定価:¥ 620(税込)
特価:¥ 620(税込)
中古品¥69 より
発売日:1991-03
売上ランキング:Bookで10687位
ユーザー評価:![]()
Book / 通常24時間以内に発送
MenuSpecial Links |
Amazon人気商品ランキング/歴史・地理psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:132780/総ページ数:13278 最終更新日:2008/10/11 河童が覗いたインド (新潮文庫)カスタマーレビューピックアップ 十年以上前、友人にインドに出張へ行くと伝えると、小さい頃インドで暮らした経験のある友人の奥様から推薦されたのがこの本。往路の機内で読み始めました。 インドがすっかり気に入ってしまった私は帰国後に数十冊のインド関連本を片っ端から読みましたが、最初に読んだ本書に勝るものはない。友人の奥様に感謝。 この本を読んで「こんな国イヤだな」と思った人はインドへ行ってはいけません。 この本を読んで「面白そうな国だな」と思った人は一回は足を運んでみましょう。 何よりも先ずは本書を読みましょう!!! 内容が生き生きしている最高のインド本ですよ。 カスタマーレビューピックアップ 単行本(新潮社,1985年)→新潮文庫(1991年)→本書。 絵を存分に楽しみたいなら、単行本を入手すべきかも。本書のような文庫版だと、ちょっと小さくなりすぎてしまい、物足りない。 『河童が覗いたヨーロッパ』に続くインド旅行記。 前作と同様に全編が手書きである。絵だけではなく文字も。しかし、読みづらいということはなく、むしろ味わいがあって面白い。ただ、本書の場合には文字が小さすぎるような気も。 前作と違うのは、ホテルの部屋に限らず、寺院や街の様子も描いた普通の旅行記になっていること。その点で特異性は薄れ、ちょっと残念に思う。とはいえ、絵の細密さ、ディテールの観察の面白さは素晴らしい。 じっくりと味わうべき一冊。 カスタマーレビューピックアップ 妹尾さんの本かなり前の作品ですが 文庫になっていたとはしりませんでした。 あの緻密な上から覗く図面?はなんどみてもたのしい。 皇居をすかして描いたときは、はらはらしたが樹を植えたとか 植えないとか、そんな妹尾さんのインドというのは ドヒャーとはらを抱える。 こんな世界を今の世界に伝えてゆくというのは いいんではないかと、一人喝采している。 ぜひ、一読推薦します。 カスタマーレビューピックアップ ページを開いたその瞬間、 「これは凄い!」と思わず唸ってしまうはず。 非常に細かくて綺麗な絵と読みやすい文章(なんと文字まで手書き)で インドの面白さが的確に伝わってきます。 旅の感想だけでなく、訪れた土地の歴史や建物の実態まで わかりやすく説明されているので、まさに一石二鳥な旅行記です。 いわゆるバックパッカー的な旅行ではありませんが インド人との交流シーンも多いので、インドを知りたい人のための 入門書としても最適。 カスタマーレビューピックアップ
インド本の中では断トツの面白さ。こないだまでは椎名誠の「インドでわしも考えた」が一番だったのだが、その椎名さん本人が本書が一番面白いといっていたので思わず購入してしまう。誰もが手にとってパラパラめくると「なんじゃこれは!」という新鮮な驚きを感じずにはいられない。妹尾さんの旅の仕方の前ではインドで下痢になることなど屁でも無い。むしろ下痢になりそうなものを片っ端から試していき「あ〜やっぱりね」という程度なのだ。 旅の途中の出来事と、歴史の話を、違和感なく織り交ぜてくれるので読んでいて肩が凝らないし、なによりも柔らかい絵で更にグッと引きこまれてしまう。どうしても妹尾さんの絵は細部まで見てしまいたくなるのだ。 わたしもこないだインドを旅行してきたのだが、20年以上前に出された本書を読んで驚いたのは「何も変わってないじゃないか!」ということだ。現在の旅行バイブルとしても十分通用する凄い本。 アインシュタイン150の言葉カスタマーレビューピックアップ 人間としてのアインシュタインの言葉です。 元気をもらえます。 ちょっと??な言葉もありますが、時間のあるときにぱらぱらと読むと 意外と含蓄のある言葉があったり。 天才といえども、普通の人のところもあるし、 妙に倫理的だったり。 カスタマーレビューピックアップ アインシュタインといえば1905年に発表した「ブラウン運動の法則」「光量子仮説」「特殊相対性理論」ですが、 彼の残した功績は科学的なものだけではなかった・・そのひとつが本書。 鋭い視点で世の中を見通していたことに驚きました。 ・いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません。 ・手段は完全になったのに、肝心の目的がよくわからなくなったというのが、この時代の特徴と言えるでしょう。 ・ある偶然の出来事を維持しようとする不幸な試みを結婚という。 ・蝶はもぐらではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう。 ・すべての人は、目に見えない笛吹きの曲に合わせて踊っている。 どの言葉も非常に意味深いものになっております。 カスタマーレビューピックアップ アインシュタインって、ウィットに富んでいて本当に面白いです。 でもそのユーモアの中には心に響く重みがあります。 何かあったときに、フッと心に浮かび背中を押してくれる。 そんな言葉で溢れていました。 いつも手元に置いておきたい本です。 お薦め☆ カスタマーレビューピックアップ なんとなくオシャレな気がして買ったものの、誰かの言った言葉なんてたいして興味もなく、本棚に眠っていた本です。それが、恋愛や仕事で悩んでいたり、自分の次のステップが見えなくて困っている最近、買ってからずっと手にすることのなかったこの本がアドバイザーとなりました。「わたしは、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから」は、お気に入りのひとつです。1000円ちょっとで自分の手元にアドバイザーがいると思えば、お安い投資ではないでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ
凡人の自分にも響く言葉があった。簡単に読めるが、内容は深い。 ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) 新潮文庫カスタマーレビューピックアップ ローマによるイタリア統一の過程が分かりやすく説明されている。ローマにとって最初の成分法となる十二表法成立の背後関係とか、ケルト人来襲によるローマ陥落とその後の復興などは、ローマ人の良い特徴が現れていると思う。 ローマが王制から共和制に移ってから、政体について動揺を繰り返していたが、リキニウス法の制定で政治的な安定を見る。共和制ローマを支える政治体制や税制、市民権の概念、インフラ整備についての考え方、他の民族との関係(ローマ連合の特徴)を、同時代の他の都市国家との比較検討することで、ローマの特徴をうまく描きだしていると思う カスタマーレビューピックアップ この巻の出来も立派だと思います。複雑な周辺事情をも正しい順序 で説明してくれているのでしょうかね。 お話はギリシアへの派遣視察団が帰国するところから続きます。前 449年十二表法の制定により、共和制ローマとして、ローマ人は歩 み始めます。塩野さんの説明がすごくわかりやすかったのは、この 共和制というのが、現在のフランスの共和制などとはまったく異質 の政体であるこというものでした。翻訳の問題なのだろうが、歴史 を志すものには重要なポイントなので、イメージだけでもしっかり 持ちたいところ。といいつつ私もすこし忘れている。しかし、彼ら の文明はこの時期に法律が必要なほど高いものだったとも考えられ るし、日本では成文法は聖徳太子の17条の憲法(604年)まで法律が なくても、モラルのあった生活をしていたとも考えられる。 ■ ともかく政体を変える事により、躍進するかと思った共和制ロ ーマなのですが、文化レベルでは蛮族と言わざるを得ない、ケルト 人により、壊滅的な敗北をすることになります。これが前390年の出 来事です。このケルト人は去年流行したceltic womanや、有名なenya もそうですし、もっとも好きなのはThe Chieftains等、他にリバー ダンスなどの文化の源流たるケルト人ですが、このころは蛮族でしか なかったんですね。しかし、この時期は森に棲む民族として、広く生 きていました。ドイツにも、スイスにも、フランスにも、スペインに も。375年にゲルマン人の大移動が始まるまでは、深い森の中でケルト 人は暮らしていたのですね。 さまざまな様子が事細かにかかれていて、非常に読後感も素晴らしい ものでした。 カスタマーレビューピックアップ 塩野が案内してくれるローマ史学の旅の二冊目。 ローマを語るにおいて 塩野はギリシャが欠かせないという。そんな塩野が 本書では まずギリシャをじっくり描いてくれる。 白眉はやはりぺリクレスであろう。塩野が紹介する彼の演説は 正直読んでいてため息しかでなかった。特に好きな箇所を抜き出す。 「われわれは美を愛する。だが 節度をもって。われわれは知を尊ぶ。しかし 溺れることなしに。われわれは 富を追求する。だが これも 可能性を保持するためであって 愚かにも自慢するためではない。 アテネでは 貧しいことは恥ではない。だが 貧しさから脱出しようと努めないことは 恥とされる。」 かような発言が2000年以上前にあった点で 人間は大したものだと感心する。一方 それから2000年もの間 いったい人間は進化してきたのかと いささか絶望感も覚える。 こんなギリシャを しかし ローマは 学んでも真似はしなかった。それが 滅んでいったギリシャと 版図を広げていったローマの違いである点も 塩野ははっきりと指摘している。 本書で描かれるローマは ギリシャから学び、敗戦から学び、そうしてローマになっていった始まりを描いている。 話は始まったばかりなのだ。 カスタマーレビューピックアップ 最近300という映画が公開されていたがまさにあの様子が文章から溢れてくる。 いかにスパルタという都市国家が特殊だったか、いかにアテネが反映を極めていたか、そしてその絶頂期のアテネを視察したローマがアテネの真似を全くしなかったのは何故なのか・・・ 2500年経っても人間というのは進化していないのかペルクリスの演説の名文句に唸ってしまう。 そしてペルクリスの「貧しいことは恥ではないが貧しさに安住することは恥だ」の言葉を是非ユルユルの甘えたことを言っている日本人に聞かせてあげたい。 カスタマーレビューピックアップ
日本では縄文時代のローマ・ギリシアの話 ローマとギリシアの対比がより史実をわかりやすくしている。 大きな意味での時代背景がわかりやすい。 陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙 (双葉文庫)カスタマーレビューピックアップ 「おい、熊公。あそこの茶店で小さな双紙読んでるお侍を見てみな」 「なんだい信吉」 「さっきからすんげぇ目してじっとあの双紙を読んでるんだよ。なんかに魂を抜かれたみてぇだ。あら、いきなり笑い出したよ」 「そんなにあの双紙がおもしれえのかね」 「ああ、四半時(30分)もあの有様だ。おや、今度は・・・あれっあの侍、目が潤んでるじゃねぇか。泣いてんのか。泣いたり笑ったり忙しい侍だね」 剣あり、恋あり、涙あり。読後気分爽快万事祝着。 カスタマーレビューピックアップ 磐音シリーズ既刊23冊全巻を読み終りました。結論として、面白さから言えば、これほど面白い小説を知りません。ほかの小説が読みたくなくなるほどです。 これまで佐伯泰英さんの作品についてまるで知らなかったのですが、テレビで山本耕史と中越典子の連続ドラマを見て、主人公の磐音とおこんの大ファンになり、即刻、本を購入読み始めたら、面白くて途中でやめられません。たちまち、既刊23冊全部を読み終えてしまいました。あと、読む本がなく、しばらくぽかんとしてすごしました。そして作者が第23巻「万両の雪」のあとがきで、50冊くらいまでは書き続けるといっているので、続編が出るのを心待ちにしています。 1700年代後半の江戸時代の地理や風俗、幕府・大名の官僚組織などもよく研究されていて、当時の江戸の名所、寺社、大名屋敷、奉行所の所在地やその様子、両替商など大商人の商いぶり、庶民の暮らしぶりや風俗が、そのまま映像として脳裏に浮かび、その時代の人になったような気分で物語が楽しめる、語彙や事柄についての作者の博識も驚くほどで、侍言葉や町人の話し方、その時代のしきたりなどずいぶん勉強になりました。 そして、主人公の坂崎磐音の人物像がとても魅力的。当代一の青年剣客で、清廉潔白、正義の人、しかも、さわやかで、穏やかで、優しく、愛情深く、友情にもあつく、礼儀正しく、その上すぐれて賢明でもある。多くの人から頼りにされ、愛される。彼を取り巻く主要人物も魅力的な人が多く、その人物像、性格もきっちり描き分けられているので、主人公たちへの感情移入も容易にできました。 カスタマーレビューピックアップ 娯楽モノの時代小説も、佐伯泰英さんの本を読むのも初めてで、 テレビドラマの原作と言うだけで手にとって呼んでみたのですが、 予想以上に面白くはまりました。江戸の風景だけでなく、国許の お家騒動も絡んで世界が広がり、言葉はもちろん古風ではありますが、 気楽に読める現代的時代小説といっていいでしょう。 ただ、あまりに強すぎる磐音に、彼がいなければ江戸の町も豊後関前も 守れないのではないかと、要らぬ心配をしてしまいます(笑)。 カスタマーレビューピックアップ 居眠り剣法の使い手で、用心棒と鰻屋を掛け持ちするフリーター侍、という設定は面白いんですが、人物描写が、いくらエンタメ小説としても、弱すぎる。人によるとは思うけど、描写がきちっとしたものを求める向きには物足りないのではないでしょうか(同じエンタメであるミステリー小説では、結構そうした描写もきちっとする人がたくさんいるし、キャラがたっていることが多い)。 カスタマーレビューピックアップ
と書店にならんでいた「陽炎の辻」から読み始めました。きっかけは7月から始まるドラマの原作があるとしったからと、山本耕史が主人公を演じると聞いたから。いざ読んでみると久々に面白く飽きることなく、するりと読んでしまいました。人も血も汗も涙もたくさん出てきますが、テンポがよく、スカッと後味よろしく、いま21冊中半分読みました。人情厚い坂崎磐音を山本耕史がどう演じるのかが楽しみです。 一冊でわかるイラストでわかる図解日本史―地図・写真を駆使 超ビジュアル100テーマ (SEIBIDO MOOK)カスタマーレビューピックアップ 自虐史、自虐史といいますが こうまで意図的であると捏造史と呼んだほうが正しい どうにも不愉快で堪らない 買わなければよかったです カスタマーレビューピックアップ 韓国人を日本・日本人に最初からからめて説明したり中国や朝鮮がらみの話については大げさに評価していたり、あちらの国々で捏造されていることをそのまま書いてあったりするので、あまり鵜呑みになさらず、自分で調べてみる事をお薦めします! 要約の歴史書の割には日本以外(おもに反日東アジア)を書きすぎです。 日本史から捏造を根拠にしようとする考えでしょう。気を付けて読んで下さい! カスタマーレビューピックアップ 文章に絵がついているというよりは、 立体的なイラストや写真のわきに説明文があるという感じなので、 とても読みやすいと思います。本が好きなら子供でも読み切れる内容量でしょう。 ただし、内容にはすこし不信感も。 例えば、古代などの記述なら、文献が少ないだけに判然としないこともあり、 あやふやな表現になるのも理解できますが、 江戸時代の中期頃から、これは読み流せないなと思う表現が多くなり始め、 近代に至っては素人の私でもこれは問題だと感じる記述が多発します。 とにかく日本はダメだった。愚かだった。という考えが基本に置かれていているような気がしてしまいました。 私が親ならばその部分だけは別に書籍を買い与えるか、子どもと話をしながら誤解しないよう補足すると思います。 気になって巻末のプロフィールを拝見しましたが、予備校の先生監修ということで納得しました。 学校の教科書をベースとされているのでしょう。 教科書で表現が適切でない、あるいは誤解を受けやすく書かれているところ間違っているところは、 この本でも同じような結果になっているようです。 参考文献の中にも少し気になる出版元(新聞社)がありました。 このため星を減らしました。 とはいえ、日本史の流れを知るにはやはり”わかりやすさ”は大きいと思います。 子どもなら、勉強の補足として(して欲しくないけど)、 大人なら思い出すきっかけとして、使えると思います。 カスタマーレビューピックアップ この問題が他の戦争関連の問題と大きく違う点は、70年代まで一切問題視されなかったということである。 日本の反日学者や韓国の学者ですら「兵士を客とした商行為」として一切問題にしなかった。 「政府・軍による強制連行」の話が出て初めて問題化し、韓国にも伝わったのである。 慰安婦運動は、89年に大分の運動家が韓国で元慰安婦を探したのが全ての始まりである。 この時会った毎日新聞の下川記者は「原告を探すという発想には正直驚いた」と語っている。 この後、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の大宣伝の影響もあり、日韓の国際問題に発展していくことになる。 カスタマーレビューピックアップ
現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。 そうなった最大の原因は、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の嘘話の大宣伝である。 その朝日新聞は現在、 「官憲による強制連行があったかどうかは枝葉であり、問題の本質から目をそらそうとしている」 と言っている。 人間ここまで汚くなれるのだろうか? ならば朝日の記者は世界中に飛んで「実は政府・軍による強制連行の証拠は一切無いんだ」と誤解を解くべきだろう。 それが責任のとり方じゃないのか? 朝日の記者にだって少しは良心があるのだろう? 徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)カスタマーレビューピックアップ 医学的側面から徳川将軍を分析するというのは斬新。身長、寿命、子供や側室の数、生い立ちから徳川将軍をみると、随分違った印象を受ける。 しかしながら、著者が考えたことが皆まで書いてある感は否めず、ストーリー性や結論めいた整理は乏しい。また、証拠が不十分なのに著者の大胆な『想像』が展開されているところが散見される点も気になる。著者が独自にあみ出した徳川将軍の覚え方や著者の夫婦間のやり取り等の蛇足が多く、それらがカルテとしての品を落としている。 カスタマーレビューピックアップ 現在NHKの大河ドラマ「篤姫」が人気だが、篤姫が嫁いだ十三代将軍家定が注目されたこともあってこの本を読んでみたら、現実はこうだったのかとまた別の興味をそそられ本全部を面白く読ませてもらった。ドラマで家定がアメリカ公使ハリスと対面するシーンで、家定が片足を前に出して歌舞伎の大見得を切るのだが、これが実は脳性麻痺による不随意運動であったとは! 歴代将軍の位牌の高さが実際の身長を表しているというのも興味深かった。15代将軍慶喜が駿府に退いていた頃、寝室では暗殺者の侵入に備えて側室二人と逆Y字状に布団を敷いて寝ていたらしいが、寝相が悪ければ明け方までYを保てず、三人はXかZのような形になったのではと色っぽい推測もあるが、使われている資料もしっかりしていて、将軍の健康面にスポットを当てた本としてはボリュームの割りにうまくまとまっていて良書と思う。 カスタマーレビューピックアップ 徳川将軍家についての書籍は数あれど,このような医学・健康学的な切り口での書籍はなかなかお目にかかれない,実にオリジナリティーが高く,『へぇー』という記載も多々,内容は実におもしろいです.だから,すぐに読めてしまいます.筆者は元々お医者さん兼作家,だからこんな切り口で本が書けると言うことでしょう.歴代将軍が埋葬されており,遺骸が歴史的な過去を顧みる標本となっていること,非常に驚きました.当然といえばそれまでですが,そんなモノが残っているなんて,歴史の研究にこれほど有効な手法は無かったかもしれません.また,将軍家がお世継ぎ問題に如何に真剣に取り組んでいたか,要は子作りに励むことが第一の使命と云うことすが,裏事情をおもしろおかしく表記しています.歴史本(研究書)と云えますが,あまりお堅い内容でないのが更に評価できます. カスタマーレビューピックアップ 血筋から病歴、死因の推定、性格、身体的特徴等の切り口から、将軍15人全員についての知識が得られるとても良い書である。まず驚くことは、多くの継嗣をもうけても産まれてすぐに亡くなる例が多く、或いは3歳まで成長するのが至難のワザである。例えば十二代家慶は7人の側室に29人の子女を得たが、無事に成長したのは3名、内男子は2名、一人は十三代の家定、一人は一橋家を継いだ慶昌(但し13歳で病死)、こういう状態であった。公家・宮家からの深窓の姫君は正室となったが、短命、骨格が華奢、四肢の筋肉の弱さ等がよく見られたようだ。一方で各将軍の側室は侍・農民、商人、僧侶の娘で雑種強勢、たくましい。本書を読むに当たっては、同時に「徳川将軍の意外なウラ事情‐家康から慶喜まで十五代の知られざるエピソード」(PHP文庫)を読むことをお薦めする。両書を交互に読み進めることで十五代の将軍全員をよく理解できる。 カスタマーレビューピックアップ
面白くって、あっという間に読んじゃいました。気軽に読める割には内容充実で、お買い得本です。 皆さんビックリされてる、綱吉の身長の低さ、自分もにわかには信じがたいけど、まぁ、豊臣秀吉が実は6本指だった(日本の記録には一切無いけど、正確な記録で知られる宣教師の報告にはあるそうな・別の本参照)とか、石田光成は遺骨から、専門家も女と間違えそうになったくらい、華奢な体型だった(これは常識かな?)、みたいに、歴史には意外な事実が埋もれてるんでしょうね。 ただ、自分は大男で知られる吉宗の身長が、実は普通だった、という筆者の推測に感情的反発を覚えます。まあ、読めば筆者の方が正しいだろうとはよぉ〜〜〜く分かるけど、長年親しんできた常識を捨てるのは、結構大変です。 在日 (集英社文庫 か 48-1) (集英社文庫 か 48-1)カスタマーレビューピックアップ 私が姜氏を初めて目にしたのは「朝まで生テレビ」でした。人の発言途中に割り 込み、声を張り上げ自説を展開する出演者の中、物静かでありながら鋭い視線で 核心を突く発言をするかっこいい人がいるなぁ。姜尚中ってなんて読むんだろ う?どうしてこんなに日本語が上手いんだろう?と思いながら密かに彼の意見に 賛同しながら見ていたのを思い出します。本書は在日韓国人二世として日本で生 まれ、両親を含む在日一世の人生を見ながら少年時代を熊本で過ごし、70年代社 会の変動とともに精神の旅をして現在に至る在日姜尚中の自伝です。 日本列島に生まれ、そこで一生を終える「日本人」に民族的少数者や外国人対す る抑圧や排除の強制がどれほど当事者を苦しめるか了承されるのは難しいと彼は 言います。ただ「在日」に関して言うと、日本人に限りなく近い「非日本人」で あるという意味で「在日」は他の定住外国人や民族的少数者と違うきわめてデリ ケートな位置に置かれているそうです。彼が社会的な発言をするためにメディア に登場する前は「在日」が日韓関係以外のコメントをすることは求められません でした。それを打ち壊すために、生活上多大な犠牲を払ってパブリックコメント をするようになったそうです。 テレビでの冷静沈着な姜氏とは違い、主観的で内面を強く打ち出していることに より、日本に生まれ育った「在日」でなければできない何かを見つける彼の精神 史は人間姜尚中を少しばかり理解することができました。 カスタマーレビューピックアップ 在日とは、在日朝鮮人、在日韓国人のことだということが、どういう意味があるのだろう。 奨学金や選挙権など、日本国籍がないことによる不利益をいろいろ被っていることと、差別や民族間の軋轢など。 ただし、朝鮮半島と日本では、「母屋」というような母を大切にする文化や、儒教などの共通する部分もある。 どうして日本は、在日外国人に対する扱いが弱いのだろう。 それだけでなく、海外にいる日本人に対する扱いも弱いと言われている。 日本の国際化の第1歩が、在日朝鮮人、在日韓国人の権利の確保だろうことが想定される。 地域では、サッカーなどで、国際的な交流が広がっているのは、当時との違いかもしれない。 カスタマーレビューピックアップ 孫正義氏が残飯拾いのおばあ−ちゃんの荷台に乗せられて、 嫌な少年時代を回想する調子に似て、 そこから、現在ではソフトバンクの社長に坐しているということと、 姜尚中氏が在日という重みを両親の元で感じながら、 あまり思い出したくはないであろう少年時代から回想する調子に似て、 そこから、現在では東京大学教授に就いているということとが、 どうも、九州・内国外国人という共通点とともに、 似ているなぁ、と感じます。 いずれにしても、相当に努力を続けていった末に、 現在の地位を得ているわけで、 その不屈の精神力には頭が下がります。 カスタマーレビューピックアップ
著者は姜尚中氏。朝まで生テレビなどで活躍している論客の一人で、名前から察せられるように在日韓国人の二世です。実は、朝まで生テレビの論客というかコメンテーターの中で自分が一番好きな人で(というのも彼は常に声を荒げず、きちんと自分の意見を確認を取りながら発言し、その言い方も「いいですか、つまり、問題はね・・」とあくまで理知的。あの声がでかい奴が勝つという感じの時に低レベル過ぎる論争の中で彼にだけは常に理知の光が射しているように見えるのですよ)、それで今回この本を手に取ってみたわけですが、はっきりいってかなりショックを受けました。何にショックを受けたかというと、自分があまりに歴史に無知であったり、彼らの生活に関して想像力を欠いていたかという事実にです。 自分は、「在日」の人たちの事について、ある程度は知識があるつもりでした。彼が在日韓国人だという事も知っていたし、自分自身も仕事の同僚として何人かの在日の人たちと知り合いではあるから、それこそある程度は事前知識があるつもりでいました。しかし、この本を読んで本当にショックを受けました。 在日の話は遠い過去の話でなく、彼らの父祖の代、日本の戦前から連綿と続く歴史で、ステレオタイプの双方の激しい罵倒合戦の裏に厳しい現実があることがよく分かりました。特に、日本を選んで日本に渡り、戦後も日本に残る道を選んでその中で苦悩しつつも祖国統一、平和を望んだ人たちの生き方考え方がよく分かりました。現実世界でもそうだし、ネット世界では特に顕著ですが、最近の世の中の流れは、日本と韓国・北朝鮮はお互いに口を極めてののしり合う一部の人たちのおかげで非常に険悪になり、それ以外の人も越えがたい認識の壁ともどかしさに頭を抱えている状態です。が、その中で在日の人が(というのが言い過ぎであれば、在日の一部の人たちが)何を考え、どういうことを思って、北朝鮮や韓国とかかわっているのかがこの本を読んで分かりました。 もちろん、この本の著者である姜さんだけが特例のようなもので、それ以外の人は彼の考え方と著しく違うかも知れません。彼は、特殊、なのかも知れません。しかし、もしそうであるとしても、彼の思想や思考のバックボーンにある事実、歴史をこの本は教えてくれました。 二世として生きる彼らの内面、悩み、祖国への想い。北朝鮮と韓国の政治への想い。 彼らにとって生まれ故郷である日本に対する想い。 日本を意味もなく悪く言ったり歴史をどちらの側によいようにも曲げないたんたんとした事実の積み重ねは素直にうなづけますし、国際社会から見た世界の中の韓国と北朝鮮の歴史と現状からの願いはストレートに響きます。どうして太陽政策を取り続けたのか、太陽政策がたとえ打算とお金で計算されたスケジュールになったとしてもそれでもなおやり遂げないといけないと考えるのか。しかしそれらが今の若い世代を中心にどうして受け入れられないのか。日本人ではわからない事がそこにはありました。 是非読んでみて欲しいと思う一冊です。 新出題傾向対応版 センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本カスタマーレビューピックアップ 地理があまりにもできなくて困っていた時に、ここのレビューを見てこの本に出会いました。 とても分かりやすく、なるほど〜!と思いながら読んでいます。 1回読んだだけでは頭に入ってこないかもしれませんが、2回も読めば結構な知識が得られます。 この本のお蔭で定期テストの点数が20点以上もUPしました。 この本は地理を苦手とする受験生にオススメです! カスタマーレビューピックアップ 地理って暗記一徹だと実は当たり外れの大きい科目じゃないかなぁと僕は思います。 マーク試験とはいえど度々参考書にもないようなマニアック(?)な問題も数問出ますし、そこをボコボコ落とすと致命的な失点になりかねません。 未知の問題に出会った時、さてどのように答を絞りこんでいくか。 それには最低限の知識は当然ですが、いかに地理的思考が出来るかも問われます。 この参考書は知識詰め込みよりも地理的思考の如何に重点が置かれており、 「とりあえず一通り勉強してみたけどまだイマイチ…」 という感じの人や 「あと10点がどうしても伸びない!!」 といった人オススメの一冊です。 カスタマーレビューピックアップ 公務員を目指す大学生が黄色い参考書の参考書を手にして、この本を 買おうかと迷っていると思います。結論からいえば、究極の非効率となります。 まず公務員試験に出ない細かな知識がおびただしく、読後まったく頭に残りません。 私は大学生時代大量に本を読んだりした方ですが、これは頭に残らない、かつ 知識量が公務員試験の数段上です。徒労に終わります。 もし地理の初学者であるなら、20日間シリーズをおすすめします。 そしてちょっとだけでもかじったことがある人ならTACのスーパートレーニングの 人文科学がおすすめです。また一問一答シリーズ人文科学はイメージができないので おすすめできません、すすめられるのは商法労働法刑法という初学者にでもイメージでき 理解しやすい科目に限られます。 カスタマーレビューピックアップ 今まで、なんとな〜く地理をやってきた人におすすめです。そんな人は「地理は暗記だ」と思っている人が多いと思いますが、 この本は、地理の勉強というものは決してそんな無機的な作業ではないと教えてくれます。 例えば、砂漠の成因には大きく分けて4つほどの種類があるのですが、問題には砂漠の場所くらいしか出ないと思います。 そこで成因なんてそっちのけで場所を暗記するわけですが、成因を知っていれば、暗記なんてしなくても、周囲の状況などから、逆にここには砂漠があるはずだ! と考えられるようになるのです。この本は事実を漠然と伝えるだけではなく、なぜそこに砂漠があるのか、を教えてくれます。 他にも植生や気候、民族問題にいたるまで、なぜそこにあるのか。なぜそうなっているのか。という理由つきで知ることができます。 これが地理的な考え方を身につけるということです。このことは漠然と事実を覚えるだけの勉強法と比べて効率や質、応用力養成、 そして勉強する楽しさという点でとても有利な方式だと思います。 カスタマーレビューピックアップ
私は、瀬川 聡先生の実況中継の本を使っていて、 どうしても70点前後しかとれませんでした。 ところが、この本を2回読んだだけで、88点にまであがったんです!!! しかも厚さの割りに、1日、2日で読めて、効率よく地理的な考え方が吸収できます。 名前のとおり 地理Bの点数が面白いほどとれる本です。 でも、活字や顔文字が多く、合う人と、合わない人がいると思います。 あと、表紙があまり好みでないので、星は4つにします。 世界一へんな地図帳カスタマーレビューピックアップ 世界各国の風土、政治、習俗、法律、地名などから、ユニークなものが集められている。気軽に読めて、世界地理に関心を持つきっかけになるだろうと思うが、文章表現に問題がある。例えば、「動物に餌付けをしてはならない」ということを取り上げて、「ホームレスに食事を与えてはならない」ということと同じだと書かれている。ホームレスの人を、餌をあさっている動物と同等に扱うところの人権意識に怒りを覚えた。ほかにも、「軽さ」をモットーにしているのか、軽率な表現が目立つ。 カスタマーレビューピックアップ タイトルはこの本を最初に開いた時の感想です 「地図帳」という言葉からイラストがたくさん載ってるというイメージ持ったのですがそうでもなかったです 内容も読んで3日も経てば半分以上が頭の中から抜けていきそうなものばかりです 本屋よりもコンビニに置いてありそう本ですね 表紙カバーもついてありませんし ここまで読むとつまらなそうな本と思われるかもしれませんが面白いページもあります フランス国歌の意外な内容、2008年2月に新しくできた国、島民みんなが血が繋がってる島、などなど 値段に合った内容だと思います 暇潰しにはいいのでは カスタマーレビューピックアップ 一言で言えば「社会科に関するトリビア集」でしょうか。 目から鱗のものや、思わず笑ってしまうもの等、ついつい他人に教えたくなるような内容ばかりです。 さらに、歴史上の時代背景との意外な関連も知ることができて、ためになる内容のもあります。 文章も極力馴染みの深い単語が用いられているため読みやすいと思います。 それに、ワンカップP氏のイラストがまた良いですね。本の内容とマッチして、さらにマイルドな構成に感じられます。 合計購入金額を1500円以上にするために何気なく選んだ一冊でしたが、正直一番の大当り商品でした。 値段も手頃ですし、買って損はない一冊ですね。 カスタマーレビューピックアップ
この本最高です。 でも、エアリセはもっと好きです。 値段も手頃でお値段以上にとり。 さすがは酒で作られた敗北者、やることが違う。 逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)カスタマーレビューピックアップ 古い日本を目撃した多くの外国人の証言に触れられると思い読んでみた。期待以上の成果に驚いている。今や暗い江戸の農民のイメージはあとかたもなく、かわりに陽気で人好きのする幸福そうな人々が美しい自然の中でおおらかに暮らしている様がいきいきと浮かんでくる。分厚い評論なのに、第一章がやや難解だっただけで、あとはすっかり引き込まれてしまった。渡辺氏の美しい文章で滅亡した古い日本の文明を追体験できた事は幸せだった。 私たちが今伝統とよんでいる茶の湯や生け花などの事象は、「若き日本」を構成する「新たな寄木細工の一部分として、現代文明的な意味関連のうちに存在せしめられているに過ぎない」。「死んだのは文明であり、それが培った心性である。民族の特性は新たな文明の装いをつけて性懲りもなく再現するが、いったん死に絶えた心性はふたたび戻っては来ない。たとえば昔の日本人の表情を飾ったあのほほえみは、それを生んだ古い心性とともに、永久に消え去ったのである」。渡辺氏はこうした表現で、現代の日本の文明が、近代以前の文明の変容ではなく、滅亡の後に生まれたものだと主張する。古い日本の扼殺と葬送の上に近代のドラマは始まった。これは歴史の必然である。近代化は独立と繁栄を支えた。現代の日本人は先進国の一員であり、豊かさと便利さと自由を手にしたはずなのに、古い文明に生きた江戸の人々ほど幸福でないのはどうしたことだろうか。 当時日本の庶民世界に惚れ込んだ西洋人たちは、西欧的な心の垣根の高さに疲れていた。「確乎たる個の自覚を抱くことがそれほどよいことであったか」、幸福とは時に進歩とは逆の方向にあるのかもしれない。心の垣根を高くした私たちは、かつての日本文明に触れることで戻れない道に置いて来た忘れ物を見つけられるのかもしれない。 カスタマーレビューピックアップ ある種センチメンタルというかポエティックというか小説のようなタイトルの書物だけど、どっこい骨太な600ページにもおよぶ近代批判の思想エッセイ。 といってもご心配なく。 難しい思想をこねくりまわすポストモダンの思想書とはまったくおもむきを異にする、具体的に美しい世界が目に見えるように展開していく快感の書です♪ 日本人であることのDNAがざわめきます。 ここで展開される情報の海は、決して回顧趣味的なノスタルジーに浸って癒される、という類のものではありません。現代に生きるボクらのスピリットが触発され未来へと放たれる力をもった、超具体的な情報の集積であると断言しておきましょう。 歴史を学ぶとはいたずらに過去を顧みることではありません。 歴史とは ”いま” を生きる意識レベルに応じ写し出される ”鏡” そのものであり、その意味では通時的な ”かつて” ではなく共時的な ”いま” でしかないわけです。 そういう意識でもって読んで欲しい本です。 江戸末期から明治にかけての激動期に失われたものの本質がこのように語られ、そしてそのことを素直に学べるようになったということは、ようやくボクらの精神が近現代社会という重いマトリクスから抜け出したことの証しなわけです。 先ずは日本人から。 そう、”ポストモダン”というのは決してヨーロッパの特権的難解思想の果てにあるモノなんぞではなくて、そもそも日本人のDNAにこそあったわけです。 カスタマーレビューピックアップ 幕末・明治期の欧米人による日本見聞録の多くに、日本人は社交的で機嫌よく少々子どもっぽいが幸せそうに見えると著されているという。いずれも現在の日本人とは正反対に思えるくらい意外なものだ。そして欧米人の数ある驚きのなかでも最大のものは、物質的には最低限しか所有していないように見える一般庶民が、簡素ながら清潔で美的センスに彩られた彼らの日常生活にすっかり満足して幸福そうに見えることだったという。 著者は付和雷同しやすい等、現在も変わらない個々の性向はあるにしても、それらの総体としての江戸期日本に特有の文明は既に滅びていて、本書の目的はそれを豊富な史料を使って追体験することだという。実際本書の魅力は、日本見聞録から引用された数多くの意外なエピソードだ。例えば、一般庶民の外国人に対する好奇心は度を越していたようで「トージン、バカ」とはやしたり、所かまわず寝室まで覗き見るなど無神経の域に達していたというのには笑った。「まるで体操のように、息をシューシューいわせながら、手を膝から足まで下げるお辞儀を繰り返した後、その姿勢のままで長い口上を早口で述べ合う」という当時の挨拶風景は、まるでイスラム教徒の礼拝のようだ。「来日した西洋人を仰天させた習俗に、公然たる裸体と混浴の習慣があったことは広く知られている」なんて知らなかった。 少し物足りなかったのは、体を動かすよりも声を合わせて歌う時間のほうが長い肉体労働の仕方は欧米ではあり得ないといった類の記述について、この種の感想は市場経済の浸透度の高い社会に属する人間が、それが低い社会を観察した場合に普遍的に感じること(例えば現代の日本人が発展途上国に旅行した際の感覚と同じ)だと思う。日本見聞録に描かれた現象が、前工業化社会なら世界共通して観察できる普遍的な現象なのか、それとも江戸期日本に特殊な現象なのかが、より意識的に分別されていればよかったと思う。 カスタマーレビューピックアップ 「地域をデザインする―フラードームの窓から見た持続可能な社会(駒宮博男著)」で紹介されているので読んだ。渡辺京二氏は繰返し「私の意図するのは古きよき日本の愛惜でもなければ、それへの追慕でもない。私の意図はただ(外国人の残した記録を通じて)ひとつの滅んだ(江戸時代後期に完成された)文明の諸相を追体験することにある」と学者らしく述べている。それは確かに正しいのだろうが、私をはじめほとんどの読者は愛惜と追慕を強烈に感じながら追体験し、決してこの文明は滅んではいないのだと密かに思っているはずである。著者の意図には反するのだろうが、そんな読み方でも全く構わないと思わせるような本である。繰返し読み続けたい。」 カスタマーレビューピックアップ
ずっとずっと、もやもやと疑問に思っていた事が、この本を読んで氷解した。 平成のこの現在、わが国は世界一の借金国となり国家破産寸前の様相である。 外交も国策も何も変革すらされず、事態は悪くなるばかり、なのに・・なのに 国民のこの危機感の無さ、デモひとつ暴動すら起こらぬ平穏さは何だ? 戦後、戦勝国を恨むことを一切せず、尊敬や憧れまで抱き親密に付き合い 敵国を一切想定せずにひたすらに働き汗して平和国家を築いてきた日本。 その本質的根底には渡辺氏の言う失われた「独特の国民性」が脈々と 流れているのではないだろうか? 庶民にすれば「すべてはお上のやった事」または「やってる事」なんではないか? 戦争に負けたのも「お上」破産しそうなのも「お上」我関せずじゃないのか? この逝ってしまったと思われている愉快で明るい楽園の住人たちは、実は たいして変わらぬ心情で今もこの国の大半を占めているのではないか? 熊さん八っつぁんの笑いは今も生き続け、寅さんの気楽さは理想とされて TVの中はお笑いに占領されて、政治家や役人のスキャンダルは庶民の娯楽となり 飲んで歌ってブランド品集めが大好きで、国がどうあれ楽しく生きてりゃ それで充分!そんな世相は相変わらずのわが国ではないだろうか? 今だ外国人からみれば充分に不思議な国として存在している気がする。 現代日本にずっとずっと違和感を抱きながらも、なんとなく気楽に生きてしまった 自分の中のDNAを再発見させられたような一冊であった。 自分の中にある何か不思議な「正体」が解ったような気がして、うれしくなった。 |
| Copyright © 2003-2008 psWorks.All rights reserved. | |