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生きものの記録psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 商品の説明(Amazon.co.jp) 鋳物工場の経営者・中島(三船敏郎)は、あるときから原水爆に異様な関心を示すようになり、全財産を処分して家族全員でブラジルへの移住を企てるが、反対する家族の者たちは裁判所に彼を準禁治産者とする申請を申し立てる。やがて申請は承認され、そのショックと疲労などで中島は狂乱の行動に出てしまう…。 カスタマーレビューピックアップ
アメリカの映画評論家ジョウン・メレン(Joan Mellen)は、この映画(「生きものの記録」)を「核戦争を主題にした最良の映画」と呼んで居る。私も同感である。そして、この映画は、黒澤明監督の最高傑作であると、私は、思ふ。--この映画には、核戦争の場面は登場しない。『渚にて』の様に、放射能によって、人々が死んで行く描写も無ければ、『博士の異常な愛情』の様に、核のボタンを握る権力者を風刺したりもしない。ただ、放射能の恐怖に怯える老人と、老人のその恐怖を理解しない家族の間の断絶を、描くだけなのである。だが、その老人と家族の間の断絶こそが、核の問題の本質である事を、黒澤明監督は、白黒の映像によって、見事に描いて居る。即ち、核戦争から、自分の愛する家族を守りたいと思ふ老人と、そんな事より、工場を経営し、生活して行く事に追はれる彼の家族の間の断絶こそが、人類が、核から解放される事が出来無い理由である事を、黒澤明監督は、描いて居るのである。我々を核と原子力に縛りつけて居るのは、我々の生活である。生命が大切な事は、わかって居る。だが、生活が有るから、我々は、核と原子力から逃げて、何処かに行くと言ふ事が出来無いのである。それが、老人の子供たちが、老人に付いて行こうとしない理由なのである。そして、この単純な現実を直視する事が、いかに恐ろしいかを、この映画は描いて居るのである。言ひ換えるなら、この映画は、核の問題を取り上げる事で、人間の自由の問題を語って居るのであり、そこに、この異様な作品の秀逸さが有ると言へる。(私は、黒澤明監督は、この映画の物語を、「リア王」から着想したのではないか?と、思って居る。)--チェルノブイリ原発事故を経験し、核拡散の懸念が深まる現在、この映画が、多くの若い日本人に見直される事を望む。 (西岡昌紀・内科医/長崎に原爆が投下された日から60年目の日に) |
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