定価:¥ 4,725(税込)
特価:¥ 3,591(税込)
発売日:2008-08-22
売上ランキング:DVDで1416位
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Amazon人気商品ランキング/文芸psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:74/総ページ数:8 最終更新日:2008/08/21 山椒大夫
特価:¥ 3,591(税込) 発売日:2008-08-22 売上ランキング:DVDで1416位 ユーザー評価: DVD / 近日発売 予約可 カスタマーレビューピックアップ
助監督の田中徳三さんの言によれば、溝口本人は決して乗り気で創った作品ではなかったようです。 確かに“祇園の姉妹”“残菊物語”“西鶴一代女”という、女の悲哀と気概を描いた一連の作品と比べれば、必ずしも溝口の得意とする世界観を扱った作品とはいえないのかもしれません。 しかしこの時期、まさに創作意欲の絶頂期にあった彼は、予算をたっぷりかけて第一級のスタッフを手足のように使えるという幸運にも恵まれ、“女の悲哀”というやや世俗的な作風をつきぬけて、これこそが日本古典美の真髄なのだーということを西洋人にまで知らしめるような格調の高い作品を造りおおせました。 この作品についてフランソワ・トリュフォーが、何故これと“七人の侍”が(ヴェネチア映画祭で)同点銀賞なのだ? “山椒大夫”のほうが格段にすぐれているーとまで発言したのは有名です。 なんと言っても香川京子さんが入水して果てる場面の宮川一夫さんの水墨画を思わせる画面造り(画面前方の竹には墨を塗っているそうです)や、ラストの厨子王と母親の再会の場面とそこに流れる早川文雄氏の音楽が絶品です。 この場面を映画館で一度だけ見た私は背中に震えが来てしばらく立ち上がることが出来ないほど感動してしまいました。 DVDでの単品発売、待ちに待っていました。 まだご覧になっていない方、必見ですよ。 カンゾー先生カスタマーレビューピックアップ 以前みた映画だった。 ハリウッド映画と違う日本の映画。 性におおらかで、人生を謳歌し、 そして時代の逆境にしぶとく生きる。 そんな日本人を見せてくれた。 医療に携わる人に見てもらいたい。 カスタマーレビューピックアップ <元気コメント> 生と性。 人にとってはいずれもかけがえがない。 (走り回る医者カンゾー先生とそれを囲む一筋縄ではいかない登場人物たち:世良公則=モルヒネ中毒の外科医、唐十郎=生臭坊主、松坂慶子=料亭の後家、麻生久美子=売春看護婦ソノ子) カスタマーレビューピックアップ 路地を疾走しまくる初老の医者、淫売、アル中の坊さん、モルヒネ中毒の医者―本人たちは必死でも、どこか笑いを誘うキャラ達―。 ちょっと軽めだけど、今平監督の出発点、“豚と軍艦”あるいは“にあんちゃん”を髣髴とさせる、あの重喜劇が帰ってきたーと言う思いがこみ上げてしまいました。 思えば“神々の深き欲望”以降の今村昌平は、実証主義にこだわるあまり、こういった、庶民のおおらかさをのびのびと謳いあげる作風から遠ざかっていたと思います。 女のモンペを旗にして去っていく鯨も大笑いです。 “うなぎ”で2度目のカンヌ・グランプリを受賞し、名実ともに世界の巨匠となった今平さんがリラックスして作った快作―と言う感じです。 “お前は激しい女じゃのう” “サヨナラだけが人生だ” “うちはバクテリア(つまり人間というよりは生物)じゃけん”などなど、まさに今村昌平の軌跡そのままの名セリフが出てきます。 さらには原爆のきのこ雲まで―。 これはまさに今村昌平大全集といった感じの作品でした。 カスタマーレビューピックアップ 昭和20年の混沌とした時代背景の中で軽妙に人間模様が展開されていく… 際立っているのが何といっても体当たりで頑張った麻生久美子ちゃんの演技でしょう♪ 卑猥ではないのにエロチックな場面が、そこかしこに散りばめられていて素晴らしい作品に仕上がっています。人情味あふれる内容の中にピリッと効かせたスパイスのような麻生久美子ちゃんのHなシーン! 理屈ぬきで楽しめます♪ ぜひ、ご覧になって下さい。 カスタマーレビューピックアップ
この作品自体ももちろんすばらしいが、なんと言っても麻生久美子ちゃんの裸が売りである。 その若い乳房と、もう少しでヘアーが見えそうな裸の下半身。それが作品を締まったものにしている。奥菜恵レベルではこうはいかない。 細雪カスタマーレビューピックアップ 原作自体が確固たるストーリーがない作品ですので、映像はいい手段です。むしろ映像こそ、この作品の本質を余計な説明なしに見事に提示するものなのかもしれません。原作には相当忠実に作られています。ただし時間は一年という短い時間に凝縮されています。その中ですべての季節、桜と紅葉と雪が現れます。原作の最後のシーンでは、どうしても映画の結末としてはおさまりが悪かったのでしょう。結果として、原作には存在しない男女間の陰影のシーンがいくつか付け加えられています。この部分は余計な部分でしょう。そこまでして無理にストーリーの展開を作る必要はあったのでしょうか。もうひとつ、女優だけではなく男性陣(サリーとエモヤンをのぞくと)にも関西弁を母国語とするものはいないようで、関西弁の会話の部分は、どうしても力みすぎて硬さと動作のぎこちなさが残ります。そして忘れてはならないのは、全編を通して主役でもある着物です。さまざまな種類と色彩の着物が、それぞれのシーンのモティーフに合わせて登場し、私のような無知なものにも十分にその魅力を伝えてくれます。ヘンデルの音楽がバックに流れ、作品全体としては素晴らしい仕上がりです。もうこのような作品が作られることはないのでしょうか? カスタマーレビューピックアップ “細雪”は確か過去に三回映画化されていますが、なんといっても極めつけはこの市川版ではないでしょうか。 普通、小説の映画化というものは、時代が下れば下るほど風俗や観客の嗜好も変化してしまい、成功するのはきわめて難しくなるものなのですが、この作品の出来栄えはその点から考えても大変な快挙だと思います。 なんといっても配役が素晴らしい。 長女役の岸恵子さん−本当は山本富士子さんが予定されていたのですが、ピンチヒッターとして登板しました。 原作よりちょっと軽くてノー天気な感じになっていますが、これはこれでいいと思います。 しっかり者の次女、佐久間良子さん。 次女にやや似ていますが、芯はもっと強い三女の吉永小百合さん。 奔放で我儘なこいさん役には古手川裕子さんがピッタリ。 また長女の婿役の伊丹十三さんは冷徹な銀行家に見えて、なかなか家族思いの一面があり、誠実で真面目そうな次女の婿である石坂浩二さんが実は結構女たらし−という意外な展開! とにかく登場人物が多彩なので、劇的葛藤の薄いストーリーでもまったく退屈さを感じさせません。 目を楽しませてくれる豪華な衣装と精緻を極めた画面作り−70年代末の金田一耕助シリーズの雰囲気をそのまま転用したようなライティングなのですが、これが日本家屋の陰翳を礼賛した谷崎の世界観とすばらしく合致していました。 細雪が(あれは本当の雪なんでしょうね? やっぱり)散りゆく桜の花びらにフェイドして行き、その中にはあの四姉妹がーというあのラストには思わずため息が出ます。 とにかく必見です。 カスタマーレビューピックアップ 1983年公開作品、驚かされるのはその実に豪華な出演陣、元・名家の本家の妻を岸恵子(赤い疑惑)、次女で分家の妻を佐久間良子(病院坂の首くくりの家)そして、分家の家に身を寄せる年頃の美しい2人の姉妹を吉永小百合、小手川裕子が、次女の婿を石坂浩二(金田一シリーズ)、一見、殺人事件でも起きるのか、何かドロドロとした人間関係が展開されるのか、といった不陰気ですが、内容は至って日常的、ですが、時代の流れの中、元・名家の優雅な生活が、静かに終わりを迎えるといった題材をこれだけ的確に描写出来るとは、素晴らしいの一言ですね、皆が、昭和を代表する名俳優だけあって、その美貌、演技力に惹き込まれました、これは文句なしにお勧めな名作です。 カスタマーレビューピックアップ 市川作品ということで、 その映像技術の高さは先入観として もっていたものの、映画全体の構成や展開、 具体的な内容までは、正直たいしたこと無いのかなあ、 と思い込んでいました。 しかし、それは間違った考えでした。 欧米(とくに英国)では、こうした文芸大作を 衣装や舞台、映像と三拍子そろった形で美しく 作り出すのがお得意だし、そうした映画は、 大々的に広告もされるので、一般的にも浸透しやすい と思います。が、日本映画についてはなぜか それと逆方向。本当はとても良質なのに、なかなか 報されづらい環境があるのではないでしょうか。 映像や衣装など美術的なものもそうですが、 ストーリー展開、人物設定、役者陣の演技など細部に 渡って「日本」「上方」「おんな」「家」「人間」の 姿が集大成のように編み上げられており、 たいへん質の高い映画だと断言できます。 ビスコンティやアイボリーなどの作品と しっかり肩を並べられるといっても良いです。 後世にずっと残していきたい映像作品です。 カスタマーレビューピックアップ
原作者の妻、谷崎松子夫人が台詞校訂しただけあり、会話をきくだけでもこの映画を鑑賞する価値はあります。あの独特の調子はすらすらと耳に入ってきましたし、吉永小百合の関西弁をきくだけでどきどきしました。勿論映像も幽玄、豪華絢爛この上なく、着物の目を突き抜くような色彩から夕日のかかる桜、バーの店内ほとんど緑色まで本当に市川崑は照明にこだわる監督だと思いました。ラストの回想場面も最高の演出でした。 原作通りに「こいさん、頼むわ。」から始まると思ったらそうではなくて、・・・意外というか、凝っていると感じました。 セロ弾きのゴーシュカスタマーレビューピックアップ セロ弾きゴーシュの話は、面白い話だと思っていました。 ただ、楽しいという印象はありませんでした。 セロ弾きゴーシュのアニメは、楽しく見ることが出来ました。 セロ弾きゴーシュを楽しく読んだり、新しい観点を持って読むきっかけになりました。 原作への導入にはよい作品だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 最近のジブリ作品は「ゲド戦記」にしても、「ハウルの動く城」にしても 原作を変えすぎて、ゲド戦記にいたっては、原作者が怒ったという話もあるらしい。 しかし、これは、原作に忠実。 せりふも現在では言わないような言い回しさえ、不自然なまでに忠実に再現している。 そのことによって、宮澤賢治の意図することが、正確に伝わってくる気がします。 小学3年生の息子は、このDVDを見たのち、学校の図書館で原作を読んだらしい。 「せりふが全く一緒だった」と言って、夕食のとき、たいそう感慨深げでした。 原作を読んでイメージしていたものが壊れてしまうという意見もありますが、 私は、実に自然に、見ることができました。 宮澤賢治が持っていたという プフィッツナー指揮のベートーヴェンの交響曲第6番「田園」が DVD2に収録されていますが、 これは、1929年の演奏にしては録音状態もよく、 バックに流れる宮澤賢治の生涯と岩手県の風景が実にマッチしています。 演奏自体は、テンポが遅く、あまり好きな演奏ではありませんが、貴重な記録ではあります。 カスタマーレビューピックアップ 全編を通じて流れるベートーベンの「田園」に合わせて展開される花巻?の城、街や田園風景が良く描かれています。宮沢賢治の原作はこうだったなどとこだわらずに一つの世界を作り上げているのは立派と言えます(場面構成はディズニー映画ファンタジアの影響もあるような気がします)。出てくる擬人化された動物たちもかわいいし、全体としてはなごみ系の仕上がりです。作画は確かに未来少年コナンにも似ていて、ジブリの原点的なものです。 このDVDも今はジブリコレクションシリーズに入っていますが、昔は色々なところが出していたような気がします。 カスタマーレビューピックアップ 前のスペシャルコレクションを持っている方にはかなりビミョーなDVDですね。 絵コンテとインタビューが少し長くなっているという事なんですが。 しかし、作品的には文句なく五つ星。 また、そのインタビューもかなり内容が濃く一見の価値有りです。 前の版を持っていない方、まだ作品を見ていない方には大絶賛でお勧めします。 カスタマーレビューピックアップ
宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」は読む人によって色々なとらえ方が出来る。まずゴーシュという名前からどこの国の物語か分からない。ゴーシュの年齢も演奏する第九も読者の想像によって異なる。幼少の頃にはゴーシュはてっきり老人かと思っていた。アニメ「セロ弾きのゴーシュ」では、監督高畑勲氏の見事な想像力に驚いた。時代設定、年齢、楽曲などどれも原作に見事にフィットしている。まるで宮沢賢治に教えを受けたかのようだ。セロ弾きゴーシュの決定版と言えるだろう。それでも原作を映像化により限定化することにより、Anneの言う「想像の余地」がなくなったことも事実。原作の1つの解釈法として捉えるのが良いだろう。ちなみに作品中に登場する「インドの虎狩り」は全くのオリジナル曲であるというのは驚き。演出、音楽、作画ともに超一流の作品である。 陽暉楼カスタマーレビューピックアップ 五社英雄監督の「高知女衒モノ」。宮尾登美子原作映画化中で最も完成度が高い。立体的な人物造形と明晰に構成された脚本。五社監督の演出は、やり過ぎるとどんどん空回りして、「大旗振り回しすぎ」に陥ることもあるのだが、ケレンをツボを抑えたポイントに留め、バランスのとれた本作は秀逸。池上季美子がとても綺麗で、抑えた演技で重厚な表現を結実した緒形拳の芝居がとてもいい。なんだか、泣けます。 カスタマーレビューピックアップ 五社英雄監督作品はけっこう好きなんですが、宮尾登美子原作3部作でも特に「陽暉楼」は気に入ってます。日本映画の芸妓モノはこの映画が 火をつけたようなものではないかと思ってます。池上季実子&浅野温子のとっくみあいは必見!! カスタマーレビューピックアップ
重厚な美術、音楽、魅せることにこだわったケレン味溢れる演出。そして、まさしく体当たりの激情で演じる女優陣も素晴らしい。見応え充分です。 鬼の棲む館
特価:¥ 3,797(税込) 発売日:2008-07-04 売上ランキング:DVDで25670位 ユーザー評価: DVD / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ
ポルノと見まがうジャケットになっているが、ヌードを売り物にした作品ではなく、正攻法の文芸映画と言って差し支えないと思う。 凄まじいまでの嫉妬心を抑制した高峰秀子の演技が、実に怖い。 一方、新珠三千代の美しさもまた、たいへんに怖い。 凡百のホラー映画では太刀打ちできない心理的な恐怖。 二人に挟まれた勝新太郎が萎縮して見えるほどの、恐ろしさだ。 エロティックな要素に期待せずに、あくまでも文芸映画としてお奨めしたい。 白蛇抄カスタマーレビューピックアップ 滝に身を投げて自殺しようとした小柳ルミ子、彼女を助けて後妻にした老住職若山富三郎、そして彼女をつけ狙う若山の息子杉本哲太、警察の夏八木勲。彼らのドロドロとした愛憎関係が呼ぶ破滅とは。 当時脂の乗り切っていた小柳ルミ子が、色白の豊満な肉体を脱ぎ惜しみ無く魅せてくれます。 そんな中で頑張っているのが、今や緒方直人夫人となってしまった仙道敦子。彼女は杉本に惚れているという設定で、Tシャツと下着姿で誘惑したり、レオタード姿で走り回ったり、制服姿で若山に襲われたり、脱ぎはしないものの、非常に色っぽい見せ場を連発してくれました。 なんかHな話が多いですけれど、そういう部分を期待されている映画だからいいですよね? カスタマーレビューピックアップ
畫質優良,故事内容太普通,小柳ルミ子演技挺不錯,沒看過朋友必看. 瘋癲老人日記カスタマーレビューピックアップ ビデオもレンタルされておらず、DVD化を諦めていた作品が遂に!!若尾文子の特に後半の作品は、エロスがほとばしりまくりの秀作だらけだがこの作品はその中でもすごい!エロスの大洪水です。「離れたキスよ」と唾を垂らすシーンはエロティックでいながら上品!この調子で他の作品もDVD化して欲しいものです。 カスタマーレビューピックアップ
本当にこの作品は 若尾さんの新たな面を垣間見た これまた素晴らしい作品でした。 嫁ぎ先を自分の支配下に置く勢い 嫁としてのクイーンの地位を確立、 その傲慢振りといったらハンパない。 若尾さん以外には該当無しというべく 舅に対するいたぶりよう そしてお手伝いさんに対しての つっけんどんな態度。全てが若尾さん仕様??の 映画と思うくらいに、 若尾さんの演技が神々しく感じました。 浴室でのシーンでの舅を足で蹴り上げるシーンは 元祖どS嬢ともいうべきいたぶりよう 下手をするとエロのみの演出も 若尾さん山村さんの 名演技のためいやらしくなくどこか品を感じた。 若尾さんの、おぐし、衣装申し分の無い素晴らしいもの。 殆どが舅との絡みなので 映画の幅を問われると・・・。 でも とにかく素晴らしい作品でした。 火宅の人カスタマーレビューピックアップ 特筆すべきポイントは2点 ・壇一雄の「火宅の人」を映画化したこの作品に壇ふみさんがでてます ・原田美枝子さんが期待以上にいいです。キレイです。あんなにもきれいで豊満で形のいいバストだったなんて、と感嘆してしまいました。 カスタマーレビューピックアップ 緒形拳、いしだあゆみ、原田美枝子、そしてチョイ役の荒井注などなど・・・ 名優たちが見事に映像に陰影、奥を作っています。 いかにも作家らしいナイーブな男の心象世界の表現が見事。 ところが、松坂慶子がネエ・・・ 2次元の演技しかできないでしょ、この人・・・ いかにも都会育ちのお嬢様、お姫様ってかんじの人に、 義理の父にレイプされた長崎の離島の女は無理でしょ・・・ もっと、影のある女優を使わなきゃ。 松坂慶子のシーンを全部すっ飛ばしても、(全裸ベッドシーンはちょっと惜しいか)ストーリーはつながるから、見ない方が情緒は安定するかも。 カスタマーレビューピックアップ この映画映画館で見たのですが、いまDVDで観てみると当時と感想がまったく異なっております。まあ人生経験の度合いで見方が変わるのでしょう。 3人の女性はそれぞれに純粋な気持ちを持っているのですが,主人公がどうも気持ちが定まらない。その3人の女性をいしだあゆみさん(妻)原田美枝子さん(愛人)松坂慶子さん(旅の道連れ)ときれいな映像で撮りきっております。妻は愛人がいることで見切りをつけるのですが,子供のために家庭は維持します。この妻の心情を表情でも見事にいしださんが演じきってますね(私はこの俳優が好きなせいか一番女性らしいと思いました)しかし、映画は二人の女とのシーンで2つのピークをつけます。ダブルトップというやつですね。まずは愛人の原田さんとの瀧のシーン。映画的にかなり良いシーンでしょう。俳優も景色も音楽も照明明も全て完璧。この映画の原田さんは本当に美しいです。「青春の殺人者」の時よりも良くなっているような気がします。きれいに成長したという感じで前半の山を作ります。後半の山は松坂さんと五島列島と九州の旅。それまで沈滞していた家庭と愛人の間から開放された自由な空気を画面いっぱいに松坂さんの元気の良い演技で充満させます。今思うと他の二人がいい演技しているので特別良いと言う感じではないのですが、自分自身の気持ちとして別れて行く心がきれい。「こんな楽しいこと一生続くわけないでしょう」と自分の生活に戻るのです。まあ結局主人公も家庭に戻るというパターンですが、この映画は、各個人の愛情の認識をチェックすることとこの四人の俳優の美しさでしょう。出てくる女優3人が全て美しいという映画はそうざらにはないと思います。昔はたくさんあったんですけどね。地味なようで音楽と言葉と映像がマッチした作品だと思います。今の私には愛すべき作品です。 カスタマーレビューピックアップ
原作は著名な檀一雄の「火宅の人」。家庭を持ちながらも、様々な女性との情事。流浪のように流れ流れ流れる旅。しかし、原作のトーンとも通低するのが、暗く、憂鬱にならず、あっけらかんと明るいところが本作の特徴。普通これだけ問題があれば、家庭なんてめちゃめちゃなんだけど、すべての人間の真剣な切なさを持ちつつも、前向きに生きる明るさはとても良い。脚本・演技・演出の完成度も高く、かなり面白い。主演の緒形拳は放蕩しつつも憎めない「壇一雄」をはつらつと演じていてとても好感。監督は、あの「深作欣二byバトルロワイヤル」さんです。邦画って捨てたものじゃないです。 夏目漱石のこころ(新潮文庫連動DVD)
特価:¥ 3,990(税込) 発売日:2006-11-10 売上ランキング:DVDで4284位 DVD / 通常24時間以内に発送 |
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