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特価:¥ 4,115(税込) 発売日:2008-07-31 売上ランキング:Bookで12639位 Book / 通常24時間以内に発送 Capitalism and Freedomカスタマーレビューピックアップ 自由に対する脅威を回避するために(i)政府の活動範囲の制限(ii)権力の分散が必要とし、経済的自由と政治的自由のための必要条件として資本主義の役割を考察していく。自由を最高の目的としたときに政府が果たせる役割も述べる。 著者は自身の立場を自由主義と名付ける。福祉や平等に邁進する立場と本来の自由主義とを混同してほしくないというスタンスだ。古い自由主義の復権を目指していると言えよう。 一章では経済的自由がなければ政治的自由はないこと、そこから敷衍して分権にあたっての経済の重要性を述べる。 二章では政府の機能は明確に限定(近隣効果の縮小・独占の解決など)されるべきことを述べる。首尾一貫した自由主義者は無政府主義者ではないと強調する。 また抽象的な議論にとどまることなく、自由な市場を利用するいろいろなアイデアが示される。 挙げていってみよう。k%ルール、関税や輸出入規制の撤廃、自由変動為替相場制、乗数効果への批判、教育バウチャー、公正雇用慣行立法や勤労権法を正当化する議論への批判、企業と労働組合の「社会的責任」は株主もしくは組合員の利益に奉仕すること、既得権を保証する免許ではなく競争を促進する認定制度がよいこと、フラットな税や負の所得税。どれもこれも21世紀になったらおなじみの話だが、実際にやられているところはあまりない。 本人曰く「選択の自由」よりよく書けたとのことなので、市場否定派の人も肯定派の人も目を通してはどうだろうか。議論に負けたことがない(スーパーディベーターだったみたい!)という噂はさすがと唸ることだろう。 カスタマーレビューピックアップ
ノーベル経済学者Milton Friedmanが1962年に記した「資本主義と自由」は経済の専門書と言うより彼の信念の主張である。自由人にとって国家とは個人の自由を守るための仕組みでありそれ以上の何物でもない。政治的自由、そしてその前提となる経済的自由は競争資本主義の下で可能になる。政府の機能は個人の自由にとって脅威とならないためにも必要最低限に限定されなければならない。それは、自由経済の枠組みとなる安定的な金融政策であり、技術的独占や近隣効果のために政府が介入することが必要と考えられるものに限られるべきである、と言った主旨である。当時の米国における様々な政治経済的課題に、一見一方的な議論を仕掛ける著者は、読者に既存体制に潜む潜在的問題への認識を喚起する。変動為替制への移行、関税・輸入規制の撤廃から、法人レベルでの課税撤廃、所得税の定率化、教育や社会保障分野への競争原理の導入など、彼の主張は実現されているものもあれば、現在でも政治の争点となっているものもある。一貫しているのは、経済活動は複雑な相関関係を持つため意図的に管理することは難しく、競争資本主義の下で「見えざる手」に委ねるのが最も合理的であり、それが個人の自由の確保に寄与するという考え方である。自己増殖的な政府機能の肥大化により、特定の利益団体に仕える族議員による政治が一般市民の利益を侵害するリスクや、善意的な平等主義的政策が結果の平等を追求することが、公平な待遇や個人の自由を損ねるリスクに警笛を鳴らす。チリの軍事政権や中国政府との関係(資本主義経済導入のアドバイス活動)から批判を受けることもある著者だが、本書を読めば活動の背景にある信念を知ることができる。 The Wealth of Nations: Adam Smith ; Introduction by Alan B. Krueger ; Edited, With Notes and Marginal Summary, by Edwin CannanThe Mystery of Capital: Why Capitalism Triumphs in the West and Fails Everywhere Elseカスタマーレビューピックアップ
発展途上国や旧共産圏経済の経済開発についてきわめて重要なことを、わかりやすく主張している。資本主義における不動産登記制度の不備が途上国の経済発展を阻害しているとかかれているが、これは近年の日本でも他人事ではない。 経済に興味を持つ人すべてにお勧めの一冊。 When Genius Failed: The Rise and Fall of Long-Term Capital Managementカスタマーレビューピックアップ パートナーに2人のノーベル経済学賞受賞者を含む最高の頭脳集団で構成されたヘッジファンドLTCMの劇的な盛衰のドラマを描いた秀逸な作品。アジアの通貨危機、ロシアの債務不履行に翻弄されるパニック状態の市場環境下で、過去のパターンのから未来を予測する数学モデルへの過信とEfficient Market HypothesisやRandom Walkへの盲信(仮説と事実を履き違える)に基づくポジショニングが、ことごとく裏目に出る様子、思惑の異なる主要銀行各行によるLCTM救済への道程の描写は、差し迫った緊迫感が伝わってくる。 また、市場は必ずしもrandom walkではない(≒分布曲線の両端が細くなだらかな曲線になっているとは限らない[curve with fat tails])ということを、コイン投げ(1回1回が互いに独立した感情に左右されない行為)とマーケットでの価格形成(記憶や感情を含む)の比較や、riskとuncertaintyを峻別して記述しているChapter 4 “Dear Investors” は統計やファイナンスの基礎的な知識のある読者には興味深いのではないだろうか。 カスタマーレビューピックアップ 顧客獲得の為の行脚。自分たちの投資手法を理解しない投資家たちにトレーダーが吠える「あんたらみたいなバカがいるから儲かるんだ!」・・・正解。ただし皆が理解するまでは。長年の経験と嗅覚を売りにした「相場師」の独壇場だった当時のマーケットで数式を駆使して証券の理論価格を弾き出し、マーケットに理論値とのズレがあればその差を拾いに行く、、、今では常識と化した同一商品間裁定取引(アービトラージ)と呼ばれる手法は当時革命的であった。それは従来の相場師たちからすればゴミのような「誤差」に過ぎない、しかし自己資金を担保に借り入れを起こし投下資金を数倍あるいは数十倍にすればその誤差を数倍、数十倍にでき、極めて少ないリスクで莫大なリターンを得ることが出来る。当初は大成功であり名声を得た。しかし徐々に手法が知れ渡り競争者が参入し、今まで取りたい放題だった市場の「誤差」は瞬く間に埋められリターンは小さくなる。さらなる誤差を求めて不確定要素が極めて少なく確立した理論計算が通用しやすい先進国国債からターゲットを発展途上国、社債、株式へと移して行く。それらは不確定要素が多すぎ理論価格の算出には懐疑的だったが彼等はせざるを得なかった。当初の名声により莫大な顧客からの資金が流入中で、かつ顧客は当初あげた極めて高率のリターンを数十倍に運用資金が増えた現在でも等しく期待していたのだから。そして全ての市場参加者が彼等と同じ理論に基づいて行動したとき、理論が売りシグナルを出しても(皆が同じ行動を取るから)「カモ」になる買い手は現れず、市場参加者丸ごと引きずり込む「理論値を超えた」異常な変動を引き起こし、ファンドは崩壊する。 最強の投資理論はそれが最強であると皆が認めたとき、それが故に最強では無くなった。 カスタマーレビューピックアップ LTCM破綻のノンフィクションとして、実に面白く、スリリングです。 金融商品の知識がそれほどなくても、破綻へ至ったプロセスが理解できます。 LTCMの内幕やトレーダーたちの行動や考え方の対立も良くわかります。 最近、金融商品のトレードをしているので、彼らのトレーディング手法が巨額の損失に つながったのが、自分なりに理解できました。 1.ハイレバレッジ:損失が拡大するにつれ、自己資本が瞬く間に消えていった。 2.方向性取引:スワップスプレッドが縮小する方向に大半のポジションを傾けていた。 市場を変えても方向性が一緒なので、ヘッジされていないのと同じ。 3.流動性の低下:巨大ポジションは一括売買もできず、分割して売ればそれだけで相場が 崩れるため、結局ロスカットもできなかった。また、特殊な市場でのトレードは、売り 手が限定されて、売り手側がLTCMの内部情報をキャッチしていれば、足元をみて売買に 応じない。相場が極端に反対方向へ行けば、取引相手が消えるため、ポジションを決済 できなくなる。 トレード面での破綻の原因は、上の3つが主要なものでしょうか。 本書では、ウォール街の投資銀行のトレーダーの行動原理も良くわかります。 これをハゲタカファンドとでも言うのでしょうか。それともこの業界の常識? LTCMのポジションデータを買収交渉時に合法的にダウンロードして、LTCMのポジションを売り 叩くように自己売買。底値になったところで、LTCMのポジションを買い取る。仁義なんて あったものではない世界です。 「LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折」も数年前に読みましたが、こちらも面白く 読めますが、金融工学の知識がないと、LTCMのトレーディング手法の要諦が理解しにくいと 思います。 こちらも良書です。2冊とも読めば、LTCMに関しては完璧でしょう。 個人でトレードしている方には、お勧めの2冊です。 カスタマーレビューピックアップ LTCMにぬるい興味を持って関連本を探した結果、まずNicholas Dunbar著書の『Inventing Money: The Story of Long-Term Capital Management and the Legends Behind It』を先に読んでしまいました。これは頭脳のユルイ私には難しかった。著者自身も専門家なんですね。読者も専門的知識を持った方々なら堪能出来るのであろう、という感想でした。 一方こちらはほとんど「小説」です。専門知識がなくとも楽しめます。キャラは立ちまくり(メリウェザー氏、いいキャラだ)、彼を囲む頭脳集団の男の友情が意外にも「イイ話」なのです。崩壊に向かう過程はドキドキします。崩壊渦中のストイックな結束は何気に感動的です。スーパートレーダーが「年季奉公なんてイヤだ」と衆人環視の中で号泣する場面は胸が痛みます。メリウェザーが彼に最後の説得の言葉をかけるところで涙ぐみました。最後に、LTCM仲間が再集結して新ファンドで走り出す…感動している自分に驚きました(いいんでしょうか)。 『平家物語』に喩えているレビュアーの方がいらっしゃいますが、分かります。戦記物を読んだ気分です。人死にが出ないのが救いの戦記物です。「欲」だけの物語ではないですね。彼らには「ロマン」もあったのでしょう。 ちなみに、同書はエンロンのエネルギートレーダー達の必読書だったそうです。 アホなレビューですいません。こんなド素人が読んでも面白かった!…というコトで、当然の五つ星を進呈致します。 カスタマーレビューピックアップ
LTCMの破綻というウォール街の醜聞を扱っている本書は ファイナンスの関連書という扱いになるのだろうが おそらくこの本はノンフィクション作品としての意義の方が高いように思われる。 金融工学に精通していない読者にもLTCMがどういう手段を用いて 債券市場から薄い利益を(レバレッジをかけて)拾い出したかが 巧みな比喩でわかりやすく書かれている。 かと思うと、LTCMのパートナー達がどういう人間だったか 描くことを決して忘れたりはしない。 圧巻なのは第二部で、決してわかりやすい内容ではないにも関わらず あの時あの瞬間ウォール街の緊張感が実に上手く描かれている。 読書でスリルを感じたのは久しぶりのことだった。 実に素晴らしいノンフィクション・エンターテイメント。 星五つ、文句なし。 The Economics of Inaction: Stochastic Control Models With Fixed Costs
特価:¥ 6,847(税込) 発売日:2008-11-15 売上ランキング:Bookで14927位 Book / 近日発売 予約可 The Age of Turbulenceカスタマーレビューピックアップ
グリーンスパンの自伝で話題性も高いが、内容も十分に伴っている。 後半部分は現代の経済に関する様々な話題(BRICsや経済的格差、環境問題など)を論じており、どれも高い水準で且つ鋭い指摘が随所に見られるの読み物になっている。 また、その英語の文体も洗練されており(グリーンスパンなのだから当然なのだが)、金融・経済について英語で話したり書いたりしなければならない機会をもつノンネイティブ(私のような)の人間にとっては参考になる表現が満載である。 他のビジネス書を読む時間があるなら、まず本書を読むべきであろう。 The ABCs of RBCs: An Introduction to Dynamic Macroeconomic Models
特価:¥ 6,962(税込) 発売日:2008-03-31 売上ランキング:Bookで10089位 Book / 通常24時間以内に発送 Free to Choose: A Personal Statementカスタマーレビューピックアップ アメリカのレーガノミックス 、イギリスのサッチャリズム 、ニュージーランドのロジャーノミクス に影響を与えたとされるM.フリードマン のベストセラー。 小泉政権以後の日本の改革にも強い影響を与えているらしい。初版は1980年。市場の失敗を論ずる本が多いなか、政府の失敗を説く本書は貴重に思われた。 本書の主張としては、 1.主にアメリカ政府を例にとり、これまでの政策が如何に国民に社会的、経済的損失をもたらしてきたか。 2.国民の「国なら間違いない」という宗教染みた信仰が、如何に政府と官を膨張させてきたか。 3.国民のためと称する規制が、崇高な理念と裏腹に、如何に特定利益集団の保護に利用されてきたか。 といったところだろうか。そして、ほぼ本書に示されている通りに日本の改革が進行していると感じる。 感想としては、政府に対する批判とともに、国民に対しても自立を求めている点が好感が持てた。 「税金は払いたくないが、サービスは増やせ」など無理な要求はするなと。そのような要求が政治家を借金による財政支出増大に走らせ、政府を肥大させていく結果になると。 本書とドラッカーの「断絶の時代」を読むとともに、今の世の中の動きを合わせて考えると、やはり政府(and官)の規模は縮小していくと同時に、 個人の責任と自立が一層求められる時代になるのかな。 もっとも日本の場合、本書のような崇高な理念に推されたわけでなく、財政難によって否応なく・・・・という感じですが。 そして、個人が好むか否かに関係なく規制緩和とグローバリゼーションも一層進んでいく。 600ページ超ありますが、ドラッカーの「断絶の時代」とともに、賛否は別としても、読んでおくべき本と思います。 カスタマーレビューピックアップ アダム・スミス以来の市場を重視した経済学の嚆矢となる書物である。 1章は市場の暴政であり 2章は統制 3章は大恐慌 4章の福祉国家論 5章に平等論 6章に教育制度 7章に消費者 8章に労働者 9章にインフレーション そして最後の10章という構成である。 経済学が完全に信頼を失ってしまった今から見ると、これほど面白いユニークな書物が あったのかと思わせる。 現在ではリバタリアニズムとの関連で語られることが多いが新保守主義、新自由主義など 三つの思想が日本では完全に混濁されて語られるので是非、自分の目で見て判断して いただきたい。情報の非対称性については経済学者のセンにしてもロールズにしてもまったく解決が 見られない部分でもあり(当然といえば当然だが)議論を要する(それらに関する哲学的 史的考察については『フランス現代哲学の最前線』を参照)。 ただ思い返せば日本では数年前護送船団方式への批判が荒れ狂い、民営化論が主流であったのに 現在ではまったく名称を変えて護送船団方式が復活しようとしていることに恐怖を感じる。 かつての護送船団方式批判の書物とあわせて今考えなければならない。 カスタマーレビューピックアップ この本の主張はふたつ。ひとつは徹底した市場原理至上主義(新自由主義)、もうひとつは政府による通貨管理の重要性(マネタリズム)であり、サッチャリズム、レーガノミクスの種本とも言われている。そして、現自民党政権が目指しているのもほぼこの本の主張に沿ったことである(本当にどこまで肥大した公共事業や天下りの撲滅を目指すのかは疑問だが)。そういう意味では、今後の日本の動向を知るためにも必読の一冊と言える。 一読すると、無駄な公共事業の全廃と民間への権限委譲を主張する著者の意見は尤もであると感じよう。しかしよく考える必要がある。明治時代の日本に関する分析が完全な誤りであるのはご愛嬌として、「選択の自由」を享受するための情報の対称性は本当に確保されているのか? この点を問題にしているのがかのスティグリッツである。確かにより多くの専門的情報を持つ強者が一人勝ちしてしまうのがこの情報化社会のひとつの特徴であり、この情報の非対称性が克服されない限り、市場原理はうまく機能しないのだ。この本はその致命的欠点については全く触れられていない。 さらに、食品や医療に関してその安全性を市場原理に任せるという立論には道義的にも問題があろう。例えば抗がん剤と高血圧の薬では安全の基準が全く異なることは明白だし、倫理性を市場原理に任せるのは暴論というものであろう。 カスタマーレビューピックアップ 私は公務員をしているので、この本の主張は痛いほどよく分かります。日本では医療保険、年金保険、雇用保険など様々な公的(強制的)保険制度がありますが、すべてはほとんど破綻状態です。理由は本書が訴えているとおりです。現在は国民年金保険料の無駄遣いが主に取り上げられていますが、無駄遣いはすべての保険制度に共通します。 公務員にとっては所詮他人の金ですから、決して大事に使うことはありません。国民やマスコミが厳密に監視することなど不可能ですから、公務員の無駄遣いを防ぐ方法は、公務員に金を持たせないことです。 国民も、何でもかんでも公的機関に頼ってはいけません。そういう姿勢が行政機関を肥大化させ、結局国民の大事な富がどんどん浪費されてきたということを知って欲しいと思います。 カスタマーレビューピックアップ
経済学の素養が無くても、自由主義に基づく「市場経済の活性化」 ・「小さな政府」というスローガンの意味を存分に咀嚼する事が 出来るでしょう。 もし、忙しくて600頁以上も読む時間が無いと言う方がいらしたら |
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