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タイトル、日本語訳するなら「注意」とでもなる。 本書で二人の著者は、「リバタリアン・パターナリズム」を提唱する。それは、「注意を向けさせて、選択させやすいようにする」という発想だ。 人は注意深く選択することはあまりない。だから、誰かをコントロールするためには、価格でインセンティブ付けをするよりも選択の枠組みをいじったほうがいいということになる。すなわち、選択肢をひとに提示するときに計画者に都合の良いようにするのだ。 例もオモシロイ。たとえば空港に汚い男性トイレがあるとする。ハエが便器に描かれると、それを狙うようになるから便器から外れないようになるのだ。 著者の一人が実際に設計に携わった401kプランの例も載っている。デフォルトをいじることで、人々に十分な額の退職金を積立させようという努力だ。始めに少しの量を貯蓄させ、次第に貯蓄させる量を増やしていくプランだと貯蓄量が増えるという話も載っている。官庁の人は読んでみるといいのでは。 最後の方になって、この発想への反論に対する再反論が載っている。 行動経済学の知見をもとに厚生経済学を構築しようという学界の流れを反映して、こういう啓蒙書が出てきているのだろう。日々問題に直面している実務家向けの本といえそうだ。 この商品を買った人は他にこんな商品も買っています。 |
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