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Amazon人気商品ランキング/著者別psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:107856/総ページ数:10786 最終更新日:2008/08/21 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)カスタマーレビューピックアップ ストーリーは良いですが、表現力に欠ける。直接的な表現ばかりでイライラしました。文字を読みましたって感じです。 カスタマーレビューピックアップ 映画が待ちきれなくて、文庫本も待ちきれなくて、3倍高いほうを買ってしまった。 ガリレオシリーズの3作目。直木賞受賞作です。 数学者である石神は、思いを秘めた女性が殺人を犯した現場に遭遇し、彼女と彼女の一人娘を救うためにトリックを仕掛ける。 そのトリックは誰も想像し得なかったもので、警察も読者も事件の重要な部分をだまされたままラストへ向かう。 湯川は、友人である数学者と刑事の間で気持ちを揺り動かされていた。しかし、単独で徐々に真実に近づく。 石神は、全てを完璧に仕組んでいた。アリバイというのは嘘を組み込んで作り上げるものだが、彼は真実を組み上げて作っていく。そして、それらは決して破綻しないのだが、湯川によって真実が暴かれそうになると、全てを覆す最大のトリックを仕掛ける。 しかし、それは、彼の純粋な愛を貫くがための行動だと湯川も驚くしかなかった。 事件の全容をひっくり返すトリックは驚きだけでなく、読者の涙を誘わずにはいられない。 作者も決して華美な言葉、大げさな言葉は使わない。警察の捜査も地味に進むが、進展しているようで、進展しない。意外とゆったりと時間が進んでいた。 しかし、不意に時間が速度を増す。そこからは夢中で読んだ。それまで霧の中をさまよっていたが、晴れたところに出る。それは最良の決断であり、最悪の場所だった。 最後の決意を知ると、秘めた思いの大きさがじんわりと心を打つ。 短編集を読んだあとだと、全体が流すぎるんじゃないかとは思う。 でも、あのゆったり感があってのラストの慌ただしさと、感動が味わえるのだろう。 カスタマーレビューピックアップ 主人公は数学の天才だが堅物で面白みに欠け、殺人犯は序盤から分かっているし、事件発生後のアリバイ工作もありきたりな感があり、どこが著者の最高傑作なの?と疑いながら読み進めていました。 しかし、謎解きが始まるにつれて、それまで無味乾燥だと思っていた舞台装置等が段々意味を持ち始め、最後の幾層にも仕掛けられたトリックが明かされる度に、驚きと感動で物語にのめり込んでいきました。 全て読み終わった途端、思わず読み返したくなった伏線も見事でした。男女年齢関係なくおススメの一冊だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 冒頭の殺害シーンと主人公の登場からもう一気に物語へと惹き込まれた。そのスピード感は見事。人物設定と間然とする所のないプロット(トリック)も云うことない。文句なしの傑作。それにしても、最後の疑問だが、(1)P≠NP問題はそもそも数学的に解けるのだろうか?(2)哲哉と靖子はいずれ結ばれるのであろうか? カスタマーレビューピックアップ
この小説のテーマはトリックと純愛?(私は自己犠牲だと思いますが)です。 一つ目のトリックは一流です。 トリックの質は違いますが「葉桜の季節に君を思う」と同じような衝撃を感じました 思い込みがあった私にはこのトリックはわかりませんでした。 そういう意味では十分楽しめました しかし、二つ目のテーマである純愛?に至る過程が今一歩不十分と言うかわかりにくいです なぜこれほどまでに自己犠牲を払うようになったのか、 数学教師の心の変化や心の闇、心の襞といった面の描写が不十分です。 なぜそうなのかがトリックと違ってあまりにチープすぎて 納得できませんでした。 まあ、普通に読んでる分には十分楽しめます 闇の子供たち (幻冬舎文庫)カスタマーレビューピックアップ リアル過ぎて、読み初めてに気分が悪くなりました。 小説だ。と思いながら、片方では、こういう世界があるのも確か。 子供達がわからずに買われ、子供達の怯える姿はどう言っていいだろう。取材して踏み込んでそこまで?と、どうでもいいことにこだわっている。それだけ、ショックが強い。 どこへ行っても、お金と快楽に群がる人がいる反面、正義のために、生きようとする稀有な人も少ないけどいる。 傍観するしかない身なので、エラソーなコメントもしたくないし。 一日でも早く、よい世界が来るように祈りたい気分。 所詮、観光気分でしか、読んでない自分に気づくだけで、虚しい。 何かしたくても出来ない。最後に残ると言い切る、音羽恵子の正義と、所詮他人だと言う、南部を比べ、たいていは南部に近いんだろうなと思う。 臓器移植も、一人目二人目と、ニュースで大きく取り上げていたのに、次第に慣れ、記事も小さく新聞の片隅にのるかのらないかになりました。 子供の移植は認めない。日本人は移植の意志があっても家族の同意がなければ出来ないなど、なかなか進まないみたいです。良いも悪いも言えませんが、少ない反面、助け出したい命は沢山あり、臓器売買が時折、きかれます。 売春のために売られ、さらに知らない内に、臓器売買の対象にまでなっているのかと、なんか虚しくなります。 小説。と思っていても、現実におきているんだから。 知る、知らせる、作家な気持ちも込められているし、受けて側の読者も、きつい作品ですね。 カスタマーレビューピックアップ 今作を映画化した阪本順治の最新作は、間違いなく今年の日本映画のベストワンになりえる傑作だった。よくある社会派良心作に流れる安直なヒューマニズムを排したその視座と志に深く感動してしまったのだが、原作の方は好きな作家によるものにも拘らず未読、急いで一読した。以下、小説と映画の相違点を見ながら触れてみたい。 まず、小説では、タイの劣悪な環境、空気、土地勘がより分かりやすくなっている。そして、タイだけでなく、カンボジアやラオス、ミャンマーなど辺境地区から連れられてきた国籍のない幼児売買、売春の惨澹たる実態、相場などについても詳細に記述され、政府や警察も腐敗し、まるで頼りにならない事実が語られる。幼児性愛者たちのおぞましい行為についても執拗に描かれているだけでなく、彼女たちを売り飛ばした親たちのエゴ、強いてはこの過酷な現実を生んでいる社会情勢にも言及されている。正に、“人間が人間に加えてきた残虐行為の極北、これはある種の戦争状態”との劇中語られるこの言葉の意味は重く、“部外者”を決め込む我々にものしかかってくる。 後半は、NGOの地道な運動と、政府や警察の弾圧ぶりが交互に描かれ、否応なしにより“政治的”な視野が入ってくる。音羽恵子の目線で物語は進むので、生体臓器売買については傍流でしか語られない。 読み終えて、改めてショッキングなテーマに踏み込んだ骨太の力作との印象を持ったが、やや硬直感が過剰な告発ドラマの小説より、南部浩行の過去を変え、彼の贖罪感と自虐感をラストに持っていった映画での、阪本順治の“思い”こそ共感と熱いモノを感じてしまう。 カスタマーレビューピックアップ 衝撃的な前半部分は面白く読めますが、後半の慈善団体の活動に関する記述は薄っぺらく各人の言動に共感する部分もありませんでした。後半部分があるために慈善団体への胡散臭さや偽善臭さにうんざりする読後感になります。 カスタマーレビューピックアップ この手の話は聞いたことがある。 場所はカンボジア、タイ、インドなど。 カンボジアでは2000年頃までに某村が売春村として機能していた。 そこで働くのは戦争孤児などの少女。 1回300円〜1000円でアメリカ人や日本人の中年親父に買われてゆく。 10歳前後でやってきて10代後半までいる。 エイズになる確率が非常に高く7,80%はエイズだとか。 少女が多いのは買い手の商人人が扱いやすいから、そしてそちらの方が 買春する奴に人気があるからだそうだ。 インドでは70年代以降ずっとあると言うし、大昔から世界中に娼婦がいることを 考えても「その行為」自体を否定するべきではないとも思う。 重要なのはオランダやドイツのようなきちんとしたシステムを確立することだと思う。 日本人も他国のことだと言って笑ってられない。 買春する側と言うだけでなく、自国でもそういう状況がある(自己責任とかそういう言葉で済ませられる)からだ。 インドでもタイでも騙されるのは外国人、田舎者や貧乏者ばかりだ。 臭い者にフタをする環境がこのような状況を生んでいる。 カスタマーレビューピックアップ
本書を読むということは、まるで自分の中に潜む悪魔と向き合うことのようでもあり、手に取るまでにも相当の勇気が要った。人間はここまで残酷になれるものなのか?野獣以下の描写の嵐には悪夢にうなされるほどだった。私達があまりにも無知だったこと、メディアが機能していないこと、全てが狂い出していること・・その闇の深さに今、気の遠くなるような息苦しさを感じている。何も知らずに、知ろうとせずに、海外の繁華街で、チャラチャラとお金をバラ撒いていたかつての自分が恥ずかしい。まずは「知ること」から最初の一歩が踏み出せると信じて、今後もこの問題に関心を持っていきたい。 おそろし 三島屋変調百物語事始カスタマーレビューピックアップ いつ読んでも宮部ワールドは、ホロリさせられます。 縁談が決まり幸せの絶頂から、奈落へ。 気づきもしなかった、おごりと誤解から、おちかとその家族や周囲の人々は、重い枷を背負うことになります。 実家にいられなくなり、叔父の元で女中として、働きながら、日々悔いながら生きるなか、ひょんな行きがかりから変調百物語を聞くことになります。 この世には自分だけじゃなく、沢山のひとが奇怪な出来事に巻き込まれ、苦しんでいると、気づきいてゆきます。 一人二人と話しが絡み合い、おちかを元にすべてがつながった時、忘れ去られた悲しみや、怒りや、哀れさが、解放されます。 誰からも忘れられてしまう、名もない人にまで、気をつけて気づいていますか?と、問われたようですね。 まだまた続く終わり方に、おちかの成長が期待されます。 自分のことがかわいいのは当たり前です。が、いざという時に、命を絶つほどに誰かを思えるか、と考えてしまいますね。 もう一度読み返します。 カスタマーレビューピックアップ 事件が起こって、加害者と被害者が発生する。 加害者が一方的に悪く、被害者は全く罪が無い、という単純な決め付けでわれわれは事件を理解したつもりになってとりあえず安心(理解不能なことほど不安になるものはない)してはいないか。そんな図式で悲惨な事件を型にはめて論じてはいまいか。 実際には、双方の心の奥底の野獣みたいなものがぶつかって事件がおこるのではないか。それは当事者のみならず関わる者たちの心の闇も関わっているのではないか。 そんな問題意識を持った作品(「模倣犯」「理由」など)を書いてきた宮部みゆきが、本作でも「百物語」の趣向を使いつつ、ある事件が原因で旅籠を営む川崎の実家から神田の袋物屋の伯父の元に身を寄せた娘おちかが、人の語る怪事を聞いて自らの心のうちに潜ませた黒々としたものを吐き出して行く過程を描いている。 是非そのあたりに注目していただきたい。 カスタマーレビューピックアップ おそろし 三島屋変調百物語事始宮部美由紀の江戸ものは大変面白く、色々なことを考えさせる作品が多いのである。しかし、レビューの中の一つでも触れられているように、うまくまとまるのであの人も大変ね、とか言う結論では私には物足りない。そんな小説なら人情話を聞いている方がまだましなのである。 かつて、救いようのないだるま頭巾などを書いていたが、本当に怖いのは人間だという姿勢は一貫している割に今度は善人づらか。彼女の作品には、犯罪者を擁護するような形にとられてしまった作品もある。社会が生み出すものとしてのやりようない、癒せない悲しみや過ぎ去ることができない罪と苦しみがあることとその中でもがく人間の生のうごめきを、他者の話によって成長させることでしか宮部さんにはかけないのか。人間は本をよんで成長するものだけではない。 少年・少女ばかりを主人公にしているようでは宮崎駿と同じレベルである。宮部さんの細部から成立させるすばらしさを何故本気で使わないのか理解できない。怠けないで欲しい、才能のある人は。 カスタマーレビューピックアップ 江戸の神田三島町の一角に店を構える袋物屋の三島屋。訳あって、その店の主人である叔父夫婦のもとに預けられ、働くことになった十七歳のおちかが、店の「黒白の間」で、そこを訪れる人たちの不思議で怪しい話を聞いてゆく。不思議で怪しい、切なさと怖さ、恨みと憎しみ、割り切れぬ思いなどが絡まり合った話。曰く、変調百物語。その聞き手となった主人公のおちかが、百物語の話を聞いていくことで、話し手とそこに関わる人たちの呪いを浄化し、それとともに、自らが負った災厄の根っこを見つめ、逃げずに相対してゆくようになる。 著者の『あかんべえ』と好一対の、健気な少女と幽霊あるいは幽鬼たちが心を触れ合わせ、それぞれに浄化、変容、再生していく物語。第一話「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の話から、「お! これは、読ませるじゃないか」と、話の中に引っ張り込まれ、「凶宅」「邪恋」「魔鏡」と読み進めていくうちに、いつしか夢中で読みふけっていました。とりわけ、「魔鏡」「家鳴り(いえなり)」と続く終盤、物語の第四コーナーの一瀉千里、怒涛の勢いは圧巻。「魔鏡」に出てくる美しい登場人物は、殊に印象強烈。怖かったなあ。上村松園の『焔(ほのお)』という絵に描かれた女性がゆくりなくも思い出されまして、ぞおっとしました。 愛する心と憎む心、気遣う心と悪意の心、そうした人の思いというのは表裏一体、紙一重のところにあるのだなあと、本書をひもといていくうちに、しみじみ感じ入ってしまいましたねぇ。登場人物の伊兵衛の言う、<何が白で何が黒かということは、実はとても曖昧なのだよ>との言葉が、ことのほか印象深く、忘れられません。 蛇足ながら、「最終話 家鳴り」の中、ある人物が言う「姉さんが来た、姉さんが来た」という台詞のことで。ここはおそらく、著者の敬愛する岡本綺堂『半七捕物帳』の記念すべき第一話「お文(ふみ)の魂」を念頭に置いています。本書をはじめ、宮部さんの江戸時代ものの小説の雰囲気、なかでも怪しの雰囲気には、岡本綺堂の『半七捕物帳』『三浦老人昔話』『青蛙堂鬼談(せいあどうきだん)』などの作品に非常に通じるものがあります。未読の方は、そちらもぜひ、お読みになることをおすすめいたします。 カスタマーレビューピックアップ
縁談の際に起こった悲劇によって、心に大きな傷を負ってしまったちかが主人公です。 物語は、彼女を預かった叔父の三島屋の主人の計らいで、心の傷の回復のために企画された「変調百物語」を中心に展開します。 この「変調百物語」の聴き手をあずかるちかは、その中で徐々に逞しく成長して行きます。 それは、ものの見方の勉強と言うことだったのかも知れません。 不幸な事件にあたって、彼女の考え方は一方的に固定されがちです。そんな時、他の事件の話を聴くことによって、別の角度からの考え方を知ることが出来るからです。それは、「広い世間には、さまざまな不幸がある。とりどりの罪と罰がある。それぞれの償いようがある。」ということなのでしょう。 「黒白の間」と名付けられた座敷で子の催しがなされるのも、「黒」「白」はそれほどはっきりとはしていないということの象徴でしょう。 舞台を江戸にとり、「百物語」を中心に一人の女性の心の問題を扱うと言うこの設定は非常に面白く、楽しく読むことが出来ました。 終わり方を見ると、何となく続編が書かれそうなので、それも又楽しみにしています。 豹頭王の苦悩 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-122 グイン・サーガ 122)カスタマーレビューピックアップ 本筋にあまり関係が無さそうな、どうでもいいかつ都合のいいキャラ=ロベルトというのが出てきたが、新たなキャラを登場させて事態の収拾を図らなきゃならないほど支離滅裂になってきている、と思うのは私だけか? カスタマーレビューピックアップ また登場人物たちのグチのオンパレードです。ハッとさせられるくだりもあるので読者として救われはしますが。 こういう内容であることは分かっていても、20年以上楽しみに読み続けてきた物語から降りるわけにもいきません。 もしかして栗本さんは結末を書き終えてご自身が他界した際の準備を終えており、あとは自分が一番書きたいヒーロー・ヒロインたちの陰鬱とした内面を好きなだけ書き続ける気なのではないでしょうか? 不謹慎ですがこうだとでも思っていないと、このまま今のような内容が続いてある日突然中断するという不安を解消できません。 カスタマーレビューピックアップ 全巻に引き続きハゾスの暗躍、シルヴィアの狂乱などで、話はあまりすすみません。が、グインとシルヴィアの関係は決着したようです。 楽しめたのは黒衣のロベルト(魅力的なキャラです。これほどフィーチャーされたのははじめてでは?)とハゾスのやりとりには考えさせられました。グインとシルヴィアの下男パリスのやりとりも胸を打ちます。 カスタマーレビューピックアップ 登場する人々の内面を、細かく細かく描くのもグインの特徴です。 シルヴィアに関してはいつかどうにかして折り合いをつけないと、なんだか魚の骨が喉に刺さった感じでずっと気持ち悪いので、形はどうでもグインの心の中で決着がついたのは、次巻以降を考えると望ましい展開なのでしょう。 ヒロイックファンタジーで「弱い者」「情けない者」「歪んだ者」の内面を露悪的に見せ付けるのはあまり歓迎しません。私小説を読んでいるのではないのですから。 もちろん人間には弱い面やら情けない面やらあるのが当たり前ですから、そういう登場人物がいるのは当然でしょうが、ここまで根掘り葉掘り描写されると、ここは二巻連続ですから、少し胃もたれ気味です。 カスタマーレビューピックアップ
ひたすらハゾスの愚痴ばかり……そういう人物ではないんでしょうけどねぇ。やっぱり常軌を逸した行為に対しては、なかなか平静に対応できないというところでしょうか。 陰鬱とした心情の吐露は物語に深みを与えているのですが、ここ数巻はちょっとバランスが悪いなぁという感じがします。 本巻のラスト2行でようやくストーリーが転がる感があるので、とりあえず2ヶ月後に期待ということで。 スカイ・クロラ (中公文庫)カスタマーレビューピックアップ 森博嗣がミステリではなく、純文学(?)に挑戦したという感じだろうか。 「すべてがFになる」「有限と微小のパン」で 普通の人とは異なる時間の過ごし方をして、 普通の生活では幸せは得られないとでもいうような、 ある意味厭世観にも近い雰囲気があったと、 個人的には思っているが、 ミステリにおける謎解き等も取っ払った分、 その厭世観が純度を高めて、より如実に出た作品と言えるだろう。 それをどう受け止めるかが この作品の好き嫌いを決めるところだと私は思う。 カスタマーレビューピックアップ 大型書店には映画化前のシンプルなカバーが残っている。 マンガっぽいのが嫌なら一年待つかリアル書店に行くが吉。 出版社もまだ持ってるそうですし。 あと読む前に簡単な飛行機用語も調べておくと良いですよ。 ラダーとかエルロンとか。 面白いですから。 カスタマーレビューピックアップ 映画になるということで、映画を見る直前に読みました。 鳥瞰視点を拒否して、ひたすら「いまここ」のディテールを積み上げるノリのよい文体や、 投げやりなユーモアのセンスが村上春樹ぽい感じで、気持ちよく読めました。 なのに、オチがすべてを台無しにしていると思う。なんじゃそりゃーと思いました。 映画版ではラストが変わっているのですが、ずっとよくなっていました。 脚本家の人が、同じ不満を持って変えたのかなあと思いました。 カスタマーレビューピックアップ シリーズ1作目で、作品内時間では最後のエピソードとなる。 空戦で命のやりとりをするキルドレの、自己存在意義への葛藤を虚無的に描く。カンナミは、「装甲騎兵ボトムズ」のキリコ・キュービイや「戦闘妖精・雪風」の零のような、クールな主人公である。 キルドレであること、エースパイロットであること、戦いに意味を見いだせないこと…すべてを受け入れるのではなく、すべてを停滞・休止させて刹那の生を連続させていく。疑問も、目標も持たない。彼にとって時間は無限にあるのだから。 あれこれ意味を探す読み方もいい。だが、カンナミの虚無に寄り添って、空を飛んだりぼんやりコーヒーを飲んだりする読み方も、いいんじゃないだろうか。…ただ、ヘビースモーカーなのが玉に瑕かな。吸わない者にとっては違和感がある。 カスタマーレビューピックアップ
勘違いしてもらいたくないのは、この小説、この映画を見て 「森博嗣ってつまんない作家だな」と思って欲しくないと言うこと。 森はミステリ「ィ」作家であり、スカイクロラはどちらかと言うと彼の作品の中では 傍流。また発言や趣味などから分かるように、独自の世界を持っている。 好きな人は嵌るが、そうでない人は・・・になりがち。 スカイクロラは(恐らく)趣味の延長であり、彼の良さは、やはりすべてがF・・・や 四季シリーズの方がよく出る。映画も割り切って見れば割と面白そうだ。 ミステリ「ィ」作家としての彼を読みたいのなら、そちらから見ると良い。 僕は先にすべてがF・・・や、四季から読んだので、スカイクロラを読んでも 割と新鮮に入れた。だが、スカイクロラから読んでいると、他の作品も読みたいと 思ったかどうかは分からない。 森は「国立N大学教授」のようなバレバレの非公開方式をしていることや、「執筆活動はビジネス」と公言している割に、処女作が1996年(40歳近く。この時、既に研究者としてそれなりの地位、収入を得ていた)ことなど言動と行動の乖離に疑問が残る。 また主人公が毎回、「完璧な少女」であったり、ストーリィが主人公たちに都合が良いように 進むことなど、分からない人には「眠たい」話になりがち。 森のキャラクターや、毎回、似通った内容を「可愛い」「共感できる」と価値観を投影できる人のみ向いている。 恐らく「恋空」が嫌いな人はスカイクロラが好きなはずだろう。 しかし 「恋空」が好きな人はスカイクロラをまったく理解できないだろう。 オタクとギャル・・・その垣根は太平洋よりも広い ナ・バ・テア (中公文庫)カスタマーレビューピックアップ スカイ・クロラから時間をさかのぼったクサナギスイトの物語。 空は幾分、死に近い。空戦はゲームに似ていて、死はキルドレにとって単なるゲームオーバーだ。爆音も、手に残る衝撃も、Gも匂いも吐き気も、事実ではあるが生々しさには遠い。 キルドレたちは生や現実に感情を吐き出さない。 子どもにとって、死は近い。まだ生の実感から遠いからだ。普通の子どもはだから死をひどく恐れる。キルドレにとっては、死も生も同じ無関心さの先にある。 ならば何故、ティーチャは飛ぶ?ふたたびチータに戻って黒猫マークを描いた敵機に、クサナギスイトは意味より先に親近感を抱く。 カスタマーレビューピックアップ 『ナ・バ・テア』を読んでいて、途端にあることが判らなくなった。 彼らが言うところの、「大人」や「子供」とは何だろうか。何年ぶりかに会った親族に言われた「大人になったね。」という言葉みたいに、それは自分を子供とみて発したものなのか、額面どおり大人に発したものなのか、考えてみると判然としない。そんなどこか飲み込み難い違和感を、同じように、本作中の「大人」と「子供」という言葉にも覚えた。 原因は、おそらく「キルドレ」という概念にあるのだと思う。しかし、何を拒めば子供のままでいられるのか、何を受け入れれば大人になれるのか、現実世界でもそんなにはっきりとしたものだろうか。 「あの人は大人だ。」とか「お前は、まだ子供だな。」といった言葉を聞くたびに、そうだよな、と一旦は飲み込むものの、何を基準にそう判断しているのかは判らない。 メディアで、「働かない20代・30代」や「罪を犯した20代・30代」のことを、「いつまでも子供のままだ。」と言ったり、「ゲーム世代」とか言うことで非難する「自称大人」は、ただ単に、自分とは違う存在とみなしたいがゆえに、あまりに安易に「子供」という言葉を使ってはいないか。 「無責任な大人」と「責任感のある子供」に決定的な違いがあるとすれば、それは年齢でしかないのではないか。「無責任な大人」を「子供」とみなすことで自分の世界から排除する「自称大人」は、明確に「大人」と割り切れるものなど存在しないということを認めることで、罪を犯す者もまた、自分と同じ存在であると認めることになるということを恐れているのかもしれない。 果たして、「大人」と「子供」の境界線が曖昧になったところで、いま一度『ナ・バ・テア』を読むとき、草薙が拒む大人とは何か、子供のままでいるとはどういうことか、新しい視点が生まれるはずである。 この本を読む人は、作者の仕掛けた罠によって、一度自分の内にある先入観に囚われる。しかし、先に述べた新たな視点で、もう一度これを読み返すことで、その罠から解放されるだろう。しかし、その「解放」もまた作者の仕掛けた罠なのかもしれない。 「解放・開放」された先には、「孤独」が待っているかもしれない。それは、草薙にも、死んでいった人間(キルドレ)にも当て嵌まる。『ナ・バ・テア』。題名に込められた意味を考えたとき、ふと、得体の知れない感情が産まれた気がした。 カスタマーレビューピックアップ スカイ・クロラを読んだときは、くじけそうだった・・・。でも、このナ・バ・テアは、読んでいて私も一緒に空を飛んでる気分に慣れたし、主人公の感覚に好感がもてました。 でも、ずいぶん読み進めるまでは、この主人公は一体だれ????って非常にわかりませんでした。「ところでこれは一体誰??」と思いながらいい意味のモチベーションで読み進められました。この本を読んだから絶対続きよんじゃいますよね!! カスタマーレビューピックアップ 「スカイ・クロラ」の続編であるが、時は「スカイ・クロラ」よりちょっと前。 草薙水素(クサナギスイト)の恋愛について描かれる。 恋愛といっても、彼らは企業に作られた戦闘人間。 空を飛び、殺し合い、仲間を失っても涙ひとつ見せることもなく毎日を淡々と 過ごすキルドレ。 記憶も人格も食事も少ない会話も普通の人間と同じようであるが、街にいる普 通の同年代の少年少女たちとは明らかに違う。 毎日毎日を淡々と過ごし、飛行技師、憧れのティーチャ、死に行く仲間、戦闘、 食事・・・ 淡白な日常が少しずつ変化していく、それはクサナギの心境なのか、人の死か らなのか。 早く次が知りたい、、、森博嗣の独特な文体に引き込まれ、一気に読んでしま いました。詩のようでありながら、情景がはっきり目に浮かぶ。 個人的には「スカイ・クロラ」の方がちょっとだけ上かな、と思ってしまう。 カスタマーレビューピックアップ
2004年6月25日リリース。『スカイ・クロラ』以前、草薙水素の謎の過去がストーリーの中心である。『スカイ・クロラ』に始まるシリーズは『ナ・バ・テア』、『ダウン・ツ・ヘブン』と続きWEB日記によれば後2冊続刊を出すようだ。まもなく登場するであろう新作短編集『レタス・フライ』もこの手のネーミングで成立していて、『Let Us Fly』を忠実に日本語表記していると言うつもりなのだろう。その辺が変に古式ゆかしく不可思議でもある。最後を伸ばさない英語表記も進んでいたが、今回はもっと原語に近づいているのだろう。 読了してまず思ったのは、『スカイ・クロラ』や『ナ・バ・テア』をもし戦中派(こういう言葉も死語になりつつあるな(●^o^●))の飛行機乗りたちが読んだらどう感じるだろう、ということだった。森博嗣の放つ文章は実に詩的で、実に立体的だ。激しく揺れるその展開の速さにまるで自分が草薙水素の隣にいるような気がしてくる。『死』と隣り合いながら生きた『遅れなかった青年たち』の見た風景とそれは似ているのだろうか。 文庫版はあとがきのよしもとばなな氏のコメントが秀逸。幸せな一冊だ。 蟹工船・党生活者 (新潮文庫)カスタマーレビューピックアップ 突然のブームに乗って読んでみたが、正直、呆れた。あまりにも単純な話なのだ。 労働環境の悲惨さの描写は良いと思う。これはルポルタージュ的な価値があっただろう。しかし物語自体は、呆れるほど単純な勧善懲悪である。悪党はひたすら悪く、弱者はひたすら善で、労働者間の裏切りのようなテーマさえない。薄っぺらとしか言いようがない。 これが若者に受けるのは、敵をやっつけるテレビゲームと同じだからだ。悲惨な労働環境には共感できるし、テレビゲーム感覚の勧善懲悪の単純な話だから、物語にも入り込めるわけだ。 しかし物語の本当の結末は、最後の「附記」に「この後のこと」として書かれている: 「漁期が終って、函館へ帰港したとき、「サボ」をやったりストライキをやった船は、博光丸だけではなかったこと。二、三の船から「赤化宣伝」のパンフレットが出たこと。」 何のことはない、悲惨な労働環境につけこんで、共産党のオルグが成功しただけなのである。 その共産党の支配下で、いかに労働貴族が生まれ、自由が剥奪されたかという「この後」のさらに「後」を知っている人間は、こういうお話を読んでも、呆れてため息をつくばかりである。 共産党の入党者が増えているのだという。それでは支配者の顔が変わるだけだろう。所詮、大衆は支配されたがっているヒツジなのか。あるいは「支配されたい」というよりも「面倒見てもらいたい」のかな(笑)。これじゃ共産党も大変だな。まったく世も末だが、まあ、マルクスも言ったとおり歴史は繰り返すのかもしれない。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。 カスタマーレビューピックアップ 蟹工船は違和感なく読めたし、共感するところも多分にあったが、党生活者はかなり違和感を感じた。 彼は何のために活動をしているのか? 共産主義は手放しで歓迎されるものなのか? 彼らのゲリラ戦は正当な方法なのか? 資本主義が労働者の「最低限」の生活を支えているのに対し、 党の戦士は日々の食事にも交通費にも不自由している。 党は本当に責任ある態度をとっているといえるのか? とは言ってもこれらは時代背景を考えると致し方ないのかもしれない。 しかし、党活動をしていない女性と、カモフラージュのために籍を入れ、 しばらくは彼女に養ってもらい、 彼女がその党活動の巻き添えで職を失ったら、ほかの所へ無理やり就職させ、 金と食事を無心し… 他にも人として、他人に強いるべきでないと思う仕打ちがいろいろ出てくる。 この党生活者には共感できない。 カスタマーレビューピックアップ 男くさい、匂いたつような小説だった。今にも蟹工船で働く男たちの、汗や匂いや、涙や血が、触れそうなほど近くに、浮かび上がるくらいに、精緻な描写だった。目を覆いたくなるような、残酷な労働搾取。本当にこんなことあったの?と耳を疑うほどのひどい仕打ち・・・労働の対価なんてあったもんじゃない。対価をもらうどころか命まで落とし、そこまでしておいて受けるのは心無い弔い。死んだ虫でも扱うように、物よりも粗末に扱われる命。お金のために何百と消える命。あまりのすごさに、目を血眼にして読んでしまった。止められない位、ぐいぐいと内容に惹きこまれた。 法律の適応されない世界で、繰り返される人権無視。これほどひどいものなのか。搾取する側とされる側は、天と地ほど離れているものなのか・・・。愕然とすることしばし。 この小説が売れている。近所の本屋では売り切れだった。 確かに、現代ではこれほどひどい労働条件は無いだろうけれど、非正規雇用者やひどい労働条件に置かれている人たちには水を吸うように理解される内容だと思う。そして大きな勇気を与えられる内容だと思う。単に小説として読んでも本当におもしろい。現実を抉り取ったノンフィクション風小説としては、本当に、ぞっとするほどのリアルさで、ぐいぐい読者を引っ張りこむ。すごく興味深い内容だった。 昔言葉だけれど、全く古くない。時代を超えて読みつがれるのもよく分かる。 カスタマーレビューピックアップ ふと思ったのは、これを老人たち(おおむね50歳以上の者たち)が読んで共感できるだろうか、と言うもの。僕はできないだろう、と思う。 つまり共感する、と言うことは、「持つ側」である彼らの資産が目減りすることを意味するからだ。つまり時代に関係なく、蟹工船は若者の文学だと言うこと。 老人たちは働いて資産を築いた。 しかし、若者、つまり子や孫から信頼、尊敬されるどころか「老害」と呼ばれるに至る。 あと10年、あるいは20年経てば死んで墓に入る。 最後の数年は誰かの助け無くしては生きていけないだろう。 そう思うと持つ者である彼らこそ貧弱で悲しい存在かもしれないね。 カスタマーレビューピックアップ
巷で売れているということで、20数年ぶりの再読です。前回読んだ時も確か「党生活者」のほうが面白く読んだ記憶があるのですが、今回も同様で、やはりこの主人公のメンタリティーはその当時は至極まじめで切実なものだったでしょうが、もはや今の、「運動」などとはかすりもしない自分のような世代の目には、なにかのメタファーにすら思えてしまいます(逆にそれだけ普遍的な要素も併せ持っているということなのでしょうが)。しかし、そのメンタリティーという点で言えば、聞きかじりかもしれませんが、昨今若い世代に読まれているというのは、その若い世代のどういったメンタリティーに、この作品が受け入れられているのでしょうか。これは多少の自戒も含めてのことですが、「蟹工船」「党生活者」の主人公たちのストイックさというのは、きっと近代日本の思春期とも言えるこの時期だからこそ持ち得た性質のもので、そこから今の我々に通底しているものなどなにもないように思えます。それとも、この作品が今また読まれているのは、なにか別の視点からなのでしょうか。僕自身そんなに威張った生き方もしていませんが、もしニートやフリーターと呼ばれる人たちが自らの立場を仮託しているのであれば、きっと草葉の陰で小林多喜二が泣いてるに違いありません。 流星の絆カスタマーレビューピックアップ 「トキオ」や「容疑者X」で号泣した方たちが「流星」ではシビアな感じの意見が多いように 感じますが、三作がどこがどう違うの?という感じです。 私は「人類の泣ける三大要素」に頼ってる気がして涙が一滴も出ません。 要するに子猫の映画かなにかで一生懸命成長したのに最後に死んだら泣けますよね、 そんな映画にしたら「安易だ」と言われそうな、誰もが普通に持つであろう感情。 それが東野さんの小説になると創意工夫より、「子猫の映画」の感動話になり 皆泣ける、と。 になってしまう。いつから東野さんの小説は「泣ける」になったのか、 女子高生が「カワイー」を連発するのと一緒のような気がします。 「流星」は終わり方もハッピーエンドだし火サスの2時間スペシャルがちょうど言いのでは。 カスタマーレビューピックアップ 構成・設定はバッチリである。ただラストシーンが近づくに連れ、描写が荒くなっていくような感じがした。 細かく手を加えると2冊組で仕上がったのではないだろうか? アイデアは素晴らしいと感じるが、もう少し膨らましても良いと思う。 カスタマーレビューピックアップ 一気に読みました! ドラマ化されるとのことで、いろいろなレビューを参考にして ちょっと期待しすぎたかな^^; お話が、全体的に綺麗な感じ。 それに、こんなにまとまっていて、読後感のよいハッピーエンドになるとは!! 東野さんの作品は、読後感にモヤモヤ・・・とか、アンハッピーエンドとか、多かったので。 ラスト1ページは、ちょっとウルウルしました。 カスタマーレビューピックアップ この帯に惹かれて読んでみました。 さすがは東野圭吾さん、これだけの内容がありながらも読みやすいし、テンポよく、読み手を先へ先へとどんどん引っ張っていくのは、いつもの作品と同様。すごいですね。 一度読み始めたら止まらなくて、一気に読んでしまいました。 たしかに皆さんおっしゃられている通り、人間の持つ黒さ、憎悪、徐々に物語の真相に迫っていく焦燥感では同著者の「白夜行」の方が抜きんでていると思います。 「流星の絆」も、過去の犯罪・復習のために罪に罪を塗り重ねていく…という点では、たしかに「白夜行」とは似た点もありますが…大事にされてるテーマは違うんじゃないかとも。 「流星の絆」はどのようにして犯罪を犯していくか、いかにして自分達の罪を隠すか、ではなく、傷を負った彼らがそこから生きていくか、に焦点をあてられている気がしますね。 だから復讐劇、犯罪モノという先入観で読むと、展開があっさりしすぎているように感じていたり、物足りなさを感じたりするのかな、と。 メインテーマは人間の心の闇でもなく、残虐な殺害事件の真相でもなく、あくまでも人と人との絆ですからね。 あんなふうに大事にされる「シー」が羨ましかったり。 賛否両論あるようですが、文学の価値は一様ではないですしね。 私としては、面白かったし、ドラマ化も非常に楽しみです。 キャストを聞いて、功一役の二ノ宮さん、静奈役の戸田さんはピッタリだなと納得です。 泰輔役の錦戸さん、とてもいい俳優さんだと思うんですが、とても落ち着いていて、眼力ある方なので、泰輔というよりは…どちらかというと錦戸さんは頭のキれる功一役の方が似合いますよね。 まあ、なにはともあれ、映像の中で、功一、泰輔、静奈の三人がどう生きてくれるか、とっても楽しみにしています。 カスタマーレビューピックアップ
さすが東野さんの作品ですね! この前に、東野さんの「ガリレオ・シリーズ」を読んだ、すると別の作品を探し出してきました。とうとうこの「流星の絆」を選んで買いました。 兄妹の絆より人々の絆の物語だと思います。 両親との絆のために、何でもする三人の兄妹。 男女の絆のために、悲しみをこらえて真実を探す男。 すると、犯人と殺された人たちの絆から生み出された罪悪感。 「容疑者Xの献身」より幸せなエンドがあったから、よかったなぁと思いました。 今年のおススメ作品です! Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 11 (11) (ヤングマガジンコミックス)カスタマーレビューピックアップ せがわまさき流・風太郎『柳生忍法帖』の最終巻。前巻では、囚われの十兵衛にストーリーの停滞を感じてやきもきしていただけに、このエンディングは、久しぶりに息を吹き返したかのよう。爽やかな解放感があって、駆け足のストーリーとはいえ、好感のもてるものでした。十兵衛の惚れ惚れするような男っぷりはそのままに、ストーリーを結末へと導いた作者の手際に、拍手。 絵的には、相変わらず、人物の瞳の入れ方がいいですねぇ。作者の『バジリスク』もそうだったけれど、なんとも言えない妖しさと切れ味があって、彼らの瞳、視線にぞくぞくさせられます。あと、上から見下ろす構図に、独特の旨味があるなあと。斜め上、あるいははるか天空のアングルから人物を見下ろした鳥瞰図的な絵に、まるで鷹になって出来事を見ている気分になりました。 鳥といえば、「ホーホケキョ♪」の七郎の登場も嬉しかったなあ。あれ? でも、七郎も隻眼でしたっけ? い、いつの間に・・・・・・。今、第9巻をぱらぱらと見返して、「あ。もしかして、この場面でかな?」なーんて当たりをつけたところであります。違ってるかもしれないけれど。 カスタマーレビューピックアップ
長い長い復讐行も最終局面、いよいよ完結です! 獣心香に心をみだされ、そこから醒めたおゆらの告白とは!? 前半は堀の女たち、後半はおゆらとおとねというヒロインが光る本作。 きわめつけの悪女が叫ぶ魂の声は、せがわ先生の丁寧な作画と原作の台詞があいまってたまらないものがあります。 おゆらの悲恋をへて、いよいよ蛇の目はひとつ! 絶体絶命の危機のもとにあらわれたのは、サプライズゲスト!? 山風忍法帖では例外的なハッピーエンドへの進み方はチョイとあっさりすぎかも(大筋は原作通りですけどね)。 でも、そんな大団円以上に心をうつのが最後の頁。 尼となって生き続けるヒロインよりも、最期の最期で魂を燃やし尽くした彼女こそ、本当に思いを遂げたといえるのかもしれません。 屍鬼 1 (1) (ジャンプコミックス)カスタマーレビューピックアップ 藤崎作品は封真演義以来読んでなかった。それはフジリューオリジナル作品はかなり個性的で私にはまだ感覚が付いていけない作品が多いからです。 しかし、原作者付きのフジリュー漫画は素晴らしいと思う。 今作も原作の大筋は変わらず、話を要約して大変分かりやすく描かれていると思います。 それが出来るのは藤崎先生の力量ですよね。 原作は読んだことなかったですが、コミックで2巻まで読んで、先が凄く気になって、今原作を読んでます。 すると登場人物がフジリュー版屍鬼のキャラクターに置き換えられるので場面が連想しやすかったですよ。 カスタマーレビューピックアップ 原作のイメージはぶち壊されましたが、これは原作とは別の一つの漫画作品として面白くなりそうだという期待から星5つ。 いち原作ファンとして、漫画化するならあの漫画家さんが…というのはありました。 しかし原作は漫画化には元々向いてなさそうなお話ですし、類似した他作品が多く存在する今、ただ原作を再現するだけの漫画家を使うなら今更漫画化なんて話最初からなかったかもしれません。 ウィキの藤崎さんの項に原作クラッシャーと書いてあるのを見て今回の漫画化も納得。 遠慮せずに原作をクラッシュして面白い漫画にして頂きたいです。 カスタマーレビューピックアップ 原作のファンで漫画化されたことを知って購入してみました。 私は漫画化成功かな?と思ってます。何せ登場人物が100人越えですからね。 小説だと「えーと、この人どこの誰だっけ?」ってなってしまう人も多いと思います。 でもこの漫画ならば上手い具合に何人か省かれてるし、顔で解るし、小説を読む時も 漫画のキャラの顔が浮かぶので難なく読めると思います。 藤崎竜さんの漫画は読んだことが無かったのですがとても特徴的な絵で最初は苦手と 感じていましたがすぐに慣れて、キャラの描き分けも凄いなと思いました。 それだけに「これはないわw」って思うキャラもいますが。 やはり漫画化するとなるとシナリオも所々省かれますね。 以下少しネタばれになるかもしれませんが… 静信の書く「屍鬼」はとても重要だと思うのですけど今のところ屍鬼という存在の話だけ。 今後どう絡んでくるのか、そこが少し不安です。 カスタマーレビューピックアップ 原作を読んだ方には怒られそうですが、雰囲気はひぐ○しを彷彿させます。 かと言って内容は全然違います。 内容自体は面白いのでしょうが、登場人物が多過ぎて話に全く入り込めませんでした。 死んだキャラが誰か分からないなんて常です。 藤崎竜さんの漫画が好きなので衝動買いましたが、今後買い続けるかは微妙です。 それでもやはり話自体は面白いので、原作の方に手を出してみたい作品です。 カスタマーレビューピックアップ
とても面白かったです。というよりもまず、 藤崎氏が手掛けた漫画版『屍鬼』を楽しんでいる自分に感動してしまいました。 漫画化が発表された時点では喜びより不安の方が勝っていたので…。 同じ原作付きでも封神演義のような古典とは違い、 近年に発売された有名ホラー小説ということで制約やプレッシャーも大きそうですし、 藤崎色が変に抑えられてしまうのではないかと案じていたのですが…杞憂でした。 かなり個性というかアクの強い漫画家なので、合わない人には徹底的に合わないでしょうが、 あの一種奇天烈な絵柄と演出が独特の不気味さを醸し出していて、 藤崎氏&小野女史両ファンの自分でもここまで楽しめるとは思っていませんでした。 まだまだ序章なので後半の壮絶な混乱をどう描くのかにかかっていますが、 この1巻であっという間に藤崎ワールドに引き込まれてしまったのであまり心配していません。 原作版『屍鬼』を知っている人にも知らない人にも一読の価値アリと思います。 |
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