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タイトル、日本語訳するなら「注意」とでもなる。 本書で二人の著者は、「リバタリアン・パターナリズム」を提唱する。それは、「注意を向けさせて、選択させやすいようにする」という発想だ。 人は注意深く選択することはあまりない。だから、誰かをコントロールするためには、価格でインセンティブ付けをするよりも選択の枠組みをいじったほうがいいということになる。すなわち、選択肢をひとに提示するときに計画者に都合の良いようにするのだ。 例もオモシロイ。たとえば空港に汚い男性トイレがあるとする。ハエが便器に描かれると、それを狙うようになるから便器から外れないようになるのだ。 著者の一人が実際に設計に携わった401kプランの例も載っている。デフォルトをいじることで、人々に十分な額の退職金を積立させようという努力だ。始めに少しの量を貯蓄させ、次第に貯蓄させる量を増やしていくプランだと貯蓄量が増えるという話も載っている。官庁の人は読んでみるといいのでは。 最後の方になって、この発想への反論に対する再反論が載っている。 行動経済学の知見をもとに厚生経済学を構築しようという学界の流れを反映して、こういう啓蒙書が出てきているのだろう。日々問題に直面している実務家向けの本といえそうだ。 Predictably Irrational: The Hidden Forces That Shape Our Decisionsカスタマーレビューピックアップ 所謂一般読者向けに経済学と心理学に跨る領域を扱う行動経済学の種々のリサーチ結果から、一見以外な人間の非合理性を焙り出す面白い内容になっている。 例えば、全く関係ない数字を、ある商品を買っても良い価格判断のベースにしてしまったり、数種類のオファリング価格の中にダミーが入っていると無意識にその価格に引っ張られた判断をしてしまったり、無料と1円の差異が判断に及ぼす心理的インパクトはとてつも無く大きかったり、社会規範(social norm)と市場規範(market norm)の文脈を間違えて、互恵といった考え方に代表される前者の文脈で対処すべきところに、後者のお金の概念を持ち込むと人間関係、企業の消費者対応や従業員対応等々あらゆる面で総スカンを食うとか、人間は冷静な状態と興奮した状態では好き嫌いや善悪の許容度といった点での判断に大きな差が出てしまうとか、自分が所有している物の価値測定に際しては感情移入をしてしまう結果とてつもなく過大評価をしてしまう、等々、多くの意外性を持ったリサーチ結果から、人間の判断というのは、これまでの標準的な経済学が前提としているような合理的なものではなく、非合理的なことが多く、且つその非合理性はランダムで無分別なものではなく、システマチックで予測可能なものである(≒人間は首尾一貫して非合理的)なのであると説いている。人間とはそういうものだということを知っておくだけでも、いろんな間違いを回避することには役立ちそうである。 本書と殆ど同じ領域を扱っている本として”Sway: The Irresistible Pull of Irrational Behavior”も読んでみたが、どちらか1冊読むのであれば、内容の充実度から本書(Predictably Irrational)をお勧めする。 カスタマーレビューピックアップ 行動経済学の教授の本と聞くと、学問的でとっつきにくいイメージが浮かぶが、どちらかというと、日本の新書のように、気楽に読めて、とてもおもしろい。 スターバックスに何度も行ってしまう。ゼロカロリー飲料に惹かれる。お金を貯められない。など日々の暮らしのなかで、何気なくやってしまうことを、実験結果を通して考察している。 さらに、職場でのモチベーションを上げる方法、企業会計で不正がなくならない理由など、ビジネス面でも参考になる内容も盛り込まれている。 人は感情が高まると自分を抑えきれない(欲しいものを目にすると買ってしまう)ので、無駄遣いをなくすには、未然に防ぐしかない。この考えをもとに、クレジットカードを使いすぎるアメリカ人向けに、ある商品での利用が一定額を超えるとアラームを発するカードを、大手銀行に提案したという部分は、とても興味深かった。 この本がおもしろいのは、単に実験結果を羅列するのではなく、著者が実験結果からいろいろなアイディアを発想しているからだろう。 著者は、ノンネイティブなのだろうが、分かりやすい英語で、分かりにくそうな文章の部分は、別の言い回しでもう一度説明したりしていて、とても読み易かった。 カスタマーレビューピックアップ
行動経済学入門といった内容。色々実験する過程から話があり、面白かった。興奮が理性を失わせて、不合理な行動を執らせる実験や、高額な頭痛薬の方がより利いた気がするプラシボー効果、無料による選択の変化、手放すときの未練と購入時の価格の不一致、また、テストの点数の自己申告制による正答率の変化や、どんなに真面目な生活を送っていても、窃盗を犯している可能性があるという(お金を直接取る事は躊躇するが、例えば会社の備品はためらい無く私物化している)話は面白かった。行動経済学は、生活している中で感じていることを学問的に裏付けている感じがするので、今更感があるが同時に興味を持ちやすい経済学のジャンルでもある。 Tested Advertising Methods (Prentice Hall Business Classics)カスタマーレビューピックアップ
神田 昌典氏の英語関連書籍の中で触れられていたので、読んでみました。日本がマーケティングなどの分野ではアメリカと比べて非常に遅れているというのは事実だと思います。 A Technique for Producing Ideas (Advertising Age Classics Library)カスタマーレビューピックアップ 竹内均先生の解説が読みたいのがきっかけで本書を購入しました。竹内先生の言葉で印象に残ったのは次の文章です。 「好きなことをやり、それで食べることができ、その上それが他人のためにもいさかかの役に立った人生が自己実現の人生であり、理想の人生である。」 アイデアのつくり方は、理想の人生を送る為の方法論であり道具でもあります。広告業に従事していたジェームス・ウェブ・ヤングと、地球物理学を研究されていた竹内先生とが、同様な方法と原理でアイデアを創出していたことは偶然ではないと思います。 アイデアのつくり方は、顕在意識の世界と潜在意識の世界とを組み合わせて、それぞれが役割分担することで、新しい要素と機能との組み合わせを創出しています。 本書は、短時間で読めて、分かりやすくて、面白くて、アイデア創出に役立つ本です。老若男女を問わず、何かを創造したい方にとって、何らかのヒントが得られると思われます。 但し、使用上の注意が一つ。方法論が得られたことに安心して留まれば前進しません。アイデアを思いついたら行動することです。 カスタマーレビューピックアップ あらゆる情報を頭の中に入れて、万華鏡のように、まわしてみる。するといろいろな情報が合わさり、重なり合い、ときには消え、新しい”なにか”を創造させてくれる。なにか強いミッションがあるほど、なにかの拍子に”きずく”回数が増えてくる。 ビジネスだけでなく、人生のあらゆるところで活用できる名著です!! カスタマーレビューピックアップ 初版が20年前のベストセラーです、今でも売れています。 アイデアはどのようにして生まれるか?に注目して段階論で解説されていきます。 本書の特徴はとにかく薄いこと、コンパクトにまとめられていてすぐ読めます、 しかし内容は的を得ているので理解するから活用する段階へもっていくところが本書の醍醐味であり、読者の試されるところです。 常日頃からアンテナを張るとこの大切さと降ってきたアイデアを見逃さない貪欲さを学びました。 カスタマーレビューピックアップ まずいきなりネタバレ、本書の要約です。 アイデアの作られる全過程ないし方法です。 1.資料集め 当面の課題の為の資料と一般的知識の貯蔵を絶えず豊富にする事 から生まれる資料。 2.自分の心の中でこれらの資料に手を加える事。 3.孵化段階。自分の無意識の中で自分の組み合わせの仕事をするのを任せる。 4.アイデアの実際の誕生。 5.現実の有用性に合致する為に最終的にアイデアを具体化して、 展開させる段階(アイデアのチェック)。 以上が本書の要約です。しかし薄く安価な本なので一通り読んでみて下さい。 現在は本書に出てくるカード式よりももっと便利なものがあります。 例えばこのレビューです。 私自身は商品のレビューというよりもその要約を書いて、アップする。 そしてそれらをリストマニアにカテゴリー別に分類して、閲覧できる。 これも一種のアイデアです。 そしてGmailもアーカイブ機能、検索機能があるから、まず読んだ記事の中から 有用なものを全て自分のGmailへ送信する。 ここから上記の5つの過程を行なうわけです。 新聞の切抜きやカードを作る手間を考えるとずっと便利ですし、それだけ 本書の時代からテクノロジーも進化したわけです。 カスタマーレビューピックアップ
この本を読もうと思われる方は、何かしらの壁にぶち当たっている方ではないのでしょうか。 どうしたら仕事がうまくいくのか? どうしたら人間関係がうまくいくのか? どうしたら勉強がはかどるのか? などなど。 そんな時はなかなか解決方法が思いつかずにさらに悩むものですが、 実はその過程がアイデアを生み出す方法であると書かれています。 1.何からの悩みなり課題なりがあったら、まずはそれに対する知識をたくさん得る。 2.それを継続的にしかも可能な限り詳細に。 3.悩みや課題とはまったく関係のない状況に自分を置いて、知識と知識を反応させる。 4.ひらめく! 5.ひらめいたアイデアを実際に試してみる 悩みながらも動き続けていればある日突然アイデアが浮かんでくるということですね。 言いかえれば、頭の中の悩みの種に水や肥料をやり続ければ花が咲くといった感じでしょうか。 この本は概念的なことしか書かれていませんので、 より具体的な方法を知りたい方は「思考の整理学」を合わせて読むと良いと思います。 The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Differenceカスタマーレビューピックアップ 小さなきっかけが大きな結果の契機となっている・・・そんな現象を解説する本です。この本の一番面白いところは、「口コミ」の分析です。口コミを生じさせる要因とは、特殊なタイプの人たち、粘りつくイメージ、環境(背景の力)であるとしています。 面白いテーマですが、長い文章なので、ちょっと間延び感があります。この本は、図解付きのダイジェスト版を作れば、もっと面白くなるかも・・と思いました。 カスタマーレビューピックアップ When I read this book, I was reminded a lot of Freakonomics. But Gladwell's book is based more on his opinions. Levitt tried to back his up with some statistics. I liked the idea that little things can really make big changes. The take on the 3 types of people that can change things is good too. It is very readable and you can easily read it while commuting. The main point that I like, is after I read it, it is fun to think of ways to make your own tipping points. Thank you for that inspiration, Gladwell. カスタマーレビューピックアップ I was drawn into this book from the moment I cracked the spine. Each and every example had a very compelling start and story that left you wanting to talk to someone about what you had just learned. The topics are varied and range from Paul Revere's network to a syphilis outbreak in Baltimore to Blues Clues the children's t.v. program that made small changes to Sesame Street's premise and is revolutionized preschool education. Every time I took a break from reading I was thinking of how I could apply this "the little things matter" to my business and I guarantee you will do the same. It positively gets your creative juices flowing and I found I felt less likely to shoot down an idea but more likely to embrace it and try to find the workable nugget hidden there. Anyone who reads this book will come out of it with something, and that something may very well revolutionize your business, life or community. カスタマーレビューピックアップ 著者の「第1感」がなかなか面白かったので、遡って”ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか”も読んでみました。 ”「小さな変化」が「大きな変化」を生み出す”という主題はもちろん面白いのですが、今となっては多くの識者がいろいろな表現を使って論じているので驚きはありません。惹かれたのは、さまざまな仮説に基づく実験と検証の事例です。たとえば、TV番組の「セサミストリート」の制作の裏にこんな仮説・試行・検証のループがあるとは想像もしませんでした。こういったネタをどこから拾ってくるのかといえば、もちろんメディア業界にいる著者ならではの情報もあるのでしょうが、自分でテーマをしっかりもっていれば日常の一般的なニュースソースからもそれなりの材料は集められるのではないかと感じました。「第1感」と同様、果たして”科学的”といえるかどうか微妙な組み立ても含まれていますが、事例が身近なだけに独特の説得力があります。また、生活に役立てるのであれば、科学的に正しいかどうかよりも、信じて活用しようと思えるだけの説得力があるかどうかの方が大きい場合もあるでしょう。 タイトルに挙げた「納得させたいときには縦書きにする」は、本書の中の小ネタのひとつから考えた私の戦術案です。横書きと縦書きの文章では読み手が文字を追うための目と首の動きが変わります。それが心理的な影響を生むかどうか、といった展開を読んでいるうちに、体の動きと脳の動きの因果関係に関して書かれた脳の本の内容を思い出し、”ありえるな”と納得してしまいました。多くのビジネス書がなぜ縦書きなのか、数式はなぜ横書きなのか、といったことまで考えを広げられる楽しみのある本でした。 カスタマーレビューピックアップ
随分前にいっしょに働いていた女の子からもらった。 読んだときはその大切さがわからなかった。 「なんかおもしろいな」程度の感想だった。 ブログを書き始め、複雑ネットワークにはまった。パーコレーションだの、サイバーカスケードだのいっぱい言葉を覚えた。いっぱいいろいろ考えた。 改めて、この本が自分の出発点であり、今の自分の人生を選ぶ勇気を与えてくれたのだと想う。女の子に深く感謝したい。 今、思う。「世界はこれからますます激動していく。世界が変わっても、自分はかわらない。自分を感じ、自分はここにいつづけるのだ。」、と。 Influence: Science and Practice
特価:¥ 2,551(税込) 発売日:2008-07-29 売上ランキング:Bookで5698位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
本書は十年前ほどに出版されて以来確実に版を重ねる名著のようです。原書の見た目に「すわ、ポップサイコロジーか!?」と警戒心を抱かなくはないのですが、大学の教科書として使用されたりと、真面目な本ですね。英語も意外に硬かったです。 社会心理学というのか行動心理学というのか、人間の根源的自己拡大欲求(他人に「影響力」を持ちたい、という欲求)を多面的に分析し、悪質な影響力実践者からいかに身を守るか、を示唆しています。突っ込み体質の方や性格が斜めの方には「目から鱗」というほどではないと思いますですが、改めて明記されると「ほう〜」となるような事柄が沢山書いてあります。いずれも身に覚えがある上に、不思議な社会現象を理解する上でも面白い本です。中国の「寛容政策」の一環としてのエッセイコンクールの記述など一読の価値ありです。「書く」という行為が自己呪縛的であると。「言霊」と言った古代の日本人は正しかったのだな、と感動。となると、朝日文化人とか岩波文化人とか日経文化人とか、あの人たちやこの人たちの「面妖な生態」にも納得が行くというものです。ペンは剣より強し、と言うが、ペンはそれを振るう人間をも「食う」らしいです。 読了して、個人主義やら自由意志やらは大多数の人間にとってはマボロシだよなぁ、と苦笑いすること請け合いです。これは役に立つ一冊ですね。 Web Analytics: An Hour a Dayカスタマーレビューピックアップ
顧客の振る舞い、収益、経験という3つを中心として、いかに自社サイトを効率的に運営していくかが描かれてます。企業でこの分野の担当者または、責任者であれば知っておくべき内容でしょう。この分野は発展の進み方が早いので、常に分析手段も新鮮にすることを検討し続けなければならないんですね。 Blue Ocean Strategy: How To Create Uncontested Market Space And Make The Competition Irrelevantカスタマーレビューピックアップ 1)企業がどうやって生きていくべきか。 2)戦略やビジョンをどうやって策定するべきか 3)理論的にどう作りこんでいくか。 マネージメントの観点から読んでみる、自分の仕事の面から切りつめてみる。 なかなか良く出来た本です。 ただし、注意するべき点は常に競争社会の中にない限り、企業は発展しないと言う点。 これが抜けております。 カスタマーレビューピックアップ Interesting read to stir up your mind. But its ideas are little new. Confronting new global opportunities and challenges, it is better to focus on basic things. For this, I recommend a great book: China's global reach: markets, multinationals, and globalization by Chinese journalist George Zhibin Gu, which offers sweeping views on current Chinese politics and business as well as how to get all the new opportunities. カスタマーレビューピックアップ
是非読んでみたいと思っていた本です。 激しい競争で多くの企業がお互い自分の身を削っている既存ビジネス分野、Red Oceanとは違い、まだ競争もあまりない新しい市場を作り自分なりのビジネスが可能なBlue Oceanを目指そうとこの本は言っています。そのBlue Oceanへの道を開くためのHINTが必ず得られると思います。※最近は多くの大手企業がこの本の社内勉強会を進めているそうです。 Microtrends
特価:¥ 2,044(税込) 発売日:2008-06-05 売上ランキング:Bookで13452位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
とでも示唆に富んだ本である。誰か翻訳してくれないかな。ベストセラーになると思うけど。 Buying In: The Secret Dialogue Between What We Buy and Who We Are |
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