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発売日:2003-09-26
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過去のない男psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品の説明(Amazon.co.jp) フィンランドの異才アキ・カウリスマキ監督が、記憶をなくした男の戸惑いと淡い恋をしみじみと語る、カンヌ映画祭グランプリ&主演女優賞受賞作。ヘルシンキにやって来た男が暴漢に襲われ、記憶喪失に陥ってしまう。彼は港湾のコンテナで生活を始め、食事や服の面倒をみてくれる救世軍の女性に恋をするが、銀行強盗に巻き込まれたことから身元が発覚し…。 カスタマーレビューピックアップ 旅行中の男(マルク・ペルトラ)がふと立寄った街で転寝中、いきなり暴漢に襲われ身ぐるみ(過去の記憶までも)はがされてしまう。病院を抜け出し川岸に倒れこんでいたところを、コンテナハウスに暮す貧しい人々や救世軍という浮浪者救済施設の人々に助けられ、次第に気力を取り戻していくといったお話だ。 この映画を見た後、ほとんどの人が幸せな気分になれるのには理由がある。救世軍がふるまう無料の粗食にありつくためにディナーに行くといって出かけたり、紅茶のティーバックを持ち歩き只お茶したり、恋人を正体不明のステーキと缶詰ビーンズでもてなそうそする自分より貧乏な弱い人間を見ていると、「ああ自分はなんて幸福なんだろう」とつい思ってしまうのが人間の性なのだ。 しかし、もはや<自力>で生きることのできなくなった底辺層の人々が、肩を寄せ合って他人の助けを借りまくりながら何とか生き延びているカスカスの姿は、そんな<優越感>を通り越したある種のカタルシスさえ観客に与えてくれる。壊れかけのミュージックボックスや救世軍バンドが奏でるブルース、食堂車でなぜか主人公が寿司を食うシーンで流れる演歌?が、うらびれてはいるけど温かいカウリスマキ独特のムードを映画全体に漂わせている。 あまりにも寒々とした生活をしている人々には、ちょっとした人間の優しささえとても温かく感じられるもの。貧しさで凍りついた俳優たちの無表情な顔が、ふとした人間同士のふれ合いでほころぶ時、観客はカウリスマキが仕掛けたマジックにいとも簡単にやられてしまうのだ。彼の<敗者3部作>の中でも、最も判官びいきの日本人ウケしそうな作品である。 「神の慈悲のない現世では、人間は自力で生きるしかないのよ」 カスタマーレビューピックアップ 前からアキ・カウリマスキは気になってました 他にもビクトル・エリセやアンドレイ・タルコフスキーの 映画なんかを見たいのですが なかなかレンタル店においておらず名作を見逃してしまってます。 アキ・カウリマスキもその中の一人でしたが この前衛星劇場でこの「過去のない男」を 見ました ストーリーは男が記憶をなくすという物で最初サスペンス映画なんだなと思ってい たら違いました そんなものではないもっと奥深い人間愛を描いている 大人な映画でした。 映像もどこか哀愁が漂ってて良いです ラストの奥さんとの会話シーン・・・記憶を失くして 初めて自分という人間を知り 愛を学び 羽ばたいていくこの映画のラストの15分は特に 必見 音楽のセンスも良いしマルック・ベルトラがとてもダンディーで格好良い 秀作です。 カスタマーレビューピックアップ これは日本映画でリメイクしたら、案外イケルんじゃないかな? 萩原健一と倍賞美津子で! カスタマーレビューピックアップ フィンランドの林、フィンランドの湖、鉄道、車、コンテナの錆! それだけでもうなんだか素敵。 ちょこっと映る洗濯物とか、おうちのドアとか、子供の服とかもフィンランド色。 ジュークボックスも可愛くてかっこいい。 しかし、カウリスマキの映画に出てくる人々は冴えないな。 『浮雲』もそうだったけれど、主人公も、主人公が恋をする女性も、むっつりしていて全然華がない。セリフもあまりない。 なのに見ているうちにそこはかと彼らへの愛情がわいてくるから不思議だ。 主人公は冒頭で暴漢に襲われ記憶をなくすのだけれど、そのことが特に大変なできごとだと感じる風もなく、なんとなく新しい土地、ひとびとのなかに馴染んでゆく。 …といってもちっとも愛想もよくないから(というか、登場人物の誰ひとりとして愛想のよいひとなどいない。子供すら)馴染んでいるというか、ま、そこにいてもいいんじゃない、みたいな感じ。 フィンランドのひとの人柄なのかな、それともカウリスマキの独特な人間観だろうか、なんだかどこか抜けてて、人がよくて、可愛らしい。 嫌な警察官が出てくるんだけどそのひとすら虚勢をはる様子が間が抜けていて憎めない。 北欧は失業者が多いのだろうか? 『浮雲』にも職を探してさまよう姿があった。 でも失業者への対応もすごく親切なんだなあと思う。(映画だけかな。フィンランドのこと好きなのに何もしらない) 仕事を見つけるためにはまず見た目から…と服を出世払いで提供するなんて、日本ではないことだし、根本からの解決を図るための手段だし…やっぱり失業率で悩んできた国なんだろうな。 それとも、フィンランドって共産国…? ほんとうにしらないや。 なさけなや。 あるひとにお世話になったときの 「借りができたな。なにをすればいい?」 「俺が倒れていたら、あおむけに」 というセリフがとっても好きで、カウリスマキの映画をぎゅっと凝縮してるみたいに思えた。 カスタマーレビューピックアップ
コンテナハウスに辛うじて住処を見つけ、救世軍の配給食にホッとする生活であれ、 人が生存する際に寄りかかり連帯するのはやはり人であり、小さくみえてもささやかな愛だ。 男は冒頭から災難により記憶を失う。心電図では死んだはずの男がむっくり立ち上がる。 それほどでなくては人は過去から訣別できないのか。過去を失った男は、 捨て猫が拾われるように無垢な善意に助けられ、「前にしか進まない」人生を新しく取り戻す。 救世軍に勤めるイルマの人生は、就寝のための音楽がロックであるように、長きに わたり静かすぎるほどの過去なのだろう。語るべき過去などない。それもまたどう であれ、前にしか進まない人生だ。 ここにお安い感傷はなく、最低限の生活の日々を生きる人々の姿を軽快にすら見せる。 ゴミ箱を住処とする友人さえ心配するのはゴミが増え過ぎて寝場所を狭くされることだ。 カウリスマキはけして絶望を見せない。 それは社会の無慈悲なシステムが絶望を強いるからだ。 しかし、人はシステムの奴隷、僕ではなく、生を謳歌すべきために生まれた人類だからなのだ。 この商品を買った人は他にこんな商品も買っています。 |
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