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Amazon人気商品ランキング/文学・評論psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:390373/総ページ数:39038 最終更新日:2008/10/12 私たちは繁殖している 8 (8)カスタマーレビューピックアップ 私が妊娠中に、興味深く読み始めた「わたはん」も、8巻までくると新鮮味はありません。 ほぼ「自分自慢」「子供自慢」の内容に、「(現在の)夫自慢」もプラスされていましたが、8巻の後半では、とうとうユーヤさんに飽きてしまった様子です。 今まで同様「大好き」「素晴らしい人」「みんなが振り返るほどいい男」から「嫉妬深くてイヤな男」「妻の留守中、家に女を引っ張り込む男」と散々な言われようです。 そして、春菊さんも今までと同じく「私は正しい」「私は頭が良くて人に好かれる」「私は金持ち」「私は何も悪くない」というスタンスを死守しています。 もし9巻が出版されるのなら、「新しいつれあいの紹介「5人目の誕生」の内容になるのでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ いつぞやのように愚痴や身内間の確執はほとんど書かれてなくて、 お子さんの合宿の事やご自分のお仕事場にお子さんを連れてった時の話、 家族で行く海外旅行での食事や洗濯について等、 参考になったり微笑ましい話が多くて読みやすかったです。 あと、ご友人であられる故・レピッシュ上田現さんのお話しも少し載ってます。 最後にユウヤさんとの別居に至った原因みたいなのが描かれてました。 今までの作品通り、 「私は何も悪いことしてないのに」 というスタンスで描かれてます(と私は感じました)。 でも最後にほんの少し描かれているだけなので、 そういうのが嫌いな方でも概ねさらりと読み終える事が出来るのではないでしょうか。 カスタマーレビューピックアップ 4巻から始まった、元義理の両親への悪口の集中砲火が、本巻では無くなりました。 皆無というわけではありませんが、本シリーズには元々世間への不満への愚痴は書かれていましたし、その程度のことに落ち着いています。 また、他の作品で書いた愚痴はできるだけ重複して書かないように配慮したそうで、4巻〜7巻の流れにがっかりしていたファンの声に耳を傾けた内容になっています。 ただ1〜3巻のノリが戻ったかというと、それも違います。 初めての育児への新鮮な驚きを独自の視点で書いた面白さは、お子さんが成長された為もうありません。 成長したお子さんの育児の様子の描写には、春菊さん流の前衛的な面白さは残念ながらありません。 普通のお母さんの視点。 春菊さん流と言える描写もありますが、それも育児がらみものでは少ないです。 出産・子育てを繁殖と表現した、あの感性は今回は作品にあまり反映されていません。 独自の視点と感性からの描写は減ってしまい残念ですが、普通の育児漫画として十分に楽しむことができました。 カスタマーレビューピックアップ
ディーバカップ、プロスタグランディン、手根管症候群など、マニアックなだけに面白い「体の話」が復活し「私繁」らしさを取り戻しています。息子2ちゃんの可愛らしさにも和みます。 人間関係はいろいろ複雑なようですが、更年期も大変なようですが、これからも魅力ある春菊さんを見せてもらいたいな、と思います。 テンペスト 上 若夏の巻カスタマーレビューピックアップ 売れるのは携帯小説に、小1時間もあれば読める、タイトルばかりがセンセーショナルなうすっぺらい本ばかり・・ テレビでは、大の大人に常識問題を答えさせて賢くなった気にさせている これでは日本人はみんなバカになってしまうと思っていたところに、最後まで読むに耐える、いえいえ、最後まで一気に読んでしまうほどおもしろい長編小説登場! 歴史には興味がなかった私にとってもおもしろかったのに、歴史好きにはたまらないでしょうね。 漢文がたしなめるのは当時の知識階級の醍醐味だったのです。 難関試験を突破し、頭脳を政治に生かしていくところ・・・ 教養ってやっぱりいいですよ。 高いブランド物や豪華絢爛な品物を並べた美術館を見るより、よほど心が豊かになります。 カスタマーレビューピックアップ 龍の交合という超自然の嵐の中で誕生したヒロイン・真鶴は、タイトル通り「嵐」を背負った子である。彼女が性を偽って存在することによって起こる宮中の混乱、男女問わず相手を惹きつけずにいられない魅力的な容貌によって引き起こされる心の嵐、そして現実に起こる嵐による外国船の漂流など、物語中にはさまざまな「嵐」が幾重にも重ねられていく。作中に散りばめられている琉歌はいかにも美しく、作者が渾身の力で琉球王朝という題材に向き合ったのだろうと推測できる。 ただ、ヒロインが全然魅力的でないのは池上作品のお約束なのでいいとしても、今回も破天荒で傍若無人なオバアやサマンサ・オルレンショー博士のような女が出てこない。結果として池上作品最大の魅力であるハチャメチャで漫画ちっくな(「コミカル」という表現が追いつかないくらいの)脇役がいないのが私としては残念だった。中でも宦官の徐丁垓が常識はずれすぎて、読んでいても映像として浮かんでこないのが辛い。去勢しても性欲がなくならないのは本当らしいから、ここは常識的に張型など使ってくれればまだ理解できるのに、この人物造詣によって作者が自家薬籠中のものとする「マジック・リアリズム」の範疇すらも逸脱してしまい、荒唐無稽の一歩手前まで行ってしまったのが惜しまれる。 カスタマーレビューピックアップ 宣伝文句に惹かれて購入しましたが・・・ 正直なんでこんなに高い評価がされているのかわかりません。 まず文章力が携帯小説レベルです。 明瞭でわかりやすいと言えば聞こえはいいですが、 語彙数が少なく表現がありきたりなだけです。 日本の作家はここまで文章が書けなくなったのか、 と嘆かずにはいられませんでした。 せめて宣伝文句にあるように設定が斬新であれば、と期待したのですが 内容は上下を通して一昔前の設定(男装美少女、運命の子など)の詰め合わせで、 読み終わる頃には疲れました。 以上の理由から、私は高い金を払って買う価値はないと感じました。 カスタマーレビューピックアップ とにかく先が気になりどんどん読み進みたいと思う一方で,文章から伝わってくる光景の美しさ・人物のおもしろさについ立ち止まって余韻に浸ってしまい,なかなか先に進めない・・・そういうジレンマに陥りながら,結局上下巻を一気に読んでしまいました. 立ち止まったところで読み返してしまうので,上下で約8時間程かかったかと思います. 心にひっかかりを感じることも途中でありましたが,それは1つには自分が現代に生きる女性だからではないかと思います.この違和感について考えることもまた楽しみの一つです. 正直,写真で首里城を見たことがある程度で琉球に対するなんの予備知識もなく読んだことを少し後悔しています.実際にみたことがあり,空気に触れたことがあればもっと楽しめたかもしれません. このようなすばらしい小説の土壌となった琉球に感謝と尊敬の念を抱きました. カスタマーレビューピックアップ
始めに言っておくと この小説のおもしろさは異常だ。 あまりにも魅惑的で、文章から離れることができなくなる。 読めば読むほど、この世界に魅せられ、酔わされる。 物語性、つまり世界観の設定がそうさせるのだろうか。 歴史事実を背景に持ちながらも、個の歩みを通しながら、それを追ってゆくことで、また現代的感性で語ることによって生きた文章と、歴史小説とはくくれないほどのリアリティを持つ。 しかし、ここでのおもしろさはそんな理由では記述できないのだ。 史的事実とフィクション、宗教的精神性と合理主義的理性が重ねられ、ファンタジーでもありリアルでもある。 そうここでは両義的性質が重ねられた、アンヴィバレントな現象、人物達が恐ろしいほどに読む者に想像力と妙な現実感を感じさせる。 この話の中での近世から近代への移行は 精神性が支配する社会モデルから理性による社会へ 国家が統率する社会から個による社会へ向うものである 宗教的精神性をもつ世界観を基盤にしながらも物語は最後にそれを破壊し、また主人公の両性の融合という、基盤となっていた設定を露わにした。 つまりこれはマジックリアリズムの作風を持ち、自己言及的な作品として位置づけることができるだろう。 僕はこの魔術的で現実的でもあるこの世界から当分離れられそうにない。 鮮やかなのだ。実に。 恋をしてしまった とらドラ2! (電撃文庫)カスタマーレビューピックアップ 女性作家が女性視点で描いているからでしょうが、美少女たちの内面や行動の表現がある意味「リアル」で男の考える「理想」とは離れていていわゆる萌えキャラとは一線を記すキャラばかり登場します。 男らしくて強い女の子しか出てきません。 守ってあげたいような子はいません。 きゃいーんとか〜にゃんとかいうような萌えっこは出てきません。 男キャラが逆に女っぽくて繊細で、ある意味女性の考えるやさしい理想な男像みたいな感じです。 女性作家が男性向けラノベを書くとこんな感じになるのかなと興味深い。 しかし、どのキャラも本当に魅力的でかわいらしい。 特に竜児がかわいい。 カスタマーレビューピックアップ 「とらドラ」の第2巻には強烈な新キャラクター、とことん性悪な本性を天真爛漫かつ無垢な美少女という外面で覆い隠す二重人格者、川嶋亜美が登場します。 ヒロイン大河のライバルキャラとして登場した亜美のあまりのベタな悪役ぶりに、読み始めた時は正直ちょっと不安でした。心地よい文体や微妙なくすぐりのあるネタの切れ味は健在でも、ストーリーとしてはありきたりなものに墜ちていってしまうのかなと。しかしさすが竹宮ゆゆこはひと味違っていました。 一見よくある話のように見せながら、微妙に定型を外して意表をつくキャラクターや展開はデビュー作以来作者の十八番ですが、今作では亜美の性悪さを一切減じることなく、それでいてキャラクターの魅力は引き出していくという難度の高い試みを易々と達成しています。 「ラブコメディ」というライトノベルの激戦区において、早くもトップクラスになりつつある作者の活躍には今後も期待大です。 カスタマーレビューピックアップ 目つきが悪いけど家事大好き「竜児」と、手乗りサイズ凶暴マスコット「大河」の奇妙な恋愛戦線を描く2作目。 今回から新キャラ、超性悪2重人格女「亜美」の登場による、大河と亜美の潰し合いが面白い。 困った亜美に大河が手を差し伸べるところがあるのですが、そこはやはり鬼の大河、きっちりとやってくれました。ええ。 また、その紛争に巻き込まれる竜児。亜美が半端でないぐらいに女の色香を振りまくものだから対処できない。 竜児と大河のそれぞれの「恋」の行く末をゆっくりと見守ってあげましょう。 カスタマーレビューピックアップ
前回の終わり方からは想像もつかない展開でした。 まさかああなるとは… それにしても今回も大河はかわいかった、萌えじゃなくてかわいかったという方がしっくりきます。 ですが前の巻の方がインパクトが強かったし今回はそうでも無いかなという印象です。 んで今回は新キャラである亜美の性格によって合う合わないがあると思います。 またあの秘密が判明されるのが早すぎる感もあります。 ですがあのまま終盤まで引っ張っていったら亜美にイライラしていたかもしれませんし、あの秘密があるからこそあの状態の亜美の精神状態とかどういう気分でいるのかということが容易に想像できます。 そして毎度のことですがこの作者さんは文章のいたるところに小ネタをしこんでいて読んでて面白い。 またそのおかげで文章にアクセントがついていて良い。 今回もとても面白かった。 ですが…インコちゃんの出番が少なかったのが残念w 告白カスタマーレビューピックアップ 話の展開の仕方が独特で、今まで読んだことのない話の進め方でした。 子供が亡くなった事に関わる人々をそれぞれ中心にして、章が区切られています。 そのため、それぞれの「告白」による、それぞれの目線から事件の真相が、読み進めるうちに明らかになっていきます。 あっと言う間に読んでしまうほど、話に入り込めましたが、読み終わった後は、後味の悪い、薄ら寒い怖さを覚えました。 昨今、このような事が現実にありそうで怖い、そんな印象も持ちました。 話の構成、展開の仕方が面白いので、もう一度読み返したいけれど、 話自体は怖いので読み返したくない、そんな1冊です。 カスタマーレビューピックアップ まず本をほとんど読まない私にも読みやすい文章です。語り口調だからでしょうか。 殺人事件が起きると「信じられない。」という人がいますが私はいつも 「人間とはそういう一面もあるだろう。」と思います。共感はできないが理解はできる。 自分だけは100%絶対そんなことはしない、なんていう人のほうが私は信じられません。 自分だけはまともだ、というおごり。 人間の心にわずかながら潜む「狂気」。 それがある事件をきっかけに噴出する様がリアルなのです。この作品は。 事件が起きた原因は本当に些細なこと。 何かが少し違えば平穏な日常が続いていたかもしれない。 フィクションではありますがリアルな感触を含んだ作品だと思います。 主人公たちがそれぞれの視点で「告白」していく。 同じ出来事でも告白する人が変わればとらえかたが全然違う。 なんとなく見えていた事件の全貌が段々と見えてくる。 そして驚愕のラスト。 狂気じみてるけど彼女の倫理観はわからなくもない。 不思議と後味悪くは感じませんでした。 現実世界の人間のほうが何を考えてるかわからないから怖い。 あとは「熱血やんちゃ先生」というネーミングは単純にウケました。w ちょこちょこ笑える箇所もあったような気もしたんですが作者の意図なのでしょうか? カスタマーレビューピックアップ 今、話題の小説である。割と大きな書店に行けば、必ずと言っていい程目立つ箇所に、煽情的な売り文句と共に平積みされている。随分前に購入していたのだが、出だしの挑発的な文章に中々読み進む気が起こらなかったが、ようやく読了した。 物語は、とある中学の一クラスの終業式の日、その日を最後にある事情から退職する女教師の驚くべき告白から始まる。彼女の仕掛けた“罠”に翻弄される当事者とその周辺の者たち。チャプター毎に語り手が替わり、この反社会的かつ反倫理的で暗鬱に満ちた世界が創出、連環されていく。 確かに面白い。嫌悪感を抱きながらも、彼らの独白ぶりについつい引き込まれてしまう。でも、何なんだ、この殺伐さと悪意の結晶は。 子供の深層心理がメインに扱われているが、ここに登場する者たちの、正にグロテスクでデフォルメされたエゴと自意識の肥大化は、現代人が潜在的に持ちあわせているような“負”の部分で、それが何らかの拍子に臨界状態となり噴出する事への恐怖を感じながら、ラストの救いのなさと後味の悪さに辟易してしまった。 文学の世界である。どんなに暴力的であっても反社会的であってもいいが、この陰湿さはどうも、ね。 カスタマーレビューピックアップ 作者は少年犯罪にだいぶ憤りを感じているらしいが、表現がストレート過ぎて子供っぽさを感じる。 ラストも荒唐無稽すぎて、退屈はしないが、内容に重さが感じられず、漫画を読み終わったような印象だった。 カスタマーレビューピックアップ
6つの独白から、一連の事件を眺めたサスペンスです。ミステリーではありません。サスペンス・ホラーの方が正しい。謎解き、という要素は(ストーリーの先読み以外)ありません。 独白ですので「その人が経験した事」を「その人の価値観」で述べています。つまり2重のフィルターがかかっており、それが『本当に起こっている事は何なのか』『何故そのような事をするのか』を巧妙に隠蔽しています。そしてそれ故に生じるどんでん返しの繰り返しが、読む者を引き付けて離しません。 「新人とは思えない…」という評価は無駄です。この作者は緻密な設計を行う「忍耐力を持ち」、独白形式にする事で表現力の不足をカバーするという「自分の弱点を知っている」人であるに過ぎません。通常の作家がデビュー後に経験で学ぶ事をすでに知っている、と言うことです。 ほとんど星5つです。ただし、一箇所、下村母が指摘してそれ以降も無視されているポイントが気になったため1つだけ減点してあります。つまりこれほど冷静で沈着な森口が、そもそも自分の娘を学校に連れてきて放置する…それも問題児がいると判っている学校でそのような行為を取ったために事件が起こった、という点です。彼女の行動はこの点に関してのみ惰性で動いており、論理的でもなければ一貫性もありません。 登場人物の誰も指摘しない、あるいはちゃんとカバーした理論が立つならばともかく、この一点が指摘されたまま最後まで放置されているのが残念です。最後のどんでん返しまで引っかかってしまい、結局読了直後、 「まてぃっ」 と叫んでしまいました。 テンペスト 下 花風の巻カスタマーレビューピックアップ 主人公の友人・兄の愛憎が混じったまさにアンビバレントな感情 同じ側室でありながら何かと手をさしのべてくれる主人公の親友。 家柄・財産・美貌・教養・人柄すべてを持ち合わせているのに同じ女性として、読んでても全然腹がたたない。 そして、飛びぬけた知能と、美貌を持ち合わせた主人公。 ここまで完璧で純粋な人間いるわけないやんと思わせる余地のないほど描く筆力にはただただ感心するばかり。 形あるものはいつかは滅びるということと 長年の別離にも関わらず変わらないものもあったということ 見事に対比させたラストシーンは、普通によかったと思いました。 カスタマーレビューピックアップ 物語が長すぎて、個々のエピソードが繋がっていない感じがする。たとえば、話の都合と歴史の都合上で仕方がないとは思っても、こんなにもあっさりと宦官「孫寧温」が蘇ってしまっては、せっかく夢枕に立って男物の帯と簪をあの世へ持ち去ってくれた父君の立場がないではないか。そんな風に、細かいところで物語の辻褄があっていない。また、この人の作風はもっとあっけらかんとエロで変態なのに、強姦とか輪姦とか、やたら性を食い物にしているようなエピソードが出てきて、しかもその事件がそれぞれの登場人物において、いともあっさり受け流されてしまうことも、女性の読み手としては疑問と不快感を誘われた。 近代直前の琉球王朝という題材に、語りの表現方法が追いついていないのも気になった。変に今風なカタカナ語や作者の造語まで飛び出して、なんだか物語のダイナミズム「だけ」でさまざまな瑕疵をごまかしているような気持ち悪さがつきまとう。せっかく、まだ日本人作家が誰も手がけていない場所と時代を書いているのだから、歴史小説好きにもアピールできるような文章であればもっとよかったのにと思う。作者はいったいどんな読者層を予定してこの物語を書いたのか。 本人の志向とは別に、この人は短編の方が上手な気がする。 カスタマーレビューピックアップ 著者は沖縄那覇出身、石垣島在住である。これまで沖縄、琉球を題材に、 ファンタジー大賞を受賞した「バガージマヌパナス」などの話題作を発表してきた。 著者の魅力は、何というか、突き抜けたように明るい「土着性」とでもいおうか。 土着というと暗さを連想しがちだが、著者の描く沖縄は、独特のファンタジアであり、 たとえば東北あたりの土着性とは完全に一線を画す。 「テンペスト」は琉球王朝時代の物語。 これが、とにかく面白い。スイスイと読みやすい面白さではなく、 急流を流れ下るようなダイナミズムが満ちあふれている。 わくわく感、どきどき感、てんこ盛りだ。 書店などに行くと、そうそうたる評論家、作家の「推薦文」がずらり。 よくぞまあ、ここまで集めた、さすが角川と最初は思っていたが、 いかに角川とはいえ、これだけのメンバーがお義理で絶賛の推薦文を書くわけもない。 額面通り、「血湧き肉躍る」物語だ。 ファンタジー的な要素も含まれており、物語としての整合性となると疑問符をつけたくなる 部分もないでもない。しかし、そんな細かいことどうでもいいぐらいに、 どんどんページが進んでいく。 最近は長編小説を読むエネルギーも少々なくなりつつあるが、 上下段800ページ以上、一気読みだった。 まるで「元気」を与えてくれたようだ。 私としては間違いなく今年の「ベスト1」である。 カスタマーレビューピックアップ
始めに言っておくと この小説のおもしろさは異常だ。 あまりにも魅惑的で、文章から離れることができなくなる。 読めば読むほど、この世界に魅せられ、酔わされる。 物語性、つまり世界観の設定がそうさせるのだろうか。 この話は19世紀初頭から末、実在した王国、琉球王朝末期を舞台とし、孫寧温(=真鶴)という女性を主人公とし、第三者的な語りで話が進められている。 琉球王朝が持っていた、宗教、文化を元に、そこでの精神性、思想、人々の世界認識が表れており、国家間の外交問題、国内の情勢・政治的問題、また男と女、両方の性を生きることとなった主人公を中心とした人間関係、出世、失墜、性の反転という稀有な人生を描きながら近代化によって、王国が崩壊するまでを描いたものである。 歴史事実を背景に持ちながらも、個の歩みを通しながら、それを追ってゆくことで、また現代的感性で語ることによって生きた文章と、歴史小説とはくくれないほどのリアリティを持つ。 しかし、ここでのおもしろさはそんな理由では記述できないのだ。 史的事実とフィクション、宗教的精神性と合理主義的理性が重ねられ、ファンタジーでもありリアルでもある。 そうここでは両義的性質が重ねられた、アンヴィバレントな現象、人物達が恐ろしいほどに読む者に想像力と妙な現実感を感じさせる。 巧みであるのは、この両義性を数々の事象や登場人物に反映させている点にあるといえる。 主人公の孫寧温は女性として生まれながらも、ここでの制度的問題により、男性でしか登用されない国の役人に性を偽ることでそれとなり、男性的で女性にはないとされていた理性的知性を天才的に持ち国のトップまで登りつめ、またその稀有な美貌から王の側室としても王宮に入るという、二重の人生を歩んでしまう。男として国家に仕え、同僚達と友情を交わし、女として恋をし、想いを交わす。男としての寧温は公人として理性をもってして生き、女としての真鶴は私人として情感をもってして生きる。 そして、中世・近世から近代への移行 これにより、国家は解体され、国家を前提にする社会は崩壊し、ひとつの個となった主人公はその両性が幸福に融合する。国家から解き放たれたひとつの個は、しがらみを越え、想いを交わした人と生きることが可能となり物語は終わりを告げる。 国家を愛し、命を捧げた主人公であったが、悲しくもその国家の崩壊により、個として幸福に生きることができたのである。それは新時代への希望を力強く描くものだ。 この移行は 精神性が支配する社会モデルから理性による社会へ 国家が統率する社会から個による社会へ向うものである 宗教的精神性をもつ世界観を基盤にしながらも物語は最後にそれを破壊し、また主人公の両性の融合という、基盤となっていた設定を露わにした。 つまりこれはマジックリアリズムの作風を持ち、自己言及的な作品として位置づけることができるだろう。 僕はこの魔術的で現実的でもあるこの世界から当分離れられそうにない。 鮮やかなのだ。実に。 恋をしてしまった。 とらドラ3! (電撃文庫)カスタマーレビューピックアップ とらドラ!確かに面白い 一応ラブコメものらしいがまだラブと感じる部分が少ない気が…割合的に8対2くらいでコメが勝ってる感じかな、で☆3 しかし、最後の大河の爆弾発言には「おぅ」てなっちまったんで☆4 カスタマーレビューピックアップ 田村くんがとても良かったので、 期待して読んだのですが、 私の好みではあまりなかったです。 田村くんの方はみんな応援したくなる感じだったんですが、 とらドラの場合は、あまりそういうのもなく、 亜美も毒舌だし、大河の性格も酷くなる一方・・・な感じで。 あまり可愛さとか、萌え要素が感じられなかったです。 ちょっと残念。 軽く馬鹿ラブコメを読みたい人にはいいかも。 カスタマーレビューピックアップ 1,2巻で創り上げた世界観が見事に活きてますね。 前巻初登場した亜美も良い具合にストーリーに絡んでおり 大河とのやりとりは読んでいて実に面白いです。彼女の竜児に対しての思わせぶりな発言も徐々に増え、2巻のラストで見せたような彼女の本心が今後のストーリーにどのような影響をもたらすのか楽しみでなりません。 そして今巻から竜児と大河がこれまでの様な「互いの親友を好きになった者同士」という関係から少し外れる というか2人の距離が進展します。少なくとも大河が亜美との勝負の最後に発し クラス中の誤解(?)を招くコトとなった「あの咆哮」はやはりそういう意味として解釈して良いと思います。ようやく互いを「好きかもしれない異性」として少しずつ認め始めた2人ですが、こちらも今後どう展開するのか非常に気になるところ。 竜児と大河の微妙な関係、亜美の誘惑、実乃梨への想い・・・etc これからも「とらドラ」に目が離せません。 追記 あと今巻は挿絵の出来が素晴らしい。ヤス先生の描く女の子はいつも可愛らしく繊細な雰囲気に溢れていますが、この3巻ではなんとイラストの半分以上がヒロインたちの水着姿というサービスカットで溢れています。このシーンの挿絵を入れてくれて本当にありがとうといった感じ。男性読者は必見です。 カスタマーレビューピックアップ 最初は、ユニークなタイトルとイラストの綺麗さで買ったこのシリーズですが、気づけばすっかりハマッてしまいました。本の帯にはラブコメと書かれていますが、コメディーの要素が多いと思います。その独特なギャグセンスに思わず声を出して笑ってしまいました。星が四つなのは、個人的に二巻の方が面白かったからです。しかしながら、予想不可能な話にはグイッと引き込まれます。買おうかどうか悩んでいる人は、チラッとでも良いので、一度読んでみることをオススメします。 カスタマーレビューピックアップ
2巻の最後、修羅場からどう続くのかと思えば、ずっと不機嫌な手乗りタイガーという展開。 お互い片思いがいる状態からどうやって持っていくのかと思っていただけに、徐々に意識していく二人がなかなか自然でした。 それでもやっぱり手乗りタイガーは今回も強烈で凶悪、最後の水泳バトルは必見。 若干、竜児が可愛そうだったけど、最後の絶叫で報われた感がありますね。 お互い、自分の気持ちの落しどころを無理矢理見つけてるけど、もう一押しといったところ。 次回ぐらいでケリをつけて、すっぱり終わるのがいいかなぁ。 偽物語(上) (講談社BOX)カスタマーレビューピックアップ 言うまでもない掛け合いの面白さをはじめ、(このシリーズに対する)期待を裏切らない一冊でした。楽しかったです。 が、最後の最後、さらっと読んでいると気付かないかもしれませんが、強烈な問いがふと置いていかれます。暦とひたぎの恋人関係ってもしかしたら……、というifでもあり、そして二人の今後に何かを暗示するような、あるいはそう思わせて特に何もない「これまで通り」が続くのか。思えばこれまでも何度かこっそりと示唆されていましたが、西尾はここではっきりと示してきたわけです。 どうということも(少ししか)ない日々の、不条理さ、偶然性という「怪異」。今あるすべてのものは、その「怪異」によって作られ、そしていつでも壊されうるということ。 一見本編とあまり関係ないようにも見える前半の「ハーレムルート」も、それに至る伏線と見ると、それが一見おもしろおかしいただの日常でしかないだけに、かえって刺さってくるものがあります。 カスタマーレビューピックアップ 化物語の後日談と言うことで、大変期待していた本作ですが、十分楽しめました。 シリーズ特徴の、キャラ同士のテンポの良い掛け合いは健在。 更にレベルアップしていたようにも感じられます。何度も声をあげて笑いましたw 本作、偽物語では、化物語・傷物語で本編に直接絡むことはなかった、主人公の妹達である 火憐と月火に焦点が当てられています。 どちらも個性が強く、良いキャラをしています。 改めて、西尾氏はキャラクター創作が上手いと思いました。 シリーズ主要登場人物総出演、偽物語、是非オススメします。 追記。 作中でも多く触れられていましたが、ついに化物語がアニメ化ですかw そちらも楽しみです。 カスタマーレビューピックアップ 『化物語』,『傷物語』につづくシリーズの3作目で書きおろし作品. 主人公の妹たちの物語で,時系列としては過去作よりあとになります. とはいうものの,語り部も兼ねた主人公は全編を通じて出ていますし, 前半は,代わる代わる登場する過去作のヒロインらとのやり取りが中心. そして,半分を過ぎるころにようやく『本編』がはじまるという展開です. ただその前半,おなじみのにぎやかさはいつものように楽しいものの, ほとんど本編には関係なく,『新たな物語』という点では物足りません. 後半は後半でバトルにほとんどが割かれ,ほかの気になる場面はあっさり. 『偽物』と絡めた展開はよかったのですが,もう少しバランスがよければ…. お得意の掛け合いも,さすがにシリーズ当初ほどのインパクトはなくなり, ギャグやツッコミ,エッチな場面など,ワンパターン化は否めないところで, お得意の小ネタもマニアックになって,ピンとこないものがいくつかあります. 完結したはずの物語の続編で,ファンとしては歓迎すべきなのでしょうが, 登場人物に喋らせていた「アニメ化されるから続編云々…」というセリフが, 自虐のジョークとわかっていても,読了後にはなんとも皮肉に感じられます…. なお,もうひとりの妹をメインにした下巻は09年03月に刊行予定とのことです. カスタマーレビューピックアップ 西尾維新の『化物語』の後日談。 しょっぱなから拉致監禁されている阿良々木くんは置いといて、今回は彼の上の妹である阿良々木火憐と誇り高き偽物・貝木泥舟の怪異にまつわるお話である。 といっても語り部&主人公は一応阿良々木くん。 シリーズ個性派メンバー総出演ということで大胆発言の神原駿河、暴言暴挙の八九寺真宵、純粋無垢な千石撫子、清廉潔白な羽川翼、そして毒舌少女の戦場ヶ原ひたぎなどは今作でも存分に暴れまくってます。 今作は後日談ということでそれぞれの変化も描かれている。とくに戦場ヶ原は変わった。阿良々木くんに「ガハラさん」と呼ばれる仲になったし、彼が男らしいセリフを言うと小声で「超絶格好いい」と本音を見せたりしている。ただ、それに比例するかのごとく毒舌もバージョンアップしているようで「これだから無脊椎動物は嫌になるわ」「残念ながら私は微生物の行動学は学んでないわ」などの容赦ない言葉攻めの数々(笑)。 テーマは「偽物」。 でもそんなのを無視しちゃって5人とのあられもない会話の掛け合いを笑って楽しむことこそ、このシリーズの醍醐味だと思っています。本当に大好きなシリーズなので次回も会話劇を期待。それと忍野メメの再来も。 カスタマーレビューピックアップ
が、要所要所にむりやり書いた感が漂っているのは気のせいでしょうか? 掛け合いもネタも流れもキャラも 過去を活かしているというか、 ただ当てはめただけのような・・・ 趣味で描いているシリーズの遊びとして 戯言なり何なりを取り入れているならいいのですが、 どうしても「アニメ化がなければ続編も」というセリフが 気にかかります。 まあ、このシリーズの肝である掛け合いは楽しいのでいいんですが。 華鬼2
特価:¥ 1,050(税込) 発売日:2008-10-17 売上ランキング:Bookで2292位 Book / 在庫切れ とらドラ! 4 (4) (電撃文庫 た 20-6)カスタマーレビューピックアップ わりと高評価を受けてるみたいなんで買いましたが自分は失敗した組です。 まずどうしてもキャラが好きになれませんでしたね。ストーリー性も微妙でした。 ツンデレは別に嫌いではないけどなぜかこの作品のヒロインのわがままぶりにはいらいらさせられる。理不尽の塊としか思えない。ていうか私的にはこれはツンデレじゃないと思う。 そして妄想の塊、主人公の気持ち悪さに呆れる。好きな人とまともにしゃべることすらできないのに様々な妄想で自己満足に走っていることに自己嫌悪のカケラすらない。こいつは好きな人に振り向いてもらおうと努力するより妄想に走っているんですよ?そんな状況にいつか奇跡でも起こると思っているんでしょうか?まぁヒロインと知り合えたことが奇跡か‥ この点では勇気を出して好きな人に手紙を送ろうとしたヒロインにまだ分がある。 そしてまだ少し好感をお持てるのがサブキャラの二人ってなんですかそれは‥ 高校生のラブコメというより小学生の好き、嫌いって感じでしたね。 そこで失敗した原因をたどるとその評価の見方でした… 僕は5、6巻だったと思うんですがそこでの高評価を見て買ってしまいました。ここで思ったのが5、6巻になってくるとこの作品を気に入った人しかレビューを書かないんでほとんど良い事しか書いていません。つまり批判がないので良い作品にしか感じられません。 (まぁだんだん面白くなる話というのもありますが) 結果、購入してから後悔します。 後々考えると馬鹿だなと、でも僕は大変勉強になりました。 ちなみに星3は特にこの作品自体の評価ではありません。 カスタマーレビューピックアップ ツンデレ、犬という単語からゼロ魔的なイメージで読んでいたのですが、 4巻までみたところ、これはどうやらちょっと違うよう。。 いわゆるハーレムものではなく、オールドタイプで純粋なラブコメ。それもバリバリの青春ものです(たぶん)。 なんというか、それぞれが互いに干渉しあい微妙な距離で微妙な思いを抱えてる様が非常によいと思うんです。それゆえこれからの展開はなかなか難しいんじゃないかと思いますがー、、期待してます!! カスタマーレビューピックアップ 今回はそれぞれのキャラの引き出しがグッと引き出されています。 亜美は「寂しさ」、実乃里は「悩み」、大河は「竜児への気持ち」を 今巻では披露し、それらがまた彼女たちをより一層魅力的に見せてくれます。 肝心の竜児もそれぞれのキャラたちと接触し、大きく動き出します。 まったりと、しかし着実に進んでいく物語。 これをラブコメと言わずなんと言うのでしょうか? カスタマーレビューピックアップ よくある主人公が複数のヒロインに振り回される感じの話. 余分な設定やテーマがごちゃごちゃ付いてないので, 純粋なラブコメとしては個人的に今まで読んだラノベ1. ただこれからが佳境. このままだらだらとどたばたが続くのか・・・ さっさと切り捨てるのか・・・ もっとキャラを足すのか・・・ ヒロインごとにシナリオを分けれないラノベで, 過去のラブコメ陥りやすい失敗を,どうこの良作が回避してくれるのか楽しみです. カスタマーレビューピックアップ
竹宮ゆゆこさんは「わたしたちの田村くん」で知り好きになったのですが、 「とらドラ」はキャラクターの魅力で「わたしたち〜」に引けとってる感じがしますし、 最近はダラダラと続けすぎて間延びしてる雰囲気も…。 竹宮ゆゆこさんの書くラブコメは好きですが この作品は流れが悪くなってる気がします。 西の魔女が死んだ (新潮文庫)カスタマーレビューピックアップ 自分に正直であろうとして不器用に葛藤するあまり、長いものには巻かれろ的な処世術にどうしても折り合いをつけられなくなったため、中学校に通いたくないと言い出した主人公まいのピンと張り詰めた心が、”西の魔女”ことまいのおばあちゃんとの田舎生活を通してみずみずしさを回復していく様子が静かに描かれていた。ゆっくり穏やかで無駄なものがきれいに削ぎ落とされたまいとおばあちゃんとの田舎生活の様子が細かく表現されていて、読んでいてこちらも心が洗われるような気持ちになった。これは、まいの心の再生物語なのだろうと思った。 本に付いていた帯に書いてあった、「最後の3ページ、涙があふれて止まりません。」の通り、最後の3ページには”やられた”って感じで、自然に涙が出た。ただし、本作品のほとんどの部分が平坦な生活描写に費やされていて、最後の3ページに行き着く前に、2、3度挫折しそうになったのも事実である。 まいのその後が書かれた「渡りの一日」で描かれる、まいとショウコの気楽でありのままの友達付き合いの様子に、「良かったね、まいちゃん。良いお友達が見つかって。」と、声を掛けたい気持ちになった。 静かな感動をお求めの皆さんには、お勧めの作品です。 カスタマーレビューピックアップ 話題作でありなんとなくいいかも、くらいの気持ちで読んでみました。 パラパラめくってみて字が大きいし児童文学?と最初は侮っていたのですが、読み始めてからそれがまったくの誤解であることに気付きました。 なんという美文、情景描写がまるで赤毛のアンのように鮮やか! それでいてすごくスピリチュアル。 魂は永遠であることや、シンクロニシティ(偶然の一致)を理屈じゃなく感じている人にはツボだと思います。 最後、涙が溢れてとまらないってほどでもなかったけど、自然にひとすじ涙が流れていました。 同時収録のもう一つの短編もその後の「まい」が書かれていて、良かったです。 カスタマーレビューピックアップ 皆さんもお書きになっている通り心温まるストーリーです。 感受性がちょっとだけ強い中学生のまいが 知恵をたくさん持っているおばあちゃんと暮らします。 一緒に暮らす事を通じて まいは思春期の社会で上手に過ごせる知恵を学んでいきます。 いつの時代になっても 群れといじめは密接なつながりがあるのかもしれません。 群れになじめなかった人間は攻撃対象となり 群れの結束が強まっていく。 そういうのって人と人との間で生きて行かなければならない、 人間の本能なのかもしれません。 誰しもが、どんな異質な他人を認められるだけの強さを獲得すれば いじめはなくなるんだろうと思います。 他人に対する恐怖も含めて。 おばあちゃんがゲンジさんを許容したように まいもショウコを許容しました。 人に対して苦手意識があるだけで敵になっちゃいますものね。 面倒くさい事を書いてきましたが。 読み終わると カントリー生活っていいなあって思います。 ワイルドストロベリージャムが食べたくなります。 カスタマーレビューピックアップ 学校での人間関係で大きく悩み傷ついた主人公・まいが、母親の薦めで母方の祖母の家に滞在し、生きる力を取り戻していくお話です。 表題作「西の魔女が死んだ」の他に、「渡りの一日」という超短編作が入っていますが、こちらも「まい」が登場。新たな友人、ショウコと2人を取り巻く人々との交流が描かれています。 どちらもストーリーの組み立ては大変シンプルですが、「まい」と同世代の10代〜20代の学生さんが読むと、その悩みに共感したり、生きる力、生きるヒントを与えられたり、得るものが大変多いと思います。 ただ、私自身はナチュラリストではありませんが、現代文明機器が全く出てこないおばあちゃんの家で洗濯、料理など、生き生きとお手伝いをしている「まい」の様子を読むと、自分自身がいかに「便利さ」に頼りきり、頭や体を使わなくなっていたかということに気づかされました。 短めの話であるだけでなく、文章自体が非常に簡易で、いわゆる文章の裏を流れる何か(心情とか)を汲み取るようなものではありませんが、心が疲れた時、負担になりませんし、ふと目にすることで癒される1冊であると思いました。 また余談ですが、表紙の絵を描かれた早川可寿乃氏が「あとがき」にあたる「解説」を書かれていて、この表紙の絵にどのような思いを込めて描いたかにも触れられていますので、興味がある方は併せて読んでみて下さい。 私は早川氏のこの小説に対する感想の部分に非常に共感を持てました(ただ、言うまでもありませんが、かなりネタばれですので、本文を読んだあとに読むほうがいいです。) カスタマーレビューピックアップ
書店で平積みになっていて、店員さんの「おすすめ」の文字で読んでみましたが、 感動する部分は見出せませんでした。 ひとつの物語としては感動もので完成されています。 私が感動できないほど鈍感に歳を取りすぎていたのかもしれません(40代です)。 小学生高学年〜中学生くらいの皆さんに読んでいただきたい作品だと思います。 自分もそのころ読んでいたらきっと得るものがあったでしょう。 |
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