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Amazon人気商品ランキング/新書・文庫 全般psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品総数:685/総ページ数:69 最終更新日:2008/09/06 徳川の夫人たち 下 朝日文庫 よ 1-2カスタマーレビューピックアップ 本書を読んで、一番感じたことは日本女性の美しさ。それも人の行動や言葉に一々感動し涙するほどの心をもったすばらしい美しさ。本書はその美しさと聡明さを兼ね備えた三代将軍家光の傍妾であった永光院の生涯を描いた小説です。本書を読みながら思ったことは、このような女性が何故日本からいなくなったのかということです。日本女性といえば「アメリカの会社で働き、イギリス風の家に住み、中国人のコックを雇い、日本人の女性を妻にする。」ことが一番贅沢とされるほど世界でもおしとやかで奥ゆかしいとされていたほどで、日本文化の誇りでもあったはずなのにと・・・。 本書の内容に関しては、慶光院からお万の方、永光院へと移りゆくひとりの女性の生き方とその時代時代での考え方の変化を上手く小説化しており、大変面白く読みすすめることが出来ました。ただし終止永光院お万の方を賛美しすぎているので、最後の方では若干少女漫画チックになってしまっていることが気になります。 カスタマーレビューピックアップ
昭和41年に朝日新聞紙上に連載されていた頃から愛読していた吉屋信子の『徳川の夫人たち』。それが単行本となり、今再び文庫化されてお目見えしました。衆道好みの家光を女色に馴染ませる結果となった美貌の伊勢慶光院主・六条万子が、「お万の方」として江戸城大奥に入り、将軍の寵愛を受けるも子を生さず、春日局のあとを継いで大奥総取り締まりとなり、家光薨去後は幼い新将軍家綱の行儀作法指南役として出仕した顛末が、流麗な筆致で描かれています。明暦の大火(振り袖火事)と藤尾の死去、そして家綱の御台所として伏見宮家の姫が東下して来るところで話は終わっていますが、続編では家綱時代から幕末・維新に於ける江戸城明け渡しに至るまでの大奥の女人たちの様々な生き様が記されています。さほどなくテレビ・ドラマ化されて、お万の方を佐久間良子が、春日局を杉村春子が、御年寄り藤尾を岩崎加根子が好演していましたね。 真景累ヶ淵 改版 (岩波文庫 緑 3-2)カスタマーレビューピックアップ 読み耽ってしまい、通勤電車の降りる駅を間違えて、終点まで乗り過ごしたことを告白します。でも評価は☆3個。 背景にある怪談「累」は「輪廻」と「悪霊退治」の物語です。一方、このお話のメインテーマは怪しい超自然的な力に翻弄される人間でなく、人間の「情欲」。 前半のメインとなる豊志賀の顔を醜くした原因はというと、彼女の燃えさかる「嫉妬心」。その「嫉妬」を生んだのは年下の男との愛欲生活が若い娘に奪われることを懸念したからです。後半メインの敵討ちも安田一角という武士が人妻:お隅に恋心を抱いてしまったことが原因。 冒頭に、円朝師匠はこう宣言されます「幽霊というものは無い、全く神経病だということになりましたから・・・」。つまり、人間の心(神経)が原因で起こる怖い話をしますよということ。 ゴミ箱に紙屑を投げ入れるように簡単に死んでいく登場人物達。それに反し、円朝師匠の語り口は軽妙であっけらかんとしています。☆3個にしたのはこの語り口と情欲・因縁・業・恐怖といったものが自分の中でうまく咀嚼出来なかったという個人的な感想からです。 「怪談 累(かさね 生まれ変わり)」を下敷きに「真景 累ヶ淵 累(かさね 係累)」に読替えて、創作されたこの作品は単に怖いだけのホラーと違った人情噺の側面を持っています。怖いだけのホラーに食傷気味の方にオススメの一品。 カスタマーレビューピックアップ 円朝は昔、中公文庫でなにかを読んだような読んでないような曖昧な記憶しかないので、初めて読むも同然でしたが、語り口を思わせる文章が小気味よく、つい読みが走って、意味を追えていないことにあとから気づいて読み直したりということが一度ならずありました。しかし、例えば「車軸を流すほどの」という言い回しが地の文にも会話文にも出てきたりするのは語りならではなのでしょうが、それがかえって「語りによる神話」といった趣きを生み物語の奥行きになっているというのは穿った見方でしょうか。この文体があればこそ、過剰な因縁で絡み合い登場人物が次々死んでいく様に、人の世の儚さ、業といったことを考えさせられるというもの。傑作です。 カスタマーレビューピックアップ 何度も映画化され、最近の映画の写真が帯に付いたりしていますが、この帯は捨ててしまいましょう。映画的な流れを忘れて、円朝の語り口をゆっくり読んでいくにつれ、こんなに奥行きのある世界だったのかと気づくことでしょう。この円朝が結局日本の幽霊を虚構に閉じ込めてしまったのだという説もありますが、そういう視点から読んでも面白いですし、今流のホラーとして読んでも楽しめます。今回買って嬉しかったのは、解説が久保田万太郎だったことです。人情に通じた小説や俳句を多く残した人ですが、そういう人間通による解説なんです。 本書はやはり自分で口ずさむようにして読んでいくのがお勧めかと思います。いつしかこのおどろおどろしい世界に入り込んでしまうと同時に、人間を語る語り口も身についていくような快い錯覚に浸ることができるでしょう。 カスタマーレビューピックアップ
古い話なので、最後まで読みきれるかなあ?なんてことを気にしながら読み始めたのですが、とにかく面白くて最後まで一気に読んでしまいました。速記という形をとっているため、まさに怪談と聞いて思い浮かぶイメージそのままの円朝師の語り口にまず引き込まれます。怖がらせようというよりは、どこかとぼけたような淡々とした語りが、面白くいつの間にかゾ〜とさせられてしまう。同じ円朝作「牡丹灯篭」よりも人間の欲と因業の深さがくっきりと語られているようで、より怖いです。前半3分の1くらいでハイライトとも言える場面が次々と展開されて話が最後まで持つのかなあなんて心配しましたが、次から次へと因縁がつながっていくところがまた興味を引っ張り、退屈させません。有名な「豊志賀の死」のくだりの面白さ怖さといったら・・・。蒸し暑い夏の夜に涼しくなれること請け合いです。気軽に手にとって読まれることをお勧めします。 出発は遂に訪れず 改版 (新潮文庫 し 11-1)チョコレート戦争 (フォア文庫 B)カスタマーレビューピックアップ
小学生の「図書」の時間のとき、この本が面白いと友達から勧められて、教えられて読みました。 ケーキ店でなく、洋菓子店という表記に、時の移り変わりを感じます。 金泉堂のような洋菓子店が、今もなお、実在して欲しいと思いました。 日本霊異記 下 講談社学術文庫 337カスタマーレビューピックアップ
上巻と中巻にはありませんが、この下巻には巻末にこの霊異記に登場する皇室や藤原家の人々の系図が載っています。 特にその系図が無ければ物語を理解できないというものではありませんが、聖武天皇を中心とした時代を研究したい方は、一度は読んでおいた方がいい書物だと思います。 忠実な現代語訳と詳細な語釈は古典を読むことに躊躇する方にも極めて有効ですし、文字も大きめで読みやすく活字も綺麗です。 上巻と中巻を読んでいなくても、特に支障はありません。 火宅の人 下 新潮文庫 た 5-4カスタマーレビューピックアップ 20年間にわたって書き続けた壮大なる自分史です。私は檀一雄氏については檀ふみさんの父親という印象しかなかったのですが、本書を読んで当時、いかに檀一雄氏が人気作家であったかが良く分かります。そして本人が人気作家である事を利用して思うが儘、我儘に生きてきた事の証と反省と誇りが集大成されたのが本書です。これは人気作家であったからこそ出来る生き方なのでしょうが、サラリーマンの私にとっては非常に羨ましい生き方に感じます。人間が飲食や性、そして生きる事に対して素直に生きたらきっと著者のような生活になるのだと思います。太宰治と比較してこのような生き方の出来た著者は非常に幸せな人に感じます。 カスタマーレビューピックアップ
こんな時代に生きた人々、、粋でおしゃれです。 桜島,日の果て 改版 (新潮文庫 う 3-1)カスタマーレビューピックアップ
戦争は人間を極限に追い込む、戦地に赴いた経験がなくてもそれぐらいは分かる。しかし頭で分かっていることと、身体で経験したことはまったく違う。この作品を読んでいると改めてそう感じる。 彼の戦記物の主人公は、戦闘のまっただ中にいるわけではない。しかし死は常に隣り合わせに感じられる環境だ。そんな緊張と諦観に支配された日常で、周囲に頽廃していく戦友たちを見ながら、正気を失わずに踏みとどまっている。彼がそうできる理由はどこにあるのだろうかと考えると、それは主人公(作者)が持っている尊厳とか矜持なのではないかと思える。生き延びたいという気持ちとは別に、誰に指摘されるからでもなく、大切にすべきものがある。かれはそう訴えているように思えた。それは舞台が戦後になった作品でも変わることはなかった。 ちはやぶる神のめざめの (角川ビーンズ文庫―篁破幻草子 (BB16-5))カスタマーレビューピックアップ
この作品は、ティーンズルビーという同じ角川系列のところから出ていた作品の新装版です。少年陰陽師が出始めてから移動になっていたはず。 この作品は少年陰陽師のころよりもちょっと前の時代。昼間は朝廷の役人として、夜は冥府の官吏として、2足のわらじ生活を続けている主人公篁。表面は本来持つ美形が功を奏して猫かぶり。親友の融や冥府の上司燎流の前では、ツッコミまくり。 イラストは四位広猫さん。絵がかわいらしくて好きです。 徒然草 1 全訳注 講談社学術文庫 428カスタマーレビューピックアップ その著作と共に、以下の書き出しはあまりにも有名。 つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。(序段) 敢えて一言で言うならば、本書の内容は「人間論」であろう。人間というものについて、独自の視点から様々な事例を引用しつつ論を展開し、人間の心の本質を探ろうとしており、ひたすら自己を見つめ続ける鴨長明著「方丈記」とは一線を画している。 具体的には、財宝・子供を持つことを否定し、さらには長寿をも否定、清貧と濁富を説き、真の心の友を持つことの難しさゆえに書物を通じて遠い時代の人を友とすることを訴える。また当時では常識?かもしれないが、男尊女卑の傾向が随所に見られ、生きていく上で必要なものとして衣食住以外に「医療」を上げている点などは、長寿の否定と矛盾しているようで興味深い。 細かい内容上の矛盾は見られるものの、人間の理想として仏道に生きることを勧め、人生の「無常」を自覚することの重要性を説いている。 最後に、「住まい」に関して言及している箇所を引用することによって締めたいと思う。 家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、仮の宿りとは思へど、興あるものなれ。(第十段) 家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑きころわろき住居は、堪へがたき事なり。(第五十五段) ちなみに、多数出版されている中でも講談社学術文庫から出ている三木紀人による「徒然草」全訳注は、4分冊でボリューム満点だが原文・現代語訳・語釈・解説と内容的に充実しているのでお薦め。 カスタマーレビューピックアップ
徒然草は日本の古典の代表作である。世界で通用するという点で判断すると 群を抜いているかもしれない。小林秀雄が 本作をモンテーニュのエセーと比較した上で エセーより更に簡潔になっていると評価したのは 小林の日本贔屓だけではないと思う。 そんな徒然草だけに 注釈もいくらでも出ている。徒然草の研究だけで 十分喰っていけそうな気がするのは小生だけではないかもしれない。 そんな中で 本書は全四巻に分けて じっくり解説してくれる。その意味では 初めて徒然草を読むには 長いが 案外良い案内になるかもしれないというのが小生の感想である。 しかし 結局 徒然草という本は 読者を試しているような趣があることは確かだ。徒然草の 入門書であろうと 専門書であろうと 結局は 徒然草に対峙する読者が何を思い 何を汲み取るかにかかっている。小生も偉そうに言いつつも 実は 殆ど感じ取れていないと思うしかない。 エセーもそうだが 徒然草を読むには それなりの人生経験が必要だ。ゆっくり 自分の熟成を待つ。自分の「熟成具合」を調べるために 読んでみる。そんな 一冊かもしれない。まるでチーズやワインみたいである。 忘れられた思想家 下 |
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