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Amazon人気商品ランキング/SF・ホラー・ファンタジーpsWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:10055/総ページ数:1006 最終更新日:2008/08/22 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)カスタマーレビューピックアップ ストーリーは良いですが、表現力に欠ける。直接的な表現ばかりでイライラしました。文字を読みましたって感じです。 カスタマーレビューピックアップ 映画が待ちきれなくて、文庫本も待ちきれなくて、3倍高いほうを買ってしまった。 ガリレオシリーズの3作目。直木賞受賞作です。 数学者である石神は、思いを秘めた女性が殺人を犯した現場に遭遇し、彼女と彼女の一人娘を救うためにトリックを仕掛ける。 そのトリックは誰も想像し得なかったもので、警察も読者も事件の重要な部分をだまされたままラストへ向かう。 湯川は、友人である数学者と刑事の間で気持ちを揺り動かされていた。しかし、単独で徐々に真実に近づく。 石神は、全てを完璧に仕組んでいた。アリバイというのは嘘を組み込んで作り上げるものだが、彼は真実を組み上げて作っていく。そして、それらは決して破綻しないのだが、湯川によって真実が暴かれそうになると、全てを覆す最大のトリックを仕掛ける。 しかし、それは、彼の純粋な愛を貫くがための行動だと湯川も驚くしかなかった。 事件の全容をひっくり返すトリックは驚きだけでなく、読者の涙を誘わずにはいられない。 作者も決して華美な言葉、大げさな言葉は使わない。警察の捜査も地味に進むが、進展しているようで、進展しない。意外とゆったりと時間が進んでいた。 しかし、不意に時間が速度を増す。そこからは夢中で読んだ。それまで霧の中をさまよっていたが、晴れたところに出る。それは最良の決断であり、最悪の場所だった。 最後の決意を知ると、秘めた思いの大きさがじんわりと心を打つ。 短編集を読んだあとだと、全体が流すぎるんじゃないかとは思う。 でも、あのゆったり感があってのラストの慌ただしさと、感動が味わえるのだろう。 カスタマーレビューピックアップ 主人公は数学の天才だが堅物で面白みに欠け、殺人犯は序盤から分かっているし、事件発生後のアリバイ工作もありきたりな感があり、どこが著者の最高傑作なの?と疑いながら読み進めていました。 しかし、謎解きが始まるにつれて、それまで無味乾燥だと思っていた舞台装置等が段々意味を持ち始め、最後の幾層にも仕掛けられたトリックが明かされる度に、驚きと感動で物語にのめり込んでいきました。 全て読み終わった途端、思わず読み返したくなった伏線も見事でした。男女年齢関係なくおススメの一冊だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 冒頭の殺害シーンと主人公の登場からもう一気に物語へと惹き込まれた。そのスピード感は見事。人物設定と間然とする所のないプロット(トリック)も云うことない。文句なしの傑作。それにしても、最後の疑問だが、(1)P≠NP問題はそもそも数学的に解けるのだろうか?(2)哲哉と靖子はいずれ結ばれるのであろうか? カスタマーレビューピックアップ
この小説のテーマはトリックと純愛?(私は自己犠牲だと思いますが)です。 一つ目のトリックは一流です。 トリックの質は違いますが「葉桜の季節に君を思う」と同じような衝撃を感じました 思い込みがあった私にはこのトリックはわかりませんでした。 そういう意味では十分楽しめました しかし、二つ目のテーマである純愛?に至る過程が今一歩不十分と言うかわかりにくいです なぜこれほどまでに自己犠牲を払うようになったのか、 数学教師の心の変化や心の闇、心の襞といった面の描写が不十分です。 なぜそうなのかがトリックと違ってあまりにチープすぎて 納得できませんでした。 まあ、普通に読んでる分には十分楽しめます おそろし 三島屋変調百物語事始カスタマーレビューピックアップ いつ読んでも宮部ワールドは、ホロリさせられます。 縁談が決まり幸せの絶頂から、奈落へ。 気づきもしなかった、おごりと誤解から、おちかとその家族や周囲の人々は、重い枷を背負うことになります。 実家にいられなくなり、叔父の元で女中として、働きながら、日々悔いながら生きるなか、ひょんな行きがかりから変調百物語を聞くことになります。 この世には自分だけじゃなく、沢山のひとが奇怪な出来事に巻き込まれ、苦しんでいると、気づきいてゆきます。 一人二人と話しが絡み合い、おちかを元にすべてがつながった時、忘れ去られた悲しみや、怒りや、哀れさが、解放されます。 誰からも忘れられてしまう、名もない人にまで、気をつけて気づいていますか?と、問われたようですね。 まだまた続く終わり方に、おちかの成長が期待されます。 自分のことがかわいいのは当たり前です。が、いざという時に、命を絶つほどに誰かを思えるか、と考えてしまいますね。 もう一度読み返します。 カスタマーレビューピックアップ 事件が起こって、加害者と被害者が発生する。 加害者が一方的に悪く、被害者は全く罪が無い、という単純な決め付けでわれわれは事件を理解したつもりになってとりあえず安心(理解不能なことほど不安になるものはない)してはいないか。そんな図式で悲惨な事件を型にはめて論じてはいまいか。 実際には、双方の心の奥底の野獣みたいなものがぶつかって事件がおこるのではないか。それは当事者のみならず関わる者たちの心の闇も関わっているのではないか。 そんな問題意識を持った作品(「模倣犯」「理由」など)を書いてきた宮部みゆきが、本作でも「百物語」の趣向を使いつつ、ある事件が原因で旅籠を営む川崎の実家から神田の袋物屋の伯父の元に身を寄せた娘おちかが、人の語る怪事を聞いて自らの心のうちに潜ませた黒々としたものを吐き出して行く過程を描いている。 是非そのあたりに注目していただきたい。 カスタマーレビューピックアップ おそろし 三島屋変調百物語事始宮部美由紀の江戸ものは大変面白く、色々なことを考えさせる作品が多いのである。しかし、レビューの中の一つでも触れられているように、うまくまとまるのであの人も大変ね、とか言う結論では私には物足りない。そんな小説なら人情話を聞いている方がまだましなのである。 かつて、救いようのないだるま頭巾などを書いていたが、本当に怖いのは人間だという姿勢は一貫している割に今度は善人づらか。彼女の作品には、犯罪者を擁護するような形にとられてしまった作品もある。社会が生み出すものとしてのやりようない、癒せない悲しみや過ぎ去ることができない罪と苦しみがあることとその中でもがく人間の生のうごめきを、他者の話によって成長させることでしか宮部さんにはかけないのか。人間は本をよんで成長するものだけではない。 少年・少女ばかりを主人公にしているようでは宮崎駿と同じレベルである。宮部さんの細部から成立させるすばらしさを何故本気で使わないのか理解できない。怠けないで欲しい、才能のある人は。 カスタマーレビューピックアップ 江戸の神田三島町の一角に店を構える袋物屋の三島屋。訳あって、その店の主人である叔父夫婦のもとに預けられ、働くことになった十七歳のおちかが、店の「黒白の間」で、そこを訪れる人たちの不思議で怪しい話を聞いてゆく。不思議で怪しい、切なさと怖さ、恨みと憎しみ、割り切れぬ思いなどが絡まり合った話。曰く、変調百物語。その聞き手となった主人公のおちかが、百物語の話を聞いていくことで、話し手とそこに関わる人たちの呪いを浄化し、それとともに、自らが負った災厄の根っこを見つめ、逃げずに相対してゆくようになる。 著者の『あかんべえ』と好一対の、健気な少女と幽霊あるいは幽鬼たちが心を触れ合わせ、それぞれに浄化、変容、再生していく物語。第一話「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の話から、「お! これは、読ませるじゃないか」と、話の中に引っ張り込まれ、「凶宅」「邪恋」「魔鏡」と読み進めていくうちに、いつしか夢中で読みふけっていました。とりわけ、「魔鏡」「家鳴り(いえなり)」と続く終盤、物語の第四コーナーの一瀉千里、怒涛の勢いは圧巻。「魔鏡」に出てくる美しい登場人物は、殊に印象強烈。怖かったなあ。上村松園の『焔(ほのお)』という絵に描かれた女性がゆくりなくも思い出されまして、ぞおっとしました。 愛する心と憎む心、気遣う心と悪意の心、そうした人の思いというのは表裏一体、紙一重のところにあるのだなあと、本書をひもといていくうちに、しみじみ感じ入ってしまいましたねぇ。登場人物の伊兵衛の言う、<何が白で何が黒かということは、実はとても曖昧なのだよ>との言葉が、ことのほか印象深く、忘れられません。 蛇足ながら、「最終話 家鳴り」の中、ある人物が言う「姉さんが来た、姉さんが来た」という台詞のことで。ここはおそらく、著者の敬愛する岡本綺堂『半七捕物帳』の記念すべき第一話「お文(ふみ)の魂」を念頭に置いています。本書をはじめ、宮部さんの江戸時代ものの小説の雰囲気、なかでも怪しの雰囲気には、岡本綺堂の『半七捕物帳』『三浦老人昔話』『青蛙堂鬼談(せいあどうきだん)』などの作品に非常に通じるものがあります。未読の方は、そちらもぜひ、お読みになることをおすすめいたします。 カスタマーレビューピックアップ
縁談の際に起こった悲劇によって、心に大きな傷を負ってしまったちかが主人公です。 物語は、彼女を預かった叔父の三島屋の主人の計らいで、心の傷の回復のために企画された「変調百物語」を中心に展開します。 この「変調百物語」の聴き手をあずかるちかは、その中で徐々に逞しく成長して行きます。 それは、ものの見方の勉強と言うことだったのかも知れません。 不幸な事件にあたって、彼女の考え方は一方的に固定されがちです。そんな時、他の事件の話を聴くことによって、別の角度からの考え方を知ることが出来るからです。それは、「広い世間には、さまざまな不幸がある。とりどりの罪と罰がある。それぞれの償いようがある。」ということなのでしょう。 「黒白の間」と名付けられた座敷で子の催しがなされるのも、「黒」「白」はそれほどはっきりとはしていないということの象徴でしょう。 舞台を江戸にとり、「百物語」を中心に一人の女性の心の問題を扱うと言うこの設定は非常に面白く、楽しく読むことが出来ました。 終わり方を見ると、何となく続編が書かれそうなので、それも又楽しみにしています。 スカイ・クロラ (中公文庫)カスタマーレビューピックアップ 森博嗣がミステリではなく、純文学(?)に挑戦したという感じだろうか。 「すべてがFになる」「有限と微小のパン」で 普通の人とは異なる時間の過ごし方をして、 普通の生活では幸せは得られないとでもいうような、 ある意味厭世観にも近い雰囲気があったと、 個人的には思っているが、 ミステリにおける謎解き等も取っ払った分、 その厭世観が純度を高めて、より如実に出た作品と言えるだろう。 それをどう受け止めるかが この作品の好き嫌いを決めるところだと私は思う。 カスタマーレビューピックアップ 大型書店には映画化前のシンプルなカバーが残っている。 マンガっぽいのが嫌なら一年待つかリアル書店に行くが吉。 出版社もまだ持ってるそうですし。 あと読む前に簡単な飛行機用語も調べておくと良いですよ。 ラダーとかエルロンとか。 面白いですから。 カスタマーレビューピックアップ 映画になるということで、映画を見る直前に読みました。 鳥瞰視点を拒否して、ひたすら「いまここ」のディテールを積み上げるノリのよい文体や、 投げやりなユーモアのセンスが村上春樹ぽい感じで、気持ちよく読めました。 なのに、オチがすべてを台無しにしていると思う。なんじゃそりゃーと思いました。 映画版ではラストが変わっているのですが、ずっとよくなっていました。 脚本家の人が、同じ不満を持って変えたのかなあと思いました。 カスタマーレビューピックアップ シリーズ1作目で、作品内時間では最後のエピソードとなる。 空戦で命のやりとりをするキルドレの、自己存在意義への葛藤を虚無的に描く。カンナミは、「装甲騎兵ボトムズ」のキリコ・キュービイや「戦闘妖精・雪風」の零のような、クールな主人公である。 キルドレであること、エースパイロットであること、戦いに意味を見いだせないこと…すべてを受け入れるのではなく、すべてを停滞・休止させて刹那の生を連続させていく。疑問も、目標も持たない。彼にとって時間は無限にあるのだから。 あれこれ意味を探す読み方もいい。だが、カンナミの虚無に寄り添って、空を飛んだりぼんやりコーヒーを飲んだりする読み方も、いいんじゃないだろうか。…ただ、ヘビースモーカーなのが玉に瑕かな。吸わない者にとっては違和感がある。 カスタマーレビューピックアップ
勘違いしてもらいたくないのは、この小説、この映画を見て 「森博嗣ってつまんない作家だな」と思って欲しくないと言うこと。 森はミステリ「ィ」作家であり、スカイクロラはどちらかと言うと彼の作品の中では 傍流。また発言や趣味などから分かるように、独自の世界を持っている。 好きな人は嵌るが、そうでない人は・・・になりがち。 スカイクロラは(恐らく)趣味の延長であり、彼の良さは、やはりすべてがF・・・や 四季シリーズの方がよく出る。映画も割り切って見れば割と面白そうだ。 ミステリ「ィ」作家としての彼を読みたいのなら、そちらから見ると良い。 僕は先にすべてがF・・・や、四季から読んだので、スカイクロラを読んでも 割と新鮮に入れた。だが、スカイクロラから読んでいると、他の作品も読みたいと 思ったかどうかは分からない。 森は「国立N大学教授」のようなバレバレの非公開方式をしていることや、「執筆活動はビジネス」と公言している割に、処女作が1996年(40歳近く。この時、既に研究者としてそれなりの地位、収入を得ていた)ことなど言動と行動の乖離に疑問が残る。 また主人公が毎回、「完璧な少女」であったり、ストーリィが主人公たちに都合が良いように 進むことなど、分からない人には「眠たい」話になりがち。 森のキャラクターや、毎回、似通った内容を「可愛い」「共感できる」と価値観を投影できる人のみ向いている。 恐らく「恋空」が嫌いな人はスカイクロラが好きなはずだろう。 しかし 「恋空」が好きな人はスカイクロラをまったく理解できないだろう。 オタクとギャル・・・その垣根は太平洋よりも広い ナ・バ・テア (中公文庫)カスタマーレビューピックアップ スカイ・クロラから時間をさかのぼったクサナギスイトの物語。 空は幾分、死に近い。空戦はゲームに似ていて、死はキルドレにとって単なるゲームオーバーだ。爆音も、手に残る衝撃も、Gも匂いも吐き気も、事実ではあるが生々しさには遠い。 キルドレたちは生や現実に感情を吐き出さない。 子どもにとって、死は近い。まだ生の実感から遠いからだ。普通の子どもはだから死をひどく恐れる。キルドレにとっては、死も生も同じ無関心さの先にある。 ならば何故、ティーチャは飛ぶ?ふたたびチータに戻って黒猫マークを描いた敵機に、クサナギスイトは意味より先に親近感を抱く。 カスタマーレビューピックアップ 『ナ・バ・テア』を読んでいて、途端にあることが判らなくなった。 彼らが言うところの、「大人」や「子供」とは何だろうか。何年ぶりかに会った親族に言われた「大人になったね。」という言葉みたいに、それは自分を子供とみて発したものなのか、額面どおり大人に発したものなのか、考えてみると判然としない。そんなどこか飲み込み難い違和感を、同じように、本作中の「大人」と「子供」という言葉にも覚えた。 原因は、おそらく「キルドレ」という概念にあるのだと思う。しかし、何を拒めば子供のままでいられるのか、何を受け入れれば大人になれるのか、現実世界でもそんなにはっきりとしたものだろうか。 「あの人は大人だ。」とか「お前は、まだ子供だな。」といった言葉を聞くたびに、そうだよな、と一旦は飲み込むものの、何を基準にそう判断しているのかは判らない。 メディアで、「働かない20代・30代」や「罪を犯した20代・30代」のことを、「いつまでも子供のままだ。」と言ったり、「ゲーム世代」とか言うことで非難する「自称大人」は、ただ単に、自分とは違う存在とみなしたいがゆえに、あまりに安易に「子供」という言葉を使ってはいないか。 「無責任な大人」と「責任感のある子供」に決定的な違いがあるとすれば、それは年齢でしかないのではないか。「無責任な大人」を「子供」とみなすことで自分の世界から排除する「自称大人」は、明確に「大人」と割り切れるものなど存在しないということを認めることで、罪を犯す者もまた、自分と同じ存在であると認めることになるということを恐れているのかもしれない。 果たして、「大人」と「子供」の境界線が曖昧になったところで、いま一度『ナ・バ・テア』を読むとき、草薙が拒む大人とは何か、子供のままでいるとはどういうことか、新しい視点が生まれるはずである。 この本を読む人は、作者の仕掛けた罠によって、一度自分の内にある先入観に囚われる。しかし、先に述べた新たな視点で、もう一度これを読み返すことで、その罠から解放されるだろう。しかし、その「解放」もまた作者の仕掛けた罠なのかもしれない。 「解放・開放」された先には、「孤独」が待っているかもしれない。それは、草薙にも、死んでいった人間(キルドレ)にも当て嵌まる。『ナ・バ・テア』。題名に込められた意味を考えたとき、ふと、得体の知れない感情が産まれた気がした。 カスタマーレビューピックアップ スカイ・クロラを読んだときは、くじけそうだった・・・。でも、このナ・バ・テアは、読んでいて私も一緒に空を飛んでる気分に慣れたし、主人公の感覚に好感がもてました。 でも、ずいぶん読み進めるまでは、この主人公は一体だれ????って非常にわかりませんでした。「ところでこれは一体誰??」と思いながらいい意味のモチベーションで読み進められました。この本を読んだから絶対続きよんじゃいますよね!! カスタマーレビューピックアップ 「スカイ・クロラ」の続編であるが、時は「スカイ・クロラ」よりちょっと前。 草薙水素(クサナギスイト)の恋愛について描かれる。 恋愛といっても、彼らは企業に作られた戦闘人間。 空を飛び、殺し合い、仲間を失っても涙ひとつ見せることもなく毎日を淡々と 過ごすキルドレ。 記憶も人格も食事も少ない会話も普通の人間と同じようであるが、街にいる普 通の同年代の少年少女たちとは明らかに違う。 毎日毎日を淡々と過ごし、飛行技師、憧れのティーチャ、死に行く仲間、戦闘、 食事・・・ 淡白な日常が少しずつ変化していく、それはクサナギの心境なのか、人の死か らなのか。 早く次が知りたい、、、森博嗣の独特な文体に引き込まれ、一気に読んでしま いました。詩のようでありながら、情景がはっきり目に浮かぶ。 個人的には「スカイ・クロラ」の方がちょっとだけ上かな、と思ってしまう。 カスタマーレビューピックアップ
2004年6月25日リリース。『スカイ・クロラ』以前、草薙水素の謎の過去がストーリーの中心である。『スカイ・クロラ』に始まるシリーズは『ナ・バ・テア』、『ダウン・ツ・ヘブン』と続きWEB日記によれば後2冊続刊を出すようだ。まもなく登場するであろう新作短編集『レタス・フライ』もこの手のネーミングで成立していて、『Let Us Fly』を忠実に日本語表記していると言うつもりなのだろう。その辺が変に古式ゆかしく不可思議でもある。最後を伸ばさない英語表記も進んでいたが、今回はもっと原語に近づいているのだろう。 読了してまず思ったのは、『スカイ・クロラ』や『ナ・バ・テア』をもし戦中派(こういう言葉も死語になりつつあるな(●^o^●))の飛行機乗りたちが読んだらどう感じるだろう、ということだった。森博嗣の放つ文章は実に詩的で、実に立体的だ。激しく揺れるその展開の速さにまるで自分が草薙水素の隣にいるような気がしてくる。『死』と隣り合いながら生きた『遅れなかった青年たち』の見た風景とそれは似ているのだろうか。 文庫版はあとがきのよしもとばなな氏のコメントが秀逸。幸せな一冊だ。 流星の絆カスタマーレビューピックアップ 「トキオ」や「容疑者X」で号泣した方たちが「流星」ではシビアな感じの意見が多いように 感じますが、三作がどこがどう違うの?という感じです。 私は「人類の泣ける三大要素」に頼ってる気がして涙が一滴も出ません。 要するに子猫の映画かなにかで一生懸命成長したのに最後に死んだら泣けますよね、 そんな映画にしたら「安易だ」と言われそうな、誰もが普通に持つであろう感情。 それが東野さんの小説になると創意工夫より、「子猫の映画」の感動話になり 皆泣ける、と。 になってしまう。いつから東野さんの小説は「泣ける」になったのか、 女子高生が「カワイー」を連発するのと一緒のような気がします。 「流星」は終わり方もハッピーエンドだし火サスの2時間スペシャルがちょうど言いのでは。 カスタマーレビューピックアップ 構成・設定はバッチリである。ただラストシーンが近づくに連れ、描写が荒くなっていくような感じがした。 細かく手を加えると2冊組で仕上がったのではないだろうか? アイデアは素晴らしいと感じるが、もう少し膨らましても良いと思う。 カスタマーレビューピックアップ 一気に読みました! ドラマ化されるとのことで、いろいろなレビューを参考にして ちょっと期待しすぎたかな^^; お話が、全体的に綺麗な感じ。 それに、こんなにまとまっていて、読後感のよいハッピーエンドになるとは!! 東野さんの作品は、読後感にモヤモヤ・・・とか、アンハッピーエンドとか、多かったので。 ラスト1ページは、ちょっとウルウルしました。 カスタマーレビューピックアップ この帯に惹かれて読んでみました。 さすがは東野圭吾さん、これだけの内容がありながらも読みやすいし、テンポよく、読み手を先へ先へとどんどん引っ張っていくのは、いつもの作品と同様。すごいですね。 一度読み始めたら止まらなくて、一気に読んでしまいました。 たしかに皆さんおっしゃられている通り、人間の持つ黒さ、憎悪、徐々に物語の真相に迫っていく焦燥感では同著者の「白夜行」の方が抜きんでていると思います。 「流星の絆」も、過去の犯罪・復習のために罪に罪を塗り重ねていく…という点では、たしかに「白夜行」とは似た点もありますが…大事にされてるテーマは違うんじゃないかとも。 「流星の絆」はどのようにして犯罪を犯していくか、いかにして自分達の罪を隠すか、ではなく、傷を負った彼らがそこから生きていくか、に焦点をあてられている気がしますね。 だから復讐劇、犯罪モノという先入観で読むと、展開があっさりしすぎているように感じていたり、物足りなさを感じたりするのかな、と。 メインテーマは人間の心の闇でもなく、残虐な殺害事件の真相でもなく、あくまでも人と人との絆ですからね。 あんなふうに大事にされる「シー」が羨ましかったり。 賛否両論あるようですが、文学の価値は一様ではないですしね。 私としては、面白かったし、ドラマ化も非常に楽しみです。 キャストを聞いて、功一役の二ノ宮さん、静奈役の戸田さんはピッタリだなと納得です。 泰輔役の錦戸さん、とてもいい俳優さんだと思うんですが、とても落ち着いていて、眼力ある方なので、泰輔というよりは…どちらかというと錦戸さんは頭のキれる功一役の方が似合いますよね。 まあ、なにはともあれ、映像の中で、功一、泰輔、静奈の三人がどう生きてくれるか、とっても楽しみにしています。 カスタマーレビューピックアップ
さすが東野さんの作品ですね! この前に、東野さんの「ガリレオ・シリーズ」を読んだ、すると別の作品を探し出してきました。とうとうこの「流星の絆」を選んで買いました。 兄妹の絆より人々の絆の物語だと思います。 両親との絆のために、何でもする三人の兄妹。 男女の絆のために、悲しみをこらえて真実を探す男。 すると、犯人と殺された人たちの絆から生み出された罪悪感。 「容疑者Xの献身」より幸せなエンドがあったから、よかったなぁと思いました。 今年のおススメ作品です! ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)カスタマーレビューピックアップ 最終巻の一歩手前。 ヴォルデモート卿の復活が公にされ、世界の状況はますます暗くなりますが、 この巻では、ハリーの物語は学校内に戻り、たんたんと進んでいきます。 薬学の授業でハリーがハーマイオニーを押さえて一番になるなど、楽しみどころもあります。 ダンブルドアからの個人教授など、ダンブルドアと行動を共にすることが多くなり、 結末に向けて謎が解き明かされようとしていきますが、、、 6巻でも謎はすべて解かれることなく大事な人が命を失う事に。 7巻でどう決着がつくのか、最終巻への期待がとまりません。 カスタマーレビューピックアップ ハリーがハーマイオニーよりも魔法薬学で良い点数を取る、って信じられる? ハリーが闇の魔術に手を染める、って信じられる? こんな事が起きるのも、時間を超えた書物の仕業。 大きな悲しみを乗り越えて、ハリー達はどこに向かうのでしょう。 著者ローリング女史が紙とペンの力を信じて描き出した魔法の世界。 愛と勇気と夢が伝わる半純血のプリンスの巻き。 はらはら、どきどきと、次回への期待をしっかり読ませてくれます。 謎のプリンスというのも良いタイトル。 読み直すも良し、映画を見るも良し、最終巻となる英語本に手をのばすも良し。 おおいに楽しませてくれるハリポタワールド、最高です。 カスタマーレビューピックアップ 日本語のタイトル、いいですね。こういう訳のセンスが、全体を飽きさせない翻訳の源だと思います。 毎回、謎を残して終わる筋書きと、登場人物の性格をうまく表している表現。 私は、翻訳でハリーポッターのファンになっています。 カスタマーレビューピックアップ This is a testing. Please ignore this review. Thanks カスタマーレビューピックアップ
発売してから結構たっていたのですが、最近手に入ったので一気に読みふけってみました。 やはりハリーポッターシリーズは一気に読んで一気に世界観に浸るのがいいですよね。 買うきっかけになったのが知人の母親のはまり用をみてでしたが、まじで今までで一番おもしろかったということは間違いなかったと思いますw 次の最終章が楽しみでなりませんよ〜♪ さまよう刃 (角川文庫 ひ 16-6)カスタマーレビューピックアップ 被害者の家族なら誰もが考えることだと思う。現在の司法制度の問題である、被告の更生に重点を置き、被害者の気持ちがないがしろにされてしまうところを問い詰めた読み応えがある作品だった。自分が同じ立場なら…と誰もが考えさせられる作品であるが、やはり答えはでないだろう。犯人の情報を密告した刑事も、被害者に同情し犯人を憎むからこその行動であって、刑事といえども一人の人間なのである。この小説で特筆すべき点は、第3者の立場である旅館の女将の犯人に対する細やかな言動だと思う。第3者の立場として、どうあるべきなのか考えて犯人の手伝いをする様子はリアリティがあったと思う。 カスタマーレビューピックアップ ストーリー上、胸の悪くなるようなシーンもありましたが、あくまで「普通の人間が見聞を通して、想像の範囲で書いた描写なんだ」と思って読み進めました。 現実の事件は小説にかけないほど残虐なときもあります・・・ そんなわけで読むには忍耐を要しましたが、救いようのないラストでした。 加害者親の「うちの子は悪くない」という態度にはリアリティありましたが・・・・ 復讐物語ではないのでしょうが、現在の少年犯罪の問題点を浮き上がらせるだけで終ってほしくなかったです。 東野さんの力量なら、もう少し加害者や加害者家族をじわじわと「死よりつらいような状況」に追い詰めるような、それでいて犯罪行為にならないという、カタルシスがあるような復讐がかけるのに。 カスタマーレビューピックアップ 文体がどうとか人物設定がどうとか、本として面白い、面白くないではなくて、 現実世界の少年法の馬鹿らしさとそれを変えられないくやしさを改めて感じさせられる本でした。 結末が後味悪いという意見をよくききますが、逆に後味スッキリ!な結末だったら この本の意味するものが変わってきてしまうと思うので、 結局あの結末が世間の全てを意味してる気がします。 カスタマーレビューピックアップ 東野作品の中でも、これは失敗作と言えそう。 読後感が、「やられた」ではなく「やっちゃった」になっている。 彼は見事なトリックでいつも読者を楽しませてくれるが、この小説に関してはそこが徒となってしまった。 帯に「社会派サスペンス」と書かれてあったが、じっさい、少年犯罪で苦しんでいる被害者も多い時代に、取り上げている題材は洒落にならないものだ。 直球のメッセージで勝負すべきであって、安っぽいエンタテインメント・トリックを混ぜるべきではなかったと思う。 カスタマーレビューピックアップ
犯罪被害者の遺族の心理という点で、非常に考えさせられると同時に、主人公への共感を余儀なくされる部分がある。小説の中でも、娘を殺された父親の、犯人への復習への執念に対して、ほとんどの登場人物が、何らかの形で支援・声援を送りたがっているのが印象的であった。主人公の行動がどのような形で収束を迎えるか、各登場人物の思惑はどのように収束したか、意外性はやや乏しい気もしたし、煮え切らなさも残るが、最後までスリリングに味わって読んだ。最終数ページは個人的には「やられた」の感想。 クレィドゥ・ザ・スカイ (中公文庫 も 25-7)カスタマーレビューピックアップ
思うに私の感想って、本当に自分の気持ちの感想文です。初めて本を手にする人に参考にはならないでしょうね(笑)読んだ人には理解してもらえ得るのかと・・・。あなたはそう感じたんだ・・と。おっと、ムダ話!!失礼しました。この本は本当に「どういうこと?」主人公は「誰?」僕は・・・って語られる主人公が本当にだれなのか・・終い近くまでわからず・・・・やっとわかったと思ったら、エピローグでまた「どういうこと???」なんとなくわかるけど、どうしてなのか・・絶対続き読まないといけません。逝けないんです。精神的な意味でも快感的な意味でも、すっきりしてイキたいんです。イっちゃいたいんです。この続き・・文庫本が出たら絶対読みます。もう、ハードカバーでは発行されてるんで文庫化まちです。最後にこの森さんって作家すごくね?? ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)カスタマーレビューピックアップ グングン読み進めていけちゃうような、おもしろさではないけれど、好感をもって主人公を追っていけるスピード感がよかったです。まだこの本を読んでいるときは、私もこの本の中で戦いを楽しんでいるようなお気楽さがありました。おもしろいな!!と思いで次の「フリッタ・リンツ・ライフ」へうきうきとした気分で手を伸ばしました。次からだんだんとミステリーです カスタマーレビューピックアップ スカイ・クロラシリーズの第3弾。 今回は草薙水素の戦闘時代が描かれます。 飛ぶことだけを夢見て、飛んでるときだけに『生』を感じる。 敵を落とし、仲間が死に、それでも戦う。なぜなら空に飛ぶことが自由でいることを実感できる空間だから。 スカイ・クロアシリーズで一環して語られている、この感覚。 飛ぶ=自由。 キルドレとして一生大人にならない体を与えられ、死と生のすれすれの空間で戦い続けているにもかかわらず、『死』に対して重く捕らえるところはなく、自由に飛びまわれるために余計な重さをそぎ落とした戦闘機散香のように、文体もただ飛ぶ=自由についてのみ純粋に描かれている。 だからこそ、負傷し翼を失った戦士キルドレ草薙の療養生活は、いかに憂鬱で不自由で、砂漠の中で行き場所を見失った旅人のように空虚感が浮き彫りになってくる。 森 博嗣の文体は、自由な空を飛び回って生き生きしているときこそ、短く、詩のように瞬間瞬間を表現している。 その反面、地上に降り立ち、人間や他の仲間と接する時間は機械のように冷たく、心がないようにも見える。 そんなキルドレだから、普通の恋などしたことがない。だからカンナミに出会うことで、今までにない不思議な気持ちに気づかされたのだろう。 時はスカイ・クロアより以前。草薙を形成する人格のひとつがここでも明かされる。 カスタマーレビューピックアップ 『スカイ・クロラ』、『ナ・バ・テア』に続くシリーズ第三弾です。 私はこの作者の小説は、このシリーズと「猫の建築家」(小説?) ぐらいしか読んでいないのですが、飛行機とキルドレだけの 意味なき世界を描く、ストーリーの透明さに惹かれていました。 個人的には夏目漱石の「草枕」に通底するかのような感じを 楽しんでいました。 そういう意味では、本書は後半、「社会」だとか「マスメディア」 だとか、妙にリアリスティックな、余計な雑音がでてきて、 ちょっと興醒めしました。 続く物語はどんな風に展開するのか、楽しみです。 カスタマーレビューピックアップ 森博嗣の小説を読むのが初めてでしかも小説自体最近全然読んでなかったのですが途中どきどきしながら読ませていただきました。なぜ何のために生きているのか、一対一の戦いだからどうせなら踊るように楽しもう、などところどころのに操縦士ならではの哲学的な考察や職業的な境地がみられ、考えさせられる場面もありました。 ちなみにエンロンとラダーの併用によって安定した飛行が保てるとのです。少し用語を学習したので戦闘シーンの切迫したスリリングな展開に注目して再読してみるとします。 カスタマーレビューピックアップ
文庫版、680円な訳ですが この内容でこの値段、小説とは素晴らしいものですね。 とりあえず星は5つです。とても味わい深い文章で構成されています。ただ少し難解ですね。 『お米』みたいなもので、甘味が出るまで咀嚼する必要があります。 甘味が落ち着いても噛み続ければさらに深い甘味が来ます。(いわゆる味の向こう側ですね) だから速読は難しいですね。先が気になって早く読み進めたくなりますが理解が追いつかないので、ページとばして読んじゃっても気づき難いです。 だから時間に余裕が有る時に読んだほうが良いです。きっと読み始めたら最後までいっちゃいますから。 スカイ・イクリプスカスタマーレビューピックアップ 21世紀に蘇った『かもめのジョナサン』とも云えるのではないか。 SF的なキャラクター設定・世界観を採りながらも、 本シリーズの中身は、実は純文学だ。本作はその番外短編集である。 他人を痛いまでに希求する寂しさを 大空の透明な孤高で昇華する主人公たちに 私たちが果たせぬ孤独の処理を託してしまう、 そんな物語のカケラたちが散りばめられている。 本作を読んでも、シリーズを通した謎が明らかになるわけではない。 夢から覚めた後、その夢の内容が思い出せずに でも頭の片隅で冷たい光のようななにかを微かに覚えている感覚があって それをぼんやりと想っているような読後感が秀逸。 カスタマーレビューピックアップ 森 博嗣の描いたスカイ・クロラシリーズのサイドストーリー短編集。これまでの本編とは違いスポットを浴びていなかった登場人物の心情や、戦闘シーンを省き描かれた人との交流など、世界観を感じさせる作品となっている。これまでの作品に比べ読みやすく、感情移入がしやすかった。まもなく公開される映画のHPではすでに中田英寿、絢香、岩井俊二、庵野秀明、浅野忠信らもコメントを寄せる等、注目が高まっている。どのくらい押井がスカイ・クロラを描ききっているかに期待したい。 カスタマーレビューピックアップ 読み続けるごとに引き込まれる。今までのシリーズをすべて振り返りながら読んだ。余りにも美しく、綺麗で、とても悲しい。 孤独の中に真実がある。真実の中には混沌とした己にだけは決して分からない様に隠されている現実がある。 また、すべてのシリーズを再読しようと思う。 これからこのシリーズを読むという方は「スカイ・クロラ」から読む事をお勧めします。これは覚悟を決めて読む本だと思います。 カスタマーレビューピックアップ ご存知、この夏公開の日本アニメではスタジオジブリの宮崎アニメの「崖の上のポニョ」と真っ向からがっぷり四つに組むことになる話題作「スカイ・クロラ」。その「スカイ・クロラ」のシリーズの補完作品として作られたのがこの「スカイ・イクリプス」です。 どこかの誌上インタビューによれば、「スカイ・クロラ」シリーズの謎、例えば草薙(クサナギ)水素はいったい何者なのか? キルドレって結局何? カンナミ・ユーヒチって結局は誰? どこでどう人物が、、等といった「ナ・バ・テア」などや「ダウン・ツ・ヘヴン」などの謎を明らかにするある事が書かれているのがこの本。スカイ・イクリプス なので、たぶん森ファンは既にこの本を読み始めているかと思いますが、とにかくやはり空中での浮遊感、疾走感、が気持ちいいの一言に尽きますよね、この本は。現実離れして、空にすべてがある人減達の戦いは、戦争なんだけれどどこか美しい。森博嗣さんの狙いにまんまとハマってしまっているんだけれど、それが心地よい一冊です。 表紙の装丁も、この雲海のカバーがものすごくいいです。綺麗です。 中身の謎についてはネタバレになるので書けませんが、夏に読むにはもってこいの本です。庭にデッキチェアかなにか出して来て、冷たい飲み物でも飲みながら読みたかったなぁと後悔するくらいに夏向きな、そして空を見上げる一冊です。 カスタマーレビューピックアップ
8編の短い物語が収録されています。時系列はバラバラ。誰の視点かもバラバラ。既に出ている5冊全てを読んで初めて楽しめるのでは? そんな感じです。他の方も書いていますが、何気ない会話とかで出てきたエピソードとかを描いたものや、「あの場面」より後のシーンというものがあります。映画化などで興味を持った人とかでこれからこのシリーズを読む方、この本は後回しにしましょう。 収録されている話は以下のとおり。収録順。カタカナ表記のみ。 『ジャイロスコープ』 『ナイン・ライブス』 『ワニング・ムーン』 『スピッツ・ファイア』 『ハート・ドレイン』 『アース・ボーン』 『ドール・グローリィ』 『スカイ・アッシュ』 最後3編は書き下ろしです。そしてその3編で何度も泣きそうになりました。悲しくて、切ない。そんな気持ち。そして漸くこの本のタイトルが指しているものに気付きました。 文庫やノベルスで買っていてサイズや値段の都合で買うのを控えている人、できれば少しでもはやくこの寓話に触れてください。そう、思いました。 |
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