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Amazon人気商品ランキング/EconomicspsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:158486/総ページ数:15849 最終更新日:2008/08/21 Global Woman: Nannies, Maids, and Sex Workers in the New EconomyThe Wealth of Nations: Adam Smith ; Introduction by Alan B. Krueger ; Edited, With Notes and Marginal Summary, by Edwin CannanThe Mystery of Capital: Why Capitalism Triumphs in the West and Fails Everywhere Elseカスタマーレビューピックアップ
発展途上国や旧共産圏経済の経済開発についてきわめて重要なことを、わかりやすく主張している。資本主義における不動産登記制度の不備が途上国の経済発展を阻害しているとかかれているが、これは近年の日本でも他人事ではない。 経済に興味を持つ人すべてにお勧めの一冊。 Introductory Econometrics: A Modern ApproachWhen Genius Failed: The Rise and Fall of Long-Term Capital Managementカスタマーレビューピックアップ パートナーに2人のノーベル経済学賞受賞者を含む最高の頭脳集団で構成されたヘッジファンドLTCMの劇的な盛衰のドラマを描いた秀逸な作品。アジアの通貨危機、ロシアの債務不履行に翻弄されるパニック状態の市場環境下で、過去のパターンのから未来を予測する数学モデルへの過信とEfficient Market HypothesisやRandom Walkへの盲信(仮説と事実を履き違える)に基づくポジショニングが、ことごとく裏目に出る様子、思惑の異なる主要銀行各行によるLCTM救済への道程の描写は、差し迫った緊迫感が伝わってくる。 また、市場は必ずしもrandom walkではない(≒分布曲線の両端が細くなだらかな曲線になっているとは限らない[curve with fat tails])ということを、コイン投げ(1回1回が互いに独立した感情に左右されない行為)とマーケットでの価格形成(記憶や感情を含む)の比較や、riskとuncertaintyを峻別して記述しているChapter 4 “Dear Investors” は統計やファイナンスの基礎的な知識のある読者には興味深いのではないだろうか。 カスタマーレビューピックアップ 顧客獲得の為の行脚。自分たちの投資手法を理解しない投資家たちにトレーダーが吠える「あんたらみたいなバカがいるから儲かるんだ!」・・・正解。ただし皆が理解するまでは。長年の経験と嗅覚を売りにした「相場師」の独壇場だった当時のマーケットで数式を駆使して証券の理論価格を弾き出し、マーケットに理論値とのズレがあればその差を拾いに行く、、、今では常識と化した同一商品間裁定取引(アービトラージ)と呼ばれる手法は当時革命的であった。それは従来の相場師たちからすればゴミのような「誤差」に過ぎない、しかし自己資金を担保に借り入れを起こし投下資金を数倍あるいは数十倍にすればその誤差を数倍、数十倍にでき、極めて少ないリスクで莫大なリターンを得ることが出来る。当初は大成功であり名声を得た。しかし徐々に手法が知れ渡り競争者が参入し、今まで取りたい放題だった市場の「誤差」は瞬く間に埋められリターンは小さくなる。さらなる誤差を求めて不確定要素が極めて少なく確立した理論計算が通用しやすい先進国国債からターゲットを発展途上国、社債、株式へと移して行く。それらは不確定要素が多すぎ理論価格の算出には懐疑的だったが彼等はせざるを得なかった。当初の名声により莫大な顧客からの資金が流入中で、かつ顧客は当初あげた極めて高率のリターンを数十倍に運用資金が増えた現在でも等しく期待していたのだから。そして全ての市場参加者が彼等と同じ理論に基づいて行動したとき、理論が売りシグナルを出しても(皆が同じ行動を取るから)「カモ」になる買い手は現れず、市場参加者丸ごと引きずり込む「理論値を超えた」異常な変動を引き起こし、ファンドは崩壊する。 最強の投資理論はそれが最強であると皆が認めたとき、それが故に最強では無くなった。 カスタマーレビューピックアップ LTCM破綻のノンフィクションとして、実に面白く、スリリングです。 金融商品の知識がそれほどなくても、破綻へ至ったプロセスが理解できます。 LTCMの内幕やトレーダーたちの行動や考え方の対立も良くわかります。 最近、金融商品のトレードをしているので、彼らのトレーディング手法が巨額の損失に つながったのが、自分なりに理解できました。 1.ハイレバレッジ:損失が拡大するにつれ、自己資本が瞬く間に消えていった。 2.方向性取引:スワップスプレッドが縮小する方向に大半のポジションを傾けていた。 市場を変えても方向性が一緒なので、ヘッジされていないのと同じ。 3.流動性の低下:巨大ポジションは一括売買もできず、分割して売ればそれだけで相場が 崩れるため、結局ロスカットもできなかった。また、特殊な市場でのトレードは、売り 手が限定されて、売り手側がLTCMの内部情報をキャッチしていれば、足元をみて売買に 応じない。相場が極端に反対方向へ行けば、取引相手が消えるため、ポジションを決済 できなくなる。 トレード面での破綻の原因は、上の3つが主要なものでしょうか。 本書では、ウォール街の投資銀行のトレーダーの行動原理も良くわかります。 これをハゲタカファンドとでも言うのでしょうか。それともこの業界の常識? LTCMのポジションデータを買収交渉時に合法的にダウンロードして、LTCMのポジションを売り 叩くように自己売買。底値になったところで、LTCMのポジションを買い取る。仁義なんて あったものではない世界です。 「LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折」も数年前に読みましたが、こちらも面白く 読めますが、金融工学の知識がないと、LTCMのトレーディング手法の要諦が理解しにくいと 思います。 こちらも良書です。2冊とも読めば、LTCMに関しては完璧でしょう。 個人でトレードしている方には、お勧めの2冊です。 カスタマーレビューピックアップ LTCMにぬるい興味を持って関連本を探した結果、まずNicholas Dunbar著書の『Inventing Money: The Story of Long-Term Capital Management and the Legends Behind It』を先に読んでしまいました。これは頭脳のユルイ私には難しかった。著者自身も専門家なんですね。読者も専門的知識を持った方々なら堪能出来るのであろう、という感想でした。 一方こちらはほとんど「小説」です。専門知識がなくとも楽しめます。キャラは立ちまくり(メリウェザー氏、いいキャラだ)、彼を囲む頭脳集団の男の友情が意外にも「イイ話」なのです。崩壊に向かう過程はドキドキします。崩壊渦中のストイックな結束は何気に感動的です。スーパートレーダーが「年季奉公なんてイヤだ」と衆人環視の中で号泣する場面は胸が痛みます。メリウェザーが彼に最後の説得の言葉をかけるところで涙ぐみました。最後に、LTCM仲間が再集結して新ファンドで走り出す…感動している自分に驚きました(いいんでしょうか)。 『平家物語』に喩えているレビュアーの方がいらっしゃいますが、分かります。戦記物を読んだ気分です。人死にが出ないのが救いの戦記物です。「欲」だけの物語ではないですね。彼らには「ロマン」もあったのでしょう。 ちなみに、同書はエンロンのエネルギートレーダー達の必読書だったそうです。 アホなレビューですいません。こんなド素人が読んでも面白かった!…というコトで、当然の五つ星を進呈致します。 カスタマーレビューピックアップ
LTCMの破綻というウォール街の醜聞を扱っている本書は ファイナンスの関連書という扱いになるのだろうが おそらくこの本はノンフィクション作品としての意義の方が高いように思われる。 金融工学に精通していない読者にもLTCMがどういう手段を用いて 債券市場から薄い利益を(レバレッジをかけて)拾い出したかが 巧みな比喩でわかりやすく書かれている。 かと思うと、LTCMのパートナー達がどういう人間だったか 描くことを決して忘れたりはしない。 圧巻なのは第二部で、決してわかりやすい内容ではないにも関わらず あの時あの瞬間ウォール街の緊張感が実に上手く描かれている。 読書でスリルを感じたのは久しぶりのことだった。 実に素晴らしいノンフィクション・エンターテイメント。 星五つ、文句なし。 Fair Trade for All: How Trade Can Promote Development (Initiative for Policy Dialogue Series)カスタマーレビューピックアップ
本書は日本でも話題になった『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』の続編といっていい内容だが、前著が通貨危機国に対するIMFの経済介入に対する批判が主なものだったのに対して、本書ではWTOと自由貿易の問題点に焦点が当てられている。 なぜこれまで自由貿易が途上国に利益をもたらさなかったのか。一言で言えば、WTOに代表される世界の自由貿易体制が圧倒的発言力を持つ先進国によりゆがめられ、途上国に過度の負担を強いるものになっていたからだ。「自国農業の保護」という名目から、途上国の主要輸出物である一次産品への比較的高い関税率が容認される一方、途上国からの非熟練労働力の受け入れには注意が払われず、そのかわり知的財産権や海外投資家の権利の保護といった先進国の企業に利害に関わる問題が優先的に議論され続けた。その結果、途上国間ではWTOのルールに対する不信感が広がり、途上国にとって先進国との貿易と同じくらい大きなウェートを占める途上国間の貿易では関税を引き下げたり貿易規模を拡大する努力がほとんどなされなかった。これでは、途上国が自由貿易による利益を得られなくても当たり前だ。 そういう現状認識を踏まえて本書は、自由な貿易はそれを支える公正なルール作りによって初めて可能になるのであり、そのフェアな合意の形成のために途上国・先進国が一緒になって知恵を絞るべきだ、という極めて正攻法のメッセージを前面に打ち出している。 確かにグローバリズムの進行は、世界中における富の偏在をますます拡大しているように見え、そのことがいわゆる「反グローバリズム」の思想に一定の説得力を与えている。しかし、グローバリズムの流れの中で現実を少しでも望ましい方向に変えていくためには、本書のような正攻法の姿勢が最も必要とされているといっていいだろう。 A Splendid Exchange: How Trade Shaped the World
特価:¥ 3,436(税込) 発売日:2008-04-11 売上ランキング:Bookで7672位 Book / 通常24時間以内に発送 Bad Money: Reckless Finance, Failed Politics, and Global Crisis of American Capitalismカスタマーレビューピックアップ この中で完膚なきまでに叩きのめされるのがアメリカの帝国モデルです。ここまでたたきのめしていいのかと思われるほどです。著者が指摘するのは金融重商主義とも言うべきアメリカのビジネスモデルです。このモデルは著者によると1970年代にアメリカにより選択されます。このモデルは基本的にはアメリカの民主政(つまり有権者)の要求を反映しており、結果として住宅関連重要をどうやって維持していくのかが政治家の関心事となります。不動産価格と株価が長期的に上昇し、そこから金融マジック(home equity loan)により可能となる国内消費こそがアメリカと世界の繁栄を支えていたというわけです。となると、どうやったらこれらのアセット(株と不動産)の価格を下げないようにするか政策担当者の最大の関心事となります。そのためには米国政府は市場への介入(銀行の救済や流動性の供給そして株式先物の買い)も辞することはありません。つまり市場原理主義のイデオロギーを究極のところで支えているのは非市場原理の政治的な意思だったというパラドクスです。この無理な政策によって生み出されたバブルの解消(負債の増加)には相当の時間がかかります。その状況に乗じて台頭してきたのがこのところアメリカの金融機関に「公的資金」を注入しているsoverign wealth fundsというわけです。著者はもうアメリカの没落は始まっていると仮定していますが、これは巧みなハンドリングでこの没落を管理しないと、連鎖反応でドルの地位がさらに没落してしまうという危険性が指摘されます。最後に、著者の描く世界は、品のよさという意味ではかなり異なりますが、驚くべきことに、副島さんの事実の取捨と論理にかなり近づいています。最後に、ここで完膚なきまでに否定されている金融重商主義を国家発展モデルとして真面目に今目標としている日本の知性ってかなりブラックユーモアです。アメリカが驚いちゃいますよ。 カスタマーレビューピックアップ
「Bad capitalism will drive out good capitalism」というジョン・グレイからの引用で始まります。この著者さんの専門は政治史ではないかと思います。政治を追ううちに「経済・金融の勉強も必要だ」となったのではなかろうかと。引用される金融本が『The Black Swan』や『A Demon of Our Own Design』等で、アダム・スミスやケインズを読み込んでるぞ的な貫禄はありませんが、だからこそシロートに優しい本とも。 前半はサブプライム問題について語られます。CPIのコンポーネント弄りや快楽計算導入による数字操作などはここ数年指摘されてきたことですが、バーナンキFRB議長がM3の発表を停止したというのは初耳でした。本領発揮は後半、今回の信用市場崩壊を端緒とした文明崩壊論でしょうか。 八十年代に秘密裏に画策された「金融重商主義」のもと、金融サービスが製造業を抜いて最大の産業と化し、投機家が政治家と組んで国を操るようになった米国。この流れは止められるのか。著者は悲観的です。スペイン、オランダ、大英帝国の歴史を示しつつ、「敗戦国にでもならない限り、既得権益というのは決して崩せないものだ」と指摘します。 かつて共和党の牙城だったウォールストリートは近年民主党と懇ろになっており、共和党を軽く上回る政治献金が流れているそう。クリントン家(←小ネタとして、娘はヘッジファンドにコネ就職したとか)もオバマ氏もヘッジファンドの大金持ちがバックに控えている。ヘッジファンドのファンドマネージャーの所得はキャピタルゲイン扱いで課税されるそうですが、この税制上の抜け穴の改正を拒んでいるのは民主党だとも。民主党の悪質さは、リベラルを表看板にウォールストリート権益の保護者になりつつあるところであり、民主党政権による金融再規制は期待出来ないとのことです。 金融、政治、思想、資源(「ピークオイル」問題)を絡ませながら、「文明の興亡」を語り上げるエピックな視野を持った一冊。ランディス教授の『The Wealth and Poverty of Nations』を思い起こしました。サブプライム問題に興味はあるが金融オンリーの本はちょっと敬遠する、という方がいらしたらお薦めです。 Barbarians at the Gate: The Fall of Rjr Nabiscoカスタマーレビューピックアップ 20年前の当時市場最大のLBO案件であったRJRナビスコの買収合戦を 克明に描いたノンフィクションのビジネス書。 今後日本でも本格的な国境を超えたM&Aなどが始まる兆しであるが、 いかにLBO、Investment Bank、買収ファンド及びそれに関与する 企業弁護士等が企業の買収に関し行動するのかを具体的な事例を通じて 教えてくれる良書。企業買収ものの小説もちらほらみかけるようになったが、 本書は小説にも勝る内容とばっており、500ページを超える内容で あるが一気に読めてしまう程。 M&A分野は時間的な制約がある中、各パーティがそれぞれの思惑を秘めて ディールに取り組む訳であるが、その中では必ずしも会社の将来が考えられて いるわけでない面もあり、又株主の価値が最大限考慮されるわけではない。 金融の論理でのディールパッケージを目指しているものもあり、今後日本で 起こるであろうディールも注視していく必要あり、その為にも本書は良い教科書 といえる。20年を経て国際的にも証券・金融規制は整備されてきているが、 これらのプレーヤーは法的・税制上のループホールを活用する事で新たな展開を 作る事でプレーヤーとしてのステイタスを高める事がその行動原理の基準になって いる事もこの本でよく分かり、違う形での問題を提起する事例が今後も必ず出て くると思います。本書の内容はその意味で過去の物語ではなく今日的な課題を提起 し続けている点で名著であり、必読の書になっているかと思います。 他の人のレビューにもある通り、姉妹書とも言えるDen of Thievesとあわせ 読むことで、よりその実態が明確になると思うので読むことをお勧めします。 カスタマーレビューピックアップ アメリカ有数のタバコ・食品会社であるRJRナビスコのCEOまで登り詰めたロス・ジョンソン。 社有ジェット機と有名スポーツ選手とのお付き合いをこよなく愛する経営者が 低迷する株価を業を煮やして打って出たのは、80年台最大のLBO(レバレッジバイアウト)だった! 本書は、RJRナビスコをめぐって、経営者側(MBO)と投資ファンドが繰り広げる 約6週間にわたる、昼夜を徹した買収合戦を克明に描いたビジネスノンフィクションです。 カナダでGEのセールスマンをしていたロス・ジョンソンが どうやってRJRナビスコのCEOになったのか。 そしてロス・ジョンソンとはどんな経営者なのかが 多彩なエピソードによって詳細に描写されます。 そしてロス・ジョンソンが取締役会に根回しをして 投資銀行とタッグを組んでMBO(マネジメントバイアウト)を提案します。 投資銀行は莫大な手数料目当てに資金集めに奔走し、 すべてはうまくいくかに思えたそのとき、待ったをかけたのがKKRという投資ファンドだったのです。 なぜKKRが待ったを掛けたのか? それは、もともとKKRが以前、ロス・ジョンソンにLBOのアイデアを披露しており、 KKRは自分たちが出し抜かれたと思ったからでした。 意地になったKKRは、経営者側買収価格よりさらに高値を提案し、 一気に入札合戦へとなだれ込むのです。 本書は関係者に取材した膨大なインタビューを元に構成されたノンフィクションであり、 (本当かどうかはわかりませんが)会話の内容まで詳細に再現されており、 まるで小説ではないかと思わせる臨場感です。 締め切り時間に遅れそうになり、入札書類をもった弁護士がタクシーを降りて走るコミカルな様子や、 夜中まで交渉を続ける関係者の生き生きとした描写が大変魅力的な一冊です。 昨今、日本でもMBOやLBOが流行しています。 いまさらながら、ビジネスの世界における日本の10年〜20年遅れを実感させる本でした。 日本語版は入手しにくいようですが、がんばって洋書にトライしてください。 表現が格調高く、なにしろ登場人物がいっぱい出てくる(普通の探偵小説の4、5倍ですね)ので、すらすらとは理解できませんが、ストーリーが面白いので、大丈夫です。 読了後、すぐにもう一度最初から読み返してみようかなと思わせる、エキサイティングな10年に一度、いや20年に一度のビジネス書です。 アメリカの会社の経営者の実像を理解するのに1番のお勧めです。 カスタマーレビューピックアップ RJR NabiscoのM&Aについてのノンフィクションであるが、読み物として大変に面白い本でした。某MBAでのM&Aの教科書にもなっているとのことですが、Big Dealにかかわる当事者がどんな状況で、どのように判断し行動するかがよく書かれ、非常にM&Aの内側を理解できました。 とくに、RJR NabiscoにかかわったPlayerたちが、KKRのHenry KravisやBruce Wassersteinなどの超一流Playerなので、彼らの行動がM&Aを理解するうえで、とても役に立ちます。また、RJR NabiscoのM&Aでは、経営陣によるMBO、敵対的TBO、Drexel のJunk BondによるLBOなど、いろいろな要素が含まれています。 この本を表のM&Aを描いた本だとすると、その裏側を描いたのはjames B. stewartの'Den of thieves'になります。二つを読み比べてみると、1980年台のM&Aを取り巻くWall Streetの状況を肌で感じ取ることが出来ます。 カスタマーレビューピックアップ 日本のM&Aにおいてオークションは、再生事案や大型クロスボーダーを除けば数が多くない。したがって、M&Aバンカーでもオークションの経験豊富な人はあまりいないであろう。本書ではRJRナビスコをめぐる4パーティの争いの経緯が生々しく描かれている。RJRナビスコの争奪戦自体はもう20年近く前のことになるが、今日本書を読むことの意義は、メガディールのオークションという状況において、ビッドの参加者と売り手がどのような動機でどのような駆け引きをするのか?またビッドはどのように引き上げられていくのか?等を追体験することにある。 それにしても、本ディールはgreedの象徴のように言われたが、真の勝者はKKRではなく株主であった、というところに、アメリカのM&Aの真骨頂がある。 カスタマーレビューピックアップ
非常にステイク(金額、社会への影響、個人への影響、損得)の大きな取引における、当事者及び関係者の考え方、行動が非常に良く書かれている。出版されて何年か経つが、この本のコアはまったく古びていない。金融やビジネスに興味を持つ人にとって、最高の本の一つでしょう。 Development As Freedomカスタマーレビューピックアップ ノーベル経済学者であるAmartya Sen氏が、個人の自由の拡大により人間の潜在能力を高めることで経済成長を含む開発を進めるアプローチを提唱する。このアプローチは発展途上国における開発だけでなく、現在先進国で進む生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)向上にも通じる。個人的に最も驚いたのは、第5章において展開される組織の中に生きる個人にとっての自由と市場、国家、社会的機会の役割の議論が、現代社会、更には個人の社会的集合体としての企業にも実に良く当てはまることである。例えば、GMが労働組合との柵で、従業員個人を不自由な状況に置き(組合規定内労働の繰り返し)、潜在能力を伸ばすことも生かすことも出来ずに成長できない一方、トヨタが従業員の自由を拡大し(改善提案をする政治的な自由、機能横断的に仕事をする経済的な自由、オン・ザ・ジョブ・トレーニングを受ける社会的機会の自由、終身雇用による生活保障等)、従業員個人の潜在能力を引き出し、その結果として経済成長を享受しているという見方は論理の飛躍が過ぎるでしょうか。日本企業を手放しで美化するつもりはありません。日本企業という社会には多くの不自由が存在します。大企業内では個人が仕事や勤務地を選ぶ自由もありません。中途採用者、女性、外国人労働者への差別も続いています。強制残業、硬直的な就業規則での拘束など挙げれば限が有りません。これらの不自由を取り除くことは、企業の本来の目的である顧客満足の向上や株主利益の追求と相反するものではありません。経営者として企業という社会の中での従業員個人の自由を拡大し、その結果経済成長を即すことができればこれ以上の社会貢献はないのではないでしょうか。本著の本来の意図とは異なるとの批判を承知で、企業の価値は売上や利益だけにはないと考える企業経営者、海外駐在予定者の方々にもお勧めしたい。 カスタマーレビューピックアップ 開発とは何か、それは「尊厳ある人間それぞれが兼ね備えている本質的自由を増大させるプロセスである」とセンは言及する。それゆえ、開発を通して経済的な富を得るという従来の経済成長中心型の開発戦略に警鐘をならし、人間の潜在能力の発揮を妨げているような障害を取り除くことこそが開発であるとの言及もしている。それゆえ、1980年代後半頃までの経済効率性偏重型の開発思想から見ればセンの思想は斬新であろう。しかし純粋な新古典派経済から見ればセンのこのような思想は嫌われる側面がある。その一方で、世銀のウォルフェンソン総裁もCDFを強調しているように、またスティグリッツもUNDPのHDRの中でトリックルダウン理論を部分的に否定しているように、これまでの開発思想に変革が求められている。そのような中で、本書籍を参考とする意義は十分にある。しかしアドバイスとしては、まずは開発経済学入門編の一般的な書籍を読破され、開発経済の流れを整理してから本書を手に取った方が良いと思われる。 カスタマーレビューピックアップ この本は、98年にアジア人としてはじめてノーベル経済学賞を受賞したアルマティア・センが書いた”Development as Freedom”という原書を日本語に訳したもので、センが紹介した主な概念はこの本に濃縮されている。センは、人の豊かさ(幸せさ)は収入ではあらわさせず、自由度の大きさであらわされると主張する。センによる開発(経済開発を含む広い開発)とは、人々の自由を一つずつ獲得してゆくプロセスのことである。自由とは、例えば、政治家を選べる自由だとか、教育を受けることだとか、好きな食料を買える自由だとか、職業が選べる自由だとか、好きなところに行ける自由だとか、自然災害にあわない自由などいろいろ考えられる。経済的な自由もあるが、政治的なものや、人間の権利に関わるすごく基本的な自由もある。センによると、国が貧しければ、自由が制限され、人々は不自由な状態にある。だから、貧しい国の開発では、不自由を取り除く、つまり、人々の自由を1つづつ拡大して、自由を獲得してゆくことが大切になってくるという。本書ではわかりやすい表現でセンの言う自由の概念が理解できる。開発経済学を勉強する、経済学部、土木工学、都市工学、環境学部の大学生・院生は必読の書と言えよう。 カスタマーレビューピックアップ 経済学者であるからこそセンはノーベル経済学賞を受賞したのであるが、本書では開発というとそのまま経済開発とイコールになってしまう現代に警鐘を鳴らしており、彼が経済学の枠に納まらない碩学であることが証明されていると思う。発展途上国だけでなく、経済成長至上主義のの呪縛から逃れられない日本人にとっても示唆に富む内容である。その意味でもDevelopment As Freedomを『自由と経済開発』と訳すのは当たらないと思う。 カスタマーレビューピックアップ
本書は、センが「開発の在り方」を世に問うた作品である。議論の本筋は、「人間生活の豊かさ」を満足度や目標達成に伴う充足感などの主観的指標によって計測するアプローチや、所得や資産水準などの客観的とはいえ画一的で個人間の多様性を考慮しない指標から計測するアプローチを批判し、諸個人の特性(年齢、性別、健康状態、文化・宗教的的背景など)から実際に個人が達成できる選択肢の自由度によって豊かさを計測するべきだと主張している、いわゆる「潜在能力アプローチ」の理論である。その具体例の一つとして、センは、バングラディッシュに住む男性と、アメリカのスラムに住む黒人男性の生存率を比較している。この例では、何倍もの所得を得ているはずの黒人男性が最貧国に住む男性よりも長生きできないのである。画一的な所得だけを見る方法では、黒人男性のほうがずっと豊かな生活にあると判断されるのだが、黒人男性の生活が豊かさの実体を伴っていなことは明らかであろう。こういった分かりやすい事例を多く用いながら、センは真の「開発」とは潜在能力の意味での「自由」を拡大することであると主張し、マハティールの考え方に見られるような国家主導による独裁的な開発を批判する。以上のことから、「豊かさ」を見つめ直し、望ましい開発の在り方を考える上で、本書は非常に重要な入門書と呼べるだろう。ただし、この本は残念なことに誤訳箇所が非常に多いのである。しかしながら、全体の意味は十分につかめるので、十分読むに値する本であることは間違いない。 |
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