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発売日:2006-11-08
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ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番&第14番&第23番psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 カスタマーレビューピックアップ ココのレビューでも散々書かれている枕詞、「鋼鉄のピアニスト」、ギレリスのベートーヴェン。 そもそもベートーヴェンのソナタ自体が実に幅広い表現を要求されるため、トータルで誰か一人絶対的な人を!?という訳にはいかないでしょう。あとはその人の個性が自分にとって好ましいのか肌に合わないのか!?という世界に入ってくると思います。 私はギレリスのベートーヴェンは好きです。でも、嫌いという人がいてもおかしくない演奏だとも思います。ただ、それはバックハウスにもグルダにも他の誰にでも言えることで、もっと言えば、バックハウスのモノラル盤が好きな人とステレオ再録音盤が好きな人に分かれるような世界だと思います。 そこで、自分が気に入っている3人の演奏、ギレリス、バックハウス、ナット(いきなり!!:笑)の「月光」の演奏評で、それぞれの個性を感じ取って頂きたいと思います。同じような感じで他の演奏家についても誰かレビューして頂けると幸いです。 1:ギレリスの「月光」 誰もいない人里離れたシベリヤの森林の中にひっそりと存在し続けた湖の水面に映し出された月の光。そこには人の手垢、人の気配、いや、人の名残すらまったく感じられない。ただただ透き通った湖面に、青白く光り輝く月光。人間の介入をあくまでも拒み続ける、そんな厳しい自然の、透き通った鋭角的な美しさと偉大さをたたえた演奏。 2:バックハウスの「月光」 シベリヤとまでは言いません。例えれば北海道。別にランクがしたという意味ではありません(笑)。人の入ってきた痕跡は残っています。でも、それは少なからず厳しい自然に打ち勝たなければたどり着けない場所にある湖。そこに映る月の光は、人間に対して受け入れてもよい受容性と、しかし安易には受け入れない厳しさの両面を見事に両立させた演奏。 3:ナットの「月光」 ナットとは、SP時代に活躍したフランスのピアニスト、イヴ・ナットです。例えるならのどかな田舎町の外れに存在する小さな湖に映る月光。あくまでも村人達を優しく見守り続ける母のような慈愛を持った、柔らかな月の光。すでに村人達は眠りにつき、ひっそりと静まりかえった村の外れで、それでも澄んだ光を照らす包容力のあるあたたかな月光のような演奏。 つたない文ですが、ギレリスの特徴を感じ取って頂ければ幸いです。ちなみに、個人的なランキングで言えば、1位:ナット、2位:ギレリス、3位:バックハウスという感じです。他にもブレンデル(後半2回の録音)、バレンボイム、アシュケナージ、アラウ、グルダ、などなど、いろいろな演奏を聴いて参りましたが、個人的にはイマジネーションを感じることができたのはこの3人だけでした。きっと私の肌に合わなかったんですね。肌のあった方々によるレビューを是非お聴かせください。 カスタマーレビューピックアップ ベートーヴェンのソナタを練習していて、いろいろな演奏を 聴きましたが、一番よかったと思います。 上手いと、ついさらっと弾いてしまう演奏家が多い中、一音一音よく 作りこまれているなと感じました。 カスタマーレビューピックアップ エミール・ギレリスは「鋼鉄のタッチ」とも称された比類なき芸術性を秘めたピアニストである。彼の演奏は完璧な技巧と奇を衒わない正攻法の解釈に基づいているため、曲によって出来、不出来というはっきりとした差は全くと言ってよいほど現れない。音色や響きはどちらかと言えば冷たいと感じられるピアニストであるが、ポリーニ程ではないし、決して音楽が無機質なものにならないのは彼が音楽的知性による統制と抒情が類まれな次元で調和しているからであろう。このような芸術性を備えたギレリスは必然的にベートーヴェンの音楽を表現するに当たって最も規範となる演奏家に違いない事はすぐに推測できる。事実、「ミスターベートーヴェン」評されたほど、ベートーヴェン演奏において偉大な足跡を残した。同じくベートーヴェン演奏の権威と言われたバックハウスの古武士のような風格、ケンプのような思索とは異なり、またアラウ程の深みもないが、彼らにある癖のようなものが全くない。つまり、すべての表現が全体の中で見事に調和して存在しているのである。人によっては真面目過ぎて、つまらないと感じる人もいるだろうが、これほどの水準と完成度に達している演奏はほとんどないだろう。 その中でも特に、「熱情」はまさにこれ以上ないといえるほど完全な演奏である。リズム、テンポ、強弱、ダイナミズムがすべて倫理と知性によって統御されており、無上の形で表現されている。フォルテは地響きの如き力を持っているが、統制され、考え抜かれているため、決して安易なヴィルトゥオーゾには堕していない。最初から最後まで緊張の糸がピンと張った真の「熱情」の世界である。この一曲でも偉大な価値を持つ演奏と言えるだろう。 カスタマーレビューピックアップ 作曲家に対するイメージというのは人様々と思いますが、ギレリスのピアノは、まさに私がベートーヴェンに抱くイメージそのものなのです。例えば、月光の第三楽章。猛烈な疾走感、「鋼鉄の巨人」のイメージそのものの強烈な打鍵、冷たく硬質なピアノの音が、行き場のない激情をピアノに叩きつけるベートーヴェンの姿を彷彿とさせるのです。”巨匠”といわれるピアニストでしばしば「アレッ?」と感じるくらいの不自然なテンポ・ルバートが聞かれますが、ギレリスの演奏は、もちろん歌うところはキッチリ歌っていますが、自制の効いた演奏とでもいいましょうか、押しつけがましいところが全くない、何の違和感なく耳に入ってくる自然体の演奏です。”ミスター・ベートーヴェン”の演奏が存分に堪能できるこの名盤がたったの1000円とは安すぎ!。収録曲も3大ピアノソナタと言われる、悲愴、月光、熱情と言うこと無し!。ベートーヴェンのピアノソナタのゴールドスタンダードとして、このCDは絶対にお勧めです。 カスタマーレビューピックアップ
ギレリスのベートーヴェンは高い評価を得ているのは事実である。 確固たる自信をもって、しっかりとした技術で弾いている。 だがギレリスのこ・の・段階の演奏を聴いて、 ベートーヴェンの全てを聴いたと感じないほうがいいだろう。 ベートーヴェンは、より革命的で多彩な表現を 持ち合わせている作曲家なので。。。 例えば第8番「悲愴」の第2楽章がその典型的な例だ。 3度目の主題の繰り返しで、極端におとなしい演奏に徹している。 スタッカートも丁寧に付けている。 これは3部構成を意識した演奏だが、普通に考えて、 ベートーヴェンがそんな単純な構成で終わらせるだろうか? 楽譜ではヘレン原典版では、3度目の繰り返しにスタッカートが 付いていない。一方で校訂版では付いてしまっているという不備 があるのも事実。 しかし演奏を単純に聴いても、繰り返していく中で、 自然な高揚感も意識しているように感じる。 実際そう演奏したほうが音楽の革命家「ベートーヴェン」 らしいし自然だと思う。 この頃のギレリスの演奏は、どこか一辺倒に聴こえる。 試しに違う曲だが、(技術的な衰えはある) アラウのデジタル録音やグリンベルグ (ギレリスと同じ旧ソ連出身)と比較して聴いても、 ギレリスのこの段階の演奏には、 「ベートーヴェン」の様々な表現が足りない気がする。 それは、70年頃に録音したギレリスの変奏曲の録音 も同じ傾向だった。 ギレリスのベートーヴェンは、 (当時は衰えととられる人もいたようだが) 「ハンマークラヴィーア」を録音したぐらいから、 強い一辺倒な音だけでない、「ベートーヴェン」 的な多彩な表現が感じられるようになるのだが、 これら有名曲でもそんな演奏を味わいたかった。 それは贅沢だろうか? 評価は、敢えてその点を厳しく付けているのだが、 このコストで購入できるのは、最高にいいと思う。 曲目リスト この商品を買った人は他にこんな商品も買っています。 |
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