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発売日:2005-07
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愛国心 (講談社プラスアルファ文庫)psWorksはAmazon.co.jpの提携サイトです。代金確認、及び商品の発送はAmazon.co.jpが行います。 1500円以上のお買い上げで国内配送料無料!! 中古価格が表示されている商品は[商品詳細]ページでご購入頂けます。 カスタマーレビューピックアップ 思想的に対局にある、西部邁、姜尚中と、田原総一郎の、愛国心をテーマの中心とした、白熱の議論。 戦争・天皇・日米安保・アジア戦略など、さまざまな事柄について、熱く語られている。思想的に高度な部分もあり、ついていくのが難しい部分(特に西部氏)もあるが、政治・思想等について普段意識して考えない自分には、ずいぶん勉強になった。 カスタマーレビューピックアップ 西部氏と姜氏という超豪華カードにまず驚いて、思わずそのまま購入した。西部氏の文を読むのは初めてで、友人から「西部はヤバイ、怖い」と言われていただけなので歴史教科書の件もあってそう思っていたのだが、全然そんなことはなかった。いわゆる右翼というと、やれ外国人を追い出せ、やれ天皇は神だ、というイメージばかりなのでこれは新鮮で、プチ左翼だった私にこういう考え方もあるのか、と大きな影響を与えてくれた。姜氏のことは「ナショナリズムの克服」や「在日」を読んで知っていた。どちらも第一線の論客である。 本書は非常に高レベルな意見が飛び交っている。西部氏の発言にも姜氏の発言にも頷くところが多い。材料は最高級なのだ。だが勿体無いことに、これを生かしきれていない気がする。まず帯にまで「徹底討論!!」と強調しているのに対して二人の意見がそれほど食い違っておらず、あまり討論というようには見えない。細かい話題の都合上仕方ないことだし、これが西部氏と姜氏の見解なのだからどうしろと言うこともできないのだが…。スリリングな展開を期待する人にとっては少し物足りないかもしれない。次にあまり議論が纏まっていない部分が多い。実録だからこれも仕方ないかもしれないが、議論が完結していないのに先に進めることが非常に多い。 こういったあたりで多少不満は残るが、それでもこれが滅多にない好カードであることは間違いないし、やはり高レベルなのだから読んでみて損はないと思う。この話題に興味のある人にはお勧めする。 カスタマーレビューピックアップ 文庫化され、増補されたのを機会に読んでみた。「愛国心」というタイトルから仕方がないと思うのだが、話題が外交に傾斜しすぎている印象を受ける。内政に関しては西部氏と姜氏との見解に大きな差がみられるはずなのだが、外交に関しては両氏とも行き過ぎた対米追従に対しての批判、地政学を主軸とする地域間安全保障体制の構築、といった観点では意見が一致するため、どちらかというと意見の共通性を確認しあうだけの対談となっている。 しかし、西部氏にしても姜氏にしても、日本の知識人を代表する有数の知性の持ち主であるのに、お互いの見解の違いがバトルになることもなく、淡々と時間が過ぎてゆくのはどうしてだろうか? その理由は、本来レフリーの役割をするべき田原総一朗の「でしゃばり」にある。この本を三人の対談と考えればそういうスタンスもありだと思うのだが、残念ながら両氏と田原氏の間には学問的考究の経験や能力において大きな開きがありすぎる。ジャーナリストとして田原氏は両氏の「対談」を活性化させる役割をすべきだったのではなかろうか? 特に、「靖国」の国内的な位置づけに関しては、両氏の間で厳しい対立がみられることは明らかなのに、この点は見事に看過されており、はなはだ面白くない。西部氏と姜氏、二人だけの対談のほうがはるかに面白かっただろう。 カスタマーレビューピックアップ
個々人の著書に見られる論考の深さはない。しかしハードカバー刊行から2年が経過し、東北アジアのナショナリズムの緊張、靖国問題、改憲論が温度を上げている今、再読の価値を感じ文庫を改めて読み直してみた。姜氏.西部氏の解離は一点、「個人としてのアイデンティティ」を「国家と伝統との連続性」に連なるものへ重きを置くか否か、および「限界状況に置かれた場合、選ぶものは私か公」が争点と読める。概ね両者の意見の論理は説得的であるのだが、私自身興味深かったのは田原氏のマネジにより、通常は抽象論しか語らない西部氏の本意を示す具体論が要所で顔を見せる事だった。私論だが「伝統との連続性」に立脚する限り、具体的な政策論としては「ノブレスオブレッジによるエリート主導」システムは必然であり、そこにおいて-すべてとは言わずとも-個人の主張が大幅に制約されるだろう事は否めない。その辺りを通常の西部氏は玉虫色の表現に終止し、何故か具体論として語る事を避ける傾向があるのだが、本書において「キリスト教を個人的宗教とした人であろうとも国家行為による死去であれば、国教である靖国合祀を拒否することはあるまじき行為」と明言がみれた。この理念と思想は民主主義を最低限「個人の分別ある自由」を否定しない制度と仮定しても、果たして共存可能なのか?ともに「東北アジア共同体」を自我理念とする姜氏の論は、個々人が「根無し草」にならずにどのような成立を見せるのか?高度経済システムによるナショナルアイデンティティの担保を喪失した今後の日本の着陸点を熟考する上で、本書は格好の入門書になりうるだろう。 この商品を買った人は他にこんな商品も買っています。 |
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