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まず何よりも日本人でもなく、過去につきあいの長かったアジア系の国の人でもなく、 ヨーロッパという全く文化の異なる国の人による江戸時代の描写というのは非常に 貴重である。さらにシュリーマンは数多くの国を訪れた経験があり、話す言語も各国の間 を行き来しやすくなり、学ぶ機会が増えた今でさえそんなに話せるのかと思うほど多言語 を話すことができ、異文化に触れることになれた人である。そのような貴重な資料が手軽に 読めることにまず感謝したい。 シュリーマンは奇異に感じたことはばっさりと批判しているが、だからといって中国の文化を すべて否定するわけではなく、劇場での劇のすばらしさ長城から見た景色の雄大さは世界でも 一番だとしている。文化に体当たりで触れてみて素直に自分の育ってきた文化との違いや感情 を表現している点が、彼の視点からのありのままのアジア文化を表現していておもしろい。 日本はその清潔さもあり批判的、否定的な記述はほとんどなくべた褒めされているような気分に なり少し嬉しかった・・・が何とも皮肉なことに褒められた当時の文化は今の押しつけられた 文化ではなく、自分たちで長年育んできたありのままの日本だということがいかに現在の日本が 文化的に廃れてしまったか、とうことを認識させた。 それに関連して西洋文化を結婚までも”モノ”に支配されていると批判している点は非常に 興味深い。日本があまりの家財道具や土地等のいわゆる”モノ”を必要とせず、かといって 芝居や工芸品はよいものがあり、人々が豊かに生活していることに強い衝撃を受けたのだろう。 シュリーマンは不正確なものもあるが数字を使い身の回りのものを記述している。 それは自らの記憶を鮮明にしたかったのか、考古学的にも数字で記述しておいた方が後生の役に たつと考えたのか、どちらにせよそれにより現実味をおびている。 12万円で世界を歩く (朝日文庫)カスタマーレビューピックアップ 1990年に出た単行本の文庫化。 貧乏旅行作家として知られる下川氏の実質的なデビュー作。12万円で世界各地を旅行するという過酷な企画。本書をきっかけに、下川氏はアジアを題材とした紀行文を発表するようになったという。 1988-89年に『週刊朝日』に連載されたもので、全12篇が収められている。東南アジア、ネパール、ニューヨーク、キューバ、中国などを訪れているのだが、とにかく航空運賃が高い。それで予算のほとんどを使い切ってしまい、後は極貧生活になる。現在ではだいぶ状況が変わっている(航空運賃の値下げ)が、工夫と根性でなんとかなるものだと教えられた。 雑誌連載ということで、各章がずいぶん短いのが残念。 12回の旅で、同行したカメラマンは10人にのぼる。みんな、二度と嫌だと言って逃げ出したんだろうな。 カスタマーレビューピックアップ 本書を初めて読んだのは高校生のときでした。 社会人になった今でも、読み返すと旅に憧れた日々を思い出します。 「よし、お盆に有給ぶつけて、ちょっとでも長い旅に出ようか」 そんな気持ちにさせてくれる一冊です。 カスタマーレビューピックアップ 12万円で世界なんてと思っていたら本当に行っていた。微妙に予算をオーバーしちゃったりするのがいい。語り口調も気取った感じが無く、妙な感傷に浸るでもなく、いきなりザックリ旅の途中から文章が始まるところなんかもすごくいい。いったいこの人はなんでこんな仕事を受けてしまったのか不思議に思わせるが可哀相とは感じさせず、僕を見知らぬ国境付近まで連れて行ってくれる。過酷な旅なのに文体が柔らかいのが凄く面白く読みやすい。 時代は流れたので旅行代金の参考にはならないところが多いけれど、マゾ的世界旅行が趣味の人にはたまらない一冊だ。 カスタマーレビューピックアップ 深夜特急にはまり、それからというもの旅に関する本を読み漁っていた。 この本は何よりタイトルが衝撃的だった。 本当に12万で世界一周できるのだろうか? 実際には世界一周のほかに特定の地域に絞っての旅行記が数パターン載せられている。 旅の内容を見て、これは80年代の「電波少年」だと思った。 ただ企画の内容は電波少年よりも過酷だと感じた。 映像に残さなかったのが残念である。 個人的に好きなのは、「28日間世界一周」である。 シベリア鉄道がいかに過酷か、というのが非常に生々しかった と同時に実際に自分も体験してみたくもなった。(いつになるかは分からないが・・・) 深夜特急がやや硬い語り口になっているのに比べ、この本は砕けた感じの文調になっている。 その点が、この本の良さであり、面白おかしく、ならぬ、面白生々しく読むことができるのではないだろうか。 カスタマーレビューピックアップ
大分触発されたというかアジアに興味を持つ下地ができました。 ごく個人的なきっかけもあったもののここ10年頻繁にマレー半島を 旅しているのはこの本によるところ大。 アジア以外でも、キューバ編の青い海は大分触発されてしまって、 一方約15年の月日で資料的価値は大分薄れてしまった。 現地発のチケットやホテルの予約などもネットで大分できる。 それでも旅行に行きたくなる読み物としては評価できる。 砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)カスタマーレビューピックアップ 砂糖を通じて近代史の一側面を語る好著である。 「あとがき」にもあるとおり世界システム論と歴史人類学の手法をもって記されているが、難しい専門用語はほとんど出てこない。平易な言葉で、文字通り高校生にもわかるように記されている。大航海時代、植民地、プランテーション、奴隷制度、三角貿易、産業革命といった高校世界史の教科書や参考書には必ず出てくる重要用語を使い、高校世界史と学問としての世界史の接点を作ろうとする試みに好感が持てた。 本来、「砂糖あるところに奴隷あり」というように生産に集約的な労働を必要とする砂糖はプランテーションや奴隷制度といった近代ヨーロッパの植民地支配の手法と非常に相性がよかったということも新たな発見であったが、イギリスやフランスの植民地支配の主要な手段となっていたことはある種の驚きでもあった。本書に紹介されているような砂糖プランターの膨大な富というものは初めて知ったことである。 また、砂糖が紅茶やコーヒー、チョコレートといった他の世界商品と結びついてヨーロッパ世界に定着していく過程も興味深かった。新世界からの新しい、そして高価な商品の組み合わせは当時の世界では光り輝くような魅力を持ったものと想像できる。大量に輸入した紅茶と組み合わせることによって大量に砂糖を消費するようになったイギリスと植民地で大量に砂糖を生産するも自国であまり消費せずに輸出するフランスといった各国ごとの砂糖の受容が異なることも面白い。 まさに砂糖は近代世界システムの寵児であったといえるだろう。そして近代の終焉とともにその地位を下げたことも印象的である。 カスタマーレビューピックアップ 著者は,1940年(大阪府)生まれ。京大文学部卒,同大大学院文学研究科を修了し,阪大助手,同大(87-04年,教授)。定年退職後は,名古屋外国語大学を経て,京都産業大学へと天下り。文化庁文化審議会委員。同文化功労者選考分科会委員。彼の名を知らしめたのは,なんと言っても,『工業化の歴史的前提――帝国とジェントルマン』。これは早々に英訳されて“輸出”さるべき著作だ(なんなら私が請け負いましょうか?)。生産様式ではなく,消費や道徳規範・習慣などから資本主義を説く。『民衆の大英帝国』(90年)や角山栄との共著『路地裏の大英帝国』(82年)からわかるとおり,著者は反東大大塚史学=越智学派=京大反マルキスト歴史学派の領袖。本書は著者56歳の作品。余計な御世話だが,I・ウォーラーステイン『史的システムとしての資本主義』(85年)の翻訳でそうとう印税収入があったに違いない。本訳書が古本屋になかったためしはない。 砂糖という現代ではありふれた日常品に数世紀の世界史を読み込む(説き起こす)というお洒落な視角。羨ましいくらいカッコいい。もっと言うと,「砂糖のあるところに、奴隷あり」(第6章)という題名からわかるとおり,資本主義が歴史段階説的に一国史的に発展するのではなく,世界自体が一国の資本主義を後ろで支えていた,いやこの世界自体がシステムとしてイギリスに資本主義を産み落としたのだというウォーラーステイン的視覚の砂糖的応用(敢えて,シドニー・W・ミンツ『甘さと権力――砂糖が語る近代史』的翻案とは言うまい)。これを砂糖に凝縮しているのだ。じつにお洒落。 じつは,彼の指導教官=角山栄には『茶の世界史』と題する,けっこう売れた著作がある。とうぜん,「砂糖と茶」は「遭遇」する(第3章)。川北は恩師の作品を補完する形で,イギリス庶民の食卓史を描き出したことになる(といっても,モーツアルト=史上初の庶民音楽家という規定が難しいように,貧乏人には砂糖は高嶺の(高値の?)花だったが)。 ただ,私のイギリス人の友人たちに紅茶党はほとんどいない。私と同じで,みんなコーヒーばかり飲んでいる。職場の自称イギリス通(喋る英語は英検3級)が紅茶ばかり飲んでいたのを思い出すが,ありゃいったい何なんだろう。。。(1123字) カスタマーレビューピックアップ 「砂糖あるところに奴隷あり」と言われていたといい、貧困や食糧危機といった現代にも続く問題の根源のひとつが砂糖であったのです。 世界史を勉強していないのですが、分かりやすく書いてあって、すっと読めました。 カスタマーレビューピックアップ 素直に、面白い本だったと思います。 砂糖という一商品の歴史を紐解くと、こんなに新鮮な世界史が顔を覗かせるとは、正直、意外でした。 中学生や高校生の皆さんに是非読んでほしい本です。 そして昔は高校生だった諸氏にも、世界システム論を下敷きにした上で、 モノカルチャーや奴隷貿易などの課題的内容も盛り込み、 良心的趣旨をジュニア向け新書という形で結実させたこの良著を是非読んで欲しい。 「高度な内容を易しく、面白く書かれてある本」ですから、 それ以上言うことはないですね。 個人的には、「お茶の世界史」ではなく「砂糖の世界史」とした辺りがこの本の秘訣だと思います。 カスタマーレビューピックアップ
紅茶に砂糖を入れるという習慣が、世界の富を集めえたイギリスの富裕階級だからこそ可能だった「破天荒なこと」だということをこの本で知った.その砂糖は、カリブ海の植民地に設けられた広大なプランテーションで、アフリカからだまされて奴隷船にぎゅう詰めにされて運ばれてきた数十万人の若者たちの労苦と犠牲の上に生産されたものであることも.イギリスから独立した米国では紅茶に代わって中南米でとれるコーヒーが広まったこと、それが今のコカコーラにまでつながっていることや、チョコレートが万能薬と考えられ、カトリックの枢機卿が断食の最中でも飲んでよいと許可したことなども興味深い. 題名のとおり世界の歴史に砂糖という嗜好品がこんなにも影響を及ぼしたのかと驚く.ジュニア新書の1冊だが、視点が広く、文章は分かりやすく、大人が読んでもとても面白い.あえて注文をつければ、砂糖キビ由来の砂糖の話が中心で、テンサイ(ビート)からとる砂糖の発展の歴史にほとんどふれていないのが残念. 東京ホリデイ―散歩で見つけたお気に入り (祥伝社黄金文庫)カスタマーレビューピックアップ とっても可愛いイラストで巡る東京散歩です。浅草,飯田橋,下北沢,銀座...普通のガイドブックとはちょっと違った楽しさを提案してくれます。また、テラスレレストラン,美術館、蚤の市の特集など,好奇心を刺激する情報がたっぷりです。 カスタマーレビューピックアップ これを読んだら、絶対に東京散策にでかけたくなるはず! こんなにも身近にわくわくすることがあるって 最高だなーって思っちゃいます。 カスタマーレビューピックアップ 杉浦みゆきさんの本はこれで買うのは3冊目です。 今年大阪から引越しして東京に住むにあたって、買いました。 東京といえば、お台場・六本木・汐留とかかもしれないけど、私には日比谷公園や新宿御苑、深大寺などが好きです。 これを見て行った神楽坂もよかったです。 この本は何回見ても飽きないし、その場所もまたそうです。 東京生まれの、東京育ちの主人もお気に入りの本です。 カスタマーレビューピックアップ 普段見過ごしている、東京都内の町が、この本を読むとちょっと気になりだしてくる。週末になると、ついこの本を持ってぶらりと散歩に出たくなる。イラストを見ているだけで心が和む。持ち歩くのにぴったりの一冊。私の本はもうボロボロに・・・でもそれがまた味があってよろしい。 先日、目白の個展で杉浦さんご本人にもお目にかかり、本から飛び出してきたようなチャーミングな人でした☆彡 カスタマーレビューピックアップ
イラストとエッセイを組み合わせた、このタイプの本は大好きで、 幾人かの著者の者を持っている。その中でも、杉浦さんのは特に お気に入りです。今回の本もいい感じです。タイトル通り東京を 紹介しているので、知った場所も沢山出てきます。 前々から「行きたい」って思っている場所は更に行きたくなるし、 行った事が無い場所でも、「行きたい!」と思ってしまう。 知った場所は、次回行った時に「行こう」って思える場所が増え、 楽しみになりました。 都外から来る人には一般のガイドブックとは一味違う楽しみ方が 出来る本だと思います。 地球がわかる50話 (岩波ジュニア新書)カスタマーレビューピックアップ 子どもの(小4)塾の国語の問題に載ってたのを見て、面白そうと思い購入しました。子ども向けみたいですが大人もへーと思うところが多く知識が増えます。南極大陸は氷の重みで沈んでいるとか常識と思っていた”大地は動かざるが如し”が吹っ飛びます!!。ぜひお読みください。 カスタマーレビューピックアップ
地球についての雑学やプレートの動きなどわかり、図や絵などたくさんあるので、理解しやすい本です。学者さんが書いた本なので他の地球に着いての本より詳しく書いてあります。皆さんにお勧めします。 生命と地球の歴史 (岩波新書)カスタマーレビューピックアップ まさに"生命と地球の歴史"についての壮大な内容。地球の誕生から生命の変遷を最新の研究、化石史学的事実、岩石実験などをとおして推測する。かなり具体的な記述になっており、科学技術の進歩に改めて驚かされる。 高校生レベルから理解可能だろうが、基礎的な岩石・鉱物の知識を身につけているとさらに深く読み解くことができるだろう。説明口調の語りでやや硬い文章だが、新書としては内容充実、極めてお得な教養書であり、良書。 カスタマーレビューピックアップ 学校で習った「プレートテクトニクス」で止まっていたので 啓蒙されるところが多かったせいもあるが、とてもスケールの 大きな読み物としてワクワク感を久しぶりに味わった。 地球のみかたが変わりました。 カスタマーレビューピックアップ 地球の誕生以来の地球自身と生命の歴史が実にダイナミックに語られている。もちろん近年の観測データに基づいて語られているのだが、それを可能にしたものはプレートテクトニクス、プルームテクトニクス理論及びそれに加えて著者らの魅力的な仮説にあるのだろう。 但し、この本は新書にしては盛り沢山なので面白いと思えるには少し補足して勉強する必要があると思います。素人の小生は、7年前に読んだ時には通読で骨子を理解するのに留まっていました。 カスタマーレビューピックアップ 地球はどんな風に出来上がり、どんな風に変わってきたか。その地球の成長の波に木の葉のごとくもまれながら、生物はどのように移り変わってきたか。 地球の中で起こっている、長い周期での大規模な変動。「プルーム」と呼ばれる巨大な塊が何億年もの間隔で地球の内部を浮かんだり沈んだり。そのたびに、地表の生物が何度も絶滅しかけてはかろじて生き残り、異なる生態のものが栄えるということが繰り返された。20年以上前に学校教育に区切りをつけてしまった自分にとっては、「ちっとも知らなかった」ということばかり。 それにしても、地球や生物の歴史については、現在まさにどんどん研究が進み、新たな仮説が次々発表され、それが立証されたり反証されたりという状況のようです。これほど活気のある学問分野というのが、他にいったいどれだけあるのだろう。 誰も見てきていないことについてあれやこれやの証拠を見つけ出しては学説を検証していくその展開は、まるで上等の推理小説みたい。そして誰も目撃することなどない何億年何十億年先の地球の姿を描いてみせる想像力はまるで天を翔るよう。そのまじりっけなしの「科学する心」は門外漢をも心ゆくまで楽しませてくれる。 カスタマーレビューピックアップ
科学者にありがちな「一分野の知見にこだわる」姿勢はなく、地球誕生から生命誕生のタイミング、現在の地球環境に至るまでのプロセスを、難解な理論をうまくかいつまんで一般向けに広く浅く説明している。 もちろん本書だけで充分な理解が得られるわけではないが、入門書としては最適。これで興味が出たら、もっと高額かつ詳細な学術書にステップアップしていくといいのでは。 野球の国 (光文社文庫)カスタマーレビューピックアップ 筆者が地方球場で野球を観戦したことに関するエッセイ集です。 野球観戦だけではなく、その観戦旅行全般について書かれています。 ある意味、紀行文と捉えてもいいのではないかと思います。 沖縄のキャンプから、台湾での公式戦、東北での二軍戦、九州でのマスターズリーグ等を見に行っています。 周辺の様子とともに、地方球場ならではの良さというのが伝わってきます。 屋根のない球場に野球観戦に行きたくなりました。 また、筆者の「ぼやき」と思われる記述があり、その部分はあまり読んでいて面白いものではありませんでした。 カスタマーレビューピックアップ 本書は野球に関する小説ではありません。また、著者はどちらかというと野球に精通しているわけではありません。では何が本書に書かれているかというと、著者が地方の野球場を視察しがてら練習を見たり試合を見たりの道中におけるホテルの雰囲気とか食事のおいしさとか、映画の内容だったりマッサージの良さ等をダラダラと書いています。著者なりのセンスで読みやすく面白く書いてはいますが、小説家が自分の日記を出版してお金を稼いでる感じがすごくしました。人の日記を読むのに500円を出すのって何となくもったいないかな?ということで星は2つです。 カスタマーレビューピックアップ 大好きな本です。もちろん面白い本でもあるのですが、あえてこう書きたいです。 野球に対する愛が伝わってきます。 球場のある地方のよさが伝わってきます。 肩の力を抜いて書かれている文章、自由気ままな旅の楽しさがにじみ出ていてうらやましくなります。すぐにでも旅に出たくなります。 都会で働いてお疲れのすべてのプロ野球ファン(私を含む)に、いや都会でなくても疲れてなくても野球を愛する方すべてにお勧めです。 カスタマーレビューピックアップ よしっ 今年は、地方球場に行こう。 そしてファームを見よう。 ゆっくり育つところを見ればいい。 優勝とか日本一とか 忘れて野球を楽しもう。 なんつ〜か、原点に返るつ〜か。 のんびりヤジったりしてさ。 日曜日、後輩の草野球観戦でもいい。 やっぱ野球はいい。 そんな本です。 昨年の日本シリーズの惨敗で、 深く、深く、ふか〜く落ち込んだ、全国の中日ドラゴンズファン、 あなたたちにお届けしたい! カスタマーレビューピックアップ
中日ファンという同作家がストレスからくる睡眠不足と肩こりなどに悩まされている中, ふと思い立った沖縄キャンプ訪問から始まる全国野球場巡り行脚&ご当地旨い物巡り& 愚痴からなる6編からなる紀行エッセイ集。 同作家のファンである私として一番衝撃!?だったのは 『今私は失敗作を徹夜仕事で終わらせようとしている小説家・・・二日ほど前から わかっていたのである。これは面白くなりそうもない,と。しかし,書き換える 時間がないので突き進むしかない・・・』 というくだりからなるところであった。(東北編より)人なので,大なり小なり仕事に 関してはあると思う・・・みんな同じ人間なんだなぁ。と改めて感じたのである。 内容は2002年原ジャイアンツが優勝したシーズンをキャンプから始まり,台湾初の 公式戦,2軍戦,マスターズリーグと様々な話題を盛り込み,少し前の話であるが, その頃を思い出しつつ,十分楽しめる話であった。 うわさの神仏〈其ノ2〉あやし紀行 (集英社文庫)カスタマーレビューピックアップ 「うわさの神仏」(其の1)も読みましたが、私はこちら(其の2)の方が好きでした。 実際にいろいろなお祭りにも参加し、神秘の沖縄にも出向き、その先々で一般人では経験できない部分の体験や地元の人から実際に聞いた内容のリポートのようになっていて、大変興味深いと思いました。 台湾の占いは興味ありますが、言葉が分からないので、現地に知り合いがいるといいな〜と思いました。 カスタマーレビューピックアップ 「うわさの神仏」①は、神仏・妖怪などを面白おかしく説いてくれる楽しい本だった。そのノリを期待して読んだら肩すかし。「加門先生、怪しい所で怪しいモノに逢う」ってかんじの本でした。これはこれで楽しいけど。①とは別物と思ったほうがいいですね。 カスタマーレビューピックアップ ホラー作家を生業とする著者が、古今東西の怪しい土地を嬉々として巡るシリーズ、パート2である。 今回、著者は青森県は恐山から、神様大集合の神在月の出雲、一般常識で括っちゃいけないと思わせる沖縄古来の宗教、そして海を越え台湾は台北までご出向。道に迷い、歩き疲れ行き倒れになりかけつつも、地図にすら掲載されていない神社・仏閣を目指す。台北では前世の前世まで確定され、挙句は死に方や死ぬ年齢まで著者は知らされたご様子。持ち前の霊感の強さゆえか、シャレにならない事態に陥ることも多く、いやーカラダ張ったお仕事ぶりです。 カスタマーレビューピックアップ
『仏には惚れる。神には擦り寄る。妖怪とはちょっと親しくなりたい』 オカルト好き(特に女性)は深くうなずいてしまいそうな。 素敵な座右の銘を持つ作家、加門七海さんの異色エッセイ第2段。 今回は「聖地めぐり」と題し。 ギャグを織り交ぜた読みやすい文章は前作と変わらず♪ ラストには台湾まで出かけてしまった加門さん。 フランス革命―歴史における劇薬 (岩波ジュニア新書)カスタマーレビューピックアップ アンバリットの小銃押収、バスティーユ襲撃から始まるフランス革命と 呼ばれる一連の史実を解説する内容ではない。身分制度の敷かれたフランス 社会にあってなぜ平民の反乱が起きたのか、なぜ次々と様々な闘争に至った のか、平民同士での争いが生きたのはなぜかなど、歴史から本来学ぶべき 背景や解釈を高校生向けに書いている。 これまでに比べれば生活格差がぐんと広がった日本。暴力という形ではない にせよ、なんらかなの革命が起きる共通点もあるのかもしれないなあなどと 想いながら読みました。 カスタマーレビューピックアップ フランス革命史のみならず史学の何たるかを知るによい一冊です。 筆者はフランス史研究の第一人者です。これまで積み上げてきた研究をもとに、フランス革命=「劇薬」説をとっています。 フランス革命の偉大さは同時に大きな悲劇でもあったとしています。日本国憲法第25条は恐怖政治が残した遺産であるという主張も、「フランス革命の二面性」を考慮に入れると理解できます。 革命を進行させた者は社会階層である貴族、ブルジョア、平民に分かれるとしています。革命の路線はこの三つのグループの内どのグループが支持したかによって変わるとしています。 筆者の論は明快で、一貫しています。史学を触れるにも適した一冊です。高校生のみならず、幅広い年齢層が読んでも十分に読み応えのある一冊です。 カスタマーレビューピックアップ 本書は、岩波ジュニア新書屈指の名著であり最高のフランス革命入門書の一つでもある。安易な革命礼賛書と違い、革命の二面性を公平に述べている。また革命構造を貴族、ブルジョア、大衆の三極構造で鮮やかに解いてみせる筆者の筆裁きはさすがである。本書ではフランス革命を「劇薬」として捉えてるが、革命後期の独裁恐怖政治がスターリン主義、ポルポト体制へと、共に生まれたナショナリズムがその後の帝国主義、総力戦体制へといずれも19〜20世紀において悲惨な影響を及ぼしたその後の歴史を見るとフランス革命は人類に対して「劇薬」以上の毒薬ではないか? 歴史にifは禁物だがもう少し穏便な別の道はなかったのかと個人的に思った。 カスタマーレビューピックアップ 遅塚さんはもう、功名を遂げて、改めて自分を誰かに対して証明する必要などない立場にある方だと思うが、そうなったからこそ、若い読者、もっと言えば序文で触れているような「青銅時代」の読者に一緒に考えよう、と渾身の力を込めて書いた本だと思う。 「歴史における劇薬」という副題も、なんとなく雰囲気でつけました、みたいなお手軽なもんじゃない。最初から最後まで、「フランス革命は人間精神の偉大な達成である一方で、数知れない尊い命を断頭台へと葬った暗い影を持つ歴史的な事件だった」「それは劇薬といっていいものだ」という問題意識に貫かれている。 ロベスピエールなど山岳派によるテロルによって三万五千~四万人が断頭台の露となって消えたが、妥協的な改革路線をとった91年体制を打ち破り、貧しい農民や手工業者の生きる権利が高く掲げられたフランス革命の93年の段階があったからこそ「生存権」という基本的考えも、例えば日本国憲法の第二十五条に書かれるようになっているのであり「現代日本の私たちは、あの恐怖政治の血まみれの手からの贈り物を受けているのです」(p.169)というまとめは感動的だ。 カスタマーレビューピックアップ
どんな人でもフランス革命という名前だけは聞いたことがあると思いますが、その内容や歴史的意義などについてはあまり知らないという人も多いと思います。この本は、そんなあなたのための、「フランス革命」の入門書です。 バスチーユから始まって、ルイ16世一家の処刑やヴァンデ戦争・ジャコバン派の独裁とそれに起因す恐怖政治を経て、ナポレオンの皇帝即位までの壮大なる歴史的実験の結果とそれに対する考察を非常に分かりやすくコンパクトに纏め上げています。 住まなきゃわからない沖縄 (新潮文庫)カスタマーレビューピックアップ 沖縄に住みたいと考える人、一度でも沖縄に観光に行った人、これから沖縄に行ってみようと思っている人、誰が読んでも楽しめる。アハハハってだけじゃなく、「めんそーれ沖縄!」だけじゃない沖縄についても書いてくれているので勉強になる。本土の人間が沖縄を遊ぶだけ遊んでポイ捨てするような事だけはしちゃいけないなと思った。沖縄移住は慎重に。 カスタマーレビューピックアップ この本を読んで私は沖縄観光を決心しました。 私自身は沖縄移住は全く考えていませんが、それでも沖縄難民化する若者が多い事が理解できる様になったと思います。 しかし著者の仲村清司さんは学者でも無ければ研究家でも無いので主義主張には無責任さが付きまとうのも否定できない事実です。 もっとも難しい事を考えないで単にエッセイを楽しむ観点で読むなら、お薦めの一冊です。 カスタマーレビューピックアップ ☆3.5個 最近の沖縄ブームに興味を持ち、その魅力を知るため書店で手に取った本。 著者の軽快なタッチにより楽しみながら、感心しながら、お腹を抱えながら、 沖縄病とも言われるほど強烈なインパクトで観光者たちをひきつけて移住者に変えてしまう オキナワの魅力が等身大で伝わってくる。 著者がこの本の中で訴えているメッセージの中でも特に共感できるのは、 ただ「内地での生活に疲れたから沖縄に逃げ込もう。そうすれば何とかなるだろう」といった甘い気持ちでは、決して通用しないということ。 特に若い方でこれからの沖縄移住を考える人は肝に銘じるべきだと思う。 カスタマーレビューピックアップ 2000年に夏目書房から出た『爆笑 沖縄移住計画』の改題・文庫化。 奥さんの我が儘で、無理矢理、沖縄に移住させられてしまった著者。はじめは仕事もなく辛い日々を送っていたが、次第に沖縄社会に溶け込んでいく。そのなかで見えてきた沖縄の魅力と実状を思う存分書いたのが本書。 沖縄の住宅に発生する虫たち、沖縄生活による身体の変化、うまい魚、謎の看板。どれもとても面白い。読後、ものすごい満腹感に襲われるほどだ。 巻末に沖縄語辞典がついているのが嬉しい。 カスタマーレビューピックアップ
文庫本で沖縄本の新刊が出ていたので即ゲット。 と言っても、これは「爆笑 沖縄移住計画」(夏目書房)の文庫化なので、同書を持っている人は買う必要はない。 世紀末から怒濤のごとく出版された沖縄本の代表的ライターの1人である仲村清司氏の、比較的初期のものってことになる。 カバーが良いなと思ったら、ハブボックスのTシャツデザインをちょっとCG処理したものを使っているじゃないですか。なかなかしゃれている。 仲村本は、もう何冊も読んでいる。 別に指名買いをしてきたわけではないのだが、複数のライターによって書かれた沖縄本でも、氏の名前を見ない本はないと言っても良いほどで、私など仲村氏の目を通して、ウチナンチューを知ったと言っても過言ではない。(それはそれで問題でもあるのだが) 氏がガメラ妻の脅迫で沖縄へ移住した経緯や、氏が沖縄から大阪へ移住してきた移民組の子であることなど、どうしてこんなに面識のない人のプライバシーに詳しいんだ?って自分でつっこみ入れたくなるほど氏については周知している。 移住前、氏は、東京で小さな出版プロダクションを始めていて、当初沖縄への移住を渋っていたわけだが、今や沖縄本ライターでは外すことのできないポジションを獲得しているわけで、まさにガメラ妻の慧眼である。 内容だが、沖縄本を濫読した今となっては、この本から新しい情報を得ることはあまり無かったけれど、氏が沖縄へ移住して次第に生活基盤を獲得しつつあった時分の新鮮な筆致が、また改めて沖縄への関心をかき立ててくれる。 文体も、最近の本では影を潜めている、ほとんど椎名誠かと思われるやや大げさな昭和軽薄体が、妙に懐かしさと今となってはこっ恥ずかしさを醸し出していて、そこにまた筆者の力みが感じられて新鮮で良い。 今後、沖縄本はどうなっていくでしょうねえ。 食生活やオバア本など、カルチャーギャップを紹介して、多くの沖縄病患者のナイチャーを輩出した功績(功罪?)は数知れないものがあるが、カルチャーギャップは紹介され、流通されることによって次第に平坦になってゆく。 いつまでも、こんなに珍しいものあるでしょ、というわけにはいかないのだ。 |
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