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浮草 [DVD]psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 カスタマーレビューピックアップ この映画は、日本映画の至宝である。しかしながら、この名作の知名度が、同じ小津作品の『東京物語』や『晩春』等に較べると、低い事が、私は、残念でならない。(この映画のDVD化が、この隠れた傑作の知名度を上げてくれる事を期待したい。) 一人の老いた旅芸人が居る。その旅芸人がしばしば訪れる、海辺の町に、旅芸人の隠し子である息子が、母親と共に住んで居る。しかし、その隠し子は、しばしば、この町を訪れるその旅芸人が自分の父親である事を知らない。その鄙びた町で、母親と一緒に暮らすその隠し子は、やがて、立派な青年に成長した。ところが、或る夏、一座と共に、その町を再び訪れたその旅芸人は、ふとした諍い(いさかい)から、成長したその息子と、自分が率いる一座の女の間に挟まれ、隠し子に、自分が父親である事を知られる事と成る。そして−− 小津安二郎が、戦後、家族を主題にした作品を作り続けた事は、誰もが知る通りである。しかし、それらの作品の中で、小津の代表作と見なされて来た作品の多くは、東京や鎌倉に住む、安定した家庭を舞台にする物だった。その点で、海辺の田舎町を舞台に、老いた旅芸人とその隠し子を描いたこの作品は、小津の作品の中でも、異彩を放つ物である。 この映画に描かれた日本の風景は、せつないまでに美しい。海の青、太陽の日差し、夕立ち、夜の静けさ、等。それは、今日の目で見れば貧しいが、信じがたいまでに美しく、郷愁に満ちた世界である。−−この旅芸人達の姿には、フェリーニの『道』に通ずる人間の悲しさが有る。−−若い世代に、この映画を強く推薦する。 (西岡昌紀・内科医) カスタマーレビューピックアップ 小津映画は、これと「秋刀魚の味」しか見てない。どうも異色作らしい。 市川崑監督の「鍵」でも共演した中村&京コンビが素晴らしい。 若尾文子もイイ! 追記:その後、いろいろ見ました。カラー作品は「小早川家の秋」以外は、全部見た。「お早よう」は凄い。「小早川家〜」はシナリオだけ読んだ。 カスタマーレビューピックアップ 前々作の「彼岸花」で山本富士子を借りたお返しに大映で撮った作品。大映だからキャメラはもちろん宮川一夫。その宮川のカラー撮影が素晴らしい。松竹の厚田雄春とは全く違う世界を創りあげている。京マチコや若尾文子ら大映の女優陣も松竹とは違った艶やかさがあって、嬉しい。杉村春子もいつもとは違う色っぽさがあって新鮮。それでもなんといっても最高なのが、玉緒のお父さんの先代中村鴈治郎。雨降りの軒下で、通りをはさんで京マチコと罵り合う場面や、ラストの駅の待合室での京マチコとのやりとりは、絶品としか言いようがありません。小津作品のなかではあまり話題になりませんが、名品です。まだのかたは是非どうぞ。 カスタマーレビューピックアップ 小津はやはりヒューマニストだなあと思う。人間が人間たる由来が判っている。完璧な映像美も、その背後に人が人として生きる上での情念の溶岩のふつふつとした活動があるから深みを増す。芸術となる。 絶対の悪人も善人もいない。登場人物の一人一人が、あなたやわたしと同じ生身の人間であるというリアルな感触がある。 ヒューマニズムを標榜する映画も、映像美を追求する映画もあるが、それが同時に成立する奇跡はそれほど頻繁に起こらない。素晴らしいとしか言いようがない。 映画のラストシーン、夜汽車のテールランプの赤い点が遠ざかっていく場面に、衝撃の前衛性がある。 カスタマーレビューピックアップ
私は瀬戸内海沿岸都市の育ちです。昭和四十年くらいまでは、まだノンビリしてました。鴈治郎の一座が久しぶりに小さな島にやって来る、そこには、昔、巡業の際、島の女性(杉村春子)に生ませた息子がいる。 昔、瀬戸内海に島と島の移動には小さな貨客船が使われていた。ちいさいもだと20~30tくらいではなかったろうか。旅役者だけでなく、いわゆるヤクザではなく、ヤクザな人生を送る人が昔は沢山いた。久し振りの興行だったが、客の入りはあまりよくない。おまけに次の興行の先乗りで行った座員が金を持ってトンズラ。一座はにっちもさっちもいかなくなる。一座は芝居道具をリたたき売り、座員の旅費ぐらいは工面し、一座は解散となる。叔父さんとしていた息子とのなかもとうに実の父親としれていた。もう長くはない人生だが、島で落ち着いてノンビリ 暮らすこともできない。淋しいが仕方がない。風呂敷ひとつで駅へ。そこへ、喧嘩別れしたはずの愛人(京マチ子)と会う。どちらからともなく、さあ一緒に行こか、と旅立っていく。脇の役者もよかったなあ。三井研二、田中春男などなど。私が中学くらいまでは私の郷里でもあった世界です。 この商品を買った人は他にこんな商品も買っています。 |
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