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Amazon人気商品ランキング/歴史・地理psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:132418/総ページ数:13242 最終更新日:2008/07/06 世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)カスタマーレビューピックアップ 定価の10倍以上なんていうプレミアが付いていましたが、 ようやく復刊されたようで角川書店さんありがとう。 中古本の価格暴落時が買い時かもしれません(^^) カスタマーレビューピックアップ それに相応する内容です。 たとえ株が全くわからない人間が読んだとしても、ジェシー・リバモアという1人の男がウォール街に挑んだ人生は読んでいて痺れます。 相場を動かすのは人の心理とはよくいったもので、それは昔も今も変わらない普遍の真理だといえる。 実際リバモアが相場で成功した理由も、純粋に数字に興味を持ち、大衆の心理を読む株式相場という一種のゲームを楽しんだ所にある気がします。 最近、マンガ版、文庫版とリバモア関連の本が出版されましたが、あちらはあくまでリバモア入門編といったところで、より本質的なリバモアという人物を知るにはこの本が最も適した書籍だと思います。 カスタマーレビューピックアップ リバモアの次男ポール・リバモアと、長男ジェシー・リバモア・ジュニアの妻パトリシアの二人へのインタビュー と、当時の新聞記事、ルフェーブルの著書、リバモアの著書をベースにして書いたと思う。リバモアが長広舌を ぶつシーンが結構あり、延々と長く続く会話など、おそらくリバモアの本をもとにスミッテンが創作したんだろ うなと思う。正直、伝記というより小説という感じ。あと、巻末にリバモアのトレードルールの要約がある 本書のテーマはスミッテンによると以下の四つ。 ・人間の心は変わらない。だから市場も変わらない ・世俗的豊かさと精神的豊かさは比例しない ・何事かをなすためには強固な意志が必要 ・人類の偉大な行為はたった一人の個人によって成し遂げられる リバモアの頂点は、1929年の大恐慌のとき。彼はバブルだということを的確に見抜き、大成功を収めた。しかし、 大成功を収めたのに喜びはなく、気持ちは重く沈んでいたという。その後彼は死ぬまで抑鬱状態で過ごしたらしく、 トラブル続きの晩年をおくることになる。 なぜ彼は没落してしまったのかについて、スミッテンは深く解明することはしておらず、それゆえ、30年代にあった エピソードを幾つか書いただけで(リバモア以外のドロシーとかのエピソードのほうが多い)、1940年に彼が自殺し たことをちょっと唐突に書いている。思うに、リバモア本人のことよりも、リバモアが儲けたこと、どのように儲け たかということしか興味がなかったのではないだろうか(それしかないだろ?と言われればそれまでですが)。 1940年11月28日、32口径コルトオートマチックで自殺。 遺言状には、自分が落伍者でもうこれ以上頑張ることができない、行き詰まってしまったと書いてあり、情緒不安定 だったということが読み取れる内容だったらしい。 アル中と浪費癖のドロシーは、リバモアと離婚後、彼女も下り坂の人生を送り、1985年孤独に死んでいく。リバモア にとことん溺愛され、甘やかされたリバモア・ジュニアは、飲酒、DV、浪費、ギャンブル、女遊びの果てに1975年 自殺。唯一、ポールだけは家庭をもち、幸せに暮らしていく。 カスタマーレビューピックアップ プレミアがついて高いので、本の「はじめに」だけコピペします。 この「はじめに」だけでもマーケットの本質に関わるすごいことが書かれてますよ。 人の心はいついの世も変わらず、 変わるのは人々の顔ぶれであり、 財布の中身であり、 カモにされる連中であり、 株価を操ろうとする連中であり、 戦争であり、 天災であり、 技術である。 しかし、 そうした要素が以下に変化しようと、 株式市場は変わらない。 人の心が変わらず、 人の心こそが市場を動かすとすれば、 市場もまたいつの世も変わらないのだ。 市場の動きに理屈はない。 経済学で動くわけでもないし、 理論に従って動くものでもない。 市場を動かすのは人間の感情にほかならず、 なぜかといえば、 人々はなし得るほとんどすべてのことを市場に持ち込むからだ。 カスタマーレビューピックアップ
入手に困ってる方は、取りあえず英語版(題名:Jesse Livermore、3043円)を購入されることをお勧めします。 トレーダーを志す者にとって、英語(少なくとも「読める」こと)は必須であり、この良書はその手助けともなるでしょう。 日本鉄道旅行地図帳 1号―全線・全駅・全廃線 (1) (新潮「旅」ムック)カスタマーレビューピックアップ 鉄道路線のデータは簡易軌道等の廃線も含めて載っている。しかし肝心の地図は小さく、ページ数もデータの方が多くて地図帳と呼ぶのは無理がある。シリーズ化されるようなので、次回作は廃線跡の調査にも使えるような詳細な地図を期待します。 カスタマーレビューピックアップ 見やすい大判で、現在ある鉄道と、かつてあったすべての鉄道の路線図とを掲載したもの。 ほんの一時期存在しただけの小さな軌道や、貨物専用線なども表記されているのだから恐れ入ります。 これは買わざるを得ません。 カラーでわかりやすいし、ほんのちょっととはいえ、旅のワンポイントアドバイスみたいなものも載っている。 何時間でもボーっと眺めていたくなる一冊だ。 それにしても、北海道のかつての鉄道路線図を眺めるたびに、その壮大な路線ネットワークに圧倒されるとともに、失われた鉄道の多さに愕然としてしまう。 少しさびしい気にもなる一冊である。 ともあれ、2号以降も楽しみです。 カスタマーレビューピックアップ 最近の鉄道、廃線ブームに便乗したお気軽本かと思っていたらうれしい誤算。狩勝峠や常紋のスイッチバックなどツボをしっかり押さえているのはさすが。 圧巻は後半の路線、駅一覧。国鉄、JRはもちろん北海道ならではの殖産鉄道までしっかり押さえている。資料的価値は高いと思う。別巻の外地編が今から楽しみ。 カスタマーレビューピックアップ
廃線ファンの方には既知の情報ばかりかもしれませんが、地図が良いので購入しました。もう少し「濃い情報」を盛り込んでもらえると、さらにベターでしょう。とはいえ、次号「東北」編も期待しています。たぶん、買ってしまう。。 ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)カスタマーレビューピックアップ 1965年に量子電磁気学への貢献に対してノーベル物理学賞を受賞したファインマンの波瀾万丈の半生記、最後まで一気呵成に読んでしまいました。 いたずら好き、実験好き、何でも自分でやってみないと気が済まない性格。ファインマンは少年時代からそのずば抜けた才気煥発さを遺憾なく発揮しています。MITやプリンストンでの蒼々たる学者連中との交友、ロスアラモスでは原爆開発研究に携わりながらも金庫破りの腕を磨いたり、徴兵検査で画一的な対応をする精神科医を手玉に取ったり、と読んでいてあっぱれという気持ちになってきます。 するどい着眼点で物事の本質を見切り、それを表現するために自分流の記号を作り出してしまうあたりは、後に素粒子の相互作用を視覚的かつ直感的に理解できるファインマンダイアグラムを編み出していくことになるファインマンの面目躍如たるところですね。 カスタマーレビューピックアップ 最後の章を読むまで、このおっちゃんは賢くて、面白い人やなーというぐらいに感じていました。しかし、最後の卒業生への式辞を読んで、誠意があるということが加わりました。 本書の中に、「諸君に第一に気をつけて欲しいのは、決して自分で自分を欺かぬということです。己というのは一番だましやすいものですから、くれぐれも気をつけていただきたい。」という文章があります。この後は本を読んで欲しいのですが、この件には本当に感動しました。僕は問題があると、なんとか楽な方法で解決しようとしてきましたが、自分で納得できる方法で誠意を持って、問題を解決していこうと考え方を変えました。 誠意をもってこれからの人生を生きていきます! カスタマーレビューピックアップ 若い頃に読んで、今の自分の価値観を形作る上で一番影響を受けた本です。 基本的にはFeynman先生の様々なエピソードを楽しむための本ですが、そういったエピソードを通して彼の価値観・考え方にも触れることができます。 楽しいのでぜひ一度読んでみて下さい。 カスタマーレビューピックアップ ノーベル物理学賞授賞、ロスアラモスで原子爆弾製造のプロジェクトに参加したファインマンの自伝。実験好きだった子供のころからロスアラモスでの経験、そしてコーネル大学教授として踏み出すまでが記されている。上巻だけで340ページの内容も、中学生以上であれば誰でも読める平易な文章であるために、まる1日(ゆっくり読んでも数日)あれば読破可能な分量。 『どんなに難しい内容も中高生に理解させることができなければ、本当に理解しているとはいえない』というファインマンの言葉にあるように、本書は万人が理解できる丁寧な文章で記述されている。全編から感じることは、天才と呼ばれた著者自身の姿勢からは、特別な能力ではなく、日常の全てのことに疑問を持つ好奇心とそれに対応した丁寧な考察、そしてそれに基づく主体的な行動によって道が拓かれていることが感じられる。ファインマンが天才なのではなく、世間があまりにも知恵を活用していないことに改めて気づかされる作品となっている。同時に、ずるい性格にユーモアとウィットを併せ持ち、話を楽しく伝えることに勢力を注いでいることによって本書は読み始めたらやめられない面白さを持つ。同氏が決して特殊な知能を持っていたわけではないことは、妻の死亡時間と時計が止まった時間が全く同一であったことを超自然的な現象と考えていることからもうかがえる。これは妻が死亡したときに死亡時間を確認しようとした医師がそこにあった時計の時間を参照したために、そうなっただけで、実際にはその時計は同時ではなく少し前(もしかしたら12時間ほど前)にすでに止まっていただけの可能性が強い。このようなきわめて人間的な一面を覗かせる記述がたくさんあることも、正直で背伸びをしない同氏の性格を表している。 10年以上前に読んだ本書を再度購入して読んでみても、面白さは全く色あせていないことが確認された。万人が読むべき書だと思う。自伝は主観的な部分やツッコミたくなる脚色が多いことがしばしばあるため、高い評価にはなりづらいことを考えても、星5つ以外の評価はない。 カスタマーレビューピックアップ
ノーベル賞に直接関係することは全く書いてないが、実にユニークで、率直で、愉快な人生だ。原爆開発に関わったからと言ってこの人を責められない。様々な話の中で、学者や研究者が現役でいたければ、教職の場を離れるべきではない、人にものを教える立場は脳を活性化するという意見は特に傾聴に値する。俗塵を離れた静かな環境に置かれた時には偉大な頭脳が刺激のないままに朽ち果てるという話は衝撃的だ。精巧な錠前を開けるコツは根気と集中力というのも説得力がある。 好きこそ物の上手なれというが、それに集中し、イヤなことはやらずに済ませるように彼は彼なりに工夫している。人生の師とするに値する。遅まきながらこの本に会ってよかった。 新訂 福翁自伝 (岩波文庫)カスタマーレビューピックアップ いわずとしれた福沢諭吉翁の自伝。大学時代には何かこう敬遠して読めなかったが、社会人生活も長くなりふと手に取ったところ、ようやく完読を実現し、「宿題」を終えたような気分。それにしても、このからっとした爽やな読後感はどうだ。この一書から学ぶべき第一は、何物にも囚われない自主自立の精神の大切さであろう。私も幕末から明治時代に生まれて、彼のように自由に生きたかった。 カスタマーレビューピックアップ 若い人には是非読んでもらいたい。一つの人生で二つの時代を生きた「良識の大家」福沢諭吉の精神の平衡力に脱帽。内容が痛快、読んでいて素直に楽しい本でもあります。一万円札になった理由は・・・本人が知ったら悲しみますよね。" カスタマーレビューピックアップ 50歳になって初めて読んでいては悔しいばかりなのですが、それでもとても役に立ちました。理屈っぽいところもありますが、応酬話法の基本を感じさせてくれる喋り方は面白かったです。大変な時期に重要な助言を与え続けてきた立場の人なのですが、とても身近な印象を抱かせる普通のお酒大好きオジサンだったのが判りました。小学生高学年からでも読んでもらいたい本ですね。私の頃には野口英世やエジソンでしたけれどねぇ。誰もこの本を薦めてくれなかったような気もしますが・・。 カスタマーレビューピックアップ なにやら学園物を読んでいるようにも見える自伝であるが、古典・一次史料本としても貴重 な本。著者の適塾時代は、将に現代の学園物とも見えるし、漫画家手塚治虫のご先祖である 手塚良庵の間抜けなエピソードは、まず本書と同時に手塚治虫の「陽だまりの樹」も読んで 頂くとなおおもしろい! 只の青春期だけではなく、幕末の機危機の時代に幕臣達がどう対応したのか?福沢の冷めた 目で見た幕府キャリア達が右往左往する様と、それを横目で「我関知せず」を貫き、時代の 傍観者の目で眺めた福沢の門閥に対する皮肉な視点。そして当時の攘夷派に対する毒舌など 次の時代の主は俺たち洋学者という自負(ある意味ゴーマニズムに通じるが)が見れる。 自分が一番笑ったのが、咸臨丸で日本に帰還するときに、アメリカの娘さんとツーショット の写真を撮っておいてそれを仲間に秘密にしておいて、後に全員に自慢する茶目っ気たっぷり な話。本当にマンガのような世界である。是非読めれたし! カスタマーレビューピックアップ
福沢諭吉の自伝。幕末〜明治への時代の変革時に青春を送った彼の物語は一言でいって「痛快」である。時代の変革時には彼のような、いわば「異端児」が現れて時代を作っていくのであろう。その異端ぶりが現代にも通じる、いわば青春の勢いなのである。その青春を感じることができる時代、つまり中学生/高校生時代に読むことをお勧めする。きっと読者の人生に一つの指針を与えてくれる名著です。お札の顔になってすましてますがとんでもない、人生を濃く生きた一人の「男」の物語です。 ワンダーWORLD〈世界遺産をぶっ飛ばせ!〉 2008 SU―世界の〈異空間〉探検マガジン (2008) (三才ムック VOL. 195)
特価:¥ 1,500(税込) 発売日:2008-06 売上ランキング:Bookで1756位 Book / 通常24時間以内に発送 シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))カスタマーレビューピックアップ トロイア遺跡の発見で有名なシュリーマンは,その偉業を遂げる前の数年間,世界漫遊をしていた.その際,幕末の日本も訪れており,本書はその時の見聞録. シュリーマンが当時の日本人に対して受けた印象は,礼儀正しい・親切・高慢不遜さがない・たいへん清潔とのことで,その前に訪れていた清国との違いに,たいへん驚いたらしい.また,西洋との文化の違い,例えば人々が家の中に家具類をほとんど置かない(持たない)ことなどについて,色々と彼なりの解釈・考察を繰り広げ,つぶさに記しているところが面白い. シュリーマンが見た,今から五世代ほど前の日本人が持っていた習慣,あるいは美徳と言えたかもしれない性質は,今はもう失われてしまったのだろうか?それとも,普段意識しないようなところで生きているのだろうか.私たち自身を知るうえでも,貴重な本かもしれない. カスタマーレビューピックアップ 1865年、江戸末期の日本。当時の日本について私がおぼろげに知っていたことは、教科書に書いてある非日常的なことや、時代小説の中の想像の世界に限られていました。しかし、シュリーマンが書いたこの旅行記は、私達を生きた江戸時代へそのまま運んでくれる、まさにタイムマシンです。秀逸な和訳(原文は仏語)による所も大きいのでしょうが、細やかで読みやすい描写が当時の日本人の息づかいや体温まで生き生きと感じさせてくれます。 日本を訪れたことのある知人達から何度もその素晴らしさについて聞かされていた著者は、日本へ行くことを永年夢見ていました。類まれな商才と語学力を生かし、やがて世界をまたにかける貿易商として成功、巨万の富を築きます。そして、その潤沢な資金を元に、43歳の時に世界漫遊の旅へ出発し、ようやく念願の日本へ。今この稀少な見聞録を手にしている私達にとって幸運だったのは、この著者が旺盛な好奇心、執拗な探究心、さらに異文化を暖かく受け入れる広い心の持ち主だったことです。 日本に滞在した期間はほんの1ヶ月程度だったようですが、その取材力と行動力は驚嘆に値します。聞くもの見るもの全てに興味を示し、それらをなるべく克明に記録に残そうとしています(雑貨類の細かい寸法まで!)。そして何より興味が尽きないのは、そんな著者の暖かい目に映った、純粋で愛すべき私達の祖先の姿です。貧しいながらも清潔で配慮の行き届いた生活ぶり、外国人である著者に無邪気な好奇心をあらわにしつつも懇切丁寧に接する町の人々、また決して賄賂を受け取ったりしない高潔な役人たち。銭湯が全て混浴で、性に対して大変おおらかな国民性に著者が新鮮な驚きを感じるあたり、いつしか自分もこの外国人著者と同じ視点に立ち驚きを共有していることに気づかされます。 そして読後に残る、心の痛み。それは、かつて存在したそんな日本と日本人の美徳に対する喪失感に他なりません。 カスタマーレビューピックアップ 著者のシュリーマンはトロイア遺跡の発掘をしたことで有名な人だが、彼は考古学を勉強して遺跡の発掘をする前は、とても成功した貿易商だったらしい。そして、インド、香港、上海など現在の中国の都市、日本を廻り、さらにサンフランシスコ、ハバナ、メキシコを経てパリにしばらく滞在した。この長い旅行の間、シュリーマンはずっと旅行記を書いていて、この本はその一部ということになる。まずは清の北京と上海を訪れた時の日記があり、それから横浜、江戸の様子が描かれているが、外国人を迎える現地の人の様子なども国によって少しずつ違うのが面白い。特に当時の中国の様子と比較することで、ある出来事が当時は一般的だったのか、それとも日本に独特のものだったのかが分かるのが良かった。文章も、講談社学術文庫という硬いシリーズにもかかわらず、とても平易で読みやすく、一気に読み切ってしまった。 シュリーマンは日常の本当に些細な点にまで目を向けていて、そこが面白い。日本人の宗教観については他のレビューで触れられているので省くが(彼の観察眼には驚かされる)、市民が毎日入浴していることにも感心しつつ、それにも関わらず日本には皮膚病が多いことに気が付き、その原因を魚を生で食べていることだと推測してみたり、日本人が酸っぱい味を好むので、果物は青いうちに摘み取られ、熟した果物や野菜には関心を持たないと記述している。また、最後にはとても短いがシュリーマンの日本文明論が述べられている。封建体制の抑圧的な傾向を指摘するなど、短い滞在にも関わらず、彼は日本の中に渦巻く目に見えない雰囲気を感じ取っていたようだ。 シュリーマンが清国と日本を訪れたのは1865年5月から約4ヶ月間。日本は大政奉還の直前で欧米諸国への反発も大きく、外国人を取り巻く情勢はかなり不穏なものだったようだ。物珍しいために、みんなが寄ってくるというのもあったが、とても1人で街歩きが出来る状況ではなく、当時はアメリカ以外の国は領事館を江戸ではなく横浜に置いていたらしい(1863年には英国公使館焼き討ち事件が起きている)。何とかつてを駆使して江戸のアメリカ公使館を訪ねることに成功したシュリーマンも、常に5人の役人に付き添われている。そんな限られた自由の中で、ここまでの観察(目で見るだけでなく、様々な人に沢山質問をして色々なことを知ろうとしたのがよく分かる)が出来たことには本当に驚かされる。 最後に、この本の中にはF・ベアトの「幕末日本写真集」から大名屋敷の写真が1枚紹介されている。この本を読む前は知らなかったが、彼は当時の日本の写真を多数撮っており、写真集は現在も入手可能。この本と照らし合わせながら写真集を堪能するのも楽しいのでお勧めだ。 カスタマーレビューピックアップ まず何よりも日本人でもなく、過去につきあいの長かったアジア系の国の人でもなく、 ヨーロッパという全く文化の異なる国の人による江戸時代の描写というのは非常に 貴重である。さらにシュリーマンは数多くの国を訪れた経験があり、話す言語も各国の間 を行き来しやすくなり、学ぶ機会が増えた今でさえそんなに話せるのかと思うほど多言語 を話すことができ、異文化に触れることになれた人である。そのような貴重な資料が手軽に 読めることにまず感謝したい。 シュリーマンは奇異に感じたことはばっさりと批判しているが、だからといって中国の文化を すべて否定するわけではなく、劇場での劇のすばらしさ長城から見た景色の雄大さは世界でも 一番だとしている。文化に体当たりで触れてみて素直に自分の育ってきた文化との違いや感情 を表現している点が、彼の視点からのありのままのアジア文化を表現していておもしろい。 日本はその清潔さもあり批判的、否定的な記述はほとんどなくべた褒めされているような気分に なり少し嬉しかった・・・が何とも皮肉なことに褒められた当時の文化は今の押しつけられた 文化ではなく、自分たちで長年育んできたありのままの日本だということがいかに現在の日本が 文化的に廃れてしまったか、とうことを認識させた。 それに関連して西洋文化を結婚までも”モノ”に支配されていると批判している点は非常に 興味深い。日本があまりの家財道具や土地等のいわゆる”モノ”を必要とせず、かといって 芝居や工芸品はよいものがあり、人々が豊かに生活していることに強い衝撃を受けたのだろう。 シュリーマンは不正確なものもあるが数字を使い身の回りのものを記述している。 それは自らの記憶を鮮明にしたかったのか、考古学的にも数字で記述しておいた方が後生の役に たつと考えたのか、どちらにせよそれにより現実味をおびている。 カスタマーレビューピックアップ
家の近くの古本屋で見つけて購入した。 トロイの遺跡で有名なシュリーマンが日本に来ていたとは不勉強で知らなかった。江戸時代の終わりに 中国を経て 日本に来ていたのだ。 シュリーマンは日本を非常に好意的に書き出している。それは その前によってきた中国(上海)と比較してもはっきりしている。シュリーマンが書き出す日本は 清潔で勤勉な国である。そんな日本人の末裔としては いささかうれしくなったものだ。この本が日本で翻訳され 読まれるとしたら 日本人として読んでいてうれしくなるからではないか。 そんなふうに思った。 坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)カスタマーレビューピックアップ ギリギリの生死を賭けた男たちの生き様を描いた小説です。 大筋は史実に基づいていますので(刊行後に明らかになった新事実 もありますが)、旅順攻略の部分など読むのが辛い記述もあります。 海戦で勝つ部分など、やはり日本人として気分が高揚しながら 読めますが、ロシア軍は多大な死傷者が出ている訳ですから 勝ったからいい、という単純なものではないと感じました。 また、乃木のような無能なリーダーの下で死んでいった無名の兵士 たちが哀れです。明治期は薩長でありさえすれば、このような無能者 でも大将になれたんですから。ちなみに乃木は士官学校に数ヶ月間 居ただけなのに、長州という事だけで軍人のスタートからいきなり 中佐になっています。無能なリーダーは罪深いです。これは現代 にも通じます。 元トリンプ社長の著書で「仕事ができない奴はいい人になるしかない。 それしか会社で存在価値を表現できないから」というような記述が ありますが、軍事的才能がなかった乃木の精神面の高さにも通じる のかもしれません。 東郷と乃木のリーダーとしてのあり方、海軍の戦略性と陸軍の無策等、 (殊更、意識的に対比させている面もありますが)現代のビジネスの 場面でもとても参考になる気がします。 日本存続のために必死で戦った人たちの物語、未読の方にはやはり 読んでおいて欲しいです。得るものがあると思います。 カスタマーレビューピックアップ 司馬遼太郎の作品はこれが初。まだ、6巻ですが ココまで一気に読めてしまいました。 日本の近代、鎖国が終わり、外国との接触が始まり 日本が先進国になろうとしていたこの時代。 熱いです。ワクワクします。自分の小ささが恥ずかしく なるくらいのスケールの大きさ。 学生は言うに及ばず、ビジネス書に飽きてきた 方にも。新鮮な感動と、熱い世界があります。 問答無用でおすすめします。 カスタマーレビューピックアップ 私は学生のころから歴史などにはまったく興味がなく、自然と理系の学部に進学しました。学校の授業で教えられる歴史は断片的なものが多く"何年に何があったか?"(歴史)、"俳人の考えを類推しなさい"(国語)などジャンルを超えた繋がりがなく、どうしても興味がわかなかったことを覚えています。 社会人になり多くのCEOが本書を推薦しているのを見て読み始めたのですが、司馬遼太郎の歴史描写は臨場感があり人々の思想や時代背景など一連の繋がりを持って描かれているので「その時代の感情」を共感することができ興味がそそられます。 司馬遼太郎さんの言葉で「歴史上の事実を一つ一つ集め、脚色せず綴っていくことで、ひとつの小説が出来上がる」とありますが、それだけの情報の裏付けがあることで臨場感や親近感が生まれるのかもしれません。 学生時代に本書を読んでいれば、もしかしたら今とは違った道に進んでいたかもしれませんね カスタマーレビューピックアップ 日本がロシアに勝ったなんて、恥ずかしながら知らなかったです。 秋山兄弟を主として、いろんな登場人物が出てきます。その中でも児玉源太郎が特に好きです。世界の3大提督である鹿児島の東郷平八郎も出てきます。 秋山真之「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」 児玉源太郎「諸君は昨日の専門家であるかもしれん。しかし明日の専門家ではない」 203高地の占領、バルチック艦隊に完全勝利する描写が血沸き肉踊るシーンです。(戦争を賞賛してはいけませんが) この本は経営者が選ぶ本、第1位にもなっています。全くその通りだと思います。今まで読んだ小説の中で一番です。 NHKで平成21年に放送予定なので、楽しみです。 カスタマーレビューピックアップ
司馬遼太郎作品の魅力は、時代背景に関する情報がふんだんに盛り込まれていて、物語が立体的に浮かび上がってくるところだと思います。そうした意味では、本書は最も司馬さんらしい小説のひとつだと思います。余談が多く、至るところで話が脇道にそれますが、それがまた楽しい。あとがきで、司馬さんご自身でロシア語の資料を読み込んでいたというのを知って驚きましたが、小説の密度を考えると納得できます。物語は秋山兄弟と正岡子規の物語というよりも、日露戦争に関わった様々な人々の人間ドラマと言ったほうがいいと思います。「坂の上の雲」という伸びやかなタイトルではありますが、この小説を貫いているのは、西欧列強から侵略されるのではないかという当時の日本人の切迫した危機意識・恐怖心です。それを避けるために頭脳を振り絞り、尊い人命を犠牲にしながら、必死で生きていた人々の様子がひしひしと伝わってくる小説だと思います。 夜と霧 新版カスタマーレビューピックアップ 心理学者であり、医師であるフランクルが、ユダヤ人強制収容所で過ごした日々の体験記。読んでいて、涙が止まらなかった。被収容者は、物同然に扱われ、毎日過酷な労働を強制される。少しでも監視兵の目にとまるようなことをすれば、酷い暴力をふるわれる。「弱々しく」見えるものは、労働力として価値がないものとみなされ、ガス室送りになる。一日に食べることが出来るものといえば、ほんのひとかけらのパンと、水のようなスープだけ。それでも、その食事をどれだけ待ち望んで一日の労働に耐えることか。食物を手に入れるために、人を欺いたり駆け引きしたり、時には盗みを働く。収容所に連れてこられた当初は、楽観的に構えていた仲間たちも、次第に何も感じる事ができなくなり、人間らしさを失っていく。一番重要に考えることといったら、どうやって与えられたパンを、長持ちさせて食べることができるか、、、。 だが、このような劣悪な状況下にあっても、精神的に益々研ぎ澄まされていく人もいた。彼らは、愛する人のことを心に思い浮かべる事で、心が揺さぶられ、満たされ、至福を感じた。美しい夕日を目にすることがあれば、感動し涙を流した。あまりにも自分達が置かれている状況とはかけ離れたところにある、生命力に満ちた自然を感じることで、生きているという感覚が呼び覚まされたのだ。 どのような状況下にあっても、人間は人間らしく生きることができる。どんな人間になるのか決める事ができるのは、自分自身だ。たとえ、抑圧を受け、人間としての尊厳や自由をまったく奪われたとしても、精神の自由は誰にも奪う事が出来ない。ドフトエフスキーの「わたしが恐れるのはただひとつ、わたしがわたしの苦悩に値しない人間になることだ。」という引用が、とても印象に残った。 カスタマーレビューピックアップ ナチスの強制収容所に入れられた著者。常に死の恐怖が付きまとう過酷な状況に晒される被収容者の心理状況を学者の立場から観察し描いている。 また本書は大きく「施設に収容される段階」、「収容所生活そのものの段階」、「収容所からの出所ないし開放の段階」の3つに分けて書かれている。 その中で被収容者はそれぞれの段階を踏むことにより「心の反応」が起き始める。ある者は「人間」を放棄し、ある者は同じ仲間に暴力をふるい、またある者(ごく少数であるが)は過酷な状況で自身の内的成長を感じ始める。また著者はこの様な状況下で「生きる意味」についてこう述べている。 「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ」 著者は収容所の体験で「どの時代の人間もしらなかった人間を知った。」と述べていることから、いかに収容所の体験が壮絶であったか、そして、生と死を含め、苦しむことに人生の意味が見出せるのだと読者に懸命に伝えようとしている。 160ページほどの本であるが、収容所の悲惨な状況だけを伝えようとするのではなく、極限状態での人の内的な強さを優しさとそして力強さを持った文章で、多くの感動と励ましを与えてくれる。勝ち組負け組みという枠組みでしか人の存在意義を見出せない現代(もちろんそれを打破しようと懸命に努力してる人は大勢いると思います)にこそこの本は必要だと思う。必読。 カスタマーレビューピックアップ 心理学者である著者が実際に経験した、 ナチスの強制収容所での体験記を邦訳したもの。 本書はまず強制収容所での実体験から、 そこで見出した生きる姿勢を述べている。 極限の絶望を味わうような生活の最中に、 そこで最後に生きる力を与えてくれたのは 「未来に対して目標を持つこと」 「今の苦しみに意味を見出すこと」ということだったらしい。 究極的に追い詰められた著者の言葉だけに、 非常に説得力を感じる。 また、あと数日で死ぬという女性のエピソードでは 「運命に感謝しています。だって、わたしをこんなにひどい目にあわせてくれたんですもの」 「以前、何不自由なく暮らしていたとき、私はすっかり甘やかされて、精神がどうこうなんて、真面目に考えたことがありませんでした」 と、人は極限の状況でも生きることに意味を見出せた場合、どんなにつらくても耐えられるのだな、とひしひしに感じられた。 また、生きる希望をなくした人たちが力もなくし衰弱していった様子も克明に描かれており、 まさに「姿勢」がすべてを決めるのだなと感じた。 読み物としても、哲学書としてもお勧めできる一冊です。 カスタマーレビューピックアップ V.E.フランクルの「夜と霧」(池田香代子訳、みすず書房)を読んだ。 アウシュビッツ収容所に拘留されていた心理学者の本である。 前の翻訳版には、ガス室で虐殺された人たちの痛ましい写真があって、気弱な私は、どうしても読むことが出来なかった。 死と暴力が隣り合わせにあった人の言葉は心を打つ。 収容所の話はあまりに酷いので想像したくない。気持ちが悪くなってしまう。 以下引用; 「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、 生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。」pp129 「具体的な運命が人間を苦しめるなら、人はこの苦しみを責務と、 たった一度だけ課される責務としなければならないだろう。人間は苦しみと向き合い、 この苦しみに満ちた運命とともに、全世界にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない。だれもその人から苦しみを取り除くことはできない。だれもその人の身代わりになって苦しみをとことん苦しむことはできない。この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみをひきうけることに、ふたつとないなにかをなしとげるたった一度の可能性はあるのだ」pp131 元気にご飯を食べられお風呂に入れる私は、ぶつぶつ文句をいっちゃあかんなと思う。 自分の人生に期待するのでなく、今のこの状況から自分が何をできるのかを考えると。 ちょっとだけ鬱っぽくなっている人にもお薦めしたい(がしかし、鬱病の人にはお薦めしません)。 カスタマーレビューピックアップ
たしかに内容は衝撃的ですが、すぐに読み終えてしまい物足りなく感じました。 他の方のレビューにあるように、旧版にはあった写真などが無くなっているのもかなりマイナスだと思う。 それにしても本当に恐ろしい話。 竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)カスタマーレビューピックアップ 司馬遼太郎氏は、作品を書く前に膨大に地理的なものを知らべ歩き、独自の感性に従って、登場人物の思いを作品に注ぎ込むことをします。 例えば、氏は、当時の勢力状況や資料などを踏まえた上で、それに+αとして、その街なり景色なりを必ず見る。 その時その武者はどう感じたのか? 氏の頭の中には鮮明に思い描かれている様子が、丹念な表現力によって作品化されている。 現代は没個性が叫ばれていますが、交通手段が発達したことにより、移動が早すぎて風景を楽しむゆったりとした時間がないのでしょう。 風景を体感する充分な時間がなく自分の足で直接地形を踏むことがないため、心に残らないのでしょう。 また誰でもどこにでもいける時代になった便利さと引き換えに、日本人がみな同じようなサイズになってしまった一因がここにあるのではないでしょうか? 例え話としては、海が見えるところで生活してた者は、好奇心旺盛でおおらかな心を持ち、山で育った者はその山を見ることによって、繊細さや逞しさを養っていたというような。 勿論、湾や山の形は一つとして同じものはないはずです。 同じ地方に住むものはアイデンティティを一部共有していたのではないでしょうか? その人が体感した風景一つ一つすべてがその個性を大きく左右していると感じられて仕方がありません。 この作品は、その後ほとんどの司馬遼太郎作品を読むことになる原因を作った、私が最初に出会った氏の傑作です。 ここでも、会津藩士、土佐藩士、長州藩士、薩摩藩士などの強烈な個性の激突があります。 そして、人物一人一人に感銘を受けて、 俺はこの中で言うと誰だろう? 誰を模範とすべきか? 読み進むうちにその答えは、私はやはり、竜馬になりたいというものでした。 しかし、最後のページを読み終えた瞬間の感想は10数年を経た今でも忘れていません。 それは 「この男にはいつまでたってもかなわない」 というものでした。 若い当時の自分に、痛烈な向上心を植え付ける経験となったのです。 カスタマーレビューピックアップ 1巻では、竜馬はまだ20歳頃。剣術に明け暮れている時期である。とはいえ、その頃から幕末の風雲を駆け巡るべく多くの出会いに恵まれている。竜馬の大物っぷりがふんだんに描かれ、今後の活躍が仄めかされている。 理に合わぬことはせぬという桂小五郎は竜馬についてこう語っている。 「口から出る言葉の一つ一つが人の意表をつくのだが、そのくせ、どの言葉も詭弁のようにみえて浮き草では決してない。人をわなにかける言葉ではないのである。自分の腹の中でちゃんとぬくもりのできた言葉だから、その言葉一つ一つが確信の入った重みがある。だまって聞いていると、その言葉の群れが、耳から心にこころよいすわりで一つ一つ座ってゆくのである。」 この竜馬の性質は、竜馬が多くの人を巻き込み時代を変えていくことに成功した大きな要素の一つだろう。 カスタマーレビューピックアップ 歴史好きと謳いつつも、実は日本史には触れた事無かった 自分でしたが、あるきっかけで読むことになりました。 感想は大満足。全8冊(文庫本)。 日本史に惹かれたのもそうですが、 やはり司馬遼太郎さんの文章力と探求力に脱帽ですね。 「坂本竜馬」の魅力と、幕末に生きた武士たちの日本を想う気持ちは、私達の忘れている何かを奮い起こしてくれると想います。 日本人としての誇りをもちつつ、そして自分の信義を貫きながら生きる人。また、信義を貫くために死を選ぶ人。 さまざまな局面でさまざまな登場人物が、さまざまな人生を歩んでいきながらも、「日本を想う」という想いは敵味方に分かれても変わらないものでした。 日本人同士が「志は同じ」ながらも、敵味方に分かれて戦うことになってしまった幕末という時代の悲劇を、他の世界(欧米、他アジアなど)になかった歴史だったということとも照らし合わせて、私達が同じ血を受け継いでいるということを再認識すべきだと思います。 「どれだけ気高い生を全うできるか」 ある本で読んだ事があります。「弔辞に何と言われて生を終わりたいか」。 永遠のテーマであると伴に、考えるのは極めて難しいことだと思います。 ただ、この時代の人たちは、自分たちのゆるぎない信義をもち、それに基づいて生き通しました。 その生き様を私達が知り、これからどう想いながら生きていくか。 坂本龍馬の「大政奉還」という大きな贈り物が、今の私達の何不自由ない生活の礎になったと言っても過言ではありません。 歴史が今の私達にどれだけの恩恵を与えてくれているか。 そして、 「『日本人』としての誇り」 が、今の私達にいかに薄れてきているか。 そして、それがどれだけ誇り高いものか。 気付かせてくれる。そんな本書でした。 今まで読んだことなかった自分が言うのもなんですが、絶対読むべし。 カスタマーレビューピックアップ 幕末を描かれた話を読むと、本当に日本人 ってやつはすごいなぁ!!と誇らしくなります。 この「竜馬がゆく」は全八巻もありますが、 すらすら読めます。 幕末の志士の生き様はみな壮絶です。 死に急ぐ同士を横目に竜馬は、哀しみ、 苦しみ、なんとしても倒幕・開国へと 獅子奮迅します。 「わしは日本人じゃ」 ほとんどの志士が自分の藩のことしか考えて いなかった時代の竜馬の名言のひとつです。 十代の内に、出来れば読んで欲しい。 青年よ!これを読んで大志を抱け!! カスタマーレビューピックアップ
尊敬する経営者の愛読書ということと、かねてから日本史、世界史にあまりにも疎すぎた自分に対して喝を入れる意味で、とうとう歴史ものに手を出す。全8巻だがあっという間に読了。坂本竜馬という人間の偉大さに初めて触れて痺れを感じる。 Think globally , Act locallyとは、地球環境キーワードでよく言われる(反論もされている)が、幕府によって抑圧された諸藩にあって、世界に目を向け日本国がどうあるべきかを考え、そして時代を動かした男達の想いは筆舌には尽くしがたい。 野望と志とは全く異なるものであると再度認識した。 「世に生を得るは事を成すにあり。」これに尽きる。 ビジネスに無理やり紐付ける癖はよくないが、薩長土の同盟を実現させたり、大政奉還をなしえた竜馬の交渉術は、原則立脚型の典型といえるだろう。人間関係ではなく、問題の本質を照らし、解決に向かわせることの重要性を再度学んだ。 新年にふさわしく、自身を奮い立たせるに十分な読書になる。 坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)カスタマーレビューピックアップ 日清戦争以降の時代の大きなうねりの中で、秋山好古、真之、正岡子規がそれぞれの境遇、立場の中で、感じ、行動する様の対比がおもしろい。 滅び行く清や、日本の前に立ちはだかろうとするロシア、そしてそのような状況の中で日本はどこへ行こうとしているのか、時代背景が手に取るように伝ってくる。 カスタマーレビューピックアップ この巻では主に、闘病しながら文筆活動を続ける正岡子規と、軍人として活躍を始める秋山真之を中心に描かれています。 正岡子規に関して小学校の教科書レベルでしか知らなかったので、過去の俳句や短歌を検証し、新たな作風を作り上げていった彼の功績を初めて知りました。それにもまして結核を患いながらも壮絶なまでに創作活動を行う彼の執念に胸を打たれます。 一方、秋山真之という人物の資質は、欧米に追いつき追い越そうとする明治日本になくてはならないもののように感じます。「飛ぶが如く」で描かれた大久保利通もそうでしたが、この時代には物事に強烈なこだわりをもった人物が必要だったのでしょう。 なお、この巻の最後の章は、ロシアに関する記述になっていますが、欧米でもなくアジアでもないロシアという国の性格が見事に表現されていて、大変ためになります。先に「菜の花の沖」を読んでおけば更に楽しめると思います。 カスタマーレビューピックアップ 時代は日清戦争へと突入してゆく。 秋山兄弟は戦地へ赴く一方、正岡子規は病と闘いながらも・・・ 明治の時代に青年たちが、それぞれの境遇の中で青春を謳歌する話。 カスタマーレビューピックアップ 好古30代後半、真之、子規30代前半くらいまでを描いています。 好古についての記述は、旅順攻略が目立つくらいで、 真之、子規の記述のほうがややや多目か。 時代としては、日清戦争と日露戦争前まで。 子規は、いよいよ病床に高浜虚子という後継者を得、 好古は、この巻の終わりには大佐として司令官に、 真之は、アメリカ、イギリスに留学。 日清戦争あたりまでは、やはりひとつの山場として 読み応えがあります。 ちょうど山場を超えたあたりで この巻は、終わることになるわけです。 ロシア皇帝の話は、話が行きつ戻りつして、 なんだか、読みづらかったです。 そろそろ子規にも最期が迫っています。 文学ファンとしては、節や左千夫が出てこなさそう なのが残念ですが、次の巻も楽しみです。 カスタマーレビューピックアップ
サラリーマンのおじさんのバイブルと聞いて、以前から 興味があったが、やっと購入し2巻まで読み進むことができた。 日清戦争から日露戦争への続く、外交・内政と秋山兄弟の 「明」と正岡子規の「暗」の対照が印象的だった。 感銘を受けたところ ○豪傑を否定し、戦場で本当に必要なのはまじめな者である。p.104 →職場でも実感します。スーパー営業マンは必要ありません。 「当たり前」のことを「愚直に」実行する責任感のある人材の 方が重要です。 ○戦術というものは、目的と方法をたて、実施を決心した以上、 それについてためらってはならない。p.216 ○あしは、あと何百日生きるか知らぬが、生きられるだけはや らねばならぬことをやる。p.324 →村上春樹の「ノルウェイの森」の中で長沢さんが語った、志 (モットー)を思い出しました。彼の志は「紳士」であることで した。「やりたいこと」をやるのではなく、「やらなくてはな らないこと」をやるのが「紳士」だと。地位や志が人を造ると思 いました。 p.s.江川達也の漫画「日露戦争物語」を先に少し読んでしま ったので、小説を読みながらも、好古の顔のイメージなどが固 定してしまった。江川氏は司馬遼太郎の秋山兄弟像にずいぶん と影響されていると思いました。 |
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