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Amazon人気商品ランキング/経済・社会小説psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:800/総ページ数:80 最終更新日:2008/10/08 消失 第4巻―金融腐蝕列島【完結編】エネルギー(上)
特価:¥ 1,890(税込) 発売日:2008-08-28 売上ランキング:Bookで996位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ この作家の小説は、「トップ・レフト」以来注目していました。 ほかの方も書かれていますが、この「エネルギー」と言う小説は、ち密な取材に基づいた事実を基にした小説です。 新聞、テレビのニュースでは伝えられていなかった舞台裏が書かれておりとても興味深く読むことができました。 金融関係の説明もあり、楽しみながら勉強もできると言うこの作家の小説の良い特徴がとても出ています。 ただ、説明に図が用いられたらもっと簡単にわかりやすく読めるのにとも思いました。 その点、残念でした。 (最も、分からなかったところは目を通すだけでも楽しめますが・・・) 途中、間延びしている感じもありましたが、トータルで見るとお勧めな小説です。 (下巻の最後に用語説明集が付いています。) カスタマーレビューピックアップ エネルギー源価格が高騰し各国がその囲い込みに走る中でタイムリーなテーマであるが、本書では原油、天然ガスをめぐる投機の動き、イランやサハリンにおける開発の動きなどが政治的な動きを含めてこれでもかというくらいに緻密に述べられており、ほぼノンフィクションといってもよいくらいの内容。新聞などで報じられている表面的な事実の裏で、エネルギー源をめぐって国際的にこんな動きになっていたんだということがよく理解できた。ただ、構図が分かってますます我が国のエネルギー安全保障の脆弱性に危機感を持ってしまった。内ゲバに興じている場合ではない。 カスタマーレビューピックアップ
著者の小説には、他の経済小説にはないリアリティがあり、その緻密さにはいつも感心させられます。エネルギー業界のことはよく分かりませんが、それでも読んでいるうちにその世界に引き込まれてしまいました。 エネルギー(下)カスタマーレビューピックアップ エネルギー源価格が高騰し各国がその囲い込みに走る中でタイムリーなテーマであるが、本書では原油、天然ガスをめぐる投機の動き、イランやサハリンにおける開発の動きなどが政治的な動きを含めてこれでもかというくらいに緻密に述べられており、ほぼノンフィクションといってもよいくらいの内容。新聞などで報じられている表面的な事実の裏で、エネルギー源をめぐって国際的にこんな動きになっていたんだということがよく理解できた。ただ、構図が分かってますます我が国のエネルギー安全保障の脆弱性に危機感を持ってしまった。内ゲバに興じている場合ではない。 カスタマーレビューピックアップ
・面白かったです。黒木亮ファンなので著作はほとんど読んでいます。 ・個人的には下巻では”第14章 破綻”が面白かったです。 ・かの有名な”CAO経営破綻事件”を取り上げています。 −中国国営の航空燃料供給大手の中国航空油料集団の子会社CAOがデリバティブ取引で約560億円の損失を出した事件をリアルに再現しています。事件は確か2004年だったと思いますが、構図や親会社とのやり取りがどこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなのかは全く分からないほどです。 −その当事者であるCAO社長の苦悩もさることながら、日本のサラリーマンの中では狡猾であろうと思われる住友銀行マンがいとも簡単に嵌められていく様、商品相場の根本的な構造変化を理解せず損を重ねる様々な関係者の思惑がリアルに描かれています。エンロンにせよ、CAOにせよ、破綻する直前まで世界の優良企業と持て囃されていたのこともぞっとします。 ・今回も購入して損はしない作品に仕上がっていると思います。 ベイジン〈上〉カスタマーレビューピックアップ 一気にとはいきませんでしたが、数回に分けて短期間で読み終えました。 2人の主人公が登場するのがこの小説の特徴でしょうか。 日本の技術者と中国の若手官僚。 この二人がそれぞれの立場で苦しみながら、最後には人間として共通の考えに達し、友情を芽生えさせるという物語です。 小説なのでフィクションのはずなのですが、読後も読んでいる最中も、この小説の舞台になった場所が現実のどこかにあると感じられてしかたがありませんでした。 北京オリンピックの興奮が冷めやまない今だからこそでしょうか… それだけではなく、作者の描写力が読者にそう感じさせているような気がします。 ドライでテンポの良い文章で読み手を飽きさせませんし、内容もなかなか知ることのできない中国の官僚社会が垣間見られて非常に良い小説だと思います。 ただ、少し残念なのは、主人公を取り巻くヒューマンドラマに欠けたかなと感じさせる点です。 日本人技術者の家族について(特に主人公を影ながら支えているはずの奥さんについて)、中国人官僚の生い立ちについて、もっと知りたかったというのが本音です。 別の章を立てて詳しく書いても良かったかもしれません。 ただ、そうなると長編大河小説になりかねないので著者はあえてそうしなかったのかもしれませんね。 その点を踏まえると、テーマを絞った小説としては冗長であり、大河小説としては物足りないというのがこの小説の評価になるのでしょうか。 ラストの終わりかたといい、もう少し違う構成のほうが良かったかな。 なので、星4つです。 カスタマーレビューピックアップ 北京五輪に合わせた原発がテーマなんて いかにも売れ線を狙ったいやらしい本だと思っていたが、 「ハゲタカ」の著書であるからきっとおもしろいに違いないと思ったが、 想像をはるかに超えたおもしろさ、素晴らしい本だった! 読んで思ったのはこれは中国のことだけでなく、 今の日本のことではないかと。 ひとつひとつの腐敗や偽装やミスは小さくても、 それが積み重なるとどんな恐ろしい事態を招くのか・・・。 戦慄を覚える衝撃の本だった。 そしてこの本が単なる中国批判本でもなく原発批判本でもなく、 人間の生き様や社会の有り様などをテーマにした、 実に奥深い物語で、読んでいてとても興味深く読み進められた。 ハードカバーで上下巻あわせて3000円以上もするけど、 それだけの価値のある珍しい素晴らしい本でした。 カスタマーレビューピックアップ 最初のシーンにクライマックス直前を持って来て時間を遡って登場人物を描写していくという、今までの真山氏にない手法で一気に引き込まれた。 毎回異なる旬なテーマを提供し続けている真山氏だが今回も期待を裏切らない。 見て書いたかのような開会式など、オリンピックを見た人にはより本の世界がリアルに感じられるだろう。 買って損のない本であることは、間違いない。 カスタマーレビューピックアップ 「ハゲタカ」からのファンで真山氏の著作は必ず読んでいますが、「マグマ」あたりから話の進行が冗長気味なように感じます。本作でも上巻の終わりまでなかなか話が進まず、「ハゲタカ」のようなキレを期待していると裏切られます。下巻に入るころから徐々にヒートアップしてきますが、最後まで「ハゲタカ」のような話に引きずり込まれる感覚はあまり得られませんでしたし、筋に関係ない人間描写が多すぎてテンポが悪い気がします。テーマは確かに機を得たものでリアル感も相変わらずすごいのですが、待っていた新作なだけにちょっと残念です。 カスタマーレビューピックアップ
いや、さすがです。 北京五輪に原発というデリケート極まるテーマ。著者でなくては書けない作品であろうと思う。 原発という一般にはなじみのないものを、小説の材料にできたのは、著者の力量によるものだろう。 また現代の中国という国の描かれた方もすばらしい。 領収書まで売買の対象になっているというくだりは、金になるものならば何でも、という拝金主義にまみれた空気を端的にあらわしていた。 オペラ、トゥーランドットの姫の謎掛け「夜毎それはうまれ、夜毎それは消えるもの」--希望--がこの小説のキーワードである。 以下は本文の抜粋である。 -----希望、そんなものの存在すら知らない中国人だっている。先進国は中国の格差に注目するが、そもそも中国に格差など存在しない。富めるものと貧しきものはそれぞれ別の国の住人なのだ。彼らは互いの存在を見ようともしないし、見えたとしても何も感じない。その無関心こそが大中華を支えているのだ---- どうでしょう?中国人官吏・郭がつぶやくこのセリフ。 中国が見えてきませんか? トゥードットは中国という国そのもの。ラストも意味深。 エンターテイメント性はもちろん、中国を理解できる一冊です。 オリンピック前の今、読むべき!違う角度から五輪が見えてきます! ベイジン〈下〉カスタマーレビューピックアップ 北京五輪が終わってから読んだのですが。クチパク*竭閧ネどを先取りしたようなストーリー展開は楽しめました。ノンフィクションとフィクションと絶妙に混ぜ合わせたエンターテインメント小説としてオススメできると思います。田嶋さんと門田さんという人物設定は、まるで「プロジェクトX」を彷彿させるような良質な日本人≠エじさせてくれます。まあ、好き嫌いはあるかもしれませんが。 カスタマーレビューピックアップ 北京五輪に合わせた原発がテーマなんて いかにも売れ線を狙ったいやらしい本だと思っていたが、 「ハゲタカ」の著書であるからきっとおもしろいに違いないと思ったが、 想像をはるかに超えたおもしろさ、素晴らしい本だった! 読んで思ったのはこれは中国のことだけでなく、 今の日本のことではないかと。 ひとつひとつの腐敗や偽装やミスは小さくても、 それが積み重なるとどんな恐ろしい事態を招くのか・・・。 戦慄を覚える衝撃の本だった。 そしてこの本が単なる中国批判本でもなく原発批判本でもなく、 人間の生き様や社会の有り様などをテーマにした、 実に奥深い物語で、読んでいてとても興味深く読み進められた。 ハードカバーで上下巻あわせて3000円以上もするけど、 それだけの価値のある珍しい素晴らしい本でした。 カスタマーレビューピックアップ 真山先生の作品は一通り目を通しましたが、 過去の作品をもしのぐスケールの大きな作品。 プロットの組み立てや人物描写はまさに匠の域。 ストーリーの良さも然ることながら、 一貫して伝えたい熱いメッセージが伝わってきます。 この作品に真山先生の真髄を見たような気がします。 中国社会の実情、腐敗の構図、中国国民のものの考え方、 中国相手にビジネスする方にとって有益な情報が多々あると思います。 また原子力に関する知識もつきます。 われわれが決して忘れてはいけない「希望」 命題のない混沌とした日常に、 「希望」という魂を注いでくれる そういう作品です。 カスタマーレビューピックアップ
上下巻は一気に読めます。(3時間程) 早く読めると言うことは、文章が良いと言うことだと思います。 特筆すべきは・・・ 不覚にも終末に進むに連れて目頭が熱くなりました。 「仕事」「命をかける」「人を愛する」とはこうであって欲しい。 「人間」の真の姿はこうであって欲しい。 そんな「人間」の存在、人間の様々な営みに対する 「浪漫」を呼び起こしてくれます。 日本人であることの意味。 自分の立場をちゃんと見る必要を忘れていた。 浮かれている自分を自覚しました。 マネーロンダリング (幻冬舎文庫)カスタマーレビューピックアップ 小説なので、役立つ必要も、実際に存在する必要もないのですが、 マネーロンダリングの具体的な方法や、いろいろなテクニックを書いていて初めて、 橘玲のもともとのファンは、リアリティを感じて納得するのではないでしょうか。 そういうリアリティはないですので、氏のもともとの読者向きではないといえます。 ただ、一般の読者には、そんなこと長々と書いては興ざめなのでしょう。 一般の読者が読むと「マネーロンダリングという凄いものが世の中にあるんだなー」 と感心するでしょうが、 氏のファンが読むと、「突っ込みが甘い。もっと手口も含めてリアリティがたりない」 と思われるのではないでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ 小説という形ではあるが、そこには 筆者の金融の豊富な知識がちりばめられており、勉強にもなったし、面白かった。 金融ビジネスにはモノとカネのやりとりではない、一種不思議な商取引の 危うさ、難しさ、そして魅力があります。 近々始まるであろうCO2排出権ビジネスもそうですが、実態のないものの 取引に翻弄される人間のあさましさを感じました。 小説としてちょっと物足りなかったのは麗子の人物描写がタンパクで、 ただ美しいとしか書いてないのでうまくイメージできませんでした。 カスタマーレビューピックアップ 序盤のストーリーにはグダグダ感があるが、中盤からスリリングで一気に読破できる。 秋生の知的さと人間くささには魅かれる部分がある。 経済小説とゆーより若干サスペンス。 とりあえず面白かった。 カスタマーレビューピックアップ 香港でのマネーロンダリングを題材として、現実の法律の抜け道や矛盾点を上手く描いている 今まで知らなかった世界《マネーロンダリング》について知るきっかけになった。どちらにしろ大きな金を得るためには危険を冒さなければならない。 印象に残った言葉 「上手い資産運用は→資産運用をしないこと・税金を払わないこと」 マネーロンダリングについて知りたいときに読むといい本 カスタマーレビューピックアップ
お金の持つ、魔力について非常に考えさせられました。 お金によって、人生が変わってしまう人間の脆さなど、人間なんて所詮、そんな小さな存在なんだよって思わされます。 個人的にこの作品で、一番、印象に残ったセリフが、主人公・工藤秋生が、ヒロイン・若林麗子に言ったセリフ。 “君には幸福(しあわせ)になる権利がある” です!! いつまでも、語り継がれる作品です!! ハゲタカ(上) (講談社文庫)カスタマーレビューピックアップ ドラマ版のハゲタカをご覧になり、本書を読もうかどうか検討されている方へ。 単刀直入に申し上げると、ドラマ版と本書は全く別の作品です。ドラマ版のような感動を本書に期待するとその期待は見事に裏切られるでしょう。ドラマ版の鷲津は冷酷な仮面の下に優しい素顔を隠し持った非常に魅力的な人物でしたが、本書の鷲津は陰険、狡猾、強欲、傲慢なハゲタカそのものです。また、全体的に怒り、憎しみ、復讐といった感情が流れており、読んでいてあまりいい気分はしませんでした。 本書から材料として使われている部分はありますが、ドラマ版においてイニシアティブをとったのはこの著者ではなく全く別の方だと推測されます。ですから、ドラマ版とは全く異なる作品であるということを理解した上で読むかどうかを検討されるといいと思います。 カスタマーレビューピックアップ NHKでドラマをやっていたのを番組表で見て気になって読んでみた。 軽いテイストの本か,故なきハゲタカ批判の本かと勝手に思い込んでいたが,実は骨太な企業再生,日本再生に燃えて,それを実現するために奔走する人たちの本である。 また,ハゲタカとイヌワシの違いも知らなかった自分が恥ずかしくなった。 どこまでが実話かは評価できないが,当時起こった事象が有機的に繋がっているため結構真実味があり,現実もあたらずとも遠からずではないかと想像する。企業名も推測可能な名前になっているのがおかしい。 ハゲタカというと死肉をむさぼるというイメージがあるが,実は事業再生,産業再生ビジネスの本質はそうではない。 本業が健全であるにもかかわらず同族による乱脈経営で窮地に陥っている例も多い。そのような中,不採算事業を切り捨て,債務を切り離し,経営者の一新を図り,新たに資金を入れて設備の更新を図って事業を再生するビジネスの実際的な有効性は,本書を読んで初めて理解できたと言っていい。 一方,最後まで企業にしがみつき,それをしゃぶりつくそうという同族の「欲」という業の深さも余すところなく語られる。 再生ファンド,M&A,DIP等のファイナンスはさまざまな本で手順が語られるのを自分なりに読んできたが,これをこのような切り口から法律や各種の制度を理解しながら,鮮やかに物語として語っていく著者の筆力はただものではない。株式や債権をどの程度持っていると何ができるのかという辺りのノウハウはハゲタカしか持っていないだろう。 あと,興味深かったのは,産業再生の現場は,権謀術数渦巻く戦いの場であるということである。人脈,情報を駆使したもののみが勝者になれる厳しい世界である。ただ,このようなダイナミックな世界に若い人はあこがれるのではないだろうか(成功報酬で報われるわけであるし。これに比べると普通の大企業は退屈でしょうがないものであろう)。 カスタマーレビューピックアップ 私は最初にNHKのドラマを見て、テーマが面白く、原作を 手にとりました。 ドラマとは違うストーリー・価値観があり、別のものとして 面白く楽しめます。 経済小説なのですが、純粋なフィクションとして楽しめます し、肩肘張らずに読めます。 ストーリーテラーとしての作者の腕前は確かなものと、偉そ うではありますが感服しています。 ご一読をお勧めします。 但し、実際のファンドや会社(多くは問題会社なのですが、 多かれ少なかれ、どの会社にも内在する問題意識です)とは 当然違うものなのだ、ということを踏まえて、楽しんでほし いと思います。 カスタマーレビューピックアップ どうでもいい感想だが、全編通して登場キャラのリン・ハットフォードが鬱陶しい。 このキャラを読者に好かせようと思ったのか嫌わせようと思ったのか 著者の意図がどちらにあるのかはわからないが、前者だとすると思いっきり外していると思う。 あと経済小説なので仕方が無いのかもしれないが、キャラの心理描写(文章表現)が弱いと感じた。 自分の金融についての知識が乏しいせいか、ところどころ会話の流れが理解しにくいところがあった。 展開が速いので読み始めれば一気に読めるタイプの小説だと思う。 カスタマーレビューピックアップ
スリリングな展開と、まさにハゲタカのようなテンポの速さで、あっという間に読み終えてしまいました。 最初は「上」だけ購入しましたが、すぐに「下」も購入しました。 著者の”記者”としての経験からか、失われた10年とはこういう世界だったのか、とその世界に入り込んだように感じられます。 ただ、主人公鷲津のあまりにも人の心を読んだ行動に、最後は違和感のほうが大きくなった気も。 経済小説として、電車の通勤時に気軽に読むことができました。 ハゲタカ(下) (講談社文庫)カスタマーレビューピックアップ 先日テレビドラマの再放送を見た後、本作を読みましたが、 あまりにも設定が違いすぎるので、衝撃を受けました。 ドラマでは以前、三葉銀行に勤めていたときに 「 事件 」 が起きたという 鷲津の過去があるため、彼に感情移入できましたが、 本作の鷲津には、特に感じるものがありませんでした。 また、貴子という女性の父親が娘が退陣しろと言っても承服しないのに、 彼が敬服している元首相の前だと舞い上がってしまうというのは、 このような親子関係など、読んでいて鬱になるものでした。 この世界に生きている人たちの仕事に対する思いというのが私には全く理解できないので、 作品世界に入っていきにくかったです。 元々、本作のような世界にあまり関心がないという理由もありますが ( 実在の人物が出てくる 「 小説 東急王国 」 や 「 小説 小林一三 」 は大変面白かったのですが ) 、 個人的には、それほどの引きは感じませんでした。 企業再生という題材は 「 お勉強 」 にはなりますが、 あまりにもドラマチックな作りだったドラマと比べると、 「 普通 」 の作品という認識しか持てませんでしたね。 カスタマーレビューピックアップ 企業再生ファンドを基にした経済小説 解りやすい文書で一気に引きずり込まれるように読みました. 下巻は,上巻よりも金融の知識が少なくなり経済小説を楽しむというよりも 経済を基にしたミステリーという色合いが濃くなっています. 評価が5でないのは経済の色合いが薄れたためであり,感情などの 小説的な内容を楽しむ人にはとても楽しい本ではないかと考えます. 元々が新聞記者であった作者の性格か,丹念に調査し 調査からのイメージを基に作品を作っているところが随所に 感じられ,とてもすばらしいと思います. 脇を固める登場人物も丹念に書かれている本作品を映像に するのは中々難しい,それほど良い作品だと思います. カスタマーレビューピックアップ メガバンクの不良債権問題も複雑に絡まってる問題で、 これまで現実では分かりにくい事も多かったが、 実は単なるお金の戦いだけでなく、人対人である部分も多く、 またどこと手を組むかで結果が大きく変わる。 大半が現実社会で起きていることだけに恐ろしい感じもした。 カスタマーレビューピックアップ 実際に日本で起こっている企業の「再生」「合併」「買収」など、きれい事ではすまないドライな経済競争・経済戦争が、自分のような素人にもピリピリしたせめぎ合いを実感できるほどに、丁寧に描かれています。 特に、現実社会でも「ハゲタカ」として忌み嫌われている感のある「ファンド」が、何を目指し、どういう役割を果たしているのかが分かります。 それを象徴する鷲津という存在が、下巻の途中以降、さまざまな思いや背景が明らかになる中で、浮き彫りになってくる課程が、読者の「ファンド」に対する理解と重なるのは当然でしょう。 カスタマーレビューピックアップ
下巻もドラマと全く別物の展開で、またびっくり。NHKさん…これだけテンポの良い 原作をあんなに重苦しいドラマに変えてしまうなんて…。フジテレビor日本テレビ あたりで改めて原作重視のドラマを作って欲しいくらいです。 下巻も上巻同様に面白い。この巻は東ハトをモデルにしたとおぼしき太陽製菓買収の 話と上巻の続きでミカドホテルの話…そして上巻の冒頭に大蔵省で切腹した人物と 鷲津の意外な関係までが描かれている。 テンポ良く話が進んでいく上に、最後の大どんでん返しに息を呑む。もちろん下巻も 上巻同様の臨場感が「ハゲタカ」の身上。そして続いていくバイアウト(ハゲタカ2) にも大いに期待です。 巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット)カスタマーレビューピックアップ 一気に読みました。 『トップレフト』以来、著者の国際金融ビジネスについてのリアルな描写に、驚嘆するばかりです。 本書はバブル前から現在までの、日本と主にアメリカを取り巻く金融ビジネスが背景として描かれています。 おおよそビジネスの合理性とはかけはなれた理屈で動く邦銀と、 ビジネスに徹したアメリカの投資銀行との対比が鮮やかに描かれており、 フィクションとはいえ、日本がバブル期から今日まで金融の世界で負けまくった理由がよく分かり、 驚愕でした。 カスタマーレビューピックアップ ボストンで会った就職活動中の学生もこの本を読んで参考にしていました。 カスタマーレビューピックアップ 話はとても面白い。 金融の知識に乏しい人でも読めるつくりであり、読後はある程度の知識も身につく良作だ。 …しかし、誰かも書いていたが、あまりに実在の組織・人物と同一又は酷似する固有名詞が多すぎる。 そのため、現実とフィクションの境界が読んでるうちに曖昧になってしまう自分を時々発見し、素人がこれを読んで実在の組織・個人に対する印象を抱いたらどうなるだろうと少し怖くなった。 佐○木○ジ氏と特定できる人物の登場のさせ方などは、ちょっとやりすぎなのでは?と思う。 カスタマーレビューピックアップ 同じ作者のトップレフトが少し駄作に思えるぐらいにすばらしい金融小説. 長い物語にありがちな無理やりな展開や,継ぎ足した様な部分が無く ぐいぐい引き込まれる内容は,実世界を丹念に調査した賜物ではないかと. 仕組み債など,少々金融の知識は理解しなければならないが, 本の中で,商品の本質など解説があるので,問題はない. 逆に,知っておいた方が良い知識である. 経済小説だと,変な女性がよく登場するがそんなエサがなくても しっかり成り立っている良い本だと思う. カスタマーレビューピックアップ
バブル経済、バブル崩壊、金融危機、金融ビックバン……日本と世界の経済が劇的に転変した激動の20年を、外資系投資銀行で活躍した日本人インベストメント・バンカーたちの目を通して圧倒的なリアリティで描く経済小説。史実に基づく企業買収劇や経済犯罪事件の全容は圧巻で、金儲けのためには手段を選ばない「狩猟民族」たるインベストメント・バンカーたちの闘争心が浮かび上がる。日系以上に上司が絶対でゴマすりが横行、手柄の横取り、部門間の激しい対立など、外資系投資銀行の企業文化も垣間見えて興味深い。 ソロモンの敏腕トレーダー竜神宗一はバブル崩壊を見越して、金融工学を駆使した大規模なアービトラージ(裁定取引)を敢行、巨額の儲けを出し、ついにはソロモンの副会長にまで上り詰める。 ソロモンの藤崎清治はバブルに踊り財テクにのめり込む無知な日系企業にデリバティブ(金融派生商品)を売りつけてボロ儲けしていたが、バブル崩壊後、大幅な赤字となった日系企業につけ込む損失先送りビジネスに嫌気がさして、独立する。 桂木英一は旧態依然とした日本の都市銀行にあいそをつかして退職し、ウォール街の巨大投資銀行モルガン・スペンサーに転職した。「結果が全て」である外資流のビジネスに翻弄されながらも、巨額のM&Aや証券引受で勝機をつかみ、昇進を重ねていく。やがて、その運命は日本の金融再生と劇的に絡み合い、桂木は外資での高収入を捨てて、今まで培った手腕を邦銀再生のために捧げようと決意する。実際、世界を股にかける国際派ビジネスマンは、実は愛国心が強いらしく、意外なような納得できるような。 外資系の凄まじい攻勢とは対照的に、日系企業は無知無責任で、日本人としては歯がゆいというか情けないというか。「バブル崩壊はアメリカの陰謀」という話は良く聞くが、大蔵省・日銀・日系企業の無能ぶりをここまで見せつけられると「負けるべくして負けた」としか思えない。もっとも現在は金融工学の知識が日本にも浸透したため日系企業が一方的に食い物にされることは少なくなったようで、また金融市場のルールが厳格化したことで昔のような犯罪まがいのムチャクチャな儲け方はできなくなったらしい。 ともあれ日本の金融大国化を心から願う。 巨大投資銀行 (下) (ルビ:バルジブラケット)カスタマーレビューピックアップ ボストンで知り合った元大手自動車メーカーの経理をしていた学生もこの本を 隅から隅まできちんと読み、登場人物のモデルをマイナーな人まで調べつくして就職活動の参考にしていた。 とても勉強になる本である。 一方、ディナーで知り合った投資銀行家はこのほんの存在を知らなかったが、得てして実務をしている人はそういうものなのであろうと納得した。 カスタマーレビューピックアップ 世紀末にモルガン、ソロモンを筆頭とする投資銀行が金融工学、裁定取引を駆使して、莫大な利益を得たことはよく知られているが、内情に関してここまで突っ込んだ作品は珍しい。 最先端(当時。今はもっと複雑なのだろう)のファイナンス技術の分かりやすい解説(でも私は7割くらいしか理解できなかったが・・・)はとても興味深かった。 ただ、西武流通グループの堤清二をコンプレックスの強いワンマン経営者に描いてるのには疑問符がつく。 カスタマーレビューピックアップ 今まで読んだ経済小説の中では最高の面白さ、質の高さで驚いた。日系証券会社が外資の新しい商品を研究していくあたりや、外資系IBの日本人社員が外人と日本企業の間の板ばさみにあうシーンなどはリアルなため思わず笑みがこぼれてしまった。著者はもともと金融出身者だが、本当によく実態をここまで調べ抜いたと思う。外資系というとお金の亡者というイメージを持っている人たちが多いと思うが、本書に出てくる主要な登場人物は皆腹にお金以外の強い思いのある人間ばかりである。金融に直接携わっていない人でも、彼らが織り成す人間ドラマに引き込まれること請け合いである。日本のために頑張ろうと日系企業に戻る主人公、自分のやりたい仕事に専念する幸せな生活を海外で始める人等自分の将来の考え方にも少なからず影響を及ぼす内容であった。 カスタマーレビューピックアップ ビジネスノベル(経済小説)としてもおもしろいと思いますが、バブル前後の金融市場(株式、債券、外国為替、デリバティブ等々)を実際に経験している人にはとても興味深いと思います。 ただ、金融業界の専門用語が頻発するので、巻末に用語集やスキーム図まで付いていますが、抵抗感が先に立ってスムーズに読めない方もいるのはやむを得ないでしょう。日経新聞の金融欄が抵抗なく読める位なら大丈夫かな? 3人の主人公が登場しますが、シッカリと個性が書き分けられ、キャラクターの混乱はないと思います。モデルになる実在の人物が複数いるのでしょうが、書いている作者の力量も立派だと思います。 また、この作者の特長だと思いますが、海外や国内の景色や食べ物、地元の人々がとても印象深く登場し、簡単な調査やガイドブックの請け売りではなく、作者自身の豊富な実経験に裏打ちされているように感じました。「悪役」として登場する人々もとてもリアルに書き込まれていると思います 主人公が転職直後に、慣れない海外勤務のストレスからついつい奥さんにつらく当たってしまうところなど、私自身もちょっと似たような経験があり、ずしんと重い描写でした。 カスタマーレビューピックアップ
今まで断片的だった外資投資銀行やM&Aの知識、日本における大きな時事ニュース等が一本の大きな筋が通り、全ての連続した繋がりのある歴史として理解できた。 実際の史実がベースなので、作中の展開を追いながら当時の自分を振り返る作業も同時に行えた。当初思った以上の内容であったため、私にとって非常に価値のある小説となった。 私は金融業界に身を置いたことが無いため、例えば「みずほ」はいつ・どの銀行が合併してそうなったのかといった基礎事項が瞬時に思い出せない。 そのため日経新聞に時折掲載される「大手銀行の再編表」を小さくコピーし直して、しおりにして確認しながら読んだ。 要望・改善点として、上巻巻末には金融経済用語集や、あるファイナンス取引の図解があるが、できれば「銀行再編の歴史」も付け加えてほしかった。文庫化された際は、是非お願いしたい。 (作中の「東都銀行」=「第一勧業銀行」と気付いたのは下巻に入ってからだったので)。 また、小説としての手法も心憎い。最初は意味の無かったと思えたプロローグは読み終えたあとに読み返すとなるほど、と感じてしまう。 エピローグからも、日本経済が踊り場を脱却し上昇局面を迎える今の時代(2005年−)を予感させる描写があり、非常に感慨深い。 金融業界、証券業界、会計、税務に携わる全ての方々に是非読んで頂きたい本です。 |
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