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Amazon人気商品ランキング/野家 啓一psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:70/総ページ数:7 最終更新日:2008/12/04 パラダイムとは何か クーンの科学史革命 (講談社学術文庫 1879) (講談社学術文庫)
特価:¥ 1,155(税込) 発売日:2008-06-10 売上ランキング:Bookで47701位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 本書は、「『科学』の成立時点および『科学史・科学哲学』という学問の形成過程にまで筆を遡らせ、 そこからクーンに至る道のりをたどり直す」、そして、「クーンの主張を科学史・科学哲学とは無縁の 一般読者に理解していただくために、クーンを『〈科学〉殺人事件』の嫌疑をかけられた被告に見立てる という劇的プロットを叙述全体を貫く筋として設定することを試みた」一冊である。 この「科学」の殺人者をめぐる刑事法廷の寓意がうまく作用しているかどうか、に関しては あえて論評を避けるが、この手の本としては難解な語彙・ジャーゴンの使用もかなり抑えられており、 そしてまた、クーンへの無批判な礼賛に堕することもなく、氏のパラダイム論を非常に巧みに正確に 解説した書であることには違いない。 ポパーとの対比などはベタではあるが極めて鮮やかなものだし、カントとの類似の指摘については 個人的にはまさに目から鱗が落ちるような感を得たところ。 そして同時に、科学哲学などの入門書としても有用。 「クーンがもたらしたのは、既成の科学像の破壊であると同時に新たな科学像の創造であった」との 結論はお見事、クーンのテクストともども、広く読まれて然るべき一冊。 カスタマーレビューピックアップ 考えてみると、新科学哲学派全体を論じた著作はあっても、トマス・クーンひとりの思想とその有為転変を徹底的に掘り下げて紹介した本って案外他に見当たらないかもしれない。クーンの著作とそれが引き起こした論争の全体像を把握する最良の一冊。 クーンの科学革命論のもつ学史的意義が、ガリレオ研究のコイレや17世紀科学革命概念の提唱者バターフィールド、論理実証主義のライヘンバッハや反証主義のポパーといった科学史・科学哲学の先立つ伝統との関係から明らかにされ、また「クーン以後」の科学社会学への影響までをきちんと論じてくれるおかげで、クーンを決定的な分水嶺とする科学論史の大きな流れも見えてきます。 しかし、野家氏が科学社会学に詳しくないことと、クーン自身が科学社会学の「ストロングプログラム」を評価していないこと(本書ではその点が特に強調されて紹介されている)により、本書を読むひとは誰もが科学社会学の現代の動向を敬遠してしまう恐れがあるかもしれないなあ。実際、かく言う僕自身、哲学科の学部生だった頃、野家氏に限らず村上陽一郎氏の著作などの情報から科学社会学のストロングプログラムを「なにやら馬鹿げたもの」という風にしか思わず、直接読む労をとりませんでしたからね。 そう考えると、現在のように自分が科学社会学の勉強をするようになることは、社会理論の勉強を志して社会学の大学院に行ったことにより社会学的な物の見方を心髄まで叩き込まれることがなかったならば、つまり最初から科学論の研究を志していたのだとしたら、かなり可能性が低かったのかもしれない・・・。 カスタマーレビューピックアップ
「現代思想の冒険者たち」シリーズの文庫化。 科学哲学者、トマス・クーンの思想の教科書的解説。 この本を読むと、「パラダイム」という概念がいかに誤解にさらされてきたか、そして現在使われている「パラダイム」という語の用いられ方が概念の拡大解釈にもとづいていることが分かる。 クーンにとってパラダイムとは「ある特定の学問領域において典型例=モデルとなる研究のあり方」であって、いわゆる「ものの見方、とらえ方一般」というようなものではない。 ある分野においてパラダイムの変更=科学革命が起こると、その後しばらくはモデルに則ったルーチンワーク的な通常研究が続くことになる。 そしてクーンは、科学の本質をそのような通常研究の累積にあると見ていた。 華々しいパラダイムの変更はむしろ科学における「異常事態」でしかなく、通常研究が蓄積されていく「地味」な期間の方が科学にとっては本来的なあり方なのである。 結果クーンは、旧来の科学史家からは「科学の真理性を科学者の集団心理に還元したアナーキスト」とみなされ、クーン以降に登場してくるラディカルな相対主義者からは「旧来の科学真理主義になおも固執する保守主義者」とみなされてしまった。 確かに、クーンの主張はややもすると中途半端な印象を与える。 彼によれば、異なるパラダイム同士は「どちらがより真実に近似しているか」といった共通の尺度を持ちえず、それどころか両者には通約不可能性=コミュニケーション不全が生じるという。 そうしながらも一方では、例えばファイヤーベントの「知のアナーキズム」のように、特定のパラダイムに基づかざるを得ない科学は結局のところ「神話」の一種にすぎず、知というものは徹底的に相対的であると主張するような立場を厳しく批判している。 科学実証主義のような極端な真理実在主義は採らないけれど、知そのものの否定にもなりかねない相対主義もまた退けるのである。 だが、やはり私にはファイヤーベントのようなラディカリズムに魅力を感じてしまう。クーンの思想には「健全なバランス感覚」というものが備わっているが、「哲学」に必要なのはそうした穏健さではないだろう。クーンの常識人ぶりはどこかカントに似ている。偉大ではあるが、物足りないのだ。 物語の哲学 (岩波現代文庫)カスタマーレビューピックアップ
著者の専門は科学哲学を中心に分析哲学や大陸系の現象学など広範囲である。哲学においても物語り行為は重要な役割を担う。かのカントの純理にしろ、フッセルのヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学にしろ、ハイデガーの名著存在と時間にしろ、著者が自ら訳し親炙したローティの哲学と自然の鏡にしろ、哲学書の論理的展開を支える強力な物語的構成力なくしては古典的な著作たりえない。たとえばアインシュタインの特殊相対性理論のシンプルな公式表現ですら、物語的ですらある。 そこで著者第1章を「人間は物語る動物」である、と始める。本書は単著で刊行されたさいには柳田國男と歴史の発見という副題が付けられていたが、著者の意図は物語論一般にあり、現代文庫版では削除されている。つまり、原初的な口承文学を含めて歴史叙述との類似性などを精緻に分析、理論化することが目的である。したがって、所謂文学理論的な著作とは異なり、哲学的あるいはメタ理論的な概念を敷衍して議論を展開している。理論的な流れの中で注目に値するのは、リチャード・ローティが集大成した20世紀前半の哲学革命言語論的転回が、実は歴史学においても1990年代に波及したという指摘を踏まえて、前版を補正してなったのが本版だという。物語理論は、なにも文学が独占する領域ではない。哲学的視点による知の総合理論としての物語論と読むべき著作の誕生である。 哲学の歴史〈10〉危機の時代の哲学―20世紀1カスタマーレビューピックアップ
翻訳ではなく日本人執筆者だけで書かれた哲学史で、本書は20世紀前半を席巻し、その後20世紀から今世紀にも影響を与え続ける大陸系の哲学の台頭と興隆をダイナミックに描き出していて壮観である。主として現象学派の誕生を準備するブレンターノからフッサール、ハイデガーで基盤を固めてから影響を受けているマルキシズム哲学者を含めてフランクフルト学派までを納める。総論の野家啓一氏の概略は読みやすい現代の美文で、一読の価値あり。哲学史の文章という枠を超えた名文。他の執筆者の文章も判りやすい。哲学者ごとに執筆者が交代しているが、繋がりがよく、好編集である。哲学を導き出したヴァールブルク文庫を松枝到が紹介するなど、新カント学派カッシーラの著作が誕生する背後関係をコラムで読ませるなど、実に立体的な編集で、判りやすい。関連文献の指示や解説などビジュアル性を重視しつつも要を得た文章で、近年の哲学ブームの集大成でもある。書誌、索引、年表、キーワード解説など至れり尽くせりの配慮がなされている。多くの読者が手にすることを願う。6千部程度の出版で、増刷がない模様で、入手が難しくなる可能性が高い。 増補 科学の解釈学 (ちくま学芸文庫)カスタマーレビューピックアップ クーンのパラダイム論に代表される「新科学哲学」が提起した一連の哲学的テーゼ――「観察の理論負荷性」「通約不可能性」など――に対するさまざまな誤解を解き、ときに提唱者自身の勇み足をも指摘する。とことんあらゆる角度から新科学哲学を検討しなおした労作。 パラダイム論の哲学的意義をこれほどまでに徹底的に掘り下げて論じた著作は他に見たことがありません。新科学哲学といえば村上陽一郎氏の著作ですが、哲学的深度という点では野家啓一氏のほうが数段上かと。村上氏より数段むずかしく感じられますが。 本書を読んで、それまでパラダイム概念のことをぼんやりと認識枠組みのようなもので、あるいは研究の見本例のようなもので…と実にあいまいに理解して済ませていた自分を反省しました。徹底的に考察すればそんなあいまいな理解でいいはずがなかったんですね。ごめんなさい。救いはクーン自身だって超あいまいに考えていたってことでしょうか。 新科学哲学に対するクワインの、ひいてはプラグマティズムの、侮りがたい重要性の指摘も蒙を啓かれました。ウィトゲンシュタインのアスペクト知覚の問題からまさか構造主義言語学のヤーコブソンにまで話がつながってしまうとは全く恐れ入りました。「風景が一変する」に近いくらいの読書体験であったかと思います。 科学を数ある物語のうちのひとつの形式として相対化するという現在着々と進行中の(はずの)野家氏のプログラムの一端が本書で伺えますが、まだ本書ではその「物語」の性格の分析は具体化されていないなあという印象でした。 カスタマーレビューピックアップ
93年出版されたものに「現代科学論とサイエンス・ウォーズ」「プラグマティズムの帰結」 「ウィトゲンシュタインの衝撃」の三論文を増補したもの。 感覚与件に基礎付けを求める「自然主義」、一方それを歴史的物語として相対的に見る双方の 流れについて、論理実証主義、批判的合理主義或いはハンソン、クーン、ハーバーマスらにふ れながら見通しよく整理している。 増補の論文でクリプキの本質主義(著者はこれを結局は「科学的実在論」と批判するが)クワ インの全体論、パトナムやローティら、「知の欺瞞」をきっかけとするサイエンス・ウォー ズ、ウィトゲンシュタインのアスペクト論なども検討している。 著者の立場は(タイトルからもほぼ推察がつくように)素朴な科学的実在論では勿論なく、自 然をテキストとした「解釈学」や「生成の無根拠性」を主張している。 ひととおりの議論をへたうえで、なお形而上学をどうとらえるかなど興味はつきない。 科学について漠然と「事実の観察に基づいて一歩一歩進歩している」と信じている人は、本書 を是非よまれたい。 名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題カスタマーレビューピックアップ
議論は簡潔、わかりやすい。しかし意味するところは大きい。 もともとは講義録。 「指示の因果説」 「可能世界」 「アプリオリ/アポステリオリと必然的/必然の区別」 これらについてシンプルに展開されている。 クリプキ自身は物理主義的だと言われるが、本書での議論は理論でなく デッサンだとクリプキ自身もいっている。 現代思想の源流―マルクス・ニーチェ・フロイト・フッサール (現代思想の冒険者たちSelect)
特価:¥ 1,575(税込) 発売日:2003-06 売上ランキング:Bookで159764位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 「これらの思想家は、現在どのような意味を持つか?どのように生きているか?」 本著は異なる4人の思想家をあげているが、すべてに通じる根底の問いは、こうではないかと思う。 およそ19世紀から20世紀初頭に現れた思想が源泉となって、今にまで脈々と続いている。 特にマルクスの今日的意味や、ニーチェの読み換えの部分は、現在の視点から見ていて興味深い。 過去の化石を紐解くのではなく、現代に続く流動性のある思想を扱っている。 哲学は初心者だったが、十分に楽しめた。読み応えあり。 カスタマーレビューピックアップ
ぜひ、手元においてじっくり愉しみたい本です。こちらの本から次の読書への広がりがあると思います。だって、ニーチェの『この人を見よ』を買ってしまいましたもの。 歴史を哲学する (双書哲学塾)カスタマーレビューピックアップ 本書は、近年よく議論の俎上にのぼる「歴史の物語り論」を斯界の第一人者が解説したもの。記述はどこまでも平明で、読者は読み進める内に問題の核心に触れることになる。また、各所で適切な文献の紹介がなされており、今後、各自の考えを深めていくのに役に立つ。 本書によって読者は、具体的な事象を扱った歴史書が、いかなる事柄をその前提としているのか、手軽に知ることが出来る。小さいながらも掛け値なしの名著である。 カスタマーレビューピックアップ
分析哲学および現象学を自身の思考のバックグラウンドとしつつ、「物語りとしての歴史」という新たな視点からの歴史哲学(歴史の認識論)を構想する野家氏による一書。といっても、この双書シリーズは何年かまえにおなじく岩波書店から出版された『新・哲学講義』所収の「七日間の連続講義」をもとに加筆修正したもので(この書にかぎっていえば、「盛岡冷麺」をめぐる記述の変更がマニアからすればひとつの重要な変更点となっている)、前著を既読であればあらためて買う必要もないかもしれないが、未読であれば、前著の廉価版としてこれを買い求めるのもよいかもしれない。 「七日間の集中講義」という想定のもとに書かれているので、口語調のやさしい文体ではあるが、しっかりとした議論が展開されており、これから野家歴史哲学の門を叩こうとする初学者にはうってつけであろう。ただ、講義の最中にふれられる文献が巻末にまとめて掲載されていないのが玉に瑕。 コンサイス20世紀思想事典
特価:¥ 5,040(税込) 発売日:1997-10 売上ランキング:Bookで227511位 Book / 通常24時間以内に発送 西洋思想のあゆみ―ロゴスの諸相 (有斐閣Sシリーズ)時間と空間 (叢書・ウニベルシタス)カスタマーレビューピックアップ
計測的空間に対する生理学的空間 幾何学の心理学と幾何学の自然的発達 自然研究の立場から見た空間と幾何学 計測的時間に対する生理学的時間 時間と空間 時間・空間に関する一考察 を搭載している。 マッハに関しては、広松渉、伏見康治、広重徹という大御所が論文を書いているので併せて読むとよい。 |
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