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あらすじは、さわられた姫を救いに城へ急ぐアルカイン達。 途中、王弟に助力を願いに会いに行くが。 タイトルに上巻と書いてませんが、実質は上巻で、いいところで終わります。 城にいる将のルナスティアに因縁のある魔族が現れたり、セロの薬師の師匠がでたり と新キャラが出ます。 魔族側も魔族になる前の話や内面が描かれています。大きくストーリーが動きだした内容です。 この上・下巻で、さんざん伏線が張られている フィノの闇や魔族が城を乗っ取った目的などの答えがある程度明らかになる期待がもてる内容でした。 千里眼 優しい悪魔 下 (角川文庫 ま 26-112)カスタマーレビューピックアップ やはり、ジェニファーも意外な方向に行ってしまった。美由紀にとっては数日の戦いだが、読者にはあまりにも長い戦いだった。それが、こんなあっけらかんとした展開でいいのか?また、きっと、友里佐知子が現れ、美由紀と壮絶な頭脳戦と、バトルをみせてくれるはず。 この戦いの果てに美由紀が見た新世界は? カスタマーレビューピックアップ
毎回の如くスピード感があり、良く練られたプロット、読者さえ騙すギミック。 感動あり笑いありのまさに娯楽小説様様です。 ついに、謎のイタリア人ダビデの正体が明かされます。 なぜ、いつも美由紀の前に現れるのか? そして、ジェニファー・レインとの決着。 美由紀の新たな旅立ちを予感させるラスト。 千里眼シリーズの総纏め的な作品になってます。 ただ、上下二巻に分ける必要があるのか?と大人の事情に突っ込むのは野暮なのでしょうか。 それで-1とさせていただきました。 甘い融点 (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-17)カスタマーレビューピックアップ びっくりしましたよ!8割方ベッドシーンなんですもん…いや、好きですけど、エロ(笑) 崎谷先生の作品中でもかなりH度が高い方らしいですね でももちろんイミなくHなわけでなくて、ちゃんと根底にせつない恋がぎゅっと詰まっていて そこがとっても良かったのです おバカで健気な受けの陸が、ロクでもない恋人に捨てられるの怖さに体を売ろうとし、 それを見かねて風俗世界の仕事の仕方を実地交えて教えてやろうとする攻めの恭司 …って、そこだけ聞くとなんだか色々安易でみだらな想像もしがちなのですが 基本が陸への心配から来ている行動なので、恭司のレクチャーは実質的というか なにもそこまでってくらいリアルな指導です (勉強になります 笑) この世界の厳しさを嫌というほど知っている恭司なので、ほうっておいたらきっと闇に沈んで いってしまうだろう陸を見捨てる事ができないんですね すごく懐が深くてちゃんと立って生きているカッコ良い「大人の男」でした 一方、陸の境遇や、そこからくる今の幼さとか行動にはやっぱり同情してしまいます ある意味異常な状況下で逢瀬を重ねているのに、 それまで経験したどの相手よりも大切に扱われている現状にとまどい、 泣きそうになる感情の意味もわからずにいる様がせつない 薄幸すぎる陸だから、情に厚い恭司に出会えて本当に良かったねと心から思います 単に表紙が気に入って購入しただけですが、思いがけずお気に入りの一冊になりました 本編の他に、その後の二人を書いた短編が3本も収録されていて これでもう思い残すことはないっていうような完全版の本です 過去の作品の新装版らしいですが、そちらは本編のみだったそうなので、 ご存知の方も一度のぞいてみては? カスタマーレビューピックアップ
崎谷作品らしいですね。 エロもたっぷりですが、切なさがその背景にあってキュンときます。 また、受けが可愛いこと!本当におバカなんですが一生懸命で健気で応援したくなります。最後も、あぁ良かったねぇ!って感じです。 以前出た新装版なので、気になっていた方も今回を期に買ってみてはどうでしょうか?新たに小冊子などの作品も収録されています。 志水ゆき先生の挿絵も綺麗でそれだけでも価値有りですよ! あと、個人的に渋沢が格好よくて、彼メインの作品とか書いてくれないかな〜なんて思いました。読みたいなァ(笑)。 とにかく、おすすめですよ! 風雲への序章 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-123 グイン・サーガ 123)カスタマーレビューピックアップ 前巻のブルーなラストからなぜか新年の祝宴風景へと移行し、ひたすら宴会風景が続く、前半のグインパート。 いつぞやのひたすら葬式やってる巻よりはマシですが、どうしても退屈です。 そして、後半はひさかたぶりのイシュトバーン側へと移行してしまい、快活なヒロイックサーガは当分おあずけといったところでしょうか。 まさに序章といった感じですね。ここにきて序章かぁ……; 支離滅裂で自画自賛好きなイシュトバーンはあんま読んでて楽しくないんですよねぇ; 次にグインが活躍するのは七人の魔道師に襲われた後かなぁ。 カスタマーレビューピックアップ 前半は、改めてケイロニアの統治者としてたつグイン 後半は、中原を自分のものにしようと意気込むイシュトバーン のようすを描いています。 これからしばらく(10巻?20巻?)は、このふたりが物語の中心となるのか。 傭兵としていっしょに旅してたころとくらべると環境も立場もまったく変わってしまったふたり。 くわえて、パロのリンダも当然からんでくることになるんだろうし。 タイトルの序章という言葉はたしかにあっている。 ふつうの物語だったら、序章と終章を20回ぐらい繰り返したあとの序章なんだろうな! 前半のグインとアキレウスの「父上!」「息子よ!」というのりは、重量感とあつ苦しさで、すぐに想像するのをやめました。 最近、神楽坂倶楽部の作者の日記に週一度は、チェックをいれるようになってしまった。がんばって病気を克服してグインを書き続けてほしいなー。 カスタマーレビューピックアップ 前巻のラストであまりにもあっさりとグインがシルヴィアを諦めた(人によっては、そうではないと分かった上ででも、あれは結局のところ放り投げたんだといわれても仕方がない逃げ方でした)ところで終わりましたが、今月はその後の顛末と、ひさかたぶりのイシュトヴァーンの登場巻でした。 例によって例のごとく、ストーリーが展開しない、展開が遅いというツッコミがきそうな展開ではありましたが、シルヴィアのその後の顛末をシルヴィアが出る場面や彼女の台詞そのものを描かなかった点などでは多少昔のようにきちんと小説として話を進めるようになっているように感じました。ま、もっともその直後のイシュトヴァーンのシーンがやたらと冗舌で長台詞だったのでたまたまかも知れませんが。 ただ、今回の巻で、タイトルや著者あとがきで語られるように、今後のストーリー展開が栗本薫版の「三国志」なのだとハッキリと明示されたことは個人的にはとても嬉しいことでした。当初予定通りといえばそれまでの事ですが、紆余曲折の物語だっただけに、どうなることかと危ぶんでいたのが当初予定通りとなって安心致しました。 ただ、「序章」というのはあまりにあまり。御本人もあとがきでおっしゃっていましたが、どこの小説家が123巻、外伝までいれれば140巻もの小説を書いた上で「さぁ、今からが本筋です」というような事をするのだろうかと思います。まともにいくと、三国の興亡はあと数十巻は確実にかかるでしょうから、150巻までに話が完結すれば御の字といったところでしょうか。 と、三国志にグイン世界をあてはめていくとなると、曹操の魏、孫権の呉、劉備の蜀はどの国にあたるのでしょうねぇ。バロとゴーラとケイロニアという話ですが、位置的にいえばリンダのパロが蜀、グインのケイロニアが魏、イシュトヴァーンのゴーラが呉となりますが、どちらかというとイシュトヴァーンこそが曹操のようでもあります。グインが情緒的には劉備であるかのように。だから位置関係とか傾向は別に三つの国の三つどもえの戦いという風に理解するべきなのでしょうが、そうなってくるとパロがちょっとあまりに今の時点では弱すぎるので、あとあとでは何かが出てくるのでしょうか。かの国の有力なものといえば古代機械や魔導師ですが、それらも戦力としてはたいした事には使えないというのが分かってしまったし、このままではケイロニアとゴーラのみの戦いになっていくような。 まぁ、それは先の楽しみとして、今回で気になったというか興味を引いたのがグインの対処。シルヴィアつきの女官達の処遇についてのことですが、確かにそれは王家の運営という観点からしたら普通のことかも知れないんだけれど、グインの処理としてはちょっと違和感がありました。戦場の相手に対しては命を奪うことを当然としても、こういうことでこうした果断な処置をするのは違和感がありました。グインに対してあまりにも聖人のような善人を自分は期待してしまっているのかも知れませんが、少し。もう一点は、イシュトヴァーンの屁理屈ながらも消えることのない上昇志向の中に見える清潔さへの志向。イシュトヴァーンが作るイシュタールであればこそ、立派でかっこよくて機能的で実務的なのはよしとして、そこに遊郭や賭場等をあえて作らない、できたとしてもあとで彼が処理しようと考えていることにも少し違和感がありました。彼の生まれや、性格からすれば、そういうものは表には出さないもののそのメリットは最大限使い切るようなイメージがあったのでここも違和感がありました。彼にとってのかっこよさや立派さとそれは共存できると思っていたので、彼がそういうことを言い出すのが違和感でした。単に王になることを求めていたときよりも、さらに上のものを目指して行こうとすることへの物語的な無理のない繋げ方はうまくいっていると思うんですけれど、もっと悪徳あるものをも飲み込む混沌の街をもよしとするからこそ、将来のミロク教徒とのぶつかりあいももっと際立つと思っていたのですが、そのあたりは自分がちょっと読み違えているかも知れません。 まま、あれこれ書きましたが、基本的にはこの巻自体は、その方向性が再確認され、枠組みが再確認されたという一点をもって自分にとっては満足のいく一冊でした。でも、できればもうちょっとストーリーのペースアップを。 カスタマーレビューピックアップ
まさにタイトル通りの内容! いよいよ動きはじめたグインサーガ。 やっとここまでたどり着いた、 グインVSイシュトヴァーンの序章といえる巻です。 久々にイシュトヴァーンが登場し、 やっとグインサーガ本編らしい、 おもしろさが戻ってきました。 “グイン三国志”ともいうべき、 ケイロニア、ゴーラ、パロの中原3強の戦いに やっと幕が開けたという感じです。 これからおもしろくなりそうなグインサーガ。 しかしあとがきには、 「命と気力の続くかぎり、一冊でも多く「序章」から進んでおきたい」 という言葉が・・・。 なんとかグインサーガが完結するまで、 がんばっていただきたいと、 著者の健康をヤーンに祈りつつ、 心からグインファンの一人として思っている次第です。 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)カスタマーレビューピックアップ 戦争時失敗した6つの作戦の敗因を分析し、 失敗に繋った共通事事項(失敗の本質)を 明らかにすることで、今の自分自身や勤めている 会社が同じ轍を踏んでいないか考えさせてくれる本。 約400ページある長い本だが、第2章「失敗の本質」と 第3章「失敗の教訓」を読めばエッセンスを掴める。 内容としても日本軍の敗因となった「明確な戦略目的の欠如」 「過去の成功体験に縛られての過ち」「組織の硬直化」など、 今の職場でも頻繁に見られることが書かれていてドキッとする。 日本軍が犯した誤りを60数年たった今でも多くの企業が 犯していることを考えると日本人は戦争を起こしたことに対する 反省はしても敗因に対する反省はできていないと感じた。 この本の内容を自分の周りで起こっている事柄に当てはめ 熟考することで、どんな人でもたくさんの学びを得られると思う。 カスタマーレビューピックアップ 何となく、本屋で手にとってしまい買ってしまった。軍隊組織でも、会社組織でも失敗に通じる本質のようなものがわかるかと、ちょっと期待してみた。中身はノモンハンから沖縄までの6つの代表的な戦が描かれ、一戦毎に失敗が抽出され、最後に総括と教訓が示されたいた。過去の栄光を引きずり、最後まで精神論で突き進み、変革できなかった組織の姿が垣間見られた。 カスタマーレビューピックアップ まあ、古い本だからなんなんですが。 ミッドウェー作戦のところを読んだら、 海戦の経緯は簡単にしか記述されず、 その分、アナリシスも通り一遍な感じです。 山本と南雲が仲悪かったのはそうだとして、 ニミッツとスプルーアンスが住居をともにした話は ちゃんと出典があるのでしょうか。 なんかおやじのヨタ話に毛がはえたような印象さえする。 カスタマーレビューピックアップ 日本軍の行動を組織論の分析法でレビューした本 日本軍の6つの失敗、つまり 1.ノモンハン事件 誤りを繰り返す学習のなさ 2.ミッドウェー作戦 錯誤の上に錯誤を上乗せし、誤算のみが残る 3.ガダルガナル作戦 統合戦略のなさが、地獄を生む 4.インパール作戦 意味の無い作戦の無駄な正当化 5.レイテ海戦 高度の平凡性の欠如 6.沖縄 上層部との不整合が招いた結果 を詳しくレビューし何が決定され何が起きなかったを書いてある。 まず、6つの戦いを知らない私としては何があったのかが書いてある このような内容はとてもありがたく、また組織論的に分析を行っているため とてもわかりやすく要約されている。 また、その6つの戦いから導出される知見は、勇み足とも言える部分も あるとは言え、とても同感を覚える内容です。 戦後すでに60年を越えようとする今でもこれらの知見に古さを 感じないのは、6つの戦いから導出された知見がとても一般性があり 本質を突こうとした著者たちの意図どおりになっているせいでは 無いかと考える。 畑村先生の失敗学を、単体の失敗と見えるほど、組織的失敗 システム的失敗に踏み込んだこの本はとても新鮮で 新しいと感じました。 カスタマーレビューピックアップ
日本軍の失敗に事が書かれていますが、非常に考えさせられる本です。官僚制の問題もあることながら、だれも合理的な意見・判断ができなくなっていく状況は今の企業社会や地域社会、学校、マスコミなどに反省されることなく脈々とながれているような気がしてならない。私たちはきちんと総括してきたのだろうか。この本は、我々が過去反省をきちんと行わずに組織的な遺伝子をそのまま引き継いでしまったことを喚起させてくれる。読むべき本である。 目薬αで殺菌します (講談社ノベルス モF- 43)カスタマーレビューピックアップ ストーリィなんてあってないようなものです、森作品。 でもある意味彼の作品は麻薬のよう。 一度ハマったらからには最後まで見届けないと落ち着かない。 惰性で買い続けている、というのが私にとって本当のところです。 過去の作品に比べるとストーリィ構成も文章も手抜き。 彼はもう契約済みの作品を世に出したら筆を折ると宣言していますので 消化試合というか、読んでるほうが惰性なら書いてるほうも惰性なんでしょうかね。 でも、必ずどこか一ヵ所にものすごく心惹かれる一文がまぎれているのもまた森作品。 心の中で感じていながらうまく言葉に出来なかったことに出会えたりするのですよ。 本作では、恵美が海月くんへの気持ちに気付くところがそれでした。 山吹さんだと思っていたのにな。海月くんだったんだね。 本気で誰かを好きになるときって、胸が痛くなるんだった。 大人になったつもりで、ずっとそのことを忘れていましたが、久しぶりに思い出した気がします。 恋愛というテーマにフォーカスして読んでほしいです。 カスタマーレビューピックアップ とても落ち着いた作品だと思います。森作品はすべて読んでいますが、文章が美しい。このシリーズでは、鋭利という言葉は当てはまりませんが、鈍いながらも真理がある様な感じです。 この一作だけでも、読み応えはあると思いますが、伏線の中の一つに過ぎないのです。これからの続編が楽しみなのですが、その反面怖いという感情もある、そんな複雑さのある感覚です。 もし、迷っているとしたら、最初にこの作品を読む事はお勧めはしません。出来ればS&Mシリーズから読む事をお勧めします。 カスタマーレビューピックアップ 私は処女作「全てがFになる」から読んでいるのでこの評価です。 作中世界のリンクが様々なシリーズに貼られているため、最初にこれを見ても 何がなんだか分からないと思います。派手な事件が起こるわけでも 目を張るようなトリックがあるわけでもないので。 ただ、連続して読んでいると、作品間のつながりがドンドン濃くなっていき、 続きを早く読みたいという気分になります。 ハマると怖い一冊ですね。 カスタマーレビューピックアップ Gシリーズ7作目は、毒物混入事件です。しかし、特にトリックがある訳でもなく、事件の詳細が語られる訳でもありません。Gシリーズの根底に見え隠れする真賀田四季の陰。ヒトをモデルにした壮大な実験そして新人類の創造。西之園萌絵はいいます。「なるべくかかわらない方がよい」と。それでも、事件を追求し続ける赤柳初朗とはなにものか?また、海月及介も謎めいています.いよい佳境に入るGシリーズ!次回が楽しみです.(1年以上先だそうですか・・・) カスタマーレビューピックアップ
少しずつ夜が明けるように、全体像が見えてくる、かも。 それは凄くゆっくりとした時間かも知れませんが。 て、いうか久方振りの「Gシリーズ」。 物語はそれなりに進みます(急展開?)。 理科系の作文技術 (中公新書 (624))カスタマーレビューピックアップ 一昔前の代表的な推薦図書。しかしこれを凌ぐ著作は未だに現れない。レビュアはあるきっかけで本著に出会い、人生が変わったといっても過言でない。本著の要所が理解できればサラリーマンは、ちょっとした報告やプレゼンが見違える。そのエッセンスをあえてひとことでいうならば、結論先行の表現と事実と意見の区別。しかしそこに欧米との比較文化論や情報化社会におけるリテラシーや発進力につながる実に深い意味が潜んでいる。弟分のちくま文庫のほうがバランスはとれているが、本著は著者の勢いが捨てがたい。チャーチルの戦時での言葉から始める冒頭は印象が深い。著者は本著を理系用、弟を文系用としたが、今となっては全く関係ない。本著の後半が、学会のためのスライド作りを内容にしているためだろう。スライドは時代遅れだが、そこにある基本はパワーポイントでも同じこと。ただし、ここの実用性はやはり少し古びてしまった。しかしこの希有な著作の価値は、悲しい事に変わっていない。多くの職場や学校や役所で、ますます凡長な日本語が跋扈しているのだ。 カスタマーレビューピックアップ 作文技術論の本としては優れた本である。 明確なる目的を持って作文を作ること。 いかに読者に理解させるかに論点がおかれている。 ただ、例題が難解なのがやや難点か。 カスタマーレビューピックアップ 他人が書いたレポートや報告書を読んで感想を求められたとき、「日本語がひどすぎてよく分からなかった」と言って、相手を傷つけてしまうことがある。言われたほうからすれば、「日本人なのに、日本語について非難されるなんて……」と思うのかもしれない。しかし、これは誤解だ。なぜなら、 a)日本語で文章を書くことと、ただ日本語を話すこととは違うから、 b)きちんと訓練をしないと、上手に文章を書けるようにはならない からだ。 この本には、日本語できちんとした文章を書くために必要な技術が、あますところなく紹介されている。一度読めば、「書くこと」に対する考え方が変わると思う。 カスタマーレビューピックアップ 類書は多いですが、この本の完成度は抜群です。 レビューのタイトルに挙げたとおり、述べられている内容と、著者自身の文章が矛盾していません。「分かりにくく書かれた作文技術」という冗談のような類書がありますが、この本は本当に分かりやすい。 書かれている内容は、きちんと「技術」として整理されています。心構えを並べたものではありません。 あえて難点を挙げれば、初版から30年近く経っているにも関わらず内容の改訂が無いことでしょうか。現代の文章作成は、コンピュータを利用してデータ・情報を集め、文書化するものですが、このスタイルについては述べられていません。読者自身による工夫が必要なところとして残されています。 カスタマーレビューピックアップ
→打ちのめされました 読後感を例えて言うのなら イチローと対峙し 100球投げた球を100球全部打ち返された 「草野球の投手」の気持ちに 似ているかもしれません.. →「文を作る」という技術が 緻密に緻密に書かれています しかし、難解ではありません むしろ、簡潔に説明されています →「文は短く」「主語は明確に」 「能動態で」「誤解を生まないように」 「事実と意見を混在させずに」 「まぎれのない文を」.. 簡単なようで難しい これらの技術とその習得方法について 徹底的にそぎ落とされた言葉で 語られています →イチローは言いました 「難しいことを、簡単なように見せて出来ることがプロだ」と この線で言えば筆者は紛れもなく、 「難しいことを、簡単なように説明できる作文技術のプロ」です! 多くの野球ファンがイチローに憧れるように 多くの読者が筆者に憧れることは間違いありません!! 悪意 (講談社文庫)カスタマーレビューピックアップ 手記を通して描かれるストーリーと言うことは、 事件が全て終わってからの回想と考えるとドキドキ感はあまりないかなぁと、 実は一章を読んだ後に思ってしまいました。 殺人事件後は犯人にとって不利な物証が次々出てきたりと、あまりにも単純な展開で、 東野作品2作目の「卒業」から先は2000年以降の作品ばかり読んでいた私には、 加賀恭一郎に久々に会えたうれしさしか見いだせませんでした。 それが後半、思いもよらない展開に。 思わず一気読みしました。 人はどうしてこう、ねたみという気持ちが芽生えるのでしょうか。 そしてそれを消化しきれなかったとき、 なんと残忍なことをしでかすんでしょうか。 その心持ちを決定づけるのは、昨日今日の事が原因ではなく、 小さな頃からの積み重ねで起きることに愕然としました。 ストーリー展開はもちろん期待を裏切りませんが、 子育て世代にはかなり考えさせられる小説でもあると思います。 カスタマーレビューピックアップ 案外あっさりと犯人は分かるものの、その動機は分からない。 思わせぶりな証拠や証言が出てくるも、私は最後までその動機が予想できませんでした。 告白形式や記録形式で話が紐解かれていくのは斬新で面白い手法だと思いましたし、 話にはぐんぐんと引き込まれていきます。 さすが東野作品という感じでした。 でも、私としてはなんというか、あまり腑に落ちない最後でしたね…。 本当にこの「悪意」は、被害者にとってはたまらないだろうなと考えると、なんとも言えない気持ちになります。 カスタマーレビューピックアップ 作家達が繰り広げる殺人劇が、登場人物達の手記や告白により全て一人称で語られる。解説で桐野夏生が指摘するように、文字に書かれた「記録」や人の語る「記憶」の曖昧さ、信用できなさを、そのままトリックに使った着想は見事だし、殆ど「文学」的ですらあると思う。 一方で、「文学」作品の代表作である漱石の「こころ」なんかもそうなんだが、登場人物達が書く「手紙」「手記」により話の大部分が構成される小説というのは、その肝心の「手記」が妙に長くなってしまうところにリアリティが無くなってしまい、形式自体が弱点になったりする。(こんな長い手紙を書くもんかいな、と。) また、この小説の場合、語り手達は全体の構成の中でシナリオをもらってそれを演じる役者のようで、その心情描写には深みがない。いや、心情描写という点では、このタイトルにもなっている、人間の持つ「悪意」の根本的な不条理さがこれでもかというくらいに書かれており、唯一その点での心情描写には成功していると思う。ただ、これをミステリーでやると犯人の動機は結局言語・理屈で解析できない、ということになり、謎解きにはならない。そういう意味で、この小説はメタ・ミステリーとして機能しており、ミステリー作家としては相当巧い作家じゃないと、こういう手法は取れないだろう。 メタ・ミステリーの構図を構成するためにだけ描かれた登場人物達に魅力が無くて感情移入しにくいのに、それでも人間のドロドロした感情(=「悪意」)が上手に伝わってくるという、不思議な結果オーライの作品。 カスタマーレビューピックアップ めちゃ面白かったですw 流石東野圭吾ですね。この人の小説はいつも一筋縄ではいかない。 売れっ子作家だけあって読みやすさはピカイチだし、一晩で読破できました。 手記や告白文でストーリーを進めるという独特な手法には驚かされ、感心しました。 ホワイダニットに重点が置かれているという点でも珍しい作品です。 ミステリー好きには必読書ですね。 カスタマーレビューピックアップ
殺人事件の犯人があっさり逮捕されたのになんでこんなに引っ張るのだろうと思っていたら、殺人の動機を巡っての展開が複雑で、とてもおもしろかった。犯人が白状しない動機を刑事が解明していく展開も巧妙だし、さらに隠された真実に迫っていく展開も読み応えがあっておもしろかった。 本を読む本 (講談社学術文庫)カスタマーレビューピックアップ 本書の最重要ポイント 1 急いで飛ばし読みをするとき、問答無用で飛ばすページは全体の3割程度、 そしてすでに「飛ばし読みの速読」をする各ポイントは決まっている。 2 上項により最初の一読において、 最速のスピードで求める速読部分は決定されている。 途中、発見した重要部分のみが遅く読む場所となる。 3 ということで、速読以外の遅い読みは原則として分析読みとして扱う。 4 分析になっていない「遅い読み」はやってはいけない。 ルール違反時は、本当に速読と分析読みになっているか再確認してみる。 以上、本書を読んで、速読と遅読、のルールとプロセスを掴めたならば、 あなたが本書の読書法通りに、 読書に入るための基本のセッティングをこなしたとき、 ある本を最初に読むときは必ず最速で出来うる限りの速読をしているでしょう。 つまりこの本は「速読+分析遅読、のための読書法を扱った本」なのです。 本書により多くの人々が自分の部屋に積み上がった、 分厚い本達による無言の重圧から解放されるとおもいます。 カスタマーレビューピックアップ 古典的名著。昔、私が高校生の頃、原文(英語)で出会ったことがあり、あのときの本かと思い出した。読書のレベルを4段階まで定義しており、様々な読書のテクニックが説明されております。残念ながら、本の要求するレベルに達しておりません。これからも精進いたします。 カスタマーレビューピックアップ 読書の目的には情報を得るための読書と理解を深めるための読書がある。事実は情報の量を増やすものだが、洞察は理解を深めるのに役立つ。教わることは、助けを借りた発見であり、本を読む場合も積極的な姿勢が必要。 情報の洪水の中で、物事の正しい姿が見えなくなってしまっている。情報や意見の知的パッケージが普及し、自刎の判断を下す手間を省いた結果、考えることをしなくなった。 わかったと思っていても、情報を得ただけで本当の理解まで深まっていないこともある。自分の理解を超えた本を読むとき、読み手が積極的に本に働きかけて『浅い理解から深い理解へ』と読み手自身を引き上げていく。大部分の本は娯楽または情報のための本であるので、点検読書で十分な場合が多い。 点検読書1 組織的な拾い読みまたは下読み。 表題や序文を見る。目次、索引を調べる。宣伝文句を読む。議論のかなめとなるいくつかの章のはじめや終わりの要約を読む。ところどころ拾い読みする。これはできるだけ速くすませる。 点検読書2 表面読み 難解は本を初めて読むときは、とにかく読み通すことだけを心がける。すぐに理解できなくても先に進む。 目の動きを早める。逆戻り、目の固定を直す。指を読むスピードよりはやく動かし、それについていくことで、読むスピードをあげることができる。できるだけはやく目を動かす練習をすることで、2倍のスピードで読むことができる。指動かし訓練で集中力を増すことで、スピードと理解度は両立可能。 積極的読書『読んでいる間に質問すること。その質問には、さらに読書をつづけている間に、自分自身で回答するよう努力すること』 質問:1何に関する本か、2何がどのように詳しく述べられているか、3その本は全体として真実か、あるいはどの部分が真実か、4それにはどんな意義があるか。 分析読書の第1段階 何についての本であるか見分ける。 規則1:読み始める前にその本の種類を知る。点検読書をする。その本は理論的な本か、実践的な本か? 知識を実用化するためには、知識を行為の規則に作り変えねばならない。「実態を知ること」から「どうしたら目的に達すことができるかを知ること」に移行する必要がある。事実を知ることと、方法を知ることの2つ。理論の本は事実を教え、実践の本は方法を教える。 規則2:その本全体の統一を数行での文で表してみること。ここでは全体の統一を見る。 規則3:その本の主な部分を述べ、それらの部分がどのように順序よく統一性をもって配列されて全体の構成を示しているか示すこと。ここでは、複合性を見る。 よい家はたくさんの部屋がありながらも、全体の統一がとれている。よい本も同じ。部分が機能し、かつ全体としての機能している。 規則4:著者の問題としている点は何であるかを知る。本はそれにたいしての答えである。 分析読書の第2段階 内容を解釈する 規則5:重要な単語を見つけ出し、それを手がかりとして著者と折り合いをつけること。著書がその単語で意味していることを正確につかむこと。その言葉が扱っている思想を理解すること。重要な言葉は読者に取って『意味のつかみにくい言葉』であることも。そのキーワードを見つけるためには、まずパラグラフ全体を理解する。 相手のいうことを本当に理解するためには、話し手によく反応し、聞き手としてのつとめを果たさなくてはならない。 規則6;重要な文を見つけ著者の主要な命題を把握する。 規則7;一連の文の中に著者の論証をみつける。または、いくつかの文を取り出して、論証を組み立てる。 規則8;著者が解決した問題はどれで、解決していない問題はどれか、見極める。未解決の問題については、解決に失敗したことを著者が自覚しているかどうか見定める。 分析読書の第3段階 知識は伝達されたか 知的エチケットの一般的心得 規則9『概略』と『解釈』を終えないうちは、批評に取りかからないこと。『わかった』と言えるまで、賛成/反対/判断保留の態度の表明を差し控えること。批評することは、まずは理解することが前提。良き読者は、読み終えて、本に語り返し、自分自身で判断を下そうとする。自分で判断を下さない人間は、本当の意味で、学び得ない。教わることと、言いなりになることを混同してはいけない。教わることは理解した上で語り返すことである。 規則10 けんか腰の反論はよくない 規則11 批評的な判断を下すには、十分な根拠をあげて、知識と単なる個人的な意見をはっきり区別すること。個人的な意見とは裏付けのない判断という意味。個人的な印象や偏見を超えた証拠や理由がなければ、単なる思いつきを述べたにすぎない。 反論の心得 規則12 著者が知識不足である点を明らかにすること 規則13 著者の知識に誤りがある点を明らかにすること 規則14 著者が論理性に欠けることを明らかにすること 規則15 著者の分析や説明が不完全である点を明らかにすること 事実とは何か 事実とは意味のある命題である。読者はまずその意味を理解しないといけない。 事実とは意見ではなく、真実に関する命題である。『〜だということが一般に広く同意を得ている』ということで、少数者だけがしんじていることであってはいけない。 事実とは現実の反映である。『唯一の情報』か『比較的疑う余地のない通則』のこと。 シントピカル読書 同一主題について2冊以上の本を読む場合は、1冊の本をくまなく理解するより、その本が自分にとって役に立つかどうか見極めることを心がける。 準備作業 主題についての文献表をつくる。文献表の書物を全部点検して、どれが主題に密接な関連をもつか調べ、主題の観念を明確につかむ。 シントピカル読書 第1段階 準備作業で関連書とした書物の中から、もっとも関連の深い箇所を発見する 第2段階 主題について、特定の著者に偏らない用語の使い方を決め、著者に折り合いを付けさせる 第3段階 一連の質問をして、どの著者にも偏らない命題をたてる。この質問は大部分の著者から答えを期待できるようなものでなければならない。しかし、実際には著者が明示的に回答していないこともある。 第4段階 質問に対する著者の答えの整理と論点の明確化。 第5段階 主題をできるだけ多角的に理解できるように、質問と論点を整理し、論考を分析。一般的な論点を扱ってから、特殊な論点に移る。各論点の関連を整理。 文学の読み方 教養書が伝えようとするのは知識であり、文学が伝えるのは読む作業によってのみ読者が得ることのできる経験。 教養書を読むときは、目を鷹のように光らせて、すぐにでも襲撃できるような積極的な姿勢が必要。文学を読む場合には、積極的な受け身。物語が心に働きかけるにまかせ、それに応じてこころが動かさせるままにしておかなくてはならない。 カスタマーレビューピックアップ 読書術、読書法を指南する本は数多くあれど、網羅している読書技術の幅広さ、細かさから考えると、本書を一冊よめば事足りるほど内容の濃い本です。本書(原書)の初刊は1940年ですが、時を経てもなお、内容が全く陳腐化していない点は驚きです。 構成としてはまず、言葉を理解する第一レベル、本の内容(ポイント)を大まかに掴む点検読書の第二レベル、深く読み込んでいく分析読書の第三レベル、同一分野で論点の異なる複数の本を比較する「シントピカル読書」の第四レベル、の4つのレベルに整理。それぞれのレベルで意識すべきポイントを事細かに説明していきます。子供のころからいろいろな本を読んだり国語のテストを受けたりして読解力がいつのまにか身についたのでしょうが、そうしたプロセスを技術的に説明するとこういうことなんだろうなぁ…と感心してしまいました。 また最終項では人間的成長にとって読書がいかに有意義なものかを訴えていて、冒頭から貫かれている「積極的な読者になれ」という著者のメッセージが明快に伝わってきます。 古い本で表現がカタいので、この本の内容をきちんと受け止められる高校生くらいからでしょうか?それでも、読書本はこの一冊で十分、と思わせる内容で、是非オススメです。 ちなみに、第10、11項はレビュアーにとっては耳の痛いことがたくさん書かれています。私も書評を書くときの心構えにしたいと思います。 カスタマーレビューピックアップ
本の読み方、4つの分類あり。また、小説、詩、その他にそれぞれ読み方がある。人はよく、”この本は、とても面白い。一気に読んでしまった。徹夜してしまったよ。”と言います。それは小説の読み方として正しい。私たちは、無意識のうちに、そうしている。1冊の本を、終わりまで、読み通さなければと考えることは無い。あなたが、その本を必要としていないのである。詩は言葉を、声に出す。ゆっくりと、また早口で、イメージが広がり、より味わうことができる。その他、考える本については、3、4番目の読み方を工夫する。記憶は、通常信じられているより、早く消えていく。常に新しく、そして、より正確に読みましょう。 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 TURN―2― (角川スニーカー文庫 201-12)カスタマーレビューピックアップ ナナリー大好きの著者による、ナナリー好きのための、ナナリーの物語。 この本の9割は「ナナリーとその仲間たち」で出来ています アニメの補完部分はかろうじて8話「百万のキセキ」の前後のみで 中華や学園、シャーリーのエピソードを期待している方には全くオススメできません。 最後に一言:表紙詐欺! カスタマーレビューピックアップ アニメ本編の出来事をそのまま描くではなく、アニメのストーリーの補完です。 アニメのストーリーはあくまで主人公ばかり追いかけてるので、他のキャラクターの活躍や心理が気になればかなりお勧めです。逆にルルーシュしか趣味がないのなら物足りないかもしれません。 大抵ナナリー視点で描かれるのでブリタニアのキャラクターたちの出番と活躍が多かったですが、シンクーや黒の騎士団メンバー、ルルーシュもちゃんと登場します。特にアニメではあまり語れなかった動機や作戦の理屈を補完してくれるのが嬉しいです。正直アニメよりこっちの方にバランスが良いと思います。 カスタマーレビューピックアップ この作者さんは凄いです。 アニメの穴だらけのストーリー、お馬鹿な作戦、主人公以外の突飛な行動を綺麗に説得力ある文章で纏めています。 この小説でアニメの脚本を書いて欲しかった。主人公も格好良いし、キャラクターそれぞれの心の動きも納得です。 やはりきちんと描かれなければ物語に深みは生まれませんよね。 カスタマーレビューピックアップ
収録内容 ・Interval TVのTURN7「棄てられた仮面」の後日談、エリア11総督として赴任したナナリーが黒の騎士団捕縛作戦を行なったスザクに対して・・・ ・TURN2−1CEREMONY TVのTURN8「百万のキセキ」をナナリーサイド(主にスザク)から見たストーリー ・Interval TVのTURN8「百万のキセキ」の後日談、ナナリーから報告を受ける皇帝シャルル、その側には・・・ ・TURN2−2AMBITION TVのTURN9〜11、ルルーシュが黒の騎士団と中華連邦で闘っている頃、ナナリーはエリア11日本に置いて日本人とブリタニア人との差別を無くそうと・・・ ・TURN2−3PRECEDING TVのTURN11後、エリア11へ戻ったルルーシュ、その頃C.C.は・・・そしてエリア11からのルルーシュの連絡に・・・ 今巻もTVのストーリーを補完するかのような展開でナナリー視点(スザク)で描かれています。(TURN2−3後半はC.C.視点で・・・) |
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