定価:¥ 588(税込)
特価:¥ 588(税込)
中古品¥190 より
発売日:1978-01
売上ランキング:Bookで808位
ユーザー評価:![]()
Book / 通常24時間以内に発送
MenuSpecial Links |
Amazon人気商品ランキング/福沢 諭吉psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:526/総ページ数:53 最終更新日:2008/10/08 学問のすすめ (岩波文庫)カスタマーレビューピックアップ 読書の目的: 小林秀雄著「考えるヒント」などにたびたび出てくる"福沢諭吉"。至近で、日本円の札面を一新したときも、変わらず肖像であり続けた"福沢諭吉"、その実像に迫りたかった。 読後感、感想: 檄文。震えました。しかし、まだ消化し切れていない。 意訳された文章ではなく、原文で読んでほしい言です。文章の意味だけではなく、語感、語調、行間を含め、文章全体から発せられるメッセージを、体全体で感じてほしい。 自分が日本人であると、改めて体感したことがある人は、是非、読んでみてください。逆に、自分が日本人であると、改めて体感したことがない方は、あまり、ピンとこないかもしれません。(感覚的なコメントですみませんが...) カスタマーレビューピックアップ 今から100年以上も前に、これだけ幅広い見識を持っていた日本人はそういなかったでしょう。文句なしに読む価値のある本です。最近、就活で経営者の話を聞く機会が度々ありますが、福沢諭吉の影響を受けている方が多いように思います。 カスタマーレビューピックアップ 福沢諭吉が生きていた頃は明治維新のまっただ中で、欧米に追いつこうとするために身分に関係なく学問を重視してこの国を強くしようとした時代です。福沢諭吉の父が漢学者で学があったにもかかわらず重用されなかったことのコンプレックスの反映が見られます。明治維新のおかげで地方は江戸時代よりも貧しくなりました。また学問を一生懸命しても、生まれつきの能力には差があります。身分による差は無くなっても、富による差が大きくなり、欧米ですでに起こっていた階級闘争にまだ福沢諭吉は気づかなかったようですし、立派な人とは学問ができる人ではないです。国のために命を賭けろといっているところを見ると国民よりも国家を重視しているのが見えます。(蜂や蟻の世界のように) また強い者だけが残り弱い者を切り捨てていくことで、国家が発展すればいいと考えるなら良い著書です。一万円札になったのも政府の考えに合っているからでしょう。 カスタマーレビューピックアップ 個人主義の鼓吹や、基本的人権の尊重、法の下の平等、公共の福祉に反しない限りでの個人の自由の尊重など、当時まだ大日本帝国憲法が発布されるかされないかという時期において、既に日本国憲法の精神を先取りしてしまっている福沢諭吉の知性と教養には感嘆せざるを得ません。また、文体も簡潔明瞭、平明達意。一般人には到底理解することのできない多くの啓蒙書が発行されていた当時において、庶民への配慮に最大限心がけ、彼らを巻き込みながら日本の近代化を果たそうとする彼のスタンスにも素直に好感を覚えました。現代人の我々にとっても学ぶべきもの多き名著だと思います。 カスタマーレビューピックアップ
まず出だしの一編について、私は「金持ち(偉い人)になりたかったら勉強しなさい」というメッセージだと捕らえた。書名からは「勉強しなさい!」と説教じみたことが書かれているのかと思ったが、違った。最初の1ページから楽しい裏切りがあった。また、孔子の言葉を引用して、「こんなことを言うのは愚者である」など、ばっさりと切り捨てるところもあり、一級のエンタテインメントとしても読める。このいい意味での裏切りは痛快である。 後半は、“こうあるべき”という論調になっていくのだが、導入部で本書に引き込まれてしまうので、“説教じみた”話もすんなりと受け入れることができた。現代のビジネス書では、“こうあるべき”を本当に説教として書かれているものが多く、そのような本は自分が叱られているような気がして読んでいてつらい。「学問のすゝめ」は、読み手が自然に読み進められるように気を使っているようだ。そのためか、文章も平易に書かれている(平易に書いていると著者は記している)。 平易とはいえ現代人には読みづらいのだが、読めなくはない。「昔の本だからなあ」と敬遠していた人も、本書であれば読みすすめられると思う。チャレンジする甲斐があるビジネス書の原典だと思う。 学問のすすめ (まんがで読破)
特価:¥ 580(税込) 発売日:2008-03 売上ランキング:Bookで3814位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ この文庫本を本屋で見、買わなかったら? 福沢諭吉という人物、そして彼が書いたベストセラー『学問のすすめ』を 知らないでいたかもしれない。 今の時代において 見失っているなにものかを短時間に知ることができる。 まんがの威力はすごい。壱万円札から登場する福沢諭吉。面白い。 明治維新、その後の時代を 引っ張っていった男、福沢諭吉のお話しが とにかくわかる。 神は時代に生きる人を選ぶ。選民としての福沢諭吉。 彼の 主張も入門編として納得すれば よくぞわかりやすく伝えてくれたと感謝。 ここから、福沢諭吉とその時代、その後の時代をかんがえるチャンスを与えられたのだ。 出版元 イースト・プレスの試みは成功するのだろうか。これも楽しみ。 カスタマーレビューピックアップ 148ページ〜186ページ までは「学問のすすめ」のことが書かれています。 約40ページです。 147ページまでは、生い立ちから始まり、蘭学を始めたことや江戸になぜ出てきたのかが書かれています。 正直に言うと、学問のすすめのページはいわゆる自己啓発系の内容で「勉強しましょう」「体を鍛えましょう」といった内容です。 おじいちゃんの話を聞いている感じがしました。 それよりも147ページまでの方が、断然おもしろく、愉快に読め、理解もしやすかったです。 お札になっている人のことがよく分かりました。 カスタマーレビューピックアップ 原書の「学問のススメ」を読んでたもので、絵付き(漫画版)のこっちはどんなもんかと思い購入。独立自尊という項目にしぼってわかりやすく書いてありました。ついでに諭吉の略歴も知れてお得でした。「学問のススメ」を書いたスゴい人(後、一万円の人)だとは知っていましたが、具体的に何をしてきた人かは全然知りませんでしたので。「学問のススメ」にいたる諭吉の生きていく知恵や反骨精神を知れた一冊でした。生きることは学びつづけること。日々向上心を持って生きなきゃなと思いました。それにしても幕末の動乱の中、諭吉は随分とPOPに一生懸命生きていたんだなぁと感心しました。 カスタマーレビューピックアップ
「学問のすすめ」というので買ったのですが読んでみてビックリ。 福沢諭吉の伝記であって「学問のすすめ」ではありません。 巻末に申し訳程度に「学問のすすめ」の内容が書いてあるだけです。 この手の本にありがちな下手なマンガではなく 好感が持てる上手い絵だっただけに残念ですね。 新訂 福翁自伝 (岩波文庫)カスタマーレビューピックアップ いわずとしれた福沢諭吉翁の自伝。大学時代には何かこう敬遠して読めなかったが、社会人生活も長くなりふと手に取ったところ、ようやく完読を実現し、「宿題」を終えたような気分。それにしても、このからっとした爽やな読後感はどうだ。この一書から学ぶべき第一は、何物にも囚われない自主自立の精神の大切さであろう。私も幕末から明治時代に生まれて、彼のように自由に生きたかった。 カスタマーレビューピックアップ 若い人には是非読んでもらいたい。一つの人生で二つの時代を生きた「良識の大家」福沢諭吉の精神の平衡力に脱帽。内容が痛快、読んでいて素直に楽しい本でもあります。一万円札になった理由は・・・本人が知ったら悲しみますよね。" カスタマーレビューピックアップ 50歳になって初めて読んでいては悔しいばかりなのですが、それでもとても役に立ちました。理屈っぽいところもありますが、応酬話法の基本を感じさせてくれる喋り方は面白かったです。大変な時期に重要な助言を与え続けてきた立場の人なのですが、とても身近な印象を抱かせる普通のお酒大好きオジサンだったのが判りました。小学生高学年からでも読んでもらいたい本ですね。私の頃には野口英世やエジソンでしたけれどねぇ。誰もこの本を薦めてくれなかったような気もしますが・・。 カスタマーレビューピックアップ なにやら学園物を読んでいるようにも見える自伝であるが、古典・一次史料本としても貴重 な本。著者の適塾時代は、将に現代の学園物とも見えるし、漫画家手塚治虫のご先祖である 手塚良庵の間抜けなエピソードは、まず本書と同時に手塚治虫の「陽だまりの樹」も読んで 頂くとなおおもしろい! 只の青春期だけではなく、幕末の機危機の時代に幕臣達がどう対応したのか?福沢の冷めた 目で見た幕府キャリア達が右往左往する様と、それを横目で「我関知せず」を貫き、時代の 傍観者の目で眺めた福沢の門閥に対する皮肉な視点。そして当時の攘夷派に対する毒舌など 次の時代の主は俺たち洋学者という自負(ある意味ゴーマニズムに通じるが)が見れる。 自分が一番笑ったのが、咸臨丸で日本に帰還するときに、アメリカの娘さんとツーショット の写真を撮っておいてそれを仲間に秘密にしておいて、後に全員に自慢する茶目っ気たっぷり な話。本当にマンガのような世界である。是非読めれたし! カスタマーレビューピックアップ
福沢諭吉の自伝。幕末〜明治への時代の変革時に青春を送った彼の物語は一言でいって「痛快」である。時代の変革時には彼のような、いわば「異端児」が現れて時代を作っていくのであろう。その異端ぶりが現代にも通じる、いわば青春の勢いなのである。その青春を感じることができる時代、つまり中学生/高校生時代に読むことをお勧めする。きっと読者の人生に一つの指針を与えてくれる名著です。お札の顔になってすましてますがとんでもない、人生を濃く生きた一人の「男」の物語です。 新版 福翁自伝 (角川ソフィア文庫 382)学問のすゝめ―人は、学び続けなければならないカスタマーレビューピックアップ 原文は当時としては簡単な読みやすい方に属する書物らしいのだが、現代人にはちょっと敷居が高い。したがって、現代語訳は大助かりである。これなら、すごく読みやすい。考えてみれば当然だが、慶応出身の教授による現代語訳である。 しかし、けっこう強烈な内容の本だ。明治維新を駆け抜けた俊才の迫力が伝わってくる。はっきりいって、「ドラゴン桜」の桜木より凄い。超アグレッシブで、硬派で、快活で、そしてシンプルに、時代を超えて読者の向上心とハングリー精神をあおっている。すっかりものわかりがよくなった今の大人たちにはなかなか見られないエネルギーが伝わってくる。 骨子はシンプルだ。人間は元々皆同じように何も知らずに生まれてくるのであって、その後にちゃんと勉強するかどうかで差がつくのだ、だから勉強しなさい。そして、どうせ勉強するなら、和歌とかよりも、物理や経済や工学などの役に立つ学問、「実学」の勉強に力を注ぎなさい、という。何より、なぜ勉強しなければいけないかを、幅広い視点から、素人にもわかりやすく説いている。そう、この「なぜ勉強しなければいけないのか」について、広い視野で、説得力ある言葉で語れる人が、現代の教育の現場には少ないのだ。 一見すっかり豊かになってしまった現代の日本。しかし、相変わらずこの国には資源もなければ、国土も狭く、食料自給率は40%そこそこで、国の借金は膨らむばかり、そこへ元気な中国など昨日まで貧しかった国々の激しい追い上げが加わり、さらに少子高齢化が追い打ちをかけている。一方、明治時代の日本は、実は石炭と食糧くらいはちゃんと自給できていたし、教育に多額の国費を投じていて、若い人がたくさんいた。実は、今の日本人はより強い危機感を持っていてもおかしくはないような状況にあるのだ。 本書を読むと、昔の気骨ある日本人の活力の一旦に触れて気持ちが引き締まる思いがする。なぜ学ぶのか、なぜ学ばなければならないのか。この普遍のテーマに時代を越えて直球勝負で語りかけてくる。お勧めである。 カスタマーレビューピックアップ 生まれたからには必ず読まなければいけない書物として藤原正彦さんの著書にあったので、「そうだよなぁ。これ読んでないと恥ずかしいよなぁ。」と50を越えた今になって読みました。岩波の明治古文版を購入しましたが、無理でした。意味が判らんとでしたわ(^^;。恥を忍んで改めて本書の現代語版を購入、内容を云々語っても己の無知を開示するだけのことですが、「天は人の上に〜」の意味が今になって始めて判りました。人間平等が主旨ではなかったんですねぇ、誤解してました。それが判っただけでも有り難かったです。恥を掻かずに死ねるというもんですわ。 カスタマーレビューピックアップ 我が家の躾の大方針は、 いつも笑顔でいられる人間になる ってことです。 ぼくも妻も率先して笑っています。 笑うためには心に余裕がないといけません。 心に余裕を生むためには努力も欠かせません。 経済的にも精神的にも肉体的にも健康、健全じゃないと笑顔は生まれないと思っています。 逆に、常に笑顔を心がけていれば、経済的にも精神的にも肉体的にも健康、健全になっていくんだと思います。 100年以上前に福沢諭吉先生もこう言っています。 ### 顔色や容貌を、いきいきと明るく見せることは、人間としての基本的なモラルである。 なぜなら人の顔色は、家の門口のようなものだからである。 広く人と交際して、自由につき合うには、門をひらき入口を清潔にし、客が入りやすくすることが大事である。 ところが、本心は人と交際を深めたいのに、顔色に意を用いず、ことさら渋い顔つきを示すのは、入り口にガイコツをぶら下げ、門前に棺桶を置いているようなものである。 これではだれが近づくか。(檜谷昭彦訳『学問のすすめ』三笠書房¥1300-、204p) ### 人生山あり谷あり、晴れたり曇ったりです。 多少の嫌なこと大変なことはあるのが当然だし、嫌なこと大変なことを克服するから人間も磨かれる。 笑顔でいれば、多くの人が集まってきて協力もしてくれることでしょう。 困難を笑顔で乗り越えられるような、わが子達にはそんな人に育っていってほしいと願っています。 カスタマーレビューピックアップ 旧い封建制度が終わり、我々は政府と同等の立場に立た なくてはならない。そのためには学問が必要である。 明治初期に書かれたとは思えないほど、福沢諭吉は民主 主義を深く理解している。政府を正しく管理するために は民衆が学を身に付けなければならないという主張は、 民主主義における普遍的な原理だろう。 国家のための学問をすすめる福沢の姿勢は、今日の価値 基準と必ずしも一致しない。現在では国家のために尽く すというより、自分の人生の充実や、国家を超えた人類、 世界のためにという価値観も尊重されるからである。ま た、私学・実学・洋学重視の態度も、学問の形態が広く 変わった今では、当てはまらない点が多い。 しかし、福沢が放つメッセージの重要性は今日でも変わ らない。人は物質的にも精神的にも独立しなくてはなら ない。身分制度がなくなった今、自らの独立を助けるの は、学問である、と。 カスタマーレビューピックアップ
ご存知、明治に発刊され当時としては爆発的に読まれた名著です。 私自身、時間があれば読んでみたいという程度の認識でした。 古文に対する苦手意識で敷居が高かったのですが、現代語訳版の本書を見つけ 手に取った瞬間、その内容に惹きつけられました。 「天は人の上に・・」で有名な福沢諭吉ですが 「人に貴賤はないが、勉強したがしないかの差は大きい」 と、平等であるべきものとそうでないものとの違いを明確に説明されています。 闇雲に平等を主張していた理想化だと思い描いていた諭吉像が一気に崩壊しました。 非常に洞察力の深い、現実的な人だったのだと反省しきりです。。 本書はまた知識を与えるというスタンスではなく、読者に考えさせることを主眼においている 点にも非常な聡明さを感じとれます。 諭吉の魂が時を越えて迫ってくるものをビンビン感じとることができます。 時代を問わず読み継がれている理由が十分に納得できる良書です。 文明論之概略 (岩波文庫)カスタマーレビューピックアップ 福沢の文明の定義はギゾーの文明論を下敷きにして成立している。文明は相対的であるが、それは野蛮あるいは非文明に対するものとして文明を考える点で構造的であると子安はいう。野蛮や非文明がなければ、文明もない。これがギゾーと共有する文明の定義である。また、家族は市民社会と対立し、家族は否定的前提として市民社会に対立する自然的結合体である。家族から国家へという人倫体の展開過程として捉えられる和辻倫理学とも違う。 文明は文明的な社会であり、国家である。それはつねに野蛮や未開、非文明と対置される文明である。ここで言われている非文明、反文明はなによりもまず東洋の文明である。西洋文明の成立は後進アジアとともにはじまる。だからその叙述も東洋をもってはじまる。その東洋とは、インドであり、中国であった。 カスタマーレビューピックアップ 読みやすく工夫されたようですが、読みにくかったです。たぶん、自分が慣れてないと思います。全体を通して、時代の変化を感じつつ、その中を抗うことなく、古くの文化を、再考し、新しい文化を筆者自身の感じたことを書かれており、その中で、決してぶれない目線は、読んだ人間を感銘させる。西洋文化が押し寄せ、制度を変えるとともに、その変化を、早急に文明の破棄と考えたりせず、世界の中で日本の確固たる自立した国になるべく変わったことと信じる。 時代の変化をうまく表現した作品である。 カスタマーレビューピックアップ まだ封建時代が終わったばかりの明治の始まりにおいてすでに、一般大衆による民主主義は人と違う意見を持つ人を許さない暴力であることを示唆している。「今日の奇説妄論も亦、かならず後年の通論常論なる可し」という。平成のマスコミが朝青龍や亀田一家など生意気な人たちを集団で虐めるのをみると、そのことを明治6年にすでに指摘する本書は現代人必読の最高の名著である。 カスタマーレビューピックアップ この本の内容については、他の素晴らしいレビューに譲りたい。ただ、自分の思う所を述べさせて頂く。 この本は、内容もさることながら、福沢諭吉の生きざまが描かれている。福沢の深い教養がいかんなく発揮されているのだ。学者たる者の目指すべき姿の一つのが示されていると言ってよい。是非、大学生に読んでもらいたい。 尚、読むのに困難を感じたら、丸山真男の『「文明論之概略」を読む』をお薦めしたい。 カスタマーレビューピックアップ
福沢諭吉の最高峰の1つ。彼の眼力の鋭さは、日本の歴史を「支配者」の交代の歴史と捉えたこと。「人々」は未だ歴史の主役になっていないことを喝破したことである。福沢はこれを遺憾としている。彼は、「支配者」を批判的に見ていた思想家であり、日本の歴史が「支配者」から解放された時、文明は訪れると説いている。 福翁自伝 (ワイド版 岩波文庫)カスタマーレビューピックアップ 福沢諭吉が物心ついてから60歳代までの自伝。 幕末から明治初期までの日本の諸情勢とともに福沢諭吉の論評も加えて書かれている。 人間、福沢諭吉の人柄、事蹟を知るにはもっとも適当な一冊。 幕末社会の仕組みが人の暮らしの実感として描かれていて、イメージとして捉えられた。 また、アメリカに何度もわたることができた経緯や現在の慶応義塾大学を成立過程を詳しく知ることができる。また大学設立以外に、さまざまに福沢が活躍したことがわかった。 だがなによりも人間としての福沢諭吉の魅力を知ることができたのが、よかった。 カスタマーレビューピックアップ
近世から近代への移行期、渡欧した作家たちの諸作品には、往々にして帰国して見た「近代日本」社会への厭世感が漂っております。 たとえば夏目漱石の諸作品には、まだ封建制を引きずり旧態依然の「近代日本」の中で、近代的自我を持った(「開眼」し、いわばトンデル)人間が持つ厭世感や苦しみが表現されています。(「それから」然り。「野分」然りです。)日記などを読みますと、当の漱石自身もそれが遠因で胃潰瘍で苦しんだように見受けられます。森鴎外もドイツから帰国して見た日本社会を近代化への発展途上段階にある「普請中」と表現しています。そこにもやはり厭世感が漂っているように思います。 ところがです。福翁自伝を読みますとそうした厭世感が感じられません。 諭吉が、近世日本にとっては根っからのアウトサイダーであったことがその理由ではなかろうかと、自伝を読んで思います。近代人諭吉は、渡欧・渡米するまでもなく「近世日本」が大手術を要する病人であることを元来感じていたので、帰国してもどうってことはなかったのでしょう。行うべきことは明確でした「啓蒙」その一語です。 初めて著作を読んだのですが、なんと「骨太」な人物だろうと思います。やはり壱萬円札に肖像が出るだけのことはある、と思いました。 座右の諭吉 才能より決断 (光文社新書)カスタマーレビューピックアップ 皆さんは一万円冊の顔の福沢諭吉がどんな人だったか知ってますか?私は本書を読むまであまり知りませんでした。もう、からっとしてて、惚れ惚れするかっこ良さです。 本書は非常に読みやすく、すらすら読めます。本文中には珠玉のエピソードが詰め込まれており、どなたにも参考になるものがあると思います。特に、これから自分の道を歩んでいく若い人にはぜひオススメです! もう一回読みたいんだけど、失くしちゃったんだよなぁ ・・・ いずれ福翁自伝も読みたいなぁと思います。 カスタマーレビューピックアップ 齋藤先生は、諭吉からこんな偉大な遺産を受けとったぞ、とのメッセージ。 さらに一歩ふみこんで、あなたなら何を受け取れるのか、と問いかける。 諭吉への導入路であり、齋藤孝への入門書ともいえる。 歴史的な偉人の著書へのいざないの一冊。 カスタマーレビューピックアップ 中身を読んで非常に落胆しました。 俗な言い方になりますが、某IT企業の元社長で現被告H氏やファンド のM氏に共通する「いかにしたら金を儲けられるか、いかにしたら早 く出世できるか」方法を『福翁自伝』『学問のすゝめ』等を参考に書 いている姿勢には感心できません。はたして筆者は福沢諭吉の人間性 や偉業をきちんと理解しているのか疑問に思います。 筆者は福沢諭吉を尊敬してるように見えるが尊敬の仕方と福沢趣味の 低さが目立つために記述内容に感心できない面が目立つし、同時に、 福沢諭吉の人間性と偉業を“きちんと”理解しているのか疑問を抱く ばかりです。尊敬される福沢諭吉よりも尊敬する筆者の尊敬の仕方を 考えた上でこの本を読むことをオススメします。 カスタマーレビューピックアップ 福沢諭吉は実行の人である。「考える」よりも「実際に動く」ことを重視する。もちろん、失敗しても他があると色々な分野に進出するなど、マルチな才能を持った人物であったのは間違いないのだが、それでも彼の成功の本質が「決断」であったのは間違いない。才能を考えるよりまず動くこと、なかなかできることではないかもしれないが、とても重要なことだと本書は気づかせてくれる。 カスタマーレビューピックアップ
人間誰でもデコボコはあります。 嫌なところもあるのが普通です。 でも、嫌なところばかりって人はめったにいなくて、必ずいいところがあるはず。 嫌なところといいところを差し引きして、+になっていればいい。 この本にこんなことが書いてありました。 ### 二十歳を超えて作っていく人間関係は、子ども時代の友だちの作り方とはかなり違う。 社会人になってからの人間関係は、人から期待されないと増えていかない。 人に強く求められる人間ほど、人間関係が広がっていく。 実は、人とどううまくつきあっていくか以前に、自分が必要とされる人間になることが社会人としての人間関係のポイントになる。 仕事をしていく上では友人というある種の閉ざされた関係よりは、もう少しオープンなつながりが必要になってくるだろうが、そこでは自分が何を持っているかが人から見られている。(82-83p) ### よく自分の嫌なところを直そうと無理をする人がいます。 あるいは、おせっかいにも他人の嫌なところを直そうとする人もいます。 もちろん、多大な迷惑を発生しているのなら直す必要はありますが、そうでないなら無理しないことです。 それより、自分の得意技を磨く。 得意技をアピールする。 誰かの役に立つこと、喜ばれることをして、何人かの人から期待される人になる。 それを繰り返して徐々に、多くの人に必要とされる人になっていく。 嫌われないために周りに合わせて無理をするより、その方が気持ちよく伸び伸びとした人間関係を作っていけると思います。 福沢諭吉「学問のすすめ」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)カスタマーレビューピックアップ 佐藤きむ氏の口語訳は、敬体で大変に温かみのある分かりやすい文章です。そこが物足りない、という感も確かにあります。でも、多くの人が名著「学問のすすめ」を初編から17編まで読破することができれば、「ビギナーズ日本の思想」というシリーズとして、ねらいは達成できたと言えるでしょう。巻末の解説もおもしろく読むことができました。 そこで、お勧めの読書法として、次のような読み進め方はいかがでしょうか。1.まず本書を1編ずつ読む。2.次に、岩波文庫等の「学問のすすめ」を開き、同じ編を福澤諭吉の原文を声に出して読んでみる。 仲間と音読読書会など開くのもおもしろいかもしれません。明治のはじめに多くの人に読まれた本が、今、読みやすい形で甦り、平成の世の多くの人に読まれることは、素晴らしいことだと思います。 カスタマーレビューピックアップ 内容としては、本のタイトルから出発し、愛国心から子供の躾その他諸々まで、かなり広い範囲に適用できる道徳的教訓が多く、まさに日本人(だけに限定するわけではないが)必読の書だというのが感想。子供に読ませようかと思う方は、初編・二編の計32ページをまず読ませるだけでも価値があるかと思います。それで面白いと思えば自分から読み進めるだろうし。 ただ、現代語訳が全て所謂「ですます」の文体なので、柔和で丁寧なイメージを与える。 個人的には、福澤氏は厳格な性格という印象だったので違和感を覚えた。 さらに文章自体は「〜であると思う」などでなく、断言することが多いので、これと文体のギャップが違和感を大きくしている。 福澤氏の文体が上記のようではしっくりこなそうだ、という方は原書或いは他の訳で読むことを勧めたい。 カスタマーレビューピックアップ
口語版「学問のすすめ」です。 こんなに熱い気持ちのこもった本を、私は初めて読んだ気がします。 勉強しろ!自分でやってみろ!何が大事か自分で考えろ!もっと高みを目指せ! 畳み掛けるようにして、私たちの生き方に自覚と変革を求めてきます。 特に、「まじめに働いて、将来のためにちょっとした蓄えをするなんて 蟻でもやってることだ。人間ならもっとすごいことができるだろう」 というあたりは、現状に甘んじようとする私のサボリ心を消し去りました。 読んでいる間じゅう、うれしくてドキドキしていました。 これから高みをめざしてがんばりたい人に最適。 福沢諭吉 国を支えて国を頼らずカスタマーレビューピックアップ 福澤諭吉の生涯を非常に読みやすく、また興味深く書いている本です。 著者は、現代の日本の状況を念頭におきながら、福澤を取り上げているのがよくわかります。我々が忘れかけている事柄、たとえば日本をよりよい国にしていこうという情熱、そのために必要なことを行っていく決断力と実行力、著者は、そういうものの大切さを福澤を通して、我々に示してくれているように思います。 同じ著者の白洲次郎の評伝も良い本でしたが、個人的には、本書のほうが、著者の想いが直接的に伝わってくるように思われ、広く薦めたくなります。 カスタマーレビューピックアップ 福澤諭吉という伝記・評伝が多い人物に、「白洲次郎伝」の著者がどう挑むか興味深々で購入して一気に読了しました。流石に、読ませますが、やや充足感に欠くのです。しかし、この評価はきつすぎるかもしれません。福翁自伝という自らの著による優れた伝記があるので、どうしても分が悪いのです。 しかし、緒方洪庵との師弟関係、多くの幕末の人物との交流など、福翁自伝に書かれていないことも多く、それはそれで興味深く読みました。しかし思うに、著者の真骨頂は、埋もれていた人物の評伝を書くことではないでしょうか。白洲次郎伝のように。 福翁自伝より読みやすく、福澤の今日的意味を噛みしめながら読む、お進めできる良書です。 カスタマーレビューピックアップ 教育再生だとか、親学だとかかしましいなか、真実のそして奇跡的な「教育」とはいかなるものかをしらしめる一冊。開国、維新という激動の時代のまさに国を支えた「教育」を拝めます。 教師がただ一方的に生徒に教示するものが教育ではなく、教師もまた生徒とともに教育されていく、その姿に生徒も…という相互作用が働く場が教育だということ。生徒は教師の後姿をみて理想の大人像を描いていく、その期待を裏切らないことが求められる(それは単なる知識の伝達などではない人品の問題として)。 今日ある慶応が維新後数多く出来た私塾が教頭の死とともに解散、あるいは瓦解していった荒波を超えることができたのはまさにそのような関係性の中に秘密があったことを、数々のエピソードを連ねることで伝えてくれる。またあわせて、開国からの日本の教育行政の歩みをも知ることができる。 教育が成果をあげるとは、知識の伝達は言うに及ばずとしてもそれに加えて、姿勢というべきものを伝えられるかどうかということが「慶応山脈」と証する錚々たる福沢門戸の人脈にみてとれます。 カスタマーレビューピックアップ 慶応大学創設者 学問のすすめの著者 適塾出身の俊英 咸臨丸で勝海舟とともにアメリカへ渡った日本人 そして1万円札の顔... 私たちが福澤諭吉について知っていることは多い。しかしその全体像は?となると意外と少ないのでは。 本書は福澤諭吉の生い立ちから始まってその事蹟をたどりながら多彩な人間関係やエピソードを通じて教育者としての福澤諭吉の人物像を活写していく。 全体像を俯瞰しながら平易な文章で書かれているため大変読みやすく好感が持てる。 今巷ではいじめ、ゆとり教育、学力低下、公教育の崩壊など教育が大きな問題になっている。 福澤諭吉の教育理念は一言で言えば自分で考え自分で行動する自主独立の精神ではなかろうか。 本書の書名にもなっている「国を支えて国を頼らず」は ケネディの大統領就任演説の有名な一節 「祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません、あなたが祖国のために何をできるか考えて欲しい」(Wikipedia ジョン・F・ケネディより引用)と相通じるものがあり今日の日本人に最も必要な思想であろう。 そういう意味でもいろいろと考えさせられる1冊である。 カスタマーレビューピックアップ
この本を読んで、前からみのもんたに何となく不快感を感じていた理由がわかった。彼はどんなことでも、すぐに国や市町村や政治家や役人や学校のせいにする。視聴者(国民)に媚びることはあっても、視聴者に説教するなんてことは絶えてない。ここだったのだ。 福沢諭吉のえらいところは、読者(国民)に媚びることなく、啓発していった点にある。マスコミはいつからこんなにも志操が低くなったのか。この本を読んで気づかされることは多い。 |
| Copyright © 2003-2008 psWorks.All rights reserved. | |