定価:¥ 2,580(税込)
特価:¥ 2,545(税込)
発売日:2008-05-05
売上ランキング:Bookで15位
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特価:¥ 2,545(税込) 発売日:2008-05-05 売上ランキング:Bookで15位 ユーザー評価: Book / 通常8~10日以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 今年読んだなかで最高の本だと思う。 先月5月出たばかりの本をこのタイミングで読了できたことは嬉しい。 内容は前半と後半に分かれ、 前半は彼持論のReflexivityの展開で、 人によっては退屈に感じられるかもしれない。 後半は戦後から今年3月に掛けての世界の金融界の軌跡で、 彼の実体験に裏付けられた話は躍動的だ。 ここにきて初めてReflexivityの重要性がわかる。 NewYorkTimesの書評で、一つの時代の終わりとこれから始まる富の破壊、 と紹介されていた。この二つの謎が本書を読み進む中で解明される。 また、言葉にはしていないが、彼はデカップリングを支持していることが明確に読み取れる。 身銭を切って投資するなら、インド(中国よりも長期的に有望)、 中国(但し2012年位まで、資産バブル崩壊のタイミングを掴む必要あり)、 中東、ブラジル、豪州(後の3つは資源ブーム)。 アメリカと欧州は富の破壊の格好のターゲットになるというのが、 私の解釈を交えて単純化した結論だ。 カスタマーレビューピックアップ
なんとも不思議な作品です。ルポルタージュでもなければ、理論書でもないし、といって詳細な回顧録でもない。ましてや投資指南書でもない。一言で言うと、ソロスの全体像が不思議な融合を示した作品です。今回の危機を目にしたソロス自身、コメントせずにはいられなかったのでしょう。しかし本書は今回の危機の具体的な解明自体を直接の対象とはしていません。今回の危機の特徴と全体的な位置づけについては、morrisのmeltdownをソロス自身がこの作品の中で薦めているくらいですから。ここでは、ソロスらしく、reflexivityという概念枠組みが提示され、それにより現在の経済学そして市場原理主義の根本にある啓蒙主義人間観と世界観が完膚なきまでに否定されます。題材とされるのは、彼が参加してきた金融市場の過去の歴史です。そこから彼が導き出したのは「誤謬」とその連鎖という命題です。radical fallibilityというテーゼは魅力的です。「全員が無知で間違っており、本質的に人間はそうならざるを得ない存在だ」という世界認識です。この世界認識は説得力のあるものです。この認識にたどりついたものにとって、「金儲け」という行為そのものは、もはや本質的な意味はありません。むしろその行為に狂奔する人々、そしてその行為の正当性を「アカデミック」に弁護する人々の「思考装置」の理解こそが、主要な関心となってきます。そして出てくるのが、ソロス独特の「哲学」への傾斜です。demons of our own design, black swanなどの著者は、皆、金融市場という市場原理主義の世界の中での「成功者」たちですが、皆そのキャリアの終わりには、ソロスと同じように市場原理主義のイデオロギー性と虚妄さとその非現実性を指摘するようになったというのは、意味深な現象です。これこそが20世紀後半の危険な知的遊戯だったのでしょう。いまどき「金融立国」なんていう時代遅れの遊戯に国の知性を動員して取り組もうとしている日本は「愚者の楽園」です。 The Subprime Solution: How Today's Global Financial Crisis Happened, and What to Do About Itカスタマーレビューピックアップ サブプライム危機に短期的には救済で対応し国民心理の冷え込みが経済全体に及ぼす甚大なインパクトを回避し, 長期的にはデリバティブ等の金融技術の不動産市場への適用によるリスクの小口化・分散化を図り、持家関連の各種保険制度の整備拡充といった社会インフラとしての金融制度を充実発展させて、その効果を国民全体が享受できるようにすること(financial democracy)であると説く。 1929年の世界恐慌後に発明(創設)された住宅ローン関連の種々の制度、預金保険機構、証取委員会の設置といった(現在では当たり前と思われているような)社会インフラの整備は、当時の状況からは非常に大胆な発想だったが、現下の危機に臨むに際しても同様に「必要は発明の母」としての想像力豊かで大胆な発想が求められており、著者の提言は長期的施策の中身の一部を構成する。関心させられるのは、金融技術の進歩に対する、この確固たる揺ぎ無い信念である。 一方で、私は金融の門外漢で見識も持ち合わせていないが、長期的施策の前提となるべき部分では、(本書151ページで引用されている論文からも) デリバティブが資産市場のボラティリティを縮小させるということは必ずしも実証研究では(否定的結論は出ていないものの)総じて肯定的には証明されている訳ではない様であるし(但し流動性面では効果はあるらしい)、不動産関連市場でのデリバティブの推進が不動産バブルの発生を回避することに繋がるのかどうかは、デリバティブが更に進んだ株式市場でも依然バブルは発生していることを考えると効果の程については良くわからない。また、そもそもデリバティブを通じて不動産関連のリスクを小口化し広く分散化させることが経済にとって良いことであると言えるレベルまで、現実のリスクマネジメントの方法論や手法は発展していないのではないか?という漠然とした懸念は依然残る。 カスタマーレビューピックアップ
いや真面目なんだな...社会の進歩に対する信頼には驚くくらいです。本書には今回の危機を引き起こした様々な責任者に対してのfingerpointingはありません。むしろ短期的な対策としては、bail outを提言しています。銀行に対してだけでなく、subprimeの借り入れ人に対してもそうです。理由はこれほどの問題が起きてしまった場合には、bail outをせずに、market disciplineを貫徹した場合には社会の構成員の社会に対する最低限の信頼を傷つけてしまい、社会組織(social fabric)の崩壊につながってしまうからです。このような発言は、日本の不良債権の危機の際にはどこからも聞くことがなかったと記憶しています。そしてもっとすごいのは、今回の危機をきっかけとして、金融のre-regulationではなく、financial democracyなるものを提言している点です。著者は社会の金融化を否定しません。むしろ金融テクノロジーの進展がもたらす効用を基本的には是認しています。そしてどのようにしてこのような進歩の便益がより広い社会の成員に享受させるかが後半の主眼となります。デリヴァティヴ商品をどのようにしてリテールの顧客に売りつけるのではなく、そのリスクヘッジ機能(不動産価格のindexの取引所への上場等)をどのようにして幅広い参加者に享受させるか、そしてその仕組みを作り出すかが、著者の目的です。たしかに最先端と原始的な欲望の発露が共存している社会にはこの議論は当てはまるのかもしれません。でもベンチマークへの相対的な優位を求めざるを得ない競争が本質である現代の金融が変わるとは思われません。 Supercapitalism: The Transformation of Business, Democracy, and Everyday Life (Vintage)
特価:¥ 1,886(税込) 発売日:2008-09-09 売上ランキング:Bookで1136位 Book / 通常24時間以内に発送 The Bottom Billion: Why the Poorest Countries Are Failing and What Can Be Done About It
特価:¥ 1,886(税込) 発売日:2008-08-22 売上ランキング:Bookで1156位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
タイトルの10億人の貧困層のうち7割を占めるのがアフリカ地域だ。平均寿命は50歳、7人に1人は5歳になる前に死ぬ。著者はオックスフォード大学でアフリカ経済を専門に研究している。感情的に貧困問題を取り扱うのはやめ、統計的に信頼できるデータを使って取り組むべきとの立場がわかる。 アフリカの国富の2/5は海外にあることや、サハラ以南のアフリカ内戦にあっては自由を求める英雄ではなく私的利益を求める山賊が大きな役割を果たしていることが指摘されており、衝撃的な事実が明らかにされることと思う。 紛争・資源(為替レートが上がり輸出産業へのダメージになるオランダ病)など貧困に繋がる4つの罠を分析している。 貧困層の3/4が内乱に巻き込まれているとの見解が述べられる。内乱が起きれば起きるほど、内乱が起きやすくなるという状況が生じている。特に紛争の分析が秀逸だった。それは植民地政策や所得の不平等、少数への政治的抑圧から生じるわけではない。若者の多さ、無教育、民族間の不均衡、資源(石油やダイヤモンドは反乱を支援する資金源となる)から生じるのだ。 貧困層への所得移転の役割については懐疑的だが、富んだ国がアフリカに対してできることは非常に多いと信じてその道筋を示している。外務省の人は読んでみると参考になるかもしれない。イースタリーやサックスよりも現実的な方策が述べられている。 Hot, Flat, and Crowded: Why We Need a Green Revolution--and How It Can Renew AmericaEssays on the Great Depressionカスタマーレビューピックアップ
バーナンケといえば、恐慌の研究で有名なプリンストン教授。 教育者としても有能だったいわれる彼のこの本は、現在のデフレ不況 にあえぐ日本経済においても貴重な示唆を与えてくれること間違いなし。過去の歴史から学ぶことをしないで、単なる精神論=リスクをとれ、というのは昔の陸軍といっしょ。次の日銀総裁は彼に一票を! Fixing Global Finance (Forum on Constructive Capitalism)
特価:¥ 3,126(税込) 発売日:2008-10-03 売上ランキング:Bookで208位 Book / 通常9~13日以内に発送 The Shock Doctrine: The Rise of Disaster CapitalismThe Great Crash 1929Econometricsカスタマーレビューピックアップ 参考になる行列などの知識は、W.H.Greene“Econometric Analysis”の第5版ではAppendixとして巻末に回されました(第4版では2~4章)。説明がGMMに偏っているきらいがあるので、僕はまずGreeneにじっくり取り組むことをオススメします。 カスタマーレビューピックアップ 最近非常によく使われるトピックを非常にわかりやすくコンパクトにまとめた一冊だと思います。GMMの解説に関してはこの本の右に出るものは今のところないでしょう。しかも所々に統計解析パッケージのコードなども載っており至れり尽せりといった感じですし、データも林先生のホームページから利用できるようになっていて、実践的なものになっています。 ただし、この本はある程度古典的な計量経済学モデルを学習したあとにやるとなお効果的なのではないかと思います(行列についても少し解説が少ないので、別の本(たとえばJohnstonやGreene)をつかって取り組む必要があるかもしれません)。恐らくこの本とGREENEをあわせてやれば、かなり網羅的に計量経済学をマスターすることができるでしょう。 カスタマーレビューピックアップ この教科書では、線形代数や確率論の基礎的な説明は一切省略されています。従って、この教科書が講義やゼミで使用されることになるのでしたら、GreeneのEconometric Analysis第2章から第4章までを即習することをお勧めします(線形代数や確率論の基礎知識がある方でも、リフレッシュを兼ねて即習することは損ではないと思います)。初歩的経済数学に触れたことのある方でしたら、それほど時間はとりません。これが終われば、あとは、各セクション末の練習問題をしっかり解いていき、環境と時間が許す限り、実証の練習問題にも挑戦していくことです。 カスタマーレビューピックアップ
体系的かつ非常にわかりやすいテキスト。 計量経済学をはじめて学ぶ人(むろん初歩的な統計や線型代数等の知識は前提)にとっては、この程度の本がベストだと思う。 大学学部レベル向けに下手に易しく書こうとしている計量経済学のテキストは世にたくさんあるが、むしろこういうテキストから入った方が計量経済学の基本的なところがしっかり理解できて良いと思う。 唯一欠点を述べるとすれば、説明が丁寧で基礎的なトピックを中心としている分、扱っている内容が比較的狭いことか。 |
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