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発売日:2008-09-04
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Amazon人気商品ランキング/政治psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:38540/総ページ数:3854 最終更新日:2008/10/11 隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?
特価:¥ 1,575(税込) 発売日:2008-09-04 売上ランキング:Bookで603位 ユーザー評価: Book / 通常4~5日以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 実はこの本を手に取ったとき、ちょっと残念に思ってしまったんです。 表紙がちょっと、かたい・・・かたく見えてしまっている・・・。それなりの意味はあると思うのですが、この表紙を見て購入をためらわれる方がいるのではないかと、ちょっと悲しくなってしまいました。本の売上なんて、私には関係ないにもかかわらず。 それくらい、この本の必読度は高いです。 リーマンブラザーズの倒産と株の大暴落、大損をした、また実害はなくとも大変なショックを受けた方、いらっしゃると思います。 私は全然驚きませんでした。北野氏の本を以前から読んでいたからです。リーマンの経営破綻を予言していたわけではありません。でも米国経済は相当やばい!ということは、以前から知っていました。北野氏のおかげで。 熱狂的なファンというわけではありません。ただ、彼の本は、本当にわかりやすく、説得力があるんです。「嘘だあ」「どんだけ〜」と思うなら、試しに読んでみてください。結果著者の提言に納得がいかなかったとしても、政治経済情報を理解するにあたって有益な情報が沢山入っています。そして、もしこの本が気に入ったなら、人に薦めてください。というより、薦めたくなるはずです。 まずは一冊、お試しあれ! カスタマーレビューピックアップ 北野氏の警告は今の日本にとり絶対不可欠なものだ。最大の問題は、国民が事態の深刻さに気が付いていないことだろう。金融危機にせよ、迷惑な隣国の意図にせよ、産経新聞以外の日本のメディアは報道機関としての使命をとうの昔に放棄している。目を閉じられ、耳を塞がれた国民が知らない間に亡国へのエレベーターに乗せられても気が付かないのは当然。今のままでは、数十年後の歴史家が書く文章はこう始まることになる。「歴史上数ある国家が栄え、そして滅びていったが、1,300年の栄えある歴史を誇るニッポンが第二次世界大戦後70年を経ずして独立を失った経緯は戦後に占領政策を決定した米国の頸木から逃れられなかったことが根本にある」。そしてこの文章が日本語で書かれることはない。その頃には、日本語は禁止され、使用者を容赦なく死刑にする国が日本の宗主国となっているだろうから。 これが現実である。北野氏の処方箋に従い、或いは他のリーダーの導きを受け入れ、我が国は変わることが出来るか。蘇れ、日本。立ち上がれ、大和民族。北野氏の書はその第一歩となる。 カスタマーレビューピックアップ 私は、偉い人の難しい表現の本がとても苦手。 「ココ重要そうだからちゃんと理解しないと!」と気合を入れて読んでも理解できないことが多いです(汗) だけど北野さんの本は違うんです!!! 世界情勢といういちばんとっつきにくい話題が本当にわかりやすいのです。 初めての著書『ボロボロになった覇権国家』で目からウロコが落ち、 2冊目の著書『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日―一極主義 vs 多極主義 』で、北野さんの読みの正確さを確信し、 今回の著書『隷属国家日本の岐路〜今度は中国の天領になるのか?』で、実際に自分も動く時がきたか!と思いました。 いま、アメリカはリーマンブラザースが破たんして大変なことになってますが、私は北野さんのおかげで驚きませんでした。 だって、北野さんは今起こっていることを何年も前から予測し、発信し続けてきたのですから。 今回の著書は前の2冊よりも個人レベルで出来ることが具体的に書かれています。 そして日本人が忘れさせられていたものを、思い出させてくれています。 世界情勢というハードなテーマを扱いながら、日本人の情緒についても丁寧に描いて下さっている。 それは誰かが教えてくれたらハッと思い出す、よく考えてみれば当然な・・・でも、言ってくれなきゃ絶対に考えつかないことなんです。 もう内容が濃いったらありゃしない!!(だから今までの2冊よりフォントが小さかったのでしょうか?^m^) 毎回言ってますが、今回もマジでおすすめです。 カスタマーレビューピックアップ 以前、同著者の「中ロ同盟がアメリカを滅ぼす日」も読んだが、政治経済音痴の私にも実に分かりやすい。政治経済ってこんなにシンプルなことだったの!?と思うほど、北野氏の手にかかると、複雑に絡み合っているであろうことも、小難しい理論や言葉なしに単純明快に整理してくれている。 子供にも分かるように説明できるのが真の賢者! 後半の移民政策も農業振興、教育についても、全く全くその通り!非常に説得力があり、大賛同!! そして元気まで貰えちゃう! オススメ!! 政治家の皆さんにも(こそ!)是非読んで欲しいな〜! こんな方が総理大臣になったら、日本ももっと上手くいくかも(^^)o。 カスタマーレビューピックアップ
この本を薦める理由その1.わかりやすさ 平明な言葉で順序立てて世界情勢を語ってくれています。 理由その2.ユニークさ 世界情勢をロシアの視点からみるというのがまた凄い。北野さん以前にはなかった視点じゃないでしょうか。 理由その3.的確さ そして、この本に書かれた通りに世界が動いています。覇権国家のままであろうとあがくアメリカ。ユーロを選んだフセインの末路。多極化をねらう反米勢力の動き。そのなかでかいがいしくアメリカに尽くす慈善国家日本。そしてやってきた大変な時代。 理由その4.希望がある 最後に、この本は悲観論で終わりません。日本に光を与えてくれます。 まだお読みでない方は是非お読みください。 自民党政治の終わり (ちくま新書 741)
特価:¥ 798(税込) 発売日:2008-09 売上ランキング:Bookで2033位 ユーザー評価: Book / 通常24時間以内に発送 カスタマーレビューピックアップ 自民党及び自民党政治を纏めた、良書だと思います。 私は、「小泉純一郎」(小泉旋風)とは自民党にとってどのような意味であったのか、 そして「小沢一郎」とはどのような政治家なのか整理したくて読みました。 自民党をぶっ壊すという彼の主張は実は特定の派閥に向けられていたこと、 劇場的とも揶揄される手法はなるべくしてそうしていたこと、 等々、改めて驚きをもって読みました。 本書を読むと、「小沢一郎」という(ある意味)稀有な政治家の背景を知ることも出来ます。 総選挙が近いと思いますので、それまでにご一読をお勧めします。 カスタマーレビューピックアップ 戦後日本の長きにわたって政権党であり続けた自民党。しかしこの巨大政党は今、国民の目にも明らかなように機能不全を起こしている。その来歴と行く末を、歴史の視点などを交え追いかけている。 戦後日本の長きにわたって政権党であり続けた自民党は、一つの会社組織のような派閥ごとに結束し、年功序列型の人事制度をもち、個人後援会と各種業界団体に支えられた。しかし、この巨大政党は機能不全を起こし、とどめを刺すかのような小泉改革により、そのシステムの骨格は既に崩壊している。かつて自民党が圧倒的な強さを発揮しえたのはなぜか、それがいま存在感を失いつつあるのはなぜか。本書は歴史の視点、さらには国際比較の視点をも交えながらその来歴を明らかにし、これからの日本政治を展望している。 参考までに、目次を記す。 第1章 自民党システムへの反逆者、小沢一郎―小沢一郎と自民党システム(政治改革への 執念と内部抗争 小沢の成功と失敗) 第2章 救世主にして破壊者、小泉純一郎―小泉純一郎と自民党システム(反経世会の政治手法郵政民営化 小泉は自民党を壊したか?) か?) 第3章 自民党システムとは何か?(「自然な与党」であり得た理由 人事のルールとそのシステム 合意を重視する意思決定)定) 第4章 歴史と比較から見た自民党システム(江戸から見た戦後日本政治 国際比較から見た自民党システムの成立) 第5章 自民党システムの終焉(自民党型「戦後合意」の崩壊 「戦後」から「冷戦後」、そしてグローバル化へ 新しい政治システムへの展望) カスタマーレビューピックアップ 政治をウォッチしていれば特に目新しい情報を得られるというわけではないが、それでも、田中角栄が完成させた自民党政治のシステムを秘蔵っ子の小沢一郎がまず風穴を開け、旧田中派が弱まった自民党の中で相対的に最大派閥となった旧福田派の中から出てきた小泉純一郎が最終的にぶっ壊してしまったという流れは整理してくれる。改めて思うのは、小沢一郎が《かなり早い段階から総統に抜本的な政治改革を唱え続けたことである。そしてそれを実行に移した》(p.30)ということ。「自民党を割って社会党と新党をつくる」と言っていた金丸信とこの二人が1980年代後半から90年代前半に何を考えていたのか、いつか誰かが明らかにしてほしい。 あと、整理してもらったな、と思うのは中選挙区制という選挙制度は《保守自民党に複数の派閥を生み、革新野党に複数の政党を生んできた》(p.206)というあたり。また、二世議員があまりにも有利なシステムを打破するために、県会議員が身分を保ったまま国政にうって出られたり、公務員が選挙に立候補しても復職できるように公職選挙法を改正すべきだと提案していて、それはそれなりに面白いな、と思う(p.173-)。そうなれば、政治家になるリスクはかなり低減され、競争が生まれてきますしね。 カスタマーレビューピックアップ 田中角栄に人格的に代表される自民党政権システムと、現在の安倍福田と続く政権崩壊・自民党システムの機能不全の歴史的意味を解き明かす一冊です。 著者の野中は、戦後を「戦争と外交の無い江戸期」と対比しその文化的意味を解き明かす。そして、冷戦後・旧ソ連圏の崩壊を期にアメリカから自立せざる負えない日本の政治経済的背景が語られる。 自民党がかくも長く政権を維持し続けた一端を、中選挙区制、個人後援会、自民党の相対的に巨大な本部システム、派閥による人材発掘・育成と党による利害調整・統合システムの優位性、利益配分を可能とした経済成長、官僚組織との共栄・共存、憲法規定による議会での党優位、議会与党権力の優位性等から解き明かす。 小沢一郎が、自民党権力中枢を一度は手にしながらそれらを破壊する側に回る逆説は、やや説明不足と思われる。 小泉純一郎が、「自民党をぶっ壊す」と叫び実態としては、旧田中派・経世会(郵政・道路公団)との権力闘争を繰り広げる政局の小泉個人の動機は了解できるが、竹中に代表される「改革」派の動機と時代背景については、解明不足か。 本書は、現行憲法の下、第二次大戦後から冷戦終了までその役割と機能を果たした自民党と、時代に適応する道を探りながら今だ探り当てることなく機能不全を露にした現在の自民党の姿を描く。 最後に野中は、「ヨーロッパ標準の議院内閣制への本格的転換」を希望するが、日本における民主主義の歴史と選挙民の成熟度を考えれば、それは叶わぬ夢と言えまいか。 カスタマーレビューピックアップ
去る2008年9月1日の福田首相の辞任、それを受けての自民党総裁選の告示と、自民党への関心が高まっている時に、タイムリーな新書が出た。 筆者は自民党政治の特徴を、イギリス、フランスなどの比較を通じて、分権性とボトム・アップに見、それを江戸時代の統治システムの帰結だとする。そして、小泉政権が自民党政治をいかに根底的に破壊したのかを論じ、さらに自民党政治の終焉の必然性を論証する。この議論は非常に説得的である。 これからおそらく、マスコミには自民党総裁選の候補者たちが登場し、持論を展開するだろうが、そのうちの誰が本書で指摘されたような自民党政治の問題点を認識しているか見極めるのも一興だろう。 残念なのは、文章がやや生硬であることだ。魅力的な素材はやはり、魅力的な文章で読みたい。 さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白カスタマーレビューピックアップ たびたび竹中構造改革を批判していたスティグリッツ氏の業績のひとつに『情報の非対称性』というものがある。端的に言えば情報格差とでも言えようか。この高橋氏の著書にはそのエッセンスが凝縮されている。 高橋氏は90年代430兆円公共投資した官僚を嘲る。しかし、その発端は当時のクリントン大統領に強く要求され実現したものであり、また当時著書『民富論』にて合計530兆円の公共投資を説いたのは竹中平蔵その人である事には一切触れていない。 確かに氏は技術的には大変優秀なんだろう。『内側』にいて不良債権処理をかなり上手く成功させたのは評価せざるを得ない。無論、この不良債権処理を一番強く要求していたのは米国である(大門みきし議員の国会質問2002年11月分をご覧いただきたい) 2001年〜2004年は日経新聞が「代行返上の売りをしろ」「株の持ち合いは旧式経営だ(早く投げろ)」「銀行を破綻させてもいい、中小企業の貸しはがしもやむなし」と喧伝していた時期と見事に符合する。 要するに日本国政府内部の「アメリカの友人」に不良債権処理を促し、それに呼応するようにメディアをして売り煽りをせしめる。 優秀な氏が官僚叩きをするは構わない。しかし果たして現在の多くの政治家が「劣化した官僚」より優秀だと言えようか。 ブログもろくに更新できない杉村議員や娘のパジャマを愛人に着せるような横峯議員がやすやすと当選する国である。より劣化している政治家は諸外国からの甘言を聞き、より悪い方向に国を導かないだろうか。正直気が重い。 カスタマーレビューピックアップ 改革の裏でうごめく官僚の抵抗、骨抜き作戦の数々は、納税者の一人として憤りと脱力感を感じさせた。目に見えず数値化できないところで、非効率な業務によって多額の税金が無駄遣いされ続けているこの国の将来はまじヤバイかも。と、考えさせられた。 理数系の素養を持ち、言いたいことを言う著者は、小泉首相と竹中大臣の時代に出るべくして出てきた官僚の異端児である。しかし変動利付き国債への懸念は予言どおりになってしまった。 (以下、日経ネットの記事より引用) 財務省は2008年度の15年物変動利付国債の発行について、当初計画の2兆4000億円から1兆2000億円に減額すると発表した。今月22日と来年2月に予定していた入札は中止する。需給悪化などで価格が急落し、含み損を抱えた投資家が慎重なためだ。不利な条件での発行が続けば国民負担が増える懸念もあり、大幅減額に踏み切る。 15年物変動利付国債は、固定金利の10年物国債の利回りに連動して利率が決まる。金利上昇時にも買いやすい商品として00年に発行を開始し、都市銀行や地域金融機関などが積極的に購入してきた。 しかし今年3月に米国の金融不安が深刻化してからは流動性の低さなどが嫌われ、海外投資家の投げ売りも出て需要が急減。市場関係者からは「需給改善のために発行額を大幅に減らすべきだ」との声が出ていた。(引用終わり) 財務省から分離した金融庁は金融機関には厳しい処分をしているが、財務省の国債の商品設計には何も言えないだろうし、含み損を抱えた金融機関に頭を下げることもないだろう。 カスタマーレビューピックアップ 著者の自慢的な書き方や安倍元首相をかばうあたりは、 あまり共感できないとはいえ、 本書に通底する、官僚の官僚至上主義、 事なかれ主義、セクト主義、異分子排除主義などが、 日本社会をいかにおかしくしているか、 内部にいた人間でしかわからないことが、 非常に多く書かれており、 今の官僚機構がなぜ悪いのかが、明確にわかる良書。 カスタマーレビューピックアップ まず、文章が読みやすい。著者の理論的かつ実際的なところに共感がわく。勿論、実現可能かな、ちょっと厳しいのではと感じるところがあります。 財政改革では、増税派=財政タカ派(与謝野馨など)とデフレ克服により経済成長を導き税収増=上げ潮派(中川秀直など)の確執、自民党国会議員では党人派と官僚派のセンスの違いが描かれています。公務員改革にも触れられていますが、小泉、安倍内閣で行われまたは行われようとした様々の改革の意味・背景が分かります。最後の方で社会保険庁の消えた年金問題なども取り上げられていますが、民主党の案より、著者の考えの方が説得性があります。著者は、竹中平蔵氏を師と仰いでいますが、小泉、安倍、中川秀直など党人派の考えに親和性があります。これらの人物にくわえ政府税調の委員長を愛人スキャンダルで辞した本間正明阪大教授などの人物像が好意的に取り上げられています。他方、財務省を財政原理主義、日銀を反インフレ至上主義とこき下ろします。 著者は東大の数学科の出身ですが、いろんなプロジェクトを短期間に仕上げてゆく企画立案能力、実行力に敬服です。日本の官僚は優秀と言われていますが、本人の言によれば、日本の官僚の国際競争力は高くないそうです。 でも、日本の国としての国際競争力は低下していくと言われれば、そうだろうなとさびしく感じます。 カスタマーレビューピックアップ
小泉首相が強行した「構造改革」にはアカデミズムから転進した竹中平蔵が欠かせなかった。その竹中氏は小泉辞任にともなって政界を退いた。黒子としてではあったが本書の著者はその後に残って安倍内閣の改革で辣腕をふるった。表紙のカバーには「財務省などが隠す国民の富『埋蔵金』を暴露し一躍脚光を浴びる」と書いてある。『さらば財務省―官僚すべてを敵にした男の告白』という題名やこのようなキャッチフレーズで本書がキワモノであるかのような印象を与えるのは著者の本意ではないだろう。たしかにこれらの表現は本書の一面を言い当ててはいる。しかし真面目な読者は本書に盛り込まれた個別的、具体的な政策論をさらに深く理解したいと思うだろう。 他方では、著者の言い分を一方的だと難ずる人も少なくないだろう。とりわけ官僚(著者の命名する「過去官僚」も含めて)や彼らの意を体する閣僚たちの反発が凄まじいものであることは本書からも伝わってくる。日本の社会は彼らを代表とする多数派の支援、許容、あるいは不作為によって生き延びている。それが可能であるならば、ただ感情に走るだけでない、本書同様に筋の通った(望むらくは官僚による)反論を読みたいところである。 「日本はもっとも成功した社会主義国だ」と言われたことがあった。社会主義国のほとんどが破綻を露呈した今になってみると、このような言い方はただの冗談ではなかったと思われてくる。そう思って読むと著者の鉾先は、統制経済で市場を管理することによって領土を拡大した「霞ヶ関帝国(むしろ、霞ヶ関連邦?)」に向かっていることに気づく。この「財政原理主義」を奉ずる権力の基盤は自由化の進展によって脅かされつつある。そしてそれがそもそも何のための帝国であるかも解き明かされる。彼らにとって「市場原理を前面に出す竹中さんは生理的に受け入れられない相手だったのだろう」。著者の立場はもちろんこの竹中流である。小泉、安倍両内閣に顕著であったこととして、その国際感覚や歴史意識を記憶する人も少なくない。しかし本書にそれに触れるところがない点も竹中流である。 上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”カスタマーレビューピックアップ 上・中級公務員試験の対策本として出版されているようですが、近年コンサルタントや投資銀行の新卒1次試験として判断推理が用いられています。その対策本として様々なサイトでオススメされているのがこの1冊。ウソつき問題や位置関係などの問題はパターンや解き方を知っておくだけで得点率が大幅にアップします。ボストン・コンサルティング・グループなどは問題数も多いので、時間短縮という意味でも大いに役に立つでしょう。逆にテストセンターでしか1次試験を受ける機会がない人はここまでのレベルを網羅する必要はないと思います。 カスタマーレビューピックアップ この本のおかげで、ボストン・コンサルティング・グループの筆記試験通過しました。ありがとうございます。 公務員試験なんて、自分には一生無縁だと思ってましたが、まさかこんな形で取り組む事になるとは思いませんでした。某サイトに紹介されていたので、購入。時間がないなか、電車の中などでも取り組み軽く2回程度回したおかげで、BCGの筆記通過できました。 "基本書"と書かれているので例題等は比較的簡単ですが、問題になると一気に難しくなります。また、解説も頭の悪い僕には理解するまで結構時間がかかりました。ただ、それでも解いていくうちに身についてきます。特に第1章の「論理」、第2章の「集合・人数」、第5章の「順序関係」、第6章の「ウソつき問題」はしっかりやっておくと、良いでしょう。第10章以降は、BCG筆記試験でも見なかったのであまりやりませんでした。 コンサル筆記試験を受けられる方にはお勧めです。 カスタマーレビューピックアップ 判断推理の問題量をこなしたい人にはおすすめです。 しかしながら、自分の受ける試験の出題傾向を研究しながらの方がより効果的だといえます。 カスタマーレビューピックアップ 基礎的な問題からゆっくりレベルアップしていきます。 解説も詳しく問題数も豊富です。 私は本書を勉強して判断推理のレベルアップをしました。 どちらかというと苦手な受験生向けです。 問題をかなりの数こなすことで苦手意識がなくなります。 判断推理が苦手な方は本書で勉強してください。 カスタマーレビューピックアップ
基礎的な事柄から過去問レベルに至るまで丁寧に書かれている数的処理の本。初学者はまずこれから取り組みたいところである。解法もその場限りのテクニックに走らず、正攻法(数学的な考え)で体系的に書かれているので、確実に力がつく。高校の科目に数的処理があったら、間違いなく教科書検定に通りそうな極めて標準的な基本書。 なお、よくわかる数的推理・よくわかる判断推理は田辺勉が書いた初級用の本。上級と同じ構成なので、特に数的が苦手は人は初級から手をつけるといい。 日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書 (1905))カスタマーレビューピックアップ 日本政府の政治体制がどうなっていて、どのように政策が作られてくるのかを明快に記述した本。各文芸賞を受賞したことも頷ける、素晴らしい本である。 日本は議院内閣制を取っていると言われる。しかし著者は、その実態は官僚が政策を主導する「官僚内閣制」であると主張する。また各国務大臣の力が弱く、官僚組織や族議員の力の強い日本の体制を「省庁代表制」であると説く。適切な概念の設定だ。 しかし単に「縦割り行政」や「族議員」を批判して終わる本ではない。それらがどのような歴史の中で生まれたのか。どのような依存関係にあるのか。そうして政策がどのように立案され、採用され、実行されていくのか。この過程を記述していく様はまさに圧巻である。 日本全体の利害は「省庁代表制」によって調整されていた。しかしこのシステムは、時代の変化によりうまく機能しなくなっている。近年の政治の機能不全が何であるかについても、適切な指摘がなされる。そして、小泉首相時代の改革とは、本当の議院内閣制へと移行する改革だったのだと述べる。ここは評価が分かれるところかもしれない。 概念枠の設定による議論の整理、歴史的経緯への深い理解、国外の事例と比較する眼。これらによる議論は、驚くほど明快で、爽快である。少しでも日本政治に興味があるなら、必読の本である。短命すぎた首相を嘆くTVブルースに付き合っている暇があるなら、本書を読むべきだ。 「大統領制の大統領に比べて、議院内閣制の首相の方が、権力が強い」 「内閣に非国会議員があまりに多いと問題にするのは、議院内閣制と<議員>内閣制の混同である」 「日本人が抱く大統領制のイメージは、アメリカのそれよりむしろ韓国のそれである」 と言った主張を見るだけでも、眼を開かれるものがある。 カスタマーレビューピックアップ 飯尾潤は本書により、2007年サントリー学芸賞(政治経済部門)を受賞し、2008年には読売・吉野作造賞受賞している。 飯尾は中曽根内閣や小泉内閣の手法に対し、「大統領型」或いは「大統領的」との冠が使われる場合があるが、その誤りの根源として「三権分立」の理解の誤りを指摘する。 イギリスにおける絶対王政から議会権力による世俗権の奪取の過程における官僚制の変遷から、日本における官僚制の誤解を解き明かし、アメリカの大統領制と並立する三権分立と州と連邦に構成されるアメリカ憲法との比較から、日本における三権分立の俗流理解の誤りを解き明かす。 明治憲法下の官僚制と戦後憲法下で変わるべきに関わらず運用により保持された戦時総力動員体制下の官僚の行動様式の連続性が指摘される。 ややもすると選挙制度の変遷や政党の離合集散に目を奪われがちになるが、中央省庁の再編、地方分権、副大臣制。政務官制度等々行政のあり方が近年大きく変わりつつある。本書は、この背景にある「官僚内閣制から議院内閣制へ」の動きをも解明する。 飯尾は本書で、「官僚内閣制」「省庁代表制」「政府・与党二元体制」等をキーワードに、日本政治の今を解き明かす。 本書は冒頭に記した様な世間的評価を得たものである。学問的裏づけのある現代日本政治論を、論壇で展開出来る稀な学者が新書を著したことに感謝したい。 カスタマーレビューピックアップ 久々に硬派な新書に出会いました。かなり読み応えのある質の高い本でした。 議院内閣制における首相のほうがアメリカ大統領制よりも権力が集中している構造を指摘したり、官僚が(民間議員を含めた)審議会を活用して民意を汲み取って政策を立案している(それを政治家がしていない点に注目!)「官僚内閣制」と喝破したり。 日本の統治構造とはよく名づけたタイトルで、まさに日本を誰が動かしているのか、という点に考察を重ねていきます。 諸外国との比較も交えてあり、日本の統治構造の特徴、長所、短所も見えてきます。 個人的には、終章で著者が提言する政党のあり方に強く共感しました。日本でも政党活動が真の意味での国民の政治参加のベースとなれば、日本の政治も成熟するように思います。 硬派な一冊ですが、一読の価値あり、です。 カスタマーレビューピックアップ 権力の分散を必然とする三権分立と権力の集中を必然とする議院内閣制の採用をとるわが国日本は、このジレンマを抱えているが故に機能不全に陥りやすい。 野党の審議拒否による与党の強行採決などを見るにつけても自民党の一党独裁体制と揶揄されがちであるが、むしろそうではなく逆であり、権力の分散故に、所轄省庁による法案作成は他省庁や野党への配慮もあって妥協案へと収斂していき抜本的な改革が起きにくい。さらに内閣は省庁を監視、統制する権限が与えられていないが故に官僚の放縦がおきやすい。 このような内閣による省庁統括権の欠如は、戦前からの遺物であり、こうした権力の分散による足並みの揃わない流動性の欠落が軍の暴走を誘発し、無謀な日米戦争の突入の一因を担ったという。こうした機能不全は、現代においても例えばバブル崩壊後の「失われた10年」に見られる財政政策の後手後手による対応の遅さにおいても散見されうる。 さらにこの自民党一党優位性は、選挙が政権選挙ではなくそれ故に国民の意見が反映されにくく政党政治として機能していないという問題点も挙げられる。 そこで本書は、内閣の求心力の強化から権限の範囲を拡張し、本格的な議院内閣制へとシフトすることの必要性を提示する。そのためには一党優位性から二大政党へと確立することで政党政治を機能させることで選挙が政権選挙となり、国民の意見が反映されにくい体質を改善することが必要である。一党優位性を起こしやすい中選挙から二大政党を起こしやすい小選挙への改変や「失われた10年」からの反省による橋本の政界再編改革といった国際潮流に迎合するような日本の統治機構の変遷に逆流せず、本格的な議院内閣制へシフトすることが難題ではあるが急務であると考えさせられる。 カスタマーレビューピックアップ
日本の政治システムの実態をわかりやすく説明した本。 新書の中ではかなり良書の部類に属すると思われる。 まず、議院内閣制というものについてのありがちな誤解を解くことから始まる。 そして官僚や省庁の政治に影響を及ぼすメカニズム、内閣と与党との関係などが論じられていく。 他国の政治システムとの比較も交えながら、政権交代や野党の位置づけなども説明される。 学校では、建前的な政治システム(憲法に書いてあること)しか習わないが、本書では実際の政治がどう動いているのかがきちんと書かれている。 学校でも用いるべき本ではなかろうか。 さて、本書が出た直後、衆参で第一党が異なる「ねじれ国会」が発生した。 この点を考えながら本書を読んでみると、またなかなか興味深い。 本書でもしばしば触れられるが、日本の参議院は強い。 多少の衆議院の優越があるが、「日本の二院制は両院対等に近いのである」(p214)。 だからこそ、「ねじれ」た場合には政治的混乱が発生する。 制度上は、衆議院こそが政権選択の選挙となるので、当然そこの選択が尊重されるべきだが、参議院で脱線してしまうのだ。 筆者は、参議院を衆議院と異なる性格のものにしていくことを提起している。これは現実的な策だろう。 しかし、今のところは「民主政の原理を積極的に認めるならば、政権の成立基盤を侵さないよう、参議院は自己抑制を心がけるしかない」(p185)のだ。 参議院第一党は、言ってしまえば国政の半分の責任を負っているのだ。 ただただ「ノー」だけ言っていればよかった抵抗勢力とは状況が違う。 国民もまた、参議院第一党が強大な力を有していることを自覚した上で、その力にふさわしい義務と責任を求めていく必要があるだろう。 そうでなければ国政自体が頓挫してしまう。 最後に目次を記しておく。 官僚内閣制 官庁代表制 政府・与党二元体制 政権交代なき政党政治 統治機構の比較――議院内閣制と大統領制 議院内閣制の成立 政党政治の限界と意義 上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”カスタマーレビューピックアップ 自分のとっつきやすい章からガンガン解いていくのがよい。 わからなかったら何十分も考えてないで さっさと解答をみて解法をおぼえてしまう。 例え正解しても、自分の解法と解答のとでどっちが能率いいか比べてみる。 もっといろんなパターンの解法が載ってればウケるんじゃないなかな。 カスタマーレビューピックアップ
数的推理の本でもっとも有名なのは「畑中先生」の本だと思います。 しかし、こと裁事に関してはこちらの方が適しているのではないかと思います。なぜなら、「畑中先生」の本は選択肢から答えを導く方法がありますが、裁事は近いものを選べという問題がある為、その解法テクニックが使用できません。そんな時、田辺先生の本が大活躍です!裁事受験者のみならず、初級版もあるのでレベルに応じて本を変えれば基礎からみっちり勉強できると思います。 最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?カスタマーレビューピックアップ 先ず、本書の原題である“The Bottom Billion(ボトム・ビリオン)”とは、豊かな世界の10億人あるいは開発途上にある40億人とは別の、後述する「罠」にかかり、「グローバルな堆積の最下辺に押し込められてしまった」(本書p.26)10億人の人びとを指す。地理的には、その人口の70%を占める「アフリカが問題の核心」(p.20)であり、《アフリカ+α、58ヵ国の小国》が対象となるようだ(p.21)。 著者のポール・コリアー(Paul Collier)教授(オックスフォード大学)は、アフリカ(経済)研究等を通じて「今も世界経済システムの底辺にある開発途上国」(p.5)の「問題の核心は成長であると確信」し、「彼らの社会における成長プロセスの失敗が、私たちの関心の中心でなければならない」(p.27)とする。「そして、この失敗からの救済が開発の課題の核心でなければならない」(同)という。 教授は、開発途上国の成長を阻害する「紛争の罠」「天然資源の罠」「内陸国の罠」及び「小国における悪いガバナンスの罠(=失敗国家)」を当書で指摘し、これら4種類の「開発の罠」に対する対応策・解決策についても、独創的な所見を披陳している。何よりも「底辺の10億人の国の問題を改善することは、グローバルな公益」(p.298)であり、教授は「定量的な研究」(p.286)の成果で、左右両派の浅薄な論理を一蹴する。 最後に、「軍事介入」についてであるが、教授はその有用性・有効性を認め、「例えばドイツと日本は永遠に彼らの歴史に隠れていることはできないし、国連安全保障理事会に入っていないことを不参加の口実にすべきではない。日独は大国であり、果たすべき重要な任務をもっているはずである」(p.300)と述べる。この点に関しては、教授の立言を字義通りに受けとることなく、日本の国情に合った慎重な対応が必要だろう。 カスタマーレビューピックアップ その7割がアフリカの国々に暮らす「最底辺の10億人」は、見えない存在でしかない。それは彼らが当事者以外の誰からも関心をもたれないという理由の他に、もし関心をもたれたとしても、こうした貧しい人々を過度に理想化したり、権力者たちの腐敗ぶりを過大評価したりすることで、現実認識にイデオロギー的な歪みが生じてしまうという理由による。 筆者のコリアーは、統計データを縦横に駆使して、アカデミックな検証に耐えうる中立的な議論を目指しているといえる。その分析は新しい発見に満ちており、最底辺の国々に対する先入観や偏見を打ち砕くだけのインパクトがある。またその政策的な提言は地に足がついており、有能な政治家さえ現れれば、すぐにでも実行できるもののように感じさせる。 しかし、違和感もまた覚えた。経済成長による所得の上昇は、筆者が暗黙の前提としているように、貧しい国々にとっての万能薬たりうるのか? 西側諸国が援助や軍隊派遣、関税撤廃などの行動をとることだけで、自らの側は大きな痛みを経験することなく、最貧国の状態は好転するのか? 結局のところ、筆者が関心をもっているのは、貧しい国のあるべき姿といった国家レベルの話であり、そこで暮らす人々の幸せではないのではないか?(筆者が披露する自慢話に登場するのは、つねにエリートや権力者だけであり、貧しい国々の庶民はその顔すら見せない) 要するに、筆者は西欧的価値観から最貧国に良心的な裁断を下しているのだ。だから西欧のメディアが、こぞってこの本を賞賛したことにも得心がいく。けれども、それが果たして最貧国の人々(一部のエリートではなく、一般の国民)の意に沿うものなのかどうか。私はこのことに疑問をもった。翻訳は全体的には悪くはないが、一部に舌足らずな表現や誤字脱字があったことを指摘しておく カスタマーレビューピックアップ アフリカ経済の世界的権威が、貧困国の開発について、強いメッセージを発している。"最底辺の10億(The Bottom Billion)"という、上から目線のタイトルではあるが、透徹した現状認識に基づいていると感じた。 貧困が許せない方、ぜひご一読ください。 私は、"キレイ事が好きではない"ので、非常に刺激的でした。貧困を嘆くだけでは、問題の本質は捉えられない、そう感じました。 この本を読んで、個人投資家として、最貧国への投資は10年以上したくない、そう思いました。 本書は、"最底辺の10億人"の存在を、このままの状態で放置することは、残りの50億人の安住にとって、耐え難いほどの事態に陥らせることになる、と問題を定義している。 成果をはかる物差しを経済の成長率とし、援助が行われた国の資金追跡を行い、その有効性を評価する。また、内戦が当事国や近隣諸国に与える損失を640億ドルと推定するなど、"失敗国家"で発生するコストを可能な限り定量化している。 先進国として、介入を行うためには、最貧の国々(決してアフリカだけではない)が捕らわれている4つの罠を理解する必要があると説く。4つの罠とは、紛争の罠、天然資源の罠、内陸国であることの罠、小国における悪いガバナンス(統治)の罠である。 それぞれの罠に対処する方法、解決するための手法(国際憲章、法律、軍事介入など)についてまとめ、われわれが選択すべき行動について、指針を与えてくれる。 これからの貧困を語るために、必読の1冊である。 カスタマーレビューピックアップ
開発の問題について、アフリカの専門家が一般向けに語った本。サックスが援助の重要性を過大評価し、イースタリーがそのマイナス面を強調しすぎるのではないか、という彼の考えは真実だと思える。彼の研究成果を一般向けに書いた本なので、大学で援助や開発の問題を勉強している人には隔靴掻痒な感があると思いますが、重要な本であることには間違いがないでしょう。 小倉昌男 経営学カスタマーレビューピックアップ いままで様々な経営に関する本を読んできたが、これほどまでに実践に裏付けされた本はいままでに読んだ事がない。 今では、宅急便という言葉と、数日で日本全国どこにでも小包を送れるというのが当たり前のようになっているが、そのシステムの構築と規制緩和には想像を遥かに超えた苦労があった。目先の売上よりもお客様を大切にし、現場の声を何よりも大切にする。こんな企業が日本にもっと増えれば、必ず経済は良くなるだろう。 本書のような心に訴えてくるようなあつい経営書をもっと読んでみたい。 カスタマーレビューピックアップ まさにビジネスマンのバイブルではなかろうか? 今では、当たり前になってしまった宅急便も、当時は商品化するにあたって相当の苦労があったことが読み取れる。役員全員の反対、冷たい周囲の目。リスクが多すぎるとの声。最重要取引先との決別をする時の決断。運輸省との闘い。。。 それらの困難を打ち破っていくところなど、勇気をもらうことができる。 新しい市場を開拓したブルーオーシャン! 小倉昌男氏の言う、サービスが先で利益が後という徹底した顧客主義! わかってはいても、なかなか実行できないのではないだろうか? それを、やってのける行動力。 どの名経営者にもいえることだが、共通してでてくるキーワードは仮説をたて行動する。 そして検証する。といったもの。 時代が変わっても、それは同じ。 サービスの差別化、口コミの効力、ゆるぎない理念。社員に責任をもたせてモチベーションをあげる。 一度は読むべき良書です! 最後にこの本で感銘をうけた言葉 できるできないを考える前にすべきかどうかを考えることが重要だ。 カスタマーレビューピックアップ 会社の経営者が本を書くと本業が傾く、というジンクスがある。 だから小倉氏は会社の経営から引退するまで本を書かなかった。 このエピソードだけで、小倉氏のことがなんとなくわかる。 クロネコヤマトの宅急便の創始者が書いた、半ば自伝。 半ば経営の書。 宅急便が軌道に乗り始めていたとはいえ、当時の岡田社長の倫理観に異議を唱え、ヤマト運輸の収入源だった三越の運送委託を打ち切ってしまう。 まさに英断。 三越はコスト削減で業績回復するも、その後の岡田社長のことは言うまでもない。 運輸省との喧嘩、郵政省との喧嘩いずれにも勝利する。 サービス第一、利益は第二のモットーの元に経営されてきた結果、天命によって発展した仕事が宅急便だと感じた。 クロネコ。 なぜヤマトのシンボルは黒猫なのか。 もともとは昭和30年当時提携していたアメリカのアラド・ヴァン・ラインズ社の三毛猫がヒント。 「母親が子猫を運ぶように荷物をやさしく運びます」というメッセージである。 カスタマーレビューピックアップ 正直な話、本書を読むまで小倉昌男という人間を全く知りませんでした。読むきっかけもレポートを書かなくてはいけなかったからです。でも本書を読み、目から鱗が落ちる心地です。今でこそ当たり前となっている宅急便や翌日配送。そこに至るまでの作者の軌跡が記されています。一見作者のとった戦略は無謀にも思えるが斬新な工夫と確かな裏付けによる判断は素晴らしいの一言ですし、何よりも利用者の事を第一に考えた経営手法はまさに経営者の鏡といっても過言ではないでしょう。昨今、消費者の事を全く無視したような利益第一の偽装など信じられないような事が相次いでいます。確かにキレイゴトでは飯は食えなく、作者も成功したからこそ言える言葉とは思います。ですが作者の残した「サービスが先、利益は後」という言葉はまさに現代の経営者に必要な事ではないかと思います。 カスタマーレビューピックアップ
大和運輸の設立から、今に至るまでの経緯がつづられている本。 過去の短距離成功で長距離輸送に乗り遅れ、会社が傾いてゆく様、そこに宅急便で活路を見出す様はとても勉強になりました。表面的に物事を考え、可否を判断するの事と、何故、自分の頭で考えないで他人の真似だけをするのが不味いのかを教わったような気がします。 ルールは変わり続けますが、「これから」に適応する事を忘れた公私は衰退するというのは変わらないだろうなと。どっかのダーウィンの話が耳に沁みます。 国家の品格 (新潮新書)カスタマーレビューピックアップ かなり面白い。 論理とか理屈とかで説明したり考えたりすることが 大好きだけど、そういうことの限界を数学的(?)に 説明している。そこが面白かった。 論理の限界をしました後、武士道を薦めていたが、 そこのあたりは、個人的には賛同できない。 最後あたりの才能を開花させる条件に 日本は当てはまっているという発言も楽しく見れた。 品格なんていらねえよ!と考えて○性の品格とか親のなんちゃらを 一ページくらい読んで嫌気が差したが、 そういうのがこの本にはあんまりない感じで、良かった。 カスタマーレビューピックアップ 賛否両論のようですが、私は結構重宝しています。後半の武士道からしか読み返しはしていませんが、前半も抵抗なく受け入れられました。皆さんが評価しているので、わざわざ私が出ることもないでしょう。 ですが、レビューを少し見て二つほど気になったことがあります。 ・論理を否定しながら、武士道や情緒などを論理で展開している。 それはそうでしょう。武士道や情緒に限らず、物事を成り立たせるために説明するためにはどうしても具体的に、そして論理的に話しますよね。相手に伝えるため、或いは説得力を増すためにです。でも、その精神が身に付いたらどうでしょうか。人に説明するときには当然論理は使いますが、自身の言動に関しては論理も説明もいりません。もはや体に浸透してしまったですから、わざわざ意識することも自身に説明することもないと思います。幼少期に道徳を学ばせ、成人になったらそれを理屈ではなく当然のようにするのと同じ原理ではないでしょうか。 当然、論理は武士道や情緒以外の説明にも使われているわけですが、それらにも当て嵌まります。なぜなら著者は「論理は重要です。しかし、論理だけではダメなのです。」と明言しており、それを踏まえた上で論理以外に武士道と情緒が必要と謳っているからです。 論理を否定しながら、武士道や情緒などを論理で展開している。と思った方は、もう少し表面上から観点を外したほうがいいと思います。 ・武士道は理想であって、一方では楽したい人と思っている現実がある。 一つの目標に千人が向かっていれば何人かが目標と反対方向、或いは懸け離れた言動を起こすのはしょうがないと思います。これは現実社会の至る所であるはずです。規模が大きくなればなるほど増え、しかもこういった人達は、目立ちます。 とはいえ、江戸時代に生きていたわけじゃありませんから、どのくらいのならず者がいたのかは知りません。もし相当多かったら、この一般論は否定されてしまいますね。 私みたいに共感している人間もいれば、そうでない人間もいる。議論されることはとても良いことだと思います。 カスタマーレビューピックアップ 数学者が書く日本のアイデンティテイを示そうとした本 元々は講演を本にしたものみたいです。 内容は、近代的合理主義の限界、論理だけでも限界があること そして、自由・平等・民主主義の根本も名目だけに成り下がっていることを 述べています。 その上で情緒と形を大切にした「武士道」の復活により、 日本という国家の品格を高めることを示そうとしています。 要約を書いていて思うのですが、論理が破綻しています。 いろいろ突っ込みどころが多く、どこでも反証が成立するのが この本の面白いところでしょうか。 作家、新田次郎、藤原ていを両親に持つサラブレットである著者は 「若き数学者のアメリカ」ぐらいの時はまだまともでしたが さすがにお年を召したのかと思われるような内容な本では無いかと思います。 カスタマーレビューピックアップ とても読みやすいし、近代化以降の思想史的流れ、日本史の流れを要点でつかんでいるし、グローバリズムに翻弄されている日本人にとっては、ここまではっきりと欧米をコケにしている話は胸がすくような気分にしてくれるので、頷きながら読める本ではある。 ただ、ちょっと首をかしげたくなる部分もないわけではない。主張が感情的で、浅薄な印象を与えるところがある。 日本的情緒こそは、比類なき日本の宝であり、この感覚は欧米にはない、とか、 欧米は論理だけで物事を説明する。論理は基本的に対立だから、論理的思考だけでは戦争は無くならない、とか、 5世紀から15世紀の間での日本文学の質、産出量は世界一で、たとえばイギリスなんかはその間『カンタベリー物語』しかない、だとか…。というか、そんな昔のことを引き合いに出しても…。 そもそも、日本的情緒とは何なのか?という突っ込んだ定義がこの本では見えてこないし、 「もののあわれ」を説明するときに出てくる引用だとか逸話は使い古されたものばかりであり、著者が国文経由で「もののあわれ」を説明しようとしているがゆえに、この著者の文学的バックグラウンドのキャパシティと質を疑いたくなる。 たとえば、著者は中世、戦国時代、江戸時代を賛美しているが、中世から江戸時代にかけて、異性愛よりも同性愛が尊ばれた時期がかなり長い間あった。 日本的情緒を古典を読むことによって、復活させよ、というならば、同性愛を容認し、異性愛と同列に置かなければ、情緒の完全な復刻は不可能であろう。明治以来、日本人の性愛観は欧米的常識によって抑圧されているのだから。 そして、さんざん、情緒は論理では説明できない、日本人固有のものであると論じておきながら、著者は「情緒は言語である」と述べる。たぶん、ここでは書かれた言葉を指すのだろう。書き言葉は論理である。それ以外の何物でもない。 古代日本人は書き言葉を持たなかった。書き言葉は全て輸入ものである。本来の日本の情緒を取り戻せと言うなら、書き言葉を捨てろというに等しい。そんな情緒は今の世の中で通用するわけがない。人間の善意の進歩さえも否定する恐れがある。 述べたことを後から破壊する。納得した後に、矛盾が襲ってくる。 著者の主張は、今の日本人を小さじ一杯ほどは勇気づけるし、「祖国愛」の素晴らしさを蚤の鼻くそほどは認識させることはできるだろう、でも、著者の望む日本的情緒というのは、この本で見えてくるそれよりも、もっと複雑で、深みがあって、寛容なものなのではないだろうか。 カスタマーレビューピックアップ
論理と言うものの危うさを説明する辺りは、なかなか面白かった。 そして、日本に必要なものは何か?この辺りも悪くない。 しかし、日本の素晴らしさを言うのに、他国との比較で語る必要はあったのだろうか? 本書の中で何度が著者の奥様が槍玉に挙げられているが、それも必要ない気がする。 もう少しシンプルに核心を突く論理展開が受けたのではないだろうか? 残念ながらベストセラーになった理由が良く分からない。 野中広務 差別と権力 (講談社文庫)カスタマーレビューピックアップ 魚住昭の『権力』三部作のひとつ。ナベツネ、瀬島龍三、そしてこの人。野中もまた、前の二人と同様権力志向が強い人間であるが、どちらかといえば前の二人は弱者を無視してふみつぶしていくタイプである。基本的に、権力闘争というのは「上」を見ながら行われるゲームであって、そこで「下」のことを本当に考えている人というのは案外少ないのだろうし、権力者にはやっぱりナベツネみたいな人が多いんだろう。 一方、野中の権力への意志は、弱者を代表し、擁護するところから来ている(少なくとも魚住はそういう風に三者を描き分けている)。そのやり口はともかく、野中を見直した。こういう政治家がいてもいいよね。特に、麻生太郎と対峙する以下のシーンは必読。このシーンだけでも読む価値あり。2003年9月、野中が引退するときの発言。 <「総務会長、この発言は私の最後の発言と肝に銘じて申し上げます」と断って、山崎拓の女性スキャンダルに触れた後で、政調会長の麻生のほうに顔を向けた。総務大臣に予定されておる麻生政調会長。あなたは大勇会の会合で、『野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会出身の三人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」 野中の激しい言葉に総務会の空気は凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった。> しびれる。 カスタマーレビューピックアップ 野中広務についてのイメージは、部落の出身で人権擁護法案に賛成している、小泉政権では抵抗勢力扱いを受けていた、というくらいのもので、解放同盟のカネと暴力をバックにのし上がった権謀術数の政治家くらいの認識しかなかった。失脚後に週刊誌で、「同和利権の排除に命をかける」と発言していたのを見て目を疑ったが、断末魔の冗談かと思っていた。 しかし、この本に描かれる野中は、部落出身の立場を最大限に利用したのは確かだが、一部の同和議員のようにカネと暴力の同和システムの維持を目的に議員をやっている者とは大きく違う。 何が本当かは分からないが、ただの同和議員とは、信念と能力において大きく違ったのは間違いないと合点してみる。 最後に、どうして部落出身を暴き立てて家族を苦しめるのか、という野中の批判に筆者が「これが私の業なのです」と答えるくだりは、にわかにマスコミ人の自己顕示欲が出ていて、笑ってしまった。 カスタマーレビューピックアップ これまでは、マスコミで報道されてきた『影の総理』・『抵抗勢力』としての野中氏しか知らなかったわけですが、本書を読んで野中氏に対するイメージが変わりました。町議員〜町長〜京都府議員〜京都府副知事〜国会議員へと政界の階段を一歩一歩登り、総裁の座を目前にしながらも身を引かざるを得なかった"野武士・野中氏"の姿を、淡々とした筆致で迫ります。"調停役(フィクサー)"としての野中氏の半生と共に、戦後日本の政治の"表と裏"が非常に良く分かります。(特に蜷川府政の裏側、「非自民連立」の追い込み、「自社さ」〜「自自公」の連立政権実現の裏側、「加藤の乱」鎮圧の経緯は読み応えアリ) 「本当にここまで書いてしまって良いの?」という内容の連続で、衝撃的でした。「政治の裏側で実は色々とあるのね」ということを知ってしまうと、今回(2007年9月)の安倍総理突然の辞任〜麻生氏立候補表明〜一夜にして福田氏優位〜福田総理誕生という政治の流れも、裏できっと色々とあったんだろうなぁ、と思ったりしましたね。(「情報戦」「取引」があったのかな...?) 自らの出自が故に弱者に優しい一面、弱者の甘えには厳しい野中氏。本書から窺い知れる野中氏の"アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)"への姿勢は、コンドリーザ・ライス氏(現アメリカ国務長官)のそれと共通するものがありますね。実際に差別を直面し、自助努力で乗り越えてきた人でないと発せられない言葉の重みが其処にあります。「"差別"も"逆差別"もない社会とは?」という命題について再考させられました。自助努力を促す社会/自助努力する人が報われる社会の実現って、やっぱり青臭い理想論なのかな。(でもやっぱり、信じたいですね...) そんなことも思ったりしました。現代政治・社会の"裏側"について、色々と考えさせられる一冊です。 カスタマーレビューピックアップ 政治家野中広務、人間野中広務がよくわかる本です。地方政界から、権力の中枢まで、上り詰めたたたき上げの政治家の実像がわかります。特に、その出自と政治信条とがよくわかります。日本の政治の世界をかいま見るのにもとても良い本だと思います。硬い本ではありますが、とても読み応えがあり、面白い本です。 カスタマーレビューピックアップ
「おなかが痛いの〜」と言って逃げ出したボンボン前首相とのなんと対照的なこと。 泥をぶることも厭わず、清濁併せ呑む腰の据わった政治家がやっぱり必要なんだと言うことをあらためて感じました。現役時代はマスコミに乗せられてあまり良い印象はありませんでしたが、政界引退時の引き際の良さに何となく気品を感じ、この本が出たとき早速読んでみようと思いました。 小泉ワイドショー政治に?を感じ始めている今、政治って本当にワイドショーで良いのか?芸能界とは違うんだぞと考えさせられる一冊だと思います。 |
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