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Amazon人気商品ランキング/詩歌psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:18517/総ページ数:1852 最終更新日:2008/08/30 汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集 (集英社文庫) (集英社文庫)カスタマーレビューピックアップ 鋭すぎる感性で自らの心を日常と風景に移し言葉を掴み取る。 ひたすら自分であろうとし、自分を言葉で描く天才。 鋭く、淡く、儚く激しく、それでいてどこか突き放して淡々とした感じ。 本当に詩を書く為に生まれて生きた人だと思います。 カスタマーレビューピックアップ 30歳で夭折した詩人「中原中也」としてではなく、一詩人である「中原中也」の作品集 として読んでほしいと思います。 ついつい作者のプロフィールを気にして作品を読みがちですが、その辺のことはあえて 無視して、純粋に作品だけを読むと、その詩のよさがわかると思います。 私は「冬の長門峡」が好きです。 カスタマーレビューピックアップ 繊細、儚さ、大人になるにつれて忘れていく感情。 若くして生涯を終えた、中原中也の言葉は、今の時代でも色褪せません。 1つ1つの詩をゆっくり味わって読めば読むほど 深く綺麗な世界が広がっていると思います。 カスタマーレビューピックアップ 美少年で若くして散った詩人。 詩も美しく・・・。 しかし、私は、中原中也の詩の中に、泥臭い青春が見える。 現実に唾する若者の姿が見える。 天才詩人の詩を私ごときが、理解することはできないけれど。 中原中也の泥臭さは、私を刺激する。 「詩」なんて、18歳までに読むものだと思っていた私の考えを、ひっくり返した。 今読んでこそ、わかる箇所がいくつもあった。 彼は、ちゃんと生身の女の詩も書き、人の人生をひっくりかえすようなとんでもない詩も書いている。 その後、なにくそと、生きたくなる。 無性に何かがしたくなる。 高校生の頃、夢見ていた中原中也は私の中にはもういない。 いるのはちゃんと成人した、とんでもない不良詩人だ。 カスタマーレビューピックアップ
忘れられない独特の文体が魅力。 神曲〈1〉地獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)カスタマーレビューピックアップ 言わずと知れたダンテ作『神曲』。本文庫はその第一部となる地獄編である。 物語の筋としては、森に迷ったダンテがウェルギリウスをガイドに地獄を見て回り、今後煉獄と天国へも行く予定、 というただそれだけのことだ。一言で言えば本書の内容は地獄ツアーである。ダンテはこの地獄という場所を、 細かく分けて描いており、地獄は地獄でもいろいろな段階がある。地獄に落とされた者たちは、 生前に犯した罪の種類などによって細分化されて収容されており、各人に応じた責め苦を受けている。 殺人などの重罪よりも、寧ろ人をだましたり裏切ったりした者が特に重罰を受けているのが興味深い。 地獄にいるのは古代の人間(キリスト教がまだなかったために居る者と、カエサル暗殺などの行為を行った為にも居る者とがある)、 神話世界の人物(オウィディウスの変身物語に出てくる者たちや、トロイ戦争の人々など)や、 ダンテの生きたイタリア、殊にフィレンツェの政争に明け暮れた貴族や聖職者たち(教皇までいる!)などさまざま。 とにかく頼りになるガイドであるウェルギリウスに付いてゆくダンテと共に旅していくと、 ダンテがどのような者を地獄のどの部分に入れたか、そこにダンテの考え方、痛烈な批判・皮肉があらわれ面白い。 内容は難解ではないが、イタリアの政治抗争がややこしく消化しきれない部分もある。また、本文は大きな字で読みやすく、 すぐ下に註も付され理解を助けてくれるが、普段目にしない漢字や言い回しが多く、大部の日本語辞書を手元に置きたい。 本文中には18-19世紀の英詩人ウィリアム・ブレイクによる挿絵が組み込まれ、その解題もついている。 カスタマーレビューピックアップ この書は3冊ともに訳文の歯切れが悪い。よってその分判りにくい。しかし、注や図解はとても良い。そこで星三つです。 カスタマーレビューピックアップ タイトルの通りです。 具体的にあらすじを説明していくのは難しいですが、筋道を砕いて言えば、地獄巡りの旅、と言う感じでしょうか。地獄の展望や罪状によって落とされる場所、受ける呵責の異なる亡者達。それらを詩人の霊、ウェルギリウスと巡り、亡者達と語りあううちに、なぜダンテの見知りの者達がそこで呵責を受けているのか、と言ったような事が丁寧に説明されてゆきます。読んでいくうち、 「ああ、海外の地獄はこんな風なのかあ、凄く細分化されているんだなぁ」 とか、 「へぇ、海外ではこういったことも罪なんだなぁ」 とか、日本人との考え方の違いという物でしょうか? そんなものがひしひしと感じられてほとんど冒険物語のように読んでしまいました。 また、他の方のレビューにもあるように注釈や翻訳が非常にわかりやすくて僕でも読めました。付け加えておくと歌のまとまりごとにその冒頭部分で、完全な現代文の説明文がついています。文体は元が詩ですから少し分かりにくいかも知れませんが、そういった説明文や注釈をよんで置けば読むのにそれほど苦労はしません。 世界的文学作品と言いますと皆さん敬遠しがちで、僕もまるで辞書を読んでいくような心持ちでよみはじめたのですが、読みやすいので満足しています。是非手に取ってみてください。 蛇足ですが、注釈の中にも北欧神話や書かれた当時の背景などが描かれていてそのあたりもかなり楽しめます。が、時々注釈に「聖書の〜ページを参考」とあるのは、困りますね。そのあたりを考慮して星一つ減しました。 カスタマーレビューピックアップ 私は文庫版ではなく最初に刊行された旧訳・旧仮名の豪華本で読んでいるが、訳文に「見まく欲りする」「時じく」など上代の蒼古たる語彙を散りばめた擬古文調の口語訳といい、独自の神学に基づいたおどろおどろしいウィリアム・ブレイクの挿絵といい、ブレイク神学にダンテ神学を融合させている思いいれたっぷりな挿絵の解説といい、豪華絢爛で素晴らしいの一言に尽きる。各巻冒頭に記されたブレイクによる薔薇、向日葵、百合の詩も、最初に見た時は奇異に感じて戸惑ったが、これ以外にはないと思うようになった。 註釈も周到でわかりやすい。『神曲』は様々な神学、神話伝説、科学的知識を詰め込んだ百科全書的書物だけに、天国篇など本文より註釈の方が分量が多いぐらいだが、読ませる。 ただ、文庫のサイズでは大幅に魅力を減じるので、できれば文庫版でなく豪華版で読んで欲しい……というのは文庫版レビューとしては不適切なコメントだろうか。 カスタマーレビューピックアップ
”勝ち(負け)組”とか”頭のいい(悪い)人の・・・”とか冠する本がベストセラーとなる昨今も、ダンテが政争のため35歳で流浪の身となった700年前でも、人の欲の本質は変わらないらしい。 『神曲』は難解と敬遠されがちだが、本書は読みやすい大活字の寿岳訳の真下に、西洋古典に縁薄くともまったく不自由を感じない同氏による註付き。 導者ウェルギリウスは、流浪するダンテの弱さを助ける内なる理性の声と希望だと考えれば、作品が身近に感じられるのでは。個人的には亡霊同士の醜い諍いに足を止めるダンテをウェルギリウスが厳しく叱責する第三十歌。また、死してなお、地上での名声のため名を伏せようとする亡霊が描かれる第32歌。そして、より深い地獄に故郷フィレンツェの”裏切り者”を落とすダンテに特に惹かれる。 わたしがあなたを選びましたカスタマーレビューピックアップ 妻へ対しての愛情 お腹の子に対する愛情 親へ生んでくれた感謝 自分が親になる実感 すべてを感じ そして決意をさせてくれた 妊娠中 出産したばかり まだ予定はない人 すべての人に読んでもらいたい そして、 いろいろなものと 向き合ってほしい カスタマーレビューピックアップ 妊娠中からこの本を持っていましたが、突然生まれたばかりの子を亡くして自分を責めてしまっていた時期に読み返し、読む人によってこんなに残酷な内容になる本もないなと思いました。作者の意図がそこにない事はわかりますが、私は選ばれない親なんだとどれだけ涙を流したか分かりません。 カスタマーレビューピックアップ リビューがとても好評価だったので購入しましたが、私自身は、この文のタッチと内容に違和感を感じ、一度目を通したきり、二度とページを開くことはありませんでした。 妊娠中の辛い時や、思いがけない妊娠をされた方には励ましになることもあるとは思いますが、流産するか死産するか可能性がゼロではない妊婦に、この内容の本を勧めるのはリスクがあります。 全ての人に感動を与える、というタイプの本ではないと思いますので、プレゼントされる場合はよく状況を把握した上で選ばれるといいと思います。 カスタマーレビューピックアップ 妊娠中の多感な状態だからか、ウルッとくる場面があります。 が、流産経験のある方にはつらい部分が多いストーリーです。 そのときは地上での生活や夫婦関係に不安があったから、生まれて来てくれなかったの...?って自問してしまうことでしょう。そんなことはないはずなのに。 内容にクセがあるので、本屋さんなどで一読してからの購入をオススメします。 薄い本なのでさらっと読めますし。 偶然の妊娠に戸惑っている方にはぴったりの本だと思います。 前述のような境遇、不妊治療の上に妊娠したような人にとっては素直に感動ばかりはできない内容だったのがちょっと残念ではありました。 カスタマーレビューピックアップ
いつも子どもに、かっとなって自分の感情だけで怒ってしまったり、いらいらしてしまったりしていることを、反省させられました。 そして、夫婦の関係も見直すきっかけになるかもしれません。 妊娠中はもちろん、どんな状況でもお勧めできる本だと思います。 もちろん、取り方に寄っては、傷付いたりすることもあるかもしれませんが、「すべての子どもには、愛される権利がある」ということは、すごくいいメッセージだと思います。 夫婦で読むのがおすすめです。 本気をだせばなんでもやれる詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)カスタマーレビューピックアップ 冒頭著者は「詩は人のこころを解き放ってくれる力がある」と書いている。 本書を読めば、この一文の意味することに納得する。 音楽や詩を鑑賞するというのは、きまった手順や方法があって、こうしなけれ ばならないなどといったことはなく、自由に感じるままに反応すればよいのだ けれど、本書を読めば、詩を読んでより広く、深く反応するヒントをもらえる。 ジュニア新書ということで中学生くらいを対象に書かれたものであろうけど、 大人の世界にはなかなかこういうすばらし本は見あたらないので、大人もぜひ 一度手に取ってみて頂きたいと思います。 カスタマーレビューピックアップ ジュニア用に出版された本ではありますが、詩についてかなり深く 書かれており、内容はとても充実しています。 最初から丁寧に読まずとも、何気なくパラっと開いたページの詩を読んでも、 心に残る詩がとても多く、本のレベルの高さがわかりますね。 茨木さんの解説は読みやすく、ジュニアの方々にも理解しやすいでしょう。 平易に分かりやすく書く、というのは簡単そうで実は難しいことなのです。 茨木さんの愛情を感じる文章です。 私は個人的に、詩と呼べる詩が最近少なくなったように思っていました。 でも、この本の中には本当の詩があります。 読んでいるうちに、眠っていた詩心が揺り動かされるような感覚を 覚えました。 カスタマーレビューピックアップ アマゾンの書評を読んで、購入しました。しばらく本棚にありましたが、たしかに一気に読む本ではありません。思い出したときにぱらぱらと詩をめくりゆっくり味わう時間(習慣)?がありませんでした。もしかしたら私がまだ人生経験が浅いか、感性が発達していないのかもしれません。老後などにじっくり読んだらきっと感動できるかもしれません。ただ、ジュニア文庫だからといって、簡単な内容ではないことは確かですし、内容のレベルが高いことも確かです。日本人の詩に興味がある方には、ぜひお勧めします。 カスタマーレビューピックアップ 詩は仲介者なしに自分の心で読むもの味わうものという人が多い.しかし、感動するものに会えばそれを人に伝えたいように、好きな詩は人にも勧めたい.この本では、一流の詩人が、忘れがたい詩を詩人の感性と言葉で紹介してくれる.言葉の背景にある詩人の感動が、行間を通して読む者にも伝わってくる.ジュニア新書の中から偶然みつけたこの本は宝物のような本だった.この本が四半世紀以上も前に出版されて、60版を重ねて、いまも愛されているのがよくわかる.何でいままでこのような本があることすら知らなかったのだろうと後悔した. 著者である詩人は、詩を紹介する文がとてもすばらしい.私はご本人の詩に若い時から傾倒しているが、他の詩人や詩を紹介する著書も大好きだ.この本が好きな人には、「うたの心に生きた人々」もおすすめ. なお日本の詩には「哀」に傑作が多く、「喜」や「楽」にもみるべきものがあるが、「怒」の部分が海外にくらべて非常に弱い(151頁)という著者のことばに、この詩人のめざすものが表れているような気がした. カスタマーレビューピックアップ
これは良書です。 現代詩が50編ほど掲載されていて、それに茨木のり子氏がとっても優しい語り口で思うところを述べています。 「はじめに」を読むだけでも、茨木氏の詩への思いがあふれ出てくるように感じます。よ。私には。 それまで年に1冊本を読むかどうかだった大学1年の私が、この本をきっかけに芋づる式に本を読み出した、そういう本です。 「文学ってイイなぁ〜」「芸術、ポッ(*σ_σ*)」と思い出したのです。 「食わずには生きてゆけない。」(『くらし』(石垣りん))とか、「生れるってな、つらいし/死ぬってな、みすぼらしいよ―/んだから、摑まえろよ/ちっとばかし 愛するってのを/その間にな。」(『助言』(ラングストン・ヒューズ 木島始 訳))とか、もうね、震えますよ。 自分の感受性くらいカスタマーレビューピックアップ 詩集など余り読まない自分だが、茨木さんの詩集だけは幾つか愛読している。表題作の「自分の感受性くらい」には、読む度に何と云うか襟を正さしめる気迫を感じさせられる。「初心消えかかるのを/暮しのせいにはするな/そもそもが ひよわな志しにすぎなかった/駄目なことの一切を/時代のせいにはするな/わずかに光る尊厳の放棄」。また、昭和天皇の有名な発言「そういう言葉のアヤについて/文学方面はあまり研究していないので/お答えできかねます」に想を得た「四海波静」も、言葉を弄ぶ者とそれを許す者への静かなしかし厳しい批判に満ち満ちて、印象に残る。 カスタマーレビューピックアップ 以前から気になっていた本書を見つけ 「自分の感受性くらい」をさっと見てみた. ほんの一瞬. 筆者の精神が鋭く迫って,一気に感情を揺さぶられた. あまりにふいの出来事だったので,涙がこぼれそうになり 感情の波を止めるように,すぐに本を閉じた. この詩集は愛と呼んでいいもので満ち溢れている. そうでなければ,「ばかものよ」と言われて 母親に包み込まれた気持ちになり,涙が出るはずが無い. 自己批判の精神を忘れかけた今の時代だからこそ,読み継がれていくべき本だと思う. カスタマーレビューピックアップ 怪我をして入院、仕事をやめようかどうか自分で決められないほど落ち込んでいたときに会社の先輩に紹介してもらったのが茨木のり子著「自分の感受性くらい」でした 「ぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにするな・・・」などなど 出来なかったことを何かのせいにすることはありがち。 人は色んなあたりまえを忘れてしまって、感性を粗末にしてはいないということを作者のまっすぐな言葉で投げかけてきます 落ち込んでいるときにこそ触れてみるべきだと思う一冊です カスタマーレビューピックアップ この詩が嫌いだ。 忘れてしましたい、誰かのせいにしてきたことをこの詩が呼び起こす。 自分でも分かっている自分の足りない何かのせいであることを・・・ なのにこの詩は遠慮なしで自分の前に自分を立たせる。 さぁ、己を見よ。 そして、「ばかものよ」と言われ、涙がこみ上げてくる。 あなたにとっていい事ばかり言う人だらけならこれを読むといい。 カスタマーレビューピックアップ
時代はひどいことになっている、という。いや、いつの時代でも、為政者やマスコミ等は、人の感受性を攻撃してきた。 けれども、人は、生きていかねばならない。そして、生きていくなら、感受性だけは、強く、しなやかに。 やむことのない、執拗でいやらしい、感受性に対する攻撃。感受性の曇った人たちが増えた方が都合が良い、という人が、たくさんいるからでしょう。 短い詩だが、座右に置きたい。 二十億光年の孤独 (集英社文庫 た 18-9) (集英社文庫 た 18-9)カスタマーレビューピックアップ 日本語と英語で詩集が出ていることを初めて知りました。 英語のタイトルはTwo Billion Light-Years of Solitude。 この文庫には、両方収納されていて、とてもお得です。 谷川俊太郎は不得意分野でしたが、英語の勉強にもなるので、若い人にも読んでもらえると嬉しい。 「二十億光年の孤独」「ネロ」「はる」などを所蔵している。 英語の表現の微妙なところは分かりませんが、英語で文章を書くときの参考にしたいと思いました。 カスタマーレビューピックアップ 「万有引力とはひき合う孤独の力である」 −二十億光年の孤独− "Universal gravitation is the power of the solitudes pulling each other." -two billion light-years of Solitude- この文庫のおもしろいところは、英訳と著者の草稿、コピーが一緒になっていること。 別の視点から見るおもしろさがあり、そして谷川の言葉運びに改めてほれぼれする。 英訳と比べてみると、それは分かる。 詩はどんなに上手に訳しても、原文の30%も引き出すことはできないという言葉があるが、なるほどと納得する。 そこかしこに科学用語が使われているが、彼の日本語はそれがあまり無機質な響きを持たない。 英語になると、ふむ、どこかよそよそしいのはなぜだろうか。 英訳が対になっていることで、見つかる日本語の美しさもある。 ふだん詩を読まない人間でも、この本は楽しめた。 おすすめの一冊。 カスタマーレビューピックアップ
詩人谷川俊太郎の記念すべき出発点となった昭和の名詩集『二十億光年の孤独』が文庫本でお目見えするのは、なんとこれがはじめてなんだそうです。意外な気がします。 いまから半世紀も昔に、太平洋戦争の敗戦国でまだ貧しかった日本の、二十歳そこそこの若者が出版したとは信じられないくらいに、みずみずしい抒情と快活な才気に富んだ詩が50篇。 当時の詩壇の大御所だった三好達治が序詩を寄せて絶賛したことも納得できる、画期的で清新な詩集です。 処女作には作家のすべてがあるとしばしばいわれますが、この詩人の場合も、現在にいたる旺盛な詩作の拡がりと深まりの萌芽をここに見いだすことができるのではないかしら。 本書には、表題の詩集のほかに、読解の助けになる貴重な文章がいくつか、草稿となった自筆の大学ノートの一部の写真版、それから高校程度の英語力があれば読めそうな全収録作品のやさしい英訳までも附録についていて、文句のつけようがない充実ぶりです。 これはおすすめ。 今日は死ぬのにもってこいの日カスタマーレビューピックアップ “詩を詠む”というのは、普通の文章を読むこととは違う。“詩”とは“詩(うた)”。音楽の様なもの。音楽は“理屈”で聴くものではない。思考を停め“感じる”もの。だから、ただ“感じて”いるときは心身は静かで、穏やか…。詩を詠むことは静かで良い。 カスタマーレビューピックアップ 詩集です。 詩とはなんぞや、詩人が自分でもハッキリ分かってないことについてなんとか言葉で説明しようとしたときの文章形だと思います。 例えば、野球やサッカーを語るときに、詩を用いるなんて普通ない、言葉でハッキリ説明出来る事だから。 ってことは、やっぱりこのインディアンの古老達も、人生についてハッキリわかってないってことだ。 そりゃあそうだ、人生について全て理解した人なんて誰もいないんだから。 この本が提唱する真理は基本、草木や花の境地に至ることだ。 金や成功とは正反対。 別に身も蓋もないほどの説得力があるわけじゃないんだ。 インディアンのつぶやき、でもそれが最高なんだよ。 カスタマーレビューピックアップ 著者は白人女性、数十年以上交流を持つニューメキシコ、タオスにすむアメリカインデイアンの人生観、社会観、歴史観などを美しい散文詩にしたもの。英文も掲載されており平易だが奥の深い英語の勉強にもなる。すべての詩に癒しの力が宿っている。タイトルの詩は「死ぬ瞬間」すべてが調和し安らかで自然と融合した理想の姿を表現している。太陽や自然、大地に感謝し生き方を変えない先住民達と、彼らの祖先の土地や自然を破壊し奪った白人達の独善とが対比されている。新しいもの、便利なもの、テクノロジーや物欲、権力欲、支配欲に振り回され、根本的な人間性の喪失に気がつかない白人達をあざわらうようだがそれは現代日本人にも向けられたメッセージだろう。 カスタマーレビューピックアップ 表情豊かな彼らを描いた絵と共に、自然を愛し敬いながら暮らす中実感として生まれた気持ちが、数々の言葉によって伝わってきます。 どなたかおっしゃってましたが、ぱっと開いた頁を毎日一箇所読む、という方法も大変良いと思いますし、また、完読後、何度読み返しても飽きずに、その時々に新しい思考を与えてくれる言葉たちです。 カスタマーレビューピックアップ
私は寝る前や思いついた時にふと手にして開きます。どのページでもかまいません。何気なく開いた1ページをゆっくり読みます。ゆったりとそれでいて重く心にしみいります。 私が勝手に感じている事ですが、‘自然’というテーマに日本人もインディアンとの共通の接し方があったと思うのです。だから私の心の底に響くのかもしれません。ぜひ今の日本人に感じていただきたい本です。 神曲〈2〉煉獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)カスタマーレビューピックアップ 地獄とは打って変わって、煉獄の旅の幕開きはのどかである。山裾では窪地に花が咲き、生前、敵対した者同士が共に息子の不肖を嘆き、歌を唱和する光景も見られる。 が、ペテロの門に至るや状況は一転、浄罪の行が始まる。まずは高慢の罪。生前、人を凌ぐことに執心した画家が、重荷を負いながら名声の虚しさを語る。ダンテ自身、学問と教養を誇って庶民の心に入らなかったことで身に覚えがあるようだ。浄罪の行はこれを始めとして7段階あるが、そのすべてを他人事で済ませられる読者は少ないだろう。畏怖の念にかられ、姿勢を正され、謙遜について深く考えさせられる。 山頂に着き、これまで絶大な信頼感を抱いてきたウェルギリウスが、含蓄のある言葉を贈ってまもなく、姿を消したことに気付いた時には、ダンテならずともじわっとくるだろう。そこで、間髪おかずベアトリーチェに一喝され、過去数年の怠惰を弾劾されるのは、師との別れの辛さを忘れるにも丁度よい。 聖書やダンテ以前の西洋古典に親しんでいれば、『神曲』になじみやすいことは言うまでもない。が、そうでなくても、本文と脚註を結び付けつつ展開を把握するには強い集中を要するため、雑念が掃われさっぱりする。つまり、読者にとっての導師、寿岳文章の註さえ丁寧に読めば、キリスト者でなくても本書は味わえる。 カスタマーレビューピックアップ 史上最も有名な詩人の一人ダンテによる長編小説。生身のまま死後の世界を巡るというストーリーで当時の人々の宗教観・倫理観・宇宙観などがうかがわれます。本書「煉獄篇」はダンテにとって永遠の恋人であったベトリーチェの登場が圧巻。ただし、読み解くためには欧州の古い習慣やキリスト教に関する知識が必要で、現代日本人にはちょっと難しいという印象を受けるかもしれません。 カスタマーレビューピックアップ
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心理学者で有名なユング博士が大のお気に入りだったゲーテの「ファウスト」であるが、一部にこの書物は、オカルティズムとも関連が深いと言われることがある。 しかしながら、それを読解できるのは非常に稀なことであり、殆どの人はそのような読み方をできないという評を、哲学・心理学・宗教学・オカルトなどの各書籍で見つけることができる。 さて、この書物はゲーテのライフワークであったことは確かであろう。 よく言われることであるが、ファウストもメフィストフェレスも同様にゲーテの分身であるということである。 若き神学者であり哲学者のファウスト博士は、この冒頭で眼前に偉大な何かを見つつ、それと決別せねばならない。 実は彼はこの決別に絶望しつつも、悪魔と契約し没落することで生命の素晴らしさを再び探求する旅に、今出かけるところなのだ。 さらには彼は、若い娘に神について説教され、それを悪魔に揶揄される。 「神についての専門家が、逆に説教されてしまいましたね。」という言葉には、一体何が隠されているのだろうか。 この作品は、少なくとも二重の読み方ができる。 |
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