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Amazon人気商品ランキング/歴史全般psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:82/総ページ数:9 最終更新日:2008/08/30 ローマ人の物語 (12) -迷走する帝国カスタマーレビューピックアップ 十数年前に始まったローマ人の物語が遂に大団円を迎えようとしています。その予感を感じさせる内容となっています。塩野七生さんもかなり迷走しながら今まで走ってきたと思います。しかし遂にその行く末が見えた、あるいはその結末を書く覚悟が出来たのではないでしょうか。 ローマ時代というと大掛かりで大層な歴史と敬遠する方が多いと思いますが、これはそのまま日本のこれからのあり方を示していると思います。ここまで走ってこられた塩野さんの脚力(腕力?)に賞賛を送ります。 カスタマーレビューピックアップ 既に多くのレビュアーの方が本書について論評されているので、私がさらに付け加えることはもうほとんどないのだが、あえて書かせてもらうと、本書においても優れたリーダー論が展開されていることに注目してほしい。リーダーに求められる資質とは何ぞや、が本シリーズを通してのテーマの一つと考えるのであるが、本書で最も私の注目を引いたのは「実力主義とは、昨日まで自分と同格であった者が、今日からは自分に命令する立場に立つ、ということでもある。」の一文である。実力主義の定義としてこれほど私に納得のゆくものはない。実力主義を標榜するわが社・部門で起こっていることはまさにその通りです。そうはわかっていても、現実を理性だけで受けとめるのは難しいもの。作者は皇帝アウレリアヌス、プロブスの悲劇の原因を部下との距離が近づきすぎたからだと喝破します。かといって、距離をとりすぎると、親近感を欠きすぎることになり、本書からは離れますが、皇帝ティベリウスのような不人気を招く。とかく、組織・リーダーの健全なあり方は難しいものです。組織のあり方としては、カラカラ帝のアントニヌス勅令が、悪平等を生み出し、それまでの階層はあるけれども実力で上昇可能なピラミッド型の組織から、階層が固定された社会に変貌し、ひいてはローマ人らしさをなくす原因になったとする指摘は、私がこれまで考えもしなかったものだけに、その指摘の鋭さに感服します。 本書は軍人皇帝の時代を中心に、混乱に満ちた、古代ローマ史ファンにとっては苦痛の時代、おそらく誰にとっても登場人物が多すぎて読むのが大変な時代を扱っていますが、作者は上記のように、リーダー・組織のあり方についての意識をベースにこの時代を簡潔にまとめており(簡潔すぎる感じもちょっとしますが)、その努力に対して星5つを献呈したいと思います。 カスタマーレビューピックアップ 今回はカラカラ帝が一番印象的でした。 カラカラ帝によるアントニヌス勅令。 これによるローマ市民権の取得権から既得権への方向転換。 どうやら、著者はこの権がローマが衰退に向かった最大の 原因であると考えている様子が伺えます。 一見、問題がないように見える権利の平等、既得権化が ローマを弱くして行く。 ローマを支えていたのは富裕層による道路などのインフラの提供、 一般市民による軍団への参加、血の税金による公共心ということを えてみればこれ以降はローマ市民権は名誉の印とはなりませんから、 公共心を喚起する力はなくなります。 人間は自分自身は公共体にとって相対的に特別な存在であるという 認識が公共心をもつことになるのは当然ですから、 人間の心理からみても納得できる論です。 そのことは逆に公共体から別に特別な扱いをされていないことを 考えてみればわかります。そのような人たちがその共同体を 強く大切にしたいとは考えないでしょう。 現代では民主主義というものは私は疑いなく良いものだ という認識がありましたが、ニートとかフリータとか、 どうみても公共心が薄い人たちが現在に発生していることを考えると、 この本は平等な既得権というものは本当に無邪気に良いものだと考えて いいものか?という疑問を私の心に浮かばせたとても印象的な 一冊となりました. カスタマーレビューピックアップ 3世紀70数年間のローマ帝国を描く。この間に擁立された皇帝は22人(!)。その大部分が謀殺という形で任期を終わった、という。残りも戦死、疫病死、虜囚の末の獄死と、一人を除いてまともな死に方をした皇帝がいない(“まともな死にかたをした”という一人は75歳という超高齢で就任し、遠征途中に老衰で死んでいる)。皇帝が終身制であったため皇帝に対する不信任は謀殺という形をとって行われたというのだ。中国の皇帝たちや後代の欧州の王政と比較した場合のローマ帝国の特異な点といえよう。しかもこの皇帝たち、就任したからといって首都ローマで贅沢におぼれる余裕もなく、各地の蛮族の侵入や、隣国との争いに明け暮れ、まさに東西奔走している。その挙句に失敗は死をもって購われたというのだ。皇帝もツライよ・・・。また必ずしも世襲でなかった点も特徴としてあげられるだろう。 著者はこの皇帝が次々と代わることによる政策の非継続性が、その後の国力減退の要因のひとつだと、論じる。またローマがローマであった特色を失わせるような施策、たとえばローマ市民と非市民の区別をなくす(カラカラ帝)、元老院と軍事の分離もあげている。 いよいよ帝国が変容・斜陽化していく姿(とはいえこの後、帝国は百年超保っているが)を読み取っていきたい。 カスタマーレビューピックアップ
前巻から始まったローマ帝国衰亡史の続き。 栄枯盛衰が世の習いとはいえ、栄華を極めたローマもまた衰亡していくわけで。 それはローマがローマ的であるが為に衰退していったという説は、なかなか興味深く。 加えて、キリスト教がこの時代に台頭した理由も明解に示唆。 つまりそれはパクス・ロマーナが衰えた結果……なるほど。 あと『軍人皇帝時代』という響きで否定的に見ていたこの時代の事が、次の一文で目から鱗。 新選組 (岩波新書)カスタマーレビューピックアップ この本は面白いです。他にない切り口でしかも「まとも」です。こう考えたら他の本は「贔屓の引き倒し路線」が多いですからね。特に近藤が「幕府が攘夷を決行する」ことを最上級の命題と考えていて、そこから時代の変遷と共に自分の視野が広がり、自分の考えに変化が生じることとその命題との「調和」に様々な葛藤が見られるのが非常に興味深い。初めから「何が何でも徳川幕府側だ、難しいことは俺にはわからん」という路線でないところが他の書物では切り捨てられている視点で実に新鮮です。まあこの作者くらいの知識と頭脳がないと無理な切り口であるような気がします。この作者の他の作品も読んでみたいと思います。 カスタマーレビューピックアップ こう言う本を探していました。 私情を挟まず、現存する資料を基に、個々の感情や状況なども考慮し、 何処までも真実を追っている内容で、やっと見つけたと言う感じです。 実像と虚像と個人の主観が余りに入り乱れていて、本当の近藤勇の姿を 見出せないでいましたが、この本でやっと実像が掴めた気がします。 カスタマーレビューピックアップ 大河ドラマ「新撰組!」の影響で、いわゆる新撰組モノの小説を3冊読んでみた。ビギナーにとって意外に感じたのは、テレビと違って局長/近藤勇の存在感が希薄なのである。副長/土方歳三はフィクサーで、あくまで新撰組を取り仕切ってきたのは俺なのだ!とばかりに大活躍&クール。本書を読むと、これまでの歴史書なり小説において、近藤の残したたくさんの書簡が全然活用されていなかったらしい。ということで、本書はコロンブスの卵的に近藤書簡を基軸に、他の資料と照らし合わせながら、改めて新撰組の栄枯盛衰をクロニカルに綴ったものである(らしい。なにぶんビギナーなので)。これまでの新撰組研究の素養があるとより感慨深い読後感が得られるのであろう。親しみやすい新書という体裁でありながら、けっこう専門的である。大河ドラマの今後の展開は丸分かりになってしまった・・・。 カスタマーレビューピックアップ 新選組が好きな方であれば、彼らがどういう経緯で結成され、京都でどのような活動を行い、局長の近藤勇がどこで斬首され、そして土方がその後どういう行動を辿ったかという一連の歴史の流れはご存知かと思う。 この本はその一連の歴史を追いながらも他の新選組関連書籍と違う点は「近藤勇書簡」からその実態を浮き彫りにしていることだ。 小説・映画ドラマの主人公となりえる「アクションスター」の新選組ばかりを見ていると見落としてしまいそうな新選組の実態。 歴史的な新事実のようなことは出てこないけれど、ある意味、目から鱗が落ちるような、内容のある本だ。 カスタマーレビューピックアップ
唯一の新撰組研究書といえるだろう。これまでの、歴史学的史料に基づかない新撰組研究に、一石を投じた本であるといえる。 私の知る限り、唯一の歴史家が書いた新撰組の本ではないだろうか。それを新書という限られたスペースにまとめた点も、また高い評価を与えてしかるべきであろう。 ただ、恐るべきは、多くの新撰組ファンが、歴史学とは無縁の人たちで、そういった人たちの中で今までの新撰組関連の本が大きな影響を与えている現状では、この本に書かれている、今までの研究成果(と呼べるかどうかも微妙ではあるが)を気にせず、ある程度史料に基づき筆者が考えた新撰組像を受け入れられないのではないかという危惧が消せないということだけだろうか。 筆者は特に勝海舟研究家として知られており、今までおろそかになりがちだった、近藤捕縛に際して土方が如何な助命工作をしたかという点において、特にこの研究成果が生かされているのではないか。 これから新撰組を研究してみようという人には、ぜひこの本を読んでいただきたい。その際は、文中によく出てくる「いまでは‾考えられていたが」という点は無視していて、「あー、そうなのか」くらいに考えていただいて、読んでいただければ良いと思われる。 日本の植民地の真実カスタマーレビューピックアップ 日本の植民地については、一般に悪のイメージばかりが先行して、その実態はあまり知られていない。本書はこのような疑問を解くために植民地や植民地主義の真実を書いたものである。著者は台湾生まれではあるが、台湾、朝鮮、満州を植民地にした功罪の功の方に注目し、日本並みの文明開化、殖産興業に心血を注ぎ、並々ならぬ努力をしていたことを重視している。巨視的に見る歴史認識の大切さを訴えている(雅) カスタマーレビューピックアップ 植民地と聞くと、あなたは何を連想するだろうか。奴隷?言われも無き虐殺?ここに紹介する本は、そのいずれでもない「占領される側」の人によって書かれたものである。読んでいるうちに、心と目頭が熱くなっていることに気づくだろう。我々のじいちゃん達が文字通り、その志を貫き続けたということを教えてくれる一冊である。崇高な理念というと、別次元の住人という印象をもたれるかもしれないが、それは、常日頃我々にもできることなのだ、すぐ側にあるものなのだと、そう語りかけてくる一冊だ。 カスタマーレビューピックアップ 仲良くしろよ! カスタマーレビューピックアップ 台湾の黄文雄さん、韓国の呉善花さん、たちは、いわば各々の国の「進歩的文化人」でもあります。しかし、日本の「進歩的文化人」との一番の違いは、周囲の流れに逆らって、自分の頭で考え、自分の意見を主張し続けている事です。それに比べれば、「自虐」も「反日」もまだまだ「苦労」が足りない。若いうちの苦労~などと言いますが、近代化という残酷な運命の中では、若者達には何度も、上の世代への「反抗」「全否定」「革命指向」が襲います。「軍国」も「共産」も根っこは同じ。この本の内容が自分の常識と違っても、むしろ「反抗」や「全否定」に揺れ動く自分自身を見つめるために、役立てて欲しいと、思います。 カスタマーレビューピックアップ
「太平洋戦争」での日本は悪の象徴と教え込まれてきた我々日本人であれば、その時点で知ろうとも思わなくなる日本の持っていた植民地(誰が自分の先祖の行った悪行の数々を知りたがるだろうか)について、その真実の姿を史料に基づいてひとつひとつ淡々と述べるだけの書ではあるが、先に上げた理由により、日本の植民地に関する頭の中の情報が皆無に等しいため、日本が「大東亜戦争」までに行なって来たこと、さらには日本人の国民性といったものまでが見えてくる非常に貴重な資料である。 一見面白みに欠ける本に見えるが、読んでみると、台湾、朝鮮、満州で行なった献身的な努力(これは、いわゆる植民地経営ではない!)に日本人としての誇りがふつふつと呼び覚まされて心が温かくなる本である。 数量化革命カスタマーレビューピックアップ 欧州での中世から近世へと移行するに際し 物事の「数量化」と「視覚化」が大きな役割を果たした点を解明する一冊である。 既に「数量化」「視覚化」を前提とした現代に生まれた小生ゆえ 「当たり前」であることが 実は「革命」であったという本書は 目からうろこが落ちる思いである。歴史の本を読む楽しさの一つは 自分が持っている常識が いかなる経緯で常識となっていったのかが分かる点であると思っている。 また 本書の特色としては 数学、音楽、絵画、会計という 現代人から見ると全く異なる世界を 横串で突き刺し それらが誕生した際にあった共通の心性を見事に炙り出している点にある。会計と音楽を貫く時代の精神がかつてあったという点は 「現代会計入門」とかいう本をたまに読まざるを得ない サラリーマンたる小生にしても 一服の清涼感である。音楽を聴くように会計を勉強すればよいのだ。 仕事に直接関係ない本を読むことは 気分転換になるし 勉強にもなる。しかし それ以上に 特に このような本を読んでいると 日々の仕事に潜んでいる 歴史、人間の「精神」が見えてくることがある。そうなると仕事も馬鹿にできない。仕事の先に見えてくる「精神」。そんなものも信じているのが若干楽観的な小生ではある。 カスタマーレビューピックアップ 数量化と視覚化は、かつては当たり前のことではなかったのですね。革命後の社会に住んでいると、革命で勝ち取ったものが見えなくなってしまうのかもしれません。 最近数年間、自分たちの仕事を「数量化」し「視覚化」することに取り組んできました。仕事のパフォーマンスを第三者に理解できるように求められ、その結果、「数量化」と「視覚化」に行き着いたわけです。しかし、一方で、これらの方法が常に説明として最も優れているわけではないことも感じていました。説明のわかりやすさは、文化的な背景や前後の経緯によって違ってくるはずです。ただ、多くの人々の理解を得たうえで、米国流マネジメント手法が前提の経営者層に説明を行うには、この方法がベストだという判断でした。 本書のタイトルと紹介をアマゾンで見たとき、当時整理し切れなかったテーマをストレートに扱っているのではないかと思えました。西欧諸国が現在の「数量化、視覚化ワールド」に切り替わった契機と進行を追体験できるという期待が膨らみました。 実際に読んでみて、数字、暦、機械時計、地図、貨幣、楽譜、遠近法、複式簿記といった実例の数々の説明で、1300年前後のパラダイムシフトが理解できたと思います。その数百年後の、産業革命を支えた革命の一つなのだと理解しました。 そして、「数量化」という結果を覚えることと、「なぜそういうパラダイムシフトが起きたのか」「他にはどんな可能性があったのか」という結果が生まれるプロセスを学ぶことの違いの大きさ。これまで、「ゲーデル,エッシャー,バッハ―あるいは不思議の環 ダグラス・R・ホフスタッター (著)」や「ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く アルバート・ラズロ・バラバシ (著)」を読んだときと同じ感覚でした。この本をまとめあげるために作者が費やした労力と、読んだであろう本・資料の数、それを編集する時間を考えると気が遠くなる思いですが、後世に残す知的財産としての価値は計り知れません。 カスタマーレビューピックアップ
テキサスの大学で教えていた歴史学教授が、中世から近世に移行できたのは、時計と海図、簿記の発明という数量化革命があったおかげで、見る精神(実証主義)の出現では、絵画での遠近法、音楽の楽譜、黙読(中世は音読が普通で、図書館は音読する人でうるさかった)が開発されたという。 おかげで、オカルト的な中世から科学主義の近世への扉が開かれたが、こうした偉業を成し遂げたのは、最下層の職人的な人材であった。 新選組紀行 文春新書 (文春新書)カスタマーレビューピックアップ 小石川伝通院から、 京都の新選組屯所となった壬生 会津、そして函館、宮古など、 新選組の活躍、移動した土地を訪問し、当時起こったことと、 その地の現在の様子を書いた本です。 「義に殉じた士の血潮は三年経つと碧くなる、という中国の古伝承にもとづいて命名された蝦夷共和国軍戦没者慰霊碑」 函館の碧血碑について 「旧弊な二元論を超克しているところに美点があった」 とあるのが印象的でした。 作者が旅を楽しんでいる様子が描かれていて、これから出かけたくなってくる楽しい文でした。 カスタマーレビューピックアップ 新撰組の本を読んだ中でも、非常に簡潔且つ分かりやすい文体で書いてることに加え、その場所がかつてはどのような場所であったかを思い起こすことができる哀愁あふれる一冊。既に昔の風景はどこも消えてしまっているとはいえ、地形や雰囲気から、近藤や土方がかつてはこうだっだだろうこの道を歩いていたのかと想いを馳せつつ、とはいえ、残ってるのは墓ばかり。結局今でも残っているのは墓だけか。なんてはか(墓)ないのお。 カスタマーレビューピックアップ
登場する地名の大半は当然ながら京都です。 江戸時代末期は、特に京都ではテロが横行し、江戸幕府がより警察国家の色彩を強めていた時代。新選組が活躍した土地、と言えば聞こえはいいですが、血で血を洗った現場を歴史小説家が巡る紀行とでも言いましょうか。 新選組は武装警察部隊に過ぎませんが、今でも随分と人気があるようです。日本人の心を打つ優雅さではほかの土地の追随を許さない地位を占める現在の京都と、かつては日本政治の重要拠点として陰謀が渦巻き、混乱を極めた戦場の印象との差にある存在なのかもしれません。 新選組の具体的な足取りをたどることで、中村氏は単なるヒーローではない彼らの人間臭い素顔も披露します。新選組ファンがドキドキしながら読むもよし、小説家の鋭い洞察力の行方を追うもよし、ぐんぐん読める一冊です。 国民の文明史カスタマーレビューピックアップ 読後、正直言って「文明史観」というものが理解できないので、それを前提とした論述は、なおさらわからないということに気がついた。 おそらく、国家の存立の際の文明のありようを理解しなければ、その国の本当の姿は理解できないということに尽きるのであろう。 日本の国の生い立ちを理解しないで、(現代の)日本を理解できるはずはない・・・というのは、充分理解できる。 しかし、そうであれば、歴史の「通説」である世界四大文明の国々の現在は、どうなのか?インカ帝国やその他の古代文明のありようはどうなのか? 日本の生い立ちから現在までの歴史を日本の誕生の「文明史観」で説明するのは無理でしょう。この立場を極端に推し進めれば、中東や中国は日本より進んでいるし、アメリカ合衆国は、残念ながら野蛮な国(一部当たっているとしても)でおしまいになってしまう。 ちょいと強引過ぎましたね。 カスタマーレビューピックアップ 文明の崩壊時には、「何かおかしいなぁ」と気づいていてもなかなか改革ができない・・・というのが共通した現象とか・・・日本はどうだ? 日本人がおかれた世界史的な位置を明確に解説した本。 カスタマーレビューピックアップ これほど評価点が両極に分かれる著作は珍しいのでは。 星1つの評価をつけている方々のコメントには一部を除き具体性がなく、本書を読んでいないことが明白です。著者が述べている、この国には今なお左翼勢力の強大な力が存在することが、はからずも証明されていると思います。 私はこの本を偶然ながら知り、実際に読んでみて、とても開眼させられました。そのこと自体、自分にも日本の文明力が伏流のように流れている証ではないかと感じました。 カスタマーレビューピックアップ 本書は国際政治の本というよりは戦後の日本を文明史を通して、分析し、対策を講じようとしています。彼の国際政治の見方というのは、特に京都大学の伝統的な現実主義からのアプローチにおける国際情勢の解読という高坂正堯氏が作り上げたものといえるでしょう。その意味でも本書は現実的です。戦後我々の教育というものがいかに自虐的歴史観に基づいていたか、というまずこの些細な現実(既に言うまでもなく多すぎる識者によって指摘されている事項)にすら気づいていない論者がこの本を読んでも全く手ごたえがないのは当然です。マスメディアというのが単なる媒体ではなくイデオロギーの塊であることに早く気づくべきです。 カスタマーレビューピックアップ
同著者の他の本を面白く読んだので期待していた。この本は考えようとすると失望させられます。そうなんだ、そうなんだと無邪気に、何も考えずに信ずれば幸せに成れるかもしれません。ただ、これを叩き台にして考えることも出来ない事はないという意味では、読むに値しない事も無いと思う。しかし著者は自分の考えを広めたいと考えているのだろうが、何も考えない信者を増やしても仕方ないのでは無かろうか。 図説 沖縄の戦い (ふくろうの本/日本の歴史)[歴史パロディ] 英雄よみがえる!<日本編>カスタマーレビューピックアップ 学生時代、最初からこれで勉強していたら もっと歴史が好きになっていたのになあ。 馬鹿馬鹿しくも愛すべきキャラに描かれた、 歴史上の有名人たちがぐっと身近に感じられて 年号を覚えるのに苦労した様々な出来事も、 改めて「何だ、こういう流れだったんだ…」と気がついた。 大人も子供も楽しんで読める良著だと思います。 カスタマーレビューピックアップ ちょっと近寄り難い歴史に、笑いと涙のふりかけをかけた。 そんな感じで、すぐ読めてしまう歴史書です。 本当にこんな感じだったのではとファンタジー風味でもあります。 カスタマーレビューピックアップ
正直、歴史は小難しくて興味がなかったのですが、 あまりの読みやすさに買ってしまいました。 全編、対話形式の軽快なトークで物語が展開していきます。 シュールな会話のセンスにクスッときますが、 最後はきっちり泣かせて頂きました。 短編集のような感じで、ひとつひとつの話の長さも丁度よかったです。 ただのパロディではなく、史実にしっかり基づいているので歴史の勉強にもなりました。 戦国15大合戦の真相―武将たちはどう戦ったか (平凡社新書)カスタマーレビューピックアップ 本書では桶狭間の戦いから大阪冬・夏の陣まで、戦国時代から選ばれた14合戦と、江戸時代初期の島原の乱、それらを合わせて15大合戦と称している。川中島の戦いと島原の乱以外は信長・秀吉・家康の何れかが一方の当事者である合戦が選ばれており、厳島の戦い等は選ばれていない。したがって、本書は戦国時代終盤から江戸時代初期にかけて、合戦の観点から眺めた天下人たちの戦略・戦術の要約ということができるだろう。いかにこれまで通説とされてきたもの(例えば長篠の戦いでの鉄砲三段撃ち対信州騎馬軍団という図式)があやふやな資料や勝者側に都合のよい俗説の流布によって歪められてきたかを知ることができる。本書は同じ著者の「戦国時代の大誤解」と重なる記述が多い。同著では簡単に片付けられていた事項(例えば現実の長篠の合戦に関してわずか4行で攻城戦としか説明されていなかった)が本書では具体的な合戦の様子に関しては地図とともに詳述されている。そして関が原の戦いではあやうく家康が武田勝頼の役を演じさせられる可能性があったことがよくわかった(同時に、石田三成は決して凡将ではなかったことも)。逆に山崎の戦いで天王山の取り合いはなかったということについては合戦以外の項目も数多く取り上げている「戦国時代の大誤解」の方が詳しい。その点、本書は読者に不親切だと思う。 本作は新書で市井の歴史ファン向けには武将たち(姉川の戦いで活躍した高天神衆等、歴史の影に埋もれた人たちにも焦点をあてている)の行動・動機・そして運・不運について真に近い姿を手際よく知ることのできる重宝な本である。しかし、上述の点のように著者等の他の作品にも精通していないとわかりにくい箇所がある点があるのが惜しい。 カスタマーレビューピックアップ 戦国時代の有名な合戦を通説否定の立場から見直したものである。例えば、桶狭間の戦いは信長の奇襲ではなかった、とか長篠の戦で鉄砲3段打ちは無かったという類である。大河ドラマなどで通説的な合戦絵巻しか知らない人にとっては、結構新鮮な話が多いと思う ただ、新書に15個もの合戦を書いているので、一つ一つの内容は根拠の記述が不充分であり、残念ながら消化不良が多い。単に通説に疑問を投げかけるだけで、筆者として結論ずけをしていないものもあり、不満が残る。 面白かったのは鉄砲3段打ちの話と、騎馬戦の話。この2点は筆者の最も得意分野らしく、この点については他の書を読んで、もっと詳しく知りたいと思った カスタマーレビューピックアップ 昔の戦争というのは、その多くが古今東西、後世の者の想像で書かれている場合が多い。最大の原因として、信頼できる資料の不足がある。実際に戦争を指揮したものがその経緯を書き残すことがきわめて少なく、だいたい周辺の文筆家が戦闘の参加者からあれこれ聞いて書くのだが、参加者は自分の武功を強調するので、中には失敗が成功に転換してしまうこともある。実際戦闘シーンでは指揮官が自分の位置も確認できないほど混乱する場合も多く、戦闘全体を把握するのは、個々に独立した指揮をとれる師団が発達し、参謀本部が確立された近代にならなければほとんど不可能だった。というわけで、合戦話などというものは様々な尾ひれがつき面白く事件性を高めて宣伝されることになる。信長や秀吉や家康などの勝者は常に天才で全てを把握し、計算どおり勝つことになり、光秀や三成など敗者は失敗を重ね墓穴を掘り滅んでいく・・本書はこういった因果応報論的なありきたりな合戦話でない。本書を読めば、信長は戦術的に新しいものは何も生み出していない事。秀吉は将兵の命を生かそうと水攻めを行ったのではない事。家康の活躍は、ほとんど江戸期の御用学者の創造である事。光秀や三成は勝者に匹敵する(あるいはそれ以上にベストをつくし)最上の作戦を行った。ただ偶然、運にめぐまれなかっただけである事、信玄や謙信の単なる領土境界線をめぐる地味な戦いも、男のロマンなどなかった事などがわかってくる。実際、原典にあたって歴史を調べていくと、本当に計算どおり勝った真の名将などいるのだろうかとも思う。アレクサンドロス、ハンニバル、カエサル、ジンギスカン、ナポレオン、リー、ロンメル、パットンなど世界戦史で最高に神話化した戦歴を持つ連中でさえ、たまたま運にめぐまれて勝った場合が多いのだから、まして信長や義経クラスが軍事的天才であるわけはないのは当然。戦争とは結構地味なものなのだ。新書版ではあるが納得させる解説になっている。 カスタマーレビューピックアップ 星3つを標準とした場合、「○○の真相」と言いながらも、必ずしも真相に迫りきっていないもどかしさもあるように思うのと、時折「運」や「ツキ」で説明するところもあり減点1。 しかし従来の定説や合戦譚を覆した解釈は興味深く、戦国の敗者として有名な明智光秀や石田三成に同情ともいうべき評価を与え、戦国の英雄とされる信長、秀吉とりわけ家康に対して厳しい評価をする姿勢には新鮮さを感じるので加点2。 著者がなぜこうした姿勢をとるのかということに多少関係していると思うが、あとがきに紀州雑賀国人衆の末裔であるとの記述...このコメントが楽しいのでおまけで1点。 カスタマーレビューピックアップ
戦国時代から江戸時代にかけての、よく知られている合戦のお話しを取り上げているが、散々世に問われているものとは一線を画している。必ずしもロマンチックなものではない、“時代なりのリアリズム(常識)”を掘り下げてみようというような内容である。 通説について「一寸待ってくれ…本当にそうだろうか?」と問い掛けている。何処となく、SFやアニメや特撮の物語の設定を科学知識で突っ込むような類の話しに通じるかもしれない… 図説 東京大空襲 全集・シリーズふくろうの本/日本の歴史 (ふくろうの本)カスタマーレビューピックアップ
東京大空襲。ヒロシマやナガサキ、そしてオキナワの悲劇と同様に語られなければいけない史実だとは思うが、 ほとんどの人は知らないだろうし、知ろうともしないだろう。 ページをめくるごとに居た堪れなくなる。 当時の日本国民があわれになる。必死になって国家の言うとおりに、敵と対峙しようとする姿は、 今見ると滑稽さと悲惨さがないまぜになってしまう。多分当時でも上手く立ち回る人間は安全なところにいたのだろう。 亡母が横浜生まれで学童疎開や空襲などのことを話してくれた。子供心にも恐怖で仕方がなかったと言っていた。 学童疎開先では食料の不足、家族と離れて暮らす事の寂しさ、そしてお決まりのイジメ。 余りの恐怖に家族で疎開しようとして、北国に来るまでの困難さ。 前書きにある昭和7年発行の水野広徳の「興亡の此一戦」をなぜ軍部は発禁にしたのか。 発禁にするのであれば、これを否定できる対策をなぜ取らなかったのか。今更の事ながら愚かだった。これは軍国主義ではない。 軍国主義は、国家の総力を挙げて戦争を遂行すること。これはセクショナリズムでしかない。 そして、いつの時代でも悲惨な被害を被るのは弱者である。 それにしてもなぜルメイに勲章をやったのか?ずい分前にこの事実を知ったときには激怒した。 |
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