定価:¥ 1,680(税込)
特価:¥ 1,680(税込)
中古品¥1167 より
発売日:2008-07-25
売上ランキング:Bookで426位
ユーザー評価:![]()
Book / 通常24時間以内に発送
MenuSpecial Links |
Amazon人気商品ランキング/日本史psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:33773/総ページ数:3378 最終更新日:2008/08/21 時代を見通す力カスタマーレビューピックアップ 今まであちこちで述べてきたことの寄せ集めのような印象がある本である。日中関係について、日本が中国から一方的に影響を受けてきたので、恩を返さねばならないなどと間の抜けたことを書いているが、そもそも菅原道真が9世紀末に遣唐使を廃止してから、時折中国の思想が流入することはあっても、日中関係は基本的に断絶していたのであり、一方的に影響を受け続けたと言うのは明らかな誤りである。そもそも日本人が明治維新以来、作り上げた数多くの翻訳語はそのまま中国で使われているのではないか。読んでいるうちに、著者の論旨は、天谷直弘氏がかつて唱えた「町人国家論」に近いと思っていたら、案の定後になって出てきたので笑ってしまった。中国人には誠心誠意話せば分かるとも書いているのだが、これも全くの幻想だ。そもそも現在の中国人の圧倒的多数には漢籍の素養など全く無い。断絶しているのである。著者の言う中国人は著者の妄想の中にしか存在しない。中国人と誠心誠意話せば分かる、ただひたすらアメリカに抗って中国人と仲良くすればいい(笑)というのは、知的退行そのものである。著者は王道を行っているつもりかもしれないが、覇道も必要である。実際、現実に中国がやっているのはガス田、著作権、商標その他数多くのものの侵略と略奪である。最初から日本人をいい獲物としてしか認識しない連中に「誠心誠意話せば分かる」というのは愚の骨頂である。それ以外の部分については有用な部分もあるが、アメリカを嫌うあまりの中国への一方的な求愛はここまで来ると見苦しいの一言である。 カスタマーレビューピックアップ この本の類書はない。 出典の引用も明確であり、実に分かりやすく歴史の事実を示している。 バラバラに公になっている事実をつなぎ合わせて驚くべき真実を教えてくださる。 東京裁判でA級戦犯とされた方の内、海軍出身者で刑死した者は一人もいない。真珠湾攻撃で後世までアメリカでは語り草にされているのにである。そのなぞについても説明される。目からうろこが落ちる思いである。 幕末から現代に至るまでのロックフェラーとロスチャイルドの覇権争いについても、実にわかりやすく説明されている。(商社に勤めているものにとっては常識ではあるようだが) また、富永仲基の再評価も行う。谷沢永一氏も絶賛していたが、理屈をこねくり回すのではなく、現実の生活に根ざした思想を見直すべきとする。 難解な箇所もあるが、理解できるところから学べば良いと思う。 確かにそう考えればつじつまがあう!久々に本を読んで溜飲が下がった気持ちになった。 カスタマーレビューピックアップ 副島氏は久しぶりに歴史関係の本を書いたみたいだが、個人的には氏の経済本よりも読み進めるのに時間がかかった感じでした。 まず、この本では「自分たちが学んだ儒教は、中国の学問であり、中国製であるから、日本の知識人たちは、どうしても中国に劣等感が抜けない」「やがてこれらが幕末に尊王攘夷の思想を生んだ」と書かれているが、江戸時代は、ちょうど同じ時期に漢族の明が滅んで、北狄である満州族の清が中原を占領したことから、それまでの歴代中華王朝の中華思想の換骨奪胎で「中華の華は日本なり」とか「神州不滅」という言葉が江戸知識人の間で出てきて、清を正統中華王朝と認めない風潮があったので、一概に古代・中世中国の儒教に対する劣等感だけで尊王攘夷が生まれたわけではないと思います。 ただ、仏教と神道は昔の方が折り合いが悪かったらしく、江戸時代は仏教・寺院勢力が、明治から昭和初期にかけては神社・神官のほうが強かったという話は勉強になりました。日本も、単純な意味での多神教の国ではないと考えさせられました。 「なぜか東京裁判で一人も刑死しなかった海軍軍人A級戦犯」についてだが、戦前の陸軍関係者は欧州に、海軍関係者は米国にそれぞれ留学・研修することが多かったので、恐らく海軍の連中はアメリカのフリーメーソンと接触し、シナ事変〜第二次世界大戦(大東亜戦争)の時は米国と内通して裏取引きをしていたのだろう。 文天祥については何年か前に、歴史教育ゲームの老舗・コーエーのテレビゲーム『チンギスハーン4』で覚えたので、とりわけ新鮮には感じなかった。副島氏は自分のことを「日本の文天祥」になぞらえているが「真の日本の文天祥」は最近でこそあまり読まなくなったものの、関岡英之氏の『年次改革要望書』を大々的に紹介したり、「戦前の日本は皆が思ったほど悪い国ではなかった」と告発してくれたゴーマニスト野朗のことだと私は思うが、いかがなものか。まあ、あの人の場合は「正気の歌」というより「狂気のマンガ」だが。 文天祥は攘夷主義者だから、戦後の日本の教科書ではほとんど触れられないが、むしろ彼は岳飛と並んで戦前の大日本帝國の歴史教科書では破格の英雄扱いをされていたのがこの本を読んで容易に浮かんできました。 しかし、第5章を読んでいると、幕府や薩摩藩や長州藩も外から見ると、本当にインドのムガル帝国の残党やマラータ同盟の土侯(マハラジャ)のように見えてきますね。 カスタマーレビューピックアップ
タブーとされている明治維新の本質等にも的確な批判をしている非常に内容の優れた本ではあるが唯一著者の仏教に対する理解が浅い印象を受けた。現代の形骸化した仏教の在り方に対する批判に異論はないが八万四千の法門とも言われる仏教が日本文化、日本人の精神構造に与えた影響は甚大なものがあり、簡単にこれを斬り捨てるのはどうかと思う。これは著者の賞賛する富永仲基にもいえる事であり、この人物の仏教批判に対する批判、反論の声も多い。 一応、気になったので仏教に関する著者の誤解と思われる点を挙げておくと101Pで言う法相宗は唯識論を根本にしており、この唯識は輪廻を肯定し、輪廻からの解脱の道を説いているものであり、著者の「法相宗は輪廻転生を認めない」という点、 それと形而上学の問いに対して釈迦の示した態度は無記であり「輪廻転生を認めないというのがお釈迦様の仏教の思想です。」という点。 また大乗仏教にも触れているが、大乗仏教が勃興した動機は、それまでの形骸化した仏教に対する批判精神であり、本質は釈迦の精神に帰るためのものである。著者は大乗仏教を釈迦が説いたかどうかにこだわっているが大乗経典を誰が解いたかはさほど重要な問題ではない。仏教のポイントは方便、対機説法とも言われている。 そんなことを踏まえつつ是非多くの人に読んでいただきたい本です。 トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録カスタマーレビューピックアップ 長崎で生まれ長崎で20才まで育った私にとって この本は大変興味深く絶対に手元に置いておきたい本でした。 8月9日11時2分 必ず黙悼のサイレンが鳴ります。 長崎では 平和教育が当たり前のようにあります。しかし、私が今すんでいる所ではあまり無いようです。 原子爆弾が残した物・・・あの老人がオダネル氏に託した思い。 それは アメリカ人ならず、戦争を全く知らない 他所の国で起こっている遠いモノ..と考えている、今の日本人にも当てはまるのではないでしょうか? 私は この本を子供の為に購入しました。 この本を 目をそらさず見てほしい。 考えてほしい。 今ある平和 そして 戦争とは 何なのか カスタマーレビューピックアップ 著者は巻末に戦後20年間ホワイトハウス付きカメラマンとして働いたのち体調を崩して退職、ひどい痛みと戦い入退院を繰り返し、数え切れないほどの手術や治療のおかげで楽になったが、このときの症状がカメラ片手に広島、長崎をさまよい、放射能を浴びたのが原因だったと診断されたことを告白している。著者自身も原爆の被害者だったのだ。 撮影から45年後、戦後の日本各地で目撃した悪夢のような情景から逃げられないと悟った著者は自分の気持ちに正直になろうと封印していたトランクを開けて、奇跡的に無傷だったネガを現像して写真展を開催した。 広島の被災地を歩き回った著者が何が一番辛かったかといえば、生き物の存在があたりにまるで感じられないことだったと。音がない、遊ぶ子ども達はもちろん荷車も自転車もない。あたりのしんとした不気味さにぞっとした著者。この写真集の根底にある静けさは一瞬にして多くの命が失われたことへの無言の証拠なのである。 カスタマーレビューピックアップ アメリカの従軍カメラマン、ジョー・オダネルが、 原爆投下後の広島や長崎を撮影した写真集だ。 何もなくなってしまった広島の街。崩れ落ちた長崎大浦天主堂。生存者の笑顔……。 中でも衝撃的なのが、「焼き場にて、長崎」である。 この写真だけでも、この本を買う価値がある。 幼い弟を背負った直立不動の少年。弟の表情は穏やかだが、首は大きく後ろに倒れている。 うながされて少年は弟をおろす。係員はその子を燃えさかる炎の上に乗せた――。 少年は焼けていく弟を見ることなく、じっと気をつけの姿勢で前を見続けたという。 ピンと伸びた指先……。 この写真集は、スミソニアン博物館での展示がキャンセルされた。 展示されたのは、原爆を投下した「エノラ・ゲイ」だけだ。 「原爆によって終戦を早めることができた」とアメリカは今も言う。 しかし、すでに戦争の勝敗は決していた。そこで何万人もの一般人を焼き殺す必要があっただろうか。 写真とともに添えられた文章が、いい。 写真に釘付けにさせられた視線を揺さぶるような文章。 国家の壁を越えた人間愛のようなものを感じる。 なお「焼き場に立つ少年」の写真は長崎市に寄贈され長崎原爆資料館に展示されている。 カスタマーレビューピックアップ 背に負った幼い弟は、眠っているのではない。 傍らに立つ米兵カメラマンが即座に立ち去りたいと思うような異臭の中で、指の先まで伸ばして直立不動の姿勢で焼き場の炎を見据える少年。 この写真を見て、かの少年と同じ年齢になる現代の子供たちは何を感じるだろうか。 60年余りの歳月を経て、彼の目に今の日本はどう映るのだろう。 カスタマーレビューピックアップ
オダネル氏は戦争中、私の地元に撮影に来られたことがあるそうです。 たまたまそれを知り、たまたま地元の写真展でオダネル氏の作品を拝見する機会があり 足を運びました。 焼き場に気をつけをして立つ少年。 この写真のチカラとメッセージ、実際に目にした時、身体の震えが止まらなかったのを 覚えています。 今一度、戦争とは、原爆とは何だったのか。 考える機会をくれた作品でした。 この本はなかなか実際に見る事が出来ないオダネル氏の作品と、その背景を知るには 充分な本だと思います。 私達が忘れてはいけない真実が刻まれています。 大空のサムライ〈上〉死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)カスタマーレビューピックアップ 戦争の実体験に昂揚するというのはどこか抵抗を覚えぬ気持ちがなくもないのですが、エースパイロットの自伝ですからそこはどこか心が沸き立たずにはおれません。 エースとして、心情を交えつつ大空を飛び回る描写に手を握り締め、 同僚との無邪気な交流に心を和ませ、 敵兵を敵としてではなく人間として見た瞬間の言い知れぬ感情に心を揺らがせ、 ラバウルからの生還では生と死の境界の描写に息を呑み、 眼球手術の生々しさはあまり心地よいものではありませんでしたが、 教官としての心配りに感心し、 一人の人間が戦場でどのように生き、死と背中合わせの日常で何を訓戒としていたのかというのは終戦から半世紀以上過ぎた今でも軽視できるものではない、本質は同じなのだということを教えてくれます。 カスタマーレビューピックアップ この本は戦記というジャンルを飛び越えてもまさに「名作」だと思う。ただ単に戦闘機の性能や空戦の体験だけではなく、戦友との悪ふざけやら思い出、そして坂井氏自身の精神などもこと細やかに書かれているのでより臨場感があふれている。戦記はちょっと・・・という人にも是非読んでもらいたい。戦争の大局での勝敗に関係なくひとりひとりの兵士がいかに命がけで戦ったかがよくわかるはずだ。 ご存知かもしれないが、これは世界各地で出版されているそうだ。読んだ戦争中連合国の国の人はこの本を読んで、日本人は非情だという戦時中のイメージが無くなったとか。 カスタマーレビューピックアップ 坂井三郎氏、サムライ。この偉大な軍人の書いた本に救われました。 たまたま、仕事で行き詰まり精神的にかなり辛いときに手にしました。 戦時中とは違い、会社での命のやりとりではない場面ですが、 現代には現代の、その人にはその人なりの悩みや葛藤があると思います。 そんなときに読んだので、115ページの文章に目が吸い込まれました。 「まず事故(ピンチ)に直面したとき、第一になにをなすべきか。 それは何をさておいても、落ち着くことである。<しまった、しまった>と、 過去を恨み、自分の不運を嘆き、心を乱す考えを起こすことは、 この時点においては、マイナス以外のなにものでもない。 まず落ち着いて処置方法を考え、もっとも良いと思った方法を、 迷わず断行することである。」 これは、坂井三郎氏(サムライ)が念願の単独飛行につく際に 教官にピンチに見舞われた際の心構えとして教え込まれたことです。 サムライは、深呼吸を3回することで、気を落ち着けたそうです。 生理学的にみても、深呼吸は硬直した筋肉、収縮した血管に有効。 私も本当にタイムリーにこの本を読んでいて良かったと思いました。 サムライの置かれた境遇とは比べようもありませんが、 この本に勇気づけられ、自分なりに苦しいと思うことにも立ち向かう 勇気をいただきました。 カスタマーレビューピックアップ 勝ち戦で生き残る事は簡単だ。でも坂井三郎は負け戦で生き残った。しかも撃墜王として。撃墜王になるには常に最前線にいなければできない技だ。中国大陸、台湾、ラバウル・ラエ、硫黄島。ガダルカナルでは遂に負傷してしまう。一旦は戦地を離れるも右目の視力だけで硫黄島へ。ここでは15機の敵機に囲まれながら生き抜いた。強運の持ち主。 そして戦後、多くの本を出筆する。どれも戦史としてだけではなく戦いや隊員、そして自分への描写が優れていること。これを読むと戦争だけではなく、私には普段こうして生き抜く事の教科書にもなった。 「坂井三郎中尉、海軍航空隊を退隊されます。総員見送りの位置につけ。帽振れ、帽振れ。」 カスタマーレビューピックアップ
太平洋戦争中のゼロ戦撃王による従軍記。それも新兵時代から網羅されており、我が国の航空兵力事情の記録としても貴重だろう。ところどころで、敵兵の亡骸を葬るなどの逸話が出てくるが、やはり歴戦の勇士といえども、一人の人間であることには変わりないのだと言うことも確認できたのは、予想外の収穫だった。 大空のサムライ〈下〉還らざる零戦隊 (講談社プラスアルファ文庫)カスタマーレビューピックアップ 392ページ あとがきに代えて、を読み丁度悩んでいた今の私を勇気づけてくれました。 「戦いの常として、こちらが辛い場合には向こうも辛い。 辛い、辛いと思っているときには戦闘は互角である。 むしろこちらが勝っている場合が多い。その辛い最後の一瞬を、 必ず勝てるという信念で頑張り抜いた人が、空中戦においても敵に勝つ人 であって、その苦しい最後のときにヘタばった人が、必ず落とされる運命にある。」 これは、サムライが空戦に学んだ自己制御として、 巴戦で敵戦闘機と一騎打ちをする際に、最後に頼れるのは 自分自身のみであることを振り返っているくだりです。 もはや精神論以外の何物でもなく、今時・・・なのかもしれませんが、 私はそうは思いませんでした。これは自分を信じること、頑張り抜くこと、 その先に道が開けることの真理だと思います。 辛いときこそ、冷静になるべきだとは、いろいろな悩みを抱える現代の社会人 にも、きっと勇気や救いの一言となると思います。 戦争を美化することでもなく、むしろその虚しさをサムライは伝えています。 戦記というよりは、もっと深い心構えを教えてくれる本です。 カスタマーレビューピックアップ 常に戦争をしてる日々が続くとこうなってしまう。この本を読むと朝はいた奴が夜はいない。一体こんなことが日常茶飯事になったら今の我々はどうやって向かい合って生きていけば良いのだろう。しかし今となっては遠い昔、こうやって戦い続けた日本人がいた。ごく1部の誤った指導者のお陰で。終戦を知った坂井が「死んだ仲間が一番可哀想だ。」。 今、彼は笹井中尉の元に仲間達の元に還った。「虎は千里を行って千里を還る。」 カスタマーレビューピックアップ 戦争反対です。 ゼロ戦のテクニックはすばらしいものがあったそうです。 男も女も戦地にゆくのにどれだけの犠牲をしいて行ったのか? 一人ひとりの物語としては美化しすぎではないかとおもいます。 戦地へおもむくという事が男のロマンやスキルでかたってはならないと おもいます。どれだけの死を認めれば戦いは終わるのでしょうか。 わたしは戦争という特殊な世界ではなく、人として本当は戦いたく なかったのだと信じたいです。 亡くなられた人達のご冥福を祈りつつ、読み手もカッコイイと 思わず、記録として身構えて読むほうがただしいのでは、、、 カスタマーレビューピックアップ 戦術論(机上の空論ではなく)ではなく、いちパイロットとして、一対一の戦闘における飛行機乗りの極限状態など、生身の人間がいかに戦ったのかが克明に記されてある。 世界の名パイロット達も認める坂井さんの本。幾つもの死線を潜ってきた者にしか分からない事がある。これは普通の人では決して書けない内容だ。どんな差し迫った事態でも、そこを潜り抜けてきた人たちの告白は実に鮮明で説得力がある。 カスタマーレビューピックアップ
世界中で英語などに翻訳されて出版されている大空のサムライシリーズの下巻です、やはり実際に零戦に搭乗した坂井三郎の戦記は一味違います、読んでるうちに勝手に想像してしまうのですよ。「なるほど、こっちからグラマンがきてこう攻めたのか。」などと勝手に想像しつつ読んでいるわけですが、いつの間にか理想の人になってしまいました。将来自分もこんな風に立派な人になりたい!と思わせる力があるのでしょう。とくに片目を失いつつも戦列に復帰して15機vs1機での壮絶な戦いの所には興奮してしまいました,,,,特攻出撃に坂井が行くときもやはり極限状態に追い込まれた人間の状況が生々しく書かれています。あまりに素晴らしいので友達に大空のサムライシリーズを全部薦めています、最後は衝撃的な終わり方で物足りない気もしますが、自分はこのシリーズほど衝撃を受けた本はありません。しかもただの戦記ではなくかなり今の生活に人生に役に立つ本だと思います、ちょうど自分ぐらいの年から海軍に入ったのかと思うと、この差をどう考えてよいのかわからなくなります。 徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)カスタマーレビューピックアップ 現在NHKの大河ドラマ「篤姫」が人気だが、篤姫が嫁いだ十三代将軍家定が注目されたこともあってこの本を読んでみたら、現実はこうだったのかとまた別の興味をそそられ本全部を面白く読ませてもらった。ドラマで家定がアメリカ公使ハリスと対面するシーンで、家定が片足を前に出して歌舞伎の大見得を切るのだが、これが実は脳性麻痺による不随意運動であったとは! 歴代将軍の位牌の高さが実際の身長を表しているというのも興味深かった。15代将軍慶喜が駿府に退いていた頃、寝室では暗殺者の侵入に備えて側室二人と逆Y字状に布団を敷いて寝ていたらしいが、寝相が悪ければ明け方までYを保てず、三人はXかZのような形になったのではと色っぽい推測もあるが、使われている資料もしっかりしていて、将軍の健康面にスポットを当てた本としてはボリュームの割りにうまくまとまっていて良書と思う。 カスタマーレビューピックアップ 徳川将軍家についての書籍は数あれど,このような医学・健康学的な切り口での書籍はなかなかお目にかかれない,実にオリジナリティーが高く,『へぇー』という記載も多々,内容は実におもしろいです.だから,すぐに読めてしまいます.筆者は元々お医者さん兼作家,だからこんな切り口で本が書けると言うことでしょう.歴代将軍が埋葬されており,遺骸が歴史的な過去を顧みる標本となっていること,非常に驚きました.当然といえばそれまでですが,そんなモノが残っているなんて,歴史の研究にこれほど有効な手法は無かったかもしれません.また,将軍家がお世継ぎ問題に如何に真剣に取り組んでいたか,要は子作りに励むことが第一の使命と云うことすが,裏事情をおもしろおかしく表記しています.歴史本(研究書)と云えますが,あまりお堅い内容でないのが更に評価できます. カスタマーレビューピックアップ 血筋から病歴、死因の推定、性格、身体的特徴等の切り口から、将軍15人全員についての知識が得られるとても良い書である。まず驚くことは、多くの継嗣をもうけても産まれてすぐに亡くなる例が多く、或いは3歳まで成長するのが至難のワザである。例えば十二代家慶は7人の側室に29人の子女を得たが、無事に成長したのは3名、内男子は2名、一人は十三代の家定、一人は一橋家を継いだ慶昌(但し13歳で病死)、こういう状態であった。公家・宮家からの深窓の姫君は正室となったが、短命、骨格が華奢、四肢の筋肉の弱さ等がよく見られたようだ。一方で各将軍の側室は侍・農民、商人、僧侶の娘で雑種強勢、たくましい。本書を読むに当たっては、同時に「徳川将軍の意外なウラ事情‐家康から慶喜まで十五代の知られざるエピソード」(PHP文庫)を読むことをお薦めする。両書を交互に読み進めることで十五代の将軍全員をよく理解できる。 カスタマーレビューピックアップ 面白くって、あっという間に読んじゃいました。気軽に読める割には内容充実で、お買い得本です。 皆さんビックリされてる、綱吉の身長の低さ、自分もにわかには信じがたいけど、まぁ、豊臣秀吉が実は6本指だった(日本の記録には一切無いけど、正確な記録で知られる宣教師の報告にはあるそうな・別の本参照)とか、石田光成は遺骨から、専門家も女と間違えそうになったくらい、華奢な体型だった(これは常識かな?)、みたいに、歴史には意外な事実が埋もれてるんでしょうね。 ただ、自分は大男で知られる吉宗の身長が、実は普通だった、という筆者の推測に感情的反発を覚えます。まあ、読めば筆者の方が正しいだろうとはよぉ〜〜〜く分かるけど、長年親しんできた常識を捨てるのは、結構大変です。 カスタマーレビューピックアップ
「長命の将軍ほど色欲が盛んで子沢山である」。「平均寿命を計算してみると、およそ51歳である。平均寿命より短い者は、家茂を除いて将軍直系の子供たち」。 著者は医師であり作家である。本書は狙いがはっきりしており、その目的に沿って調査を行い、結果をわかりやすく手際よくうまくまとめてある。徳川将軍となると時代も近く、さまざまな資料があるから、このような企画が可能になったのだろう。 家康はいろいろな健康法を追求し食事や運動にも気をつかって長生きした、家光はうつ病だった、家重と家定は障害者だったなどなど、次々証拠を挙げながら指摘していく。 また、医療技術や衛生状態の違いで今では取るにたらない多くのちょっとした病気が、当時は命を奪ったり重度の障害を残す危険な病気であったことを示し、それらが徳川将軍に与えた影響も適時解説している。さらに、側室のつけていたお白いの毒性が将軍の子供に健康に与えた影響についても言及していて、平明な文体とは反対になかなか深い内容になっている。 側室や正室、水戸光圀などについても分析を試みていて、とにかく大変面白く読める。江戸時代の歴史に興味がある方には、一読をお勧めする。 全集 日本の歴史 8 戦国の活力カスタマーレビューピックアップ 自分のイメージはやはり毒されているんですよね。 まぁ、思い込みなんですね。 ドラマや物語から勝手な想像を膨らませていますね。 その創作意図と歴史とは区別して整理整頓しないと、 何か誤りますね。 グローバルとローカルの視点は新たな興奮でした。 盛り上がる夏の甲子園大会や超人気番組「ふるさとの歌祭り」、 武功は勿論、治水工事や税制、趣味文化等様々ですが、 確かにその地方を語るに代表するヒーローって戦国武将ですね。 ここに私たちの心の底流の何かも感じます。 カスタマーレビューピックアップ
この巻は戦国時代がテーマだが、信長・秀吉・家康についてはあまり詳しく触れられてない。 まあ、でも戦国好きならこの3人についてはもともと詳しく知っているのでこの程度の扱いでもいいかと思う。 その代り、細川・畠山・三好・将軍家などの畿内の勢力についてはかなり詳しく述べられている。 不安定で混沌とした畿内の歴史も面白い。 南北朝時代あたりが好きな人は楽しく読めると思います。 大名の税制・職人達・家臣の生活・百姓などについても詳しく述べられていて、興味深く読めました。 権力者側の歴史・庶民の歴史が偏りなくバランスよく配置されていたのが良かった。 あと、著者の筆致も形式ばらず軽く、たいへん読みやすいです。 日本史B一問一答―完全版 (東進ブックス―大学受験高速マスターシリーズ)カスタマーレビューピックアップ 日本史は超暗記科目なので、キライな人や苦手な人も多いはず。実際僕は、日本史自体は好きだけど、模試で点数がとれないという悲惨な状態でした。 その後この本を手にとり、偏差値49→64まで上がりました。因にまだ本書を完璧には終えていません。 本書の良い点は、何より出題頻度が星によって、三段階にわかれている事。まだまだ日本史の基礎的知識が足りない方は、まず最頻出の星3つだけをたたき込みましょう。勉強の際に、本書に目を通した後で教科書を読むと、頭の中である程度の要点が絞りこまれているので、理解しやすくなるはずです。後は如何にして歴史全体(更新世→平成)までをカバーするのか(一問一答なのでスピードが重要)、どの時代区分から着手するか(最頻出の明治からがオススメ)、だと思います。必ずしも最適な勉強方法とは言い切れないので、最終的には個人で見極める事が大切です。 カスタマーレビューピックアップ 私大を狙うなら絶対にこの一冊。この本に半年すがっていたら早稲田でも9割超えました。 用語は完璧。で、この一問一答を一通り暗記したうえで、教科書を読むと「ああ、そうなんだ」とか「これは知らなかった」という案配で、流れもつかめ知識が補充されてこれで正誤問題も完璧。センターも満点です。 逆に言うと、この本だけでは流れがつかみにくく、わずかですが重要事項を掲載していないコトがありますので、本当にわずかですが、そこはご注意を。 この本だけでも大抵の私大の合格ラインは超えるでしょうが、教科書との併用でさらに一歩、日本史が得点源になることを知ってほしいです。 大まかなアウトラインをまだつかんでない人は教科書を先に読むというのも有効でしょう。 そんでもって、ここに出てくる以上の用語は覚えなくて結構ですよ。もちろん各人の判断ですが、これ以上覚えてもしょうがない。出たらあきらめる、それも要領でしょう。みんなできませんし。他の科目をのばしましょう。 ちなみに僕が始めたのは高3の八月、そのときの日本史偏差値は50。それでも万全の状態で受験に望めました。だから、日本史は間に合うから絶対に教科書と金谷の一問一答を何度も繰り返せば絶対何とかなるから、ぜひ買いましょう。そして、やりきってください。 カスタマーレビューピックアップ 他の一問一答より段違いに語句が収録してあります。文章中の語句も、目を通すだけで大分違います。 難易度が表示してあるので、私は★3つと2つの語句は書けるようにしたりと活用しました。 これさえ完璧にすれば消去法にも生かせます。 カスタマーレビューピックアップ 一問一答は、高校生のときに買わされたやつを使っていたが、労力の割りに合わなかった。 ところがこの一問一答はすごい!本当に的確な一問一答だ。 一問一答はたしかに手っ取り早く成績を伸ばすのにいいけど、これだったらさらに得点を10点上乗せするためにも有効だ。定番なのもわかる。 カスタマーレビューピックアップ
入試データに基づいて作られているという点では実践的である。素晴らしい本である。ただし、この本はあくまでも私大入試向けで、センター試験までの人は必ずしも必要ないと思う。(用語の重要度を知るのにはいいが…)正誤問題の多いセンター試験では、用語の暗記ではなく、用語の内容・歴史事項の結果などを理解することが重要である。本のつくりに関して言えば、答が赤シートで消えないのが欠点である。自分の目指す目標に応じてこの本は使うべきである。 ノモンハンの夏 (文春文庫)カスタマーレビューピックアップ この本は資料としても文学としても読み応え十分です。 私が当作品を読んで一番衝撃だったのは、 ノモンハン事件当時、日本国民の世論が、 完全に親ナチス・反英米だった事でした。 三国同盟を締結せんと画策していた帝国陸軍が マスコミを使って世論を誘導したかもしれませんし 外国の情報機関の工作員の仕事かもしれません。 しかし、"絶対悪"ヒットラーと手を組むことは 日本国民の民意でもあった事は事実です。 この本を読んで帝国陸軍の組織腐敗を嘆いたり 高級参謀の無能ぶりを嘲笑ったりするのは簡単ですが 過ちから学ぶ必要があるのは軍人だけではなく 現在の日本を生きる私たち国民一人一人もそうです。 今も昔も、世論や民意がマスコミによって作られています。 日本国を再び過ちを犯す国にしたくなければ、 我々国民がもっと賢くなるしか他に道はないわけです。 この本は平和を願う日本国民必読の書です。 カスタマーレビューピックアップ この本は、ノモンハンにおける戦いについてのミクロな話ではなく、国際政治の文脈の中に位置づけた上での ノモンハンの話、もしくは、ノモンハンという地点に最終的に結実された日本および諸外国の政治的・軍事的 意思決定のプロセスについて語った本、もしくは、日本陸軍幹部、および政治的指導者がいかにダメダメだっ たかということを語った本である。 ノモンハンの戦いの詳細を知りたいのであれば、アルヴィン・D. クックスの「ノモンハン(全四巻)」がよいかと。残 念なことに冷戦前に書かれているのでソ連側の資料、とりわけソ連崩壊後に発掘された資料を参照すること ができなかったけども。また、ソ連崩壊後に発掘されたソ連側の資料をもとに書かれた「ノモンハン事件の真 相と戦果」という本もあるので参照されたい。 カスタマーレビューピックアップ 満蒙国境紛争が日ソ戦に発展したノモンハン事変ネタだが、 ヒトラーやスターリンのエピソードも多く紹介されている博覧強記の書。 ノンフィクションだが、小説並みに人物の内面の心理描写もされてます。 なんで、そんなことまで判るの? と疑問に感じる箇所もあるが、まあ、若気の至りとして許してあげましょう。 ヒトラーとスターリンの801小説としても読めます(読むなよw) で、世界一の悪で阿呆な大日本帝国軍ネタは、 最悪の軍人は辻政信であったと理解出来ます。 他の作品はけっこう筆を押さえて冷静に書いているが、 これは、絶対悪辻政信に対しての怒りが迸ってます。 ソ連軍ファンにはジューコフ将軍の大活躍に胸が躍るであろう。 ノモンハン事変でジューコフは日本軍に32%もの死傷率を与えた。 日本軍の主力の第23師団に対しては76%もの見事な包囲殲滅戦を完遂した。 太平洋戦争でもっとも悲惨とされるガダルカナルの戦いでも34%である。 包囲殲滅戦の教科書とされるジューコフの見事な戦いに酔いしれろ! やりきれないのは、名将ジューコフの包囲から脱出したわずかな日本兵は、 敵前逃亡の罪でほとんどが死刑にされているのだよね。 法廷も開かれずに病院で暗殺された下士官もいた。 日本人の敵は大日本帝国軍の高級将校であったことがよく判る良書である。 カスタマーレビューピックアップ 後の太平洋戦争につながっていくきっかけとも言えるノモンハン事件を描く大作。 戦場の軍人が統帥権をもつ天皇の意向を無視して暴走する様がありありと描かれ、数万人の死傷者を出してもなお自らの非を認めない高級将校に対する怒りがこめられた表現が多くみられます。 特に、悪名高い辻政信参謀に対しての批判は極めて厳しいのですが(もちろん、批判されてしかるべきなのですが)、その表現が幾分感情的に感じられ、単なる辻批判本と受け取られかねないところは若干残念でした。 とはいえ、ノモンハン事件そのものだけでなく、当時の国際情勢、特にヒトラーのドイツとスターリンのソ連の駆け引き、伊英仏の思惑など、複雑を極めた世界のパワーバランスが丁寧に描かれていて、日本にとってのノモンハン事件が単なる局地的戦闘でなかったことがよく理解できます。 とにかく資料の膨大さに感服します。ノモンハン事件のことを全く知らない人は、消化不良になるかもしれません。同じく文春文庫の「失敗の本質」第一章で予習をしてから読むことをお勧めします。 カスタマーレビューピックアップ
戦後の「陸軍参謀本部」は、旧大蔵省の主計局といったところでしょうか? バブル経済を壊滅した悪名高い総量規制、橋本政権時の景気上昇時の消費税上げによる 景気冷え込ませ・・・陸軍が三国同盟締結にひた走って日本を敗戦へと導いたのに似ています。 エリートのみが集う閉じられた世界が誤った国策を生み国を滅ぼす。 戦前と戦後は繋がっている、と実感させられました。 NEW石川日本史B講義の実況中継(2) 中世~近世 実況中継シリーズカスタマーレビューピックアップ このシリーズは他の時代のものでもそうですが、最低限の語句だけを詰め込ませようとするのではなく、適度にその時の状況が分かりやすい話が書かれています。 かといって、余談話が多く載っているわけではありません。受験参考書として、ここは重要なことだと思います。 ほぼ1ページに1つか2つ、一問一答のQ&Aがあります。絶対押さえなければならない語句が分かりやすくなっています。 またサブノートでは、覚えるべき語句を整理することができます。 全時代を通すためには、これ1冊ではなく、シリーズのすべてを揃える必要がありますが、日本史の参考書としてはとてもよくできたものです。 カスタマーレビューピックアップ 日本史の参考書といえばこの”石川日本史B講義の実況中継” その名の通り、講義調で書かれているので非常に読みやすいです それでいて、内容も細かいところまで触れられています (一部、覚える必要がない部分も赤文字で書かれていることがありますが) ただ、この本を”読む”だけでお終いにしてはいけません この本に付属のサブノートを仕上げたり、適当な問題集を仕上げたり ”書く”作業も非常に大切です 教科書を読むのが苦痛に感じられる方はぜひ、この本を手にとってみてください きっと日本史が好きになることでしょう カスタマーレビューピックアップ 一見分厚く負担が大きく感じるが、講義形式の文章なので手軽に読める。さすが人気予備校教師だけあって、知的好奇心を擽る巧みな話術(文章)は優れた一般教養書を読んでいるかのよう。ともすれば受験日本史を勉強していることを忘れるほどである。本書を一度通読してみれば、教科書を読むだけでは退屈な受験日本史も興味を持って学べるようになるのではないか。 カスタマーレビューピックアップ まず書いておきたい点は4つ ・この参考書を選んだら教科書やその他諸々の参考書は一切必要無い ・サブノートに空欄だけでなくサンプルにもあるようにしっかり関連事項を追記をする ・年表整理のため定期的にCDを聞く ・ただ猛然と講義を読むだけでなく書いて覚えるという作業をする この4点を守らないと教科書をメインに勉強をしている受験生にはまず負けると断言できる。 なにせ1〜4巻(人によっては5巻まで)でおよそ教科書の倍の2倍もいいところの 1000ページ以上に及ぶわけだから選んだからには相当な覚悟が必要である。 この本を信じて根気良く使い続ければ教科書組にはまず負けないといっていいくらいの 得点力にはなる。あとは直前期に過去問演習をすればいい。 カスタマーレビューピックアップ
河合塾有名日本史講師、石川晶康氏の日本史参考書。 基本的には普通に流れを追っていくが 文章全体が分かりやすい話し言葉で書かれており正に実況中継といった感じ。 中身も細かい部分にまで突っ込んでおり、説明が非常に分かりやすい。 取り外し可能で該当範囲の年表付きのサブノートが付いていたり、 重要語句が赤字で書かれていて、付属の赤のチェックシートで確認が出来たり、 耳からも覚えられるようにCDが付いているなど非常に便利。 学校や予備校の授業の進度が遅かったり、中身が不十分で、 独自に自己学習を進めていかなければならない人に是非お勧め。 パール判事の日本無罪論 (小学館文庫)カスタマーレビューピックアップ この本はGHQが発売禁止にしていたので、密かに準備されやっと日の目を見たという経緯があります。東京裁判の判決文であり、公式文書であるのにGHQ(アメリカ)はひたすら隠そうとしたのです。 それは、この本が核心と極めて正論を書いて戦争責任を追及しているからです。 この判決文の訳をめぐっては、学者(研究家)の間でも論争となっていますが、この本の訳者である田中氏は公私に渡って生涯の交流があったのですから、パール氏の意図を一番適切に訳していると思われます。 良く誤解を受けるのが、日本の戦争責任ですが、パール氏も戦争行為を正当化してはいません。ですが、戦争の火種はアメリカ、イギリスなど欧米のアジアの植民地化が根底にあり、これらに対抗するのは戦争しか手段が無かったと述べています。 日本に戦争責任を問うなら、原爆投下など無差別殺戮を行ったアメリカも同罪であるとの法学者としての見解を述べています。 なぜ、日本が戦争を起こしたのか? アメリカが日本に対して何を行ったのか? 真実を知る重要な内容です。 全ての日本人に読んで欲しい本です。政治家でもちゃんと読んでる人は居るのかな...読んでいれば先の戦争について失言や中国、韓国に対しても謝罪一方の外交にはならないと思うのだが... アジアの自由の為に必要な戦争だったのだから、日本人はもう少し自信を持っていい。認めるべきは認め、主張すべきことは主張する。 靖国神社参拝問題やA級戦犯についてとやかく言う前に、新聞記者や評論家もこの判決文の趣旨をしっかりと理解して欲しい。 広島の原爆死没者慰霊碑には 「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」 と刻まれているが、 東京裁判でインド選出の判事であった ラダ・ビノード・パール氏は 「アメリカという主語が抜けている」という旨のコメントを語っている。 「『過ちは繰返しませぬから』とあるのは日本人を指しているのは明らかだ。それがどんな過ちであるのか私は疑う。ここにまつってあるのは原爆犠牲者の霊であり、原爆を落としたのは日本人でないことは明瞭。落としたものの手はまだ清められていない。この過ちとは、もしも前の戦争を指しているのなら、それも日本の責任ではない。その戦争の種は西洋諸国が東洋侵略のために起こしたものであることも明瞭である。・・・」 カスタマーレビューピックアップ 日本無罪論を東京裁判で展開したパール判事に関する本です。 パール判事は国際法など法学のスペシャリストであり、その見地から 日本は無罪であると主張しました。 本書は復刊ですがこのような本が既に書かれていたことに感動します。 著者の文章そしてパール判事の思想がよくわかる素晴らしい出来です。 法というものを恣意的に解釈し、東京裁判の正当性を訴える輩も多い ですが本書を読めばそれが間違いであることに気づくはずです。 A級戦犯についてもあくまでアメリカなどの勝者の生贄でしかなかった ということです。 国際法を学ぶ学生にもおすすめできます。 パール判事の判決文もすばらしいものです。 この一文は忘れられないものです 「戦争に勝ち負けは腕力の強弱であり、正義とは関係ない。」 カスタマーレビューピックアップ 東京裁判とは何なのか? 誰もが素朴に疑問を持つが、 なかなか真実は見えてこない。 パール判事はなぜ戦争がおきたのか? どのような背景で戦争に突入したのか? 誰が何の法律に違反したのか? という観点で判決を行っています。 彼の判決は、共同謀議という 国際法は当時成立しておらず、 法のないところに罪はないという論旨です。 「勝者によって今日与えられた犯罪の定義にしたがって 裁判を行うことは、戦敗者を即時殺戮した者と われわれの時代との間に横たわる数世紀の文明を 抹殺するものである」 深く心に残る言葉です。 カスタマーレビューピックアップ ○読み始めたきっかけ 小林よしのりの「いわゆるA級戦犯」を読んで、その中で紹介されており、興味を 持ち購入してみました。 ○心に残る言葉 p.20 われわれは道義と法律を混同してはならない。極東国際軍事裁判は、文字通り 「裁判」なのである。裁判は法に基づいて裁くのであって、感情や道義で裁くのでは ない。法のないところに裁判はありえない。 p.203 東京裁判を”芝居”であったと決め付け、(中略)「脚本の主題は報復」、 「脚本の色調は人種的偏見」 舞台に上る俳優は、実績のある者よりも、人気のあるものを選ばねばならない。 →戦争中は全国民が「アジアの開放」「大東亜共栄圏」を掲げて欧米の白色人種か らの侵略に対して、アジアの代表として日本の独立を守ることに全精力を掲げてき た。しかし、初めての敗戦というショックとアメリカの巧妙な占領政策のため、こ れまでのこれまでの歴史がすべてひっくり返り、日本国民の独立心や日本人の誇り を失ってしまった。 戦争中に張り詰めてきた緊張の糸が敗戦でぷっつり切れてしまい、民族の誇りを 忘れて精神的に欧米諸国の支配下に置かれることになった。正しい歴史を学ぶこと の重要性と宣伝の恐ろしさを知った。学校教育での教科書によってほとんど歴史を 学ぶが、極東軍事裁判は日本=悪、米国=正義の図式になっている。 日本人は潔すぎる国民ではないだろうか。原爆を落とされても、米国の精神的支 配下に置かれても「負けたんだから仕方がない」と思うところがあったのだろう。 中国が将来経済大国になることが確実視されている。その中で、今までの米国偏重 路線から、アジア(特に中国)との外交がますます重要だと思う。 ○どんな人に読んでもらいたいか。 学生のうちに読んでおくと、歴史の解釈について必ず複眼的思考が必要だとい うことが分かる。 カスタマーレビューピックアップ
著者の主観が強すぎる向きがあり、少し不快感を覚える点もあります。とは言え、内容は概ね正論と考えられ、読後には当時の西欧・米諸国などの人種差別的態度に対する怒りの感情は勿論、今の日本人の近代日本史観を思うと悲しさと憤りを感じずにはいられません。ただ、ここのレビューにも多く見られるように、パール判事を日本の救世主的な見方をしてしまうのは、実に不快な感情を抱きます。パール判事は日本の味方では無く、あの裁判で強者側にも弱者側にも属さなかったからこそ真っ当な法の人であり、本人は法を厳守しただけで当たり前の判断をしただけだと思います。「日本人を庇った人」という捉え方はおこがましく、パール判事の望む評価では無いでしょう。 |
| Copyright © 2003-2008 psWorks.All rights reserved. | |