議より、リーダーシップによる的確な状況判断と組織運営を説いている。 お勧めです。 今ではマーケットプレイスで105円。 カスタマーレビューピックアップ 会議を開かずに、組織を、業務を、社員を、最適にマネジメントする方法を書いた名著と言える。 重視されるのは、マン・ツー・マンのコミュニケーション。 ある意味、究極のコーチングと言えるかも知れない。 プロジェクトマネジメント、情報共有、人材育成のテキストとしても優れている。 いろいろと実践してみる価値のある手法が満載。 強くオススメします。 最後には、他人が開く会議を避ける方法、どうしても開かなければならない場合の会議の方法までついて、お得! カスタマーレビューピックアップ 刺激的なタイトルとふざけた表紙の本ですが、内容はいたってまじめ。 人の時間を会議で奪い取って平気でいる上司に読ませたい。 会議本のようですが、時間を大切にする本でもあります。 最後の章に、どうしても会議を開かねばならないときの心得も載っておりこれも参考なります。 タイトルで敬遠せず読んでみてもよいかもです。 とにかく他人の時間を大事にしよう。 カスタマーレビューピックアップ
最近はやりの会議本を何冊か読んできましたが、この1冊もお奨めの1冊です。 タイトルどおり会議をやめてしまう、会議無しですませるためのノウハウが紹介されています。冒頭の会議がいかにつまらないものか、不必要なものか論じられていますが、結構なるほどと思えて楽しいです。会議をいかに成果をあげるためのものにするかという点で他の会議本は展開されているのに対し、そもそも成果のあがりにくい会議にこだわること、呪縛から離れて、リーダーシップを活用すれば会議そのものが不必要になると説いています。 何のために会議を開くのか、会議を開く前に考えよう。ホントに会議を開くことが一番良い方法なの?他の方法論を考えずに「とりあえず会議を開いておこうか」で今まで会議を開いてきたか考えさせられます。 意見集約する、良いアイデアを出す、合意を得る、決定するための一番良い方法は会議である、なんてことはないよ、それは呪縛じゃないのと強く思わされます。 ウォートン流シナリオプランニングカスタマーレビューピックアップ
シナリオプランニングが、「なぜ必要なのか?」、そのためには「何をすればよいのか?」、じゃあ「その手順は?」という3つの疑問に順を追ってこたえてくれる非常によい本です。理論先行の類書が多い中、事例を使ったやさしい解説などを多用し、実務に近い目線で理解を深める工夫がされており、参考になるところが多いのではないかと、、、。 本書の中でも触れられていますが、シナリオプランニングを、未来の予測ツールとしてとらえるのではなく、そのシナリオを編むことで未来を「経験する」ことが大切なこと。本書には、そのためのノウハウがぎっしりと詰まっています。 シナリオプランニングについて学ぶことは、不確実性のレベルが上昇してきている今だからこそ多くの人に必要なこと。一読の価値ありです。 |
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