定価:¥ 1,050(税込)
特価:¥ 1,050(税込)
中古品¥780 より
発売日:2008-03
売上ランキング:Bookで234位
ユーザー評価:![]()
Book / 通常24時間以内に発送
MenuSpecial Links |
Amazon人気商品ランキング/環境・エコロジーpsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:4405/総ページ数:441 最終更新日:2008/08/21 ほんとうの環境問題カスタマーレビューピックアップ 地球温暖化について疑うことがタブーであるかのようなマスコミの論調ですが、 かつてのオゾン層破壊問題、ダイオキシン問題、環境ホルモン問題と泰山鳴動ネズミ一匹が 続いています。現在、上記の問題を改めて批判すると、あとから神の立場で云々という 反論をする人もいるようですが、かつての問題を総括しなければ先に進むことは極めて 危険です。仏の顔も三度まで。国防費以上のお金を使おうとしているのに、両方の立場の 議論を紹介することなく国民の本当の理解が得られるのでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ 本書の環境問題についての立場を全面的に受け入れる必要は無いが、マスコミと政府・行政により大量に流される情報攻勢、時勢に流されない脳をつくる思考訓練のための一冊として読めば価値のある著作である。 本書が、何か腑に落ちないモヤモヤを持ちながらも、あえて時勢に抗するとまでは言わないが、乗りきれない「正義・正論」の風潮に一矢ならぬ一つまみの毒消しとして作用することを願う。 カスタマーレビューピックアップ よくぞ仰っていただきました、という思いがいたしました。昨今のなんでもかんでもエコというブームに警鐘を鳴らすものだと思います。レジ袋削減やエコバッグなどどこがエコなのかよくわからないようなものでも、一旦火がつけば突き進んでゆく社会とそれを煽りに煽るマスメディア、いつの間にか勧善懲悪のようになってしまっている今のエコブームはとんでもない方向に進み始めているように見えます。環境問題はほんとうにおきている問題に対しての警告が発せられているわけではなく、資本主義経済の下で商業ベースに乗りやすい地球温暖化、二酸化炭素の問題やリサイクル問題にすりかえられており、つまるところ、環境問題も資本主義経済の道具に陥ってしまっています。環境問題の本質は、石油依存のエネルギーと石油に依存した食糧生産の問題、化学物質汚染で、さらにその問題を引き起こしている原因は人口の急激な増加に由来するものです。人間が生きていくうえでエネルギーは絶対的に必要なわけですから人間が増え続ければ石油の使用量は減らないですし、食糧生産に石油を使っているわけで食べる為に石油が必要という構図ができあがっています。これこそが、真の環境問題として取り扱うべき問題ではないかというのが本書の主張です。今の、ビジネス化されすぎたエコブームは、本等に問題だと思います。単一的な今のエコブームを見直す契機になってほしい本だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 環境問題には流行があるというのが印象的でした。 流行があるというこということは、すたれたりすることもあります。 今となっては、ダイオキシン、環境ホルモンなど叫ばれなくなりましたが、間違いだったというところが唖然としました。 下手をしたら地球温暖化も大した問題ではないのかもしれないという指摘も、何それ?って唖然です。 まず、30年くらい前は寒冷化で騒いでいたことや、地球は人がいなくても勝手に気温は変動することを考えてみると… 他にも、リサイクルや石油に依存しすぎていることやエネルギー問題など内容は盛りだくさんです。 ちまたで流行っているエコがバカバカしく見えてきます。 カスタマーレビューピックアップ
テレビの報道が馬鹿馬鹿しいと思えるぐらいに、この本を読んでいると面白い。この本は全部読み終わっても又読みたくなる。 「レジ袋よりもエコバッグのほうがコストがかかる」は確かにそう思う。エコバッグは買う気にならない。 地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直すカスタマーレビューピックアップ 最近の温暖化論者の主張は、戦前の日本の軍国主義者に似てきているのではないかという気がしてなりません。すなわち、「鬼畜米英」ならぬ「鬼畜温暖化」「鬼畜CO2」と叫んでCO2削減のための聖戦への参加を強要し、聖戦に疑問を呈する者は、「売国奴」ならぬ「反環境主義者」として袋だたきにされる。目指すは「大東亜共栄圏」ならぬ「京都議定書プロトコル」の確立であり、それを達成するまでは、経済発展だの利便性だのといった甘ったれたことはいうべきではない。「欲しがりません勝つまでは」というわけです。 筆者のビョルン・ロンボルグは、このような「聖戦思想」に対して3つの問題提起をしています。第1は、温暖化は、(災厄をもたらす可能性はあるとしても)、直ちにストップを掛けなければならないほど大変な災厄をもたらすの?本当に「鬼畜温暖化」なの?ということ。第2は、「CO2」に対する聖戦で、本当に世界を救うことはできるの?例えば、アル・ゴアは、北極海でおぼれかかっているシロクマを救え!と叫んでいるけれど、CO2を削減すれば本当にシロクマは救えるの?ということ。そして、第3の、最も基本的な事柄は、世の中を「聖戦思想」一色に塗り固めてしまう前に、もっと議論をし、様々な政策の利害得失を考えてみる必要があるのではないの?ということです。 何を今更と思う前に、本書を読んでみて下さい。費用対効果や、何と何がトレードオフになっているかを考えず、むやみにCO2との戦いに突入していこうとするのは、アメリカとの勝ち目のない戦いに突入してしまった日本の愚を繰り返すことになるのではないか、そのことをもう一度考えさせてくれる著作だと思います。 カスタマーレビューピックアップ CO2削減をする場合のCostは莫大であるのにBenefitはほんのわずかであることが数学的に良く説明されています。 それだけのコストをかけるのならば、他にもっと実効の上がる方法や対象があることも良く説明されています。冷静な議論の土台を提供してくれます。 良い本だと思うのですが、惜しいのは、温暖化の主因がCO2だとの前提で論を進めていることです。 現在の温暖化には自然変動(小氷河期からの回復過程)が大きな役割を果たしており、CO2による温暖化はあるとしてもごく小さな割合になると考えられます。 ですから、本当のCost-Benefitはこの本に書かれているよりも更に悪いものになると考えられます。 その点をよく理解した上でこの本を読めば、大変に参考になる本だと思います。 「正しく知る地球温暖化」(赤祖父俊一)と「地球温暖化論のウソとワナ」(伊藤公紀、渡辺正)を併せて読むことをお薦めします。 カスタマーレビューピックアップ 論点を整理してみました。ご参考にどうぞ。 前提 地球が温暖化していること、その原因がCO2であることには、まだ疑問が残りますが、 ロンボルグはとりあえず正しいと仮定し議論を進めています。 論点(1) 温暖化はどの程度問題なのか。現在の議論は、温暖化のための、暑さによる死者の増加は 研究されているが、寒くなくなることによる死者の減少は追求されていない。等 温暖化のメリットデメリットが詳しく分析されていないのではないか。 論点(2) 温暖化は、現在人間が直面している問題の中でどのように位置づけられるものか。 貧困対策、紛争対策などのほうが、はるかに現実的で重要ではないか。 論点(3) CO2の削減は、温暖化の対策として効率的なのだろうか。 カトリーナ等の「ハリケーンの被害」を防ぐには、CO2の削減が費用に応じた効果が あるのだろうか。その他の温暖化の「被害」に対する対策も同様で費用対効果の観点から は非効率的ではないだろうか。 アル・ゴア氏は、人類が連帯し大きな問題に立ち向かうことの素晴しさを訴える理想主義者。 それに対しロンボルグ氏は問題の重要性、その順位付け、対策の効率を考える現実主義者。 理想主義者の言う事は心に響くものがあるが、諸問題に分配できる資金は有限。 冷静に考えれば、答えは見えてくると思う。 カスタマーレビューピックアップ 今話題となっているCO2と地球温暖化との関係を述べた本です。 同様の内容で有名な本としてアル・ゴア氏の「不都合な真実」がありあますが、 見事な批判の書となっています。 CO2は本当に地球温暖化の原因なのか? 地球が温暖化すると本当にマズイことになるのか?過去はどうだったのか? 京都議定書は意味のある取り決めなのか? 豊富なデータを元に、これらの内容を一つ一つ検証していきます。 余り知性を感じられないタイトルが残念ですが、実に知的な本で、 こなれた訳もあり楽しめました。特に「地球温暖化対策が悪い訳ではない」 という姿勢が、単なる批判本とは一線を画しています。全体的に楽観的な トーンがちょっと気になりますが、地球温暖化に関心がある人には必読だと 思います。 カスタマーレビューピックアップ
この本を長方形で少し縦長です。ゴアの『不都合な真実』が横長だったのに対抗しているのでしょうか? 内容は『環境危機をあおってはいかない』(文藝春秋)の抜粋みたいな感じです。『環境危機〜』は事典のような厚い本なので、『環境危機〜』の地球温暖化バージョンが出ることは嬉しいです。でも文庫サイズや新書サイズの方が良かったのですけど・・・。 訳者の翻訳&解説は定評があり、前作『環境危機〜』も高く評価されています。だから、この本を読んで興味を持たれた方は『環境危機〜』も読むことをオススメします。 ロンボルグはゴアに対しては真っ向から反対してますが、同じノーベル平和賞受賞のIPCCには反対していません。地球温暖化の「二酸化炭素犯人説」を否定していません。その点が、同じ訳者の『地球温暖化は止まらない』(東洋経済新報社)デニス・T・エイヴァリー&S・フレッド・シンガー著の主張と違うところです。 けれどIPCCの予測が正しいと仮定しても、二酸化炭素「削減対策」は地球温暖化を「止める効果がない」ということが、ロンボルグの主張です。 また地球温暖化問題は、人類が抱える問題の中では「緊急性がない」ということです。 だから効果のない対策に、巨額の投資をするのではなく、もっと緊急性が高く、効果のハッキリした問題にお金を投資すべきだという経済学的に真っ当な主張です。 経済学的な主張が嫌いな人は、『環境問題の本質』 (NTT出版)クロード・アレグレ著(林昌宏・訳)や『異議有り! 生命・環境倫理学』(ナカニシヤ書店)岡本裕一朗・著をオススメします。遠回りになると思いますが、環境「原理主義者」の弊害が理解できて、ロンボルグの凄さが理解できると思います。 環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))カスタマーレビューピックアップ 環境問題が、これでもか!というくらい情報が間違っていることや金儲けにされていることがわかります。 しかし、ここまで言われると何が正しくて間違っているのかわからなくなってきます。 わかるのは情報によって踊らされていることや、一般人には科学のことはよくわからないから ウソや間違ったこと言われても鵜呑みしやすことです。 環境問題を本気でやってきた人にはショッキングな内容です。 カスタマーレビューピックアップ 特に予備知識もなく購入したワケですが、確かにいくつかの表記に違和感が感じられました。 飛躍した部分も多く見られ、確かに著者の主張は完全に正論とは呼べないでしょう。 終始攻撃的な口調で書かれている点もマイナスです。 とはいえ、現在広く世間に浸透している「常識」にいかに嘘が紛れているかを指摘した点、防がなくてはならない本当の「環境問題」とは何かを提示している点などは私たちも深く考えていかなくてはならないと感じました。 いい意味でも悪い意味でも、一連の環境問題に一石を投じている一冊だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 世の中でまだ知られていない事柄が並べられ エコブームに対して警笛をならす本。 ただ、言葉が暴力的だったり 強い非難の表現が多いので 逆に偏った情報ではないかと不安にもなる。 データが無いまま展開している話もあるので 信憑性を疑う部分も多々あるものの エコブームを鵜呑みにせず 冷静な視線を投げ掛けることを促してくれる。 最終的には自分で真偽を確かめるのが良いのだろう・・・ カスタマーレビューピックアップ リサイクルの効率性に関する議論は非常に興味深いし、それが官業の肥大化を招いているという指摘は鋭い。飛行機と新幹線の二酸化炭素の排出量比較や、森林による吸収効果についても、見落としがちな点を的確に指摘しており、勉強になった。 しかしインパクトを狙うあまりか、誇張が多い気がする。 例えば、京都議定書は排出量を5%しか減らさないから(実際には他にもいろんな掛け算をして数字はもっと小さくなる)無意味だと指摘しているが、これは完全に暴論である。温室効果ガスは放っておいたらどんどん増える。これを5%減らしましょうという話なのだから、その効果は、何もしなければ増えると想定されるプラスX%とマイナス5%の差を取るべきである。そしてこのプラスX%の部分が非常に大きいのである。しかし著者はこのプラスX%をすっ飛ばして、たった5%だけでは無意味だと言っている。これはつまり、何もしなくても温室効果ガスの排出量は1990年時点のまま横ばいになるという非現実的な仮定を置いているのと同じではないか。 傾聴すべき議論も多い本であるだけに、他にも散見されるこの種の論理の飛躍が全体の信頼性を減殺させているのは、非常に残念である。 カスタマーレビューピックアップ
この本は借りて読むことをお勧めします。買って著者を調子に乗らせてはいけません。すでにこの教授は相当の収入を得ているはずです。 環境科学は1割程度の誇張やウソが混じっているとしても、この人の書いていることは数割が論理のすり替えとウソです。 環境科学関係の本で、これほどウソの多い本は初めてでしょう。 たとえば。。。 ○ 朝日新聞の冗談の記事を本物の記事であるかのようにすり替える ○ ダイオキシンの急性毒性と慢性毒性をすり替える ○ 環境白書は「極地」という言葉を使っているのに、「北極と南極」と書いているかのようにすり替え、しかも「北極」を「北極海」とすり替える ○ ペットボトルの増加の考察に、ガラス瓶など重い容器の減少分を考慮していない ○ 京都議定書の削減量はわずかと言うなら守れるはずなのに、脱退せよと矛盾したことを言う ○ 地球温暖化の問題は、世界平均の気温上昇だけでなく、地域ごとに異なる気温の上昇幅、降水量パターンの変化、異常気象の多発等の側面を無視している。 ○ 塩ビ利用の減少が火事による死亡者を増加させたかのように主張(ダイオキシン問題は1998年ごろで、火災による死亡者増加は1980年までであり、時期が全くずれる) ○ 焼き鳥屋からダイオキシンが出ているなら、データで示してほしい。科学者なんだから重大なことをデータもなく憶測で書くべきではない。 ○ 「水銀当量濃度」こんなへんな概念は初めて聞いた。異性体の数が多いダイオキシンなら当量濃度の概念を使うのは通常であるが、いろいろな毒性物質の影響を加算できるのか。 ○ 「国からお金もらっている研究者は信用できるか」というより、「読者をだまして金を巻き上げている研究者は信用できるか」と言ってほしい。 「誠実」を強調する著者であるが、科学者としての「誠実」が欠けているのはこの人だろう。 こういう人をはびこらせるマスコミの責任を問いたい!! あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチカスタマーレビューピックアップ ひとつひとつの言葉が心に響くスピーチは確かに素晴らしい。 後半はどうしてスピーチをすることになったか、そこに至るまでの経緯が書かれていてこちらも興味深かった。彼女が起こしてきた行動が結果としてスピーチとして実を結んだのであり、このことは単なる偶然ではなかった。行動することがいかに大事かを教えられる。 この本を読んだ人は重い課題を背負う。 カスタマーレビューピックアップ 女性と子供を使ったプロパガンダは、1991年の湾岸戦争開戦前にも展開されましたが、大衆誘導の手法としては最も即効性がある手法だから、今回も採用されたのでしょう。 いつの時代でも、為政者達が世論をコントロールする手始めにターゲットとするのは、女性と子供達であり、いざ戦争が勃発した際に、最も悲惨な目に遭うのは女性と子供達だと言うことを、出版社の編集作業に携わっている方々は肝に銘じて、常日頃からマスコミ人としての倫理観の向上に努めて、為政者が発する情報の真偽を見分ける目を養う努力をして欲しいものです。 カスタマーレビューピックアップ すごくしっかりしてて、このスピーチをしたのは12歳の子だったの!?? とびっくりしてしまいました。 純粋にまっすぐなメッセージなので 私にも純粋にスラスラとわかりやすく頭に入っていきました。 何度読んでも考えさせられます。 普段生活をしていると、自分のことは棚にあげて・・・と人々が口にしているのを良く聞きます。 この本のメッセージにもとてもあてはまると思います。 15年も前のスピーチですが、このスピーチは今、特に重要な問いかけになるのではないでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ 学校で勉強をする友達を待つ間、何気なく図書室で手にとって読み始めたのですが、あまりに大きな衝撃を受けました。 借りて帰り、何度も読み直し、紙に言葉を写したり、周りの人たちに嫌がられるくらい聞かせて周ったり… それくらい、ものすごい感動を受けました 環境のことは、みんなどうにかしないといけないってことはわかっているはず。 でも、地球温暖化だとか、地球環境なんていわれると、相手があまりに漠然と大きすぎて、私たちは正面から向き合う前に避けてしまいがちです。 だからといってこんな大きな問題に対して自分ひとりの力で一体何ができるっていうの、と言って逃げてしまっては何も始まらない。 そんな難しく考えることではないんです。 親が自分のこどもを本気で愛するのなら、自然にその子供たちの住む環境をいいものにしたいと思うはず。 本当に小さなことから始めればいいんだと思います。 大きなことをひとりの人がするよりも、ほんの些細なことを大勢の人たちでやるほうが、ずっとずっと大きな効果があると思うんです この本を返却してしまった後、自分の分を購入したんですが、 その後セバンさんの講習会に行ったときにサインいただきました^^ 大人になったセバンさんは、12歳のころと変わらない立派な考えを持ったキレイな女性でした♪ カスタマーレビューピックアップ
「どうやって元に戻すのかわからないものを壊し続けるのはやめてください」 というメッセージが印象的な6分間のスピーチ。 裏表のない言葉の1つ1つがすっと心に入ってきます。 12歳の時に地球環境サミットでスピーチをした著者は、 現在も環境保護活動に携わっているとの事。 義務や責任感のみではなく、 彼女は楽しみながらこの活動をしてきたのではないでしょうか。 地球への深い愛を感じます。 心を打たれ、また勇気の出る1冊でした。 環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))カスタマーレビューピックアップ まず、この本は、たいへん良い本だ。これは、他のレビューに書いてあるとおりだ。しかし、著者の認識不足の箇所がある。139Pで、アメリカは、石油目当てで、イラク戦争やアフガニスタン侵攻を行ったという内容の記述があるが、誤りだ。それから、石油は枯渇するかは、わかっていない。「石油を読む(藤和彦著)」などを読まれることをお薦めする。 武田邦彦氏の著作には、感銘を受けています。だからこそ、忠告しますが、御自身の専門分野以外のことも確認すべきです。上記のようなことで、信頼性に疑問をもたれるのは避けるべきです。生意気なことを書きましたが、今後の著書にも期待しています。 カスタマーレビューピックアップ 一部には正しいことも書かれているが、科学的なデータなどの論拠に基づかずに自分の想像だけで論じておられる点が多く、結果としてウソになっている記述が多く見られる。 たとえば、CO2の吸収源としての森林についての記述が明らかに間違っている。確かに森の木は最終的には分解される。でもその一部は分解されずに、土の中に蓄積される。森の中の土がなぜ湿っていて柔らかいのか?実際に手にとってほぐして見た方ならわかるはずだ。その中には分解され切っていない有機物が大量に残っている。 もちろん、頭の中で反論を考えるのは自由だ。でも実際の森の土を調べてもいない人の主張が、何年もかけて様々な科学的手法と学会での査読を経て得られた結論よりも信用できるだろうか。 この本を読まれる前に、国立環境研究所の解説や、山本弘「”環境問題のウソ”のウソ」を読まれることをおすすめする。きっと、ああ世の中には根拠の無い情報を意図的に流す人も居るのだな、と思われることだろう。 カスタマーレビューピックアップ 前著に引き続き「環境問題に纏わるウソ」を論じたもの。上辺だけのエコロジストからの批判にめげない毅然とした態度は立派である。 京都議定書は欧米から見れば単なる外交・経済問題なのに、日本だけがCO2削減に生真面目に取り組む姿勢は滑稽だと私も思う。CO2より水蒸気(人間には制御できない)の方が遥かに温室効果が高く、しかも温室効果ガスの97%を水蒸気が占めているのに、CO2削減を叫ぶのは一種の思考停止であろう。美名に弱い日本人の特質が良く出ていると思う。リサイクルもそれに掛かる環境コストを考えない。食べ物を車の燃料にすると言う最悪の行為をエコと勘違いする。地球で気象観測が始まってから150年しか経っていないのに、現況を地球温暖化と決め付ける。 北極海の氷が全て溶けると海面が上昇するというようなウソも平気で信じてしまう。アルキメデスの原理を考えれば、そのような事は起こり得ない。現在、地球温暖化の象徴になっているツバルも、島の岩盤の成分に依る侵食が沈下の原因と言う。 環境問題に対するウソがまかり通ってしまうのは、日本人の不和雷同性もあるが、それを煽り立てるマスコミの責任が大きいと思う。「地球温暖化が起こっているのだから、我々はCO2削減を初めとするエコ活動をすべき」と言う分かり易いゴリ押しの主張を我々は冷静に疑ってみるべきであろう。タブー視される環境問題のウソを暴いて痛快な書。 カスタマーレビューピックアップ 人体に有害なものは排出していませんといった会社の多くが、有害なものを排出していたという嘘をついていたことがありました。そのため、環境問題を暴き立てる人も、相手の嘘を見破るために、相手の動揺を引き出し、本当の事を言わせるためにさまざまな嘘を並べてるという戦術に出ているのかもしれません。 大事なのは嘘か本当かではなく、自分達は何がしたいのかということをもっと明確に出せるようにすることではないでしょうか。 コンピュータのソフトウェアについても、本当のことを言うと金を払わない人が大勢いるために、嘘をついてお金をもらう道を選択されています。 そのため、環境問題だけが嘘がまかり通っている訳ではありません。 政治はその99%が嘘だと言われています。 専門用語を並べて真実を語っても、誰も理解できない場合に、分かりやすくするために、比喩を大げさにすることがあります。 これらも、厳密に言えば嘘になるかもしれません。 ところで、食品会社であれば、人の命を支えたいとか、人間の健康に貢献したいちおう目標を掲げるのであれば、おかしなことはしないはずです。 食品に興味がなくて、利益しか見ない人が経営者になったら、上から下まで嘘で固められた会社になっているかもしれません。 環境によいという謳い文句の商品や、様々な施策も、その人が何のためにやろうとしているかを考えていけば、嘘がまかり通らない世の中にできるかもしれません。 「買ってはいけないを買ってはいけない」というような、水掛け論に陥らない道を、読んだ人が考えるきっかけになればよいかもしれません。 カスタマーレビューピックアップ
私も騙されてました。某隣国の情報操作は徹底してますが、日本の方がより巧みで、小中学生はリサイクルという美辞麗句に動員され無償労働につかされていたり・・・。 1億2000万を超える人口の多くが著者の指摘するとおり1/4、生活水準が1/2になれば日本という国の持続は可能。農業(つまり地方)が復権し、食料自給率が50%超まで回復。敗戦、石油危機、円高容認からバブル崩壊と何度も荒波にもまれてきた日本ですが、そろそろ史上初めての平和的段階的逆境を乗り越える時期かもしれない。 賢い(狡賢い)方々は本当のことを隠すのがうまいと実感(欧米にもころっと騙されているのが滑稽だが・・・)させられる一冊。 正直者がバカをみる世の中にしてはいけない。もちろん正直ではなく愚直では困るので地球温暖化を叫ぶ書籍と並行して読むとよい。私はもちろん武田氏を支持する。 裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)カスタマーレビューピックアップ 人間、スピードと決断と諦めさえなければなんでもできるということなんだと思います。私も含めてですが、いつかできるかもという人はいつまでたってもできないのでしょうね。いまできる人が、ホントにすごい人なんだと思います。 カスタマーレビューピックアップ 山口さんは、とにかく応援したくなる人です。 その行動力に、素直にガンバレ!と応援したくなります。応援しているうちに、逆にこちらが勇気づけられたりします。そうして、山口さんのファンになった人がいっぱいいるのです。 カスタマーレビューピックアップ いやあこの人は努力家です.やはりここまでやれる人ってそうはいないでしょうね. ただ,この方は幼少の頃の育てられ方はかなりしっかりしている印象を持ちました. 中学でぐれている描写がありましたが,それでもある科目だけ白紙で提出したりする一方で他科目は95点取ることができる.ですから,本当に生まれつき恵まれていない環境,というのではないと思います. けど,その自分に与えられた恵みを,きちっと社会に還元されています. 一読してソンはありません. やる気が出てきました. カスタマーレビューピックアップ 情熱大陸でも登場した、バングラデシュで鞄の製造を行い、日本で販売するビジネスを起業した山口絵理子さんのこれまでの半生(というか1/4生くらいか)を自身で振り返っている一冊。単身バングラデシュに乗り込んで、「途上国の貧困問題を何とかしたい」という強い想いだけで一からビジネスを立ち上げ、何度も現地で裏切られ、また日本でも販路開拓に苦労しながらきちんとビジネスを成長させている。何よりもすごいのは、バングラデシュで製造された鞄を、人々の慈善の精神に訴求することで売っているのではなく、きちんとブランド化して同じ価格帯の商品に負けない品質を有する鞄として販売し、利益を出すビジネスとして成長させている点。山口さんの「利益を生まなければ持続可能な成長はない」という信念の賜なのだが、一見そこらへんにいそうな普通の若い女性がここまで強い信念を持ち、具体的に途上国の貧困対策に貢献している姿を見ると、志あるところに道は通じるのだなあと元気づけられる。まずは自分の志をもっと磨くべく精進せねば。 カスタマーレビューピックアップ
並々ならぬ著者の努力と根性に感服しました。小学生時代にいじめにあい、高校時代は柔道一本で全国大会出場。その後慶応大学へ進学しバングラディッシュの大学院へ行く。異国で起業することを志し現在成功するまでのストーリーを1冊にまとめている。これだけ多くの経験を読むだけでも面白いが内容が濃く面白い。 その節々での出来事が山口さんの血となり活力になっているように思えた。何度も人にだまされつらい思いをした経験、そして克服していく。多くの人が感動するのではないでしょうか。 世界がもし100人の村だったらカスタマーレビューピックアップ 世界の人口を100人にしたことで、経済の地域格差等が格段に理解し易くなっている。 地球の環境問題が問題になっている現在、この本を読むなりきっかけはどうであれ、 もう一度、自分のことだけではなく、周りの人ひいては地球への思いやり、の 気持ちが大切なのではないかと改めて感じた。 カスタマーレビューピックアップ 100人にすることで世界が抱えている問題を身近に感じることが出来る。 理屈ではなく、心に訴えてくる良書である。 ただし、冒頭に書かれている 私たちは貧しい人より恵まれている、だから今日に満足し、今を大切に感じることができ幸せでしょう、 というロジックは人を見下しているようでいただけない。 カスタマーレビューピックアップ こんな考えが近頃の人達には不足している。 日本がとかゆうとなんか分かるようなきがするが 世界が100人それも村というなんとなくとなりが よく分かる暖かい気分にさせるではないか。 わたしだったら恋人とこの世界から飛び立とうと 思うだろう。あくまでも空想なのだ。 ここにあるものたちが自分の空想とだぶり、 人間の起源はアダムとイブなんかじゃなくて、 ただのごちゃごちゃとした悩みをかかえる人。 なーんだ結局最初から人はごちゃごちゃ悩み多きいきものなんだなー なんて思えるたのしい読み物。一読推薦!! カスタマーレビューピックアップ 自分は毎日、朝起きて、トイレ、洗面、朝食、出勤、帰宅、夕食、風呂、など、当然と考えていたことが、世界では違う。家がないのだ。食料がないのだ。水がないのだ。当たり前と思ったことが、実は違う。ものすごく恵まれていることに気づく。生きるということが、人間関係がものすごくつらく悩ましいものと思う時、この本は、ちょうど50年前の日本を思い起こさせるような気がします。家にいることだけでもラッキーな時代。まあ、今の生存の意味を改めて問い直すには絶好の良書かも。よく世界一とか何とかいいますけど、そんな言葉を吹っ飛ばす一書でもあります。生活レベルを改善しないで何が世界一なのか、もう一度問い直したい。 カスタマーレビューピックアップ
とてもわかりやすい例が多く、子供向けと言えよう。 気をつけないといけないのは、この手の本を大人が読むと デメリットとして 暗くなってしまうことと、罪悪感を持ってしまうことと 思想が左寄りになってしまうことがある。 例えば肉を食うことについて罪悪感を持つ必要はない。 まずは出来ることから始めればよい。 竹本淳一 ウォーター・ビジネス (岩波新書)カスタマーレビューピックアップ 多くのレビューの方々は水資源のビジネス化に疑問を抱いているようですが、 石油・ガスや、金・銀などの資源を有することで そうした資源を経済的な価値に変換して国富としているのを鑑みると、 改めて日本の水資源の豊富さに驚きを覚えるとともに、 ビジネス化することで、新しいお金の流れができるのでは、と思います。 現在は石油よりも高額なペットボトル版輸入水が売られていますし、 実際そうした水を購入している消費者がいることを考えれば、 日本ブランドの水を海外で売ることも今後視野に入ってくる気がします。 そのさい、何でもかんでも反対という路線ではなく、 地下水を育んでいる森林の整備や取水の厳格な管理などに 新たな投資のお金を民間が費やすことができれば、 林業などの再活性化を税金を使うことなく、達成できるのではないか? カスタマーレビューピックアップ 水事業が仕事に加わり、興味を持って読んでみました。 水宅配をやろうというのですが、会社の社員は誰一人、世界観を持って、係わり合うことから、遠いなと感想を持ちました。 各家を回ってみると井戸から。ショッピングセンターで貰うでした。 売れない。価格が高い。馬鹿らしい。が、本音で、それから先は考えたり、知ろうしていません。 悪いと責めることでもなく、事業として成り立たないと、思い、諦めと方針にたいして不満だけがそうさせていると思います。 この本を読み、世界を見渡すと、水を商品としていいものか。 今だけよければ。儲かるのが大切なこと。 など、先の事。この先生まれ生きていく人にたいする責任は無い、と言っているみたいですね。 淋しい世の中です。 ただ、そこで暮らし生活の糧を得るには、働かなければならないから、気持ちに反しながらも、やむを得ず働く人もいるはず。 何が良くなりそう何が悪いかは、簡単に決められないかもしれない。 カスタマーレビューピックアップ 日本が水と安全はタダというのは、すでに過去のお話。 日本は島国なので、今まで水の争いということは起こらなかったが、 果たして、今世紀中はどうであろうか? 本書では、世界的な人口増加傾向で、特に開発途上国の水不足に警鐘を鳴らしている。 海に囲まれている、我が国では考えもしなかったが、 地球、1国だけでも「水」というものは、偏って存在しており、 不平等な分配による、戦争・紛争の懸念や、水不足が深刻化した際、 砂漠化の恐れを危惧している。 ボトル・ウォーターの売り上げが、日本でも欧米諸国に追いつくぐらいに、増加傾向であり、普通であれば、 安価に入手できるものを、消費者はより多くのお金を払い購入し、企業は儲けているなど、 「水」は誰のものか? という事を問われた入門書的な書籍である。 カスタマーレビューピックアップ 地球上に存在する水のうち97.5%は海水であり、人間が飲める淡水は2.5%である。この淡水の大部分は南極・北極地域などの氷として存在していて、地下水を含めて、河川、湖、そして沼などにある淡水は地球上の0.8%である。しかもその内の大部分は、地下水であり、比較的利用しやすい河川や湖などにある量は、地球上のわずか0.01%である。 その0.01%の水は、石油や天然ガスなどと同じように偏在しており、多くの人が水不足に直面している。一方、日本はその偏在の恩恵を受けており、平均年間降水量は世界でもトップクラスである。しかしそれにもかかわらず、日本は世界最大の「間接水」輸入国でもある。 米や野菜などを栽培するためには、水か必要不可欠。牛や豚、鶏を飼育するのにもたくさんの餌がいる。この餌用の穀物を育てるためにも、水が必要となってくる。日本は食糧自給率が、カロリーベースでおよそ40%であり、多くのものを輸入に頼っている。要するに、日本は農作物の耕作を海外に「委託」することによって、国内の水消費量を低く抑えられている。 この間接水の概念を用いると、牛丼並盛り一杯で2トン、ハンバーガー一個で1トン、そして月見そば一杯では750キロ、の水が海外で消費されていることになる。 水問題を考えるうえでの入門書に最適だと思う。 カスタマーレビューピックアップ
水と空気はみんなのものだから、特に贅沢な空気とか水でない限り、ただ普通で安全なものなら、それを売って儲ける人の住んでいる社会はどこか変だ。そう感じることが正しいのだと思う。 ビジネスとは、それが成立する社会の存在を条件としているもので、条件自体の根底になるものを作り出すものではない。そこに境界を引きにくく感じるのは、すでにお金に目が眩んでいるからだけだ。この本は、身近な水を例にとってビジネス崇拝社会の問題を考えさせてくれる。 文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)カスタマーレビューピックアップ 内容については他のレビュアーの評価通り。非常に面白い本である。訳文もとてもこなれていて、非常に読みやすい。ただ、原文と照らし合わせて読むと、訳抜けや誤訳が大量に見つかるので、星一つ減らして三つにしました。 訳抜けの例:訳書32頁「非環境保護主義=企業利益優先主義という等式は成り立たない。環境保護主義に懐疑的な人の中には、大企業や経済界に属さない人も多いからだ。」原著15頁では、non-environmentalist=pro-business is imperfect, many businesspeople consider themselves environmentalists, and many people skeptical environmentalists' claims are not in the world of big business. 訳文では二つ目のセンテンス「多くの実業家は環境保護主義者を自ら任じている」が抜けている。 誤訳の例:訳書107頁「スティーヴは、次期選挙に立つ意欲を失ってしまった。」原著65頁Steve lost his subsequent bid for reelection. 原文のlostは「意欲を失う」ではなく、「選挙に負ける」の意だから、正しい訳文は「スティーヴは再選を目指したが、落選してしまった。」 誤訳の例:訳書136−137頁「イースター島の作物であるバナナ、タロイモ、サツマイモ、サトウキビ、カジノキは、おもに東南アジアを原産とするポリネシア特有の作物だ」原著86頁Easter's crops ware bananas, taro, sweet potato, sugercane, and paper mulberry, typical Polynesian crops mostly of Southeast Asian Origin. 問題点は二つで、まずこれらの作物の多くはミクロネシアや東南アジアでも栽培されていたから、typicalは「特有」ではなく「典型的」と訳さねばならない。もう一つ、mostlyは「おもに」より「ほとんどは」と訳した方が、「これらの作物の中には東南アジア原産ではないもの(サツマイモは南米原産)もある」という含意を適切に表現出来るだろう。 怪しい訳の例:訳書137頁「海上及び農耕生活を送っていたとされる人々」原著86頁seafaring and farming people、「seafaring」は航海、特に遠洋航海を意味する言葉なので、「海上生活」はかなり変な訳語。「遠洋航海と農業で暮らしていた」で良いのでは。この直後の「(ラピタ人が)ソロモン諸島東域の開けた海上で1600キロメートル近く波に流され」swept nearly a thousand miles across the open oceanは致命的な誤訳。swept(sweep)には「通過する」という意味もあるし、構文を見ればこのsweptは他動詞ではなく自動詞であることもわかるのだから、「1000マイル近い外洋を一気に通過し」としなければ。特にラピタ人・古代ポリネシア人が漂着ではなく意図的航海で西ポリネシアに到達したことは、ポリネシア考古学史上最大の論点でもあったのだから、それを踏まえないこの訳はちょっといただけない。 だいたい、このレベルの誤訳が原著見開きで2箇所か3箇所は見つかるのだから、この訳者の訳文は、大意は伝えているものの、細部は相当にいい加減だと言うしかない。この訳者は3ヶ月か4ヶ月ごとに1冊のペースで翻訳書を量産している人なので、仕事が雑になっているのかもしれない。文法構造の解析もしている気配が無いし、関連資料も読み込んでいないのだろうし、訳語の検討もおざなりだ。訳書167頁の「安心して棲める天国そのもの」など、原著105頁を見るとideal safe haven(理想的で安全な待避所)だった。haven「待避所」とheaven「天国」を混同しているのだ。酷いものだ。 以上のような理由から、大まかな内容を掴むのならこの翻訳でも良いが、精読したり論文に引用したい場合は絶対に原著を確認すべきと警告しておく。 カスタマーレビューピックアップ 「銃・病原菌・鉄」で文明の成り立ちを論じた著者が、今度は文明の崩壊を考察している。 前著と同様、数々の科学的客観的事実を現地の伝承とつきあわせて考察していく過程は圧巻である。 ただ、上下巻を通して著者が伝えたかったことは環境の大切さということであろうが、 特に下巻の現代の環境危機を論ずる内容は、それ以前の客観的で冷静な考察とは一転して、 感情的で主観的な記述となっているように感じる。 上巻のイースター島を始めとするポリネシアの文明崩壊についても、 ポリネシア人の住む多数の島々の極めて稀な例であることを明記すべきと思う。 ゆえに★4つ。 カスタマーレビューピックアップ 「何故ある文明は環境とうまく渡り合って存続し、ある文明は失敗したのか」 「何故冷静に考えると滅びに向かうような決断を行うのか」 成功・失敗事例を過去・現在にわたり追いながら、この疑問に迫っていく。 著者なりの回答とその対策については、実際に読んで頂きたい。 前著ではかなり偶然的な動植物の資源・地勢などの環境的な布置から栄枯盛衰の必然を 説明してみせた。「環境破壊」に焦点があるものの、本書でもその基本路線は変わらない。 一見すると環境決定論者のようだが、政策や企業への実践的思想、人々の心性の重要性に ついて熱く語っており、環境問題がいかに逼迫しており、今すぐにでも、一斉に解決しな ければならない問題なのか伝わってくる。 但し、やや冗長。ゆえに。★ナイナス1。 巨大な「おくされさま」になりつつある中国が、このままのペースで発展・消費していった ら、世界はどうなるのだろう。「近代世界システム」としての資本主義はその時みずからの 死を選び取るのか?それとも・・・奇跡的な価値観の転換を織り込むのか? カスタマーレビューピックアップ 現生人類は、知らないことに対して傲慢になりがちなのかもしれません。たった数千年の歴史の中でも、繰り返し何度も文明が崩壊してきているのに、その事実を知らない間は、いくらでも自然に対して傲慢になってきたわけです。ただし、現時点の地球温暖化問題に代表される危機は、もし崩壊したときには人類としては再チャレンジできないかもしれない瀬戸際にきているかもしれません。 年初にアル・ゴアの「不都合な真実」を映画で見たあとは、時事のニュースを見ていても環境問題に一番の関心が向くようになっています。そこに、あのジャレドダイヤモンドの新作が書店の店頭にずらりと並んだのでドキッとしました。当初の期待以上の知識・知恵を授けてくれました。 末尾で第三者的な態度の典型のいくつかがあげられていますが、その中のひとつ、 「自分が生きている間は、それほど大きな問題にはならないだろう = 解決は未来の世代の課題であって自分には関係がない」 にははっとさせられました。次世代以降におしつけられればそれでいいかどうかはわかりませんが、確度の高い予測ではもっと早く私たちの生きている間に大崩壊がおきる可能性も小さくはないとわかれば、また話は違ってくるでしょう。 カスタマーレビューピックアップ
前著の"Gun, Germs, and Steel"は、人類文明の発展度合いに格差が生じた原因を地域特性や環境をキーに判りやすく説明した大作で、初めて知ったことが多く非常に感銘を受けたが、本著では逆に人類文明の崩壊がテーマとなっている。 上巻ではイースター島やバイキングのアイスランド等における過去の文明社会の崩壊の要因が、人類による環境破壊、気候の変化、敵対文明の登場など共通性があることが描かれており、実に興味深い。その一方で、同様の危機に直面しつつも、環境に適応して生き延びた社会の事例も紹介される。その中には意外にも徳川幕府による森林保護も含まれている。 下巻では一転して現代社会が取り上げられる。環境破壊が大量虐殺につながっているアフリカのルワンダやハイチの状況が描かれ、過去の話と思っていた環境破壊による文明社会の崩壊がとたんに身近に迫ってくるのが怖い。個人的にショッキングであったのは自然豊かな国というイメージのあったオーストラリアの状況だ。また、過去に自国の森林保護に成功した日本が、現代においては他国の森林破壊を行っている状況は皮肉だ。 本書により、豊かな生活を享受している先進国の文明社会の基盤が揺らいでいることと、過去の教訓を無駄にすることなく現実を直視して地球環境と共存した生き方に転換する時期に来ていることを実感させられた。大変な労作であり、面白くかつ考えさせられるので、是非一読されることを推薦したい。 文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (下)カスタマーレビューピックアップ 非常に面白い本なのだが、何しろ訳文の信頼性が非常に低い。アカデミー出版登録商標であるところの「超訳」である。訳しにくい節の全面省略など枚挙に暇がないし、誤訳も多い。原文の意味が理解出来ていないが故の奇天烈な訳文も沢山。例えば他のレビュアーが江戸期の日本で石炭が広く使用されたという記述に疑念を呈している。これに対応する訳文は46ページ「17世紀後半以降の日本では、燃料として木よりも石炭が多く利用され始めた」であるが、原著300ページを見ると「beginning in the late 17th century, Japan's use of coal instead of wood as a fuel rose.」とある。普通に訳せば「17世紀末になると、木の代替燃料としての石炭の利用が始まった」だ。石炭の使用料が木質燃料を上回ったという含意はここには無いし、lateとlatter halfの意味の違いも翻訳者は理解出来ていない。 きちんと読もうと思ったら、原著を手元に置いて重要な記述、怪しい記述の原文を逐一確認していかなければならない。最初から原著を読んだ方が早いかもしれない(安いし)。 なお、他のレビュアーが問題視していた「大名が将軍に年貢を納めていた」という記述は43ページにあるが、原著ではannual obligationである。これを年貢と訳すのはかなり妙な翻訳で(年貢に対応する英単語はgavelやrender)、最終的には著者に確認する必要があるだろうが、原著の記述は手伝普請のようなものが念頭にあったのかもしれない。たしかに翻訳はプアだが原著はかなり精密なので、念のため。 カスタマーレビューピックアップ いろいろと考えさせられる本である。 本書の上巻では、五つの閉ざされた過去の社会の崩壊の物語が披露される。 南海の孤島イースター島の繁栄と崩壊。ピトケアン島とヘンダーソン島、マンガレヴァ島三島の交易と消滅。アメリカ南部に築かれたアナサジ遺跡が語る環境と旱魃。マヤ文明の環境破壊による旱魃と戦争。ノルウェー領グリーンランドに持ち込まれた中世ヨーロッパ型社会の崩壊。 いずれも、人間が入植し自ら環境破壊をし尽くして文明を極めた後、突然の崩壊が見られる事例ばかりである。 これを踏まえて下巻では、ルワンダの大量虐殺の背景にあるもの、同じ島にある二つの国ドミニカ共和国とハイチの環境の対比、大国中国の抱える環境問題、オーストラリアに進行しつつある危機などなど、現代社会のいたるところに見られる環境破壊を考察している。 その上で、最後に将来の展望を記している。著者は「慎重な楽観主義者である」として、この本を人類への警鐘の書として送り出したものであると結んでいる。 そのとおり、過去の崩壊した社会はいずれも、ほかに情報のない世界であった。過去に学ぶということが、今のわれわれにとって重要であり、これが人類にとって貴重な財産であると思った。 カスタマーレビューピックアップ 高校で物理学を最初に教わるときには、「無限のフラットな空間の中に、大きさゼロの質点ががあるとする」というかなり無理な設定からスタートしました。こういう無理な設定は日常感覚とは相容れないのですが、学問というものは「学問としてシンプルに分析できるものを対象とする」か「現実とは多少違ったとしても、議論しやすいように単純な系を仮定する」ことを前提としているのでしょう。そういう環境に長く深くかかわると、マインドセットがそういう仮想空間こそ現実だと感じるように切り替わってしまうのだと思います。 下巻では、上巻で紹介された失敗例と対比できるような”成功例”がでてきますが、よく考えれば両者にあまり差がないことに気づきます。失敗例は、歴史的に既に失敗して文明が散逸してしまった事例でした。一方、成功例のほうは、ある期間それなりにうまくやっていた事例でしかありません。けっして永遠の成功ではないのです。あくまでもある期間の話です。失敗するまでは成功しているというだけです。 いずれの例でも数百年単位でみれば再試行が可能だったということでしょうか。前提として、「環境全体に比較すれば、その社会・文明のサイズは十分小さい」という理想系の想定が現実に近かったからでしょう。 さて、今の人類社会の状況は、この仮定が成り立たない段階にきています。恐竜の歴史を博物館ではなく日常で感じることになっても不思議ではないかもしれません。 カスタマーレビューピックアップ 上巻で語られた過去の文明崩壊と同様に、己の欲望のみに突き動かされる愚かな人類は、自分を生かしてくれている環境と生態系を破壊しつくし、資源をむさぼり枯渇させ、いまこの瞬間にも坂を転げ落ちるように滅亡に向かっている! 人類よ、過去に学べ!未来を見ろ! とりあえず、この本を読め! 長くて読めない、という人は、この本はどこから読んでも構わないので(下巻からでも可)、ルワンダあたりから始めてみてください。 カスタマーレビューピックアップ
克明な各文明の分析については他の方のレビューに譲り、下巻の巻末で持続可能な社会への具体的な処方箋を記述していることを特記したい。 製品選択や投票行動、政府や議員への資源管理への要請、もっと身近なところでは「環境保全なんてやはり建前」という知人に「いや、もうそうは言ってられない状況だろう」とこたえることでも事態は変わりうる。我々が黙認し続ければ、事態は破滅的になるだろうし、何かを始めることで回避できる可能性は高まるだろう。 |
| Copyright © 2003-2008 psWorks.All rights reserved. | |